JP2004066605A - 画像記録装置 - Google Patents

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JP2004066605A JP2002228080A JP2002228080A JP2004066605A JP 2004066605 A JP2004066605 A JP 2004066605A JP 2002228080 A JP2002228080 A JP 2002228080A JP 2002228080 A JP2002228080 A JP 2002228080A JP 2004066605 A JP2004066605 A JP 2004066605A
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Abstract

【課題】マルチビームレーザーを用いた際の低周波モアレを低減する際に、不要なコストがかからないようにシステムのバランスを最適化する。
【解決手段】マルチビームレーザーの位置ズレ補正を、位置ズレにより低周波モアレが発生する場合にのみおこなうことで、コストパフォーマンスの高い、位置補正制御を実現する。具体的には、問題となる画像パターンを使用するエンジン、または、問題となる画像パターンを使用するカラーチャンネルのみに位置補正制御をおこなう。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,例えば複写機,プリンター,ファクシミリ,製版システムなどに用いる電子写真方式の画像記録装置(画像形成装置)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,レーザ光により画像露光を行う電子写真装置に於いて,レーザー光を回転多面体(ポリゴン)に照射し,その反射光で感光体上を露光している。
【0003】
近年では画像形成の高速化に伴い,レーザーを副走査方向に複数個ならべて露光するレーザーを使用している。この複数のレーザーを使用する場合も発光源から感光体表面までの主査方向の光路長を等しくする必要があるのと同時に,副走査方向に並ぶその他のレーザー〜感光体間の露光長も等しくする必要がある。特に近年の画像形成装置の高解像度化に伴い,従来許容できていた複数レーザーの光路長の差が出力画像に影響を及ぼすようになり,その光路長の差を無視できなくなってきた。
【0004】
これにより,像面でレーザー間の照射位置のズレが発生し,画像不良に繋がっている(特開2000−238342)。
【0005】
そのため,制御クロックをレーザー毎に調整することによって感光体上の主走査位置補正する技術や,特開2000−238342に記載されている様に,電気的な制御(スペースを挿入あるいは削除する)によって感光体上の主走査位置補正する技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,各種制御手段によってマルチビームレーザー間の位置補正をおこなうときに,全てのレーザーに対して補正をおこなうと,制御が煩雑になるとともに,コストアップの要因となってしまう。
【0007】
また、特開2000−238342に開示されている技術として、画像にスペースを挿入する方法を示しているが、この技術では、画像の構成が不連続になってしまうという問題を生じてしまう。例えば連続した黒い画像を形成する際、連続した黒の中に空白、つまり白を印字してしまうことになり、ユーザーの意図する画像ではなくなってしまう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
マルチビームレーザーの照射位置のズレによる画像不良の程度については,使用する画像パターンによって大きく異なるため,人間の視覚特性に対して感度の低い周波数帯域でのテクスチャーの発生については,十分許容できるものであり,コストバランスを考えると同じ照射位置ズレが発生する場合でも,使用するディザパターンによっては,クロック補正をおこなうメリットより,クロック補正をおこなわないことによるコストメリットの方が大きい場合がある。
【0009】
また,イエロー画像についても,低周波領域にモアレが発生しても,人間の視認感度の点から言って十分許容範囲内であるため,同じくコストバランスを考えるとクロック補正をおこなわない方が有利なケースがある。
【0010】
参考のため,“R.P.Dpply and R.Shaw, “Noise Perception in Electro−photography, J.Appl.Photogr.Eng.,5,190−196(1979)”で報告されている,人間の視覚特性を第6図に示す。
