JP2004062893A - 重み付き編集距離に基づく例文の自動検索用システムおよび方法 - Google Patents

重み付き編集距離に基づく例文の自動検索用システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】文の集合から例文を検索する方法およびコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】入力照会文を受け取り(305)、用語頻度−逆文書頻度(TF−IDF)アルゴリズムを使用して、文の集合から入力照会文に対する候補例文を選択する(310,315)。次いで、選択した候補例文と入力照会文との間の重み付き編集距離に基づいて、選択した候補例文を再ランク付けする(320,325)。この方法を実施するシステムも提供される。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重み付き編集距離に基づく例文の自動検索用システムおよび方法に関する。換言すると本発明は、機械支援執筆(machine aided writing)システム/方法に関する。より詳述すると、本発明は、執筆過程または翻訳過程での助けとなるように例文を自動的に検索する(automatically retrieving example sentences)システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例文の自動検索が必要であり、または有益である応用例は多数存在する。例えば、例ベースの機械翻訳(example−based machine translation)では、翻訳すべき文と構文的に似ている文を検索することが必要である。次いで、検索した文を動かし、または選択することによって訳文が得られる。
【0003】
翻訳メモリシステムなどの機械支援翻訳システム(machine assisted translation system)では、関連する文を取得するための検索方法が必要となる。しかし、多くの検索アルゴリズム(retrieval algorithm)には様々な種類の欠点があり、その一部は効果的ではない。例えば、検索した文はしばしば、入力文とほとんど関連を有さない。多くの検索アルゴリズムに伴うその他の問題には、その一部が効率的ではなく、その一部がかなりのメモリ/処理資源を必要とし、その一部が、非常に時間のかかる負担となる、文コーパス(sentence corpus)に対する事前の注釈(pre−annotation)を必要とすることが含まれる。
【0004】
例文の自動検索(automatic retrieval of example)はまた、執筆支援、例えばワードプロセッサに関する一種のヘルプ機能として使用することもできる。このことは、ユーザがユーザの母語で執筆していても、母語でない言語で執筆していても当てはまる。例えば、世界経済の発展やインターネットの急速な発展に伴い、世界中の人々にとって、自分の母語ではない言語で執筆することはますます普通のことになりつつある。遺憾ながら、著しく異なる文化や書き方を有する一部の社会にとって、母語でない何らかの言語で執筆することは常に存在する障壁である。母語でない言語(例えば英語)で書くとき、非ネイティブスピーカ(例えば、中国語、日本語、韓国語、またはその他の英語でない言語を話す人々)は、しばしば言語の語法についての誤りを犯す。例文の検索は、筆者の生み出した文を改善するために、類似の内容、類似の文法構造、またはその両方を有する文例を筆者に提供する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、効果的な例文検索を実現する改良型の方法またはアルゴリズムにより、著しい改善がもたらされることになる。
【0006】
よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、従来の欠点を除去した重み付き編集距離に基づく例文の自動検索用システムおよび方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、文の集合(collection of sentences)から例文(example sentence)を検索する方法、コンピュータ可読媒体、およびシステムが提供される。入力照会文(input query sentence)を受け取り、用語頻度−逆文書頻度(TF−IDF:term frequency − inverse document frequency)アルゴリズムを使用して、文の集合から入力照会文に対する候補例文(candidate example sentence)を選択する。次いで、選択した候補例文と入力照会文との間の重み付き編集距離(weighted editing distance)に基づいて、選択した候補例文を再ランク付け(re−rank)する。
【0008】
ある実施形態の下では、各候補例文を入力照会文に変更するのに必要な演算の最小数の関数として(as a function of a minimum number of operations required to change)、選択した候補例文を再ランク付けする。他の実施形態の下では、入力照会文を各候補例文に変更するのに必要な演算の最小数の関数として、選択した候補例文を再ランク付けする。
【0009】
