JP2004062574A - アウトソーシング先工場の生産管理および監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】アウトソーシング先からの生産データの加工・集計および提供を行うシステム機器を新たに設置することなく、アウトソーシング先の工場の生産管理および監視をするシステムを提供すること。
【解決手段】アウトソーシング用データベースサーバー8は、社外公開サーバー6に暗号化されたデータから暗号化されたデータを取り出し、データを復号化して保存する。アウトソーシング用データベースサーバー8に保存されたデータは、生産監視データベースサーバー9により定期的に取り出され、保存される。生産監視データベースサーバー9は、保存したデータを、生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工して登録する。加工されたデータは、既存のWWWサーバー10により、生産管理および監視側の生産管理に基いて集計され、生産管理および監視側の社内情報と同様に、社内イントラネット上に提供される。
【選択図】 図1
【解決手段】アウトソーシング用データベースサーバー8は、社外公開サーバー6に暗号化されたデータから暗号化されたデータを取り出し、データを復号化して保存する。アウトソーシング用データベースサーバー8に保存されたデータは、生産監視データベースサーバー9により定期的に取り出され、保存される。生産監視データベースサーバー9は、保存したデータを、生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工して登録する。加工されたデータは、既存のWWWサーバー10により、生産管理および監視側の生産管理に基いて集計され、生産管理および監視側の社内情報と同様に、社内イントラネット上に提供される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、企業、事業所等によって業務を委託されたアウトソーシング先において、外部からのデータを管理および監視する情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、企業、事業所等は、製品の需要に対する柔軟な対応、コスト削減等を目的として、生産業務を外部業者に委託するアウトソーシングを利用するようになっている。生産業務を委託されたアウトソーシング先は、アウトソーシング先に生産業務を委託した企業等の要求に応じて製品の生産管理を行うが、外部委託をした企業等は、アウトソーシング先において要求通りに製品が生産されているかどうかを管理および監視する必要がある。
【0003】
従来、アウトソーシング先工場の生産管理および監視において、生産管理および監視側である企業(以下、生産管理および監視側と称す)は、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取り、生産管理および監視側のデータ管理に適合するように生産データ等の情報を加工している。生産データ等の情報の加工は、生産管理および監視側の生産管理部門において、市販パッケージソフト等を用いて手作業で行われている。
【0004】
このような生産管理および監視システムでは、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取るために、情報のセキュリティに問題があり、情報漏洩のおそれがある。また、生産管理および監視側は、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取ると、生産管理および監視側のデータ管理に適合するように、生産データ等の情報を加工する必要がある。この生産データ等の情報の加工は、通常、手作業で行われているために、労力および時間が必要となり、データの維持および管理のコストが大きくなている。
【0005】
上記の問題を解決するシステムとして、例えば、遠隔地にあるアウトソーシング先工場の生産管理および監視に使用され得る遠隔地監視システムが、特開2002−8167号公報に開示されている。
【0006】
図2は、特開2002−8167号公報に開示された遠隔地監視システムの構成を示す概略図である。
【0007】
この公報に記載された遠隔監視システムは、各監視地点21において収集された監視情報をサービス拠点22において一括して記憶し、所定の期間内に記憶された監視情報をホームページ上に掲載する中央情報管理装置23と、各監視地点21において収集された監視情報の管理を設定できるシステム管理者が使用するブラウザ端末24および所定の監視情報が掲載されたホームページを閲覧できる閲覧者が使用するブラウザ端末25とがインターネット回線26を介して接続されて構成されている。
【0008】
各監視地点21の監視情報の収集は、各監視地点21に設置された情報ログ端末27が行う。情報ログ端末27は、測定器具からの監視情報を所定の周期で収集し、一時的に記憶する。次いで、情報ログ端末27は、記憶した監視情報が所定の基準の属性範囲を逸脱するかどうかにより、異常事態が予想されるかどうかを判定する。異常事態が予想されない場合、情報ログ端末27は、記憶された監視情報を時刻情報とともに、サービス拠点22に設置されている中央情報管理装置23に所定の周期で送信する。異常事態が予想される場合、情報ログ端末27は、記憶された監視情報および時刻情報を、緊急通知信号とともに中央情報管理装置23に即座に送信する。
