【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は野菜カッティング装置、より詳細には、食品工場、スーパー、大型レストラン等において、大根卸し、切干大根、キンピラ等を量産するに当たり、大根等の野菜を自動的に卸したり、切ったりするための野菜カッティング装置に関するものである。本発明においていう「カッティング」は、切断、スライス、卸し等の野菜調理に当って包丁や卸し金等の器具を利用して行なう種々の処理を包含する。
【０００２】
【従来の技術】
大根卸し、切干大根、キンピラ等、あるいは、カットされたそれらの野菜素材が大量に必要となる食品工場、デパート、スーパー、仕出し店、レストラン等においては、それらの野菜を卸したり、切ったり、スライスしたりする作業は効率面、コスト面から人手によらず、機械に頼ることが多い。
【０００３】
例えば、従来野菜卸し機として、特開平１０−８５１４０号公報に記載のものが知られている。これは、枠内で水平回転する浅い椀状の卸し盤上に野菜を投入し、上方から人手により、押付け部材を用いて野菜を卸し盤に押し付けるというものである。
【０００４】
上記野菜卸し機の場合は、処理中人手により押付け部材を用いて野菜を押し続けていなければならないだけでなく、小さくなった野菜が、卸し盤の卸し金部分（卸し片）間の落下間隙に落ちやすく、その分無駄が出やすい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の野菜卸し機の場合は、人手を介在させるために作業中人手が必要となるので、作業コストが嵩み、また、材料に無駄が出やすいという問題があったので、本発明はそのような問題のない、即ち、卸し作業その他のカッティング処理が可能であって、野菜投入後人手を要せず、しかも材料を無駄にすることなく、自動的且つ効率よく野菜を卸したり、切ったりすることができる野菜カッティング装置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、投入物を遠心力でラジアル方向に導く回転体と、内周面に適宜歯刃と加工物の通抜け孔を有していて前記回転体を僅かな間隙を保持して取り囲む歯刃筒と、前記歯刃筒の外側に、前記通抜け孔からの加工物飛出し用スペースを保持して前記歯刃筒を取り囲むカバー部を含む回収部とから成る野菜カッティング装置、を以て上記課題を解決した。
【０００７】
好ましくは、前記回収部は、前記飛出し用スペースの底面となる傾斜底面を有するフードを備え、前記回転体としては、回転軸に放射状に仕切板を取り付けたものや、回転軸を中心に仕切り板を井桁状に組んだもの等が用いられる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に依拠して説明する。図１は、本発明に係る装置の一実施形態の正面図、図２はその平面図、図３はその要部斜視図である。図中１は架台で、架台１上に、モータ２を内蔵したモータケース３が設置され、モータケース３上に、カッティング部４と回収部５とが配備される。
【０００９】
カッティング部４は円筒状を呈し、外側から順に、カバー６、歯刃筒７、回転体８を同心的に配置して成る。歯刃筒７はモータケース３の上面に設置され、カバー６と歯刃筒７の間には、歯刃筒７を抜けてくる加工物の飛出し用スペース９を確保するため、十分な間隔が保持される。
【００１０】
歯刃筒７はその内周面に種々の歯刃と加工物の通抜け孔を有し、また、上面に野菜の投入口１０を備える。図３及び図４に示す歯刃筒７は大根等の卸し用であり、その内周面を、所謂卸し金状態にする。そのためには例えば、小孔を内方に打ち抜き、小孔に沿って歯を立ち上げた小孔歯１１を無数に設ける。この場合、小孔歯１１は歯刃と通抜け孔とを兼ね、後述する作用によってすり卸された大根卸し等の加工物は、内側から小孔歯１１を抜けて飛出し用スペース９に出る。
【００１１】
また、図５に示すものは、ジャガイモをポテトチップ製造用にスライスしたりするためのスライス用歯刃筒７で、この場合、細長い縦孔１２を、例えば、２段且つ対称的に８個所に設け、各縦孔１２の一方の縦側辺に沿って切刃１１ａを設置したものである。この場合、後述する作用によってスライスされた野菜は、各縦孔１２を抜けて飛出し用スペース９に出る。
【００１２】
更に、切干大根製造用やキンピラ製造用に大根、ニンジン、ゴボウ等をスティック状にカッティングするには、正方形の通抜け孔を縦に連ね、その縦方向一側辺と各通抜け孔上下間の仕切りとを切刃にしたものを採用すればよい。