【0011】
図から解る様に,1cycle/mmをピークとして,それより高い周波数帯域でも低い周波数帯域でも人間の視認感度が低下する。この図から,0.2〜3.0cycle/mmあたりの周波数帯域で低周波モアレが発生すると,ノイズとして知覚されることが良くわかる。
【0012】
(第一の手段)
光導電性の像担持体と,前記像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段を有する電子写真画像記録装置において,
複数個のレーザービームを用いて像露光をおこない,
複数個のレーザービーム(以下,マルチビーム)よる像露光をおこなうことによって,0.2〜3cycle/mmの周波領域に,新たにモアレ縞が発生する際に,
基本クロックから基本クロックの整数倍のクロックを発生する高周波クロック発生装置と,前記高周波クロック複数個で構成するメインクロックを生成するメインクロック生成部と,前記高周波クロック複数個と入力データから一義的に決まるデータ生成部で,所定箇所でメインクロック及びデータを構成する高周波クロック数を変化させるように制御するクロックを用いて像描画をおこなう(以下,クロック補正)。
【0013】
低周波領域にモアレ縞を発生させる画像パターンと,マルチビームの主走査位置のズレの関係について説明する。
【0014】
画像パターン同士の低周波モアレについては,“河村尚登,門脇秀次郎,北島信夫,「電子写真におけるデジタル・カラー・プリンティングの中間調再現法(III)」,電子写真学会誌,第25巻,第1号(1986)P31−44”に詳述されている様に,画像パターンの二次元逆格子空間(フーリエ空間での格子)に張られた波数ベクトル間の干渉として取り扱いできる。
【0015】
本発明では,この考え方を主走査方向の位置ズレにも応用し,マルチビームの繰り返し周期を一単位とする横ライン画像と,画像パターンの二次元逆格子空間(フーリエ空間での格子)に張られた波数ベクトル間の干渉として取り扱うことで,像描画に用いるマルチビームレーザーにより,低周波モアレが発生する画像の選別をおこなうことができるものである。
【0016】
より具体的には,第2図に示すとおり,マルチビームの繰り返し周期を一単位とする横ライン画像(pitch)と,問題とされる画像パターン(ED,24,14,05)をフーリエ変換し,周波数空間に張られる2つの波数ベクトルをk(→),k’(→)とすると,生じる低周波モアレの波数ベクトルK(→)は
K(→) = k(→) + k’(→)
となり,K(→)の値によって,問題となる画像パターンに低周波モアレが発生し,画像不良として知覚されるか否かが判定できる。
【0017】
上述の人間視覚特性を示した第7図から考えると,K(→)が0.2〜3.0cycle/mmの低周波領域にあるときには,低周波モアレが顕著な画像不良として知覚されることが解る。この手法を用いて画像の選別をおこなった例を第3図に示す。図から分かるとおり,マルチビームレーザーのピッチで並べられた横ラインである“pitch画像”の周波数空間に張られる波数ベクトル31と,問題とされる画像パターンの周波数空間に張られる波数ベクトル32の,差分ベクトルが0.2〜3.0cycle/mmに現われる画像について,実際に位置ズレを起こして画像を形成すると,第3図の点線で示した3.0cycle/mm以下の円内の周波領域に,新たに発生したモアレ縞による波数ベクトル33が現われている様子がわかる。
【0018】
(第二の手段)
複数の像担持体を有するカラー画像形成装置において,一部分の画像形成ステーションについてのみ,クロック補正をおこなう。
【0019】
(第三の手段)
複数の像担持体を有するカラー画像形成装置において,イエロー画像形成ステーションに対してはクロック補正をおこなわない。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本実施例の画像形成装置を表わす概略図である。装置は感光ドラム11とその周りに配置された帯電器12,画像露光器17,現像器19,転写帯電器14,及び定着器15,クリーニング部材16,から成る電子写真記録装置である。
【0021】
像担持体11は導電性の支持基体を最下層として,電荷発生層,電荷輸送層のように2層構造よりなる,機能分離タイプのものや,単層型のものが使用できる。帯電手段としては,ワイヤーと電界制御グリッドよりなるコロナ帯電器を用いたコロナ帯電方式,像担持体に接触させた帯電ローラーに直流あるいは直流と交流の重畳バイアスを印加して帯電するローラー帯電方式などが挙げられる。
