JP2004062861A - インターネット通販の代理店システム - Google Patents
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Abstract
【課題】代理店サイトが、各業者サイトにおける消費者の利用状況を容易に把握することができるうえ、消費者が、代理店サイトに接続するだけで、各種の商品を連続して発注することができる。
【解決手段】インターネットに接続してホームページをダウンロード可能な通信装置およびブラウザを有する消費者側端末機20と、代理店サイト31を有する代理店サーバ30と、商品の情報を提供するとともに商品の受注機能を有し前記代理店サイト31と互いにリンク可能な業者サイトを有する業者側サーバ40とからなり、消費者2が端末機20によって商品の発注事項を入力し注文の確定を送信すると、業者サイト41から代理店サイト31へ自動的に戻って、ブラウザに代理店サイト31が表示される。
【選択図】 図1
【解決手段】インターネットに接続してホームページをダウンロード可能な通信装置およびブラウザを有する消費者側端末機20と、代理店サイト31を有する代理店サーバ30と、商品の情報を提供するとともに商品の受注機能を有し前記代理店サイト31と互いにリンク可能な業者サイトを有する業者側サーバ40とからなり、消費者2が端末機20によって商品の発注事項を入力し注文の確定を送信すると、業者サイト41から代理店サイト31へ自動的に戻って、ブラウザに代理店サイト31が表示される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した通信販売において、商品を扱う業者と消費者との間を仲介する代理店のシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットを利用して例えば書籍等を購入する場合には、図3に示すように、消費者2は、パソコン等の端末機20を用いて、インターネットを介して出版社や書店等の業者5が開設している業者サイト51に接続し、必要に応じて検索等を行って商品を特定した後、電子メールによって注文する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなインターネット通販では、消費者2が利用できるのは、業者サイト51を開設している業者5に限られていた。しかも、消費者2は、業者サイト51を開設してインターネット通販を行っている業者5を知らなければ注文することができないため、希望する商品毎に、それぞれの業者名およびそのURLを調べなければならなかった。
【0004】
そこで、図4に示すように、例えばサービスプロバイダや検索サービス業者などのように、インターネットに関するサービス業務を行っているインターネットサービス機関6等が、ホームページ61の中で、各種商品の通販を行っている書店等の業者5を紹介し、その業者5が開設している業者サイト51へのリンクを張ることがある。
【0005】
この場合、消費者2は、普段利用しているインターネットサービス機関6のホームページ61を閲覧して、紹介されている業者の中から希望する業者5を選び、その業者サイト51へリンクすれば、商品を発注することができる。
【0006】
ところが、消費者2が通販を行っている業者サイト51に一旦リンクしてしまうと、インターネットサービス機関6側では、消費者2が実際に商品を発注したかどうかを把握することが困難であった。従って、業者5がインターネットサービス機関6に対して支払う広告料や仲介手数料を算出するためには、業者5側が、自分のサーバにアクセス管理プログラムを設けてアクセス解析を行う等の方法によって調査をして、インターネットサービス機関6側に申請しなければならず、極めて面倒であるという問題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、インターネットに接続してホームページをダウンロード可能な通信装置およびブラウザを有する消費者側端末機と、代理店サイトを有する代理店サーバと、商品の情報を提供するとともに商品の受注機能を有し代理店サイトと互いにリンク可能な業者サイトを有する業者側サーバとからなるインターネット通販の代理店システムにおいて、消費者が端末機から代理店サイトに接続し、表示された商品の中から所望の商品を選択して入力すると、その商品を取り扱う業者サイトに自動的にリンクされて、ブラウザにその業者サイトがダウンロードされ、消費者が端末機によって商品の発注事項を入力し注文の確定を送信すると、業者サイトから代理店サイトへ自動的に戻って、ブラウザに代理店サイトが表示されることとした。
【0008】
消費者がインターネットを介して代理店サイトに接続し、希望する商品を選んで発注すれば、自動的にその商品を扱う業者サイトにリンクされて、消費者の発注情報が業者側サーバ内に蓄積される。そして、その発注情報は、注文確定後、自動的に代理店サイトに戻る際、代理店サーバに送信される。
【0009】
従って、代理店が、各業者サイトにおける消費者の利用状況を容易に把握することができるうえ、代理店がさまざまな種類の商品を扱う複数の業者サイトと契約すれば、消費者は、代理店サイトに接続するだけで、各種の商品を連続して発注することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態を示すものであり、本発明は、通販の発注を行う消費者2側の端末機20、商品の通販を取り扱う業者4の業者側サーバ40、および、消費者2と業者4とを仲介する代理店3が有する代理店サーバ30からなる。