【００１３】
この他にも歯刃筒７の内周面には、カッティング対象物に応じた、種々の歯刃と通抜け孔とが適宜形成され、これら各種の歯刃筒７は、好ましくは用途に応じて選択し、モータケース３の上面に付け替え可能に構成される。
【００１４】
付け替え可能にするには、例えば、歯刃筒７の底面に凹凸部を設け、この凹凸部を、モータケース３の上面に設けたこれに対応する凹凸部に嵌め込むことにより、歯刃筒７をモータケース３上に保持させるようにする。このようにすることにより、カバー６を外して歯刃筒７を容易に着脱でき、且つ、位置決めすることが可能となる。
【００１５】
回転体８は、モータ２によって回転駆動され、投入口１０から歯刃筒７内に投入された野菜に遠心力を与え、歯刃筒７の内面に高速で擦り付けるためのもので、その中心に、モータ２の出力軸２ａに結合される回転軸１３を有する。
【００１６】
図４に示す回転体８は、回転軸１３から歯刃筒７の内周面直近まで放射状に伸びる仕切板１４を６枚設けたもので、投入口１０から２つの仕切板１４間に形成される扉形の区画内に投入された野菜は、回転体８の回転に伴ない、仕切板１４に後押しされ、遠心力を付与されて歯刃筒７の内周面に押し付けられ、その状態で内周面に沿って高速移動する。
【００１７】
野菜はその間歯刃に擦り付けられ続け、図３及び図４に示す卸し用の歯刃筒７の場合は、小孔歯１１によって卸された大根卸し等は、小孔歯１１から抜けて、次々と飛出し用スペース９に出ていく。
【００１８】
また、図５に示す歯刃筒７の場合は、切刃１１ａによって野菜のスライスが生成されて縦孔１２から飛出し用スペース９に出ていく。いずれの場合にも、野菜はその大小に関係なく（厳密には、歯刃筒７と回転体８の仕切板１４との間隙より小さくなるまで）、遠心力によって歯刃に擦り付けられ続けるので、材料に無駄が出ない。
【００１９】
図６に示す回転体８は、回転軸１３を囲むようにして仕切板１４を井桁状に組み、上面にドーナツ状の上面板１４ａを、また、下面に円形の下面板１４ｂを固定したもので、各仕切板１４は、投入された野菜に対し、上記の場合と同様に作用する。この回転体８は、例えばキンピラ用にニンジンとゴボウをスティック状に切るために用いられ、その場合の歯刃筒７には、櫛刃１７と平刃１８とから成る複合刃が縦向きに設置され、櫛刃１７と平刃１８の間に通抜け孔が設けられる。
【００２０】
回収部５は、歯刃筒７を囲むように存在する飛出し用スペース９の底面を構成する下り傾斜の滑走面１５と、滑走面１５をカバーするフード１６とから成る（図２参照）。飛出しスペース９に出た大根卸しその他の加工物は、滑走面１５上に落ちて滑走し、適宜容器内に回収される。
【００２１】
図７乃至図９に示す実施形態は、よりコンパクトな構成とした本発明に係る野菜カッティング装置の構成を示すものであり、モータケース３上に、ハンドル２１を有する円筒形の回収部５が設置される。回収部５の底面２０の中心に立上り筒２２が形成され、そこに、モータケース３から延びる出力軸２ａが挿入される。
【００２２】
立上り筒２２には、歯刃筒７を載置する受けテーブル２３が、通例脱着可能に取り付けられる。受けテーブル２３はその裏面に、立上り筒２２に被装する軸筒２４を備える。立上り筒２２の外側面と軸筒２４の内側面には、適宜対応する凹凸構造を設け、あるいは、両筒をスプライン結合等となし、軸方向には移動できるが、互いに回転はできない結合関係にする。また、両筒に螺刻してネジ結合としてもよい。
【００２３】
受けテーブル２３は、歯刃筒７を載置するフランジ２５を有していて、そのフランジ２５の上面に、所定間隔置きに係止突部２６が設置される。この係止突部２６には、後記歯刃筒７の係止凹部２７が係合する。
【００２４】
受けテーブル２３の上面中央部には、回転体８の底面から突出する回転軸１３を遊挿する軸筒２４ａが設置される。回転体８の、歯刃筒７の内径より僅かに小径の回転板上には、ほぼその直径長に相当する長さの仕切板１４が、中央部を回転軸１３に固定されることによって配備される。
【００２５】
回転軸１３は、上方から軸筒２４内に挿入することによりモータの出力軸２ａに係合可能にし、以て回転動力の伝達を可能にする。その係合手段は任意で、例えば、出力軸２ａに設けた突部２８を、回転軸１３に設けた縦溝に係止させる構成とすることができる。
【００２６】