様々な実施形態の下では、選択した候補例文と入力照会文との間の重み付き編集距離に基づいて、選択した候補例文を再ランク付けする。ある実施形態の下では、選択した候補例文を重み付き編集距離に基づいて再ランク付けすることは、各候補例文についての別々の重み付き編集距離を、候補例文中の用語の関数(function of term)として、かつ候補例文中の用語に対応する重み付きスコアの関数(function of weighted score)として計算することをさらに含む。この重み付きスコアは、候補例文中の対応する用語に関連する品詞(スピーチのパート: partof speech)に基づいて異なる値を有する。次いで、各候補例文についての計算した別々の重み付き編集距離に基づいて、選択した候補例文を再ランク付けする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施することができる適切なコンピューティングシステム環境100の一例を示す。コンピューティングシステム環境100は、適切なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本発明の使用法または機能の範囲に関して何らかの制限を示唆するものではない。例示的動作環境100に図示するコンポーネント(component)のうちのいずれか1つ、あるいはそれらの組み合わせに関係する何らかの依存関係または要件をコンピューティング環境100が有するものと解釈すべきでもない。
【0011】
本発明は、他の多数の汎用/特殊目的コンピューティングシステム環境/構成を用いて動作可能である。本発明と共に使用するのに適した周知のコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例には、限定はしないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルド/ラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラマブル消費者向け電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、電話通信システム、ならびに上記のシステムまたは装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境などが含まれる。
【0012】
本発明は、コンピュータが実行中の、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の一般的状況で説明することができる。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し、または特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。本発明はまた、通信ネットワークを介してリンクされるリモート処理ユニットによってタスクが実行される分散コンピューティング環境でも実施することができる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、メモリ記憶装置を含む、ローカルコンピュータ記憶媒体とリモートコンピュータ記憶媒体のどちらにも位置することができる。
【0013】
図1を参照すると、本発明を実装する例示的システムは、コンピュータ110の形態の汎用コンピューティング装置を含む。コンピュータ110のコンポーネントには、限定はしないが、処理ユニット120と、システムメモリ130と、システムメモリを含む様々なシステムコンポーネントを処理ユニット120に結合するシステムバス121とを含めることができる。システムバス121は、メモリバスまたはメモリコントローラと、周辺バスと、様々なバスアーキテクチャのうちのいずれかを用いるローカルバスとを含むいくつかのタイプのバス構造のうちのいずれでもよい。例えば、限定はしないが、このようなアーキテクチャには、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Association)ローカルバス、およびメザニンバスとも呼ばれるPCI(Peripheral Component Interconnect)バスが含まれる。
【0014】
コンピュータ110は、一般に様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110がアクセス可能である入手可能などんな媒体でもよく、それには揮発性媒体と不揮発性媒体、取り外し可能媒体と取り外し不能媒体のどちらも含まれる。例えば、限定はしないが、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むことができる。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を格納するための何らかの方法または技術で実装される、揮発性媒体と不揮発性媒体、取り外し可能媒体と取り外し不能媒体のどちらも含まれる。コンピュータ記憶媒体には、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、または他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、または他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶装置、あるいは、所望の情報を格納するのに使用することができ、コンピュータ110でアクセスすることができる他のどんな媒体も含まれる。通信媒体は一般に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、搬送波または他の移送機構(transport mechanism)などの被変調データ信号で実施し、その通信媒体にはどんな情報送達媒体も含まれる。「被変調データ信号(modulateddata signal)」という用語は、その特性集合のうちの1つまたは複数を有する信号、または情報を符号化するように変化する信号を意味する。例えば、限定はしないが、通信媒体には、ワイヤードネットワークまたはダイレクトワイヤード接続などのワイヤード媒体、ならびに音響媒体、RF媒体、赤外線媒体、および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体が含まれる。上記のいずれの組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0015】
