JP2004060258A - 融雪装置 - Google Patents

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JP2004060258A JP2002219433A JP2002219433A JP2004060258A JP 2004060258 A JP2004060258 A JP 2004060258A JP 2002219433 A JP2002219433 A JP 2002219433A JP 2002219433 A JP2002219433 A JP 2002219433A JP 2004060258 A JP2004060258 A JP 2004060258A
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Abstract

【課題】広域の融雪にはロードヒーティングが多用されているが、設備費やランニングコスト及び融雪能力の問題から大型運搬車両による排雪作業が一般的に行われている。しかし電気式設備は部品が高額で、燃焼式設備は機器及び部品が多く高額な設備になり、何れも降雪を予測し事前に融雪面を暖めておく必要があり、また、融雪水を凍結させないため乾燥するまでの稼働が必要で電気代、燃料代が多額になるなどの問題がある。
【解決手段】融雪槽と井戸を一体化し地下水をもって融雪し、地下水と融雪水を地中に浸透させるよう構成されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、寒冷地において広域の機械除雪、大型運搬車両による排雪を余儀なくされる場所に設置し融雪処理を行うのに好適な融雪装置に関するものである。詳しくは、本発明は下記のようになるものである。
A.地中に埋設した融雪槽に井戸を直結し、その井戸より揚水した地下水を利用して融雪を行う。そして、利用した地下水と融雪水を地中に浸透させる。
B.土木、建築の地下掘削工事に採用される水処理用井戸(揚水、浸透目的)を融雪装置に応用したものである。
C.従来の融雪装置の諸欠点に鑑みなされたもので、設備費やランニングコスト及び公害問題を考慮して社会に貢献することを狙ったものである。
本発明は地下水の真冬の温度と地質条件に注目し、地中埋設した融雪槽部に揚水と浸透を目的とする井戸を地中で連結し、その井戸より揚水した自然のままの地下水を融雪エネルギーとし、融雪槽内に投入された雪に直接散布して融雪を行うと共に、融雪に使用した地下水と融雪水を地中に浸透させるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の広域の融雪にはロードヒーティング(電力、燃料)などが代表的であるが、設備費やランニングコスト及び融雪能力の問題点から大型運搬車両による排雪作業が一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
A.装置の設備費の問題
電気式設備は部品が高額で、燃焼式設備は機器及び部品が多く高額な設備になる。
B.ランニングコストの問題
電気式設備、燃焼式設備の何れも降雪を予測し事前に融雪面を暖めておく必要があり、また、融雪水を凍結させないため乾燥するまで稼働するので、電気代、燃料代が多額になる。
C.維持管理の問題
機械装置が複雑で保守管理や維持管理が必要である。
D.融雪能力の問題
雪温より外気温に影響されるためにエネルギーロスが生じるので、融雪能力に関係してくる。
E.排雪に伴う問題
降雪後、排雪が集中するために交通渋滞などの問題が伴う。
F.雪捨て場に伴う問題
多数の雪捨て場の確保とその管理費用が多額になっている。
G.公害に伴う問題
大型車両による騒音、振動、排ガス、ボイラー燃焼によるCO の発生などの問題がある。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、下記のことができるものを提供しようとするものである。
A.地中に埋設した融雪槽底部に井戸を直結して一体化することにより、井戸先端より水中ポンプにて揚水した地下水を融雪槽上端より吐出させる。
その地下水は井戸上端より自然地下水位面へ向かい流れ落ちて地中に浸透して行く。
その地下水の循環経路の途中に融雪槽を設け、地下水と雪の温度差を利用して融雪目的を果たす。
B.過去に地下水利用型融雪装置が普及しなかったのは、設備費やランニングコストが膨大なことと、また、融雪水処理を下水道に頼り寒冷地ゆえの悪条件も加わり、排水設備の問題点も大きな障害になっていた。
本発明のものは、地中の自然原理を応用することにより十分な揚水量(融雪エネルギー)の確保が可能となり、また、融雪水処理は地中浸透方式の採用により排水設備を必要としないので、上記のような問題点を解決することができる。
C.融雪エネルギーは地下水を利用し、融雪水と地下水を地下に戻す。