【0012】
消費者2側の端末機20としては例えばパソコン21や携帯電話等の移動体通信機22などが一般に用いられるが、これらに限らず、モニタ及び入力装置を有するとともにインターネットに接続してWWWサーバをダウンロードして読み込み可能な通信装置を備えたものであれば他の前記端末機としての機能を備えた各種機器を用いてもよい。
【0013】
代理店サーバ30内には、代理店サイト31が開設され、商品の通販を取り扱う業者4と契約して、業者4が開設する業者サイト41へのリンクを張る。そして、消費者2が、ブラウザにダウンロードされた代理店サイト31に表示されている商品の種類を選択し、例えば商品の種類が表示されている部分をクリックする等の方法で入力すると、その商品の通販を取り扱う業者サイト41にリンクされ、消費者2側端末機20のブラウザに業者サイト41が表示されて、注文ができるようになる。
【0014】
代理店3は、少なくとも一件以上の業者4と契約し、インターネット通販における代理店サービスを行うが、さまざまな種類の商品を扱う複数の業者と契約すれば、消費者2は、代理店サイト31を通して、同時にいろいろな商品を発注することができて便利である。
【0015】
業者サーバ40には、通販を扱う商品のデータベースとともに、それらの検索機能および受注機能を有する業者サイト41が開設されている。そして、消費者2が、商品を発注し、例えば確定を示すアイコンをクリックする等の方法で、発注が終了したことを入力すると、リンク元の代理店サイト31にリンクされ、消費者2側の端末機20のブラウザに、再び代理店サイト31が表示されるようになっている。
【0016】
次に、図2に基づいて、本システムの利用方法を説明する。
【0017】
消費者2は、端末機20からインターネットを介して代理店サーバ31に接続し、ブラウザに代理店サイト31をダウンロードする。代理店サイト31には契約している業者4が取扱う商品(或いは商品取扱い店等)が表示されているので、消費者2はその中から希望する商品(或いは商品取扱い店等)をマウス等の入力装置によって選択すると、その商品を扱う業者サイト41へ自動的にリンクされる。
【0018】
例えば、消費者2が商品の種類として書籍を選択した場合、出版社や書店等の業者サイト41へリンクし、先ず、書籍の検索画面が表示される。消費者2が、正確なタイトル名を知っていれば、その名称を入力し、わからない場合には、著者名や出版社名、あるいはジャンル等によって検索を行い、希望する書籍名を調べる。そして、購入を希望する全ての書籍を選択し、価格等を確認したら、業者サイト41の入力形式に従って、所定の事項を入力し、注文を行う。
【0019】
消費者2は、通常、予め会員登録を行うことによって、識別記号やパスワードを付与され、次回以降の注文時には、業者サーバ40への接続と同時に消費者名を特定できるようにされる。この会員登録は、代理店サイト31を最初に利用するときに行われて、業者4および代理店3の両方で使用され、同じ代理店3が仲介する他の業者サーバ40に接続する場合にも共通して利用できるようにすると便利である。
【0020】
消費者2が所定の注文事項を入力し、確定入力をすると同時に、再び自動的に代理店サイト31に戻り、消費者2側端末機20のブラウザに、代理店サイト31が表示される。そして、このとき、業者サーバ40から代理店サーバ30へ、消費者2が業者サイト41で発注した内容が送信される。
【0021】
以上で、商品の発注作業が完了するが、消費者2が、続けて他種類の商品を注文したい場合には、ブラウザに表示されている代理店サイト31の画面の中から、次の商品の種類を選択すると、上記と同様に、当該商品を取り扱う業者の業者サイト41へ自動的にリンクされるので、ブラウザに表示された形式に従って注文を行う。また、代理店サイト31による通販の注文を終了したい場合には、インターネットの接続を切断するなどの方法によって、代理店サーバ30への接続を終了させる。
【0022】
このように、代理店サイト31が複数の業者サイト41とリンクを張っている場合には、消費者2は、一回代理店サーバ30に接続すれば、連続して複数種類の商品を注文することができる。
【0023】
その後、各業者4は、インターネット通販によって受注した商品を手配し、これが例えば民間の宅配便や郵便小包等の各種運送手段を用いて或いは消費者の近くに存在する取次店などを介して消費者の元に届けられ、これに対して消費者は、例えば代金引換、クレジットカード決済、振込などのように予め定められた或いは注文時に選択した各種の決済手段を用いて代金を支払う。
【0024】
また、業者サーバ40から、消費者2の発注情報が代理店サーバ30へ送られることによって、代理店3側では、代理店サイト31を利用して通販の注文を行った消費者2および商品などの特定ができるので、各業者4に対して請求する仲介手数料の算出等が容易になるうえ、消費者2の嗜好や傾向等を知ることができ、付加サービスのための情報を蓄積できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によると、消費者は、代理店サイトにアクセスすることによって、各種商品のインターネット通販を行っている業者に簡単に発注することができる。そして、代理店が、複数種類の商品を取り扱う業者と契約してそれらの業者サイトにリンクを張っている場合には、消費者は、インターネットを介して一度代理店サーバに接続すれば、連続して複数種類の商品を注文することができる。
【0026】
