JP2004053384A - Gps信号受信装置 - Google Patents

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JP2004053384A JP2002210480A JP2002210480A JP2004053384A JP 2004053384 A JP2004053384 A JP 2004053384A JP 2002210480 A JP2002210480 A JP 2002210480A JP 2002210480 A JP2002210480 A JP 2002210480A JP 2004053384 A JP2004053384 A JP 2004053384A
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Wakio Yamada
山田 和喜男
Tei Satake
佐竹 禎
Junichi Suzuki
鈴木 淳一
Takuya Suefuji
末藤 卓也
Masahito Fukuda
福田 正仁
Koji Sakamoto
阪本 浩司
Ikuo Tsujimoto
辻本 郁夫
Kenji Okuno
奥野 健治
Kenji Kuramae
藏前 健治
Masaki Koyama
小山 正樹
Kazuhiro Kawamoto
川本 和宏
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】保持する方向を変化させても安定して測位できるGPS信号受信装置を提供する。
【解決手段】本発明は、中空部を有する外郭筐体と、この外郭筐体に収納されて全方向に回動自在に支持され、重力によって上下方向が一定に保持される内部筐体とを有するものであって、前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに天頂方向側に受信面が向くように固定されて地球上空を周回するGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する受信アンテナと、この受信アンテナで受信したGPS信号を外郭筐体方向に送信する再放射アンテナとを具備し、前記外郭筐体は、再放射アンテナにより送信されたGPS信号を受信する再放射受信アンテナと、再放射受信アンテナにより受信されたGPS信号を用いて測位する測位部を具備するGPS信号受信装置であることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS(Global Positioning System)衛星から送信されるGPS信号を受信するGPS信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
GPS信号受信装置は、地球上空を周回する所定数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信アンテナで受信し、GPS信号に含まれる航法メッセージを用いて受信位置の座標を計測するものである。このものは、車の位置を知るカーナビゲーションシステムや、携帯端末に搭載されて人の位置を知るマンロケーションシステムとして実用化されている。
【0003】
受信アンテナは、GPS信号を良好に受信するためには、一般的に、受信面が常に天頂方向側に向くように設けられることが望ましい。この点に関して、実開平6−26308には、受信アンテナを可動回転部を介してポールに接続し、受信アンテナの下部に受信アンテナを水平にするためのバランサーを設けた構成を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯端末にGPS信号受信装置を組み込むときには、受信アンテナは、携帯端末の筐体内部に固定されることがほとんどである。また、携帯端末を所有している者の位置情報を外部に送信し、その位置情報を遠隔地で受信するようなマンロケーションシステムなどの場合、携帯端末は、衣服のポケットや鞄の中などに入れて携帯されるので、受信アンテナは、ランダムな向きで保持され、所有者の移動に伴う振動などで方向が変化する。
【0005】