システムメモリ130は、読取り専用メモリ(ROM)131およびランダムアクセスメモリ(RAM)132などの揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含む。起動中などにコンピュータ110内の要素間で情報を転送する助けになる基本ルーチンを含む基本入出力システム(BIOS)133が、一般にROM 131内に格納される。RAM 132は一般に、処理ユニット120が即座にアクセス可能であり、かつ/または処理ユニット120が現在操作しているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。例えば、限定はしないが、図1にオペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137を示す。
【0016】
コンピュータ110はまた、他の取り外し可能/取り外し不能な、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体も含むことができる。単なる一例であるが、図1は、取り外し不能不揮発性磁気媒体を読み書きするハードディスクドライブ141と、取り外し可能不揮発性磁気ディスク152を読み書きする磁気ディスクドライブ151と、CD ROMまたは他の光媒体などの取り外し可能不揮発性光ディスク156を読み書きする光ディスクドライブ155とを示す。例示的動作環境で使用することのできる他の取り外し可能/取り外し不能な揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体には、限定はしないが、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタルバーサタイルディスク、デジタルビデオテープ、固体RAM、および固体ROMなどが含まれる。ハードディスクドライブ141は一般に、インターフェース140などの取り外し不能メモリインターフェースを介してシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は一般に、インターフェース150などの取り外し可能メモリインターフェースによってシステムバス121に接続される。
【0017】
上記で議論し、図1に図示するドライブとその関連するコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ110に対してコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、および他のデータの記憶を実現する。例えば図1では、ハードディスクドライブ141がオペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を格納するものとして図示している。これらのコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じであっても、異なっていてもよいことに留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147には、少なくともこれらが相異なるコピーであることを示すために異なる符号を付けてある。
【0018】
ユーザは、キーボード162と、マイクロフォン163と、マウス、トラックボール、またはタッチパッドなどのポインティングデバイス161などの入力装置を介して、コマンドおよび情報をコンピュータ110に入力することができる。他の入力装置(図示せず)には、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナなどを含めることができる。これらの入力装置や他の入力装置はしばしば、システムバスに結合されるユーザ入力インターフェース160を介して処理ユニット120に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)などの他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191または他のタイプのディスプレイ装置もまた、ビデオインターフェース190などのインターフェースを介してシステムバス121に接続される。モニタに加えて、コンピュータはまた、スピーカ197およびプリンタ196などの他の周辺出力装置も含むことができ、それらは、出力周辺インターフェース195を介して接続することができる。
【0019】