また、代理店は、商品に関する膨大なデータベースや検索および受注のためのプログラム等をサーバ内に設けなくても、業者サーバに格納されたデータベース等の情報を、代理店サイト内に擬似的に保有して、インターネット通販を利用する消費者を顧客として確保することができる。従って、大容量のサーバを設置したりホームページ作成に膨大な手間をかけなくても、各種商品を扱う業者の業者サイトへリンクを張るだけで、低コストで代理店業務を行う代理店サイトを設けることができる。
【0027】
しかも、代理店側は、自サイトを利用して業者に発注した消費者の発注情報を、業者サーバからの送信によって自動的に得ることができるので、仲介手数料が明確になって請求書類作成の効率化が図れるうえ、消費者の嗜好等を知ってサービス向上のためのデータを蓄積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム概略図である。
【図2】本発明の利用方法を示すチャート図である。
【図3】従来例を示すシステム概略図である。
【図4】従来の異なる例を示すシステム概略図である。
【符号の説明】
2 消費者、3 代理店、4 業者、20 端末機、30 代理店サーバ、31 代理店サイト、40 業者サーバ、41 業者サイト
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した通信販売において、商品を扱う業者と消費者との間を仲介する代理店のシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットを利用して例えば書籍等を購入する場合には、図3に示すように、消費者2は、パソコン等の端末機20を用いて、インターネットを介して出版社や書店等の業者5が開設している業者サイト51に接続し、必要に応じて検索等を行って商品を特定した後、電子メールによって注文する方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなインターネット通販では、消費者2が利用できるのは、業者サイト51を開設している業者5に限られていた。しかも、消費者2は、業者サイト51を開設してインターネット通販を行っている業者5を知らなければ注文することができないため、希望する商品毎に、それぞれの業者名およびそのURLを調べなければならなかった。
【0004】
そこで、図4に示すように、例えばサービスプロバイダや検索サービス業者などのように、インターネットに関するサービス業務を行っているインターネットサービス機関6等が、ホームページ61の中で、各種商品の通販を行っている書店等の業者5を紹介し、その業者5が開設している業者サイト51へのリンクを張ることがある。
【0005】
この場合、消費者2は、普段利用しているインターネットサービス機関6のホームページ61を閲覧して、紹介されている業者の中から希望する業者5を選び、その業者サイト51へリンクすれば、商品を発注することができる。
【0006】
ところが、消費者2が通販を行っている業者サイト51に一旦リンクしてしまうと、インターネットサービス機関6側では、消費者2が実際に商品を発注したかどうかを把握することが困難であった。従って、業者5がインターネットサービス機関6に対して支払う広告料や仲介手数料を算出するためには、業者5側が、自分のサーバにアクセス管理プログラムを設けてアクセス解析を行う等の方法によって調査をして、インターネットサービス機関6側に申請しなければならず、極めて面倒であるという問題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、インターネットに接続してホームページをダウンロード可能な通信装置およびブラウザを有する消費者側端末機と、代理店サイトを有する代理店サーバと、商品の情報を提供するとともに商品の受注機能を有し代理店サイトと互いにリンク可能な業者サイトを有する業者側サーバとからなるインターネット通販の代理店システムにおいて、消費者が端末機から代理店サイトに接続し、表示された商品の中から所望の商品を選択して入力すると、その商品を取り扱う業者サイトに自動的にリンクされて、ブラウザにその業者サイトがダウンロードされ、消費者が端末機によって商品の発注事項を入力し注文の確定を送信すると、業者サイトから代理店サイトへ自動的に戻って、ブラウザに代理店サイトが表示されることとした。
【0008】
消費者がインターネットを介して代理店サイトに接続し、希望する商品を選んで発注すれば、自動的にその商品を扱う業者サイトにリンクされて、消費者の発注情報が業者側サーバ内に蓄積される。そして、その発注情報は、注文確定後、自動的に代理店サイトに戻る際、代理店サーバに送信される。
【0009】
従って、代理店が、各業者サイトにおける消費者の利用状況を容易に把握することができるうえ、代理店がさまざまな種類の商品を扱う複数の業者サイトと契約すれば、消費者は、代理店サイトに接続するだけで、各種の商品を連続して発注することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態を示すものであり、本発明は、通販の発注を行う消費者2側の端末機20、商品の通販を取り扱う業者4の業者側サーバ40、および、消費者2と業者4とを仲介する代理店3が有する代理店サーバ30からなる。
【0012】
消費者2側の端末機20としては例えばパソコン21や携帯電話等の移動体通信機22などが一般に用いられるが、これらに限らず、モニタ及び入力装置を有するとともにインターネットに接続してWWWサーバをダウンロードして読み込み可能な通信装置を備えたものであれば他の前記端末機としての機能を備えた各種機器を用いてもよい。
