JP2004050884A - パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パワーステアリング装置と他の機器(下部通過物など)との干渉を回避してレイアウト性を高める。
【解決手段】ラック軸としてのロッドを同軸的に外囲する回転筒5をケーシング1の内周面に設けられた一対の軸受ユニット6a・6bにより支持し、その一方の側にボールねじ部13を設け、回転筒の他方の側に大径プーリ7を設け、その側方に設けた膨出部1b内に、大径プーリとの間にベルト掛けされる小径プーリ10を軸支する軸受支持ブロック8を設け、小径プーリに連結されたモータ4をロッドと並列に設ける。ボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所にベルト駆動用プーリを設けたことから、ボールスクリューを設けた部分及びその近傍の外径を小径化することができ、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避でき、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【選択図】 図1
【解決手段】ラック軸としてのロッドを同軸的に外囲する回転筒5をケーシング1の内周面に設けられた一対の軸受ユニット6a・6bにより支持し、その一方の側にボールねじ部13を設け、回転筒の他方の側に大径プーリ7を設け、その側方に設けた膨出部1b内に、大径プーリとの間にベルト掛けされる小径プーリ10を軸支する軸受支持ブロック8を設け、小径プーリに連結されたモータ4をロッドと並列に設ける。ボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所にベルト駆動用プーリを設けたことから、ボールスクリューを設けた部分及びその近傍の外径を小径化することができ、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避でき、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などに用いられるパワーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用操舵装置に於いて、電動モータによる補助動力を用いて操舵力を軽減するようにしたパワーステアリング装置がある。例えばラックアンドピニオン型のステアリング装置において、そのラック軸の軸線方向変位力を補助するべく、モータの回転力を直線運動力に変換するようにしたダイレクトドライブ型のパワーステアリング装置がある。
【0003】
上記ダイレクトドライブ型パワーステアリング装置の例を図3に示す。図3に示されるものにあっては、車幅方向に延在するように車体(図示せず)に取り付けられる筒状のケーシング21を有し、そのケーシング21内に同軸的に軸線方向に変位自在に操舵力伝ロッドとしてのラック軸22が設けられ、ステアリングシャフト(図示せず)からの操舵力を、ラックアンドピニオン型ステアリングギア部23を介してラック軸22に伝達するようにされている。
【0004】
そして、上記操舵力を軽減する操舵補助力を発生するためのモータ24がケーシング21の中間部に設けられている。そのモータ24の回転力をラック軸22の軸線方向力に変換するために、モータ24のロータ軸24aを中空とし、かつラック軸22を中空ロータ軸24aに同軸的に貫通させると共に、ラック軸22と中空ロータ軸24aとの間にボールねじ部26を設けている。
【0005】
また、ケーシング21は、ケーシング21のステアリングギア部23近傍に一体に形成された車体取り付けブラケット部21aと、ケーシング21の車体取り付けブラケット部21a側とは相反する側の軸線方向端部を支持すると共にケーシング21の軸線方向変位を逃がすべく別部材からなるブラケット25とにより、車体に取り付けられるようになっている。なお、ケーシング21と一体をなす車体取り付けブラケット部21aにより主にケーシング21の軸線方向力(スラスト荷重)を受け止め、別部材からなるブラケット25では主にケーシング21の半径方向力(ラジアル荷重)を受け止めることができる。
【0006】