D.除雪範囲に降った雪の排雪運搬をなくし、雪捨て場の負担を減らす。
E.異常な地下水位の低下や大地震の影響がない限り半永久的に使用可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、
請求項1記載の発明は、融雪槽と井戸を一体化し地下水をもって融雪し、融雪に利用された地下水と融雪水を地中に浸透させるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載の発明は、融雪槽部2と井戸部3と水中ポンプ4と散水部5から構成され、
A.融雪槽部2は、地面GLから地中に所定深さをもって埋設された状態の側壁2A1で形成された融雪部2Aと、側壁の上端に張設された天板2Bと、天板に開口された投雪口用蓋2C1を有する投雪口2Cと、融雪部2Aの底面部分に所定厚さで敷設されたグリ石層2Dと、グリ石層の上面に張設されたネット2Eから構成され、
B.井戸部3は、透水管3Aとフィルター部3Bから構成され、透水管3Aは融雪槽部2と地中で直結されていると共に、下端は自然地下水位イより下方位置に達する状態で埋設され、透水管3Aの上端3A1は融雪槽部2におけるグリ石層2D、ネット2Eを貫通して融雪部2Aに開口され、下端は底面3A2で閉じられ、フィルター部3Bは、透水管3Aの外周に豆砂利3B1が所定厚さをもって充填され、
C.水中ポンプ4は、井戸部3の透水管3Aにおける下端近傍に配置され、この水中ポンプ4に連結された送水パイプ4Aの上方部分4A1は、融雪槽部2の側壁2A1に配管され、
D.散水部5は、送水パイプ4Aの上方部分4A1に上下方向をもって取付けられた適数個の散水用ノズル5Aで構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、融雪槽部2と井戸部3と水中ポンプ4と散水部5と上屋10から構成され、
A.融雪槽部2は、地面GLから地中に所定深さをもって埋設された状態の側壁2A1で形成された融雪部2Aと、側壁の上端に張設された天板2Bと、天板に開口された投雪口用蓋2C1を有する投雪口2Cと、融雪部2Aの底面部分に所定厚さで敷設されたグリ石層2Dと、グリ石層の上面に張設されたネット2Eから構成され、
B.井戸部3は、透水管3Aとフィルター部3Bから構成され、透水管3Aは融雪槽部2と地中で直結されていると共に、下端は自然地下水位イより下方位置に達する状態で埋設され、透水管3Aの上端3A1は融雪槽部2におけるグリ石層2D、ネット2Eを貫通して融雪部2Aに開口され、下端は底面3A2で閉じられ、フィルター部3Bは、透水管3Aの外周に豆砂利3B1が所定厚さをもって充填され、
C.水中ポンプ4は、井戸部3の透水管3Aにおける下端近傍に配置され、この水中ポンプ4に連結された送水パイプ4Aの上方部分4A1は、融雪槽部2の側壁2A1に配管され、上屋10は、融雪槽部2の上面を覆うよう構成された側壁10Aと、側壁の一部に設けられた出入口10Bで構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3記載の発明において、井戸部3における透水管3Aは、透水コンクリート管あるいはスリットが形成された鋼管であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項5記載の発明は、請求項2または請求項3記載の発明において、融雪槽部2に井戸部3における透水管3Aを複数本連結したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項6記載の発明は、請求項2または請求項3記載の発明において、融雪槽部2と井戸部3の周囲に融雪槽部2のグリ石層2Dのレベルより下方に位置する砂礫層6、砂礫層の上面に積層された砂質シルト7、砂質シルトの上面に積層されたシルト8、シルトの上面に積層された盛土9を形成したことを特徴とするものである。
【0011】
図5を参照して、作用を説明する。
A.融雪を所望する雪を融雪槽内に投入したのち、水中ポンプを作動させる。
B.所定深度より水中ポンプで揚水された大量の地下水ハは、送水パイプを通り、融雪槽内部の噴射口より当該融雪槽内に投入された雪に連続散布し融雪する。
C.融雪に使用された地下水と融雪水ニは、一部グリ石層を通り地中に浸透し、大半は井戸を通り自然地下水位イに向かう。
D.融合水ロは、融雪に使用された地下水と融雪水ニと地下水ハの混じったものである。
ホは浸透カーブである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は本発明の融雪装置で、融雪槽部2と井戸部3と水中ポンプ4と散水部5と上屋10から構成されている。
