JP2004050169A - 渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器 - Google Patents
渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004050169A JP2004050169A JP2003016143A JP2003016143A JP2004050169A JP 2004050169 A JP2004050169 A JP 2004050169A JP 2003016143 A JP2003016143 A JP 2003016143A JP 2003016143 A JP2003016143 A JP 2003016143A JP 2004050169 A JP2004050169 A JP 2004050169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- flow guiding
- accelerated
- vortex
- sterilizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器の提供。
【解決手段】管体内に中空石英管が設けられ、その内部に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、且つ管体の上端と下端にそれぞれ入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、管体の上端付近の入液管下方の位置に導流構造が取り付けられ、該導流構造が、環体内に複数の導流通路が設けられ、且つ該導流通路の排液孔断面積合計が管体通路の断面積より小さく液体加圧室を形成する構造とされ、液体が入液管より導流構造に進入し加圧された後に管体内で高速回転噴射渦流を形成し、管体内の液体が十分に攪拌され殺菌機能を増強し、且つ高速回転する液体が石英管壁を洗いメインテナンス回数を減らす。
【選択図】 図1
【解決手段】管体内に中空石英管が設けられ、その内部に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、且つ管体の上端と下端にそれぞれ入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、管体の上端付近の入液管下方の位置に導流構造が取り付けられ、該導流構造が、環体内に複数の導流通路が設けられ、且つ該導流通路の排液孔断面積合計が管体通路の断面積より小さく液体加圧室を形成する構造とされ、液体が入液管より導流構造に進入し加圧された後に管体内で高速回転噴射渦流を形成し、管体内の液体が十分に攪拌され殺菌機能を増強し、且つ高速回転する液体が石英管壁を洗いメインテナンス回数を減らす。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器に係り、特に、液体を処理する管体の上端に導流構造が設けられ、該導流構造が加速機能を具え、導入した液体に加速回転の渦流を形成させ、殺菌滅藻効果を増強した渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある技術中、一般に紫外線殺菌ランプ処理器は、中空の石英管体内に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、さらに紫外線殺菌ランプの出力する総エネルギー量により、一定比率流量の液体に管体を通過させ、紫外線を液体中の細菌或いは藻類等の生命体に照射し、死滅消毒する。現在ある技術の管体は単に液体を流通させる管路に過ぎず、液体流が直接内部を通過するため、管体の内或いは外側のいずれで紫外線殺菌消毒しても、流量が制限され、管体内部の流動の緩慢な液体が十分に攪拌されず液体が処理を受ける時間の不均等がもたらされ、ゆえに殺菌消毒効果が不良で、且つ液体が管体を通過する時、管体の液体を通過させる断面積が入液管の断面積より大きいために管体を通過する液体の流速が遅くなり、汚物が紫外線管壁に堆積しやすくなり、紫外線投射を妨げたり投射率を低減させ、液体の生命体が受ける紫外線総エネルギー量を直接減らすことになり、もし一部或いは全部の生命体が管体を通過する時、致死総エネルギー量を吸収しなければ、殺菌機能は完全に失効し、これがその主要な欠点である。
【0003】
以上に基づき、殺菌滅藻効果の善し悪しは、液体中の各一つの生命体の一定時間内に吸収する紫外線総エネルギー量が致死量に達するか否かに依り、総エネルギー量は液体が十分に攪拌されたか、及び、紫外線投射率により確定される。これにより、均等な照射時間と、紫外線透過率、致死総エネルギー量は、殺菌滅藻処理の主要な三大因子である。現在の技術の紫外線殺菌ランプ処理器は上述の欠点があり、これを改善するため、図14及び図15に示されるような構造が提供されており、それは、一つの管状ケースa内に螺旋状の導流板bが設けられ、且つ管状ケースaの上方と下方にそれぞれ入液管a1と出液管a2が設けられ、入液管より導入して出液管a2より排出され、並びに管状ケースa内に貫通孔a3が形成され、該貫通孔a3内に紫外線殺菌ランプcが取り付けられて、殺菌の目的を達成するものである。
【0004】
別に一つの管体内に螺旋状の案内板を設け、液体流を管体内で回転させ、これにより液体を攪拌して一致性の致死総エネルギー量を達成しているものがある(例えば、特許文献1、2、3、4、5、6、7、8、9参照。)。
【0005】
しかし、上述の周知の構造では、液体流はわずかに螺旋状の導流板bを経由して紫外線殺菌ランプcの回りを回転するだけであり、且つ入液管a1の断面積は管体内の通路の断面積より小さく、このため液体流線及び流速は導流板の経路に沿ってゆるやかに流動するだけであり、並びに液体流を完全に攪拌することができず、且つ液体流が各1条の導流溝を通過する流量及び速度は一致せず、このため殺菌消毒の効果は未だ理想的でなく、改善が待たれている。