上記した構造のパワーステアリング装置にあっては、構造が簡素であり、例えばモータのケーシングを肉厚にするなど容易に剛性を高くすることができるという特長がある。しかしながら、上記したようなパワーステアリング装置を例えば四輪駆動車に設けた場合に、車体の左右方向に対する車体中心線Cの近傍に図3の想像線に示されるように四輪駆動用のプロペラシャフトやマフラーなどの下部通過物28が配置されると、下部通過物8と車幅方向に延在するパワーステアリング装置とが干渉するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記パワーステアリング装置にあっては、ラック軸22に形成されたボールねじ溝22aの中央部が直進状態においてボールねじ部26に整合するようにレイアウトすることになる。しかしながら、下部通過物28に対して回避させるべくモータ24を図3における左方に偏倚させようとしても、ラック軸22の左右振れ幅分を考慮する必要がある。また、ケーシング21のラック軸22の図における左端部を支持するスライド軸受30に干渉しないようにボールねじ溝22aを形成する必要があり、ボールねじ部26も図の場合に対して左方へ大きく偏倚させて設けることができない。そのため、パワーステアリング装置の下部通過物28と干渉する虞がある部分(モータ24)が大径化すると、下部通過物28のレイアウトの自由度が損なわれ、例えば高出力化のためにコア外径を増大(大径化)することが困難であるという問題がある。
【0008】
また、同軸型モータ構造ではなく、例えば特開昭62−255274号公報に開示されているように、ボールねじ部のナット部材(回転筒)をベルト駆動するようにしたものがある。このものにあっては、ナット部材の半径方向外方にプーリを一体的に設け、ボールねじ部の側方(半径方向外方)に配設したモータの軸にプーリを取り付け、両プーリにベルトを巻き掛けている。
【0009】
このベルト駆動型構造のものにあっては、ボールねじ部の側方にプーリ付きモータが配設されているため、上記した下部通過物との干渉を回避するためには、レイアウト性の悪化など問題がある。また、ベルトの張力がモータに直接的に作用するため、モータに剛性をもたせようとするとモータが大型化し、レイアウト性がさらに悪化する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、パワーステアリング装置と他の機器(下部通過物など)との干渉を回避してレイアウト性を高め得ることを実現するために、本発明に於いては、操舵力を補助する補助操舵力を発生させるようにしたパワーステアリング装置であって、操舵により軸線方向に往復運動可能にケーシングに支持されたロッドと、前記ロッドを外囲しかつ同軸的に回転可能に前記ケーシングに設けられた回転筒と、前記回転筒の回転力を前記ロッドの往復運動に変換するべく前記ロッドと前記回転筒との間に設けられた直線運動変換手段と、前記補助操舵力の発生源として前記ロッドと並列に設けられたモータと、前記モータの回転力により前記回転筒を回転させるべく前記モータと前記回転筒との間に設けられた回転力伝達手段とを有し、前記直線運動変換手段と前記回転力伝達手段とが前記ロッドの軸線方向に互いに離間して配設されているものとした。
【0011】
これによれば、直線運動変換手段として例えばボールスクリューを用いた場合に、そのボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所に回転力伝達手段として例えばベルト駆動用プーリを設けることにより、ボールスクリューを設けた部分の外径を最小限の大きさにすることができると共に、それに応じてボールスクリューの近傍の外径も小径化することができる。したがって、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避することができ、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【0012】
また、前記回転力伝達手段が、前記回転筒に設けられたプーリと、前記モータに連結されたプーリと、両前記プーリに巻き掛けられたベルトとにより構成され、前記モータに連結されたプーリが、前記ベルトの張力を受けるベルト張力受け部材により支持されていると良い。これによれば、モータによりベルトの張力を直接受けることがないため、モータに剛性の高いものを用いる必要がなくなり、モータを小型化し得る。これにより全体をコンパクト化し得る。
【0013】
また、前記回転筒と前記直線運動変換手段との間に、トルクリミッタが設けられていると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明が適用されたパワーステアリング装置の要部縦断面図である。