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180などの1つまたは複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク環境で動作することができる。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルド装置、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピア装置、または他の共通ネットワークノードでよく、一般にコンピュータ110に関して上記で述べた要素のうちの多数またはすべてを含む。図1に示す論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)171および広域ネットワーク(WAN)173を含むが、他のネットワークも含むことができる。このようなネットワーキング環境は、オフィス、企業全体のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットで一般的なものである。
【0020】
LANネットワーキング環境で使用する際、コンピュータ110は、ネットワークインターフェース/アダプタ170を介してLAN171に接続される。WANネットワーキング環境で使用する際、コンピュータ110は一般に、インターネットなどのWAN173を介して通信を確立するためのモデム172または他の手段を含む。モデム172は内蔵でも外付けでもよく、ユーザ入力インターフェース160、または他の適切な機構を介してシステムバス121に接続することができる。ネットワーク環境では、コンピュータ110に関して示したプログラムモジュールまたはその一部を、リモートメモリ記憶装置内に格納することができる。例えば、限定はしないが、図1には、リモートアプリケーションプログラム185がリモートコンピュータ180上に常駐するものとして示す。図示するネットワーク接続は例示的なものであって、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段も使用できることを理解されたい。
【0021】
図2は、例示的コンピューティング環境であるモバイルデバイス200のブロック図である。モバイルデバイス200は、マイクロプロセッサ202、メモリ204、入出力(I/O)コンポーネント206、ならびにリモートコンピュータまたは他のモバイルデバイスと通信するための通信インターフェース208を含む。一実施形態では、上記のコンポーネントは、適切なバス210を介して互いに通信するように結合される。
【0022】
メモリ204は、モバイルデバイス200への総電力(general power)が遮断されたときにメモリ204中に格納された情報が失われないようにバッテリバックアップモジュール(図示せず)を備えるランダムアクセスメモリ(RAM)などの不揮発性電子メモリとして実装される。メモリ204の一部は、プログラム実行用のアドレス指定可能メモリとして割り振ることが好ましく、メモリ204の別の部分は、ディスクドライブ上の記憶をシミュレートするためなどに使用することが好ましい。
【0023】
メモリ204は、オペレーティングシステム212、アプリケーションプログラム214、およびオブジェクトストア216を含む。動作中、オペレーティングシステム212をプロセッサ202によってメモリ204から実行することが好ましい。ある好ましい実施形態でのオペレーティングシステム212は、Microsoft Corporationから市販されているWINDOWS(登録商標)CEブランドのオペレーティングシステムである。好ましくは、オペレーティングシステム212は、モバイルデバイス用に設計され、1組の公開されたアプリケーションプログラミングインターフェース/メソッドを介してアプリケーション214が使用することのできるデータベース機能を実施する。オブジェクトストア216内のオブジェクトは、アプリケーション214およびオペレーティングシステム212によって維持され、公開されたアプリケーションプログラミングインターフェース/メソッドに対する呼出しに少なくとも部分的に応答する。
【0024】
通信インターフェース208は、モバイルデバイス200が情報を送受信することを可能にする多数の装置および技術を表す。この装置は、ほんの数例を挙げれば、ワイヤード/ワイヤレスモデム、サテライト受信機、および放送同調器を含む。モバイルデバイス200はまた、コンピュータと直接接続してそれらの間でデータを交換することもできる。そのような場合、通信インターフェース208は、赤外線トランシーバまたはシリアル/パラレル通信接続でよい。これらのすべては、ストリーミング情報を伝送することができる。
【0025】
入出力コンポーネント206は、タッチ検知画面、ボタン、ローラ、およびマイクロフォンなどの様々な入力装置と、オーディオジェネレータ、振動装置、およびディスプレイを含む様々な出力装置とを含む。上記で列挙した装置は例であり、かつモバイルデバイス200上にすべて存在する必要はない。加えて、本発明の範囲内で他の入出力装置をモバイルデバイス200に取り付けることができ、またはモバイルデバイス200を用いて検出することができる。
【0026】
本発明の様々な態様によれば、執筆過程または翻訳過程での助けとなるように例文を自動的に検索するシステムおよび方法が提案される。本発明のシステムおよび方法は、図1および図2に示すコンピューティング環境、ならびに他のコンピューティング環境として実施することができる。本発明による例文検索アルゴリズムは、重み付き用語頻度−逆文書頻度(TF−IDF)手法を使用して候補文を選択し、重み付き編集距離によって候補文をランク付けするという2つのステップを含む。図3は、この方法を実施するシステム300を示すブロック図である。図4は、一般的方法を示すブロック図400である。
【0027】
