JP2004068438A

JP2004068438A - Marking pole

Info

Publication number: JP2004068438A
Application number: JP2002229934A
Authority: JP
Inventors: Yusuke Okada; 岡田　祐介; Akihiko Wake; 和気　昭彦; Motoyuki Tanaka; 田中　元行
Original assignee: Kurashiki Kako Co Ltd
Current assignee: Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date: 2002-08-07
Filing date: 2002-08-07
Publication date: 2004-03-04
Anticipated expiration: 2022-08-07
Also published as: JP4078146B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a marking pole which is improved in durability and in manufacturing efficiency. <P>SOLUTION: According to the structure of the marking pole, a main body 11 which is obtained by connecting upper and lower metal pipes 15, 16 to each other via a coil spring 18, is press-fitted into a trunk 32, and a cap 33 is bonded to the upper end of the trunk 32. Then the body 11 is subjected to electrodeposition-coating. The trunk 32 and the cap 33 are each made of rubber chips bound with a polyurethane binder. The upper pipe 15 and the cap 33 are bonded to each other with a polyurethane adhesive or an epoxy adhesive. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車止めのために設置される標示用ポールに関し、特に、その耐久性を向上させつつ、製造を容易にする対策に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、例えば車道の分離線として、また車道と歩道との境界線として、また公園や街路等の車止め用として一般に標示用のポールが使用されている。この標示用のポールとして、例えば実公平６−４５４５０号公報に開示されているように、細長い円筒状の本体部と、該本体部の外側を覆う中空外装部とを備えたものが知られている。
【０００３】
上記公報に開示されているポールでは、本体部として複数の金属パイプをコイルばねで接合してなるものが用いられ、このポールの上部は中空外装部を構成するエラストマー緩衝部からなり、また中間部は上記コイルばねが配置されることで屈曲復元可能となっており、また下部は上記金属パイプが配置されていて例えば地面に固定可能となっている。
【０００４】
一方、実公平７−４７４４９号公報には、標示用のポールとして、その外装部をゴムチップにウレタン系バインダを混合した混合物を所定の型に流し込むことで中空状に成形することが開示されている。このポールでは、外装部内に配置される金属製本体部は、上端が半球状に形成されていて外装部における高さ方向中間部まで嵌挿されており、こうして本体部の上端部を半球状に形成することにより、外装部が撓んだときに滑らかに変形させるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された従来のものでは、何れも本体部が金属からなるものであるために、錆が発生することは避けられず、この防錆対策が不十分であると、ポールの耐久性が低下する。
【０００６】
また、外装部に本体部を圧入してポールを製造する場合には、この圧入をスムーズに容易に行い得ないために製造効率が悪いという問題があった。
【０００７】
そこで、本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、標示用のポールの耐久性を向上しつつ、その製造効率を向上させることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、金属からなる本体部に電着塗装を施し、この本体部を中空の外装部に圧入するようにしたものである。
【０００９】
具体的に、請求項１の発明は、金属からなる本体部と、上記本体部が圧入される中空の外装部とを備える標示用ポールを前提として、上記本体部は電着塗装されている。
【００１０】
また、請求項２の発明は、複数の金属パイプが撓み可能に直列に連結された本体部と、上記本体部が圧入される中空の外装部とを備える標示用ポールを前提として、上記本体部の金属パイプは電着塗装されている。
【００１１】
また、請求項３の発明は、請求項２の発明において、本体部の金属パイプは、コイルばねを介して連結されている。
【００１２】
また、請求項４の発明は、請求項１から３の何れか１項の発明において、外装部は、本体部が非接着状態で挿入される筒状の胴体部と、該胴体部の先端部に被せられるキャップ部とからなる。
【００１３】
また、請求項５の発明は、請求項４の発明において、胴体部は、ゴムチップを合成樹脂系のバインダで結合してなるものである。
【００１４】
また、請求項６の発明は、請求項５の発明において、キャップ部は、ゴムチップをウレタン系のバインダで結合してなり、本体部と上記キャップ部とは接着されている。
【００１５】
また、請求項７の発明は、請求項６の発明において、キャップ部はウレタン系又はエポキシ系の接着剤により胴体部と接着されている。
【００１６】
また、請求項８の発明は、請求項４又は５の発明において、キャップ部は本体部に締結されている。
【００１７】
すなわち、請求項１の発明では、中空の外装部に圧入する金属からなる本体部を電着塗装するようにしたために、上記本体部の防錆性を著しく向上させることができる。さらに、上記本体部が電着塗装されることによって表面が滑らかとなって外装部が滑り易くなるために、本体部の外装部への圧入が容易となり、外装部の組付け効率を著しく向上させることができる。
【００１８】
また、請求項２の発明では、本体部の金属パイプを電着塗装することにより、該金属パイプの防錆性を著しく向上させることができる。さらに、金属パイプが電着塗装されることで表面が滑らかとなって外装部が滑り易くなるために、本体部の外装部への圧入が容易となり、外装部の組付け効率を著しく向上させることができる。
【００１９】
また、金属パイプの圧入が容易となることで本体部を外装部の全体に亘って圧入することができるようになる。この結果、標示用ポールの設置後に車両の衝突等によって本体部が撓んだときにおいて、外装部が金属パイプの先端部から局所的に外力を受けることがないために、該外装部が破断するのを抑制することができる。