また、実開平6−26308に開示された構成は、受信アンテナを水平にする動作部分が露出しているので、衣服のポケットや鞄の中などにその動作を阻害する物体があるときには、良好に動作するものではなかった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、保持する方向を変化させても安定して測位できるGPS信号受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、中空部を有する外郭筐体と、この外郭筐体に収納されて全方向に回動自在に支持され、重力によって上下方向が一定に保持される内部筐体とを有するものであって、前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに天頂方向側に受信面が向くように固定されて地球上空を周回するGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する受信アンテナと、この受信アンテナで受信したGPS信号を外郭筐体方向に送信する再放射アンテナとを具備し、前記外郭筐体は、再放射アンテナにより送信されたGPS信号を受信する再放射受信アンテナと、再放射受信アンテナにより受信されたGPS信号を用いて測位する測位部を具備するGPS信号受信装置であることを特徴としている。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のGPS信号受信装置において、前記外郭筐体の内面と前記内部筐体の外面は球面状に形成され、前記内部筐体は、前記外郭筐体に回動自在に設けられた複数の支持球体によって支持されることを特徴としている。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のGPS信号受信装置において、前記再放射アンテナまたは前記再放射受信アンテナは、複数個設けることを特徴としている。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、その内部に固定する錘を有することを特徴としている。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項4記載のGPS信号受信装置において、前記錘は、前記内部筐体の内部の回路に給電するバッテリであることを特徴としている。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内の加速度を検出するように内部筐体に固定される加速度信号を出力する加速度センサを有し、前記外郭筐体は、この加速度信号を入力して水平面内の移動距離を算出する加速度信号処理部と、前記測位部により算出される測位結果と前記加速度信号処理部により算出される水平面内の移動距離が入力され、入力されるデータに基づいてこの測位結果を必要に応じて更新する自立航法計算部とを有することを特徴としている。
【0013】
請求項7に係る発明は、請求項6記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の水平面内における方向を一定に保持する水平面内方向保持手段を有することを特徴としている。
【0014】
請求項8に係る発明は、請求項7記載のGPS信号受信装置において、前記水平面内方向保持手段は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内に着磁方向を有するように内部筐体に固定される磁石であることを特徴としている。
【0015】
請求項9に係る発明は、請求項6記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の水平面内の角速度を検出するように固定されるジャイロ信号を出力するジャイロセンサを有し、前記外郭筐体は、このジャイロ信号を入力して水平面内の回転角を算出して前記自立航法計算部に出力するジャイロ信号処理部を有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態を図1に基づいて説明する。このものは、外郭筐体1と、内部筐体2と、受信アンテナ3と、再放射アンテナ4と、再放射受信アンテナ5と、測位部6とを主要構成部材としている。
【0017】
外郭筐体1は、内部筐体収納部1aと、回路収納部1bを有して構成されている。この内部筐体収納部1aは、樹脂で形造された球体状のもので、内部筐体2を収納する内壁が球面状の中空部1aaを有している。そして、このものは、その内壁面に6個の(図示されているのは3個)再放射受信アンテナ5設けており、複数の支持球体7を回動自在に設けている。回路収納部1bは、樹脂で形造された略直方体形状のものであり、内部筐体収納部1aを接続するための切り欠き部1baを有している。このものは、その内部に高周波処理部19と、測位部6と、通信処理部20と、通信用アンテナ21を有している。