なお、従来例と同様の部分には同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図におけるパワーステアリング装置のケーシング1は、筒状に形成され、図示されない車体の車幅方向に延在し、従来例と同様に車体取り付けブラケット部21a及びブラケット25を介して車体に取り付けられる。ケーシング1内には、軸線方向に往復運動自在にロッド2が支持されており、そのロッドの両端(図示せず)には図示されない転舵輪が連結されている。また、従来例と同様に、ステアリングシャフト(図示せず)からの操舵力を、例えばラックアンドピニオン型ステアリングギア部3を介してロッド(ラック軸)2に伝達するようにされている。
【0016】
そして、上記操舵力を軽減する操舵補助力を発生するための電動モータ4がケーシング1の中間部に設けられている。モータ4は、ケーシング1の一部を軸線に直交する外向きに突出させて形成したブラケット部1aにより支持されて、ケーシング1の側方にてロッド2と並列に配設されている。
【0017】
ケーシング1内には、ロッド2を同軸的に外囲する円筒形状の回転筒5が設けられている。回転筒5は、ケーシング1の内周面に軸線方向に離間して設けられた各軸受ユニット6a・6bにより回転自在に支持されている。その回転筒5の両軸受ユニット6a・6b間であってステアリングギア部3寄りの軸受ユニット6b近傍の外周面に大径プーリ7が固着されている。
【0018】
上記大径プーリ7の側方には、ケーシング1の一部により形成された膨出部1bが形成されており、その膨出部1b内にはコ字形断面形状の軸受支持ブロック8が受容されている。軸受支持ブロック8の互いに対向する両壁部にはそれぞれベアリング9が取り付けられており、両ベアリング9により小径プーリ10の軸部が軸支されている。小径プーリ10はモータ4の駆動軸4aと同軸線上に配設されており、小径プーリ10の軸部と駆動軸4aとが自在継ぎ手17を介して結合されている。そして、小径プーリ10と上記大径プーリ7との間には例えば歯付きベルト11が巻き掛けられており、これら大径プーリ7・小径プーリ10・ベルト11により回転力伝達手段が構成されている。なお、軸受支持ブロック8は、ベルト11の張力を調整し得るように、調節ねじ15によりスライド可能に設けられ、かつ任意の位置で固定ねじ16により固定可能にされている。
【0019】
また、ロッド2の外周面にはその軸線方向の所定範囲に渡って螺旋溝2aが形成されている。なお、操舵のニュートラル状態で、螺旋溝2aの範囲の中央部が一方の軸受ユニット6aに対応して位置するようにロッド2がセットされている。その軸受ユニット6aによりナット部材18が軸支されており、ナット部材18と回転筒5とがそれぞれの一部を軸線方向について互いに重なり合わせて互いに同軸的に設けられている。そのナット部材18の内周面には上記螺旋溝2aと同ピッチの螺旋溝18aが設けられおり、両螺旋溝2a・5a間にはボールねじを構成する複数のボール12が介装されている。なお、ナット部材18側の螺旋溝18aの両端同士は、ボール12を一端から他端へ戻すための通路で連結されており、このようにして直線運動変換手段としてのボールねじ部13が構成されている。
【0020】
また、上記ナット部材1との回転筒5との上記した互いに重なり合う部分にはトルクリミッタ14が設けられている。トルクリミッタ14としては、図2(a)に示されているように、半径方向内側に位置するようにされた回転筒5の縮径段部5aとナット部材18の内周面との間にC字状円筒体19を介装することにより構成されている。そのC字状円筒体19には、図2(b)に示されるように半径方向外向きに押し出された複数の軸線方向突条部19aが周方向に等間隔で設けられたものが用いられている(例えばトレランスリング(レンコールトレランスリングジャパン株式会社))。このC字状円筒体19を、上記したように回転筒5の縮径段部5aとナット部材18の内周面との間に介装することにより、回転筒5とナット部材18との間でトルクが伝達される。そのトルク設定値は、C字状円筒体19の縮径段部5a及びナット部材18の内周面との各摩擦抵抗により決まる。このようなトルクリミッタ14が設けられていることにより、モータ4からボールねじ部13に伝達される正常なトルクを上回るトルクが発生した場合(例えば縁石に乗り上げた場合)に、回転筒5とナット部材18との結合部間を滑らせることができるため、過剰なトルクがナット部材18から回転筒5に伝わることによる伝達部分の損傷を防止することができる。