【0006】
さらに、螺旋状の導流板bはわずかに液体流を案内し低速流動させるだけで、液体中に含まれる不純物が、紫外線殺菌ランプcの表面に溜まりやすく、紫外線投射を遮断したり紫外線透過率を低減させ、これにより紫外線殺菌ランプcの殺菌効果が下がった。
【0007】
また、管状ケースaに螺旋状の導流板bが設けられ、螺旋状の導流板bの形状は複雑であり、これにより製造コストが高くなり、市場での競争力が低下した。
【0008】
【特許文献1】
米国特許第5069885号明細書
【特許文献2】
米国特許第5785845号明細書
【特許文献3】
米国特許第5675153号明細書
【特許文献4】
米国特許第5605400号明細書
【特許文献5】
米国特許第1175948号明細書
【特許文献6】
米国特許第1822006号明細書
【特許文献7】
米国特許第3754658号明細書
【特許文献8】
特開昭59−150589号公報
【特許文献9】
特開昭57−75113号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は周知の液体を処理する導流管にある上述の欠点を鑑み、それを改善した渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器を提供する。
【0010】
本発明の主要な目的は、液体を処理する導流管の上端に導流構造を設けて、そこを通過する液体が導流構造の調節を受けた後に、管体内で高流速の回転渦流を形成するようにし、液体を十分に攪拌させて最良の処理効果を上げられるようにする渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、管体内に中空石英管が設けられ、該中空石英管内に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、且つ管体の上端と下端にそれぞれ入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、該管体内部の入液管の下方に導流構造が取り付けられ、該導流構造が環体内に複数の導流通路を設けたものとされると共に、該導流通路の排液孔面積の合計が該管体の通路の横断面積より小さく、これにより上述の管体の上方に液体加圧室が形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の孔状の導流通路が設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。請求項3の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の傾斜する導流通路が設けられ、且つ導流通路の入液孔が排液孔より大きく形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項4の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が環体内部に螺旋状の複数の螺旋羽根を設け、且つ各二つの羽根間の間隙部分に導流通路を形成してなることを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項5の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項6の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が下向きに凹んだ錐状体とされ、その錐状の凹部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項7の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が上向きに突出する錐状体とされ、その錐状の凸部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項8の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の上方に設けられ、排液孔が導流通路の下方に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項9の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の外周に設けられ、排液孔が導流通路の内周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項10の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の内周に設けられ、排液孔が導流通路の外周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、一つの管体内に中空石英管が取り付けられ、該中空石英管の内部に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、上述の管体の上端と下端に入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器にあって、該管体上端と入液管の下方に導流構造が設けられ、該導流構造が、環体内に複数の導流通路が設けられ、且つ該導流通路の排液孔断面積合計が管体通路の断面積より小さく液体加圧室を形成する構造とされ、この部分を通過する液体が加圧効果の噴射状態を形成して十分に水流を攪拌する機能を得られることを特徴としている。
【0013】
上述の導流構造は一つの環体とされ得て、該環体の底縁に隔板が設けられ、該隔板に複数の導流通路(孔)が設けられる。
【0014】
上述の導流構造は一つの環体とされ得て、該環体の底縁に隔板が設けられ、該隔板に複数の傾斜する導流通路が設けられ、且つ該導流通路の入液孔がその排液孔より大きい。
【0015】
上述の導流通路が該導流構造に環状に設けられた複数の螺旋羽根中の任意の二つの螺旋羽根間の空隙により形成されうる。