図3に示すように、305に示す照会文Qがシステムに入力される。照会文305に基づいて、文検索コンポーネント310は、通常のTF−IDFアルゴリズムまたは方法を使用して、315に示す例文の集合Dから候補例文Dを選択する。これに対応する、照会文を入力するステップ405と、集合Dから候補例文Dを選択するステップ410を図4に示す。TF−IDF手法は通常の情報検索(IR)システムで広く使用されてはいるが、検索コンポーネント(retrieval component)310で使用するTF−IDFアルゴリズムの議論を以下に述べる。
【0028】
文検索コンポーネント310が集合(collection)315から候補例文を選択した後、重み付き編集距離計算コンポーネント(weighted editing distance computation component)320は、候補例文それぞれについての重み付き編集距離を生成する。以下でより詳細に説明するように、候補例文のうちの1つと入力照会文との間の編集距離は、候補例文を照会文に変更するのに必要な演算の最小数(minimum number of operation)として定義される。本発明によれば、異なる品詞(POS: parts of speech)には、編集距離の計算中に異なる重みまたはスコアが割り当てられる。ランク付けコンポーネント(ranking component)325は、編集距離の順序(order of editing distance)で、最低の編集距離値(lowest editing distance)を有する例文が最高のランクとなるように候補例文を再ランク付けする。選択した例文または候補例文を重み付き編集距離によって再ランク付けすることに対応するステップを図4の415に示す。このステップは、重み付き編集距離を生成または計算するサブステップを含むことができる。
【0029】
1.TF−IDF手法を用いた候補文の選択
図3および図4を参照しながら上記で説明したように、候補文は、IRシステムで一般的なTF−IDF手法を使用して、文の集合から選択される。以下の議論では、図3に示すコンポーネント310で使用することができ、図4に示すステップ410として使用することができるTF−IDF手法の例を与える。他のTF−IDF手法も使用することができる。
【0030】
Dと表す例文の全集合315は、各文書が実際に例文であるいくつかの「文書(document)」からなる。通常のIR索引付け手法を用いた(1文だけを含む)文書に対する索引付けの結果は、式(1)に示す重みのベクトルとして表すことができる。
【0031】
→(di1,di2,...,dim)・・・式(1)
上式において、
【0032】
【数1】
Figure 2004062893
【0033】
は、文書(document)D中の用語(term)tの重みであり、mは、集合(collection)内で見つかった異なる用語(different terms)の数によって決定されるベクトル空間のサイズ(the size of vector space)である。例示的実施形態では、用語は英単語である。文書中の用語の重みdikは、文書中でのその用語の出現頻度(occurrence frequency)(tf−用語頻度: term frequency)と、全集合(entire collection)内でのその用語の分布(idf−逆文書頻度: inverse document frequency)とに従って計算される。用語の重みdikを計算および定義するには複数の方法が存在する。ここでは例として、式(2)に示す関係を用いる。
【0034】
【数2】
Figure 2004062893
【0035】
上式において、fikは文書D中での用語tの出現頻度であり、Nは集合内の文書の総数であり、nは用語tを含む文書の数である。これは、IRで最も一般的に使用されるTF−IDF重み付け方式の1つである。
【0036】
やはりTF−IDF重み付け方式(weighting schemes)として一般的であるが、ユーザの入力文である照会Qが同様に索引付けされ(indexed)、式(3)に示すような、照会についてのベクトルも得られる。
【0037】
→(qj1,qj2,...,qjm)・・・式(3)
上式において、照会Qについてのベクトルの重み
【0038】
【数3】
Figure 2004062893
【0039】
は、式(2)のタイプの関係を用いて求めることができる。
【0040】
文書の集合内の文書(文)Dと照会文Qとの類似性Sim(D,Q)は、式(4)に示すように、それらのベクトルの内積として計算することができる。
【0041】
【数4】
Figure 2004062893
【0042】
出力は1組の文Sであり、Sは、式(5)に示すように定義される。
【0043】
【数5】
Figure 2004062893
【0044】
2.重み付き編集距離(weighted edit distance)による文Sの組(set of sentences S)の再ランク付け(re−ranking)
図3および図4を参照しながら上記で説明したように、集合から選択された候補文の組Sは、入力照会文Qに対する最短の編集距離から最長の編集距離まで再ランク付けされる。以下の議論では、図3に示すコンポーネント320で使用することができ、図4に示すステップ415で使用することができる編集距離計算アルゴリズムの例を与える。他の編集距離計算手法も使用することができる。
【0045】
議論したように、選択した文の組Sを再ランク付けするのに、重み付き編集距離手法を使用する。文の組S中の選択した文D→(dil,di2,...,dim)が与えられた場合、ED(D,Q)と表すDとQとの間の編集距離を、2つの文字列AおよびBを等しくするのに必要な、用語(term)の挿入(insertion)、削除(deletion)、および置換(replacement)の最小数として定義する。編集距離はLevenshtein距離(LD)とも呼ばれることがあり、ソース文字列(source string)とターゲット文字列(target string)の2つの文字列の間の類似性の尺度(measure of the similarity)である。この距離は、ソース文字列をターゲット文字列に変換するのに必要な削除、挿入、または置換の数を表す。
