JP2004054501A - 情報端末装置、サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法、及びそのプログラム、並びにネットワークシステム - Google Patents
情報端末装置、サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法、及びそのプログラム、並びにネットワークシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】所定の言語でホームページを表示したり、所定の言語で記載されたプログラムを購入する技術を提供すること。
【解決手段】端末上で動作しているアプリケーションソフトウェアや表示手段（１４）に表示された言語情報、ソフトウェアのシリアル番号又は周辺機器のモデル番号を取得し、或いは表示言語を指定する手段（１７）と、前記言語情報、前記シリアル番号、前記モデル番号或いは前記指定言語のいずれかをリンク情報に追加して、リンク情報と共にサーバに送信する手段（１８、１９）とを備えた。
【選択図】 図３
【解決手段】端末上で動作しているアプリケーションソフトウェアや表示手段（１４）に表示された言語情報、ソフトウェアのシリアル番号又は周辺機器のモデル番号を取得し、或いは表示言語を指定する手段（１７）と、前記言語情報、前記シリアル番号、前記モデル番号或いは前記指定言語のいずれかをリンク情報に追加して、リンク情報と共にサーバに送信する手段（１８、１９）とを備えた。
【選択図】 図３
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してサーバから情報を得る技術に関し、詳しくは、使用しているアプリケーションプログラムの言語と同じ言語で表示できる情報をサーバから得る技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ブラウザ画面を利用して検索する場合に、会社名などのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）を入力するが、会社名などのＵＲＬを逐一覚えておくのは大変である。
【０００３】
特開２００１−２３４３０号公報には、上記の問題を解決するために、ＵＲＬにサーバ名を手入力し、ＵＲＬのファイル名として、一般に知られた固有のＩＤコードとして、郵便番号と住所の下位表示の組み合わせから構成されるものや、電話番号などを手入力するようにしたことが開示されている。
【０００４】
また、特開平１０−１７１８１０号公報には、クライアント装置のホストに割り当てられたドメイン名から目標言語を決定することが記載されている。より詳細には、サーバに、ドメイン情報の最後の部分に対応する言語を予め記憶しておき、ドメイン情報の最後の要素、すなわち、クライアント装置が、位置する国とか、或いは企業、政府、教育機関などの種別と予め記憶しておいた情報とから言語を判定することが記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
特開２００１−２３４３０号公報に記載された方法では、ＵＲＬのサーバ名やファイル名を一々覚えているか、メモしておかなければならず大変であった。また、入力も手入力しなければならず面倒であった。
【０００６】
特開平１０−１７１８１０号公報に記載された方法では、ドメイン情報の最後に対応する言語は、決まっており変更できない。一般に、ドメイン情報の最後の部分は「ＪＰ」であり、「ＪＰ」を用いるユーザは「日本語」と判定されてしまう。すなわち、日本のドメインを用いる外国のユーザの場合には、「英語」で情報を欲しいと思っても「日本語」で情報が送信されてくることになる。
【０００７】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、使用しているアプリケーションプログラムの言語がどのような言語であっても、その使用しているアプリケーションと同じ言語で表示できる情報をサーバから得られるようにすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を講じた。
本発明の第１局面における情報端末装置は、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００９】
本発明の第２局面における情報端末装置は、ユーザの音声を入力する手段と、前記ユーザの音声に基づいて、使用言語を認識する使用言語認識手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記使用認識手段によって認識された使用言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記言語識別情報を取得した際に、前記記憶手段からアドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１０】
本発明の第３局面における情報端末装置は、送信サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる手段と、前記サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、前記表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記リンク情報が選択された際に、前記アドレス情報を読み出すと共に、自動的に前記取得した前記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、ユーザを特定する手段と、前記アドレス情報とユーザ情報とをサーバへ送信する手段と、具備することを特徴とする。
【００１１】
本発明の第４局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、前記言語識別情報を取得した際に、前記アドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報の中に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００１２】
本発明の第５局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、上記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記読み出したアドレス情報の中に、前記取得した言語識別情報を自動的に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００１３】
本発明の第６局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、送信先サーバのアドレス情報を読み出す機能と、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる機能と、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００１４】
本発明の第７局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させるステップと、前記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００１５】
本発明の第８局面におけるネットワークシステムは、情報端末装置と、当該情報端末装置から送信された言語識別情報に基づいて当該言語識別情報に基づく対応情報を送信するサーバと、から構成されたネットワークシステムにおいて、上記情報端末装置は、自己の情報端末装置に使用される自然言語の種類を認識する手段と、送信するサーバを決定する手段と、上記送信するサーバに対応するアドレス中に、前記認識された言語を識別するための言語識別情報を格納する手段と、前記言語識別情報が格納されたアドレス情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから情報を受信する手段と、前記受信した情報を表示する手段と、を有し、前記サーバは、前記言語識別情報に対応した複数の自然言語で記述された複数の情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス情報に格納された前記言語識別情報に基づいて、当該言語識別情報に対応する言語で表示可能な所定の言語で記述可能な情報又は当該言語識別情報に対応するプログラムを前記記憶手段から選択する手段と、選択された前記表示情報を前記情報端末装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図１は、本発明が適用されるネットワークシステムの概略構成を示す図である。
本発明が適用されるネットワークシステムは、情報端末装置１０（以下、「情報端末」と称する）とサーバ６０とを相互に接続するネットワーク５０を備えている。情報端末１０には、情報端末に各種の機能を追加するための周辺機器４０が備えられている。また、サーバ６０は、所定のデータを情報端末１０に供給するためのデータベース９０を備えている。
【００１７】
上記のような構成において、本発明の実施形態においては、情報端末１０に所定の言語でサーバ６０からの情報をしたり、所定の言語によるプログラムを購入したりするための技術を提供することを特徴としている。そのために、従来ＵＲＬで直接ホームページアドレスを指定していたが、本発明では、ＵＲＬに言語情報を付加して、所定の言語でホームページを表示したり、所定の言語によるプログラムを購入したりすることができるようにしている。具体的には、以下の通りである。
例えば、従来においては、ホームページを表示させようとする場合には、ホームページのアドレスを直接指定して、当該アドレスを有するホームページを表示させるようにしている。図２に示すように、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ／
という（ドメイン名／ディレクトリ／ファイル名、上記ではファイル名は省略されている）形式でアドレスを指定すると、そのアドレスと一致するホームページを表示する。この場合、ドメイン名に代えて、ＩＰアドレスを与えても良く、このＩＰアドレスは、ネットワーク上の各コンピュータに割り当てられているものである。しかし、情報端末１０のユーザ（以下、「顧客」と称する場合もある）には、そのアドレスによって表示されるホームページの言語が現在情報端末で表示されている言語とは限らない。すなわち、例えば、現在日本語でホームページを表示している場合であって、アドレス指定したホームページに日本語のホームページがある場合でも、日本語のホームページとして表示されるかどうかは分からない。
【００１８】
本発明の一実施形態では、図２（ａ）に示すように、ドメイン名（ＩＰアドレス）の後に、現在の表示言語の言語ＩＤとしてＪＰ（日本語）をＵＲＬに付加して、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ．ｊｓｐ？ｌａｎｇｉｄ＝ＪＰ
