JP2004050654A - 混合原料の供給装置 - Google Patents

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JP2004050654A
JP2004050654A JP2002211897A JP2002211897A JP2004050654A JP 2004050654 A JP2004050654 A JP 2004050654A JP 2002211897 A JP2002211897 A JP 2002211897A JP 2002211897 A JP2002211897 A JP 2002211897A JP 2004050654 A JP2004050654 A JP 2004050654A
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guide pipe
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hopper
molding
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JP2002211897A
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Hiroshi Shibata
柴田 博
Junichi Yoshiumi
吉海 純一
Tatsuo Segawa
瀬川 辰男
Junichi Inemoto
禾本 順一
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

【課題】複数種類の原料を混合した原料の成形前の分離を防止することによって成形品の物性のばらつきや、成形不良といった問題を防止する。
【解決手段】比重や形状の異なる複数種類の粒状原料を撹拌装置30にて所定割合で混ぜ合わせた混合原料Gを、成形装置のホッパー11へ落下して投入する混合原料の供給装置1であって、ホッパー11上で一時原料を貯めるタンク部4下部の供給口6にはガイドパイプ5が取り付けられているとともに、ガイドパイプ5の先端はホッパー11内部にまで到達している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は樹脂や熱可塑性エラストマーのペレットなど粒状や粉末状の原料で比重や形状の異なる複数の原料を撹拌装置で所定割合に混ぜ合わせた混合原料が、成形装置の原料容器であるホッパーに投入する際に分離して混合した割合が変わってしまうのを防止し、物性などのばらつきの少ない成形品を得ることにつながる混合原料の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーからパイプや異形品などを成形するのに押出成形などの成形装置が用いられる。これらの成形装置では原料がホッパーより投入されて成形装置内のスクリューによって混練されて所定の形状に成形され冷却されて製品となる。
【0003】
従来から熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーやその他の配合剤を所定比率に配合することによって成形品の物性を所望のレベルに調節するといったことが通常行われている。また、再生品を混入することによって廃棄物の量を減らすといった事も行われている。そして、所定比率に配合する方法の1つとして、原料のペレットなど粒状物や粉体を所定量撹拌装置にて撹拌し、それを押出機などの成形装置に投入して所定比率で配合された組成物からなる成形品を成形している。
【0004】
撹拌した原料は図1に示すように撹拌装置から出された混合原料は、一旦大型の原料容器に貯蔵され、さらに押出機など成形装置に付属の原料容器(ホッパー)へ投入されて成形に供されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、複数の原料からなるペレットなどを混合することから、それぞれの原料によってペレットの比重や形状が異なるのが通常である。それらの異なる度合いにもよるが、撹拌装置にて均等に撹拌されたとしても、撹拌装置から大型原料容器、また成形装置へ移送される間に前記のような比重や形状が異なることの影響によって成形される時点では再び分離した状態に戻ってしまうことがある。
【0006】
特に成形装置の原料容器(ホッパー)などへ原料を落下させて投入する際に原料が散乱して、前記比重や形状などの影響で分離してしまいやすくなる。また成形装置に供給されるまでのあいだに一旦大型原料容器に蓄えられる場合は、撹拌装置から移送されて大型原料容器に原料を投入する際にも同様に原料の分離が起こりやすい。
【0007】
原料が分離してしまうと成形品の加工性と物性に反映され、成形装置に原料が投入されて初期の成形品の加工性と物性と、しばらく原料が流れた後の成形品の加工性と物性とでは差ができてしまうといった問題があった。しかも、いずれの場合にも所定の加工性と物性を満たさないといったことにもなるので、不良率を高くしてしまうといったことにつながる。
