JP2004072374A - 電子スチルカメラ及び撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被写体像を撮影するCCD12と、押圧操作により撮影を指示するシャッタキー23と、撮影動作全体を統括制御すると共に、上記シャッタキー23の押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化に対する割込み処理として上記CCD12での撮影の開始を指示するメインCPU20と、このメインCPU20での指示に従って上記撮像素子の駆動タイミングをリセットして撮影を開始させ、開始された撮影で得られる画像データの処理を実行する画像処理エンジン13とを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に動きの速い被写体の撮影に好適な電子スチルカメラ及び撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、一般的なデジタルスチルカメラでのシャッタキーの操作に対応した撮影の工程を説明するためのものである。
図3(A)は、常開型のキースイッチでなるシャッタキー1と、このシャッタキー1を含む各種キースイッチの操作信号を処理するサブCPU2、及びカメラ全体の動作制御を行なうメインCPU3の回路構成上の関係を示すものである。
【0003】
シャッタキー1は、その一端に電圧Vが印加され、他端が抵抗Rを介して接地されると共に、サブCPU2に接続される。
【0004】
サブCPU2は、シャッタキー1を含めて全てのキースイッチに対するキーサンプリングを行なうもので、そのキーサンプリングによりシャッタキー1の操作を検出すると、メインCPU3に対してシャッタキー1が操作されたことを通信する。
【0005】
これを受けたメインCPU3は、撮像素子であるCCDを駆動して撮影を実行させ、得た画像データを記録媒体に記録させる。
【0006】
図3(B)は、上記図3(A)の各部位を含む処理工程でのタイミングを例示するものである。
【0007】
図3(B)−(1)は上記シャッタキー1の操作状態を示すもので、離していた状態から、一定時間だけ撮影のために押圧操作を行なったものとする。その際、図3(B)−(2)に示すようにサブCPU2に入力されるポイントAにおけるパルス波形が、その立上がり部分と立下り部分とで多少のチャタリングを有するものとする。
【0008】
サブCPU2では、図3(B)−(3)に示すように所定の時間間隔、例えば10[msec]でシャッタキー1のキーサンプリングを行なっており、図3(B)−(4)に示すように、チャタリング成分を除去するべくサブCPU2に入力されるパルス波形(操作信号)のオン状態が3回連続してサンプリングされた時点でシャッタキー1が操作されたものと判断し、その後、サブCPU2に入力されるパルス波形のオフ状態が3回連続してサンプリングされた時点でシャッタキー1が離されたものと判断する。
【0009】
したがって、サブCPU2は、図3(B)−(5)に示すように上記シャッタキー1が操作されたと判断した時点、及びシャッタキー1が離されたと判断した時点でそれぞれメインCPU3への通信によりシャッタキー1の操作状態を通知する。
【0010】
サブCPU2からの通知を受けたメインCPU3は、サブCPU2からの通知を受けた後、図3(B)−(6)に示すようにCCDを駆動して撮影を行なうモードに切換える。この時点で、図示する如く始めにシャッタキー1が押圧操作されてから60[msec]程度の時間が経過している。
【0011】
しかるに、その時点でCCDが高速ドラフトモードとも呼称される、撮影している画像を液晶モニタ画面でスルー画像として表示するモード下での表示レートを例えば毎秒30枚とした場合、図3(B)−(7)で垂直同期パルスVDの印加パターンを示すようにCCDは約33[msec]周期で駆動されていることとなる。
【0012】
したがって、図3(B)−(8)に示すように上記メインCPU3が撮影を行なうモードに切換えてから最小0[msec]、最大約33[msec]の遅れを持ってCCDは上記高速ドラフトモードから実際の露光動作に移行することになる。
【0013】
その結果、始めにシャッタキー1が押圧操作されてから実際に露光動作に入るまでに最大で約100[msec]程度のタイムラグを生じることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した如くシャッタキーの操作から露光動作を開始するまでのタイムラグが最大で約100[msec]程度と大きいと、特に動きの速い被写体を撮影する場合に、シャッタチャンスを逃してしまうことも多々あり得る。
【0015】
例えば、所謂「置きピン」あるいは「キャッチインフォーカス」と呼ばれる技術を用いて、100[km/h]で走行する自動車を撮影する場合、その自動車が走行するであろう位置に予めピントを合せてフレーミングしておき、その自動車の中心が当該位置を通過した時点でシャッタキーを操作したものとすると、上記100[msec]のタイムラグにより実際に露光動作が開始されるのはその自動車が当該位置から約2.8[m]通過した時点である。
【0016】
その自動車の全長が4[m]であり、当該位置を中心にして通過路に沿って上記自動車の全長の2倍(=8[m])の範囲が写るようにフレーミングしていたとすると、本来は画像フレームの中央に写っていなければならない自動車の中央部と後部のみが写り、自動車の前部が該フレームから外れてしまった写真が得られることになり、明らかに上記タイムラグが原因で所望する構図の写真が得られないことがわかる。
【0017】
加えて、上記図3(B)−(6)〜(8)に示した如く、メインCPU3がCCDの動作モードを切換えてから、CCDの駆動周期に則って実際に露光動作が開始されるまでの間が0[msec]乃至33[msec]であり、これを含むタイムラグ全体としてもその幅が一定していない。
【0018】
