JP2004065517A - 歯科治療椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】肘受けに、患者が座った時に握ることのできる握り部材を有し、歯科治療に際し、患者は、この握り部材を握ることにより、緊張感や不安感を和らげることができる。
【解決手段】肘受け16を有する歯科治療椅子において、該肘受け16の前部、上部、又は、側部に、患者が椅子に座った状態で、握ることのできる握り部材20を一体的に又は着脱自在に有する。
【選択図】 図1
【解決手段】肘受け16を有する歯科治療椅子において、該肘受け16の前部、上部、又は、側部に、患者が椅子に座った状態で、握ることのできる握り部材20を一体的に又は着脱自在に有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科治療椅子、より詳細には、肘受けに、患者が座った時に握ることのできる握り部材を有し、歯科治療に際し、患者がこの握り部材を握ることにより、緊張感や不安感を和らげることができるようにした歯科治療椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、本発明が適用される歯科治療椅子を有する歯科用治療ユニットの一例を示す全体構成図で、該歯科用治療ユニットは、治療椅子1,ワークテーブル2,スピットン3,無影灯4,インスツルメントホルダー5,フットコントローラ6,アシスタント用インスツルメントホルダー7等から成り、インスツルメントホルダー5には、歯科治療において使用する種々のインスツルメント8が収納されており、周知のように、歯科治療に当たり、患者は歯科治療椅子1に座り、頭を安頭第11に固定し、一般的には、腕を肘受け16に乗せて治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動,起倒,傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
歯科治療椅子1は、通常、図示のように、安頭台11,バックレスト12,コンターシート13,レッグレスト14,フットレスト15,肘受け16等を有し、歯科治療に当り、患者は、歯科治療椅子1に座り、頭を安頭台11に固定し、肘(腕)を肘受け16の上に乗せて治療を受けるが、その際、患者は、少なからず緊張し、不安感を覚える。
【0004】
本発明は、歯科治療に際しての上述のごとき患者の緊張や不安感を和らげることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、肘受けを有する歯科治療椅子において、該肘受けの前部、上部、又は、側部に、患者が椅子に座った状態で、握ることのできる握り部材を有することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記握り部材は、前記肘受けに対して着脱自在であることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記肘受けは、前記握り部材を取り付ける箇所を複数有し、所望の取り箇所を選択して前記握り部材を取り付けるようにしたことを特徴としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による歯科治療椅子の一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、11は安頭台,12はバックレスト,13はコンターシート,14はレッグレスト,15はフットレスト,16は肘受けで、該治療椅子は、図3に示した治療椅子1と同様,患者が椅子に座った状態で、上下動,起倒,傾動させて歯科治療を行うが、その際、患者は、前述のように、肘を肘受け16に乗せて治療を受ける。しかし、治療を受ける患者は、少なからず緊張しており、また、不安感がある。
【0007】
本発明は、上述のごとき患者の不安感を和らげることを目的としてなされたもので、図1において、20はそのための握り部材である。この握り部材20は、肘受け16の先端部又は上部又は外側部に一体的又は着脱自在に設けられており、患者は、治療椅子1に座った後、腕を肘受け16に乗せ、その状態で該握り部材20を握り、その感触を楽しむことによって、緊張感や不安感を和らげることができる。握り部材20としては、例えば,ゲル状のボール様の物で、触ったり、握ったりすることで、気持ちの良いものを用いる。材質は肘受けと同じでもよいし、異なる材料でもよく、異なる材質の場合は、例えば、螺着等により着脱自在に取り付けるようにする。また、取り付け位置も、患者が子供等の場合は、手が届くように手前側に取り付ける必要があるので、肘受けに複数の取り付け部を設けておき、患者に応じて取り付け位置を変えるようにしてもよい。その場合は、使用しない位置の取り付け用の螺子孔は、盲蓋をするようにしておく。また、握り部材は、球状体に限らず、例えば、下部に螺子を有する人形等、任意所望の形状のものとすることができる。
【0008】
図2は、肘受けの握り部材取り付け部の構造(図2(A))と握り部材との取り付け構造(図2(B))とを示す図で、肘受けには、図2(A)に示すように、複数の握り部材取り付け用螺子孔171,172,173,174等が設けられており、図示例の場合、取り付け用螺子孔171,173,174等は盲蓋181,183,184によって目隠しされており、取り付け用螺子孔172には握り部材20の螺子20aが螺着されている。
【0009】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、歯科治療を受ける患者の緊張感や不安感を和らげることができ、患者はリラックスした気分で歯科治療を受けることができる。また、患者が小児の場合、術者が子供(患者)とのコミュニケーションをとる手段として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科治療椅子の一実施例を説明するための要部構成図である。
【図2】本発明による肘受けと、該肘受けに取り付ける握り部材との例を示す図である。
【図3】本発明が適用される歯科治療椅子を有する歯科治療ユニットの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…歯科治療椅子、11…安頭台、12…バックレスト、13…コンターシート、14…レッグレスト、15…フットレスト、16…肘受け、171〜174握り部材取り付け用螺子孔、182,183,184…盲蓋、20…握り部材、20a…螺子。
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科治療椅子、より詳細には、肘受けに、患者が座った時に握ることのできる握り部材を有し、歯科治療に際し、患者がこの握り部材を握ることにより、緊張感や不安感を和らげることができるようにした歯科治療椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、本発明が適用される歯科治療椅子を有する歯科用治療ユニットの一例を示す全体構成図で、該歯科用治療ユニットは、治療椅子1,ワークテーブル2,スピットン3,無影灯4,インスツルメントホルダー5,フットコントローラ6,アシスタント用インスツルメントホルダー7等から成り、インスツルメントホルダー5には、歯科治療において使用する種々のインスツルメント8が収納されており、周知のように、歯科治療に当たり、患者は歯科治療椅子1に座り、頭を安頭第11に固定し、一般的には、腕を肘受け16に乗せて治療を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動,起倒,傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
歯科治療椅子1は、通常、図示のように、安頭台11,バックレスト12,コンターシート13,レッグレスト14,フットレスト15,肘受け16等を有し、歯科治療に当り、患者は、歯科治療椅子1に座り、頭を安頭台11に固定し、肘(腕)を肘受け16の上に乗せて治療を受けるが、その際、患者は、少なからず緊張し、不安感を覚える。