【0008】
そこで本発明は、撹拌装置にて均等に撹拌した混合原料を分離しない状態に保持して成形装置へ投入することができ、物性の一様な成形品を安定して供給することができるような混合原料の供給装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、比重や形状の異なる複数種類の粒状原料を撹拌装置にて所定割合で混ぜ合わせた混合原料を、前記撹拌装置から原料容器上のタンク部へ移送して、該タンク部下部の供給口から原料容器へ落下させて供給するのに用いる混合原料の供給装置において、前記供給口にはガイドパイプが取り付けられており、該ガイドパイプの先端が原料容器内に位置することを特徴とする。
【0010】
このように原料をホッパーなどの原料容器へ投入する場合に、供給口に取り付けられたガイドパイプ内を通って投入されるので、原料が散乱することなく分離してしまうのを防止することができる。
【0011】
請求項2ではガイドパイプの径は供給口の径の70〜150%の範囲とした混合原料の供給装置としている。
【0012】
ガイドパイプの径を供給口と径の70〜150%の範囲とすることによって、供給口から原料が出た後も動きを規制することができるので、ガイドパイプを通過する際に原料が散乱してしまうことなく分離が起こらない。
【0013】
請求項3では、ガイドパイプの先端が原料容器底部に位置する混合材料の供給装置としている。
【0014】
ガイドパイプを取り付けてあったとしても、長さが十分でないと原料が空中を落下する距離が長くなるので散乱してしまうことになる。そこでガイドパイプの先端が原料容器底部に位置することによって、原料が空中を落下する距離を極力短くすることができ、散乱して分離してしまうのを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に示すのは原料を撹拌装置で撹拌してから一度容器に貯めておいて成形機に投入する装置の概略図である。本発明の混合原料の供給装置は例えば図に示すような供給装置1であり、供給装置1は吸引ホース2と吸引器3とタンク部4とガイドパイプ5からなる。タンク部4が成形装置10に付属の原料容器であるホッパー11上に配置され下部には原料の供給口6が開口している。供給口6には供給口とほぼ同じ口径を有する前記ガイドパイプ5が取り付けられており、成形装置10のホッパー11内にまで伸びている。
【0016】
ホッパー11は上部が開口した逆円錐台または逆多角錐形状を呈しており、最も底部において成形機本体12と接続されている。このホッパー11の上方に設けられた供給装置1より原料が供給・投入されるようになっている。ホッパー11は底部11aにおいて成形機本体12と接続されているが、ホッパー11内に供給された熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーからなる原料は自重により落下し、成形機本体12のスクリューに送り込まれるようになっている。
【0017】
本発明では成形に用いる原料Gを、種類の違う複数の材料を所定比率で配合したものとしており、このような複数種類の原料の混合は成形品を所望の物性にするために通常行われている方法である。また、最近では廃棄物を減少させるために再生品を混入するといったことも行われている。このような、混合原料では混合したそれぞれの原料の比重が異なる、また形状が異なるといったことがあり、ちょっとしたことで容易に分離してしまう。
【0018】
原料Gの流れの一例を説明すると、まず複数の原料Gを撹拌装置30で撹拌して均等に混合し、それを成形装置10のホッパー11に供給する。ホッパー11への供給は供給装置1を用いるが、撹拌装置30から原料Gを吸引する吸引ホース2と、必要に応じて扉を開閉することでホッパーへの原料の供給を調整する供給口6を有している。従来、供給口6からホッパー11に原料Gを供給・投入するのは原料が空中を落下することによって行っており、落下の際に原料が散乱していた。そうすると元々比重や形状の異なる複数の原料を混合している混合原料が分離してしまうといった問題がある。
【0019】
本発明ではその原料Gの供給装置1の供給口6に他方の端部がホッパー11内にまで伸びるガイドパイプ5を取り付けており、そうすることによってホッパー11に原料Gを供給する際に原料の自重による落下で供給することに変わりはないが、ガイドパイプ5に沿って落下することになるので散乱することがなく、混合した原料が比重の差や形状の違いによって分離してしまうのを防止することができる。
【0020】
また、場合によっては図2に示すように撹拌装置30と成形装置10との間に大型原料容器40を配置して、一旦その大型原料容器40に撹拌装置30で撹拌された混合原料Gを貯蔵してから成形装置10に供給するようにしてもよい。もともと成形装置10のホッパー11はさほど容量のあるものではなく、撹拌装置30から直接供給するようにしていると成形装置10への原料供給不足になってしまうといったことも起こりえるが、途中に大型原料容器40を介在することで、原料の供給不足をなくすことができる。