シャッタキー操作に付随するタイムラグは、小さいにこしたことはないが、大きかったとしても、常時その幅が一定していれば、そのカメラ固有の「癖」としてユーザがカメラの使用を習熟するにつれてある程度は吸収することが可能である。
【0019】
しかしながら、タイムラグがその時によって変動すると、いつまでたってもユーザが上記タイムラグの程度を把握することができず、結果として被写体や撮影方法を限定してしまうことになる。
【0020】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグを充分に小さく、且つ一定にすることが可能な電子スチルカメラ及び撮像方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、被写体像を撮影する撮像素子と、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、撮影動作全体を統括制御すると共に、上記シャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出して上記撮像素子での撮影の開始を指示する主制御手段と、この主制御手段での指示に従って上記撮像素子の駆動タイミングをリセットして撮影を開始させ、開始された撮影で得られる画像データの処理を実行する画像処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0022】
このような構成とすれば、サンプリング及びチャタリング除去を行なわずにシャッタキーの押圧操作を主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理により撮影の開始を指示し、この指示に応じて撮像素子の周期的な駆動をリセットして直ちに露光動作に移行するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることが可能となる。
【0023】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記シャッタキー以外のキースイッチの操作信号を一定時間毎のサンプリングにより得、得た操作信号に対応する情報を上記主制御手段に通知する副制御手段をさらに具備したことを特徴とする。
【0024】
このような構成とすれば、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、シャッタキー以外のキースイッチについては副制御手段であるサブCPUがサンプリング処理を行ない、操作されたキーに対応する情報を主制御手段であるメインCPUに通知して必要な動作制御に移行するようにしたため、メインCPUの負担を軽減できる。
【0025】
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記主制御手段は、上記シャッタキーの押圧操作の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断することを特徴とする。
【0026】
このような構成とすれば、上記請求項1または2記載の発明の作用に加えて、結果としてシャッタキーの押圧操作からオフ状態に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【0027】
請求項4記載の発明は、被写体像を撮影する撮像素子と、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、撮影動作全体を統括制御すると共に、上記シャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号のオン状態を検出して上記撮像素子での撮影の開始を指示する主制御手段と、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作による操作信号を直接入力し、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作時の操作信号のオン状態を検出し、検出した操作信号に対応する情報を上記主制御手段に通知する副制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0028】
このような構成とすれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作に対しては、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて撮影の開始を指示することで、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にする一方で、シャッタキー以外のキースイッチの操作に対しては副制御手段であるサブCPUが直接受け付けて、操作されたキーに対応する操作情報を主制御手段であるメインCPUに通知して必要な動作制御に移行するようにしたため、メインCPUの負担を軽減でき、加えてメインCPUに複数のキースイッチ毎の入力端子を設ける必要がない。
【0029】
請求項5記載の発明は、被写体像を撮影する撮像素子と、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、このシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出した場合、または上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオン状態が1回検出された場合に上記撮像素子での撮影の開始を指示するとともに、上記シャッタキーの押圧操作状態の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断する主制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0030】