とすることによって、情報端末１０におけるホームページの表示が日本語になるようにしている。また、プログラムを購入したりバージョンアップしたりする場合にも、当該プログラムの言語として多言語のプログラムが用意されている場合には、どの言語のプログラムをダウンロードするかは、当該プログラムをダウンロードするためのホームページが表示されてから、ユーザが選択することになる。当該発明の他の実施形態では、例えば、図２（ｂ）に示すように製品のシリアル番号として、例えば、シリアル番号が１２３４５であれば、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ．ｊｓｐ？ｓｅｒｉａｌ＝１２３４５
と指定して、サーバ側で当該シリアル番号に係るプログラムの言語を特定して、特定した言語にかかるプログラムを用意することができる。
【００１９】
以下、具体的な実施形態について説明する。
【００２０】
（第１の実施形態）
図３から図５を参照して第１の実施形態を説明する。図３は、本発明の第１の実施形態に係る情報端末装置１０（以下、「情報端末」と称する）の概略構成を示す図である。図４は、本発明の第１の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。また、図５は、本発明の第１の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、第１の実施形態は、アプリケーションソフトウェアが言語毎に用意されている場合にその言語におけるソフトウェアのグレードアップを行う場合の例である。
【００２１】
図３に示すように、情報端末１０は、メモリ１１と、メッセージ読み出し部１２と、表示制御部１３と、表示部１４と、ポインティングデバイス１５と、入力部１６と、コントローラ１７と、アドレス合成部１８と、通信インターフェース１９とを備えている。
【００２２】
メモリ１１は、アプケーションソフトウェア（以下、「ソフトウェア」と称する）を記憶している。アプリケーションソフトウェアは、例えば、プログラムＡ（及び追加プログラムＢ）、アドレスデータベース（ＤＢ）、シリアル番号Ａ、メッセージデータベース（ＤＢ）、パターンイメージデータベース（ＤＢ）等を含む。なお、シリアル番号Ａは、ソフトウェアのシリアル番号であり、ソフトウェア毎に付されているユニークな番号である。また、メッセージＤＢは、所定の言語（ここでは、日本語）によるメッセージを記憶している。
【００２３】
また、図４に示すように、サーバ６０は、受信用通信インターフェース６１と、ＵＲＬ解析部６２と、製品管理データベース６３と、サービス情報データベース（ＤＢ）６４と、ページ生成部６５と、送信用通信インターフェース６６とを備えている。なお、通信インターフェース６１と６６は、送受信を兼ねたものであっても良い。
【００２４】
上記のように構成された情報端末１０と、サーバ６０の動作を簡単に説明する。なお、図３に示すように、ソフトウェアとして、英語版及び日本語版の２種類が用意されており、情報端末１０では日本語版を使用しているものとして説明する。
【００２５】
メモリ１１に記憶されたメッセージＤＢ内の表示用の日本語メッセージは、読み出し部１２によって読み出される。読み出し部１２で読み出された日本語メッセージは、パターンイメージＤＢから読み出されたパターンイメージと共に表示制御部１３に送られ、表示制御部１３の制御によって、画面イメージに合成されて表示部１４に表示される。また、表示部１４の画面に表示された情報はポインティングデバイス１５で選択する等の操作が可能になっており、その操作情報がコントローラ１７に送られる。コントローラ１７は、ポインティングデバイス１５からの操作情報に加えてメモリ１１からソフトウェアのシリアル番号を読み出したり、入力部１６からの入力データを受け付けたりする。また、コントローラ１７は、プログラムを読み出して、実行も行う。
【００２６】
ポインティングデバイス１５の操作によって生成されたイベントにより、コントローラ１７は、シリアル番号をメモリ１１から読み出すと、このシリアル番号をアドレス合成部１８に出力し、送信メッセージを通信インターフェース１９に出力する。アドレス合成部１８は、メモリ１１から読み出したサーバのアドレス及びページアドレスにシリアル番号を付加してＵＲＬとして通信インターフェース１９に出力する。通信インターフェース１９は、コントローラ１７からの送信メッセージと、アドレス合成部１８からのＵＲＬをサーバ６０に送信する。
【００２７】
サーバ６０の受信用通信インターフェース６１は、情報端末１０からのＵＲＬと送信メッセージを受信すると、ＵＲＬ情報をＵＲＬ解析部６２に出力する。ＵＲＬ解析部６２は、ＵＲＬ情報から製品のシリアル番号を抽出して、製品管理ＤＢ６３に出力すると共に、ＵＲＬのページアドレスをサービス情報ＤＢ６４に出力する。なお、製品管理ＤＢ６３は、製品のシリアル番号から言語ＩＤを抽出してサービス情報ＤＢ６４に出力する。サービス情報ＤＢ６４は、ＵＲＬ解析部６２からのページアドレスと製品管理ＤＢ６３からの言語ＩＤに基づいて表示情報を生成する。この場合において、サービス情報ＤＢ６４は、言語ＩＤに基づき所定の言語による表示情報を生成する。そして、この表示情報と通信インターフェース６１からのページ送信要求に従って、ページ生成部６５が、送信用ページデータを生成して、当該ページデータが送信用通信インターフェース６６から情報端末１０に送信される。
【００２８】
情報端末１０は、サーバ６０から送信されたページデータを通信インターフェース１９で受信し、受信メッセージ（追加プログラムがある場合には、追加プログラムのデータ）をコントローラ１７に送る。コントローラ１７は、受信メッセージを表示制御部１３に出力して、受信メッセージ（例えば、ｗｅｂデータやホームページ情報）を表示部１４に表示させる。また、通信インターフェース１９が追加プログラムを受信した場合には、コントローラ１７は、追加プログラムをメモリ１１に記憶する。
【００２９】
上記のように構成されたシステムの動作を、図５を参照して説明する。
【００３０】
まず、表示部１４に表示されたアイコンをポインティングデバイス１５等で選択することによって動作が開始する。アイコンを選択すると、ソフトウェアのシリアル番号がメモリ１１から読み出される（ステップＡ１）。次に、サーバ６０のアドレスと、サーバ６０内における当該ソフトウェアが存在するページのページアドレスが読み出される（ステップＡ２）。
【００３１】
そして、アドレス合成部１８で、接続先のアドレスとシリアル番号を用いて、ＵＲＬが合成される（ステップＡ３）。具体的には、図２に示したように、通常のＵＲＬにシリアル番号が付加される。そして、合成されたＵＲＬは、通信インターフェース１９からサーバ６０に送信される。また、ＵＲＬと共に、ページ表示要求信号も送信する（ステップＡ１１）。
【００３２】
情報端末１０が指定したＵＲＬで指定されるサーバ６０への接続が確立すると（ステップＡ５）、サーバ６０は通信インターフェース６１で受信したＵＲＬをＵＲＬ解析部６２で解析して、ＵＲＬからシリアル番号とページアドレスを抽出する（ステップＡ６）。そして、シリアル番号から表示言語を識別して（ステップＡ７）、言語ＩＤを生成する（ステップＡ８）。次に、ページアドレスと言語ＩＤに対応する情報をサービス情報ＤＢ６４から読み出す（ステップＡ９）。そして、ページ表示要求（ステップＡ１１）に従い、ステップＡ９に係る情報をページ表示できるように加工生成する（ステップＡ１０）。
【００３３】
サーバ６０で生成されたページが情報端末１０に送信されると（ステップＡ１２）、情報端末１０はｗｅｂブラウザを起動して（ステップＡ１３）、送信されたページデータに従って表示制御部１３が表示ページを組み立てることによって（ステップＡ１４）、表示部１４に当該ページが表示されて処理を終了する。
【００３４】
なお、サービス情報ＤＢ６４内の情報は、図６に示すような方法で選択される。
例えば、サービス情報ＤＢ６４は、ページ１からページＮまでの表示情報を有しており、同じ内容の表示情報として、例えば、ページ１の情報について、日本語、英語、…、中国語等の言語が用意されている。このように構成されたサービス情報ＤＢ６４に、言語ＩＤとページアドレスが入力された場合には、言語ＩＤ及びページアドレスがそれぞれ言語ＩＤ用のデコーダ６４１とページアドレス用のデコーダ６４２に入力し、ＩＤ及びアドレスが、それぞれのデコーダでＤＢ上の位置を指定する信号に変換される。言語ＩＤ用のデコーダ６４１からは、言語を選択するための信号（例えば、日本語を選択するための信号）が出力され、デコーダ６４２からは、ページを指定する信号（例えば、ページ１を選択するための信号）が出力される。これらの信号に従って、例えば、日本語の情報のページ１の情報がサービス情報ＤＢ６４から抽出されて、ページ生成部６５に出力されることになる。
【００３５】
上記のように、第１の実施形態では、ソフトウェアのシリアル番号に応じて、情報端末１０の表示部１４に表示される言語の種類を特定しているので、ユーザが情報端末に表示する言語の種類を選択する必要がなくなる。
【００３６】
（第２の実施形態）
上記の第１の実施形態では、シリアル番号から、言語ＩＤを生成し、当該言語ＩＤに従って、ホームページを表示させるものであるが、本第２の実施形態は、プログラムを追加する際にも同様に適用可能である。図７は、追加プログラムを情報端末１０に追加する場合のサーバ６０の構成例を示す図である。図７において、図４と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。また、情報端末１０の構成については、第１の実施形態と同様であるので、図示及び説明を省略する。
【００３７】
図７では、図４の構成に追加プログラムデータベース（ＤＢ）６７が追加されている。受信用の通信インターフェース６１は、情報端末１０からＵＲＬと送信メッセージを受け取ると、追加プログラムＤＢ６７に追加プログラムのアドレスを出力する。そして、追加プログラムＤＢ６７は、当該アドレスによって抽出された追加プログラムを送信用の通信インターフェース６６に出力する。
【００３８】
なお、本実施形態のような場合においては、追加プログラムを送信する前に、通常、例えば、ユーザＩＤとパスワードによりユーザの認証が行われ、ユーザの認証が正常に行われた場合に、例えば、解除キーを発行して、プログラムを使用可能とするが、この流れについては、例えば、第５の実施形態で例示する。
【００３９】
本第２の実施形態では、上記のように、表示は第１の実施形態と同様に、シリアル番号に基づいて、自動的に当該シリアル番号に従った言語が表示され、追加プログラムについては、追加プログラムのアドレスから自動的にオリジナルプログラムに使用されている言語を有する追加プログラムがダウンロードされることになるので、ユーザは、表示する言語を気にする必要がなくなる。
【００４０】
（第３の実施形態）
図８及び図９を参照して、第３の実施形態を説明する。図８は、第３の実施形態に係る情報端末１０の概略構成を示す図である。図９は、第３の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。なお、図８及び図９において、図３及び図５と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４１】