A.融雪槽部2は、地面GLから地中に所定深さをもって埋設された状態の側壁2A1で形成された融雪部2Aと、側壁の上端に張設された天板2Bと、天板に開口された投雪口2Cと、融雪部2Aの底面部分に所定厚さで敷設されたグリ石層2Dと、グリ石層の上面に張設されたネット2Eから構成されている。
図中、2C1は投雪口用蓋である。
【0013】
B.井戸部3は、透水管3Aとフィルター部3Bから構成されている。
a.透水管3Aは融雪槽部2と地中で直結されていると共に、下端は自然地下水位イより下方位置に達する状態で埋設されている。
透水管3Aの上端3A1は融雪槽部2におけるグリ石層2D、ネット2Eを貫通して融雪部2Aに開口され、下端は底面3A2で閉じられている。
なお、透水管3Aについては、透水係数が設計地質に適する透水コンクリート管が使用されているが、地質条件によってはスリットが形成された鋼管を使用する場合もある。
また、図示のものは融雪槽部2に1本の透水管3Aを連結したものとなっているが、複数本の透水管3Aを連結して構成することができる。
b.フィルター部3Bは、透水管3Aの外周に豆砂利3B1が所定厚さをもって充填されている。
【0014】
C.水中ポンプ4は、井戸部3の透水管3Aにおける下端近傍に配置され、この水中ポンプ4に連結された送水パイプ4Aの上方部分4A1は、融雪槽部2の側壁2A1に配管されている。
D.散水部5は、送水パイプ4Aの上方部分4A1に上下方向をもって取付けられた適数個の散水用ノズル5Aで構成されている。
E.6は融雪槽部2のグリ石層2Dのレベルより下方に位置する砂礫層、7は砂礫層の上面に積層された砂質シルト、8は砂質シルトの上面に積層されたシルト、9はシルトの上面に積層された盛土である。
F.上屋10は、融雪槽部2の上面を覆うよう構成された側壁10Aと、側壁の一部に設けられた出入口10Bで構成されている。
上屋及び投雪口用蓋2C1は、雪投入作業時の第三者安全確保のために設けられている。
また、外気と融雪槽部の温度遮断にも効果があり、配電盤もこの中に設置する。
図中、イは自然地下水位、ロは融合水、ハは地下水、ニは融雪に使用された地下水と融雪水である。
【0015】
【実施例】
さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。
A.本装置の設計に当たり自然地下水位と揚水深度(水中ポンプ設置位置)が重要な要素になる。
B.揚水深度の設定は、自然地下水位レベル及びそれより下の地質の透水係数と将来の自然地下水位の低下や安全率を考慮して決められる。
C.例えば、札幌市中央区北6条西16丁目に本発明のものを設置すべく地質柱状と自然地下水位を調査すると下記の通りである。
C1.地質柱状は、GLマイナス4mより砂礫層となる。
C2.自然地下水位はGLマイナス8.7mである。
D.砂礫層は透水係数が非常に大きく、井戸部3における透水管3Aとほぼ同じ透水係数である。
融雪に必要な十分な揚水量を確保することは勿論であるが、揚水した地下水と融雪水がこの井戸部3の上部より浸透還元する。
E.また、融雪に使用した地下水が水中ポンプの設置深度に達することなく浸透還元が繰り返される計算の基に設計されている。
標準的には、揚水深度は自然地下水位より7m〜9m程度下に設置される。
以上のことと、所望する融雪量(除雪に伴う処理量)を考慮し、本装置を構成した結果が図5に示す通りである。
【0016】
雪と自然地下水の温度差を利用する。
大差ある温度差ではないので大量の地下水を必要とするため、設置場所の自然地下水位と地質柱状を前提にして目的の処理量に合わせて設計される。
設計手順に沿って説明する。
A.除雪範囲の設定により融雪槽のサイズを決定する。
B.融雪に必要な揚水量の確保のために、自然地下水位を把握する。
C.利用した地下水と融雪水を100%地中に浸透させるために、地質柱状(透水係数)を把握する。
D.設置場所の諸条件を考慮し施工計画を組む。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
本装置により排雪作業及び雪捨て場の確保の必要がなく、また、除雪時間の短縮になり、有形無形に相乗効果が得られる。
より具体的には下記の通りである。
1.融雪エネルギーは地下水であり、二次的エネルギーである水中ポンプの電力のみで省エネルギー化を実現することができる。
2.無公害装置である。(騒音、振動、大気汚染、土壌汚染、地盤沈下など)
3.装置の耐用年数は半永久的である。
本装置は異常な地下水低下や地震がない限り半永久的に使用可能である。
4.複雑な機械設備がなく操作や維持管理が簡単である。
5.制作日数が短期で、使用部品点数や消耗部品が少ないので経済的である。
6.融雪及び排水を同時に行う(一体の)装置に構成されているので、公共の下水道や雨水用側溝などの排水設備は一切不要である。
7.本装置は、除雪(融雪)を所望する範囲と地質、自然地下水位、設置条件に合わせた経済サイズ設定ができる。