このような構成とすれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作時当初には、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理または1回のキーサンプリング検出により撮影の開始を指示するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることを可能とする一方で、それほどの応答速度が必要とされない該シャッタキーの押圧操作解除時にはサンプリング及びチャタリング除去の処理を行なうようにしたため、結果としてシャッタキーの押圧操作から解除に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【0031】
請求項6記載の発明は、撮影動作全体を統括制御すると共に、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの操作信号を直接入力し、該シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出して撮像素子での撮影の開始を指示する主制御工程と、この主制御工程での指示に従って上記撮像素子の駆動タイミングをリセットして撮影を開始させ、開始された撮影で得られる画像データの処理を実行する画像処理工程とを有したことを特徴とする。
【0032】
このような方法とすれば、サンプリング及びチャタリング除去を行なわずにシャッタキーの押圧操作をメインCPUで直接受付けて割込み処理により撮影の開始を指示し、この指示に応じて撮像素子の周期的な駆動をリセットして直ちに露光動作に移行させるようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることが可能となる。
【0033】
請求項7記載の発明は、撮影動作全体を統括制御すると共に、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号のオン状態を検出して撮像素子での撮影の開始を指示する主制御工程と、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作による操作信号を直接入力し、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作時の操作信号のオン状態を検出し、検出した操作信号に対応する情報を上記主制御工程に移管させる副制御工程とを有したことを特徴とする。
【0034】
このような方法とすれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作をメインCPUが直接受付けて撮影の開始を指示することで、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にする一方で、シャッタキー以外のキースイッチの操作に対してはサブCPUが受付けて、操作されたキーに対応する操作情報をメインCPUに通知して必要な動作制御に移行させるようにしたため、メインCPUの負担を軽減でき、加えてメインCPUに複数のキースイッチ毎の入力端子を設ける必要がない。
【0035】
請求項8記載の発明は、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出した場合、または上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオン状態が1回検出された場合に上記撮像素子での撮影の開始を指示する第1の制御工程と、上記シャッタキーの押圧操作状態の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断する第2の制御工程とを有したことを特徴とする。
【0036】
このような方法とすれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作時当初には、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理または1回のキーサンプリング検出により撮影の開始を指示するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることを可能とする一方で、それほどの応答速度が必要とされない該シャッタキーの押圧操作解除時にはサンプリング及びチャタリング除去の処理を行なうようにしたため、結果としてシャッタキーの押圧操作から解除に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下本発明をデジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と略称する)に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
【0038】
図1はその回路構成を示すもので、10がデジタルカメラである。このデジタルカメラ10は、基本モードとして撮影モードと再生モードとを切換えて設定可能であり、撮影モードでのモニタリング状態においては、レンズ光学系11の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD12が、画像処理エンジン13内のタイミング発生器(TG)14、ドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
【0039】
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプル・A/D変換回路(CDS/ADC)16でサンプルホールドされてからデジタルデータに変換され、画像処理エンジン13内のカラープロセス回路17へ出力される。
【0040】