ここに図示された歯刃筒７は、上下を逆にして使用可能にしたもので、それは、図９の歯刃筒７の展開図に示されるように、上辺及び下辺に係止凹部２７を設けると共に、多数の通抜け孔３０を並設した通抜け部を適宜間隔置きに配置し、各通抜け部間に、２種の歯刃列３１、３２を配設したものである。例えば、歯刃列３１は細かい刃とし、歯刃列３２の方は大きく粗めの刃とする。
【００２７】
かかる歯刃列３１、３２を備えた歯刃筒７の場合、先に細かい歯刃列３１で加工し、次いで粗めの歯刃列３２で加工する方法と、逆に粗めの歯刃列３２で最初に加工し、次いで細かい歯刃列３１で加工する方法とを、歯刃筒７の上下を逆にすることによって選択することができる。上記いずれの方法を採るかにより、加工物の性状を異ならしめることができる。
【００２８】
回収部５には、投入口１０を備えた蓋３３が被せられる。蓋３３の裏面には環状突部３４が形成され、蓋３３を回収部５に被せた際、環状突部３４が歯刃筒７の上部内に嵌合し、歯刃筒７を支持する。
【００２９】
この場合、歯刃筒７から出て回収部５内に貯まった加工物は、回収部５をモータケース３から外し、また、蓋３３を取り外し、歯刃筒７を受けテーブル２３ごと抜いた後、回収部５から取り出す。その取り出しは、回収部５のハンドル２１を持って行うことができる。
【００３０】
以上いずれの場合にも、カッティング対象に応じて歯刃筒７と回転体８を選択して組み合わせることにより、種々の態様のカッティングに対応させることができる。
【００３１】
【発明の効果】
本発明は上述した通りであり、コンパクトで簡易な構成であって、大根卸し、切干大根やキンピラの素材等を人手によらずに効率よく、材料に無駄を出さずに量産でき、歯刃筒を交換することにより種々の態様のカッティング加工に利用し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る野菜カッティング装置の正面図である。
【図２】本発明に係る野菜カッティング装置の平面図である。
【図３】本発明に係る野菜カッティング装置の要部斜視図である。
【図４】本発明に係る野菜カッティング装置における歯刃筒及び回転体の構成例を示す斜視図である。
【図５】本発明に係る野菜カッティング装置における歯刃筒の他の構成例を示す斜視図である。
【図６】本発明に係る野菜カッティング装置における回転体の他の構成例を示す斜視図である。
【図７】本発明に係る野菜カッティング装置の他の実施形態の縦断面図である。
【図８】本発明に係る野菜カッティング装置の他の実施形態の分解斜視図である。
【図９】本発明に係る野菜カッティング装置の他の実施形態における歯刃筒の展開図である。
【符号の説明】
１ 架台
２ モータ
２ａ 出力軸
３ モータケース
４ カッティング部
５ 回収部
６ カバー
７ 歯刃筒
８ 回転体
９ 飛出し用スペース
１０ 投入口
１１ 小孔歯
１２ 縦孔
１３ 回転軸
１４ 仕切板
１５ 滑走面
１６ フード
１７ 櫛刃
１８ 平刃
２０ 上面フランジ板
２１ ハンドル
２２ 立上り筒
２３ 受けテーブル
２４ 軸筒
２４ａ 軸筒
２５ フランジ
２６ 係止突部
２７ 係止凹部
２８ 突部
３０ 通抜け孔
３１ 歯刃列
３２ 歯刃列
３３ 蓋
３４ 環状突部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention is a vegetable cutting device, more specifically, in food factories, supermarkets, large restaurants, etc., for mass-producing radish, cut dried radish, kinpira, etc., to automatically wholesale or cut vegetables such as radish. Related to a vegetable cutting device. The term "cutting" as used in the present invention includes various processes performed in cooking vegetables, such as cutting, slicing, and wholesale, using appliances such as knives and wholesalers.