【0009】
中央情報管理装置23は、情報ログ端末27から監視情報および時刻情報を受信した場合、各情報をデータベース化してログデータとして一時的に記憶する。中央情報管理装置23は、ログデータとして所定の期間内に記憶された監視情報をホームページ(HP)上のHTMLファイルに書き出すことにより、監視情報をホームページに掲載する。中央情報管理装置23は、情報ログ端末27から監視情報、時刻情報および緊急通知信号を受信した場合、送信された各情報から通知文書を生成して、通知文書を電子メールまたはFAXの形式で所定の通知先28に送信する。
【0010】
システム管理者は、所定のURL、管理者IDおよびパスワードをブラウザ端末4に入力し、管理者IDおよびパスワードが認証されると、監視情報が掲載されているホームページにアクセスできる。ブラウザ端末24は、例えば、一般的なインターネットブラウザ端末である。
【0011】
次いで、システム管理者は、ブラウザ端末24を介して管理データを中央情報管理装置23に送信することにより、監視地点21の監視情報を管理する。システム管理者が送信する管理データは、各情報ログ端末27にて使用される端末管理データと、中央情報管理装置23にて使用される中央管理データとに分けられる。端末管理データは、各情報ログ端末27が情報を収集する周期、各情報ログ端末27が情報を中央情報装置23に送信する周期、監視情報を判定する基準を指定する比較属性等である。中央管理データは、監視情報をHTMLファイルに書き出す場合にどのように監視情報を表示するかを指定する表示変換属性、書き出された監視情報をホームページ上に掲載する期間を指定する表示期間属性、ホームページの閲覧制限、および緊急通知信号を情報ログ端末27から受信した場合に通知文書を通知する通知先28のアドレス等である。
【0012】
閲覧者は、所定のURL、管理者IDおよびパスワードをブラウザ端末25に入力し、管理者IDおよびパスワードが認証されると、監視情報が掲載されているホームページにアクセスでき、監視情報を閲覧できる。ブラウザ端末25は、例えば、一般的なインターネットブラウザ端末である。
【0013】
図2に示された遠隔地監視システムをアウトソーシング先工場の生産管理および監視に用いると、生産管理および監視側(システム管理者)が指定するように、アウトソーシング先工場からの生産データ等が自動的に収集されて、加工され、ホームページに掲載される。これにより、生産管理および監視側は、一旦、生産データ等の管理データを設定すれば、自ら生産データ等を加工することなく、必要な時にホームページにアクセスして加工された生産情報等を閲覧することができる。また、システム管理者および閲覧者は、生産データ等が掲載されたホームページにアクセスする場合、各々が使用するブラウザ端末にIDおよびパスワードを入力する必要があり、これにより生産データ等の情報に関するセキュリティを強化している。また、生産データ等が掲載されたホームページの閲覧に用いられるブラウザ端末24および25として、一般的なインターネットブラウザ端末を使用することができ、これにより、生産データ等を閲覧するための新たな設備投資は必要ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の監視システムでは、アウトソーシング先からの生産データの加工・集計および提供を行うシステム機器を新たにアウトソーシング先に設置する必要があり、このシステム機器に対する設備投資、維持管理コストおよび運用コストが生じる。
【0015】
本発明は、このような問題を可決するものであり、その目的は、アウトソーシング先からの生産データの加工・集計および提供を行うシステム機器を新たに設置することなく、アウトソーシング先の工場の生産管理および監視をするシステムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先の工場を管理し、監視する生産管理および監視システムであって、上記アウトソーシング先の工場のデータを収集するために上記アウトソーシング先に設けられた収集手段と、上記収集手段から転送されたデータを受け取って記憶するために上記アウトソーシング先に設けられた格納手段と、上記格納手段にアクセスし、上記データを取り出し、加工するために生産管理および監視側に予め設けられた情報加工手段と、上記情報加工手段によって加工された上記データを上記生産管理および監視側のイントラネットを介して上記生産管理および監視側の各部門に提供するための生産管理および監視側に予め設けられた情報提供手段と、を有し、これにより上記目的が達成される。
【0017】
情報加工手段は、上記格納手段から取り出された上記データを上記生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工する。
【0018】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先から収集した生産データの加工および提供を行うシステム機器についての設備投資、維持管理コストおよび運用コストが不要となるとともに、アウトソーシング先から得た生産データと生産管理および監視側の社内情報とを一元的に取り扱い、生産管理および監視側の所望の生産管理を実行し、業務効率を高めることができる。
【0019】
上記収集手段は、上記アウトソーシング先の工場から収集した上記データを暗号化する暗号化手段を備え、上記情報加工手段は、上記暗号化手段により上記暗号化されたデータを復号化する復号化手段を備えてもよい。