カラープロセス回路17は、サンプル・A/D変換回路16から送られてくる画像のデジタルデータに対する画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行ない、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成してDMAコントローラ(Direct Memory Access)18に出力する。
【0041】
DMAコントローラ18は、カラープロセス回路17の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路17からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ18内部のバッファに書込んだ後、画像処理エンジン13外の、例えばSDRAMで構成され、バッファメモリとして使用されるワークメモリ19にDMA転送出力する。
【0042】
メインCPU20は、このデジタルカメラ10全体の動作を統括制御するべく画像処理エンジン13に対して接続されるものであり、上記輝度及び色差信号のワークメモリ19へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をワークメモリ19から読出し、画像処理エンジン13内のLCDインターフェイス(I/F)21を介してビデオ信号化してからLCDモジュール22に出力する。
【0043】
このLCDモジュール22は、例えばバックライト付のカラー液晶表示パネルとその駆動回路とで構成され、デジタルカメラ10本体の背面側に配設されて、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、LCDインターフェイス21を介しての表示を行なうことで、その時点でCCD12により取込んでいる画像を表示することとなる。
【0044】
このようにLCDモジュール22にその時点での撮影画像をモニタ画像としてリアルタイムに表示させている状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでシャッタキー23を押圧操作すると、操作信号を発生する。
【0045】
メインCPU20は、このシャッタキー23からの操作信号に応じてその時点でCCD12での取込み動作をリセットして記録保存の状態に遷移する。
【0046】
この記録保存の状態では、メインCPU20が次にワークメモリ19に書込まれる1フレーム分の輝度及び色差信号をY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出し、上記画像処理エンジン13内のDMAコントローラ18、JPEG(Joint Photograph coding Experts Group)インターフェイス(I/F)24を介してJPEG回路25に書込み、このJPEG回路25でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
【0047】
そして、得た符号データを1画像のデータファイルとして該JPEG回路25から読出し、同じく画像処理エンジン13内のカードインターフェイス(I/F)26を介して、このデジタルカメラ10の記録媒体として着脱自在に装着される、不揮発性メモリであるフラッシュメモリを封入したメモリカード27に書込む。なお、図中の28は、メモリカード27を装脱するためのコネクタである。
【0048】
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及びメモリカード27への全圧縮データの書込み終了に伴なって、メインCPU20は再び上記LCDモジュール22でモニタ画像を表示するモードに復帰する。
【0049】
なお、メインCPU20にはさらに、上記画像処理エンジン13及びワークメモリ19の他に、フラッシュメモリ29及びサブCPU30を接続している。
【0050】
フラッシュメモリ29は、ブロック単位で内容が書換え可能なEEPROMであり、その一部を上記メインCPU20の動作プログラムを記憶したプログラムROMとしてメモリプロテクトをかけて使用する一方、その他の部分を上記メモリカード27と同様、撮影した画像データを記録するための内蔵メモリとして使用するものとする。
【0051】
サブCPU30は、上記シャッタキー23以外の複数のキースイッチからなるキー入力部31のキーサンプリングを行ない、操作されたキーの内容に応じた操作信号を上記メインCPU20及び画像処理エンジン13に通知する。
【0052】
また、上記画像処理エンジン13内ではさらに、DMAコントローラ18に対してUSB(Universal Serial Bus)インターフェイス(I/F)32及びビデオ回路33が接続される。
【0053】
USBインターフェイス32は、USB規格に準拠し、USB端子34を介して外部から入力される画像データを上記メモリカード27またはフラッシュメモリ29に記録させる際、及び上記メモリカード27またはフラッシュメモリ29に記録させている画像データを読出し、USB端子34を介して外部に出力する際の入出力制御を行なう。
【0054】
ビデオ回路33は、再生モード時にメモリカード27またはフラッシュメモリ29から読出される画像データをビデオ信号化してD/A変換回路35へ出力する。
【0055】
D/A変換回路35は、ビデオ回路33から送られてくるデジタル値のビデオ信号をアナログ化し、ビデオ端子36に接続される外部機器へ出力する。
【0056】
なお、上記キー入力部31は、上述した如くシャッタキー23以外のキースイッチを備えるものであり、例えば、基本モードである撮影(REC)モードと再生(PLAY)モードとを切換えるモード切換えキー、各種メニュー項目を表示させる「メニュー」キー、画像や各種詳細モードの選択、メニュー選択項目の指定等のために上下左右各方向を指示するための十字キー、この十字キーの中央部に配置され、その時点で選択されている内容を指示設定する「セット」キー、上記LCDモジュール22での表示をオン/オフするディスプレイキー等から構成されるものとする。
【0057】
次に上記実施の形態の動作について説明する。
【0058】