【0018】
内部筐体2は、樹脂で形造された球体状のもので、内部に内面が球面上の中空部2aを有している。このものは、外郭筐体1内の中空部1aaに収納され、外郭筐体1の内面に設けられた複数の支持球体7により、がたつきなく、回動自在に支持されている。そして、このものは、中空部2aに、受信アンテナ3と、アンプ17と、フィルタ18と、再放射アンテナ4と、錘8とを有している。
【0019】
受信アンテナ3は、円形のプリント基板上にプリントして形成されたアンテナであり、内部筐体2の内壁面に、受信面が外郭筐体1側に向くように固定されている。このものは、GPS衛星Saから送信されるGPS信号を受信する。
【0020】
再放射アンテナ4は、円形のプリント基板上にプリントして形成されたアンテナであり、内部筐体2の内壁面に、放射面を外郭筐体1側に向けて固定されている。このものは、受信アンテナ3で受信されたGPS信号を、アンプ17とフィルタ18を介して入力され、外郭筐体1に向けてGPS信号を送信する。
【0021】
再放射受信アンテナ5は、円形のプリント基板上にプリントして形成されたアンテナであり、外郭筐体1の内壁面に内部筐体の回動を妨げないように6個設けられている(図示されているものは3個)。これらものは、再放射アンテナ4がどの位置にあっても、それから送信されたGPS信号を受信するように配置されている。
【0022】
測位部6は、高周波処理部6aと測位計算部6bを有して構成されている。この高周波処理部6aは、再放射受信アンテナ5と、測位計算部6bに接続され、再放射受信アンテナ5と受信したGPS信号を中間周波数にダウンコンバートし、ディジタル信号を取り出す。そして、このものは、各GPS衛星Saに対応する疑似ランダム信号を用いて同期を取ることにより、GPS信号から航法メッセージを取り出し、GPS衛星Saの正確な軌道情報(エフェメリス情報)や、時刻情報を取得して出力する。測位計算部6bは、高周波処理部6aから出力されたGPS衛星Saのエフェメリス情報や、時刻情報を入力される。そして、このものは、所定数以上のGPS衛星Saの情報を取得したときに、各GPS衛星Saの位置と、それらからの疑似距離とを用いてGPS信号受信装置の現在位置を測位し、位置情報を出力する。ここで、所定数とは、緯度と経度だけの2次元測位の場合には3つ、緯度と経度に高度を加えた3次元測位を行う場合には4つのことを示す。
【0023】
支持球体7は、表面をなめらかに加工した鉄製のものであり、内部筐体収納部1aの内壁面からその一部分が露出して回動自在に設けられている。このものは、複数個設けられ、内部筐体2をがたつきなく回動自在に支持する。
【0024】
錘8は、後述のバッテリ9であり、その重量により内部筐体2の上下方向を一定に保持するものである。このものは、球の中心を通る直線に対して対称に2つ設けられ、内部筐体2の上下方向を保持したときに、受信アンテナ3の受信面が略水平となり天頂方向側に向くように固定される。
【0025】
バッテリ9は、蓄電池であり、アンプ17など内部筐体2の内部の回路に接続され(図示せず)、それらの回路に給電を行う。このバッテリ9は、その電圧が降下したときには、内部筐体2から取り出して充電を行う。
【0026】
位置情報利用部19は、通信処理部19aと通信用アンテナ19bを有して構成される。通信処理部19aは、測位計算部6bに接続され、位置情報が入力される。このものは、位置情報を所定の通信プロトコルに組み込み、通信用アンテナ20を介して一定時間(例えば5秒)ごとに外部に位置情報を送信する。このことにより、離れた場所に設けられた受信センター(図示せず)は、GPS信号受信装置を所持する使用者の位置を知ることができる。また、GPS衛星Saは、地球を周回してGPS信号を地上へ向けて送信している。
【0027】
次に、第1の実施形態の動作について説明する。まず、外郭筐体1の保持方向が変化しないとき、内部筐体2は、錘8の重量により上下方向が保持されており、受信アンテナ3は、その受信面が天頂方向側に向いている。このことにより、受信アンテナ3は、GPS衛星Saから送信されるGPS信号を良好に受信する。アンプ17は、そのGPS信号を増幅する。そして、フィルタ18は、そのGPS信号を波形整形してから再放射アンテナに入力する。そして、再放射アンテナ4は、入力されたGPS信号を外郭筐体1へ向けて送信する。
【0028】