【0021】
このようにして構成されたパワーステアリング装置にあっては、操舵時に補助操舵力を発生させる制御を行う場合には、運転者の操舵動作に応じてモータ4を駆動制御する。モータ4の正逆回転駆動力が小径プーリ10・大径プーリ7間に掛け渡されたベルト11を介して回転筒5に伝達され、回転筒5の正逆回転運動がボールねじ部13を介してロッド2の直線往復運動に変換される。
【0022】
モータ4に連結された小径プーリ10は、上記したように軸受支持ブロック8に設けられた一対のベアリング9により支持されており、ベルト11の張力は軸受支持ブロック8により受けている。したがって、モータ4の軸にベルト11の張力が作用しないため、モータ4のトルク伝達におけるフリクションロスが少なく、モータ4の大型化を防止し得る。
【0023】
また、従来の同軸型モータ構造のものでは駆動力を高めると大径化するのに対して、ボールねじ部13及びその軸線方向に離れた側方に大径プーリ7を配設しただけなので、ロッド2を外囲する回転筒5の部分が大径化することがない。したがって、従来の同軸モータ構造のものよりもケーシング1のボールねじ部13を設けた部分を小径化し得る。
【0024】
自動車用パワーステアリング装置の場合には、ロッド2の往復運動(車体左右方向に対する変位)に対応する範囲に渡って設けた螺旋溝2aをケーシング1内で変位させる場合には、ボールねじ部13を偏った位置に設けることはできず、パワーステアリング装置の中央寄りに配設される。パワーステアリング装置の中央部は車体の中央部でもあり、その部分にはマフラーやドライブシャフト(28)が通る場合があり、ケーシング1の外径が小さい方がそれらのレイアウトの容易性から好ましい。
【0025】
本パワーステアリング装置にあっては、上記したようにボールねじ部13から離れた位置に大径プーリ7を設けてベルト駆動するようにしており、ボールねじ部13に対応する部分のケーシング1の外径を必要最小限の大きさにすることができる。そのため、同軸型モータ構造のパワーステアリング装置に対して、ボールねじ部13の外径を小径化でき、他の機器(下部通過物など)との干渉を容易に回避でき、本パワーステアリング装置及び他の機器のレイアウト性を向上し得る。
【0026】
なお、モータ4は、大小のプーリの減速比及びレイアウト性向上によるモータ外径および軸長の自由度が増したため、モータの設計が容易になり、汎用性も向上する。また、回転力伝達手段としては、上記図示例のプーリ及びベルトを用いたベルト伝動構造に限定されるものではなく、例えばギア伝達機構や他の伝動用機械要素(例えばチェーン・スプロケット)を用いた回転力伝達構造を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】
このように本発明によれば、直線運動変換手段として例えばボールスクリューを用いた場合に、そのボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所に回転力伝達手段として例えばベルト駆動用プーリを設けることにより、ボールスクリューを設けた部分の外径を最小限の大きさにすることができると共に、それに応じてボールスクリューの近傍の外径も小径化することができる。したがって、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避することができ、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【0028】
また、回転筒をベルト駆動するべくモータに連結されたプーリがベルト張力受け部材により支持されていることにより、モータによりベルトの張力を直接受けることがないため、モータに剛性の高いものを用いる必要がなくなり、モータを小型化し得る。これにより全体をコンパクト化し得る。
【0029】
また、回転筒と直線運動変換手段との間にトルクリミッタが設けられていると良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパワーステアリング装置の要部縦断面図。
【図2】(a)はトルクリミッタを示す要部拡大断面図であり、(b)はそのC字状円筒体を示す正面図。