【００２０】
さらに、金属パイプが電着塗装されていることで外装部の金属パイプに対する滑り性が向上されている結果、本体部の撓み時に外装部が引っ張られ難くなるために、外装部に亀裂が生じ難くなり、該外装部の耐久性を向上させることができる。
【００２１】
また、請求項３の発明では、本体部の金属パイプを、コイルばねを介して連結させる構成としたために、所定の外力が付加されたときに本体部を確実に撓ませることができる。これにより、例えば車両等の衝突時には容易に衝撃を緩和することができる。また、コイルばねにより本体部を撓ませる構成であるために、剛性、撓み量等の設計を容易に行うことができる。
【００２２】
また、請求項４の発明では、外装部を本体部が挿入される胴体部と、該胴体部の先端部に被せられるキャップ部とにより構成し、この外装部の胴体部と本体部とは接着しないようにしたために、傷んだ場合等に外装部のみを容易に取り替えることが可能となる。さらに、本体部が電着塗装されることで防錆性が向上されて長寿命化が図られているために、外装部を取り替えれば本体部を繰り返し使用することができ経済的である。
【００２３】
また、本体部と胴体部との接着剤が不要となり、組立コストを低減することができる。そして、本体部と胴体部とが接着されていないために、リサイクルしやすく、またリサイクル時の分別コストを低減することもできる。
【００２４】
また、本体部が撓み可能に構成される場合において該本体部が外力を受けて撓んだときには、本体部と外装部の胴体部とを接着しないようにすることにより、上記胴体部が本体部によって軸方向に引っ張られるのを抑制することができる。この結果、本体部が撓んだときにも胴体部に亀裂が生じ難くなり、外装部の耐久性を向上することができる。
【００２５】
また、請求項５の発明では、従来、外装部がゴムチップを合成樹脂系のバインダで結合して構成されている場合には本体部の圧入が容易ではなかったが、本体部を電着塗装することにより、該本体部の外装部への圧入を容易に行うことができるようになる。この結果、廃タイヤ等を利用したリサイクルのゴムチップを使用することが可能となり、環境対策にもなる。さらに、標示用ポールの製造コストを低減することもできる。
【００２６】
また、請求項６の発明では、キャップ部を、ゴムチップをウレタン系のバインダで結合したもので構成し、このキャップ部と本体部とを接着するようにしたために、本体部とキャップ部との接着を良好に行うことができる。つまり、キャップ部を構成するウレタン系バインダと電着塗装との接着性がよいために、キャップ部の接着強度を向上させることができる。
【００２７】
また、請求項７の発明では、胴体部とキャップ部とはウレタン系又はエポキシ系の接着剤により接着される。このとき、ウレタン系の接着剤を使用する場合には外装部の弾性を維持しながら両者を接着することができ、また、エポキシ系の接着剤を使用する場合には、接着強度をより向上させることができる。そして、胴体部とキャップ部とを接着することにより、雨水等の侵入を防止して長寿命化を図ることができる。
【００２８】
また、請求項８の発明では、本体部とキャップ部とを締結するようにしたために、長期間に亘ってキャップ部を本体部に固定しておくことができる。
【００２９】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【００３０】
図１及び図２に示すように、本発明の実施形態１に係る標示用ポール１０は、例えば地面に固定可能な固定式に構成されるもので、可撓性を有する本体部１１と、該本体部１１が圧入される中空の外装部１２とを備えている。この標示用ポール１０は、例えば車線の分離線として、また車道と歩道との境界線として、また公園や街路等の車止め用として、あるいは仕切り等として屋外で設置されて、標柱として使用されるようになっている。
【００３１】
上記本体部１１は、鋼管からなる複数の金属パイプ１５，１６がコイルばね１８を介して連結されて構成されている。即ち、上記本体部１１は、所定の間隔をおいて配置される略同径の上部パイプ１５及び下部パイプ１６を備え、この両パイプ１５，１６に金属製（綱製）の上記コイルばね１８が嵌挿されて溶接固定されることで、両パイプ１５，１６が連結されている。
【００３２】
上記下部パイプ１６の下端部は、上記外装部１２よりも下方に延出される延出部２０を備えていて、この延出部２０には、ボルト２１を挿通させる貫通孔２２が設けられている。そして、上記標示用ポール１０の延出部２０は、図１に示すように、地中に嵌挿される。例えば、地面に凹設された設置穴２５の底面に形成された基礎としてのクラッシャーラン２６の上にコンクリートブロック２７が載置固定される。このコンクリートブロック２７には、上下に貫通する挿通孔２８が形成されていて、この挿通孔２８に標示用ポール１０の延出部２０が挿入されると共に、モルタル２９が流し込まれて固められている。また、延出部２０の貫通孔２２には、両端部が突出するようにボルト２１が挿通されていて、このボルト２１が上記モルタル２９に固定されることで、標示用ポール１０の抜け止めあるいは回転止めとされている。
【００３３】
本発明の特徴として、本体部１１にはカチオン電着塗装が施されている。このカチオン電着塗装は、上部パイプ１５と下部パイプ１６とをコイルばね１８で連結した後に行うようにしているので、両パイプ１５，１６及びコイルばね１８の外側の表面全体及び内側の表面全体に亘って施されている。これにより、両パイプ１５，１６及びコイルばね１８の表面が滑らかとなって滑り性が向上されるとともに、本体部１１の防錆性が向上されている。尚、上記電着塗装が、両パイプ１５，１６及びコイルばね１８の少なくとも外側表面に施されていれば、外装部１２をスムーズ且つ容易に圧入することができる。
【００３４】
上記外装部１２は、円筒状で且つ細長い胴体部３２と、該胴体部３２の上端部に被せられるキャップ部３３とを備えている。
【００３５】
上記胴体部３２の内径は本体部１１のパイプ１５，１６の外径よりも僅かに小さくなっており、この胴体部３２には、下端部から上端部に亘って本体部１１が圧入されている。つまり、上記本体部１１のうちの延出部２０を除く地上に突出する部位の全体、即ち延出部２０の上端部から本体部１１の上端部に亘る部位に胴体部３２が外嵌されている。また、上記胴体部３２は、本体部１１と接着されていない。尚、胴体部３２の上端部は、後述するようにキャップ部３３を嵌挿可能に上部パイプ１５の上端部よりも僅かに上方に突出している。
【００３６】
上記キャップ部３３は、胴体部３２の外径と略同じ外径を有する円柱状に形成されていて、下端面は平面状に形成される一方、上端面は中央が上方に膨出する球面状に形成されている。このキャップ部３３の下端面には、該下端面から下方に向かって突出する円柱状の突起部３５が設けられている。この突起部３５は、上部パイプ１５の内径に対応した外径を有しており、該上部パイプ１５に上側から嵌め込まれるようになっている。
【００３７】
上記胴体部３２及びキャップ部３３は、ゴムチップをウレタン系のバインダで結合させたものによって構成されている。このゴムチップとして例えば廃タイヤ等のリサイクル品が使用されている。
【００３８】