再放射受信アンテナ5は、送信されたGPS信号を測位部6に入力する。この測位部6は、入力されたGPS信号により測位し、位置情報を出力する。そして、通信処理部19aは、入力された位置情報を一定時間(例えば5秒)ごとに通信用アンテナ19bを介して外部に送信する。このことにより、離れた場所に設けられた受信センター(図示せず)は、GPS信号受信装置を所持する使用者の位置を知ることができる。
【0029】
一方、外郭筐体1の保持方向が変化したとき、内部筐体2は、その重心が安定な位置にくるように外郭筐体1内で回動し、受信アンテナ3の受信面が天頂方向側に向く状態で保持される。そのため、受信アンテナ3は、GPS信号を良好に受信することができる。受信されたGPS信号は、アンプ17で増幅され、フィルタ18で波形整形された後に、再放射アンテナ4は、GPS信号を外郭筐体1へ向けて送信する。
【0030】
ここで、内部筐体2の回動により、再放射アンテナ4と再放射受信アンテナ5の位置関係は、変化している。しかしながら、再放射受信アンテナ5は、そのうちの1つによって、再放射アンテナ4がどこに位置してもそれから送信されるGPS信号を受信できるように配置されている。したがって、再放射受信アンテナ5は、GPS信号を受信する。
【0031】
そして、このGPS信号は、測位部6に入力される。この測位部6は、入力されたGPS信号により測位し、位置情報を出力する。通信処理部19aは、入力された位置情報を一定時間(例えば5秒)ごとに通信用アンテナ19bを介して外部に送信する。このことにより、離れた場所に設けられた受信センター(図示せず)は、GPS信号受信装置を所持する使用者の位置を知ることができる。
【0032】
このように、第1の実施形態においては、外郭筐体1に収納される全方向に回動自在に支持される内部筐体2を有し、内部筐体2は、内部筐体2の上下方向が保持されたときに天頂方向側に受信面が向くように固定されてGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する受信アンテナ3と、この受信アンテナで受信したGPS信号を外郭筐体方向に送信する再放射アンテナ4とを具備し、外郭筐体1は、再放射アンテナ4により送信されたGPS信号を受信する再放射受信アンテナ5と、再放射受信アンテナ5により受信されたGPS信号を用いて測位する測位部6とを具備するので、外郭筐体1の保持方向を変化させたときにも受信アンテナ3の受信面が天頂方向側を向いてGPS信号を受信し、再放射アンテナ4と再放射受信アンテナ5を用いて内部筐体2から外郭筐体1の測位部6にGPS信号を伝達することにより、安定して測位できるGPS信号受信装置を構成することができる。
【0033】
なお、本実施形態では、内部筐体2を外郭筐体1に設けられた支持球体7によって支持する構成を説明したが、中空部1aaに液体を充填することにより内部筐体2を支持し、内部筐体2に作用する浮力と重力により内部筐体2の上下方向が保持されるものであってもよい。
【0034】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図2、図3に基づいて説明する。このものは、第1の実施形態と、内部筐体2が加速度センサ10と、水平面内方向保持手段12と、金属被膜部20とを有し、外郭筐体1が加速度信号処理部11と自立航法計算部16を有する点で異なり、その他は第1の実施形態の構成と同じである。
【0035】
加速度センサ10は、2軸の加速度センサであり、内部筐体2の上下方向が一定方向に保持されたときに水平面内の加速度を検出するように受信アンテナ3に固定されている。このものは、加速度信号を出力する出力端子が後述の金属被膜部20に接続される。
【0036】
水平面内方向保持手段12は、略正方形の板状の永久磁石13である。永久磁石13は、正方形の1辺に平行に着磁されており、内部筐体2の上下方向が一定方向に保持されたときの水平面内に配置されるように加速度センサ10に固定される。このものは、地磁気を受けて、内部筐体2の上下方向が一定方向に保持されたときの加速度センサ10の水平面内の向きが一定方向を保持するように、内部筐体2を回動させる。例えば、図3のように、加速度検出方向がx方向、y方向である加速度センサ10に、y方向に着磁された永久磁石13を接続すると、内部筐体2は、加速度センサ10のy方向が北になるように動作する。
【0037】
金属被膜部20は、薄膜状の導体により内部筐体2の一部を覆うもので、受信アンテナ3によるGPS信号の受信や、再放射アンテナ4によるGPS信号の送信に悪影響を及ぼさないようにアンテナと対向する面には金属被膜の代わりに樹脂が設けられる。このものは、加速度センサ10と接続されており、支持球体7に接している。