図2(A)は、常開型のキースイッチでなる上記シャッタキー23と、このシャッタキー23の操作信号を割込入力端子より入力する上記メインCPU20の回路構成上の関係を示すものである。
【0059】
シャッタキー23は、その一端に電圧Vが印加され、他端が抵抗Rを介して接地されると共に、メインCPU20の割込入力端子に接続される。
【0060】
シャッタキー23の操作信号を直接受けたメインCPU20は、割込み処理として直ちに撮像素子であるCCD12を駆動して撮影を実行させ、得た画像データに対して画像処理エンジン13内で所定の画像処理を施した後に記録媒体であるメモリカード27に記録させる。
【0061】
図2(B)は、上記図2(A)の各部位を含む処理工程でのタイミングを例示するものである。
【0062】
図2(B)−(1)は上記シャッタキー23の操作状態を示すもので、離していた状態から、一定時間だけ撮影のために押圧操作を行なったものとする。その際、図2(B)−(2)に示すようにメインCPU20に入力されるポイントBにおけるパルス波形が、その立上り部分と立下り部分とで多少のチャタリングを有するものとする。
【0063】
メインCPU20では、この最初の立上り部分により割込み処理として図2(B)−(4)に示す如く即時シャッタキー23が操作されたものと判断し、直ちに図2(B)−(6)に示すようにCCD12に垂直同期パルスVDを印加して直接リセット駆動すると共に、それに続いて図2(B)−(5)に示すようにCCD12による撮影動作モードとしてサブCPU30からの他のキー入力部31のキー操作に対応するキー入力処理を制限する。この時点で、図示する如く始めにシャッタキー23が押圧操作されてからのタイムラグは、ほとんどない。
【0064】
その後、図2(B)−(6)に示したCCD12の垂直同期パルスVDの終了タイミング、具体的には立上りのタイミングをもって図2(B)−(7)に示す如くCCD12での動作モードがそれまでのモニタ表示用の高速ドラフトモードから実際の露光動作に移行する。
【0065】
ここで、上記シャッタキー23が押圧操作されてから実際に露光動作を開始するまでに要するタイムラグは、ほぼ上記垂直同期パルスVDの幅に準じ、図2(B)−(7)に示すように10[msec]程度となる。
【0066】
しかして、露光動作終了後、上記図2(B)−(6)に示す垂直同期パルスVDに従って、CCD12では図2(B)−(7)に示すように蓄積した電荷を1フレーム分読出すフレーム読出しモードに移行する。
【0067】
一方、図2(B)−(1)に示すようにシャッタキー23の押圧操作が解除され、それに連れて図2(B)−(2)に示すポイントBにおける電圧波形が多少のチャタリングを生じたものとする。
【0068】
この場合、メインCPU20はシャッタキー23の操作解除を図2(B)−(3)に示すキーサンプリングに基づいて認識し、且つチャタリング除去のために連続して複数回、例えば3回電圧波形(操作信号)のオフ状態を検出した時点で図2(B)−(4)に示す如く始めてシャッタキー23が離されたと判断する。
【0069】
このように、シャッタキー23の操作信号をサブCPU30を介さず、直接メインCPU20に入力するものとし、且つシャッタキー23の押圧操作当初の判断をキーサンプリングではなく直接割込みの信号によりチャタリング除去なしに判断するものとした。
【0070】
したがって、メインCPU20では、シャッタキー23の押圧操作を最優先として、実質的にほとんどタイムラグなしにリアルタイムで撮影動作に移行することができる。
【0071】
その場合、シャッタキー23の押圧操作当初に操作信号にチャタリングが生じているにもかかわらず、チャタリングを無視して該操作信号の変化当初にこれを検出したメインCPU20が直ちに撮影動作に移行するようにしているが、チャタリングはしばらくするとおさまり安定したオン状態の操作信号に必ず変化するため何ら支障はない。
また、シャッタキー23の押圧操作の解除を、メインCPU20がキーサンプリングによりチャタリング成分を除去した上で判断するようにした。
【0072】
そのため、チャタリング除去なしのキーサンプリングやキー割り込み処理によりシャッタキー23の押圧操作の解除を判断しようとすると、シャッタキー23の押圧操作当初の操作信号にチャタリングが生じた場合に操作信号のオン状態の後のオフ状態を検出してシャッタキー23の押圧操作が解除されたと誤って判断してしまう可能性があるが、これを防止することができ、加えてユーザの手指がシャッタキー23を「離した」時に生じる可能性のあるチャタリングの影響を排除し、シャッタキー23の操作状態を的確に判断することができる。
【0073】
さらに、シャッタキー23の押圧判断と解除判断の両方をチャタリング除去なしのキーサンプリングやキー割り込み処理で実現しようとする場合と比較して判断処理を簡素化できる。また、シャッタキー23の解除判断は判断速度が要求されないので悪影響が全くない。
【0074】
加えて、サブCPU30を介さずにメインCPU20に直接シャッタキー23の操作信号を割込み信号として入力するため、割込み信号用の入力端子がメインCPU20に必要になることを除いて、なんらデメリットを生じずに上述した如く実質的にタイムラグを解消することができる。
【0075】
さらに、メインCPU20からの指示を受けた画像処理エンジン13により、CCD12をそれまでのモニタ駆動状態から直ちに駆動をリセットして露光動作に移行させるものとした。
【0076】
これにより、CCD12の直接リセットが完了した時点ですぐに露光動作を開始できるため、上記図2で示した例で約10[msec]程度と、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることが可能となる。
【0077】
また、シャッタキー23以外の、微小なタイムラグが操作性に影響を与えないキー入力部31の各種キースイッチの操作に関しては、サブCPU30がキーサンプリングを行なうことでその操作を検出し、操作されたと判断したキーに対応し操作信号をメインCPU20に通知して必要な動作制御に移行するようにしたため、メインCPU20の負担を軽減できる。