8.融雪エネルギーは、自然の状態の地下水を使用するので省エネを実現でき、また、利用した地下水と融雪水を100%地中に浸透させるので地盤沈下等の公害も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の1部を省略した縦断面図である。
【図2】同上の要部拡大図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【図4】B−B線拡大断面図である。
【図5】作用を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 融雪装置
2 融雪槽部
3 井戸部
4 水中ポンプ
5 散水部
10 上屋

Claims (6)

  1. 融雪槽と井戸を一体化し地下水をもって融雪し、融雪に利用された地下水と融雪水を地中に浸透させるよう構成されていることを特徴とする融雪装置。
  2. 融雪槽部(2)と井戸部(3)と水中ポンプ(4)と散水部(5)から構成され、
    融雪槽部(2)は、地面(GL)から地中に所定深さをもって埋設された状態の側壁(2A1)で形成された融雪部(2A)と、側壁の上端に張設された天板(2B)と、天板に開口された投雪口用蓋(2C1)を有する投雪口(2C)と、融雪部(2A)の底面部分に所定厚さで敷設されたグリ石層(2D)と、グリ石層の上面に張設されたネット(2E)から構成され、
    井戸部(3)は、透水管(3A)とフィルター部(3B)から構成され、透水管(3A)は融雪槽部(2)と地中で直結されていると共に、下端は自然地下水位(イ)より下方位置に達する状態で埋設され、透水管(3A)の上端(3A1)は融雪槽部(2)におけるグリ石層(2D)、ネット(2E)を貫通して融雪部(2A)に開口され、下端は底面(3A2)で閉じられ、フィルター部(3B)は、透水管(3A)の外周に豆砂利(3B1)が所定厚さをもって充填され、水中ポンプ(4)は、井戸部(3)の透水管(3A)における下端近傍に配置され、この水中ポンプ(4)に連結された送水パイプ(4A)の上方部分(4A1)は、融雪槽部(2)の側壁(2A1)に配管され、
    散水部(5)は、送水パイプ(4A)の上方部分(4A1)に上下方向をもって取付けられた適数個の散水用ノズル(5A)で構成されていることを特徴とする融雪装置。
  3. 融雪槽部(2)と井戸部(3)と水中ポンプ(4)と散水部(5)と上屋(10)から構成され、
    融雪槽部(2)は、地面(GL)から地中に所定深さをもって埋設された状態の側壁(2A1)で形成された融雪部(2A)と、側壁の上端に張設された天板(2B)と、天板に開口された投雪口用蓋(2C1)を有する投雪口(2C)と、融雪部(2A)の底面部分に所定厚さで敷設されたグリ石層(2D)と、グリ石層の上面に張設されたネット(2E)から構成され、
    井戸部(3)は、透水管(3A)とフィルター部(3B)から構成され、透水管(3A)は融雪槽部(2)と地中で直結されていると共に、下端は自然地下水位(イ)より下方位置に達する状態で埋設され、透水管(3A)の上端(3A1)は融雪槽部(2)におけるグリ石層(2D)、ネット(2E)を貫通して融雪部(2A)に開口され、下端は底面(3A2)で閉じられ、フィルター部(3B)は、透水管(3A)の外周に豆砂利(3B1)が所定厚さをもって充填され、水中ポンプ(4)は、井戸部(3)の透水管(3A)における下端近傍に配置され、この水中ポンプ(4)に連結された送水パイプ(4A)の上方部分(4A1)は、融雪槽部(2)の側壁(2A1)に配管され、上屋(10)は、融雪槽部(2)の上面を覆うよう構成された側壁(10A)と、側壁の一部に設けられた出入口(10B)で構成されていることを特徴とする融雪装置。
  4. 井戸部(3)における透水管(3A)は、透水コンクリート管あるいはスリットが形成された鋼管である請求項2または請求項3記載の融雪装置。
  5. 融雪槽部(2)に井戸部(3)における透水管(3A)を複数本連結した請求項2または請求項3記載の融雪装置。
  6. 融雪槽部(2)と井戸部(3)の周囲に融雪槽部(2)のグリ石層(2D)のレベルより下方に位置する砂礫層(6)、砂礫層の上面に積層された砂質シルト(7)、砂質シルトの上面に積層されたシルト(8)、シルトの上面に積層された盛土(9)を形成した請求項2または請求項3記載の融雪装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159574A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 融雪装置および融雪方法

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