[0002]
[Prior art]
Wholesale radish, dried radish, nectar, etc., or in food factories, department stores, supermarkets, catering establishments, restaurants, etc. where a large amount of cut vegetables are needed, wholesale, cut, or slice those vegetables The work to be done often relies on machines, not by hand, in terms of efficiency and cost.
[0003]
For example, a conventional vegetable wholesaler described in Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-85140 is known. In this method, vegetables are put into a shallow bowl-shaped wholesaler that rotates horizontally in a frame, and the vegetables are manually pressed from above using a pressing member onto the wholesaler.
[0004]
In the case of the above-mentioned vegetable wholesaler, not only must the vegetables be kept pressed by hand using a pressing member during processing, but also the smaller vegetables fall into the drop gap between the wholesaler parts (wholesale pieces) of the wholesaler. It is easy to fall and waste is easy.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the case of the conventional vegetable wholesaler, labor is required during the work to intervene, so there is a problem that the working cost is increased and the material is easily wasted. The present invention does not have such a problem, that is, it is possible to wholesale and other cutting processes, without the need for manpower after putting the vegetables, and without wasting the ingredients, automatically and efficiently wholesale the vegetables. It is an object of the present invention to provide a vegetable cutting device that can be cut or cut.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a rotating body that guides an input material in a radial direction by centrifugal force, and a tooth that has a tooth blade and a through hole for a workpiece as appropriate on an inner peripheral surface and surrounds the rotating body while holding a small gap. The above object is achieved by a vegetable cutting device including a blade cylinder and a collection unit including a cover portion that surrounds the tooth cylinder while holding a space for projecting the workpiece from the through hole outside the tooth cylinder. Was solved.
[0007]
Preferably, the recovery unit includes a hood having an inclined bottom surface serving as a bottom surface of the pop-out space, and the rotating body includes a rotating shaft with a radially attached partition plate or a rotating shaft with a center at the center. For example, a plate assembled in a girder shape is used.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a front view of an embodiment of the apparatus according to the present invention, FIG. 2 is a plan view thereof, and FIG. In the figure, reference numeral 1 denotes a gantry, on which a motor case 3 having a built-in motor 2 is installed, and on the motor case 3, a cutting unit 4 and a collecting unit 5 are provided.
[0009]
The cutting portion 4 has a cylindrical shape, and includes a cover 6, a tooth tube 7, and a rotating body 8 concentrically arranged in this order from the outside. The tooth tube 7 is installed on the upper surface of the motor case 3, and a sufficient space is provided between the cover 6 and the tooth tube 7 in order to secure a space 9 for projecting a workpiece coming out of the tooth tube 7. Is held.
[0010]
The tooth blade cylinder 7 has various tooth blades and through-holes for workpieces on the inner peripheral surface thereof, and has an input port 10 for vegetables on the upper surface. The tooth tube 7 shown in FIGS. 3 and 4 is for wholesale of radish and the like, and its inner peripheral surface is in a so-called wholesale state. For this purpose, for example, the small holes are punched inward, and a number of small hole teeth 11 having teeth raised along the small holes are provided. In this case, the small hole teeth 11 also serve as a tooth blade and a through hole, and a workpiece such as a radish unrolled by the operation described later passes through the small hole teeth 11 from the inside and exits to the ejection space 9. .