【0013】
代理店サーバ30内には、代理店サイト31が開設され、商品の通販を取り扱う業者4と契約して、業者4が開設する業者サイト41へのリンクを張る。そして、消費者2が、ブラウザにダウンロードされた代理店サイト31に表示されている商品の種類を選択し、例えば商品の種類が表示されている部分をクリックする等の方法で入力すると、その商品の通販を取り扱う業者サイト41にリンクされ、消費者2側端末機20のブラウザに業者サイト41が表示されて、注文ができるようになる。
【0014】
代理店3は、少なくとも一件以上の業者4と契約し、インターネット通販における代理店サービスを行うが、さまざまな種類の商品を扱う複数の業者と契約すれば、消費者2は、代理店サイト31を通して、同時にいろいろな商品を発注することができて便利である。
【0015】
業者サーバ40には、通販を扱う商品のデータベースとともに、それらの検索機能および受注機能を有する業者サイト41が開設されている。そして、消費者2が、商品を発注し、例えば確定を示すアイコンをクリックする等の方法で、発注が終了したことを入力すると、リンク元の代理店サイト31にリンクされ、消費者2側の端末機20のブラウザに、再び代理店サイト31が表示されるようになっている。
【0016】
次に、図2に基づいて、本システムの利用方法を説明する。
【0017】
消費者2は、端末機20からインターネットを介して代理店サーバ31に接続し、ブラウザに代理店サイト31をダウンロードする。代理店サイト31には契約している業者4が取扱う商品(或いは商品取扱い店等)が表示されているので、消費者2はその中から希望する商品(或いは商品取扱い店等)をマウス等の入力装置によって選択すると、その商品を扱う業者サイト41へ自動的にリンクされる。
【0018】
例えば、消費者2が商品の種類として書籍を選択した場合、出版社や書店等の業者サイト41へリンクし、先ず、書籍の検索画面が表示される。消費者2が、正確なタイトル名を知っていれば、その名称を入力し、わからない場合には、著者名や出版社名、あるいはジャンル等によって検索を行い、希望する書籍名を調べる。そして、購入を希望する全ての書籍を選択し、価格等を確認したら、業者サイト41の入力形式に従って、所定の事項を入力し、注文を行う。
【0019】
消費者2は、通常、予め会員登録を行うことによって、識別記号やパスワードを付与され、次回以降の注文時には、業者サーバ40への接続と同時に消費者名を特定できるようにされる。この会員登録は、代理店サイト31を最初に利用するときに行われて、業者4および代理店3の両方で使用され、同じ代理店3が仲介する他の業者サーバ40に接続する場合にも共通して利用できるようにすると便利である。
【0020】
消費者2が所定の注文事項を入力し、確定入力をすると同時に、再び自動的に代理店サイト31に戻り、消費者2側端末機20のブラウザに、代理店サイト31が表示される。そして、このとき、業者サーバ40から代理店サーバ30へ、消費者2が業者サイト41で発注した内容が送信される。
【0021】
以上で、商品の発注作業が完了するが、消費者2が、続けて他種類の商品を注文したい場合には、ブラウザに表示されている代理店サイト31の画面の中から、次の商品の種類を選択すると、上記と同様に、当該商品を取り扱う業者の業者サイト41へ自動的にリンクされるので、ブラウザに表示された形式に従って注文を行う。また、代理店サイト31による通販の注文を終了したい場合には、インターネットの接続を切断するなどの方法によって、代理店サーバ30への接続を終了させる。
【0022】
このように、代理店サイト31が複数の業者サイト41とリンクを張っている場合には、消費者2は、一回代理店サーバ30に接続すれば、連続して複数種類の商品を注文することができる。
【0023】
その後、各業者4は、インターネット通販によって受注した商品を手配し、これが例えば民間の宅配便や郵便小包等の各種運送手段を用いて或いは消費者の近くに存在する取次店などを介して消費者の元に届けられ、これに対して消費者は、例えば代金引換、クレジットカード決済、振込などのように予め定められた或いは注文時に選択した各種の決済手段を用いて代金を支払う。
【0024】
また、業者サーバ40から、消費者2の発注情報が代理店サーバ30へ送られることによって、代理店3側では、代理店サイト31を利用して通販の注文を行った消費者2および商品などの特定ができるので、各業者4に対して請求する仲介手数料の算出等が容易になるうえ、消費者2の嗜好や傾向等を知ることができ、付加サービスのための情報を蓄積できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によると、消費者は、代理店サイトにアクセスすることによって、各種商品のインターネット通販を行っている業者に簡単に発注することができる。そして、代理店が、複数種類の商品を取り扱う業者と契約してそれらの業者サイトにリンクを張っている場合には、消費者は、インターネットを介して一度代理店サーバに接続すれば、連続して複数種類の商品を注文することができる。
【0026】
また、代理店は、商品に関する膨大なデータベースや検索および受注のためのプログラム等をサーバ内に設けなくても、業者サーバに格納されたデータベース等の情報を、代理店サイト内に擬似的に保有して、インターネット通販を利用する消費者を顧客として確保することができる。従って、大容量のサーバを設置したりホームページ作成に膨大な手間をかけなくても、各種商品を扱う業者の業者サイトへリンクを張るだけで、低コストで代理店業務を行う代理店サイトを設けることができる。