また、胴体部３２とキャップ部３３とは、ウレタン系又はエポキシ系の接着剤で接着されている。具体的に、胴体部３２の上端面とキャップ部３３の下端面における周縁部とが接着剤で接着されている。また、キャップ部３３と本体部１１の上部パイプ１５とも、ウレタン系又はエポキシ系の接着剤で接着されている。即ち、キャップ部３３の突起部３５における外周面と上部パイプ１５の上端部における内周面とが上記接着剤によって接着されている。即ち、上述の如く、上部パイプ１５にはカチオン電着塗装が施されているために、この電着塗装との接着性が良好なウレタン系のバインダがキャップ部３３を構成するゴムチップの結合に用いられている。
【００３９】
上記胴体部３２及びキャップ部３３の外面には塗装が施されている。また、胴体部３２の上端部及びキャップ部３３の外周面には、夜間等に視認性を向上させる反射テープが周設されている。
【００４０】
したがって、本実施形態１によれば、上下両パイプ１５，１６をコイルばね１８により連結固定して本体部１１を作成し、この本体部１１を電着塗装するようにすることで、両パイプ１５，１６及びコイルばね１８の表面全体が電着塗装されている。この結果、該両パイプ１５，１６及びコイルばね１８の防錆性を著しく向上させることができる。また、錆発生による汚れの発生を防止し、美観性の悪化を抑制することができる。これにより、標示用ポール１０の耐久性を向上することができる。
【００４１】
また、両パイプ１５，１６が電着塗装されることで表面が滑らかとなって胴体部３２の圧入時に該胴体部３２が滑り易くなるために、本体部１１の圧入がスムーズ且つ容易となり、外装部１２の組付け効率を著しく向上させることができる。また、両パイプ１５，１６の圧入がスムーズ且つ容易となることで該両パイプ１５，１６を胴体部３２の全体に亘って圧入することができる。
【００４２】
また、本実施形態１では、図３に示すように、例えば車両が衝突した場合等のように外力を受けて本体部１１がコイルばね１８の配設されたＡ部を基点として撓み、従来のように胴体部３２の撓みの基点に本体部１１の先端部が位置することがない。このことで、胴体部３２が本体部１１の先端部から局所的に外力を受けることがなく、該胴体部３２が破断するのを抑制することができる。
【００４３】
また、両パイプ１５，１６が電着塗装されていることで胴体部３２の両パイプ１５，１６に対する滑り性が向上されており、また本体部１１と胴体部３２とを接着しないようにしているので、本体部１１が外力を受けて撓んだときに、胴体部３２が本体部１１によって軸方向に引っ張られるのを抑制することができる。この結果、本体部１１が撓んだときにも胴体部３２に亀裂が生じ難くなり、外装部１２の耐久性をさらに向上することができる。
【００４４】
また、外装部１２の胴体部３２と本体部１１とは接着しないようにしたために、傷んだ場合等に外装部１２のみを容易に取り替えることが可能となる。さらに、本体部１１が電着塗装されることで防錆性が向上されて長寿命化が図られているために、外装部１２を取り替えれば本体部１１を繰り返し使用することができ経済的である。しかも、本体部１１と胴体部３２との接着剤が不要となり、組立コストを低減することができる。そして、本体部１１と胴体部３２とが接着されていないために、リサイクルしやすく、またリサイクル時の分別コストを低減することもできる。
【００４５】
さらに、２つの上下パイプ１５，１６を、コイルばね１８を介して連結させる構成としたために、所定の外力が付加されたときに本体部１１を確実に撓ませることができる。これにより、例えば車両等の衝突時には容易に衝撃を緩和することができる。また、コイルばね１８により本体部１１を撓ませる構成であるために、剛性、撓み量等の設計を容易に行うことができる。
【００４６】
また、従来、胴体部３２がゴムチップを合成樹脂系のバインダで結合して構成されている場合には本体部１１の圧入が容易ではなかったが、本体部１１を電着塗装するようにした結果、該本体部１１の胴体部３２への圧入を容易に行うことができるようになっており、廃タイヤ等を利用したリサイクルのゴムチップを使用することが可能となっている。したがって、標示用ポール１０の製造コストを低減することもできるばかりでなく、環境対策にもなる。
【００４７】
また、キャップ部３３を、ゴムチップをウレタン系のバインダで結合したものにより構成するとともに、このキャップ部３３を本体部１１と接着するようにしたために、本体部１１とキャップ部３３との接着を良好に行うことができる。つまり、キャップ部３３を構成するウレタン系バインダと電着塗装との接着性がよいために、キャップ部３３の接着強度を向上させることができる。
【００４８】
また、胴体部３２とキャップ部３３とはウレタン系又はエポキシ系の接着剤により接着される。このとき、ウレタン系の接着剤を使用する場合には外装部１２の弾性を維持しながら両者を接着することができ、また、エポキシ系の接着剤を使用する場合には、接着強度をより向上させることができる。そして、胴体部３２とキャップ部３３とを接着することにより、雨水等の浸入を防止して長寿命化を図ることができる。
【００４９】
【発明の実施の形態２】
図４及び図５に示すように、本発明の実施形態２に係る標示用ポール１０では、外装部１２のキャップ部３３が本体部１１の上部パイプ１５に嵌合固定可能に構成されている。尚、ここでは、実施形態１と同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【００５０】
上記本体部１１の上端部には、その内周面に螺合部３９が設けられている。この螺合部３９は環状に形成されるとともに、その内周面にねじが切られている。そして、この螺合部３９は、上部パイプ１５の上端部における内周面に嵌合されて溶接固定されている。
【００５１】
上記キャップ部３３は、夜間等に視認性を向上させるＬＥＤ（図示省略）を有する発光部４１を備え、全体として樹脂製のものとされている。この発光部４１は、例えば太陽電池（図示省力）が内蔵されていて、この太陽電池に蓄電された電力により発光部４１のＬＥＤを発光させるように構成されている。
【００５２】
上記キャップ部３３の下端面から突出した突起部３５の外周面にはねじが切られていて、この突起部３５は上記上部パイプ１５の螺合部３９に螺合されている。
【００５３】
上記キャップ部３３には、環状に形成されたカバー部材４３が外嵌接着されている。このカバー部材４３は胴体部３２と同じ材料からなり、樹脂からなるキャップ部３３を保護するものである。
【００５４】
上記胴体部３２には、キャップ部３３が密着する上端面に環状溝４５が設けられている。即ち、キャップ部３３と胴体部３２とが接着されていないために、キャップ部３３と密着する上端面に環状溝４５を形成することにより、雨水等の浸入を防止するようにしている。
【００５５】
また、胴体部３２の上端部には、上部パイプ１５を貫通し、キャップ部３３の突起部３５と締結される締結具としてのビス４７が螺合されていて、これにより、胴体部３２の上端部とキャップ部３３とが固定されている。このビス４７は互いに対向する２個所に設けられている。
【００５６】
したがって、本実施形態２によれば、本体部１１とキャップ部３３とを締結するようにしたために、長期間に亘ってキャップ部３３を本体部１１に固定しておくことができる。
【００５７】
その他の構成、作用及び効果は実施形態１と同様である。
【００５８】
【発明のその他の実施の形態】
上記各実施形態では、標示用ポール１０は、何れも下端部が地中に嵌挿されて地面に固定される固定式としたが、これに限られるものではなく、例えば、下端部をコンクリートブロック等に嵌め込んで可動式に構成してもよい。