【0046】
具体的には、ED(D,Q)は、DをQに変更するのに必要な最小の操作数として定義される。ただし操作は以下のうちの1つである。
1.用語の変更(changing a term);
2.用語の挿入(inserting a term);または
3.用語の削除(deleting a term)
しかし、本発明に従って使用することのできる編集距離の代替定義は、QをDに変更するのに必要な最小の操作数である。
【0047】
2つの文字列の編集距離を計算するのに、動的(dynamic)プログラミングアルゴリズムを使用する。動的プログラミングアルゴリズムを使用し、iが0から|S1|(ここで、|S1|は、第1候補文中の用語の数である)の間にあり、jが0から|S2|(ここで、|S2|は、照会文中の用語の数である)の間にある2次元行列m[i,j]を使用して編集距離値を保持する。この2次元行列は、m[0..|S1|,0..|S2|]とも表すことができる。動的プログラミングアルゴリズムは、以下の疑似コードで記述されるような方法を使用して、その中に含まれる編集距離値m[i,j]を定義する。
【0048】
m[i,j]=ED(S1[1..i],S2[1..j])
m[0,0]=0
m[i,0]=i, i=1..|S1|
m[0,j]=j, j=1..|S2|
m[i,j]=min(m[i−1,j−1]
+if S1[i]=S2[j] then 0 else 1,
m[i−1,j]+1,
m[i,j−1]+1),
i=1..|S1|,j=1..|S2|
m[ ,]の編集距離値(edit distance value)は、行(row)ごとに計算することができる。行m[ i,]は、行m[ i−1,]だけに依存する。このアルゴリズムの時間複雑性は、O(|s1|*|s2|)である。s1およびs2が用語の数の点で「同様の」長さ、例えば約「n」を有する場合、この複雑性はO(n)である。本発明に従って使用する重み付き編集距離は、各演算(挿入、削除、または置換)のペナルティが通常の編集距離計算技法の場合のように常に1に等しいわけではなく、用語の重要性に基づいてペナルティを異なるスコアに設定できるものである。例えば、以下の[表1]のような品詞(part−of−speech)によるスコアリストを使用するように上記のアルゴリズムを修正することができる。
【0049】
【表1】
Figure 2004062893
【0050】
したがって、以下のように、注目されている用語の品詞(parts of speech of terms in question)を考慮に入れるようにアルゴリズムを変更することができる。
【0051】
m[i,j]=ED(S1[1..i],S2[1..j])
m[0,0]=0
m[i,0]=i, i=1..|S1|
m[0,j]=j, j=1..|S2|
m[i,j]=min(m[i−1,j−1]
+if S1[i]=S2[j] then 0 else [score],
m[i−1,j]+[score],
m[i,j−1]+[score]),
i=1..|S1|,j=1..|S2|
例えば、アルゴリズムのある状態で、名詞の単語について何らかの操作(挿入、削除)を行う必要がある場合、スコアは0.6となる。
【0052】
編集距離S1およびS2の計算は反復的なプロセス(recursive process)である。ED(S1[1..i],S2[1..j])を計算するには、以下の3つのケースのうちの最小値が必要となる。
【0053】
1)S1とS2が共に、末尾の単語(trail word)(またはその他の編集単位)を削除(cut)する・・・行列中でm[i−1,j−1]+scoreと表す。 2)S1だけが単語(word)を削除(cut)し、S2は維持(kept)される・・・m[i−1,j]+scoreと表す。
3)s2だけが単語(word)を削除(cut)し、S1は維持(kept)される・・・m[i,j−1]+scoreと表す。
【0054】
ケース1では、スコアを以下のように計算することができる。
S1とS2の末尾の単語が同一である場合、score=0
そうでない場合、score=1(コストは1つの操作である)//重み付きEDでは、スコアが変更可能である。上記の表を参照されたい。例えば名詞は0.6となる。
【0055】
上記のように、反復的なプロセスを計算するのに、「動的プログラミング」と呼ばれる方法を使用することができる。
【0056】
このように特定のPOSスコアを示したが、他の実施形態では、異なる品詞(parts of speech)に対するスコアは、様々な応用例において、[表1]に示したスコアから変更することができる。したがって、TF−IDF手法によって選択される文
【0057】
【数6】
Figure 2004062893
【0058】
は、重み付き編集距離EDによってランク付けされ、順序付きリストTを得ることができる。
T={T,T,T,...T
ここで、
【0059】
【数7】
Figure 2004062893
【0060】
である。
【0061】
上式において、TからTは候補例文であり(先にはDからDとも呼んだ)、ED(T,Q)は、文Tと入力照会文Qとの間の計算編集距離である。
【0062】