【0020】
これにより、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先工場の生産データを暗号化した後、暗号化された生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に転送し、生産管理および監視側で生産データを復号化することにより、外部への情報漏洩を防止することができる。
【0021】
上記格納手段は、上記収集手段から転送された上記データを受け取り、記憶する上記アウトソーシング先に設置された第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段にインターネットを介して定期的にアクセスし、上記データを取り出し、記憶する生産管理および監視側に設置された第2の記憶手段と、
を含む。
【0022】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、データの転送トラブルが発生した場合に転送トラブルの原因が回線またはアウトソーシング先に設置されている機器等にあるかを即座に知ることができ、転送トラブルを早急に解決することが可能になる。
【0023】
さらに、本発明の生産管理および監視システムは、上記イントラネットに専用回線を介して相互接続する上記アウトソーシング先に設置された管理手段をさらに含む。
【0024】
したがって、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門は、社内イントラネットに専用回線を介して、生産管理および監視側の生産管理に基づいて加工された生産データおよび社内情報を検索して入手するとともに、アウトソーイング先工場の生産管理に関して相互的に連絡することができ、業務効率を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の1実施形態である生産管理および監視システムの構成を示す概略図である。
【0027】
本発明の生産管理および監視システムでは、インターネットを介して、アウトソーシング先工場の生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に送信し、生産管理および監視側において、アウトソーシング先工場の生産データを加工するようになっている。
【0028】
この生産管理および監視システムでは、アウトソーシング先に配置されたアウトソーシング先の生産情報等を管理する生産情報管理部門2が設けられており、この生産情報管理部門2は、アウトソーシング先の生産工場ライン1の生産データを定期的に収集する。アウトソーシング先の生産情報管理部門2は、アウトソーシング先の生産工場ライン1から収集した生産データを所定の規定フォーマットによりデータを作成し、作成されたデータを暗号化する。所定の規定フォーマットは、生産管理および監視側が取り決めたデータ項目を規定している。
【0029】
次いで、アウトソーシング先の生産情報管理部門2は、ファイアウォール(Fire Wall)5を介して、アウトソーシング先に設置されたFTPサーバー4に暗号化されたデータを定期的に転送する。FTPサーバー4は、インターネット上で公開されており、従って、FTPサーバー4は、インターネット(公開)エリア13にある。しかしながら、FTPサーバー4にアクセスするためのユーザー認証を課すことにより、セキュリティを向上させることが可能になる。ユーザー認証は、例えば、ユーザーIDおよびパスワードを認証することにより行われる。アウトソーシング先の生産情報管理部門2とFTPサーバー4との間に設置されたファイアウォール5は、FTPサーバー4への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。
【0030】
アウトソーシング先に設置されたFTPサーバー4は、生産管理および監視側に設置された社外公開サーバー6により、インターネットを介して定期的に自動アクセスされる。FTPサーバー4と社外公開サーバー6との間にも、ファイアウォール5が設置されており、ファイアウォール5は、FTPサーバー4への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。
【0031】
FTPサーバー4に定期的に自動アクセスした社外公開サーバー6は、FTPサーバー4に暗号化されたデータが存在する場合、暗号化されたデータを一旦保存する。このようにアウトソーシング先の生産情報管理部門2から社外公開サーバー6にFTPサーバー4を介してデータを転送することにより、本発明の生産管理および監視システムは、データの転送トラブルが発生した場合に転送トラブルの原因が回線またはアウトソーシング先に設置されている機器等にあるかを即座に知ることができ、転送トラブルを早急に解決することが可能になる。
【0032】
暗号化されたデータを一旦保存した社外公開サーバー6は、社外公開サーバー6とアウトソーシング用データベース(DB)サーバー8との間に設置されたファイアウォール7を介して、生産管理および監視側に設置されたアウトソーシング用データベースサーバー8により定期的に自動アクセスされる。ファイアウォール7は、社外公開サーバー6への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。アウトソーシング用データベースサーバー8は、社外公開サーバー6に暗号化されたデータが存在する場合、暗号化されたデータを取り出し、データを復号化して保存する。このように、アウトソーシング先から生産管理および監視側にインターネットを介して生産データを転送する場合、本発明の生産管理および監視システムは、転送される生産データを暗号化することにより生産データのセキュリティを向上させることが可能になる。