本第３の実施形態では、ソフトウェアが言語毎に用意されているのではなく、多言語対応となっており、メモリ１１内に記憶されているメッセージＤＢ内に複数の言語のメッセージが含まれている。すなわち、第３の実施形態においては、ソフトウェアの言語を表示するために、言語ＩＤで表示メッセージ中の所望の言語を選択することになる。
【００４２】
図８に示すように、情報端末１０には、選択言語レジスタ２０が用意されている。図８において、選択言語レジスタ２０はコントローラ１７からの言語ＩＤを登録する。読み出し部１２は、選択言語レジスタに登録されている言語ＩＤに対応する言語のメッセージをメモリ１１から読み出し、表示メッセージとして表示制御部１３に出力する。また、アドレス合成部１８は、選択言語レジスタ２０から読み出した言語ＩＤをサーバアドレスとページアドレスに付加したＵＲＬを合成し、通信インターフェースに出力する。情報端末１０のその他の動作は第１の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【００４３】
図９は、第３の実施形態に係るサーバ６０の構成を示す図である。図９において、図４の製品管理ＤＢ６３が省略されている。この理由は、第１の実施形態では、製品管理ＤＢ６３が製品のシリアル番号から言語ＩＤを抽出していたが、本第３の実施形態では、ＵＲＬ解析部６２でＵＲＬを解析したときに、言語ＩＤが抽出されるので、抽出された言語ＩＤによって、表示情報の言語が特定できるからである。他の構成は、第１の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【００４４】
本実施形態では、プログラム自体が多言語対応になっている場合であるが、この場合にも第１の実施形態と同様な効果が得られる。
【００４５】
（第４の実施形態）
図１０を参照して、第４の実施形態を説明する。図１０は、第４の実施形態に係る情報端末１０の概略構成を示す図である。なお、図１０において、図３および図８と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４６】
図１０は、音声認識を行う場合の情報端末１０の構成例を示す図である。
図１０の情報端末１０は、図８の入力部１６に代えて音声入力部１６′を備え、音声を認識するための音声認識部２１を備えている。なお、音声入力部１６′は、入力部１６の一態様として付加したものであっても良い。音声入力部１６′によって入力された音声は音声認識部２１に入力し、音声認識部２１で音声に係る言語の種類を例えば、日本語や英語等と認識する。そして、この認識結果がコントローラ１７に入力すると、コントローラ１７から言語ＩＤが選択言語レジスタ２０に出力される。これにより、所定の言語による言語ＩＤがＵＲＬに追加されることになる。他の構成は第３の実施形態と同じであるので、説明は省略する。
【００４７】
第４の実施形態では、音声によって、ユーザの使用言語を認識するようにしているので、音声入力するような構成の情報端末のような場合に特に有効である。
【００４８】
（第５の実施形態）
図１１から図１３を参照して、第５の実施形態を説明する。図１１は、本発明の第５の実施形態に係る情報端末装置１０の概略構成を示す図である。図１２は、本発明の第５の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。また、図１３は、本発明の第５の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、第５の実施形態は、周辺機器のコントロールソフトウェアのグレードアップに係る実施形態である。また、図１１から図１３において、図１から図１０と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４９】
図１１に示すように、情報端末１０は、周辺機器４０との通信を行うための周辺機器インターフェース２２を備えている。また、周辺機器４０は、情報端末１０と通信を行うためのインターフェース４１を備えている。また、周辺機器４０は、型式番号（モデル番号）やシリアル番号（製造番号）等をその製品毎に備えている。
【００５０】
また、図１２に示すように、図４の構成に加えて、サーバ６０は、ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８と、顧客認証部６９と、顧客管理データベース（ＤＢ）７０と、ページアドレス選択部７１と、キーコード生成部７２と、販売管理データベース（ＤＢ）７３とをさらに備えている。ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８は、送信メッセージからユーザＩＤとパスワードを抽出して、顧客認証部６９と、販売管理ＤＢ７３に出力する。顧客認証部６９は、ユーザＩＤとパスワードに基づいて正規のユーザであるかどうかの認証を行い、正規ユーザではないと判定した場合には、ページアドレス２をページアドレス選択部７１に出力する。また、正規ユーザの場合は、顧客認証部６９は、キーコード生成部７２に解除キーの発行を要求する。キーコード生成部７２は、解除キーの発行要求を受けて、解除キーをページ生成部６５に出力する。また、キーコード生成部７２は、解除キーの生成情報を販売管理ＤＢ７３に出力する。そして、販売管理ＤＢ７３は、ユーザＩＤと共に解除キーの生成情報を記録する。ページアドレス選択部７１は、ページアドレス２が顧客認証部６９から出力された場合には、ページアドレス２を出力し、そうでない場合には、ＵＲＬ解析部６２から出力されたページアドレス１を出力する。
【００５１】
このようにして、サービス情報ＤＢ６４からは、ユーザの認証結果に応じて異なる表示情報を出力する。なお、ＵＲＬ解析部６２は、ＵＲＬ情報を解析する際に、周辺機器４０のモデル番号（又は、シリアル番号。以下、モデル番号とのみ記載する）を抽出して、製品管理ＤＢ６３は当該モデル番号に従って言語ＩＤを出力している。そして、サービス情報ＤＢ６４から表示情報が出力される際には、この言語ＩＤに従って、周辺機器４０のコントロールソフトウェアに係る言語が選択されることになる。
【００５２】
上記のように構成されたシステムの動作を、図１３を参照して説明する。
【００５３】
まず、表示部１４に表示されたアイコンをポインティングデバイス１５等で選択することによって動作が開始する。アイコンを選択すると、メモリ１１から、所定の購入情報表示用メッセージが読み出されて表示部１４に表示される（ステップＢ１）。このメッセージ画面に従って、ユーザは、入力部１６から、ユーザ認証のためのユーザＩＤとパスワードを入力する（ステップＢ２）。この入力データは、コントローラ１７を介して通信インターフェース１９に出力される。また、アドレス合成部１８は、周辺機器４０から読み出した周辺機器モデル番号をコントローラ１７を介して入力し、メモリ１１から読み出したサーバアドレス及びページアドレスに当該モデル番号を付加することによってＵＲＬを生成して（ステップＢ３）、通信インターフェース１９に出力する。通信インターフェース１９は、送信メッセージをＵＲＬをアドレスとして、サーバ６０宛に送信する（ステップＢ４）。
【００５４】
情報端末１０からメッセージを受け取ったサーバ６０の受信用通信インターフェース６１は、ＵＲＬ情報をＵＲＬ解析部６２に出力する。ＵＲＬ解析部６２は、モデル番号とページアドレス１を抽出する（ステップＢ５）。ＵＲＬ解析部６２で抽出されたモデル番号は製品管理データベース６３とキーコード生成部７２に出力され、製品管理データベース６３からモデル番号に基づいて表示言語ＩＤが選択されて（ステップＢ６）、サービス情報ＤＢ６４に出力される。
【００５５】
一方、受信用通信インターフェース６１から、メッセージがユーザＩＤ・パスワード抽出部６８に出力され、ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８でユーザＩＤとパスワードが抽出される（ステップＢ７）。ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８で抽出されたユーザＩＤとパスワードに基づいて、顧客認証部６９で、顧客データベース（ＤＢ）７０を参照して、ユーザの認証が行われる（ステップＢ８）。ここで、ユーザの認証が正常に行われた場合には（ステップＢ９のＹ）、顧客認証部６９は解除キーの発行要求をキーコード生成部７２に行い、キーコード生成部７２は解除キーを出力する（ステップＢ１０）。なお、この解除キーはユーザＩＤと共に、販売管理データベース７３に記録される。ステップＢ９において、ユーザの認証が正常に行われなかった場合には、ページアドレス２をページアドレス選択部７１に出力する（ステップＢ１１）。
【００５６】
そして、ページアドレス選択部７１は、ページアドレス２を顧客認証部６９から受け取っていない場合には、ユーザ認証が正常に行われたものとしてページアドレス１を出力し、そうでなければ、認証が正常に行われなかった旨を示すページアドレス２を出力する。サービス情報ＤＢ６４は、ページアドレス選択部７１の出力に従って、所定の表示情報をページ生成部６５に出力し、ページ生成部６５で生成されたページデータが送信用通信インターフェース６６を介して情報端末１０に送信される（ステップＢ１２）。
【００５７】
情報端末１０は、受信したページデータを表示する（ステップＢ１３）。また、受信した解除キーによってプログラムを解除することによって（ステップＢ１４）、情報端末１０でダウンロードしたプログラムを使用することができる。
【００５８】
上記のように、本実施形態では、モデル番号を抽出して言語ＩＤを選択しているので、周辺機器の制御用プログラムで使用されている言語と同じ言語のグレードアップ用プログラムをユーザが特定する必要なく、ダウンロードすることができる。
【００５９】
上記の各実施形態から下記の発明が抽出される。
本発明の第１局面における情報端末装置は、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００６０】
本発明の第２局面における情報端末装置は、ユーザの音声を入力する手段と、前記ユーザの音声に基づいて、使用言語を認識する使用言語認識手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記使用認識手段によって認識された使用言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記言語識別情報を取得した際に、前記記憶手段からアドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００６１】
上記の第１又は第２の局面において、以下の形態が好ましい。なお、下記の各形態は、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
（１）前記言語識別情報は、前記情報端末装置上で動作するソフトウェアのシリアル番号であること。