【0004】
本発明は、歯科治療に際しての上述のごとき患者の緊張や不安感を和らげることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、肘受けを有する歯科治療椅子において、該肘受けの前部、上部、又は、側部に、患者が椅子に座った状態で、握ることのできる握り部材を有することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記握り部材は、前記肘受けに対して着脱自在であることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記肘受けは、前記握り部材を取り付ける箇所を複数有し、所望の取り箇所を選択して前記握り部材を取り付けるようにしたことを特徴としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による歯科治療椅子の一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、11は安頭台,12はバックレスト,13はコンターシート,14はレッグレスト,15はフットレスト,16は肘受けで、該治療椅子は、図3に示した治療椅子1と同様,患者が椅子に座った状態で、上下動,起倒,傾動させて歯科治療を行うが、その際、患者は、前述のように、肘を肘受け16に乗せて治療を受ける。しかし、治療を受ける患者は、少なからず緊張しており、また、不安感がある。
【0007】
本発明は、上述のごとき患者の不安感を和らげることを目的としてなされたもので、図1において、20はそのための握り部材である。この握り部材20は、肘受け16の先端部又は上部又は外側部に一体的又は着脱自在に設けられており、患者は、治療椅子1に座った後、腕を肘受け16に乗せ、その状態で該握り部材20を握り、その感触を楽しむことによって、緊張感や不安感を和らげることができる。握り部材20としては、例えば,ゲル状のボール様の物で、触ったり、握ったりすることで、気持ちの良いものを用いる。材質は肘受けと同じでもよいし、異なる材料でもよく、異なる材質の場合は、例えば、螺着等により着脱自在に取り付けるようにする。また、取り付け位置も、患者が子供等の場合は、手が届くように手前側に取り付ける必要があるので、肘受けに複数の取り付け部を設けておき、患者に応じて取り付け位置を変えるようにしてもよい。その場合は、使用しない位置の取り付け用の螺子孔は、盲蓋をするようにしておく。また、握り部材は、球状体に限らず、例えば、下部に螺子を有する人形等、任意所望の形状のものとすることができる。
【0008】
図2は、肘受けの握り部材取り付け部の構造(図2(A))と握り部材との取り付け構造(図2(B))とを示す図で、肘受けには、図2(A)に示すように、複数の握り部材取り付け用螺子孔171,172,173,174等が設けられており、図示例の場合、取り付け用螺子孔171,173,174等は盲蓋181,183,184によって目隠しされており、取り付け用螺子孔172には握り部材20の螺子20aが螺着されている。
【0009】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、歯科治療を受ける患者の緊張感や不安感を和らげることができ、患者はリラックスした気分で歯科治療を受けることができる。また、患者が小児の場合、術者が子供(患者)とのコミュニケーションをとる手段として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科治療椅子の一実施例を説明するための要部構成図である。
【図2】本発明による肘受けと、該肘受けに取り付ける握り部材との例を示す図である。
【図3】本発明が適用される歯科治療椅子を有する歯科治療ユニットの一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…歯科治療椅子、11…安頭台、12…バックレスト、13…コンターシート、14…レッグレスト、15…フットレスト、16…肘受け、171〜174握り部材取り付け用螺子孔、182,183,184…盲蓋、20…握り部材、20a…螺子。
Claims (3)
- 肘受けを有する歯科治療椅子において、該肘受けの前部、上部、又は、側部に、患者が椅子に座った状態で、握ることのできる握り部材を有することを特徴とする歯科治療椅子。
- 前記握り部材は、前記肘受けに対して着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療椅子。
- 前記肘受けは、前記握り部材を取り付ける箇所を複数有し、所望の取り箇所を選択して前記握り部材を取り付けるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の歯科治療椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228629A JP2004065517A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 歯科治療椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228629A JP2004065517A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 歯科治療椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004065517A true JP2004065517A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32015261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002228629A Pending JP2004065517A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 歯科治療椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004065517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036676A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Toshiba Corp | 医用頭部固定装置及び当該医用頭部固定装置を利用する医用寝台システム |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228629A patent/JP2004065517A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036676A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Toshiba Corp | 医用頭部固定装置及び当該医用頭部固定装置を利用する医用寝台システム |
US9254235B2 (en) | 2009-08-17 | 2016-02-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Medical head restraint and medical bed system using the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051209 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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