JP2004055299A - ダウンライト - Google Patents
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Abstract
【課題】点灯回路部品の熱的保護。
【解決手段】金属製の取付板１の上面に点灯回路基板２を収めた金属製の点灯回路ケース３を設け、前記取付板１の下面に蛍光ランプであるランプ４及びこのランプ４を覆う反射笠５を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース３の両側面から下方に延長した取付脚６の下端をビスなどで前記取付板１に固定し、前記点灯回路ケース３の下面と前記取付板１の上面の間に空間７を形成したダウンライトである。
【選択図】 図１
【解決手段】金属製の取付板１の上面に点灯回路基板２を収めた金属製の点灯回路ケース３を設け、前記取付板１の下面に蛍光ランプであるランプ４及びこのランプ４を覆う反射笠５を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース３の両側面から下方に延長した取付脚６の下端をビスなどで前記取付板１に固定し、前記点灯回路ケース３の下面と前記取付板１の上面の間に空間７を形成したダウンライトである。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、点灯回路ケースを設けたダウンライトに関する。
【０００２】
【従来の技術】
取付板の上面に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設け、前記取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設けたダウンライトでは、前記点灯回路ケースの下面を前記取付板の上面に直接固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、最近ではランプの高ワット化が進んでいるため、ランプの高熱が点灯回路ケースの内部温度を著しく上昇させて、内蔵した電解コンデンサやパワー半導体素子などの点灯回路部品の温度が１００℃を超えたりしており、短寿命の原因になりかねない。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、点灯回路部品の熱的保護を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明は、取付板の上面に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設け、前記取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの両側面から下方に延長した取付脚の下端を前記取付板に固定し、前記点灯回路ケースの下面と前記取付板の上面の間に空間を形成したダウンライトである。また、取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設け、前記取付板の下面に前記反射笠の外側に配置される支持板を設け、この支持板の外側に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの上下面から側方に延長した取付脚の端部を前記支持板に固定し、前記点灯回路ケースの側面と前記支持板の側面の間に空間を形成したダウンライトである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
【０００６】
図１〜３に示す第一の実施形態は、金属製の取付板１の上面に点灯回路基板２を収めた金属製の点灯回路ケース３を設け、前記取付板１の下面に蛍光ランプであるランプ４及びこのランプ４を覆う反射笠５を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース３の両側面から下方に延長した取付脚６の下端をビスなどで前記取付板１に固定し、前記点灯回路ケース３の下面と前記取付板１の上面の間に空間７を形成したダウンライトである。なお、点灯回路基板２の下面にはソケット８が設けられ、このソケット８の下面にランプ４が装着されている。また、点灯回路基板２の下面においてソケット８が設けられた箇所以外の箇所に電解コンデンサやパワー半導体素子などの電子部品が搭載されるが、図示されていない。
【０００７】
さらに詳述すれば、ランプ４は、点灯回路ケース３の下面と取付板１と反射笠５の上面を貫通して反射笠５の内部に配置されている。取付板１の外縁には複数の支持脚９が固定され、支持脚９の下端は反射笠５の下縁に固定される。また、反射笠５の上端は、取付板１の中心付近に固定された支持脚１０にねじ１１を螺合することにより支持されている。また、本ダウンライトは天井１２に適宜手段で埋め込み取り付けされている。
【０００８】
第一の実施形態によれば、点灯回路ケース３の下面と取付板１の上面の間に空間７を形成したため、取付板１の高温が点灯回路ケース３に導熱されにくくなり、点灯回路ケース３の内部温度上昇を相当に低減でき、内蔵した電子部品の長寿命化に寄与している。
【０００９】
図４〜６に示す第二の実施形態は、金属製の取付板２１の下面にランプ２２及びこのランプ２２を覆う反射笠２３を設け、前記取付板２１の下面に前記反射笠２３の外側に配置される金属製の支持板２４を固定して設け、この支持板２４の外側に点灯回路基板２５を収めた金属製の点灯回路ケース２６を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース２６の上下面から側方に延長した取付脚２７の端部を前記支持板２４にビスなどで固定し、前記点灯回路ケース２６の側面と前記支持板２４の側面の間に空間２８を形成したダウンライトである。
【００１０】
また、反射笠２３の上端は取付板２１の下面に固定した支持板２９を介して固定され、取付板２１に固定された複数の支持脚３０によっても反射笠２３が支持されている。点灯回路基板２５にはソケット３１が設けられて、ソケット３１にランプ２２が横向きに装着され、ランプ２２は点灯回路ケース２６、支持板２４、反射笠２３を通って反射笠２３の内部に配置される。また、点灯回路基板２５にはパワー半導体素子３２や図示されない電解コンデンサなどの電子部品が搭載される。
【００１１】
第二の実施形態によれば、点灯回路ケース２６の側面と支持板２４の側面の間に空間２８を形成したため、支持板２４の高温が点灯回路ケース２６に導熱されにくくなり、点灯回路ケース２６の内部温度上昇を相当に低減でき、内蔵した電子部品の長寿命化に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図１】第一の実施形態を示す略半断面図
【図２】同上面図
【図３】図１とは断面方向が直交する略半断面図
【図４】第二の実施形態を示す断面図
【図５】同上面図
【図６】同下面図
【符号の説明】
１ 取付板
２ 点灯回路基板
３ 点灯回路ケース
４ ランプ
５ 反射笠
６ 取付脚
７ 空間
２１ 取付板
２２ ランプ
２３ 反射笠
２４ 支持板
２５ 点灯回路基板
２６ 点灯回路ケース
２７ 取付脚
２８ 空間
【発明の属する技術分野】
本発明は、点灯回路ケースを設けたダウンライトに関する。
【０００２】
【従来の技術】
取付板の上面に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設け、前記取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設けたダウンライトでは、前記点灯回路ケースの下面を前記取付板の上面に直接固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、最近ではランプの高ワット化が進んでいるため、ランプの高熱が点灯回路ケースの内部温度を著しく上昇させて、内蔵した電解コンデンサやパワー半導体素子などの点灯回路部品の温度が１００℃を超えたりしており、短寿命の原因になりかねない。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、点灯回路部品の熱的保護を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明は、取付板の上面に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設け、前記取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの両側面から下方に延長した取付脚の下端を前記取付板に固定し、前記点灯回路ケースの下面と前記取付板の上面の間に空間を形成したダウンライトである。また、取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設け、前記取付板の下面に前記反射笠の外側に配置される支持板を設け、この支持板の外側に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの上下面から側方に延長した取付脚の端部を前記支持板に固定し、前記点灯回路ケースの側面と前記支持板の側面の間に空間を形成したダウンライトである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
