JP2004059270A - トレイ式仕分け装置 - Google Patents

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Jiyun Ooshimo
大志茂 純
Toshio Kanbe
神戸 俊夫
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

【課題】トレイの色や汚れの影響を受けることなく、小さな搬送物であっても、その有無・性状等を検出でき、しかも、二重投入エラーや投入漏れエラーも検出することができるトレイ式仕分け装置を提供すること。
【解決手段】複数のトレイTと、トレイが走行する搬送路600と、搬送路に隣接して設置され、前記トレイに搬送物を投入する少なくとも1つの投入部410〜430と、前記トレイから排出された搬送物を受ける少なくとも1つのシュート510、520と、前記トレイ上の搬送物を検知する検出手段を有するトレイ式仕分け装置において、前記検出手段は、前記投入部の前後において、投入部通過前の画像及び投入部通過後の画像を撮像し、前記投入部通過前の画像及び前記投入部通過後の画像の比較演算を行い、両画像の異なる部分のみ抽出し、抽出された画像に基づき、排出すべきシュートを決定する構造とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送路に沿って走行する多数のトレイに、投入部から搬送物を投入し、所定のシュートで所定の搬送物を排出することにより、物品の仕分けを行うトレイ式仕分け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送路に沿って走行する多数のトレイに、投入部から搬送物を投入し、所定のシュートで所定の搬送物を排出することにより、物品の仕分けを行うトレイ式仕分け装置としては、投入部の直後にトレイ上の画像を撮像するカメラを設置し、カメラから得られる撮像データから、トレイ上の搬送物の有無を検知し、その検出結果に基づき、所定のシュートへ排出する処理を行うものが知られていた。
【0003】
更にトレイ上の搬送物の有無の検知のみならず、搬送物の性状等も識別する手段として、搬送物に光を当てた時の反射光のみを撮像し、撮像された反射光に基づいて搬送物の性状判定を行うことも提案されていた(特開2002−90304号公報参照)。また、予め登録しておいた色配列パターンや基準データとカメラから得られた撮像データとを比較して、搬送物の種類等を識別することも知られていた(特開平2−241580号公報、特開昭61−17906号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来のトレイ式仕分け装置には、次のような課題が指摘されていた。まず、搬送物の色がトレイの色に近い場合、カメラから得られる撮像データでは、搬送物の有無を検知できないことがあった。また、トレイの汚れ・キズや、エンボス加工された模様などを搬送物と誤認してしまうことがあった。さらに、ノイズ対策のためマージンを大きく取らざるを得ないため、小さな搬送物の検知は困難であった。
【0005】
一方、搬送ラインの高速化や搬送物の多品種化に伴い、既に搬送物が載置されているトレイに別の搬送物を投入してしまう、いわゆる二重投入エラーや、搬送物の投入を漏らしてしまう投入漏れエラーが発生していたが、従来のトレイ式仕分け装置では、このようなエラーを検出して排除することについては、考慮がなされていなかった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、トレイの色・模様や汚れ・キズの影響を受けることなく、且つ、小さな搬送物であっても、その有無・性状等を検出でき、しかも、二重投入エラーや投入漏れエラーも検出することができ、その検出結果に基づき正確な仕分けを行うことができるトレイ式仕分け装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明のトレイ式仕分け装置は、搬送物を載置する複数のトレイと、前記トレイが走行する搬送路と、前記搬送路に隣接して設置され、前記トレイに搬送物を投入する少なくとも1つの投入部と、前記トレイから排出された搬送物を受ける少なくとも1つのシュートと、前記トレイ上の搬送物を検知する検出手段を有するトレイ式仕分け装置において、前記検出手段は、前記投入部の前後において、投入部通過前の画像及び投入部通過後の画像を撮像し、前記投入前の画像及び前記投入後の画像の比較演算を行い、両画像の異なる部分のみ抽出し、抽出された画像に基づき、搬送物の有無や投入された搬送物の識別を行い、当該識別結果に基づき、排出すべきシュートを決定する構成をしている。