【0033】
復号化されたデータを保存したアウトソーシング用データベースサーバー8は、生産監視データベース(DB)サーバー9により定期的に自動アクセスされ、保存したデータが取り出される。アウトソーシング用データベースサーバー8からデータを取り出した生産監視データベースサーバー9は、取り出したデータを保存し、保存したデータを、生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工して登録する。加工されたデータを生産監視データベースサーバー9に登録完了した時点で、加工されたデータは、既存のWWWサーバー10により、生産管理および監視側の生産管理に基づいて集計され、生産管理および監視側の社内情報と同様に、社内イントラネット上に提供される。生産管理および監視側の部門は、アウトソーシング先工場の生産データが必要な場合、社内イントラネットを介して接続された既存の端末からブラウザソフトを用いて、WWWサーバー10にアクセスし、アウトソーシング先工場の生産データおよび社内情報を検索し、入手できる。アウトソーシング用データベースサーバー8、生産監視データベースサーバー9およびWWWサーバー10は、社内イントラネットゾーン14として統合され、1つのサーバーに統合することも可能である。このように、アウトソーシング先工場の生産データの加工および集計を生産管理および監視側で行うことにより、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先に生産データの加工、集計および情報提供用のシステム機器を新たに設置する必要がなく、このシステム機器に伴う設備投資および維持コストが不要になる。
さらに、生産管理および監視側の管理部門12がアウトソーシング先に駐在しており、生産管理および監視側の管理部門12の端末がグローバルネットワーク(専用回線)11により社内イントラネットと相互接続されている。したがって、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門12は、社内イントラネット上のWWWサーバー10にアクセスし、生産管理および監視側の生産管理に基づいて加工された生産データおよび社内情報を検索して入手するとともに、アウトソーイング先工場の生産管理に関して相互的に連絡することができる。また、アウトソーシング先に生産データの加工、集計および情報提供用のシステム機器を新たに設置する必要がないことにより、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門12がアウトソーシング先から引き上げる場合、アウトソーシング先のシステム機器に関する引き上げ費用が不要となる。なお、WWWサーバー10にアクセスするためのユーザー認証を課すことにより、セキュリティを向上させることが可能になる。ユーザー認証は、例えば、ユーザーIDおよびパスワードを認証することにより行われる。
【0034】
このように、本発明の生産管理および監視システムにおいて、生産管理および監視側は、アウトソーシング先工場の生産データを生産管理および監視側の社内情報と同様に社内イントラネットを介して入手でき、これによりアウトソーシング先工場の生産データと生産管理および監視側の社内情報とを一元的に管理することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先工場の生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に転送し、生産管理および監視側の既存のシステム機器を用いて生産データを生産管理および監視側のフォーマットに加工および集計し、生産管理および監視側の社内イントラネットを介して、加工された生産データを社内情報とともに生産管理および監視側の各部門に提供する。
【0036】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先から収集した生産データの加工、集計および提供を行うシステム機器を新たに設置することなく、アウトソーシング先の工場の生産管理および監視するシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のアウトソーシング先の生産管理および監視システム全体のシステム構成図である。
【図2】図2は、従来の遠隔地監視システム全体のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 アウトソーシング先の生産工場ライン
2 アウトソーシング先の生産情報管理部門
4 FTPサーバー
6 社外公開サーバー
8 アウトソーシングデータベース(DB)サーバー
9 生産監視データベース(DB)サーバー
10 WWWサーバー
12 管理部門
【発明の属する技術分野】