【0038】
加速度信号処理部11は、支持球体7と自立航法計算部16に接続し、支持球体7と金属被膜部20を介して加速度センサ10と接続している。このものは、加速度信号を2回積分することにより一定時間(例えば1秒)ごとに水平面内での変位ベクトルを求め、これを出力する。
【0039】
自立航法計算部16は、測位部6と、加速度信号処理部11と位置情報利用部19に接続され、測位部6による測位が可能でなくなったことを示す測位不能信号を測位部6から入力されてから測位が可能になるまで、前回の測位結果と加速度信号処理部11から入力される変位ベクトルを用いて現在の位置を測位するものである。このものは、加速度センサ10の加速度検出方向と、永久磁石13の方向とのなす角を記憶しており(図3の場合は0°)、変位ベクトルを前回の測位結果に加えるときに、位置ベクトルをこの角度を用いて測位結果の座標系における変位ベクトルに変換する。
【0040】
次に、第2の実施形態の動作について説明する。はじめに、GPS信号により測位ができるときの動作について説明する。まず、外角筐体1の保持方向が変化しないとき、内部筐体2は、錘8の重量により上下方向が保持されており、永久磁石13が地磁気から力を受けることにより、水平面内の方向を一定方向に保持している。このため、受信アンテナ3は、その受信面が天頂方向側に向いており、GPS衛星Saから送信されるGPS信号を良好に受信することができる。
【0041】
再放射アンテナ4は、受信されたGPS信号が、アンプ17で増幅され、フィルタ18で波形整形された後に、GPS信号を外郭筐体1へ向けて送信する。再放射受信アンテナ5は、送信されたGPS信号を受信し、それを測位部6に入力する。測位部6は、入力されたGPS信号を用いて測位し、位置情報を出力する。このとき、測位部は測位不能信号が出力されていないので、自立航法計算部16は、その位置情報を入力して、その値をそのまま記憶する。そして、通信処理部19aは、入力された位置情報を一定時間(例えば5秒)ごとに通信用アンテナ19bを介して外部に送信する。このことにより、離れた場所に設けられた受信センター(図示せず)は、GPS信号受信装置を所持する使用者の位置を知ることができる。
【0042】
一方、外郭筐体1の保持方向が変化したとき、内部筐体2は、その重心が安定な位置にくるように外郭筐体1内で回動し、永久磁石13が地磁気から力を受けることにより水平面内の方向を一定方向に保持される。よって、受信アンテナ3は、その受信面は天頂方向側に向く状態で保持されるため、GPS信号を良好に受信することができる。そして、受信されたGPS信号は、アンプ17で増幅され、フィルタ18で波形整形された後に、再放射アンテナ4は、GPS信号を外郭筐体1へ向けて送信する。
【0043】
ここで、内部筐体2の回動により、再放射アンテナ4と再放射受信アンテナ5の位置関係は、変化している。しかしながら、再放射受信アンテナ5は、そのうちの1つによって、再放射アンテナ4がどこに位置してもそれから送信されるGPS信号を受信できるように配置されている。したがって、再放射受信アンテナ5は、GPS信号を受信する。
【0044】
そして、このGPS信号は、測位部6に入力される。この測位部6は、入力されたGPS信号により測位し、位置情報を出力する。このとき、測位部6からは測位不能信号が出力されていないので、自立航法計算部16は、その位置情報を入力して、その値をそのまま記憶する。そして、通信処理部19aは、入力された位置情報を一定時間(例えば5秒)ごとに通信用アンテナ19bを介して外部に送信する。このことにより、離れた場所に設けられた受信センター(図示せず)は、GPS信号受信装置を所持する使用者の位置を知ることができる。
【0045】
次に、GPS信号により測位ができなくなったときの動作について説明する。受信アンテナ3でGPS信号が受信できなくなると、測位部6はGPS信号を取得できなくなり、測位不能信号を出力する。一方、加速度信号処理部11は、金属被膜部20と支持球体7とを介して入力される加速度センサ10から出力される加速度信号を用いて変位ベクトルを計算し、その結果を自立航法計算部16に入力している。
【0046】
自立航法計算部16は、測位部6から出力される測位不能信号が入力されることにより自立航法を開始する。このものは、前回記憶した位置情報に加速度信号処理部11から一定時間ごとに入力される変位ベクトルを加算して現在位置を測位し、その位置情報を記憶する。この動作は、測位不能信号が入力されなくなるまで継続する。