【図3】従来のパワーステアリング装置の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 ロッド
3 ステアリングギア部
4 モータ
5 回転筒
6a・6b 軸受ユニット
7 大径プーリ
8 軸受支持ブロック
9 ベアリング
10 小径プーリ
11 歯付きベルト
12 ボール
13 ボールねじ部
14 トルクリミッタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などに用いられるパワーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用操舵装置に於いて、電動モータによる補助動力を用いて操舵力を軽減するようにしたパワーステアリング装置がある。例えばラックアンドピニオン型のステアリング装置において、そのラック軸の軸線方向変位力を補助するべく、モータの回転力を直線運動力に変換するようにしたダイレクトドライブ型のパワーステアリング装置がある。
【0003】
上記ダイレクトドライブ型パワーステアリング装置の例を図3に示す。図3に示されるものにあっては、車幅方向に延在するように車体(図示せず)に取り付けられる筒状のケーシング21を有し、そのケーシング21内に同軸的に軸線方向に変位自在に操舵力伝ロッドとしてのラック軸22が設けられ、ステアリングシャフト(図示せず)からの操舵力を、ラックアンドピニオン型ステアリングギア部23を介してラック軸22に伝達するようにされている。
【0004】
そして、上記操舵力を軽減する操舵補助力を発生するためのモータ24がケーシング21の中間部に設けられている。そのモータ24の回転力をラック軸22の軸線方向力に変換するために、モータ24のロータ軸24aを中空とし、かつラック軸22を中空ロータ軸24aに同軸的に貫通させると共に、ラック軸22と中空ロータ軸24aとの間にボールねじ部26を設けている。
【0005】
また、ケーシング21は、ケーシング21のステアリングギア部23近傍に一体に形成された車体取り付けブラケット部21aと、ケーシング21の車体取り付けブラケット部21a側とは相反する側の軸線方向端部を支持すると共にケーシング21の軸線方向変位を逃がすべく別部材からなるブラケット25とにより、車体に取り付けられるようになっている。なお、ケーシング21と一体をなす車体取り付けブラケット部21aにより主にケーシング21の軸線方向力(スラスト荷重)を受け止め、別部材からなるブラケット25では主にケーシング21の半径方向力(ラジアル荷重)を受け止めることができる。
【0006】
上記した構造のパワーステアリング装置にあっては、構造が簡素であり、例えばモータのケーシングを肉厚にするなど容易に剛性を高くすることができるという特長がある。しかしながら、上記したようなパワーステアリング装置を例えば四輪駆動車に設けた場合に、車体の左右方向に対する車体中心線Cの近傍に図3の想像線に示されるように四輪駆動用のプロペラシャフトやマフラーなどの下部通過物28が配置されると、下部通過物8と車幅方向に延在するパワーステアリング装置とが干渉するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記パワーステアリング装置にあっては、ラック軸22に形成されたボールねじ溝22aの中央部が直進状態においてボールねじ部26に整合するようにレイアウトすることになる。しかしながら、下部通過物28に対して回避させるべくモータ24を図3における左方に偏倚させようとしても、ラック軸22の左右振れ幅分を考慮する必要がある。また、ケーシング21のラック軸22の図における左端部を支持するスライド軸受30に干渉しないようにボールねじ溝22aを形成する必要があり、ボールねじ部26も図の場合に対して左方へ大きく偏倚させて設けることができない。そのため、パワーステアリング装置の下部通過物28と干渉する虞がある部分(モータ24)が大径化すると、下部通過物28のレイアウトの自由度が損なわれ、例えば高出力化のためにコア外径を増大(大径化)することが困難であるという問題がある。
【0008】
また、同軸型モータ構造ではなく、例えば特開昭62−255274号公報に開示されているように、ボールねじ部のナット部材(回転筒)をベルト駆動するようにしたものがある。このものにあっては、ナット部材の半径方向外方にプーリを一体的に設け、ボールねじ部の側方(半径方向外方)に配設したモータの軸にプーリを取り付け、両プーリにベルトを巻き掛けている。