本発明は、企業、事業所等によって業務を委託されたアウトソーシング先において、外部からのデータを管理および監視する情報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、企業、事業所等は、製品の需要に対する柔軟な対応、コスト削減等を目的として、生産業務を外部業者に委託するアウトソーシングを利用するようになっている。生産業務を委託されたアウトソーシング先は、アウトソーシング先に生産業務を委託した企業等の要求に応じて製品の生産管理を行うが、外部委託をした企業等は、アウトソーシング先において要求通りに製品が生産されているかどうかを管理および監視する必要がある。
【0003】
従来、アウトソーシング先工場の生産管理および監視において、生産管理および監視側である企業(以下、生産管理および監視側と称す)は、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取り、生産管理および監視側のデータ管理に適合するように生産データ等の情報を加工している。生産データ等の情報の加工は、生産管理および監視側の生産管理部門において、市販パッケージソフト等を用いて手作業で行われている。
【0004】
このような生産管理および監視システムでは、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取るために、情報のセキュリティに問題があり、情報漏洩のおそれがある。また、生産管理および監視側は、アウトソーシング先工場から生産データ等を書面・メール等の形式で受け取ると、生産管理および監視側のデータ管理に適合するように、生産データ等の情報を加工する必要がある。この生産データ等の情報の加工は、通常、手作業で行われているために、労力および時間が必要となり、データの維持および管理のコストが大きくなている。
【0005】
上記の問題を解決するシステムとして、例えば、遠隔地にあるアウトソーシング先工場の生産管理および監視に使用され得る遠隔地監視システムが、特開2002−8167号公報に開示されている。
【0006】
図2は、特開2002−8167号公報に開示された遠隔地監視システムの構成を示す概略図である。
【0007】
この公報に記載された遠隔監視システムは、各監視地点21において収集された監視情報をサービス拠点22において一括して記憶し、所定の期間内に記憶された監視情報をホームページ上に掲載する中央情報管理装置23と、各監視地点21において収集された監視情報の管理を設定できるシステム管理者が使用するブラウザ端末24および所定の監視情報が掲載されたホームページを閲覧できる閲覧者が使用するブラウザ端末25とがインターネット回線26を介して接続されて構成されている。
【0008】
各監視地点21の監視情報の収集は、各監視地点21に設置された情報ログ端末27が行う。情報ログ端末27は、測定器具からの監視情報を所定の周期で収集し、一時的に記憶する。次いで、情報ログ端末27は、記憶した監視情報が所定の基準の属性範囲を逸脱するかどうかにより、異常事態が予想されるかどうかを判定する。異常事態が予想されない場合、情報ログ端末27は、記憶された監視情報を時刻情報とともに、サービス拠点22に設置されている中央情報管理装置23に所定の周期で送信する。異常事態が予想される場合、情報ログ端末27は、記憶された監視情報および時刻情報を、緊急通知信号とともに中央情報管理装置23に即座に送信する。
【0009】
中央情報管理装置23は、情報ログ端末27から監視情報および時刻情報を受信した場合、各情報をデータベース化してログデータとして一時的に記憶する。中央情報管理装置23は、ログデータとして所定の期間内に記憶された監視情報をホームページ(HP)上のHTMLファイルに書き出すことにより、監視情報をホームページに掲載する。中央情報管理装置23は、情報ログ端末27から監視情報、時刻情報および緊急通知信号を受信した場合、送信された各情報から通知文書を生成して、通知文書を電子メールまたはFAXの形式で所定の通知先28に送信する。
【0010】
システム管理者は、所定のURL、管理者IDおよびパスワードをブラウザ端末4に入力し、管理者IDおよびパスワードが認証されると、監視情報が掲載されているホームページにアクセスできる。ブラウザ端末24は、例えば、一般的なインターネットブラウザ端末である。
【0011】
次いで、システム管理者は、ブラウザ端末24を介して管理データを中央情報管理装置23に送信することにより、監視地点21の監視情報を管理する。システム管理者が送信する管理データは、各情報ログ端末27にて使用される端末管理データと、中央情報管理装置23にて使用される中央管理データとに分けられる。端末管理データは、各情報ログ端末27が情報を収集する周期、各情報ログ端末27が情報を中央情報装置23に送信する周期、監視情報を判定する基準を指定する比較属性等である。中央管理データは、監視情報をHTMLファイルに書き出す場合にどのように監視情報を表示するかを指定する表示変換属性、書き出された監視情報をホームページ上に掲載する期間を指定する表示期間属性、ホームページの閲覧制限、および緊急通知信号を情報ログ端末27から受信した場合に通知文書を通知する通知先28のアドレス等である。
【0012】
閲覧者は、所定のURL、管理者IDおよびパスワードをブラウザ端末25に入力し、管理者IDおよびパスワードが認証されると、監視情報が掲載されているホームページにアクセスでき、監視情報を閲覧できる。ブラウザ端末25は、例えば、一般的なインターネットブラウザ端末である。
【0013】