（２）前記言語識別情報は、前記情報端末装置に接続された周辺機器のモデル番号又はシリアル番号であること。
（３）前記言語識別情報合成手段は、送信元の国を表すドメイン名又はＩＰアドレスとは異なっており、当該ドメイン名又はＩＰアドレスの後にくるように前記言語識別情報を合成すること。
【００６２】
本発明の第３局面における情報端末装置は、送信サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる手段と、前記サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、前記表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記リンク情報が選択された際に、前記アドレス情報を読み出すと共に、自動的に前記取得した前記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、ユーザを特定する手段と、前記アドレス情報とユーザ情報とをサーバへ送信する手段と、具備することを特徴とする。ここにおいて、前記言語識別情報に対応する言語で表示可能な情報を前記サーバから受信し、前記言語識別情報に対応する言語で当該情報を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに具備することが好ましい。
【００６３】
本発明の第４局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、前記言語識別情報を取得した際に、前記アドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報の中に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００６４】
本発明の第５局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、上記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記読み出したアドレス情報の中に、前記取得した言語識別情報を自動的に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００６５】
本発明の第６局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、送信先サーバのアドレス情報を読み出す機能と、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる機能と、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００６６】
本発明の第７局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させるステップと、前記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。ここにおいて、前記リンク情報はアイコンであって、当該アイコンは、前記認識された自然言語の機能をＷＥＢ上で追加可能であることを告知するものであることが好ましい。
【００６７】
本発明の第８局面におけるネットワークシステムは、情報端末装置と、当該情報端末装置から送信された言語識別情報に基づいて当該言語識別情報に基づく対応情報を送信するサーバと、から構成されたネットワークシステムにおいて、上記情報端末装置は、自己の情報端末装置に使用される自然言語の種類を認識する手段と、送信するサーバを決定する手段と、上記送信するサーバに対応するアドレス中に、前記認識された言語を識別するための言語識別情報を格納する手段と、前記言語識別情報が格納されたアドレス情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから情報を受信する手段と、前記受信した情報を表示する手段と、を有し、前記サーバは、前記言語識別情報に対応した複数の自然言語で記述された複数の情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス情報に格納された前記言語識別情報に基づいて、当該言語識別情報に対応する言語で表示可能な所定の言語で記述可能な情報又は当該言語識別情報に対応するプログラムを前記記憶手段から選択する手段と、選択された前記表示情報を前記情報端末装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
【００６８】
本発明は、上記の発明の実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施形態にかかる発明として、情報端末、プログラム、及びプログラムの購入方法を記載したが、本発明は、上記の各実施の形態に記載したように、システムとしても成立するし、更には、ＵＲＬ解析により言語情報を取得するサーバとしても成立することは勿論である。
上記の実施形態では、ソフトウェアのシリアル番号や、周辺機器のモデル番号で表示言語の種類を決定したが、ユーザが特に言語を指定した場合は、当該言語を優先するような構成としても良いし、また、現在の表示画面に適用されている言語を表示言語としても良い。
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できるのは勿論である。
【００６９】
【発明の効果】
本発明によれば、サーバから、常に、使用しているアプリケーションプログラムの言語と同じ言語で表示できる情報が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明が適用されるネットワークシステムの概略構成を示す図。
【図２】本発明の基本的な機能を説明するための図。
【図３】本発明の第１の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図４】本発明の第１の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【図６】サービス情報ＤＢ内のページ情報の選択方法を説明するための図。
【図７】追加プログラムを情報端末装置に追加する場合のサーバの構成例を示す図。
【図８】第３の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図９】第３の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図１０】第４の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図１１】本発明の第５の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図１２】本発明の第５の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図１３】本発明の第５の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
１０…情報端末装置
１１…メモリ
１２…制御部
１３…表示制御部
１４…表示部
１５…ポインティングデバイス
１６…入力部
１６′…音声入力部
１７…コントローラ
１８…アドレス合成部
１９…通信インターフェース
２０…選択言語レジスタ
２１…音声認識部
２２…周辺機器インターフェース
４０…周辺機器
４１…インターフェース
５０…ネットワーク
６０…サーバ
６１…通信インターフェース
６２…ＵＲＬ解析部
６３…製品管理データベース
６４…サービス情報データベース
６４１…デコーダ
６４２…デコーダ
６５…ページ生成部
６６…通信インターフェース
６７…追加プログラムデータベース
６８…ＩＤ・パスワード抽出部
６９…顧客認証部
７０…顧客管理データベース
７１…ページアドレス選択部
７２…キーコード生成部
７３…販売管理データベース
９０…データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してサーバから情報を得る技術に関し、詳しくは、使用しているアプリケーションプログラムの言語と同じ言語で表示できる情報をサーバから得る技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ブラウザ画面を利用して検索する場合に、会社名などのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）を入力するが、会社名などのＵＲＬを逐一覚えておくのは大変である。
【０００３】
特開２００１−２３４３０号公報には、上記の問題を解決するために、ＵＲＬにサーバ名を手入力し、ＵＲＬのファイル名として、一般に知られた固有のＩＤコードとして、郵便番号と住所の下位表示の組み合わせから構成されるものや、電話番号などを手入力するようにしたことが開示されている。
【０００４】
また、特開平１０−１７１８１０号公報には、クライアント装置のホストに割り当てられたドメイン名から目標言語を決定することが記載されている。より詳細には、サーバに、ドメイン情報の最後の部分に対応する言語を予め記憶しておき、ドメイン情報の最後の要素、すなわち、クライアント装置が、位置する国とか、或いは企業、政府、教育機関などの種別と予め記憶しておいた情報とから言語を判定することが記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
特開２００１−２３４３０号公報に記載された方法では、ＵＲＬのサーバ名やファイル名を一々覚えているか、メモしておかなければならず大変であった。また、入力も手入力しなければならず面倒であった。
【０００６】
特開平１０−１７１８１０号公報に記載された方法では、ドメイン情報の最後に対応する言語は、決まっており変更できない。一般に、ドメイン情報の最後の部分は「ＪＰ」であり、「ＪＰ」を用いるユーザは「日本語」と判定されてしまう。すなわち、日本のドメインを用いる外国のユーザの場合には、「英語」で情報を欲しいと思っても「日本語」で情報が送信されてくることになる。
【０００７】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、使用しているアプリケーションプログラムの言語がどのような言語であっても、その使用しているアプリケーションと同じ言語で表示できる情報をサーバから得られるようにすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を講じた。
本発明の第１局面における情報端末装置は、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【０００９】
本発明の第２局面における情報端末装置は、ユーザの音声を入力する手段と、前記ユーザの音声に基づいて、使用言語を認識する使用言語認識手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記使用認識手段によって認識された使用言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記言語識別情報を取得した際に、前記記憶手段からアドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１０】