図4に示す一般的なシステムおよび方法の別の実施形態を、図5のブロック図に示す。図5の505に示すように、入力文Qが照会としてシステムに供給される。510では、照会文Qの品詞(parts of speech)を、当技術分野で周知のタイプのPOSタガー(tagger)を使用してタグ付けし、515では、Qからストップワード(stop word)を除去する。ストップワードについて、情報検索に関して多くの情報を含まない単語であることは情報検索の分野で周知である。これらの単語は一般に、「is」、「he」、「you」、「to」、「a」、「the」、「an」などの高い頻度で出現する単語である。これらの単語を除去することにより、プログラムのスペース要件と効率を向上させることができる。
【0063】
520に示すように、文集合内の各文についてのTF−IDFスコアを、前述のように、またはそれと類似の方式で得る。しきい値δを超えるTF−IDFスコアを有する文が、入力照会文Qを洗練させ、または改良するのに使用し、あるいは機械支援翻訳過程で使用するための候補例文として選択される。これをブロック525に示す。次いで、選択した候補例文を、先に論じたように再ランク付けする。図5ではこのことを、530において、選択した各文と入力文の間の編集距離「ED」を計算するものとして示し、535で、候補文を「ED」スコアでランク付けすることによって示す。
【0064】
本発明を特定の実施形態を参照しながら説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および細部を変更できることを当業者は理解されよう。例えば、本願で例として示した特定のTF−IDFアルゴリズムを変更することができ、または当技術分野で周知のタイプの類似のアルゴリズムで置き換えることができる。同様に、選択した文を重み付き編集距離に基づいて再ランク付けする際に、例として与えたアルゴリズム以外のアルゴリズムを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施することができるコンピューティング環境を示すブロック図である。
【図2】本発明を実施することができる他のコンピューティング環境を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態による、例文を検索し、かつ編集距離に基づいて例文をランク付けする、図1および図2に示すようなコンピューティング環境で実施することができるシステムを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による、例文を検索し、かつ編集距離に基づいて例文をランク付けする方法を示すブロック図である。
【図5】本発明の別の実施形態による、例文を検索し、かつ編集距離に基づいて例文をランク付けする方法を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 コンピューティングシステム環境
110 コンピュータ
120 処理ユニット
121 システムバス
130 システムメモリ
131 読み取り専用メモリ(ROM)
132 ランダムアクセスメモリ(RAM)
133 基本入出力システム(BIOS)
134 オペレーティングシステム
135 アプリケーションプログラム
136 他のプログラムモジュール
137 プログラムデータ
140 インターフェース
141 ハードディスクドライブ
144 オペレーティングシステム
145 アプリケーションプログラム
146 他のプログラムモジュール
147 プログラムデータ
150 インターフェース
151 磁気ディスクドライブ
152 取り外し可能不揮発性磁気ディスク
155 光ディスクドライブ
156 取り外し可能不揮発性光ディスク
160 ユーザ入力インターフェース
170 ネットワークインターフェース/アダプタ
171 ローカルエリアネットワーク(LAN)
172 モデム
173 広域ネットワーク(WAN)
180 リモートコンピュータ
185 リモートアプリケーションプログラム
190 ビデオインターフェース
191 モニタ
195 出力周辺インターフェース
196 プリンタ
197 スピーカ
200 モバイルデバイス
202 マイクロプロセッサ
204 メモリ
206 入出力(I/O)コンポーネント
208 通信インターフェース
210 バス
212 オペレーティングシステム
214 アプリケーションプログラム
216 オブジェクトストア
305 照会文
310 文検索コンポーネント
320 重み付き編集距離計算コンポーネント
325 ランク付けコンポーネント

Claims (15)

  1. 文の集合から例文を検索する方法であって、
    入力照会文を受け取るステップと、
    用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップと、
    前記選択した候補例文と前記入力照会文との間の編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、各候補例文を前記入力照会文に変更するのに必要な演算の最小数の関数として、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、前記入力照会文を前記候補例文のそれぞれに変更するのに必要な演算の最小数の関数として、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、前記選択した候補例文と前記入力照会文との間の重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、