【００５９】
また、上記各実施形態では、本体部１１は２つの上下パイプ１５，１６をコイルばね１８で連結する構成としたが、これに限られるものではなく、例えばゴム等の弾性部材を介して上下パイプ１５，１６が撓み可能に直列に連結した構成であればよい。また、コイルばね１８は金属製のものには限られない。この場合において、上下パイプ１５，１６のみに電着塗装が施され、コイルばね１８には電着塗装が施されない構成としてもよい。また、本体部１１は、２つのパイプ１５，１６を連結する構成に限られるものではなく、例えば３つ以上のパイプを複数のコイルばねで連結する構成としてもよい。さらに、本発明は、本体部１１が例えば単一の金属パイプにより構成されていて該本体部１１が撓み可能に構成されていないものに適用することもできる。
【００６０】
また、上記各実施形態では、外装部１２は胴体部３２とキャップ部３３とからなる構成としたが、これに限られず、外装部１２は、例えば胴体部３２とキャップ部３３とが一体に成形された有底筒状に形成してもよい。
【００６１】
また、上記各実施形態について、胴体部３２はゴムチップをウレタン系のバインダで結合したもので構成したが、他の合成樹脂系のバインダを用いて結合する構成としてもよい。
【００６２】
また、上記各実施形態では、本体部１１と胴体部３２とを接着しない構成としたが、胴体部３２を本体部１１に接着する構成としてもよい。しかしながら、胴体部３２の耐久性を向上させる等のためには接着しない構成とするのが望ましい。
【００６３】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１の発明によれば、中空の外装部に圧入する金属からなる本体部を電着塗装するようにしたために、上記本体部の防錆性を著しく向上させることができるばかりでなく、本体部の外装部への圧入が容易となり、外装部の組付け効率を著しく向上させることができる。
【００６４】
また、請求項２の発明によれば、中空の外装部に圧入する本体部の金属パイプを電着塗装するようにしたために、上記本体部の防錆性を著しく向上させることができるばかりでなく、本体部の外装部への圧入が容易となり、外装部の組付け効率を著しく向上させることができる。また、本体部が外装部の全体に亘って圧入可能となるために、本体部が撓んだときにおいて、外装部が金属パイプの先端部から局所的に外力を受けることがなく、該外装部が破断するのを抑制することができる。さらに、金属パイプが電着塗装されていることで外装部の金属パイプに対する滑り性が向上されている結果、本体部の撓み時に外装部が引っ張られ難くなるために、外装部に亀裂が生じ難くなり、該外装部の耐久性を向上させることができる。
【００６５】
また、請求項３の発明によれば、コイルばねを介して複数の金属パイプを連結する構成としたために、所定の外力が付加されたときに本体部を確実に撓ませることができ、例えば車両等の衝突時には容易に衝撃を緩和することができる。また、コイルばねにより本体部を撓ませる構成であるために、剛性、撓み量等の設計を容易に行うことができる。
【００６６】
また、請求項４の発明によれば、外装部の胴体部と本体部とを接着しないようにしたために、傷んだ場合等に外装部のみを容易に取り替えることが可能となる。さらに、本体部が電着塗装されることで防錆性が向上されて長寿命化が図られているために、外装部を取り替えれば本体部を繰り返し使用することができ経済的である。また、本体部と胴体部との接着剤が不要となり、組立コストを低減することができる。そして、本体部と胴体部とが接着されていないために、リサイクルしやすく、またリサイクル時の分別コストを低減することもできる。
【００６７】
また、本体部が撓み可能に構成される場合には、本体部と外装部の胴体部とを接着しないようにすることにより、該本体部が外力を受けて撓んだときに胴体部に亀裂が生じ難くなり、外装部の耐久性を向上することができる。
【００６８】
また、請求項５の発明によれば、外装部を、ゴムチップを合成樹脂系のバインダで結合して構成した場合においても、本体部を電着塗装することにより、該本体部の外装部への圧入を容易に行うことができるようになる。この結果、廃タイヤ等を利用したリサイクルのゴムチップを使用することが可能となり、環境対策にもなる。さらに、標示用ポールの製造コストを低減することもできる。
【００６９】
また、請求項６の発明によれば、本体部に接着されるキャップ部を、ゴムチップをウレタン系のバインダで結合して構成するようにしたために、本体部とキャップ部との接着を良好に行うことができる。
【００７０】
また、請求項７の発明によれば、ウレタン系の接着剤を使用する場合には外装部の弾性を維持しながら両者を接着することができ、また、エポキシ系の接着剤を使用する場合には、接着強度をより向上させることができる。そして、胴体部とキャップ部とを接着することにより、雨水等の侵入を防止して長寿命化を図ることができる。
【００７１】
また、請求項８の発明によれば、本体部とキャップ部とを締結するようにしたために、長期間に亘ってキャップ部を本体部に固定しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態１に係る標示用ポールの全体構成を示す図である。
【図２】本発明の実施形態１における上部パイプ、胴体部及びキャップ部を示す断面図である。
【図３】本発明の実施形態１に係る標示用ポールの撓んだ状態を示す特性図である。
【図４】本発明の実施形態２に係る標示用ポールの全体構成を示す図である。
【図５】本発明の実施形態２における上部パイプ、胴体部、キャップ部及びカバー部を示す図である。
【符号の説明】
１１　　本体部
１２　　外装部
１５　　上部パイプ（金属パイプ）
１６　　下部パイプ（金属パイプ）
１８　　コイルばね
３２　　胴体部
３３　　キャップ部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a marking pole installed for, for example, a vehicle stop, and more particularly to a measure for facilitating manufacturing while improving its durability.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a marking pole has been generally used, for example, as a separation line of a roadway, as a boundary between a roadway and a sidewalk, and for stopping a park or a street. As this marking pole, for example, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 6-45450, a pole having an elongated cylindrical main body and a hollow exterior covering the outside of the main body is known. I have.