【0016】
上述の螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされる。
【0017】
上述の導流構造の下方に錐状凹部が設けられ、該錐状凹部の上向きの傾斜角度が1度から89度とされる。
【0018】
上述の導流構造の下方に錐状凸部が設けられ、該錐状凸部の下向きの傾斜角度が1度から89度とされる。
【0019】
上述の導流構造の入液孔が導流通路の上方に設けられ得て、排液孔が導流通路の下方に設けられる。
【0020】
上述の導流構造が一つの環体とされ得て、その入液孔が導流通路の外周に設けられ、排液孔が導流通路の内周に設けられる。
【0021】
上述の導流構造が一つの環体とされ得て、その入液孔が導流通路の内周に設けられ、排液孔が導流通路の外周に設けられる。
【0022】
以上の構造を使用する時、本発明は流量が大きい或いは小さい状況のいずれにあっても、管体内に高速回転の噴射渦流を形成でき、処理する液体を十分に攪拌して殺菌効果を増強できると共に、高速回転の液体を利用して石英管の外壁を洗浄し、頻繁に石英管を洗浄する面倒を免除し、これにより本発明は殺菌機能を増強し、メインテナンス回数を減少する。
【0023】
【実施例】
図1、図2及び図3に示されるように、本発明の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器は、管体1内に中空石英管2が設けられ、該中空石英管2内に紫外線殺菌ランプ21が取り付けられ、且つ管体1の上端と下端にそれぞれ入液管11及び出液管12が設けられている。その特徴は、以下のようである。
【0024】
該管体1の上端と入液管11の下方に導流構造3が取り付けられ、該導流構造3は環体31内に複数の導流通路(孔)33が設けられ、且つ該導流通路33の排液孔面積の合計が管体通路14(即ち管体内壁面から石英管外壁面間の環状通路。図2に示されるとおり。)の横断面積より小さく、これにより液体加圧室13が形成されている。
【0025】
図1、2及び図3の実施例中に示されるように、導流構造3は一つの環体31の底縁に隔板31aがあり、該隔板31aに複数の孔形の導流通路33が形成される(図2の如し)か、或いは図3に示されるように、導流構造3は環体31の底縁に隔板31aが設けられ、並びに該隔板31aに複数の傾斜する導流通路33が設けられ、且つ該導流通路33の入液孔33aがその排液孔33bより大きいものとされてなる。また、上述の隔板31aは上向きに突出するか或いは下向きに凹んだ傾斜面或いは円弧面とされうる。
【0026】
以上の構造により、液体が入液管11より導入されて管体1通路上部に流入する時、管体1の上端の導流構造3の通路断面積合計が比較的小さいために自然に、加圧、加速の効果が形成され、即ち液体が更に液体加圧室13より導流構造3の導流通路(孔)33を通過する時、比較的高圧高速の噴射渦流効果を発生し、管体通路14内に流入する液体が十分に攪拌され、液体中の各生命体が紫外線の均等照射時間を得られ、且つ照射が致死総エネルギー量を確保でき、これにより殺菌滅藻効果が高められる。
【0027】
さらに、液体流が導流構造3の調節により加圧され管体通路14に流入した後、その発生する高速噴射渦流が中空石英管2の表面に衝突し、紫外線殺菌ランプ21が内部に置かれた中空石英管2の外壁面に汚濁の堆積を発生させにくく、紫外線透過率を高め、更に一歩殺菌滅藻効果を増強し、中空石英管2外壁面を洗浄する回数を減少する。
【0028】
このほか、上述の実施例の導流構造3は周知の、全体の管体内に複数の螺旋導板を設けたもの(図16)より簡単であり、且つ組立の手間、材料を節約でき、製造コストを節約でき、市場での競争性を高めることができる。
【0029】
以上の構造により、本発明は実施時に導流構造3aとされた環体31内に複数の螺旋状羽根32が設けられ、二つの螺旋羽根32の間に導流通路33が形成され、該導流通路33の入液孔33aが排液孔33bより大きく、螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされ、異なる長さの管体に合わせて射出液流の角度を調節するのに用いられる。図4から図5に示されるように、液体流が入液管より液体加圧室に導入され、さらに導流通路33の上方の比較的口径の大きい入液孔33aより進入し、下方の比較的口径の小さい排液孔33bより排出され、液体流が管体1内で加速回転し渦流を形成し、前述の実施例と同じ目的を達成する。
【0030】
さらに、図6から図8に示される実施例の導流構造3bは下向きに凹んだ錐状体に形成され、各二つの羽根32の間の排液孔33bが管体1の内壁面に向けられる。或いは、図9から図11に示されるように、導流構造3cは上向きに突出する錐状体に形成され、排液孔33bが中空石英管2の外壁面に向けられる。こうして、上述の排液孔33bの傾斜方向により、該導流構造3b、3cを通過する液体の形成する加速回転渦流が、管体1の内壁或いは中空石英管2の外壁面に対して洗浄の機能を発生し、汚垢の堆積を防止する。並びに液体の比重、粘度或いは管体1の長さ、体積及び液体の流量、及び螺旋状羽根32の傾斜角度の違いにより、上述の導流構造3b或いは3cの錐状傾斜角度が設計され、上向き或いは下向きの傾斜角度は1度から89度とされる。
【0031】
別に図12から図13及び図14に示される実施例では、導流構造3dが環体31内に複数の放射状の羽根32を設け、且つ二つの放射状の羽根32の間の導流通路33を設け、該導流通路33の外周の入液孔33aを内周の排液孔33bより大きくしたものとされ(図13)、これにより液体が入液管より導入されて加圧された後、導流通路33の外側の比較的大きな入液孔33aより進入し、内側の比較的小さい口径の排液孔33bの方向に排出され、内向きに衝突する加速回転の渦流を発生する。また、上述の導流構造3dは環体31内に複数の放射状の羽根32を設け、且つ二つの放射状の羽根32の間に導流通路33を設け、該導流通路33の内周の入液孔33aを外周の排液孔33bより大きくしたものとなし得て(図14)、これにより液体に内から外に高圧の渦流を発生させて、同様に上述の機能を達成することができる。