[0011]
FIG. 5 shows a slicing tooth tube 7 for slicing potatoes for producing potato chips. In this case, elongated vertical holes 12 are provided at, for example, two stages and symmetrically at eight positions. The cutting blade 11a is provided along one vertical side of each vertical hole 12. In this case, the vegetables sliced by the operation to be described later pass through each vertical hole 12 and come out to the pop-out space 9.
[0012]
Furthermore, in order to cut radish, carrot, burdock, etc. into a stick shape for the production of cut dried radish or for the production of kinpira, square through holes are vertically connected, and one side in the vertical direction and the upper and lower sides of each through hole What is necessary is just to employ what used the partition and the cutting blade.
[0013]
In addition, various tooth blades and through-holes are appropriately formed on the inner peripheral surface of the tooth tube 7 according to the cutting object. And can be attached to the upper surface of the motor case 3.
[0014]
In order to make replacement possible, for example, an uneven portion is provided on the bottom surface of the tooth tube 7, and the uneven portion is fitted into the corresponding uneven portion provided on the upper surface of the motor case 3. Is held on the motor case 3. By doing so, the cover 6 is detached, and the tooth tube 7 can be easily attached and detached and positioned.
[0015]
The rotating body 8 is driven to rotate by the motor 2, applies centrifugal force to the vegetables put into the tooth tube 7 from the input port 10, and rubs the inner surface of the tooth tube 7 at a high speed. , A rotating shaft 13 coupled to the output shaft 2 a of the motor 2.
[0016]
The rotating body 8 shown in FIG. 4 is provided with six partitioning plates 14 extending radially from the rotating shaft 13 to immediately near the inner peripheral surface of the tooth tube 7, and is formed between the input port 10 and the two partitioning plates 14. With the rotation of the rotating body 8, the vegetables put into the door-shaped section are pushed by the partition plate 14, applied with centrifugal force, and pressed against the inner peripheral surface of the tooth tube 7. It moves at high speed along the inner circumference.
[0017]
In the meantime, the vegetables continue to be rubbed against the tooth blade, and in the case of the wholesale tooth blade cylinder 7 shown in FIGS. And it goes out to the space 9 for jumping out.
[0018]
Further, in the case of the tooth tube 7 shown in FIG. 5, a slice of vegetables is generated by the cutting blade 11a and comes out of the vertical hole 12 into the space 9 for popping out. In any case, the vegetables continue to be rubbed against the tooth blades by centrifugal force regardless of their size (strictly, until they become smaller than the gap between the tooth tube 7 and the partition plate 14 of the rotating body 8). No waste in materials.
[0019]
The rotating body 8 shown in FIG. 6 is configured by assembling a partition plate 14 in a grid pattern so as to surround the rotating shaft 13, fixing a donut-shaped upper plate 14 a on the upper surface, and fixing a circular lower plate 14 b on the lower surface. The partition plate 14 acts on the introduced vegetables in the same manner as described above. The rotating body 8 is used, for example, to cut a carrot and a burdock into a stick shape for a kinpira. In this case, a compound blade composed of a comb blade 17 and a flat blade 18 is installed in the tooth tube 7 in a vertical direction. Then, a through hole is provided between the comb blade 17 and the flat blade 18.
[0020]
The recovery unit 5 includes a downwardly inclined sliding surface 15 that forms the bottom surface of the projecting space 9 that surrounds the tooth tube 7, and a hood 16 that covers the sliding surface 15 (see FIG. 2). The radish wholesaler and other processed products that have come out of the pop-out space 9 fall on the sliding surface 15 and slide, and are appropriately collected in a container.
[0021]
The embodiment shown in FIGS. 7 to 9 shows a configuration of a vegetable cutting device according to the present invention having a more compact configuration, in which a cylindrical collecting unit 5 having a handle 21 is installed on a motor case 3. Is done. An upright cylinder 22 is formed at the center of the bottom surface 20 of the collection unit 5, and an output shaft 2 a extending from the motor case 3 is inserted therein.
[0022]
A receiving table 23 on which the tooth tube 7 is placed is usually detachably attached to the rising tube 22. The receiving table 23 has a shaft cylinder 24 mounted on the rising cylinder 22 on the back surface thereof. Corresponding uneven structures are provided on the outer surface of the rising cylinder 22 and the inner surface of the shaft cylinder 24 as appropriate, or the two cylinders are spline-coupled or the like so that they can move in the axial direction but cannot rotate with each other. I do. Further, the two cylinders may be screwed to form a screw connection.