【0078】
なお、上記実施の形態では、シャッタキー23の押圧操作当初の判断をキーサンプリングではなく直接割込みの信号によりチャタリング除去なしに判断するものとしたが、チャタリング除去なしのキーサンプリング、すなわち操作信号のオン状態をキーサンプリングにより1回検出するとシャッタキーが押圧操作されたものとして判断するようにしてもよい。
【0079】
この場合、上記実施の形態と比較して最大10[msec](サンプリング間隔)のタイムラグを生じてしまうものの、従来例と比較するとなお大きなアドバンテージを有する。
【0080】
その他、本発明は上記実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
【0081】
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0082】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、サンプリング及びチャタリング除去を行なわずにシャッタキーの押圧操作を主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理により撮影の開始を指示し、この指示に応じて撮像素子の周期的な駆動をリセットして直ちに露光動作に移行するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることが可能となる。
【0083】
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、シャッタキー以外のキースイッチについては副制御手段であるサブCPUがサンプリング処理を行ない、操作されたキーに対応する情報を主制御手段であるメインCPUに通知して必要な動作制御に移行するようにしたため、メインCPUの負担を軽減できる。
【0084】
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1または2記載の発明の効果に加えて、結果としてシャッタキーの押圧操作からオフ状態に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【0085】
請求項4記載の発明によれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作に対しては、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて撮影の開始を指示することで、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にする一方で、シャッタキー以外のキースイッチの操作に対しては副制御手段であるサブCPUが直接受け付けて、操作されたキーに対応する操作情報を主制御手段であるメインCPUに通知して必要な動作制御に移行するようにしたため、メインCPUの負担を軽減でき、加えてメインCPUに複数のキースイッチ毎の入力端子を設ける必要がない。
【0086】
請求項5記載の発明によれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作時当初には、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理または1回のキーサンプリング検出により撮影の開始を指示するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることを可能とする一方で、それほどの応答速度が必要とされない該シャッタキーの押圧操作解除時にはサンプリング及びチャタリング除去の処理を行なうようにしたため、結果としてシャッタキーの押圧操作から解除に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【0087】
請求項6記載の発明によれば、サンプリング及びチャタリング除去を行なわずにシャッタキーの押圧操作をメインCPUで直接受付けて割込み処理により撮影の開始を指示し、この指示に応じて撮像素子の周期的な駆動をリセットして直ちに露光動作に移行させるようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることが可能となる。
【0088】
請求項7記載の発明によれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作をメインCPUが直接受付けて撮影の開始を指示することで、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にする一方で、シャッタキー以外のキースイッチの操作に対してはサブCPUが受付けて、操作されたキーに対応する操作情報をメインCPUに通知して必要な動作制御に移行させるようにしたため、メインCPUの負担を軽減でき、加えてメインCPUに複数のキースイッチ毎の入力端子を設ける必要がない。
【0089】
請求項8記載の発明によれば、特に高速応答が必要とされるシャッタキーの押圧操作時当初には、主制御手段であるメインCPUが直接受付けて割込み処理または1回のキーサンプリング検出により撮影の開始を指示するようにしたため、シャッタキーを操作してから実際の露光動作を開始するまでのタイムラグをほとんど無視できる程度に小さく且つ一定にすることを可能とする一方で、それほどの応答速度が必要とされない該シャッタキーの押圧操作解除時にはサンプリング及びチャタリング除去の処理を行なうようにしたため、結果としてシャッタキーの押圧操作から解除に至る一連の動作中のチャタリングによる影響を確実に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るデジタルスチルカメラの回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るシャッタキーの操作に対応した撮影の工程を説明する図。