[0003]
In the pole disclosed in the above publication, a body in which a plurality of metal pipes are joined by a coil spring is used as a main body, and the upper portion of the pole is formed of an elastomer buffer portion constituting a hollow exterior portion, and an intermediate portion is formed. Can be bent and restored by disposing the coil spring, and the metal pipe is disposed at the lower part and can be fixed to, for example, the ground.
[0004]
On the other hand, Japanese Utility Model Publication No. 7-47449 discloses that, as a marking pole, the exterior part of the pole is formed into a hollow shape by pouring a mixture of a rubber chip and a urethane-based binder into a predetermined mold. . In this pole, the metal main body disposed in the exterior has a hemispherical upper end, and is inserted up to the middle part in the height direction of the exterior. Thus, the upper end of the main body has a hemispherical shape. By forming, when an exterior part bends, it is made to deform smoothly.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art disclosed in the above-mentioned publication, since the main body is made of metal, it is inevitable that rust is generated. The durability decreases.
[0006]
Further, when a pole is manufactured by press-fitting the main body into the exterior portion, there is a problem that the press-fitting cannot be performed smoothly and easily, so that the manufacturing efficiency is poor.
[0007]
Then, this invention is made | formed in view of such a point, and it aims at improving the manufacturing efficiency of the marking pole, improving the durability of it.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an electrodeposition coating on a metal main body, and press-fits this main body into a hollow exterior.
[0009]
More specifically, the invention according to claim 1 is based on the assumption that a sign pole including a main body made of metal and a hollow exterior part into which the main body is press-fitted is electrodeposited.
[0010]
The invention according to claim 2 is based on the premise that the main body is provided with a marking pole including a main body in which a plurality of metal pipes are flexibly connected in series and a hollow exterior part into which the main body is press-fitted. Metal pipes are electrodeposited.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the metal pipe of the main body is connected via a coil spring.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the exterior portion includes a cylindrical body portion into which the main body portion is inserted in a non-adhered state, and a tip portion of the body portion. And a cap part to be put on.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect of the invention, the body is formed by bonding a rubber chip with a synthetic resin binder.
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fifth aspect of the invention, the cap portion is formed by bonding a rubber chip with a urethane-based binder, and the main body portion and the cap portion are bonded.
[0015]
According to a seventh aspect of the present invention, in the sixth aspect, the cap portion is bonded to the body portion with a urethane-based or epoxy-based adhesive.
[0016]
According to an eighth aspect of the present invention, in the fourth or fifth aspect, the cap is fastened to the main body.
[0017]
That is, in the first aspect of the present invention, since the main body made of metal that is pressed into the hollow exterior part is electrodeposited, the rust prevention of the main body can be significantly improved. Furthermore, since the surface is smoothed by the electrodeposition coating of the body portion and the exterior portion becomes slippery, the press-fitting of the body portion into the exterior portion becomes easy, and the assembly efficiency of the exterior portion is significantly improved. be able to.
[0018]
According to the second aspect of the present invention, the metal pipe of the main body is electrodeposited, whereby the rust prevention of the metal pipe can be remarkably improved. Furthermore, since the metal pipe is electrodeposited and the surface becomes smooth and the exterior part becomes slippery, the press-fitting of the main body part into the exterior part becomes easy, and the assembling efficiency of the exterior part is significantly improved. Can be.
[0019]
Further, the press-fitting of the metal pipe is facilitated, so that the main body can be press-fitted over the entire exterior. As a result, when the main body is bent due to a collision of the vehicle or the like after the installation of the marking pole, the exterior is broken because the exterior is not locally subjected to an external force from the tip of the metal pipe. Can be suppressed.
[0020]
Furthermore, since the metal pipe is electrodeposited, the sliding property of the exterior part with respect to the metal pipe is improved, so that the exterior part is less likely to be pulled when the main body is bent, so that the exterior part is less likely to crack. Thus, the durability of the exterior part can be improved.
[0021]
According to the third aspect of the present invention, since the metal pipe of the main body is connected via the coil spring, the main body can be flexed reliably when a predetermined external force is applied. Thereby, for example, at the time of collision of a vehicle or the like, the impact can be easily reduced. Further, since the main body is bent by the coil spring, the rigidity and the amount of bending can be easily designed.
[0022]
Further, in the invention of claim 4, the exterior portion is constituted by the body portion into which the main body portion is inserted, and the cap portion covered on the tip end portion of the body portion, and the body portion of the exterior portion and the body portion are bonded to each other. Since it is not performed, only the exterior part can be easily replaced when it is damaged. Further, since the rust prevention is improved and the life is extended by the electrodeposition coating of the main body, the main body can be repeatedly used by replacing the exterior, which is economical.
[0023]
In addition, an adhesive between the main body and the body is not required, and the assembly cost can be reduced. In addition, since the main body and the body are not bonded to each other, it is easy to recycle, and the separation cost at the time of recycling can be reduced.
[0024]
Further, when the main body is configured to be flexible and the main body is bent by receiving an external force, the main body and the body of the exterior portion are prevented from being bonded to each other so that the main body can be bent. Accordingly, it is possible to suppress the tension in the axial direction. As a result, even when the main body is bent, a crack is less likely to be generated in the body, and the durability of the exterior can be improved.