【0022】
露光手段としての光学系17には,半導体レーザーを使用したスキャナータイプのものや,LEDに集光装置であるセルフォックレンズを介して像露光をおこなうもの,また,EL素子やプラズマ発光素子など,その他の光学系も使用することができる。
【0023】
図4にブロック図を示す。
【0024】
図4は,本発明を実現する為、入力データ及び高周波クロックからPWMデータ及びクロックを生成する変調部48の内部構成である。
【0025】
図4に於いて,60はPLL回路であり,基本クロックを入力することによりn倍の高周波クロックを出力する。この高周波クロックは,分周回路61,出力回路63にそれぞれ入力される。61は分周回路である。ここでは,入力される高周波クロックをx回に一度カウントすることにより,入力クロックを1/x分周したクロックを出力する。ここでの説明の便宜のため,1/n分周しPLL60に入力される基本クロックと同じ周期のメインクロックを出力すると仮定する。Xは正数であればいくつでもかまわない。(図5−1参照)
分周回路61から出力されるクロックはカウンタ回路64に入力される。変調回路62では,入力データを変調する。レーザーの階調性を表すのに,単位時間内での点灯時間をPWM変調で制御することがよく行われているため,ここでの説明をPWM変調(特にデジタルPWM変調)に関する説明を行う。たとえばAbitの入力データをPWM変調する場合,2ビットのパルス幅信号に変換する。ここで,
 = n
となるように常数を決めておく。この変調回路62では,入力データからパルス幅信号を生成し,出力回路にその信号を送信する。出力回路63では,変調回路62から得られたパルス幅信号に応じて,PLL回路60から出力される高周波クロックに同期したPWM信号,高周波クロックに同期したクロック信号を出力し,PWM信号はレーザー駆動回路に,クロック信号は画像処理部にそれぞれ送信される。(図5−2参照)
カウンタ回路64では,分周回路で高周波クロックを1/n分周したクロックをカウントする。このとき,カウント値が所定値になったら,出力回路63に信号を送信する。(図5−2参照)
このカウンタ回路64が出力回路63に信号を送信している際,出力回路では通常と動作が異なる。通常,n個の高周波クロックで(PWMデータ,クロック信号の)1つの周期を生成していたのに対し,このときだけこの周期と異なるPWMデータ,クロック信号を出力する。(図5−3参照)
図9−1は複写機やプリンターといったデジタル画像形成装置のとくに複数のレーザーを使用した物の側面図である。本実施例では2つのレーザーを用いるもので説明する。レーザー光は,一定速度で回転するポリゴン33の面にレーザーを照射し,その反射光でドラム11面上を走査する。ツインレーザーの場合,レーザー光が副走査方向に位置されているため,図9−2のように極端な図に示すと,ポリゴン33からドラム11までの光路長La,Lbが異なることがわかる。
【0026】
(La<Lb)
このドラムまでの光路長が異なると言うことは,図9−3に示す通りポリゴンがドラム面上の走査する距離Xa,Xbが
Xb > Xa
となってしまう。
【0027】
このような状態の画像は,1ラインおきに画像端部がギザギザになるとともに,画像パターンによっては低周波領域にモアレが発生してしまう。
【0028】
本発明では,1ラインの特定箇所で局所的に1画素を形成するクロック数を変化させ,ドラム面上のスキャン長の差Xb−Xaで挿入する(1画素を形成する数を変えた)クロック/データの数を変化させる。
【0029】
図10に、本実施例を実現する為に重要な62変調回路,63出力回路の回路ブロック図を示す。
【0030】
画像データは62変調回路に入力され,この図では8ビットのPWM画像データに変調され,各ビットは82−1〜82−8の2入力AND回路の一方に入力する。また82−9は82−8と同じデータが入力される。
【0031】
81−1〜81−9はDタイプフリップフロップであり,CLKの立ち上がりでDの入力をQに出力する。これらは前記2入力AND回路82−1〜82−9の入力の一方に接続される。それと同時に81−1〜81−8のフリップフロップは,81−1の出力が81−2の入力に,81−2の出力が81−3の入力にといった縦続に接続されている。またフリップフロップ82−8の出力は2入力セレクタ回路83及び2入力セレクタ回路84にも接続される。2入力AND回路82−9の出力は,2入力セレクタ回路83にも接続される。