【図3】一般的なデジタルスチルカメラでのシャッタキーの操作に対応した撮影の工程を説明する図。
【符号の説明】
1…シャッタキー
2…サブCPU
3…メインCPU
10…デジタルカメラ
11…レンズ光学系
12…CCD
13…画像処理エンジン
14…タイミング発生器(TG)
15…ドライバ
16…サンプル・A/D変換回路(CDS/ADC)
17…カラープロセス回路
18…DMAコントローラ
19…ワークメモリ
20…メインCPU
21…LCDインターフェイス(I/F)
22…LCDモジュール
23…シャッタキー
24…JPEGインターフェイス(I/F)
25…JPEG回路
26…カードインターフェイス(I/F)
27…メモリカード
28…コネクタ
29…フラッシュメモリ
30…サブCPU
31…キー入力部
32…USBインターフェイス(I/F)
33…ビデオ回路
34…USB端子
35…D/A変換回路
36…ビデオ端子
Claims (8)
- 被写体像を撮影する撮像素子と、
押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、
撮影動作全体を統括制御すると共に、上記シャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出して上記撮像素子での撮影の開始を指示する主制御手段と、
この主制御手段での指示に従って上記撮像素子の駆動タイミングをリセットして撮影を開始させ、開始された撮影で得られる画像データの処理を実行する画像処理手段と
を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 上記シャッタキー以外のキースイッチの操作信号を一定時間毎のサンプリングにより得、得た操作信号に対応する情報を上記主制御手段に通知する副制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
- 上記主制御手段は、上記シャッタキーの押圧操作の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断することを特徴とする請求項1または2記載の電子スチルカメラ。
- 被写体像を撮影する撮像素子と、
押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、
撮影動作全体を統括制御すると共に、上記シャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号のオン状態を検出して上記撮像素子での撮影の開始を指示する主制御手段と、
上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作による操作信号を直接入力し、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作時の操作信号のオン状態を検出し、検出した操作信号に対応する情報を上記主制御手段に通知する副制御手段と
を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 被写体像を撮影する撮像素子と、
押圧操作により撮影を指示するシャッタキーと、
このシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出した場合、または上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオン状態が1回検出された場合に上記撮像素子での撮影の開始を指示するとともに、上記シャッタキーの押圧操作状態の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断する主制御手段と
を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。 - 撮影動作全体を統括制御すると共に、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの操作信号を直接入力し、該シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出して撮像素子での撮影の開始を指示する主制御工程と、この主制御工程での指示に従って上記撮像素子の駆動タイミングをリセットして撮影を開始させ、開始された撮影で得られる画像データの処理を実行する画像処理工程と
を有したことを特徴とする撮像方法。 - 撮影動作全体を統括制御すると共に、押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号のオン状態を検出して撮像素子での撮影の開始を指示する主制御工程と、
上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作による操作信号を直接入力し、上記シャッタキー以外のキースイッチの押圧操作時の操作信号のオン状態を検出し、検出した操作信号に対応する情報を上記主制御工程に移管させる副制御工程と
を有したことを特徴とする撮像方法。 - 押圧操作により撮影を指示するシャッタキーの押圧操作による操作信号を直接入力し、シャッタキー押圧操作時の操作信号の当初変化を割込み処理により検出した場合、または上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオン状態が1回検出された場合に上記撮像素子での撮影の開始を指示する第1の制御工程と、
上記シャッタキーの押圧操作状態の解除を、上記操作信号に対する一定時間毎のサンプリングにより該操作信号のオフ状態が所定回数連続して得られた場合に判断する第2の制御工程と
を有したことを特徴とする撮像方法。
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