図2に示された遠隔地監視システムをアウトソーシング先工場の生産管理および監視に用いると、生産管理および監視側(システム管理者)が指定するように、アウトソーシング先工場からの生産データ等が自動的に収集されて、加工され、ホームページに掲載される。これにより、生産管理および監視側は、一旦、生産データ等の管理データを設定すれば、自ら生産データ等を加工することなく、必要な時にホームページにアクセスして加工された生産情報等を閲覧することができる。また、システム管理者および閲覧者は、生産データ等が掲載されたホームページにアクセスする場合、各々が使用するブラウザ端末にIDおよびパスワードを入力する必要があり、これにより生産データ等の情報に関するセキュリティを強化している。また、生産データ等が掲載されたホームページの閲覧に用いられるブラウザ端末24および25として、一般的なインターネットブラウザ端末を使用することができ、これにより、生産データ等を閲覧するための新たな設備投資は必要ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の監視システムでは、アウトソーシング先からの生産データの加工・集計および提供を行うシステム機器を新たにアウトソーシング先に設置する必要があり、このシステム機器に対する設備投資、維持管理コストおよび運用コストが生じる。
【0015】
本発明は、このような問題を可決するものであり、その目的は、アウトソーシング先からの生産データの加工・集計および提供を行うシステム機器を新たに設置することなく、アウトソーシング先の工場の生産管理および監視をするシステムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先の工場を管理し、監視する生産管理および監視システムであって、上記アウトソーシング先の工場のデータを収集するために上記アウトソーシング先に設けられた収集手段と、上記収集手段から転送されたデータを受け取って記憶するために上記アウトソーシング先に設けられた格納手段と、上記格納手段にアクセスし、上記データを取り出し、加工するために生産管理および監視側に予め設けられた情報加工手段と、上記情報加工手段によって加工された上記データを上記生産管理および監視側のイントラネットを介して上記生産管理および監視側の各部門に提供するための生産管理および監視側に予め設けられた情報提供手段と、を有し、これにより上記目的が達成される。
【0017】
情報加工手段は、上記格納手段から取り出された上記データを上記生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工する。
【0018】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先から収集した生産データの加工および提供を行うシステム機器についての設備投資、維持管理コストおよび運用コストが不要となるとともに、アウトソーシング先から得た生産データと生産管理および監視側の社内情報とを一元的に取り扱い、生産管理および監視側の所望の生産管理を実行し、業務効率を高めることができる。
【0019】
上記収集手段は、上記アウトソーシング先の工場から収集した上記データを暗号化する暗号化手段を備え、上記情報加工手段は、上記暗号化手段により上記暗号化されたデータを復号化する復号化手段を備えてもよい。
【0020】
これにより、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先工場の生産データを暗号化した後、暗号化された生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に転送し、生産管理および監視側で生産データを復号化することにより、外部への情報漏洩を防止することができる。
【0021】
上記格納手段は、上記収集手段から転送された上記データを受け取り、記憶する上記アウトソーシング先に設置された第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段にインターネットを介して定期的にアクセスし、上記データを取り出し、記憶する生産管理および監視側に設置された第2の記憶手段と、
を含む。
【0022】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、データの転送トラブルが発生した場合に転送トラブルの原因が回線またはアウトソーシング先に設置されている機器等にあるかを即座に知ることができ、転送トラブルを早急に解決することが可能になる。
【0023】
さらに、本発明の生産管理および監視システムは、上記イントラネットに専用回線を介して相互接続する上記アウトソーシング先に設置された管理手段をさらに含む。
【0024】
したがって、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門は、社内イントラネットに専用回線を介して、生産管理および監視側の生産管理に基づいて加工された生産データおよび社内情報を検索して入手するとともに、アウトソーイング先工場の生産管理に関して相互的に連絡することができ、業務効率を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の1実施形態である生産管理および監視システムの構成を示す概略図である。
【0027】