【0032】
【発明の効果】
総合すると、本発明の採用する構造は殺菌処理を行う液体を十分に攪拌し殺菌効果を増強でき、また高速回転の液体で石英管外壁を洗浄し、経常的に石英管を洗浄する面倒を免除でき、これにより本発明は殺菌機能を増強しメインテナンス回数を減少できる。上述の機能は従来にはなく、且つ確実に周知の技術の機能を増進し、特許の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の組合せ断面図である。
【図3】本発明の組合せ断面図である。
【図4】本発明の導流構造を螺旋式羽根とした立体図である。
【図5】図4の導流構造の断面図である。
【図6】本発明のもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図7】図6の導流構造の上面立体図である。
【図8】図6の導流構造の底面立体図である。
【図9】本発明のさらにもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図10】図9の導流構造の上面立体図である。
【図11】図9の導流構造の底面立体図である。
【図12】本発明のさらにまたもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図13】本発明のその他の導流構造実施例の横向き断面図である。
【図14】本発明のその他の導流構造実施例の横向き断面図である。
【図15】周知の技術の組合せ断面図である。
【図16】周知の技術の断面平面図である。
【符号の説明】
1 管体 11 入液管 12 出液管
13 液体加圧室 14 管体通路
2 中空石英管 21 紫外線殺菌ランプ
3、3a、3b、3c、3d 導流構造 31 環体
31a 隔板 32 羽根 33 導流通路
33a 入液孔 33b 排液孔
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器に係り、特に、液体を処理する管体の上端に導流構造が設けられ、該導流構造が加速機能を具え、導入した液体に加速回転の渦流を形成させ、殺菌滅藻効果を増強した渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある技術中、一般に紫外線殺菌ランプ処理器は、中空の石英管体内に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、さらに紫外線殺菌ランプの出力する総エネルギー量により、一定比率流量の液体に管体を通過させ、紫外線を液体中の細菌或いは藻類等の生命体に照射し、死滅消毒する。現在ある技術の管体は単に液体を流通させる管路に過ぎず、液体流が直接内部を通過するため、管体の内或いは外側のいずれで紫外線殺菌消毒しても、流量が制限され、管体内部の流動の緩慢な液体が十分に攪拌されず液体が処理を受ける時間の不均等がもたらされ、ゆえに殺菌消毒効果が不良で、且つ液体が管体を通過する時、管体の液体を通過させる断面積が入液管の断面積より大きいために管体を通過する液体の流速が遅くなり、汚物が紫外線管壁に堆積しやすくなり、紫外線投射を妨げたり投射率を低減させ、液体の生命体が受ける紫外線総エネルギー量を直接減らすことになり、もし一部或いは全部の生命体が管体を通過する時、致死総エネルギー量を吸収しなければ、殺菌機能は完全に失効し、これがその主要な欠点である。
【0003】
以上に基づき、殺菌滅藻効果の善し悪しは、液体中の各一つの生命体の一定時間内に吸収する紫外線総エネルギー量が致死量に達するか否かに依り、総エネルギー量は液体が十分に攪拌されたか、及び、紫外線投射率により確定される。これにより、均等な照射時間と、紫外線透過率、致死総エネルギー量は、殺菌滅藻処理の主要な三大因子である。現在の技術の紫外線殺菌ランプ処理器は上述の欠点があり、これを改善するため、図14及び図15に示されるような構造が提供されており、それは、一つの管状ケースa内に螺旋状の導流板bが設けられ、且つ管状ケースaの上方と下方にそれぞれ入液管a1と出液管a2が設けられ、入液管より導入して出液管a2より排出され、並びに管状ケースa内に貫通孔a3が形成され、該貫通孔a3内に紫外線殺菌ランプcが取り付けられて、殺菌の目的を達成するものである。
【0004】
別に一つの管体内に螺旋状の案内板を設け、液体流を管体内で回転させ、これにより液体を攪拌して一致性の致死総エネルギー量を達成しているものがある(例えば、特許文献1、2、3、4、5、6、7、8、9参照。)。
【0005】
しかし、上述の周知の構造では、液体流はわずかに螺旋状の導流板bを経由して紫外線殺菌ランプcの回りを回転するだけであり、且つ入液管a1の断面積は管体内の通路の断面積より小さく、このため液体流線及び流速は導流板の経路に沿ってゆるやかに流動するだけであり、並びに液体流を完全に攪拌することができず、且つ液体流が各1条の導流溝を通過する流量及び速度は一致せず、このため殺菌消毒の効果は未だ理想的でなく、改善が待たれている。
【0006】
さらに、螺旋状の導流板bはわずかに液体流を案内し低速流動させるだけで、液体中に含まれる不純物が、紫外線殺菌ランプcの表面に溜まりやすく、紫外線投射を遮断したり紫外線透過率を低減させ、これにより紫外線殺菌ランプcの殺菌効果が下がった。
【0007】
また、管状ケースaに螺旋状の導流板bが設けられ、螺旋状の導流板bの形状は複雑であり、これにより製造コストが高くなり、市場での競争力が低下した。
【0008】
【特許文献1】
米国特許第5069885号明細書
【特許文献2】
米国特許第5785845号明細書
【特許文献3】
米国特許第5675153号明細書
【特許文献4】
米国特許第5605400号明細書
【特許文献5】
米国特許第1175948号明細書
【特許文献6】