【0027】
しかも、代理店側は、自サイトを利用して業者に発注した消費者の発注情報を、業者サーバからの送信によって自動的に得ることができるので、仲介手数料が明確になって請求書類作成の効率化が図れるうえ、消費者の嗜好等を知ってサービス向上のためのデータを蓄積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム概略図である。
【図2】本発明の利用方法を示すチャート図である。
【図3】従来例を示すシステム概略図である。
【図4】従来の異なる例を示すシステム概略図である。
【符号の説明】
2 消費者、3 代理店、4 業者、20 端末機、30 代理店サーバ、31 代理店サイト、40 業者サーバ、41 業者サイト
Claims (1)
- インターネットに接続してホームページをダウンロード可能な通信装置およびブラウザを有する消費者側端末機と、代理店サイトを有する代理店サーバと、商品の情報を提供するとともに商品の受注機能を有し前記代理店サイトと互いにリンク可能な業者サイトを有する業者側サーバとからなり、消費者が前記端末機から前記代理店サイトに接続し、表示された商品の中から所望の商品を選択して入力すると、前記所望の商品を取り扱う業者サイトに自動的にリンクされて、前記ブラウザにその業者サイトがダウンロードされ、前記消費者が前記端末機によって前記商品の発注事項を入力し注文の確定を送信すると、前記業者サイトから前記代理店サイトへ自動的に戻って、前記ブラウザに前記代理店サイトが表示されることを特徴とするインターネット通販の代理店システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095374A JP2004062861A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | インターネット通販の代理店システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095374A JP2004062861A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | インターネット通販の代理店システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000339179A Division JP2002150019A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | インターネット通販の代理店システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004062861A true JP2004062861A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31944649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003095374A Withdrawn JP2004062861A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | インターネット通販の代理店システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004062861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172081A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Taiyo Ltd | 仲介販売支援システムおよび仲介販売支援方法 |
WO2010001914A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 株式会社東横インIt集客ソリュ-ション | 予約受付システム |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095374A patent/JP2004062861A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172081A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Taiyo Ltd | 仲介販売支援システムおよび仲介販売支援方法 |
WO2010001914A1 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-07 | 株式会社東横インIt集客ソリュ-ション | 予約受付システム |
KR101075994B1 (ko) | 2008-06-30 | 2011-10-21 | 가부시키가이샤 토요코 인 아이티 슈우갸크 솔루션 | 예약접수 시스템 |
US11004161B2 (en) | 2008-06-30 | 2021-05-11 | Toyoko Inn It Shuukyaku Solution Co., Ltd. | Reservation system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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