【0047】
また、このときに外郭筐体1の保持方向が変化しても、内部筐体2は、上述のように動作して、加速度センサ10は、水平に、一定方向に保持される。したがって、変位ベクトルを取得して、自立航法を行うことができる。
【0048】
このように、第2の実施形態においては、内部筐体2の上下方向が保持されたときに水平面内の加速度を検出する加速度センサ10と、内部筐体2の水平面内の方向を一定に保持する水平面内方向保持手段12と、加速度信号処理部11と、自立航法計算部16とを有するので、GPS信号が受信できないときにも加速度信号から変位ベクトルを算出し、それを前回の測位結果に加えて現在位置を測位することにより、自立航法により安定して測位できるGPS信号受信装置を構成することができる。
【0049】
なお、水平面内方向保持手段12は、地磁気を利用した永久磁石13を用いた例を示したが、コリオリ力を用いたジャイロコンパスを用いたものであってもよい。
【0050】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図4、図5に基づいて説明する。このものは、第2の実施形態と、水平面内方向保持手段12の代わりにジャイロセンサ14を有し、ジャイロ信号処理部15を有する点で異なり、その他は第2の実施形態の構成と同じである。
【0051】
ジャイロセンサ14は、内部筐体2の上下方向が一定に保持されたときに、その上下方向の軸を中心とした回転の角速度を検知するように加速度センサ10に固定されている。このものは、この角速度をジャイロ信号として出力する。
【0052】
ジャイロ信号処理部15は、ジャイロセンサ14と金属被膜部20と支持球体7を介して接続され、ジャイロ信号を入力される。このものは、ジャイロ信号を時間で1回積分して回転角を算出し、それを積算することにより基準の方向からの回転角を算出する。例えば、図5のようにジャイロセンサ14の基準方向をy軸方向としたとき、ジャイロ信号から求めた回転角を積算することにより基準方向からの角度θを求めることができる。
【0053】
自立航法計算部16は、第2の実施形態と異なり、変位ベクトルの座標系の変換を行うための角度は、ジャイロ信号処理部で得られた基準方向からの回転角を用いる。
【0054】
次に第3の実施形態の動作は、自立航法計算部16がジャイロ信号処理部で得られた基準方向からの回転角を用いる点で第2の実施形態の動作と異なり、その他の点については同様であるため、動作説明は省略する。
【0055】
このように、第3の実施形態においては、内部筐体2の上下方向が保持されたときに水平面内の回転の角速度を検出するジャイロセンサ14と、ジャイロ信号処理部15を有するので、GPS信号が受信できないときにも加速度センサ10の基準方向からの回転角を算出して加速度センサ10により検出される変位ベクトルを座標変換することにより自立航法を行うことができ、安定して測位できるGPS信号受信装置を構成することができる。
【0056】
なお、再放射アンテナ4が1つで、再放射受信アンテナ5が複数配置された例について説明したが、それに限ることなく、再放射アンテナ4が複数で、あってもよく、再放射受信アンテナ5が複数であってもよい。
【0057】
また、加速度センサ10とともに水平方向保持手段12や、ジャイロセンサ14を用いるものを説明したが、外角筐体による内部筐体の支持が摩擦の少ないものであれば、加速度センサだけでも構成することができる。
【0058】
また、加速度センサ10や、ジャイロセンサ14からの出力は、内部筐体2の周囲に設けられた金属被膜部20と支持球体7を介して外郭筐体1内の回路に伝達されるものを説明したが、それに限るものでなく、それぞれの出力信号を変調して高周波信号とし、再放射アンテナ4と再放射受信アンテナ5を用いて伝達するものであってもよい。
【0059】
また、内部筐体2の上下方向を保持するのにバッテリを用いたが、それに限るものではなく、専用の錘を設けてもよく、他の回路基板を錘として用いてもよい。
【0060】
また、位置情報利用部19として、GPS信号受信装置の所有者の位置を外部に送信するものを示したが、現在位置を表示する表示装置を有するものであってもよく、その他の利用手段であってもよい。