【0009】
このベルト駆動型構造のものにあっては、ボールねじ部の側方にプーリ付きモータが配設されているため、上記した下部通過物との干渉を回避するためには、レイアウト性の悪化など問題がある。また、ベルトの張力がモータに直接的に作用するため、モータに剛性をもたせようとするとモータが大型化し、レイアウト性がさらに悪化する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決して、パワーステアリング装置と他の機器(下部通過物など)との干渉を回避してレイアウト性を高め得ることを実現するために、本発明に於いては、操舵力を補助する補助操舵力を発生させるようにしたパワーステアリング装置であって、操舵により軸線方向に往復運動可能にケーシングに支持されたロッドと、前記ロッドを外囲しかつ同軸的に回転可能に前記ケーシングに設けられた回転筒と、前記回転筒の回転力を前記ロッドの往復運動に変換するべく前記ロッドと前記回転筒との間に設けられた直線運動変換手段と、前記補助操舵力の発生源として前記ロッドと並列に設けられたモータと、前記モータの回転力により前記回転筒を回転させるべく前記モータと前記回転筒との間に設けられた回転力伝達手段とを有し、前記直線運動変換手段と前記回転力伝達手段とが前記ロッドの軸線方向に互いに離間して配設されているものとした。
【0011】
これによれば、直線運動変換手段として例えばボールスクリューを用いた場合に、そのボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所に回転力伝達手段として例えばベルト駆動用プーリを設けることにより、ボールスクリューを設けた部分の外径を最小限の大きさにすることができると共に、それに応じてボールスクリューの近傍の外径も小径化することができる。したがって、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避することができ、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【0012】
また、前記回転力伝達手段が、前記回転筒に設けられたプーリと、前記モータに連結されたプーリと、両前記プーリに巻き掛けられたベルトとにより構成され、前記モータに連結されたプーリが、前記ベルトの張力を受けるベルト張力受け部材により支持されていると良い。これによれば、モータによりベルトの張力を直接受けることがないため、モータに剛性の高いものを用いる必要がなくなり、モータを小型化し得る。これにより全体をコンパクト化し得る。
【0013】
また、前記回転筒と前記直線運動変換手段との間に、トルクリミッタが設けられていると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明が適用されたパワーステアリング装置の要部縦断面図である。
なお、従来例と同様の部分には同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図におけるパワーステアリング装置のケーシング1は、筒状に形成され、図示されない車体の車幅方向に延在し、従来例と同様に車体取り付けブラケット部21a及びブラケット25を介して車体に取り付けられる。ケーシング1内には、軸線方向に往復運動自在にロッド2が支持されており、そのロッドの両端(図示せず)には図示されない転舵輪が連結されている。また、従来例と同様に、ステアリングシャフト(図示せず)からの操舵力を、例えばラックアンドピニオン型ステアリングギア部3を介してロッド(ラック軸)2に伝達するようにされている。
【0016】
そして、上記操舵力を軽減する操舵補助力を発生するための電動モータ4がケーシング1の中間部に設けられている。モータ4は、ケーシング1の一部を軸線に直交する外向きに突出させて形成したブラケット部1aにより支持されて、ケーシング1の側方にてロッド2と並列に配設されている。
【0017】
ケーシング1内には、ロッド2を同軸的に外囲する円筒形状の回転筒5が設けられている。回転筒5は、ケーシング1の内周面に軸線方向に離間して設けられた各軸受ユニット6a・6bにより回転自在に支持されている。その回転筒5の両軸受ユニット6a・6b間であってステアリングギア部3寄りの軸受ユニット6b近傍の外周面に大径プーリ7が固着されている。
【0018】