【0021】
このように大型原料容器40を撹拌装置30と成形装置10の間に配置する場合は、成形装置10への原料Gの供給の場合のみならず、撹拌装置10から大型原料容器40への原料Gの投入の際にも本発明の混合原料の供給装置1’を用い、大型原料容器40へ投入することによって分離を防止することができるものである。
【0022】
本発明の混合原料の供給装置1、1’において使用されるガイドパイプ5、5’は、供給口6、6’に取り付けられて他方の端部が成形装置10付属の原料容器であるホッパー11や大型原料容器40内に位置するようなものであるが、他方の端部は原料容器11、40の略底部11a、40aにまで伸びているようなものがより好ましい。ガイドパイプ5が原料容器の底部11a、40aにまで伸びていることによって、原料Gが何にもガイドされずに空中を落下するという状況をほとんどなくすことができるので、原料Gの分離をより起こりにくくすることができる。
【0023】
また、ガイドパイプ5、5’の径は供給口6、6’の径の70〜150%の範囲とすることが好ましい。ガイドパイプ5の径が供給口6、6’よりも大きくなりすぎて径が150%を超えるとガイドパイプ5、5’を通過する際の原料Gがより自由に動けるようになるので分離が起きやすくなる。ただし、ガイドパイプ5、5’の径が小さくなりすぎても原料Gが詰まりやすくなるので最低でも供給口6、6’の径の70%以上であることが好ましい。
【0024】
本発明の混合原料の供給装置1、1’で使用できる熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーは、特に限定されるものではなく種々のものを用いることができる。例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマーなどを挙げることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、比重や形状の異なる複数種類の粒状原料を撹拌装置にて所定割合で混ぜ合わせた混合原料を、前記撹拌装置から原料容器上のタンク部へ移送して、該タンク部下部の供給口から原料容器へ落下させて供給するのに用いる混合原料の供給装置において、前記供給口にはガイドパイプが取り付けられており、該ガイドパイプの先端が原料容器内に位置することを特徴とする。
【0026】
このように原料を原料容器へ投入する場合に、供給口に取り付けられたガイドパイプ内を通って投入されるので、原料が散乱することなく分離してしまうのを防止することができる。
【0027】
請求項2ではガイドパイプの径は供給口の径の70〜150%の範囲とした混合原料の供給装置としている。
【0028】
ガイドパイプの径を供給口の径の70〜150%の範囲とすることによって、供給口から原料が出た後も動きを規制することができるので、ガイドパイプを通過する際に原料が散乱してしまうことなく分離が起こらない。
【0029】
請求項3では、ガイドパイプの先端が原料容器底部に位置する混合材料の供給装置としている。
【0030】
ガイドパイプを取り付けてあったとしても、長さが十分でないと原料が空中を落下する距離が長くなるので散乱してしまうことになる。そこでガイドパイプの先端が原料容器底部に位置することによって、原料が空中を落下する距離を極力短くすることができ、散乱して分離してしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撹拌装置から成形装置へ本発明の混合原料の供給装置で原料を供給しているところの概要図である。
【図2】撹拌装置と成形装置との間に大型タンクを配置した場合の図1に相当する概要図である。
【符号の説明】
1  混合原料の供給装置
2  吸引ホース
3  吸引機
4  タンク部
5  ガイドパイプ
6  供給口
10 成形装置
11 ホッパー
12 成形機本体
30 撹拌装置
40 大型原料容器
G  原料

Claims (3)

  1. 比重や形状の異なる複数種類の粒状もしくは粉末状原料を撹拌装置にて所定割合で混ぜ合わせた混合原料を、前記撹拌装置から原料容器上のタンク部へ移送して、該タンク部下部の供給口から原料容器へ落下供給する混合原料の供給装置において、前記供給口にはガイドパイプが取り付けられているとともに該ガイドパイプの先端は原料容器内に到達していることを特徴とする混合原料の供給装置。
  2. ガイドパイプの径は供給口の径の70〜150%の範囲とした請求項1記載の混合原料の供給装置。
  3. ガイドパイプの先端が原料容器の底部に位置する請求項1または2記載の混合原料の供給装置。
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