[0025]
According to the fifth aspect of the present invention, when the exterior portion is conventionally formed by bonding a rubber chip with a synthetic resin binder, it is not easy to press-fit the main body portion, but the main body portion is electrodeposited. This makes it possible to easily press the main body into the exterior. As a result, it is possible to use recycled rubber chips using waste tires and the like, which is also an environmental measure. Further, the manufacturing cost of the marking pole can be reduced.
[0026]
In the invention according to claim 6, the cap portion is formed by bonding a rubber chip with a urethane-based binder, and the cap portion and the main body portion are bonded to each other. Can be performed favorably. That is, since the adhesiveness between the urethane-based binder constituting the cap portion and the electrodeposition coating is good, the adhesive strength of the cap portion can be improved.
[0027]
Further, according to the invention of claim 7, the body and the cap are bonded with a urethane-based or epoxy-based adhesive. At this time, when using a urethane-based adhesive, both can be bonded while maintaining the elasticity of the exterior part, and when using an epoxy-based adhesive, the adhesive strength is further improved. be able to. Then, by adhering the body portion and the cap portion, intrusion of rainwater or the like can be prevented, and the life can be extended.
[0028]
In the invention according to claim 8, since the main body and the cap are fastened, the cap can be fixed to the main body for a long period of time.
[0029]
Embodiment 1 of the present invention
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0030]
As shown in FIGS. 1 and 2, a marking pole 10 according to the first embodiment of the present invention is a fixed type that can be fixed to the ground, for example, and has a flexible main body 11 and a flexible main body 11. A hollow exterior portion 12 into which the main body portion 11 is press-fitted is provided. This marking pole 10 is installed outdoors, for example, as a separation line of a lane, as a boundary between a road and a sidewalk, as a stop for a park or a street, or as a partition, and used as a pillar. It has become.
[0031]
The main body 11 is configured by connecting a plurality of metal pipes 15 and 16 made of a steel pipe via a coil spring 18. That is, the main body 11 includes an upper pipe 15 and a lower pipe 16 having substantially the same diameter and arranged at predetermined intervals, and the metal (steel) coil spring 18 is attached to both the pipes 15 and 16. The two pipes 15 and 16 are connected by being inserted and fixed by welding.
[0032]
The lower end of the lower pipe 16 has an extension 20 extending below the exterior 12, and the extension 20 is provided with a through hole 22 through which a bolt 21 is inserted. . Then, the extension 20 of the marking pole 10 is inserted into the ground as shown in FIG. For example, a concrete block 27 is placed and fixed on a crusher run 26 as a foundation formed on the bottom surface of the installation hole 25 formed in the ground. The concrete block 27 is formed with an insertion hole 28 penetrating vertically, into which the extension portion 20 of the marking pole 10 is inserted, and a mortar 29 is poured and solidified. . A bolt 21 is inserted into the through hole 22 of the extension 20 so that both ends protrude. The bolt 21 is fixed to the mortar 29 to prevent the marking pole 10 from coming off or It is stopped.
[0033]
As a feature of the present invention, the main body 11 is provided with a cationic electrodeposition coating. This cation electrodeposition coating is performed after the upper pipe 15 and the lower pipe 16 are connected by the coil spring 18, so that the entire outer surface and the entire inner surface of both the pipes 15, 16 and the coil spring 18 are applied. It has been applied throughout. Thereby, the surfaces of both the pipes 15 and 16 and the coil spring 18 are smoothed, the slipperiness is improved, and the rust prevention of the main body 11 is improved. If the electrodeposition coating is applied to at least the outer surfaces of both the pipes 15, 16 and the coil spring 18, the exterior 12 can be smoothly and easily press-fitted.
[0034]
The exterior part 12 includes a cylindrical and elongated body part 32, and a cap part 33 that is placed on the upper end of the body part 32.
[0035]
The inner diameter of the body 32 is slightly smaller than the outer diameters of the pipes 15 and 16 of the body 11, and the body 11 is press-fitted into the body 32 from the lower end to the upper end. . That is, the body portion 32 is externally fitted to the entire portion of the main body 11 that protrudes to the ground except for the extension 20, that is, the portion extending from the upper end of the extension 20 to the upper end of the main body 11. I have. The body 32 is not bonded to the main body 11. The upper end of the body 32 protrudes slightly above the upper end of the upper pipe 15 so that the cap 33 can be inserted therein, as will be described later.
[0036]
The cap portion 33 is formed in a columnar shape having an outer diameter substantially equal to the outer diameter of the body portion 32, and the lower end surface is formed in a flat shape, while the upper end surface is formed in a spherical shape whose center bulges upward. Is formed. The lower end surface of the cap portion 33 is provided with a columnar projection 35 projecting downward from the lower end surface. The protrusion 35 has an outer diameter corresponding to the inner diameter of the upper pipe 15 and is fitted into the upper pipe 15 from above.
[0037]
The body portion 32 and the cap portion 33 are formed by joining rubber chips with a urethane-based binder. Recycled products such as waste tires are used as the rubber chips.
[0038]
The body 32 and the cap 33 are adhered with a urethane or epoxy adhesive. Specifically, the upper end surface of the body portion 32 and the peripheral edge of the lower end surface of the cap portion 33 are bonded with an adhesive. The cap 33 and the upper pipe 15 of the main body 11 are also bonded with a urethane-based or epoxy-based adhesive. That is, the outer peripheral surface of the projection 35 of the cap 33 and the inner peripheral surface of the upper end of the upper pipe 15 are bonded by the adhesive. That is, as described above, since the upper pipe 15 is subjected to the cationic electrodeposition coating, a urethane-based binder having good adhesion to the electrodeposition coating is used for bonding the rubber chips constituting the cap portion 33. Have been.
[0039]
The outer surfaces of the body part 32 and the cap part 33 are coated. A reflective tape is provided around the upper end of the body 32 and the outer peripheral surface of the cap 33 to improve visibility at night or the like.