上記大径プーリ7の側方には、ケーシング1の一部により形成された膨出部1bが形成されており、その膨出部1b内にはコ字形断面形状の軸受支持ブロック8が受容されている。軸受支持ブロック8の互いに対向する両壁部にはそれぞれベアリング9が取り付けられており、両ベアリング9により小径プーリ10の軸部が軸支されている。小径プーリ10はモータ4の駆動軸4aと同軸線上に配設されており、小径プーリ10の軸部と駆動軸4aとが自在継ぎ手17を介して結合されている。そして、小径プーリ10と上記大径プーリ7との間には例えば歯付きベルト11が巻き掛けられており、これら大径プーリ7・小径プーリ10・ベルト11により回転力伝達手段が構成されている。なお、軸受支持ブロック8は、ベルト11の張力を調整し得るように、調節ねじ15によりスライド可能に設けられ、かつ任意の位置で固定ねじ16により固定可能にされている。
【0019】
また、ロッド2の外周面にはその軸線方向の所定範囲に渡って螺旋溝2aが形成されている。なお、操舵のニュートラル状態で、螺旋溝2aの範囲の中央部が一方の軸受ユニット6aに対応して位置するようにロッド2がセットされている。その軸受ユニット6aによりナット部材18が軸支されており、ナット部材18と回転筒5とがそれぞれの一部を軸線方向について互いに重なり合わせて互いに同軸的に設けられている。そのナット部材18の内周面には上記螺旋溝2aと同ピッチの螺旋溝18aが設けられおり、両螺旋溝2a・5a間にはボールねじを構成する複数のボール12が介装されている。なお、ナット部材18側の螺旋溝18aの両端同士は、ボール12を一端から他端へ戻すための通路で連結されており、このようにして直線運動変換手段としてのボールねじ部13が構成されている。
【0020】
また、上記ナット部材1との回転筒5との上記した互いに重なり合う部分にはトルクリミッタ14が設けられている。トルクリミッタ14としては、図2(a)に示されているように、半径方向内側に位置するようにされた回転筒5の縮径段部5aとナット部材18の内周面との間にC字状円筒体19を介装することにより構成されている。そのC字状円筒体19には、図2(b)に示されるように半径方向外向きに押し出された複数の軸線方向突条部19aが周方向に等間隔で設けられたものが用いられている(例えばトレランスリング(レンコールトレランスリングジャパン株式会社))。このC字状円筒体19を、上記したように回転筒5の縮径段部5aとナット部材18の内周面との間に介装することにより、回転筒5とナット部材18との間でトルクが伝達される。そのトルク設定値は、C字状円筒体19の縮径段部5a及びナット部材18の内周面との各摩擦抵抗により決まる。このようなトルクリミッタ14が設けられていることにより、モータ4からボールねじ部13に伝達される正常なトルクを上回るトルクが発生した場合(例えば縁石に乗り上げた場合)に、回転筒5とナット部材18との結合部間を滑らせることができるため、過剰なトルクがナット部材18から回転筒5に伝わることによる伝達部分の損傷を防止することができる。
【0021】
このようにして構成されたパワーステアリング装置にあっては、操舵時に補助操舵力を発生させる制御を行う場合には、運転者の操舵動作に応じてモータ4を駆動制御する。モータ4の正逆回転駆動力が小径プーリ10・大径プーリ7間に掛け渡されたベルト11を介して回転筒5に伝達され、回転筒5の正逆回転運動がボールねじ部13を介してロッド2の直線往復運動に変換される。
【0022】
モータ4に連結された小径プーリ10は、上記したように軸受支持ブロック8に設けられた一対のベアリング9により支持されており、ベルト11の張力は軸受支持ブロック8により受けている。したがって、モータ4の軸にベルト11の張力が作用しないため、モータ4のトルク伝達におけるフリクションロスが少なく、モータ4の大型化を防止し得る。
【0023】
また、従来の同軸型モータ構造のものでは駆動力を高めると大径化するのに対して、ボールねじ部13及びその軸線方向に離れた側方に大径プーリ7を配設しただけなので、ロッド2を外囲する回転筒5の部分が大径化することがない。したがって、従来の同軸モータ構造のものよりもケーシング1のボールねじ部13を設けた部分を小径化し得る。
【0024】