本発明の第３局面における情報端末装置は、送信サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる手段と、前記サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、前記表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記リンク情報が選択された際に、前記アドレス情報を読み出すと共に、自動的に前記取得した前記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、ユーザを特定する手段と、前記アドレス情報とユーザ情報とをサーバへ送信する手段と、具備することを特徴とする。
【００１１】
本発明の第４局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、前記言語識別情報を取得した際に、前記アドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報の中に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００１２】
本発明の第５局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、上記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記読み出したアドレス情報の中に、前記取得した言語識別情報を自動的に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００１３】
本発明の第６局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、送信先サーバのアドレス情報を読み出す機能と、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる機能と、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００１４】
本発明の第７局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させるステップと、前記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００１５】
本発明の第８局面におけるネットワークシステムは、情報端末装置と、当該情報端末装置から送信された言語識別情報に基づいて当該言語識別情報に基づく対応情報を送信するサーバと、から構成されたネットワークシステムにおいて、上記情報端末装置は、自己の情報端末装置に使用される自然言語の種類を認識する手段と、送信するサーバを決定する手段と、上記送信するサーバに対応するアドレス中に、前記認識された言語を識別するための言語識別情報を格納する手段と、前記言語識別情報が格納されたアドレス情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから情報を受信する手段と、前記受信した情報を表示する手段と、を有し、前記サーバは、前記言語識別情報に対応した複数の自然言語で記述された複数の情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス情報に格納された前記言語識別情報に基づいて、当該言語識別情報に対応する言語で表示可能な所定の言語で記述可能な情報又は当該言語識別情報に対応するプログラムを前記記憶手段から選択する手段と、選択された前記表示情報を前記情報端末装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図１は、本発明が適用されるネットワークシステムの概略構成を示す図である。
本発明が適用されるネットワークシステムは、情報端末装置１０（以下、「情報端末」と称する）とサーバ６０とを相互に接続するネットワーク５０を備えている。情報端末１０には、情報端末に各種の機能を追加するための周辺機器４０が備えられている。また、サーバ６０は、所定のデータを情報端末１０に供給するためのデータベース９０を備えている。
【００１７】
上記のような構成において、本発明の実施形態においては、情報端末１０に所定の言語でサーバ６０からの情報をしたり、所定の言語によるプログラムを購入したりするための技術を提供することを特徴としている。そのために、従来ＵＲＬで直接ホームページアドレスを指定していたが、本発明では、ＵＲＬに言語情報を付加して、所定の言語でホームページを表示したり、所定の言語によるプログラムを購入したりすることができるようにしている。具体的には、以下の通りである。
例えば、従来においては、ホームページを表示させようとする場合には、ホームページのアドレスを直接指定して、当該アドレスを有するホームページを表示させるようにしている。図２に示すように、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ／
という（ドメイン名／ディレクトリ／ファイル名、上記ではファイル名は省略されている）形式でアドレスを指定すると、そのアドレスと一致するホームページを表示する。この場合、ドメイン名に代えて、ＩＰアドレスを与えても良く、このＩＰアドレスは、ネットワーク上の各コンピュータに割り当てられているものである。しかし、情報端末１０のユーザ（以下、「顧客」と称する場合もある）には、そのアドレスによって表示されるホームページの言語が現在情報端末で表示されている言語とは限らない。すなわち、例えば、現在日本語でホームページを表示している場合であって、アドレス指定したホームページに日本語のホームページがある場合でも、日本語のホームページとして表示されるかどうかは分からない。
【００１８】
本発明の一実施形態では、図２（ａ）に示すように、ドメイン名（ＩＰアドレス）の後に、現在の表示言語の言語ＩＤとしてＪＰ（日本語）をＵＲＬに付加して、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ．ｊｓｐ？ｌａｎｇｉｄ＝ＪＰ
とすることによって、情報端末１０におけるホームページの表示が日本語になるようにしている。また、プログラムを購入したりバージョンアップしたりする場合にも、当該プログラムの言語として多言語のプログラムが用意されている場合には、どの言語のプログラムをダウンロードするかは、当該プログラムをダウンロードするためのホームページが表示されてから、ユーザが選択することになる。当該発明の他の実施形態では、例えば、図２（ｂ）に示すように製品のシリアル番号として、例えば、シリアル番号が１２３４５であれば、
ｗｗｗ．ｏｌｙｍｐｕｓ．ｃｏ．ｊｐ／ｓｅｒｖｉｃｅ／ｅｔｃ．ｊｓｐ？ｓｅｒｉａｌ＝１２３４５
と指定して、サーバ側で当該シリアル番号に係るプログラムの言語を特定して、特定した言語にかかるプログラムを用意することができる。
【００１９】
以下、具体的な実施形態について説明する。
【００２０】
（第１の実施形態）
図３から図５を参照して第１の実施形態を説明する。図３は、本発明の第１の実施形態に係る情報端末装置１０（以下、「情報端末」と称する）の概略構成を示す図である。図４は、本発明の第１の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。また、図５は、本発明の第１の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、第１の実施形態は、アプリケーションソフトウェアが言語毎に用意されている場合にその言語におけるソフトウェアのグレードアップを行う場合の例である。
【００２１】
図３に示すように、情報端末１０は、メモリ１１と、メッセージ読み出し部１２と、表示制御部１３と、表示部１４と、ポインティングデバイス１５と、入力部１６と、コントローラ１７と、アドレス合成部１８と、通信インターフェース１９とを備えている。
【００２２】
メモリ１１は、アプケーションソフトウェア（以下、「ソフトウェア」と称する）を記憶している。アプリケーションソフトウェアは、例えば、プログラムＡ（及び追加プログラムＢ）、アドレスデータベース（ＤＢ）、シリアル番号Ａ、メッセージデータベース（ＤＢ）、パターンイメージデータベース（ＤＢ）等を含む。なお、シリアル番号Ａは、ソフトウェアのシリアル番号であり、ソフトウェア毎に付されているユニークな番号である。また、メッセージＤＢは、所定の言語（ここでは、日本語）によるメッセージを記憶している。
【００２３】
また、図４に示すように、サーバ６０は、受信用通信インターフェース６１と、ＵＲＬ解析部６２と、製品管理データベース６３と、サービス情報データベース（ＤＢ）６４と、ページ生成部６５と、送信用通信インターフェース６６とを備えている。なお、通信インターフェース６１と６６は、送受信を兼ねたものであっても良い。
【００２４】
上記のように構成された情報端末１０と、サーバ６０の動作を簡単に説明する。なお、図３に示すように、ソフトウェアとして、英語版及び日本語版の２種類が用意されており、情報端末１０では日本語版を使用しているものとして説明する。
【００２５】
メモリ１１に記憶されたメッセージＤＢ内の表示用の日本語メッセージは、読み出し部１２によって読み出される。読み出し部１２で読み出された日本語メッセージは、パターンイメージＤＢから読み出されたパターンイメージと共に表示制御部１３に送られ、表示制御部１３の制御によって、画面イメージに合成されて表示部１４に表示される。また、表示部１４の画面に表示された情報はポインティングデバイス１５で選択する等の操作が可能になっており、その操作情報がコントローラ１７に送られる。コントローラ１７は、ポインティングデバイス１５からの操作情報に加えてメモリ１１からソフトウェアのシリアル番号を読み出したり、入力部１６からの入力データを受け付けたりする。また、コントローラ１７は、プログラムを読み出して、実行も行う。
【００２６】
ポインティングデバイス１５の操作によって生成されたイベントにより、コントローラ１７は、シリアル番号をメモリ１１から読み出すと、このシリアル番号をアドレス合成部１８に出力し、送信メッセージを通信インターフェース１９に出力する。アドレス合成部１８は、メモリ１１から読み出したサーバのアドレス及びページアドレスにシリアル番号を付加してＵＲＬとして通信インターフェース１９に出力する。通信インターフェース１９は、コントローラ１７からの送信メッセージと、アドレス合成部１８からのＵＲＬをサーバ６０に送信する。
【００２７】