[0040]
Therefore, according to the first embodiment, the upper and lower pipes 15 and 16 are connected and fixed by the coil spring 18 to form the main body 11, and the main body 11 is subjected to electrodeposition coating. , 16 and the entire surface of the coil spring 18 are electrodeposited. As a result, the rust prevention of the two pipes 15, 16 and the coil spring 18 can be significantly improved. In addition, it is possible to prevent the generation of stains due to the generation of rust, and to suppress deterioration of aesthetics. Thereby, the durability of the marking pole 10 can be improved.
[0041]
In addition, since the surfaces of both the pipes 15 and 16 are electrodeposited, the surface becomes smooth and the body part 32 becomes slippery when the body part 32 is press-fitted, so that the press-fitting of the main body part 11 becomes smooth and easy. The assembly efficiency of the part 12 can be significantly improved. Further, since the press-fitting of the two pipes 15 and 16 becomes smooth and easy, the pipes 15 and 16 can be press-fitted over the entire body 32.
[0042]
Further, in the first embodiment, as shown in FIG. 3, for example, when a vehicle collides, an external force is applied to cause the main body 11 to bend with the base A provided with the coil spring 18 as a base point. As described above, the tip of the main body 11 is not located at the base point of the deflection of the body 32. Thus, the body portion 32 is not locally subjected to an external force from the distal end portion of the main body portion 11, and it is possible to suppress the body portion 32 from breaking.
[0043]
In addition, since the two pipes 15 and 16 are electrodeposited, the sliding property of the body 32 with respect to the two pipes 15 and 16 is improved, and the body 11 and the body 32 are not bonded. Therefore, when the main body 11 is bent by receiving an external force, the body 32 can be suppressed from being pulled in the axial direction by the main body 11. As a result, even when the main body 11 is bent, a crack is less likely to be generated in the body 32, and the durability of the exterior 12 can be further improved.
[0044]
Further, since the body portion 32 of the exterior portion 12 and the main body portion 11 are not adhered, only the exterior portion 12 can be easily replaced when it is damaged. Furthermore, since the main body 11 is electrodeposited, the rust prevention is improved and the life is prolonged. Therefore, if the exterior part 12 is replaced, the main body 11 can be used repeatedly, which is economical. It is. Moreover, the adhesive between the main body 11 and the body 32 is not required, and the assembly cost can be reduced. Further, since the main body 11 and the body 32 are not bonded, it is easy to recycle, and it is also possible to reduce the sorting cost at the time of recycling.
[0045]
Further, since the two upper and lower pipes 15, 16 are connected via the coil spring 18, the main body 11 can be flexed reliably when a predetermined external force is applied. Thereby, for example, at the time of collision of a vehicle or the like, the impact can be easily reduced. In addition, since the main body 11 is configured to be bent by the coil spring 18, it is possible to easily design the rigidity, the amount of bending, and the like.
[0046]
Conventionally, when the body portion 32 is formed by combining a rubber chip with a synthetic resin binder, the press-fitting of the main body portion 11 has not been easy, but the result of the main body portion 11 being subjected to electrodeposition coating. The main body 11 can be easily press-fitted into the body 32, and a recycled rubber chip using waste tires or the like can be used. Therefore, not only can the manufacturing cost of the marking pole 10 be reduced, but also environmental measures can be taken.
[0047]
Further, since the cap portion 33 is formed by bonding a rubber chip with a urethane-based binder, and the cap portion 33 is bonded to the main body portion 11, the bonding between the main body portion 11 and the cap portion 33 is excellent. Can be done. That is, the adhesive strength between the urethane-based binder forming the cap 33 and the electrodeposition coating is good, so that the adhesive strength of the cap 33 can be improved.
[0048]
The body 32 and the cap 33 are adhered by a urethane or epoxy adhesive. At this time, when a urethane-based adhesive is used, the two can be adhered while maintaining the elasticity of the exterior part 12, and when an epoxy-based adhesive is used, the adhesive strength is further improved. Can be done. Then, by adhering the body portion 32 and the cap portion 33, infiltration of rainwater or the like can be prevented, and the life can be extended.
[0049]
Embodiment 2 of the present invention
As shown in FIGS. 4 and 5, in the marking pole 10 according to the second embodiment of the present invention, the cap 33 of the exterior 12 is fitted and fixed to the upper pipe 15 of the main body 11. Here, the same reference numerals are given to the same components as those in the first embodiment, and the description thereof will be omitted.
[0050]
At the upper end of the main body 11, a screw portion 39 is provided on the inner peripheral surface thereof. The screw portion 39 is formed in an annular shape, and is threaded on an inner peripheral surface thereof. The screw portion 39 is fitted and fixed to the inner peripheral surface at the upper end of the upper pipe 15 by welding.
[0051]
The cap section 33 includes a light emitting section 41 having an LED (not shown) for improving visibility at night or the like, and is entirely made of resin. The light emitting unit 41 has, for example, a solar cell (illustrated labor saving) built therein, and is configured to cause the LED of the light emitting unit 41 to emit light by the electric power stored in the solar cell.
[0052]
The outer peripheral surface of the projection 35 projecting from the lower end surface of the cap 33 is threaded, and the projection 35 is screwed to the screwing portion 39 of the upper pipe 15.
[0053]
A cover member 43 formed in an annular shape is externally fitted and bonded to the cap portion 33. The cover member 43 is made of the same material as the body 32 and protects the cap 33 made of resin.
[0054]
The body portion 32 is provided with an annular groove 45 on the upper end surface where the cap portion 33 is in close contact. That is, since the cap portion 33 and the body portion 32 are not bonded, the annular groove 45 is formed on the upper end surface which is in close contact with the cap portion 33, thereby preventing intrusion of rainwater or the like.
[0055]
At the upper end of the body portion 32, a screw 47 as a fastener that penetrates the upper pipe 15 and is fastened to the protrusion 35 of the cap portion 33 is screwed, whereby the upper end of the body portion 32 is screwed. The part and the cap part 33 are fixed. The screws 47 are provided at two locations facing each other.
[0056]
Therefore, according to the second embodiment, since the main body 11 and the cap 33 are fastened, the cap 33 can be fixed to the main body 11 for a long period of time.
[0057]
Other configurations, operations, and effects are the same as those of the first embodiment.