【０００６】
図１〜３に示す第一の実施形態は、金属製の取付板１の上面に点灯回路基板２を収めた金属製の点灯回路ケース３を設け、前記取付板１の下面に蛍光ランプであるランプ４及びこのランプ４を覆う反射笠５を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース３の両側面から下方に延長した取付脚６の下端をビスなどで前記取付板１に固定し、前記点灯回路ケース３の下面と前記取付板１の上面の間に空間７を形成したダウンライトである。なお、点灯回路基板２の下面にはソケット８が設けられ、このソケット８の下面にランプ４が装着されている。また、点灯回路基板２の下面においてソケット８が設けられた箇所以外の箇所に電解コンデンサやパワー半導体素子などの電子部品が搭載されるが、図示されていない。
【０００７】
さらに詳述すれば、ランプ４は、点灯回路ケース３の下面と取付板１と反射笠５の上面を貫通して反射笠５の内部に配置されている。取付板１の外縁には複数の支持脚９が固定され、支持脚９の下端は反射笠５の下縁に固定される。また、反射笠５の上端は、取付板１の中心付近に固定された支持脚１０にねじ１１を螺合することにより支持されている。また、本ダウンライトは天井１２に適宜手段で埋め込み取り付けされている。
【０００８】
第一の実施形態によれば、点灯回路ケース３の下面と取付板１の上面の間に空間７を形成したため、取付板１の高温が点灯回路ケース３に導熱されにくくなり、点灯回路ケース３の内部温度上昇を相当に低減でき、内蔵した電子部品の長寿命化に寄与している。
【０００９】
図４〜６に示す第二の実施形態は、金属製の取付板２１の下面にランプ２２及びこのランプ２２を覆う反射笠２３を設け、前記取付板２１の下面に前記反射笠２３の外側に配置される金属製の支持板２４を固定して設け、この支持板２４の外側に点灯回路基板２５を収めた金属製の点灯回路ケース２６を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケース２６の上下面から側方に延長した取付脚２７の端部を前記支持板２４にビスなどで固定し、前記点灯回路ケース２６の側面と前記支持板２４の側面の間に空間２８を形成したダウンライトである。
【００１０】
また、反射笠２３の上端は取付板２１の下面に固定した支持板２９を介して固定され、取付板２１に固定された複数の支持脚３０によっても反射笠２３が支持されている。点灯回路基板２５にはソケット３１が設けられて、ソケット３１にランプ２２が横向きに装着され、ランプ２２は点灯回路ケース２６、支持板２４、反射笠２３を通って反射笠２３の内部に配置される。また、点灯回路基板２５にはパワー半導体素子３２や図示されない電解コンデンサなどの電子部品が搭載される。
【００１１】
第二の実施形態によれば、点灯回路ケース２６の側面と支持板２４の側面の間に空間２８を形成したため、支持板２４の高温が点灯回路ケース２６に導熱されにくくなり、点灯回路ケース２６の内部温度上昇を相当に低減でき、内蔵した電子部品の長寿命化に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図１】第一の実施形態を示す略半断面図
【図２】同上面図
【図３】図１とは断面方向が直交する略半断面図
【図４】第二の実施形態を示す断面図
【図５】同上面図
【図６】同下面図
【符号の説明】
１ 取付板
２ 点灯回路基板
３ 点灯回路ケース
４ ランプ
５ 反射笠
６ 取付脚
７ 空間
２１ 取付板
２２ ランプ
２３ 反射笠
２４ 支持板
２５ 点灯回路基板
２６ 点灯回路ケース
２７ 取付脚
２８ 空間
Claims (2)
- 取付板の上面に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設け、前記取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの両側面から下方に延長した取付脚の下端を前記取付板に固定し、前記点灯回路ケースの下面と前記取付板の上面の間に空間を形成したダウンライト。
- 取付板の下面にランプ及びこのランプを覆う反射笠を設け、前記取付板の下面に前記反射笠の外側に配置される支持板を設け、この支持板の外側に点灯回路基板を収めた点灯回路ケースを設けたダウンライトであって、前記点灯回路ケースの上下面から側方に延長した取付脚の端部を前記支持板に固定し、前記点灯回路ケースの側面と前記支持板の側面の間に空間を形成したダウンライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002210032A JP2004055299A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | ダウンライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002210032A JP2004055299A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | ダウンライト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004055299A true JP2004055299A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31933703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002210032A Pending JP2004055299A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | ダウンライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004055299A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011159641A (ja) * | 2011-05-27 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 |
| JP2013048120A (ja) * | 2012-12-05 | 2013-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 |
-
2002
- 2002-07-18 JP JP2002210032A patent/JP2004055299A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011159641A (ja) * | 2011-05-27 | 2011-08-18 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 |
| JP2013048120A (ja) * | 2012-12-05 | 2013-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及びこの点灯装置を備える埋込型照明機器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050715 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080606 |