【0032】
2入力AND回路82−1〜9の出力は,9入力OR回路86に接続され,その出力をPWM信号として出力する。
【0033】
2入力セレクタ回路83は,変調制御部80の出力によって,フリップフロップ81−8,81−9の出力を選択し,2入力OR回路87の入力の一方に接続される。
【0034】
2入力セレクタ回路84の他方の入力はGNDに接続されている。変調制御部80の出力によって2入力セレクタ回路84の場合はフリップフロップ81−8の出力を81−9に入力させるか否かを制御する。
【0035】
変調制御部80は,カウンタ出力回路の出力を元に,セレクタ回路83〜84のセレクタを所定の値に切り換える。
【0036】
2入力OR回路87の入力の他方はタイミング信号が入力され,その出力はフリップフロップ81−1に入力される。
【0037】
次に動作を説明する。
【0038】
フリップフロップ81−1〜9に入力されるCLKに同期してCLK1クロック分の幅の信号をタイミング信号として入力する。これにより,フリップフロップ81−1〜9で構成される環状のシフトレジスタの出力の1ヶ所が常に“1”となるようになる。変調制御部では,カウンタ回路の出力を受け,前記環状のシフトレジスタの大きさを制御するようにセレクタ回路83,84を切り換える。1画素を8CLKで構成する場合は,セレクタ回路83ではフリップフロップ81−8の出力を選択し,セレクタ回路84ではGNDを選択する。1画素を9CLKで構成する場合は,セレクタ回路83ではフリップフロップ81−9の出力を選択し,セレクタ回路84はフリップフロップ81−8の出力を選択する。これらの切換で,フリップフロップ81−1〜81−9の出力が8/9CLKに1回“1”が出力されるようになる。
【0039】
82−1〜9はPWM画像データが設定されており,1画素(=8/9CLK)毎にデータを変化させる。その設定されたデータと8/9CLKに1度の“1”をAND演算し各AND出力をOR演算することで,8/9CLKで構成されたPWM信号を出力することができる。
【0040】
図示しないが,これと同じ構成を使用し,画像データに相当するところに画像クロックのパターンを入力したり,フリップフロップ81−1〜81−8の特定箇所(例えば81−1と81−5)の出力をJKフリップフロップ回路に入力することで,PWM信号と同様に8/9CLKで構成されたクロック信号を出力することができる。
【0041】
これにより図11のように1周期内の特定箇所で1画素の構成数を9CLKに,その他の時は8CLKになるように制御することで,ドラム11面上の走査距離Xa,Xbを電気的に補正し等しくすることが可能になる。1画素を構成する幅を変化させる点を,カウンタ回路64で決定しているが,例えば別のタイマー手段等で決定しても差し支えない。
【0042】
(実施例1)
第12図に示す様に,4連の像担持体を有し,各像担持体に対して2ビームの走査光学系を用い,2ビームの位置ズレが第13図に示すとおり,像担持体長手方向の中央位置で揃い,端部にいくに従いその位置ズレが大きくなっていく様な走査光学系を用いる。
【0043】
Cyan,Magenta,Yellow,Black各色に第7図に示すディザパターンを使用すると,その周波数領域での波数ベクトルと,走査光学系のジッター成分である,1ライン1スペース画像の周波数領域での波数ベクトルが干渉を起こし,低周波領域にモアレを発生することが第7−1図よりわかる。
【0044】
この様な条件下で,第8図に示すとおり,画素間の適当な位置でのクロックの補正を,第13図に示す様なタイミングでおこなうことにより,低周波モアレが発生しない良好な画像出力が可能となる。
【0045】
また第13図に示したLD1とLD2の相対位置のズレを制御する手法として,第14図に示した様に,LD1を伸長させさせてLD1とLD2の相対距離を制御する方法(図14−1),LD2を縮小させてLD1とLD2の相対距離を制御する方法(図14−2),LD1とLD2の走査線長を変更せずにLD1とLD2の相対距離を制御する方法(図14−3)などが考えられる。
【0046】
図14−3で示した,LD1とLD2の走査線長を変更せずにLD1とLD2の相対距離を制御する手法については,画像端部で帳尻を合わせるため,LD1とLD2の走査線長が大きく異なるケースでは使用することができないが,数十μm程度の実用範囲内であれば視覚的に問題のないことが解っている。
【0047】
もちろん,位置補正の手段としては,図14に示すような画素片の挿入・削除でも良いし,第15図に示すようなデータ自体の伸長・伸縮でもどちらでも可能である。