サーバ６０の受信用通信インターフェース６１は、情報端末１０からのＵＲＬと送信メッセージを受信すると、ＵＲＬ情報をＵＲＬ解析部６２に出力する。ＵＲＬ解析部６２は、ＵＲＬ情報から製品のシリアル番号を抽出して、製品管理ＤＢ６３に出力すると共に、ＵＲＬのページアドレスをサービス情報ＤＢ６４に出力する。なお、製品管理ＤＢ６３は、製品のシリアル番号から言語ＩＤを抽出してサービス情報ＤＢ６４に出力する。サービス情報ＤＢ６４は、ＵＲＬ解析部６２からのページアドレスと製品管理ＤＢ６３からの言語ＩＤに基づいて表示情報を生成する。この場合において、サービス情報ＤＢ６４は、言語ＩＤに基づき所定の言語による表示情報を生成する。そして、この表示情報と通信インターフェース６１からのページ送信要求に従って、ページ生成部６５が、送信用ページデータを生成して、当該ページデータが送信用通信インターフェース６６から情報端末１０に送信される。
【００２８】
情報端末１０は、サーバ６０から送信されたページデータを通信インターフェース１９で受信し、受信メッセージ（追加プログラムがある場合には、追加プログラムのデータ）をコントローラ１７に送る。コントローラ１７は、受信メッセージを表示制御部１３に出力して、受信メッセージ（例えば、ｗｅｂデータやホームページ情報）を表示部１４に表示させる。また、通信インターフェース１９が追加プログラムを受信した場合には、コントローラ１７は、追加プログラムをメモリ１１に記憶する。
【００２９】
上記のように構成されたシステムの動作を、図５を参照して説明する。
【００３０】
まず、表示部１４に表示されたアイコンをポインティングデバイス１５等で選択することによって動作が開始する。アイコンを選択すると、ソフトウェアのシリアル番号がメモリ１１から読み出される（ステップＡ１）。次に、サーバ６０のアドレスと、サーバ６０内における当該ソフトウェアが存在するページのページアドレスが読み出される（ステップＡ２）。
【００３１】
そして、アドレス合成部１８で、接続先のアドレスとシリアル番号を用いて、ＵＲＬが合成される（ステップＡ３）。具体的には、図２に示したように、通常のＵＲＬにシリアル番号が付加される。そして、合成されたＵＲＬは、通信インターフェース１９からサーバ６０に送信される。また、ＵＲＬと共に、ページ表示要求信号も送信する（ステップＡ１１）。
【００３２】
情報端末１０が指定したＵＲＬで指定されるサーバ６０への接続が確立すると（ステップＡ５）、サーバ６０は通信インターフェース６１で受信したＵＲＬをＵＲＬ解析部６２で解析して、ＵＲＬからシリアル番号とページアドレスを抽出する（ステップＡ６）。そして、シリアル番号から表示言語を識別して（ステップＡ７）、言語ＩＤを生成する（ステップＡ８）。次に、ページアドレスと言語ＩＤに対応する情報をサービス情報ＤＢ６４から読み出す（ステップＡ９）。そして、ページ表示要求（ステップＡ１１）に従い、ステップＡ９に係る情報をページ表示できるように加工生成する（ステップＡ１０）。
【００３３】
サーバ６０で生成されたページが情報端末１０に送信されると（ステップＡ１２）、情報端末１０はｗｅｂブラウザを起動して（ステップＡ１３）、送信されたページデータに従って表示制御部１３が表示ページを組み立てることによって（ステップＡ１４）、表示部１４に当該ページが表示されて処理を終了する。
【００３４】
なお、サービス情報ＤＢ６４内の情報は、図６に示すような方法で選択される。
例えば、サービス情報ＤＢ６４は、ページ１からページＮまでの表示情報を有しており、同じ内容の表示情報として、例えば、ページ１の情報について、日本語、英語、…、中国語等の言語が用意されている。このように構成されたサービス情報ＤＢ６４に、言語ＩＤとページアドレスが入力された場合には、言語ＩＤ及びページアドレスがそれぞれ言語ＩＤ用のデコーダ６４１とページアドレス用のデコーダ６４２に入力し、ＩＤ及びアドレスが、それぞれのデコーダでＤＢ上の位置を指定する信号に変換される。言語ＩＤ用のデコーダ６４１からは、言語を選択するための信号（例えば、日本語を選択するための信号）が出力され、デコーダ６４２からは、ページを指定する信号（例えば、ページ１を選択するための信号）が出力される。これらの信号に従って、例えば、日本語の情報のページ１の情報がサービス情報ＤＢ６４から抽出されて、ページ生成部６５に出力されることになる。
【００３５】
上記のように、第１の実施形態では、ソフトウェアのシリアル番号に応じて、情報端末１０の表示部１４に表示される言語の種類を特定しているので、ユーザが情報端末に表示する言語の種類を選択する必要がなくなる。
【００３６】
（第２の実施形態）
上記の第１の実施形態では、シリアル番号から、言語ＩＤを生成し、当該言語ＩＤに従って、ホームページを表示させるものであるが、本第２の実施形態は、プログラムを追加する際にも同様に適用可能である。図７は、追加プログラムを情報端末１０に追加する場合のサーバ６０の構成例を示す図である。図７において、図４と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。また、情報端末１０の構成については、第１の実施形態と同様であるので、図示及び説明を省略する。
【００３７】
図７では、図４の構成に追加プログラムデータベース（ＤＢ）６７が追加されている。受信用の通信インターフェース６１は、情報端末１０からＵＲＬと送信メッセージを受け取ると、追加プログラムＤＢ６７に追加プログラムのアドレスを出力する。そして、追加プログラムＤＢ６７は、当該アドレスによって抽出された追加プログラムを送信用の通信インターフェース６６に出力する。
【００３８】
なお、本実施形態のような場合においては、追加プログラムを送信する前に、通常、例えば、ユーザＩＤとパスワードによりユーザの認証が行われ、ユーザの認証が正常に行われた場合に、例えば、解除キーを発行して、プログラムを使用可能とするが、この流れについては、例えば、第５の実施形態で例示する。
【００３９】
本第２の実施形態では、上記のように、表示は第１の実施形態と同様に、シリアル番号に基づいて、自動的に当該シリアル番号に従った言語が表示され、追加プログラムについては、追加プログラムのアドレスから自動的にオリジナルプログラムに使用されている言語を有する追加プログラムがダウンロードされることになるので、ユーザは、表示する言語を気にする必要がなくなる。
【００４０】
（第３の実施形態）
図８及び図９を参照して、第３の実施形態を説明する。図８は、第３の実施形態に係る情報端末１０の概略構成を示す図である。図９は、第３の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。なお、図８及び図９において、図３及び図５と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４１】
本第３の実施形態では、ソフトウェアが言語毎に用意されているのではなく、多言語対応となっており、メモリ１１内に記憶されているメッセージＤＢ内に複数の言語のメッセージが含まれている。すなわち、第３の実施形態においては、ソフトウェアの言語を表示するために、言語ＩＤで表示メッセージ中の所望の言語を選択することになる。
【００４２】
図８に示すように、情報端末１０には、選択言語レジスタ２０が用意されている。図８において、選択言語レジスタ２０はコントローラ１７からの言語ＩＤを登録する。読み出し部１２は、選択言語レジスタに登録されている言語ＩＤに対応する言語のメッセージをメモリ１１から読み出し、表示メッセージとして表示制御部１３に出力する。また、アドレス合成部１８は、選択言語レジスタ２０から読み出した言語ＩＤをサーバアドレスとページアドレスに付加したＵＲＬを合成し、通信インターフェースに出力する。情報端末１０のその他の動作は第１の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【００４３】
図９は、第３の実施形態に係るサーバ６０の構成を示す図である。図９において、図４の製品管理ＤＢ６３が省略されている。この理由は、第１の実施形態では、製品管理ＤＢ６３が製品のシリアル番号から言語ＩＤを抽出していたが、本第３の実施形態では、ＵＲＬ解析部６２でＵＲＬを解析したときに、言語ＩＤが抽出されるので、抽出された言語ＩＤによって、表示情報の言語が特定できるからである。他の構成は、第１の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【００４４】
本実施形態では、プログラム自体が多言語対応になっている場合であるが、この場合にも第１の実施形態と同様な効果が得られる。
【００４５】
（第４の実施形態）
図１０を参照して、第４の実施形態を説明する。図１０は、第４の実施形態に係る情報端末１０の概略構成を示す図である。なお、図１０において、図３および図８と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４６】
図１０は、音声認識を行う場合の情報端末１０の構成例を示す図である。
図１０の情報端末１０は、図８の入力部１６に代えて音声入力部１６′を備え、音声を認識するための音声認識部２１を備えている。なお、音声入力部１６′は、入力部１６の一態様として付加したものであっても良い。音声入力部１６′によって入力された音声は音声認識部２１に入力し、音声認識部２１で音声に係る言語の種類を例えば、日本語や英語等と認識する。そして、この認識結果がコントローラ１７に入力すると、コントローラ１７から言語ＩＤが選択言語レジスタ２０に出力される。これにより、所定の言語による言語ＩＤがＵＲＬに追加されることになる。他の構成は第３の実施形態と同じであるので、説明は省略する。
【００４７】
第４の実施形態では、音声によって、ユーザの使用言語を認識するようにしているので、音声入力するような構成の情報端末のような場合に特に有効である。
【００４８】
（第５の実施形態）
図１１から図１３を参照して、第５の実施形態を説明する。図１１は、本発明の第５の実施形態に係る情報端末装置１０の概略構成を示す図である。図１２は、本発明の第５の実施形態に係るサーバ６０の概略構成を示す図である。また、図１３は、本発明の第５の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、第５の実施形態は、周辺機器のコントロールソフトウェアのグレードアップに係る実施形態である。また、図１１から図１３において、図１から図１０と同じ部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【００４９】
図１１に示すように、情報端末１０は、周辺機器４０との通信を行うための周辺機器インターフェース２２を備えている。また、周辺機器４０は、情報端末１０と通信を行うためのインターフェース４１を備えている。また、周辺機器４０は、型式番号（モデル番号）やシリアル番号（製造番号）等をその製品毎に備えている。
【００５０】