本発明の生産管理および監視システムでは、インターネットを介して、アウトソーシング先工場の生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に送信し、生産管理および監視側において、アウトソーシング先工場の生産データを加工するようになっている。
【0028】
この生産管理および監視システムでは、アウトソーシング先に配置されたアウトソーシング先の生産情報等を管理する生産情報管理部門2が設けられており、この生産情報管理部門2は、アウトソーシング先の生産工場ライン1の生産データを定期的に収集する。アウトソーシング先の生産情報管理部門2は、アウトソーシング先の生産工場ライン1から収集した生産データを所定の規定フォーマットによりデータを作成し、作成されたデータを暗号化する。所定の規定フォーマットは、生産管理および監視側が取り決めたデータ項目を規定している。
【0029】
次いで、アウトソーシング先の生産情報管理部門2は、ファイアウォール(Fire Wall)5を介して、アウトソーシング先に設置されたFTPサーバー4に暗号化されたデータを定期的に転送する。FTPサーバー4は、インターネット上で公開されており、従って、FTPサーバー4は、インターネット(公開)エリア13にある。しかしながら、FTPサーバー4にアクセスするためのユーザー認証を課すことにより、セキュリティを向上させることが可能になる。ユーザー認証は、例えば、ユーザーIDおよびパスワードを認証することにより行われる。アウトソーシング先の生産情報管理部門2とFTPサーバー4との間に設置されたファイアウォール5は、FTPサーバー4への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。
【0030】
アウトソーシング先に設置されたFTPサーバー4は、生産管理および監視側に設置された社外公開サーバー6により、インターネットを介して定期的に自動アクセスされる。FTPサーバー4と社外公開サーバー6との間にも、ファイアウォール5が設置されており、ファイアウォール5は、FTPサーバー4への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。
【0031】
FTPサーバー4に定期的に自動アクセスした社外公開サーバー6は、FTPサーバー4に暗号化されたデータが存在する場合、暗号化されたデータを一旦保存する。このようにアウトソーシング先の生産情報管理部門2から社外公開サーバー6にFTPサーバー4を介してデータを転送することにより、本発明の生産管理および監視システムは、データの転送トラブルが発生した場合に転送トラブルの原因が回線またはアウトソーシング先に設置されている機器等にあるかを即座に知ることができ、転送トラブルを早急に解決することが可能になる。
【0032】
暗号化されたデータを一旦保存した社外公開サーバー6は、社外公開サーバー6とアウトソーシング用データベース(DB)サーバー8との間に設置されたファイアウォール7を介して、生産管理および監視側に設置されたアウトソーシング用データベースサーバー8により定期的に自動アクセスされる。ファイアウォール7は、社外公開サーバー6への情報を全て監視し、システムのセキュリティを保証する。アウトソーシング用データベースサーバー8は、社外公開サーバー6に暗号化されたデータが存在する場合、暗号化されたデータを取り出し、データを復号化して保存する。このように、アウトソーシング先から生産管理および監視側にインターネットを介して生産データを転送する場合、本発明の生産管理および監視システムは、転送される生産データを暗号化することにより生産データのセキュリティを向上させることが可能になる。
【0033】
復号化されたデータを保存したアウトソーシング用データベースサーバー8は、生産監視データベース(DB)サーバー9により定期的に自動アクセスされ、保存したデータが取り出される。アウトソーシング用データベースサーバー8からデータを取り出した生産監視データベースサーバー9は、取り出したデータを保存し、保存したデータを、生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工して登録する。加工されたデータを生産監視データベースサーバー9に登録完了した時点で、加工されたデータは、既存のWWWサーバー10により、生産管理および監視側の生産管理に基づいて集計され、生産管理および監視側の社内情報と同様に、社内イントラネット上に提供される。生産管理および監視側の部門は、アウトソーシング先工場の生産データが必要な場合、社内イントラネットを介して接続された既存の端末からブラウザソフトを用いて、WWWサーバー10にアクセスし、アウトソーシング先工場の生産データおよび社内情報を検索し、入手できる。アウトソーシング用データベースサーバー8、生産監視データベースサーバー9およびWWWサーバー10は、社内イントラネットゾーン14として統合され、1つのサーバーに統合することも可能である。このように、アウトソーシング先工場の生産データの加工および集計を生産管理および監視側で行うことにより、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先に生産データの加工、集計および情報提供用のシステム機器を新たに設置する必要がなく、このシステム機器に伴う設備投資および維持コストが不要になる。