【0048】
(実施例2)
実施例1において,第7−1図よりわかるとおり,2ビームレーザーのジッターと強い干渉を起こすCyanとMagentaの2色に対してクロック補正をおこない,2ビームレーザーのジッターと弱い干渉を起こすYellow,Blackの2色に対しては補正をおこなわない。
【0049】
この様に,問題となるステーションではクロック補正をおこない,問題が起こらないステーションではクロック補正をおこなわない。この様に,画像パターンに応じてクロック補正の実施を選択することで,コストバランスのとれた画像記録装置を構成することができる。
【0050】
(実施例3)
第7−2図に示すとおり,Yellowチャンネルに低周波モアレの発生する画像ディザパターンを用いることで,問題となる二つのディザパターンのうち,Cyanチャンネルについてのみクロック補正をおこない,視覚的に目だたないYellowチャンネルはクロック補正をおこなわないことで,コストバランスのとれた画像記録装置を構成することができる。
【0051】
【発明の効果】
マルチビームレーザーを用いた電子写真写真画像記録装置において,ビーム間の照射位置のズレがあり,且つ,画像パターンとの組み合わせにより低周波モアレを発生する場合に,問題となるステーションにのみクロック補正をおこない位置ズレ補正をおこなうことにより,マルチビームレーザーの位置ズレによる画像不良を起こさず,且つ,コストバランスのとれた画像記録装置を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカラー画像形成装置の構成
【図2】低周波モアレを発生させる画像パターンの選別方法の説明
【図3】低周波モアレを発生させる画像パターンの選別方法の説明
【図4】クロック補正をおこなう際の制御ブロック図
【図5】第4図のタイミング信号
【図6】人間の視覚特性を説明する図
【図7】実施例で使用するディザパターンの説明
【図8】クロック補正をおこなった際のドラム上での位置補正の説明
【図9】ツインレーザーにおけるスキャン長の差の発生原因
【図10】出力回路の回路ブロック図
【図11】実施例における動作例
【図12】実施例における本体構成の説明
【図13】実施例におけるクロック補正の説明
【図14】走査光学系の相対位置のズレを補正する手法の説明
【図15】走査光学系の相対位置のズレを補正する手法の説明
【符号の説明】
11 感光ドラム
12 帯電器
17 画像露光器
19 現像器
14 転写帯電器
15 定着器
16 クリーニング部材

Claims (3)

  1. 光導電性の像担持体と,前記像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段を有する電子写真画像記録装置において,
    複数個のレーザービームを用いて像露光をおこない,
    複数個のレーザービーム(以下,マルチビーム)よる像露光をおこなうことによって,0.2〜3cycle/mmの周波領域に,新たにモアレ縞が発生する際に,
    基本クロックから基本クロックの整数倍のクロックを発生する高周波クロック発生装置と,前記高周波クロック複数個で構成するメインクロックを生成するメインクロック生成部と,前記高周波クロック複数個と入力データから一義的に決まるデータ生成部で,所定箇所でメインクロック及びデータを構成する高周波クロック数を変化させるように制御するクロックを用いて像描画をおこなう(以下,クロック補正)ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 複数の像担持体を有するカラー画像記録装置において,一部分の画像形成ステーションについてのみ,クロック補正をおこなうことを特徴とする請求項1の画像記録装置。
  3. 複数の像担持体を有するカラー画像記録装置において,イエロー画像形成ステーションに対してはクロック補正をおこなわないことを特徴とする請求項1又は2の画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9575314B2 (en) 2011-12-05 2017-02-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having polygon mirror formed with a plurality of reflection surfaces

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