また、図１２に示すように、図４の構成に加えて、サーバ６０は、ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８と、顧客認証部６９と、顧客管理データベース（ＤＢ）７０と、ページアドレス選択部７１と、キーコード生成部７２と、販売管理データベース（ＤＢ）７３とをさらに備えている。ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８は、送信メッセージからユーザＩＤとパスワードを抽出して、顧客認証部６９と、販売管理ＤＢ７３に出力する。顧客認証部６９は、ユーザＩＤとパスワードに基づいて正規のユーザであるかどうかの認証を行い、正規ユーザではないと判定した場合には、ページアドレス２をページアドレス選択部７１に出力する。また、正規ユーザの場合は、顧客認証部６９は、キーコード生成部７２に解除キーの発行を要求する。キーコード生成部７２は、解除キーの発行要求を受けて、解除キーをページ生成部６５に出力する。また、キーコード生成部７２は、解除キーの生成情報を販売管理ＤＢ７３に出力する。そして、販売管理ＤＢ７３は、ユーザＩＤと共に解除キーの生成情報を記録する。ページアドレス選択部７１は、ページアドレス２が顧客認証部６９から出力された場合には、ページアドレス２を出力し、そうでない場合には、ＵＲＬ解析部６２から出力されたページアドレス１を出力する。
【００５１】
このようにして、サービス情報ＤＢ６４からは、ユーザの認証結果に応じて異なる表示情報を出力する。なお、ＵＲＬ解析部６２は、ＵＲＬ情報を解析する際に、周辺機器４０のモデル番号（又は、シリアル番号。以下、モデル番号とのみ記載する）を抽出して、製品管理ＤＢ６３は当該モデル番号に従って言語ＩＤを出力している。そして、サービス情報ＤＢ６４から表示情報が出力される際には、この言語ＩＤに従って、周辺機器４０のコントロールソフトウェアに係る言語が選択されることになる。
【００５２】
上記のように構成されたシステムの動作を、図１３を参照して説明する。
【００５３】
まず、表示部１４に表示されたアイコンをポインティングデバイス１５等で選択することによって動作が開始する。アイコンを選択すると、メモリ１１から、所定の購入情報表示用メッセージが読み出されて表示部１４に表示される（ステップＢ１）。このメッセージ画面に従って、ユーザは、入力部１６から、ユーザ認証のためのユーザＩＤとパスワードを入力する（ステップＢ２）。この入力データは、コントローラ１７を介して通信インターフェース１９に出力される。また、アドレス合成部１８は、周辺機器４０から読み出した周辺機器モデル番号をコントローラ１７を介して入力し、メモリ１１から読み出したサーバアドレス及びページアドレスに当該モデル番号を付加することによってＵＲＬを生成して（ステップＢ３）、通信インターフェース１９に出力する。通信インターフェース１９は、送信メッセージをＵＲＬをアドレスとして、サーバ６０宛に送信する（ステップＢ４）。
【００５４】
情報端末１０からメッセージを受け取ったサーバ６０の受信用通信インターフェース６１は、ＵＲＬ情報をＵＲＬ解析部６２に出力する。ＵＲＬ解析部６２は、モデル番号とページアドレス１を抽出する（ステップＢ５）。ＵＲＬ解析部６２で抽出されたモデル番号は製品管理データベース６３とキーコード生成部７２に出力され、製品管理データベース６３からモデル番号に基づいて表示言語ＩＤが選択されて（ステップＢ６）、サービス情報ＤＢ６４に出力される。
【００５５】
一方、受信用通信インターフェース６１から、メッセージがユーザＩＤ・パスワード抽出部６８に出力され、ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８でユーザＩＤとパスワードが抽出される（ステップＢ７）。ユーザＩＤ・パスワード抽出部６８で抽出されたユーザＩＤとパスワードに基づいて、顧客認証部６９で、顧客データベース（ＤＢ）７０を参照して、ユーザの認証が行われる（ステップＢ８）。ここで、ユーザの認証が正常に行われた場合には（ステップＢ９のＹ）、顧客認証部６９は解除キーの発行要求をキーコード生成部７２に行い、キーコード生成部７２は解除キーを出力する（ステップＢ１０）。なお、この解除キーはユーザＩＤと共に、販売管理データベース７３に記録される。ステップＢ９において、ユーザの認証が正常に行われなかった場合には、ページアドレス２をページアドレス選択部７１に出力する（ステップＢ１１）。
【００５６】
そして、ページアドレス選択部７１は、ページアドレス２を顧客認証部６９から受け取っていない場合には、ユーザ認証が正常に行われたものとしてページアドレス１を出力し、そうでなければ、認証が正常に行われなかった旨を示すページアドレス２を出力する。サービス情報ＤＢ６４は、ページアドレス選択部７１の出力に従って、所定の表示情報をページ生成部６５に出力し、ページ生成部６５で生成されたページデータが送信用通信インターフェース６６を介して情報端末１０に送信される（ステップＢ１２）。
【００５７】
情報端末１０は、受信したページデータを表示する（ステップＢ１３）。また、受信した解除キーによってプログラムを解除することによって（ステップＢ１４）、情報端末１０でダウンロードしたプログラムを使用することができる。
【００５８】
上記のように、本実施形態では、モデル番号を抽出して言語ＩＤを選択しているので、周辺機器の制御用プログラムで使用されている言語と同じ言語のグレードアップ用プログラムをユーザが特定する必要なく、ダウンロードすることができる。
【００５９】
上記の各実施形態から下記の発明が抽出される。
本発明の第１局面における情報端末装置は、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００６０】
本発明の第２局面における情報端末装置は、ユーザの音声を入力する手段と、前記ユーザの音声に基づいて、使用言語を認識する使用言語認識手段と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、上記使用認識手段によって認識された使用言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記言語識別情報を取得した際に、前記記憶手段からアドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００６１】
上記の第１又は第２の局面において、以下の形態が好ましい。なお、下記の各形態は、単独で適用しても良いし、適宜組み合わせて適用しても良い。
（１）前記言語識別情報は、前記情報端末装置上で動作するソフトウェアのシリアル番号であること。
（２）前記言語識別情報は、前記情報端末装置に接続された周辺機器のモデル番号又はシリアル番号であること。
（３）前記言語識別情報合成手段は、送信元の国を表すドメイン名又はＩＰアドレスとは異なっており、当該ドメイン名又はＩＰアドレスの後にくるように前記言語識別情報を合成すること。
【００６２】
本発明の第３局面における情報端末装置は、送信サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる手段と、前記サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、前記表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、前記リンク情報が選択された際に、前記アドレス情報を読み出すと共に、自動的に前記取得した前記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、ユーザを特定する手段と、前記アドレス情報とユーザ情報とをサーバへ送信する手段と、具備することを特徴とする。ここにおいて、前記言語識別情報に対応する言語で表示可能な情報を前記サーバから受信し、前記言語識別情報に対応する言語で当該情報を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに具備することが好ましい。
【００６３】
本発明の第４局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、前記言語識別情報を取得した際に、前記アドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報の中に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００６４】
本発明の第５局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、上記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記読み出したアドレス情報の中に、前記取得した言語識別情報を自動的に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。
【００６５】
本発明の第６局面におけるプログラムは、通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、送信先サーバのアドレス情報を読み出す機能と、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる機能と、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成する言語識別情報合成機能と、前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、具備することを特徴とする。
【００６６】
本発明の第７局面におけるサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法は、自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させるステップと、前記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成するステップと、前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、具備することを特徴とする。ここにおいて、前記リンク情報はアイコンであって、当該アイコンは、前記認識された自然言語の機能をＷＥＢ上で追加可能であることを告知するものであることが好ましい。
【００６７】
本発明の第８局面におけるネットワークシステムは、情報端末装置と、当該情報端末装置から送信された言語識別情報に基づいて当該言語識別情報に基づく対応情報を送信するサーバと、から構成されたネットワークシステムにおいて、上記情報端末装置は、自己の情報端末装置に使用される自然言語の種類を認識する手段と、送信するサーバを決定する手段と、上記送信するサーバに対応するアドレス中に、前記認識された言語を識別するための言語識別情報を格納する手段と、前記言語識別情報が格納されたアドレス情報を前記サーバへ送信する手段と、前記サーバから情報を受信する手段と、前記受信した情報を表示する手段と、を有し、前記サーバは、前記言語識別情報に対応した複数の自然言語で記述された複数の情報を記憶した記憶手段と、前記アドレス情報に格納された前記言語識別情報に基づいて、当該言語識別情報に対応する言語で表示可能な所定の言語で記述可能な情報又は当該言語識別情報に対応するプログラムを前記記憶手段から選択する手段と、選択された前記表示情報を前記情報端末装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