自動車用パワーステアリング装置の場合には、ロッド2の往復運動(車体左右方向に対する変位)に対応する範囲に渡って設けた螺旋溝2aをケーシング1内で変位させる場合には、ボールねじ部13を偏った位置に設けることはできず、パワーステアリング装置の中央寄りに配設される。パワーステアリング装置の中央部は車体の中央部でもあり、その部分にはマフラーやドライブシャフト(28)が通る場合があり、ケーシング1の外径が小さい方がそれらのレイアウトの容易性から好ましい。
【0025】
本パワーステアリング装置にあっては、上記したようにボールねじ部13から離れた位置に大径プーリ7を設けてベルト駆動するようにしており、ボールねじ部13に対応する部分のケーシング1の外径を必要最小限の大きさにすることができる。そのため、同軸型モータ構造のパワーステアリング装置に対して、ボールねじ部13の外径を小径化でき、他の機器(下部通過物など)との干渉を容易に回避でき、本パワーステアリング装置及び他の機器のレイアウト性を向上し得る。
【0026】
なお、モータ4は、大小のプーリの減速比及びレイアウト性向上によるモータ外径および軸長の自由度が増したため、モータの設計が容易になり、汎用性も向上する。また、回転力伝達手段としては、上記図示例のプーリ及びベルトを用いたベルト伝動構造に限定されるものではなく、例えばギア伝達機構や他の伝動用機械要素(例えばチェーン・スプロケット)を用いた回転力伝達構造を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】
このように本発明によれば、直線運動変換手段として例えばボールスクリューを用いた場合に、そのボールスクリューを設けた部分から軸線方向に離れた所に回転力伝達手段として例えばベルト駆動用プーリを設けることにより、ボールスクリューを設けた部分の外径を最小限の大きさにすることができると共に、それに応じてボールスクリューの近傍の外径も小径化することができる。したがって、マフラーなどの下部通過物とパワーステアリング装置との干渉を回避することができ、下部通過物のレイアウト性を向上し得る。
【0028】
また、回転筒をベルト駆動するべくモータに連結されたプーリがベルト張力受け部材により支持されていることにより、モータによりベルトの張力を直接受けることがないため、モータに剛性の高いものを用いる必要がなくなり、モータを小型化し得る。これにより全体をコンパクト化し得る。
【0029】
また、回転筒と直線運動変換手段との間にトルクリミッタが設けられていると良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパワーステアリング装置の要部縦断面図。
【図2】(a)はトルクリミッタを示す要部拡大断面図であり、(b)はそのC字状円筒体を示す正面図。
【図3】従来のパワーステアリング装置の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 ロッド
3 ステアリングギア部
4 モータ
5 回転筒
6a・6b 軸受ユニット
7 大径プーリ
8 軸受支持ブロック
9 ベアリング
10 小径プーリ
11 歯付きベルト
12 ボール
13 ボールねじ部
14 トルクリミッタ
Claims (3)
- 操舵力を補助する補助操舵力を発生させるようにしたパワーステアリング装置であって、
操舵により軸線方向に往復運動可能にケーシングに支持されたロッドと、前記ロッドを外囲しかつ同軸的に回転可能に前記ケーシングに設けられた回転筒と、前記回転筒の回転力を前記ロッドの往復運動に変換するべく前記ロッドと前記回転筒との間に設けられた直線運動変換手段と、前記補助操舵力の発生源として前記ロッドと並列に設けられたモータと、前記モータの回転力により前記回転筒を回転させるべく前記モータと前記回転筒との間に設けられた回転力伝達手段とを有し、
前記直線運動変換手段と前記回転力伝達手段とが前記ロッドの軸線方向に互いに離間して配設されていることを特徴とするパワーステアリング装置。 - 前記回転力伝達手段が、前記回転筒に設けられたプーリと、前記モータに連結されたプーリと、両前記プーリに巻き掛けられたベルトとにより構成され、
前記モータに連結されたプーリが、前記ベルトの張力を受けるベルト張力受け部材により支持されていることを特徴とする請求項1に記載のパワーステアリング装置。 - 前記回転筒と前記直線運動変換手段との間に、トルクリミッタが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパワーステアリング装置。
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