さらに、生産管理および監視側の管理部門12がアウトソーシング先に駐在しており、生産管理および監視側の管理部門12の端末がグローバルネットワーク(専用回線)11により社内イントラネットと相互接続されている。したがって、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門12は、社内イントラネット上のWWWサーバー10にアクセスし、生産管理および監視側の生産管理に基づいて加工された生産データおよび社内情報を検索して入手するとともに、アウトソーイング先工場の生産管理に関して相互的に連絡することができる。また、アウトソーシング先に生産データの加工、集計および情報提供用のシステム機器を新たに設置する必要がないことにより、アウトソーシング先に駐在する生産管理および監視側の管理部門12がアウトソーシング先から引き上げる場合、アウトソーシング先のシステム機器に関する引き上げ費用が不要となる。なお、WWWサーバー10にアクセスするためのユーザー認証を課すことにより、セキュリティを向上させることが可能になる。ユーザー認証は、例えば、ユーザーIDおよびパスワードを認証することにより行われる。
【0034】
このように、本発明の生産管理および監視システムにおいて、生産管理および監視側は、アウトソーシング先工場の生産データを生産管理および監視側の社内情報と同様に社内イントラネットを介して入手でき、これによりアウトソーシング先工場の生産データと生産管理および監視側の社内情報とを一元的に管理することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先工場の生産データをアウトソーシング先から生産管理および監視側に転送し、生産管理および監視側の既存のシステム機器を用いて生産データを生産管理および監視側のフォーマットに加工および集計し、生産管理および監視側の社内イントラネットを介して、加工された生産データを社内情報とともに生産管理および監視側の各部門に提供する。
【0036】
したがって、本発明の生産管理および監視システムは、アウトソーシング先から収集した生産データの加工、集計および提供を行うシステム機器を新たに設置することなく、アウトソーシング先の工場の生産管理および監視するシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のアウトソーシング先の生産管理および監視システム全体のシステム構成図である。
【図2】図2は、従来の遠隔地監視システム全体のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 アウトソーシング先の生産工場ライン
2 アウトソーシング先の生産情報管理部門
4 FTPサーバー
6 社外公開サーバー
8 アウトソーシングデータベース(DB)サーバー
9 生産監視データベース(DB)サーバー
10 WWWサーバー
12 管理部門
Claims (5)
- アウトソーシング先の工場を管理し、監視する生産管理および監視システムであって、
該アウトソーシング先の工場のデータを収集するために該アウトソーシング先に設けられた収集手段と、
該収集手段から転送されたデータを受け取って記憶するために該アウトソーシング先に設けられた格納手段と、
該格納手段にアクセスし、該データを取り出し、加工するために生産管理および監視側に予め設けられた情報加工手段と、
該情報加工手段によって加工された該データを該生産管理および監視側のイントラネットを介して該生産管理および監視側の各部門に提供するための生産管理および監視側に予め設けられた情報提供手段と、
を有する、生産管理および監視システム。 - 前記情報加工手段は、前記格納手段から取り出された前記データを該生産管理および監視側の生産管理に添ったデータフォーマットに加工する、請求項1に記載の生産管理および監視システム。
- 前記収集手段は、前記アウトソーシング先の工場から収集した前記データを暗号化する暗号化手段を備え、
前記情報加工手段は、該暗号化手段により該暗号化されたデータを復号化する復号化手段を備える、請求項1に記載の生産管理および監視システム。 - 前記格納手段は、
前記収集手段から転送された前記データを受け取り、記憶する前記アウトソーシング先に設置された第1の記憶手段と、
該第1の記憶手段にインターネットを介してアクセスし、該データを取り出し、記憶する生産管理および監視側に設置された第2の記憶手段と、
を備える、請求項1に記載の生産管理および監視システム。 - 前記イントラネットに専用回線を介して相互接続する前記アウトソーシング先に設置された管理手段をさらに含む、請求項1に記載の生産管理および監視システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11157333B2 (en) | 2018-06-21 | 2021-10-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Data processing device, data processing system, data processing method, and program |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002220906A patent/JP2004062574A/ja not_active Withdrawn
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