【0061】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、中空部を有する外郭筐体と、この外郭筐体に収納されて全方向に回動自在に支持され、重力によって上下方向が一定に保持される内部筐体とを有するものであって、前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに天頂方向側に受信面が向くように固定されて地球上空を周回するGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する受信アンテナと、この受信アンテナで受信したGPS信号を外郭筐体方向に送信する再放射アンテナとを具備し、前記外郭筐体は、再放射アンテナにより送信されたGPS信号を受信する再放射受信アンテナと、再放射受信アンテナにより受信されたGPS信号を用いて測位する測位部を具備することを特徴とするGPS信号受信装置であるので、外郭筐体の保持方向を変化させたときにも受信アンテナの受信面が天頂方向側を向いてGPS信号を受信し、再放射アンテナと再放射受信アンテナを用いて内部筐体から外郭筐体の測位部にGPS信号を伝達することにより、安定して測位できるGPS信号受信装置を構成することができる。
【0062】
請求項2に係る発明によれば、請求項1記載のGPS信号受信装置において、前記外郭筐体の内面と前記内部筐体の外面は球面状に形成され、前記内部筐体は、前記外郭筐体に回動自在に設けられた複数の支持球体によって支持されるので、請求項1記載の効果に加え、外郭筐体と内部筐体の摩擦を少なくなり、内部筐体の位置が保持されるまでの時間を短かくすることができる。
【0063】
請求項3に係る発明によれば、請求項1または2記載のGPS信号受信装置において、前記再放射アンテナまたは前記再放射受信アンテナは、複数個設けるので、請求項1または2記載の効果に加え、内部筐体の回動しても再放射アンテナと再放射受信アンテナとの間の送受信を安定して行うことができる。
【0064】
請求項4に係る発明によれば、請求項1乃至3記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、その内部に固定する錘を有するので、請求項1乃至3記載の効果に加え内部筐体に作用する力が強くなり、内部筐体の位置が保持されるまでの時間を短かくするとともに保持した位置での安定性を高めることができる。
【0065】
請求項5に係る発明によれば、請求項4記載のGPS信号受信装置において、前記錘は、前記内部筐体の内部の回路に給電するバッテリであるので、請求項4記載の効果に加え、省スペース化を図ることができる。
【0066】
請求項6に係る発明によれば、請求項1乃至5記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内の加速度を検出するように内部筐体に固定される加速度信号を出力する加速度センサを有し、前記外郭筐体は、この加速度信号を入力して水平面内の移動距離を算出する加速度信号処理部と、前記測位部により算出される測位結果と前記加速度信号処理部により算出される水平面内の移動距離が入力され、入力されるデータに基づいてこの測位結果を必要に応じて更新する自立航法計算部とを有するので、請求項1乃至5記載の効果に加え、加速度信号から変位ベクトルを算出してそれを前回の測位結果に加えて現在位置を測位することにより、自立航法により安定して測位できるGPS信号受信装置を構成することができる。
【0067】
請求項7に係る発明によれば、請求項6記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の水平面内における方向を一定に保持する水平面内方向保持手段を有するので、請求項6記載の効果に加え、加速度センサの方向を水平面内で一定に保つことにより、変位ベクトルの座標変換の誤差が小さくなり、GPS信号が受信できないときにも自立航法により精度良く測位を行うことができる。
【0068】
請求項8に係る発明によれば、請求項7記載のGPS信号受信装置において、前記水平面内方向保持手段は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内に着磁方向を有するように内部筐体に固定される磁石であるので、地磁気から力を受けることにより、簡易な構成で加速度センサの方向を水平面内で一定に保つことができる。
【0069】