    各候補例文についての別々の重み付き編集距離を、前記候補例文中の用語の関数として、かつ前記候補例文中の前記用語に対応した重み付きスコアの関数として計算するステップであって、前記重み付きスコアは、前記候補例文中の対応する用語に関連した品詞に基づいて異なる値を有するステップと、
    各候補例文について前記計算した別々の重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップとをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップは、
    前記文の集合の文中における対応した用語に関連する品詞をタグ付けするステップと、
    前記入力照会文からストップワードを除去するステップと、
    前記文の集合における各文について用語頻度−逆文書頻度スコアを計算するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップは、前記文の集合のうち、しきい値よりも大きい用語頻度−逆文書頻度スコアを有する文を前記候補例文として選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 入力照会文を受け取るステップと、
    用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップと、
    前記選択した候補例文と前記入力照会文との間の編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップとを含むステップを実行する
    コンピュータ実行可能命令を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  9. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、各候補例文を前記入力照会文に変更するのに必要な演算の最小数の関数として、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  10. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、前記入力照会文を前記候補例文のそれぞれに変更するのに必要な演算の最小数の関数として、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  11. 前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、前記選択した候補例文と前記入力照会文との間の重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ可読媒体。
  12. 重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップは、
    各候補例文についての別々の重み付き編集距離を、前記候補例文中の用語の関数として、かつ前記候補例文中の前記用語に対応した重み付きスコアの関数として計算するステップであって、前記重み付きスコアは、前記候補例文中の対応する用語に関連した品詞に基づいて異なる値を有するステップと、
    各候補例文についての前記計算した別々の重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文を再ランク付けするステップとをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読媒体。
  13. 前記用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップは、
    前記文の集合の文中における対応した用語に関連する品詞をタグ付けするステップと、
    前記入力照会文からストップワードを除去するステップと、
    前記文の集合における各文について用語頻度−逆文書頻度スコアを計算するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載のコンピュータ可読媒体。
  14. 前記用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記入力照会文に対する候補例文を選択するステップは、前記文の集合のうち、しきい値よりも大きい用語頻度−逆文書頻度スコアを有する文を前記候補例文として選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。
  15. 文の集合から例文を検索するシステムであって、
    照会文を受け取る入力と、
    用語頻度−逆文書頻度アルゴリズムを使用して、前記文の集合から前記照会文に対する候補例文を選択する前記入力に結合された、用語頻度−逆文書頻度文検索コンポーネントと、
    選択した各候補例文について別々の重み付き編集距離を、前記候補例文中における用語の関数として、かつ前記候補例文中における前記用語に対応した重み付きスコアの関数として計算する、前記用語頻度−逆文書頻度コンポーネントに結合された重み付き編集距離計算コンポーネントであって、前記重み付きスコアは、前記候補例文中の対応した用語に関連する品詞に基づいて異なる値を有する重み付き編集距離計算コンポーネントと、
    各候補例文について前記計算した別々の重み付き編集距離に基づいて、前記選択した候補例文をランク付けする、前記重み付き編集距離計算コンポーネントに結合されたランク付けコンポーネントと
    を備えることを特徴とするシステム。
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