【0008】
【作用】
本発明のトレイ式仕分け装置は、検出手段を、搬送物の投入部前後に設けて、投入部通過前の画像及び投入部通過後の画像を撮像し、前記投入部通過前の画像及び前記投入部通過後の画像の比較演算を行い、両画像の異なる部分のみ抽出し、抽出された画像に基づき、投入された搬送物の識別を行い、その識別結果に基づき、排出すべきシュートを決定する構成としているので、トレイの色・模様や汚れ・キズに由来する撮像データは、前記比較演算により消去され、投入された搬送物に由来する撮像データのみが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本発明のトレイ式仕分け装置の全体構成を示す図である。図2乃至図5は、本発明のトレイ式仕分け装置が、投入された搬送物を識別する仕組みを説明するための図である。
【0010】
本発明のトレイ式仕分け装置は、図1に示すように、搬送物Mを載置する複数のトレイTと、前記トレイTが走行する搬送路600と、前記搬送路600に隣接して設置され、前記トレイTに搬送物Mを投入する少なくとも1つの投入部410、420、430と、前記トレイTから排出された搬送物Mを受ける少なくとも1つのシュート510、520と、前記トレイT上の搬送物Mを検知する検出手段を有している。
【0011】
そして、前記検出手段は、前記投入部410、420、430の前後に設置されたカメラ110、120、130と、前記カメラにより撮像された撮像データを切替え又は合成して画像処理装置へ入力するための画像切替・合成手段210、220、230と、前記両撮像データの排他的論理和(XOR)処理を行う画像処理装置300から構成されている。
【0012】
次に、図2乃至図4を用いて、前記検出手段による、搬送物Mの検出方法について詳述する。図2に示すように、搬送物Mが投入される投入部410の前後において、2台のカメラ110、120により、トレイTを撮影する。その撮像データは、画像切替・合成手段200を通って、画像処理装置300へ送られる。
画像切替・合成手段200は、カメラ110、120からの撮像データを1つの信号線により画像処理装置300へ転送するためのものであって、各カメラの撮像データを切り替えて、あるいは合成して出力する。
【0013】
前記カメラ110の撮像データを図3(a)に、前記カメラ120の撮像データを図3(b)に示す。これらの撮像データを画像処理装置300で排他的論理和(XOR)処理した結果を図4に示す。トレイTの形状、色、模様等は、搬送物Mの投入前と投入後で同じであるので、排他的論理和(XOR)処理をすることにより消去され、投入部410で投入された搬送物Mの撮像データのみが出力される。その結果、搬送物Mが小さなものであっても、また、トレイTの色に似た色のものであっても、確実に検知することが可能になる。さらに、装置の使用に伴って、トレイTが汚れたり、キズがついたりしたとしても、それによって検出精度が劣化することがない。
【0014】
この装置では、同じトレイTに搬送物が誤って二重に投入された場合や、搬送物が投入されなかったことについても検出することが可能である。その仕組みについて図5を用いて説明する。
【0015】
図5は、トレイTが、搬送路に沿って投入部410、420、430を通過していく様子(a)、(b)、(c)、(d)と、その投入部の前後に設置したカメラから得られた撮像データを排他的論理和(XOR)処理した結果(a’)、(b’)、(c’)を示している。この例では、投入部410で搬送物M1が投入され、更に、同じトレイTに投入部430で搬送物M2が投入される(二重投入エラー)場合を示している。
【0016】
(a)と(b)の撮像データの排他的論理和(XOR)により、(a’)のような撮像データが得られ、投入部410で搬送物M1が投入されたことが検知される。次に、(b)と(c)の撮像データの排他的論理和(XOR)により、(b’)のような撮像データが得られ、投入部420では、何も投入されなかったことが検知される。さらに、(c)と(d)の撮像データの排他的論理和(XOR)により、(c’)のような撮像データが得られ、投入部430において、別の搬送物M2が投入されたことが検知される。