請求項9に係る発明によれば、請求項6記載のGPS信号受信装置において、前記内部筐体は、内部筐体の水平面内の角速度を検出するように固定されるジャイロ信号を出力するジャイロセンサを有し、前記外郭筐体は、このジャイロ信号を入力して水平面内の回転角を算出して前記自立航法計算部に出力するジャイロ信号処理部を有するので、請求項6記載の効果に加え、加速度センサの基準方向からの回転角を算出することにより、変位ベクトルの座標変換の誤差が小さくなり、GPS信号が受信できないときにも自立航法により精度良く測位を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の要部断面と回路ブロックの接続を示す図である。
【図2】第2の実施形態の要部断面と回路ブロックの接続を示す図である。
【図3】第2の実施形態の加速度センサと永久磁石の接続を示す図である。
【図4】第3の実施形態の要部断面と回路ブロックの接続を示す図である。
【図5】第3の実施形態の加速度センサとジャイロセンサの接続を示す図である。
【符号の説明】
1   外郭筐体
1a  内部筐体収納部
1aa 中空部
1b  回路収納部
1ba 切り欠き部
2   内部筐体
2a  中空部
3   受信アンテナ
4   再放射アンテナ
5   再放射受信アンテナ
6   測位部
6a  高周波処理部
6b  測位計算部
7   支持球体
8   錘
9   バッテリ
10  加速度センサ
11  加速度信号処理部
12  水平面内方向保持手段
13  永久磁石
14  ジャイロセンサ
15  ジャイロ信号処理部
16  自立航法計算部
17  アンプ
18  フィルタ
19  位置情報利用部
19a 通信処理部
19b 通信用アンテナ
20  金属被膜部
Sa  GPS衛星

Claims (9)

  1. 中空部を有する外郭筐体と、この外郭筐体に収納されて全方向に回動自在に支持され、重力によって上下方向が一定に保持される内部筐体とを有するものであって、
    前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに天頂方向側に受信面が向くように固定されて地球上空を周回するGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する受信アンテナと、この受信アンテナで受信したGPS信号を外郭筐体方向に送信する再放射アンテナとを具備し、
    前記外郭筐体は、再放射アンテナにより送信されたGPS信号を受信する再放射受信アンテナと、再放射受信アンテナにより受信されたGPS信号を用いて測位する測位部を具備することを特徴とするGPS信号受信装置。
  2. 前記外郭筐体の内面と前記内部筐体の外面は球面状に形成され、前記内部筐体は、前記外郭筐体に回動自在に設けられた複数の支持球体によって支持されることを特徴とする請求項1記載のGPS信号受信装置。
  3. 前記再放射アンテナまたは前記再放射受信アンテナは、複数個設けることを特徴とする請求項1または2記載のGPS信号受信装置。
  4. 前記内部筐体は、その内部に固定する錘を有することを特徴とする請求項1乃至3記載のGPS信号受信装置。
  5. 前記錘は、前記内部筐体の内部の回路に給電するバッテリであることを特徴とする請求項4記載のGPS信号受信装置。
  6. 前記内部筐体は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内の加速度を検出するように内部筐体に固定される加速度信号を出力する加速度センサを有し、前記外郭筐体は、この加速度信号を入力して水平面内の移動距離を算出する加速度信号処理部と、前記測位部により算出される測位結果と前記加速度信号処理部により算出される水平面内の移動距離が入力され、入力されるデータに基づいてこの測位結果を必要に応じて更新する自立航法計算部とを有することを特徴とする請求項1乃至5記載のGPS信号受信装置。
  7. 前記内部筐体は、内部筐体の水平面内における方向を一定に保持する水平面内方向保持手段を有することを特徴とする請求項6記載のGPS信号受信装置。
  8. 前記水平面内方向保持手段は、内部筐体の上下方向が保持されたときに水平面内に着磁方向を有するように内部筐体に固定される磁石であることを特徴とする請求項7記載のGPS信号受信装置。
  9. 前記内部筐体は、内部筐体の水平面内の角速度を検出するように固定されるジャイロ信号を出力するジャイロセンサを有し、前記外郭筐体は、このジャイロ信号を入力して水平面内の回転角を算出して前記自立航法計算部に出力するジャイロ信号処理部を有することを特徴とする請求項6記載のGPS信号受信装置。
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