[0058]
Other Embodiments of the Invention
In each of the above embodiments, the marking pole 10 has a fixed type in which the lower end portion is inserted into the ground and fixed to the ground. However, the present invention is not limited to this. For example, the lower end portion may be a concrete block. It may be configured to be movable by being fitted into the like.
[0059]
Further, in each of the above embodiments, the main body 11 is configured to connect the two upper and lower pipes 15 and 16 with the coil springs 18. However, the present invention is not limited to this. What is necessary is just to be the structure which 15 and 16 were connected in series flexibly. Further, the coil spring 18 is not limited to a metal spring. In this case, only the upper and lower pipes 15 and 16 may be coated with electrodeposition, and the coil spring 18 may not be coated with electrodeposition. Further, the main body 11 is not limited to the configuration in which the two pipes 15 and 16 are connected, but may be a configuration in which, for example, three or more pipes are connected by a plurality of coil springs. Further, the present invention can be applied to a configuration in which the main body 11 is formed of, for example, a single metal pipe and the main body 11 is not configured to be flexible.
[0060]
Further, in each of the above-described embodiments, the exterior portion 12 is configured to include the body portion 32 and the cap portion 33. However, the present invention is not limited to this. For example, the exterior portion 12 is formed by integrally forming the body portion 32 and the cap portion 33. It may be formed in a bottomed cylindrical shape.
[0061]
Further, in each of the above embodiments, the body portion 32 is configured by bonding the rubber chips with a urethane-based binder, but may be configured to be bonded by using another synthetic resin-based binder.
[0062]
In the above embodiments, the main body 11 and the body 32 are not bonded. However, the body 32 may be bonded to the main body 11. However, in order to improve the durability of the body part 32, it is preferable that the body part 32 is not bonded.
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the invention, since the main body made of metal that is pressed into the hollow exterior part is electrodeposited, the rust resistance of the main body can be significantly improved. Not only is it possible, but also the press-fitting of the main body into the exterior part is facilitated, and the efficiency of assembling the exterior part can be significantly improved.
[0064]
According to the second aspect of the present invention, since the metal pipe of the main body that is pressed into the hollow exterior part is electrodeposited, not only the rust prevention of the main body can be remarkably improved. In addition, the press-fitting of the main body portion into the exterior portion becomes easy, and the efficiency of assembling the exterior portion can be significantly improved. Also, since the main body can be press-fitted over the entire exterior, when the main body is bent, the exterior does not receive any external force locally from the tip of the metal pipe. Can be prevented from breaking. Furthermore, since the metal pipe is electrodeposited, the sliding property of the exterior part with respect to the metal pipe is improved, so that the exterior part is less likely to be pulled when the main body is bent, so that the exterior part is less likely to crack. Thus, the durability of the exterior part can be improved.
[0065]
According to the third aspect of the present invention, since the plurality of metal pipes are connected via the coil spring, the main body can be flexed reliably when a predetermined external force is applied. In the event of a collision, the impact can be easily reduced. Further, since the main body is bent by the coil spring, the rigidity and the amount of bending can be easily designed.
[0066]
According to the fourth aspect of the present invention, since the body portion and the main body portion of the exterior portion are not adhered, only the exterior portion can be easily replaced when the exterior portion is damaged. Further, since the rust prevention is improved and the life is extended by the electrodeposition coating of the main body, the main body can be repeatedly used by replacing the exterior, which is economical. In addition, an adhesive between the main body and the body is not required, and the assembly cost can be reduced. In addition, since the main body and the body are not bonded to each other, it is easy to recycle, and the separation cost at the time of recycling can be reduced.
[0067]
Further, when the main body is configured to be flexible, the main body and the body of the exterior part are prevented from being bonded to each other, so that when the main body is bent by receiving an external force, the body is cracked. Is less likely to occur, and the durability of the exterior part can be improved.
[0068]
According to the fifth aspect of the present invention, even when the exterior portion is formed by bonding a rubber chip with a synthetic resin binder, the body portion is applied to the exterior portion by electrodeposition coating. Press-fitting can be easily performed. As a result, it is possible to use recycled rubber chips using waste tires and the like, which is also an environmental measure. Further, the manufacturing cost of the marking pole can be reduced.
[0069]
Further, according to the invention of claim 6, since the cap portion bonded to the main body portion is formed by bonding the rubber chip with a urethane-based binder, the main body portion and the cap portion are favorably bonded. be able to.
[0070]
According to the invention of claim 7, when a urethane-based adhesive is used, both can be adhered while maintaining the elasticity of the exterior part, and when an epoxy-based adhesive is used, Can further improve the adhesive strength. Then, by adhering the body portion and the cap portion, intrusion of rainwater or the like can be prevented, and the life can be extended.
[0071]
According to the invention of claim 8, since the main body and the cap are fastened to each other, the cap can be fixed to the main body for a long period of time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an entire configuration of a marking pole according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating an upper pipe, a body, and a cap according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a characteristic diagram showing a bent state of the marking pole according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating an entire configuration of a marking pole according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram illustrating an upper pipe, a body, a cap, and a cover according to a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
11 Body 12 Exterior 15 Upper pipe (metal pipe)
16 Lower pipe (metal pipe)
18 Coil spring 32 Body part 33 Cap part

Claims

A main body made of metal,
In a marking pole having a hollow exterior portion into which the main body is press-fitted,
A marking pole, wherein the main body is electrodeposited.

A main body in which a plurality of metal pipes are connected in series to bend,
In a marking pole having a hollow exterior portion into which the main body is press-fitted,
A marking pole, wherein the metal pipe of the main body is electrodeposited.

In claim 2,
The metal pole of the main body is connected via a coil spring.

In any one of claims 1 to 3,
The exterior pole comprises a tubular body into which the main body is inserted in a non-adhered state, and a cap which is put on a tip of the body.

In claim 4,
A marking pole, wherein the body is formed by bonding a rubber chip with a synthetic resin binder.

In claim 5,
The cap is made by bonding a rubber chip with a urethane binder,
A marking pole, wherein the main body and the cap are bonded to each other.

In claim 6,
A marking pole, wherein the cap is bonded to the body with a urethane-based or epoxy-based adhesive.

In claim 4 or 5,
A marking pole, wherein the cap portion is fastened to the main body.