【0017】
このようにして各トレイには、それぞれ、どこの投入部で投入された搬送物が載っているが検知され、その検出結果に基づいて、所定のシュート510、520に排出される。排出のための方法については、エアーによる払い出し、トレイの傾動等、搬送物を確実に排出できる方法であれば、特に限定されない。
【0018】
なお、上記の説明では、投入部の前後のカメラ画像を直接比較するように記述しているが、例えば、次に記すような(1)〜(4)のような方法で、比較演算自体を省略、簡略化、高速化を行っても本発明の本質は、何ら失われない。
【0019】
(1)投入部の前後の元画像を個別にモザイク処理し、その後比較演算を行う。これにより、画素の比較演算回数を減らす。
(2)投入部の前後の元画像から個別に、画像の特徴量(例えば、平均の濃度、濃度合計量、特定の閾値以上の画素数合計値、等)を求め、それが同じであれば比較演算するまでもなく、同一画像であると判定するような検査ステップを設ける。
(3)トレイ上のワークが積載されるであろう画像領域のみを限定してウインドウを設定し、画素単位の比較演算の回数を減らす。
(4)上記の方法のほかに既知の画像処理方法、あるいはその組み合わせにより比較すべきデータ数(画素、特徴量)を減らす。
また、上記の説明では、トレイに対して、上方向からの撮像のみについて、説明しているが、他の方向からの撮像でも構わない。
【0020】
【発明の効果】
前述したように、本発明のトレイ式仕分け装置は、検出手段を、搬送物の投入部前後に設けて、投入部通過前の画像及び投入部通過後の画像を撮像し、前記投入部通過前の画像及び前記投入部通過後の画像の比較を行い、両画像の異なる部分のみを抽出し、抽出された画像に基づき、投入された搬送物の識別を行い、その識別結果に基づき、排出すべきシュートを決定する構成としているので、トレイが汚れたり、傷ついたりすることによって、検出誤差が増大するということがない。
【0021】
また、トレイの色や模様などは、基本的には検出結果に影響を与えないので、測定レンジが広く、且つ、ノイズに対しても強い。
【0022】
更に、二重投入エラーや投入漏れエラー等も確実に検知することができ、装置全体の信頼性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトレイ式仕分け装置の全体構成図。
【図2】本発明のトレイ式仕分け装置の検出手段の構成図。
【図3】図2のカメラ110、120の撮像データ。
【図4】図3に示したデータの排他的論理和(XOR)処理後のデータ。
【図5】本発明のトレイ式仕分け装置による検出結果を説明する図。
【符号の説明】
110、120、130 ・・・ カメラ
200、210、220、230 ・・・ 画像切替・合成手段
300 ・・・ 画像処理装置
410、420、430 ・・・ 投入部
510、520 ・・・ シュート
600 ・・・ 搬送路
T ・・・ トレイ
M、M1、M2 ・・・ 搬送物

Claims (1)

  1. 搬送物を載置する複数のトレイと、前記トレイが走行する搬送路と、前記搬送路に隣接して設置され、前記トレイに搬送物を投入する少なくとも1つの投入部と、前記トレイから排出された搬送物を受ける少なくとも1つのシュートと、前記トレイ上の搬送物を検知する検出手段を有するトレイ式仕分け装置において、
    前記検出手段は、前記投入部の前後において、投入部通過前の画像及び投入部通過後の画像を撮像し、
    前記投入部通過前の画像及び前記投入部通過後の画像の比較演算を行い、両画像の異なる部分のみ抽出し、
    抽出された画像に基づき、投入された搬送物の識別を行い、
    当該識別結果に基づき、排出すべきシュートを決定することを特徴とするトレイ式仕分け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104229384A (zh) * 2014-09-03 2014-12-24 常熟市华阳机械制造厂 一种食品包装输送带
EP2279141B1 (de) 2008-04-11 2016-05-11 Hänel & CO. Lagerregal mit automatischer lagerortbuchung

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