[0023]
The receiving table 23 has a flange 25 on which the tooth tube 7 is placed. On the upper surface of the flange 25, locking projections 26 are installed at predetermined intervals. The locking projection 27 engages with a locking recess 27 of the tooth tube 7 described later.
[0024]
At the center of the upper surface of the receiving table 23, a shaft cylinder 24a into which the rotating shaft 13 protruding from the bottom surface of the rotating body 8 is inserted is installed. On the rotating plate of the rotating body 8 having a slightly smaller diameter than the inner diameter of the tooth tube 7, a partition plate 14 having a length substantially corresponding to the diameter is provided by fixing the central portion to the rotating shaft 13. Is done.
[0025]
The rotating shaft 13 can be engaged with the output shaft 2a of the motor by being inserted into the shaft cylinder 24 from above, thereby enabling transmission of rotational power. The engaging means may be arbitrarily configured, for example, such that the protrusion 28 provided on the output shaft 2 a is locked in a vertical groove provided on the rotating shaft 13.
[0026]
The tooth tube 7 shown here can be used upside down and can be used. As shown in a development view of the tooth tube 7 in FIG. 9, a locking recess 27 is provided on the upper side and the lower side. In addition to this, a plurality of through-holes in which a plurality of through-holes 30 are juxtaposed are arranged at appropriate intervals, and two types of tooth rows 31 and 32 are arranged between the through-holes. For example, the tooth row 31 is a fine blade, and the tooth row 32 is a large and coarse blade.
[0027]
In the case of the tooth blade cylinder 7 provided with such tooth blade rows 31 and 32, a method of processing first with a fine tooth row 31 and then processing with a coarse tooth row 32, and vice versa. It is possible to select the method of first processing at 32 and then processing with the fine tooth row 31 by turning the tooth tube 7 upside down. The properties of the processed product can be varied depending on which of the above methods is employed.
[0028]
The collection unit 5 is covered with a lid 33 having an input port 10. An annular protrusion 34 is formed on the back surface of the lid 33, and when the cover 33 is put on the recovery unit 5, the annular protrusion 34 fits into the upper part of the tooth tube 7 and supports the tooth tube 7.
[0029]
In this case, after the workpiece that has exited from the tooth tube 7 and accumulated in the collection unit 5, the collection unit 5 is removed from the motor case 3, the lid 33 is removed, and the tooth tube 7 is removed together with the table 23. From the collection unit 5. The removal can be performed by holding the handle 21 of the collection unit 5.
[0030]
In any of the above cases, it is possible to cope with various forms of cutting by selecting and combining the tooth tube 7 and the rotating body 8 according to the cutting target.
[0031]
【The invention's effect】
The present invention is as described above, has a compact and simple configuration, and can mass-produce radish wholesale, cut dried radish, noodles, and the like efficiently without manual operation and without wasting the material. There is an effect that it can be used for various types of cutting by exchanging.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a main part of the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration example of a tooth tube and a rotating body in the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing another example of the configuration of the tooth tube in the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing another configuration example of the rotating body in the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of another embodiment of the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 8 is an exploded perspective view of another embodiment of the vegetable cutting device according to the present invention.
FIG. 9 is a development view of a tooth tube in another embodiment of the vegetable cutting device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 base 2 motor 2 a output shaft 3 motor case 4 cutting unit 5 collection unit 6 cover 7 tooth blade cylinder 8 rotating body 9 launching space 10 input port 11 small hole teeth 12 vertical hole 13 rotating shaft 14 partition plate 15 sliding surface 16 Hood 17 Comb blade 18 Flat blade 20 Top flange plate 21 Handle 22 Rising tube 23 Receiving table 24 Shaft tube 24a Shaft tube 25 Flange 26 Locking protrusion 27 Locking recess 28 Projection 30 Through hole 31 Tooth blade row 32 Tooth blade Row 33 Lid 34 Annular protrusion