【００６８】
本発明は、上記の発明の実施の形態に限定されるものではない。
上記の実施形態にかかる発明として、情報端末、プログラム、及びプログラムの購入方法を記載したが、本発明は、上記の各実施の形態に記載したように、システムとしても成立するし、更には、ＵＲＬ解析により言語情報を取得するサーバとしても成立することは勿論である。
上記の実施形態では、ソフトウェアのシリアル番号や、周辺機器のモデル番号で表示言語の種類を決定したが、ユーザが特に言語を指定した場合は、当該言語を優先するような構成としても良いし、また、現在の表示画面に適用されている言語を表示言語としても良い。
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できるのは勿論である。
【００６９】
【発明の効果】
本発明によれば、サーバから、常に、使用しているアプリケーションプログラムの言語と同じ言語で表示できる情報が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明が適用されるネットワークシステムの概略構成を示す図。
【図２】本発明の基本的な機能を説明するための図。
【図３】本発明の第１の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図４】本発明の第１の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図５】本発明の第１の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【図６】サービス情報ＤＢ内のページ情報の選択方法を説明するための図。
【図７】追加プログラムを情報端末装置に追加する場合のサーバの構成例を示す図。
【図８】第３の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図９】第３の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図１０】第４の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図１１】本発明の第５の実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示す図。
【図１２】本発明の第５の実施形態に係るサーバの概略構成を示す図。
【図１３】本発明の第５の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
１０…情報端末装置
１１…メモリ
１２…制御部
１３…表示制御部
１４…表示部
１５…ポインティングデバイス
１６…入力部
１６′…音声入力部
１７…コントローラ
１８…アドレス合成部
１９…通信インターフェース
２０…選択言語レジスタ
２１…音声認識部
２２…周辺機器インターフェース
４０…周辺機器
４１…インターフェース
５０…ネットワーク
６０…サーバ
６１…通信インターフェース
６２…ＵＲＬ解析部
６３…製品管理データベース
６４…サービス情報データベース
６４１…デコーダ
６４２…デコーダ
６５…ページ生成部
６６…通信インターフェース
６７…追加プログラムデータベース
６８…ＩＤ・パスワード抽出部
６９…顧客認証部
７０…顧客管理データベース
７１…ページアドレス選択部
７２…キーコード生成部
７３…販売管理データベース
９０…データベース
Claims (13)
- 表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、
サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、
上記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、
前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、を備えたことを特徴とする情報端末装置。 - ユーザの音声を入力する手段と、
前記ユーザの音声に基づいて、使用言語を認識する使用言語認識手段と、
サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、
上記使用認識手段によって認識された使用言語に関する言語識別情報を取得する手段と、
前記言語識別情報を取得した際に、前記記憶手段からアドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、
前記アドレス情報をサーバに送信する手段と、
を備えたことを特徴とする情報端末装置。 - 請求項１又は請求項２に記載の情報端末装置において、前記言語識別情報は、前記情報端末装置上で動作するソフトウェアのシリアル番号であることを特徴とする情報端末装置。
- 請求項１又は請求項２に記載の情報端末装置において、前記言語識別情報は、前記情報端末装置に接続された周辺機器のモデル番号又はシリアル番号であることを特徴とする情報端末装置。
- 請求項１又は請求項２に記載の情報端末装置において、前記言語識別情報合成手段は、送信元の国を表すドメイン名又はＩＰアドレスとは異なっており、当該ドメイン名又はＩＰアドレスの後にくるように前記言語識別情報を合成することを特徴とする情報端末装置。
- 送信サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる手段と、
前記サーバのアドレス情報を記憶する記憶手段と、
前記表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する手段と、
前記リンク情報が選択された際に、前記アドレス情報を読み出すと共に、自動的に前記取得した前記言語識別情報を当該アドレス情報内の中に合成する言語識別情報合成手段と、
ユーザを特定する手段と、
前記アドレス情報とユーザ情報とをサーバへ送信する手段と、
を具備することを特徴とする情報端末装置。 - 請求項６に記載の情報端末装置において、前記言語識別情報に対応する言語で表示可能な情報を前記サーバから受信し、前記言語識別情報に対応する言語で当該情報を表示手段に表示させる表示制御手段をさらに具備することを特徴とする情報端末装置。
- 通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、
表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、
サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、
前記言語識別情報を取得した際に、前記アドレス情報を読み出して自動的に当該言語識別情報を当該アドレス情報の中に合成する言語識別情報合成機能と、
前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、
を具備することを特徴とするプログラム。 - 自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、上記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、
前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、
前記読み出したアドレス情報の中に、前記取得した言語識別情報を自動的に合成するステップと、
前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、
前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、
を具備することを特徴とするサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法。 - 通信回線を介してサーバと通信可能な情報端末装置上で動作するコンピュータのプログラムにおいて、
サーバのアドレス情報を記憶する記憶機能と、
表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得する機能と、
送信先サーバのアドレス情報を読み出す機能と、
送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させる機能と、
前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成する言語識別情報合成機能と、
前記アドレス情報をサーバへ送信する送信機能と、
を具備することを特徴とするプログラム。 - 自己の情報端末装置で認識した言語識別情報を登録済みサーバへ送信し、当該サーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法であって、
送信先サーバにリンクするリンク情報を表示画面に表示させるステップと、
前記情報端末装置の表示画面に使用される言語に関する言語識別情報を取得するステップと、
前記サーバのアドレス情報を読み出すステップと、
前記リンク情報が選択された際に、前記取得した言語識別情報を自動的に前記読み出したアドレス情報に合成するステップと、
前記言語識別情報を合成したアドレス情報と当該アドレス情報送信ユーザを特定するための特定情報を前記サーバへ送信するステップと、
前記情報端末装置から要求された言語の種類に対応する情報を受信するステップと、
を具備することを特徴とするサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法。 - 請求項１１に記載の方法において、前記リンク情報はアイコンであって、当該アイコンは、前記認識された自然言語の機能をＷＥＢ上で追加可能であることを告知するものであることを特徴とするサーバから言語識別情報に対応する情報を得る方法。
- 情報端末装置と、当該情報端末装置から送信された言語識別情報に基づいて当該言語識別情報に基づく対応情報を送信するサーバと、から構成されたネットワークシステムにおいて、
上記情報端末装置は、
自己の情報端末装置に使用される自然言語の種類を認識する手段と、
送信するサーバを決定する手段と、
上記送信するサーバに対応するアドレス中に、前記認識された言語を識別するための言語識別情報を格納する手段と、
前記言語識別情報が格納されたアドレス情報を前記サーバへ送信する手段と、
前記サーバから情報を受信する手段と、
前記受信した情報を表示する手段と、を有し、
前記サーバは、
前記言語識別情報に対応した複数の自然言語で記述された複数の情報を記憶した記憶手段と、
前記アドレス情報に格納された前記言語識別情報に基づいて、当該言語識別情報に対応する言語で表示可能な所定の言語で記述可能な情報又は当該言語識別情報に対応するプログラムを前記記憶手段から選択する手段と、
選択された前記表示情報を前記情報端末装置に送信する手段と、
を有することを特徴とするネットワークシステム。
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