米国特許第1822006号明細書
【特許文献7】
米国特許第3754658号明細書
【特許文献8】
特開昭59−150589号公報
【特許文献9】
特開昭57−75113号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は周知の液体を処理する導流管にある上述の欠点を鑑み、それを改善した渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器を提供する。
【0010】
本発明の主要な目的は、液体を処理する導流管の上端に導流構造を設けて、そこを通過する液体が導流構造の調節を受けた後に、管体内で高流速の回転渦流を形成するようにし、液体を十分に攪拌させて最良の処理効果を上げられるようにする渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、管体内に中空石英管が設けられ、該中空石英管内に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、且つ管体の上端と下端にそれぞれ入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、該管体内部の入液管の下方に導流構造が取り付けられ、該導流構造が環体内に複数の導流通路を設けたものとされると共に、該導流通路の排液孔面積の合計が該管体の通路の横断面積より小さく、これにより上述の管体の上方に液体加圧室が形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の孔状の導流通路が設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。請求項3の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の傾斜する導流通路が設けられ、且つ導流通路の入液孔が排液孔より大きく形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項4の発明は、請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が環体内部に螺旋状の複数の螺旋羽根を設け、且つ各二つの羽根間の間隙部分に導流通路を形成してなることを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項5の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項6の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が下向きに凹んだ錐状体とされ、その錐状の凹部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項7の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が上向きに突出する錐状体とされ、その錐状の凸部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項8の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の上方に設けられ、排液孔が導流通路の下方に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項9の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の外周に設けられ、排液孔が導流通路の内周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
請求項10の発明は、請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の内周に設けられ、排液孔が導流通路の外周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明は、一つの管体内に中空石英管が取り付けられ、該中空石英管の内部に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、上述の管体の上端と下端に入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器にあって、該管体上端と入液管の下方に導流構造が設けられ、該導流構造が、環体内に複数の導流通路が設けられ、且つ該導流通路の排液孔断面積合計が管体通路の断面積より小さく液体加圧室を形成する構造とされ、この部分を通過する液体が加圧効果の噴射状態を形成して十分に水流を攪拌する機能を得られることを特徴としている。
【0013】
上述の導流構造は一つの環体とされ得て、該環体の底縁に隔板が設けられ、該隔板に複数の導流通路(孔)が設けられる。
【0014】
上述の導流構造は一つの環体とされ得て、該環体の底縁に隔板が設けられ、該隔板に複数の傾斜する導流通路が設けられ、且つ該導流通路の入液孔がその排液孔より大きい。
【0015】
上述の導流通路が該導流構造に環状に設けられた複数の螺旋羽根中の任意の二つの螺旋羽根間の空隙により形成されうる。
【0016】
上述の螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされる。
【0017】
上述の導流構造の下方に錐状凹部が設けられ、該錐状凹部の上向きの傾斜角度が1度から89度とされる。
【0018】
上述の導流構造の下方に錐状凸部が設けられ、該錐状凸部の下向きの傾斜角度が1度から89度とされる。
【0019】
上述の導流構造の入液孔が導流通路の上方に設けられ得て、排液孔が導流通路の下方に設けられる。
【0020】
上述の導流構造が一つの環体とされ得て、その入液孔が導流通路の外周に設けられ、排液孔が導流通路の内周に設けられる。
【0021】
上述の導流構造が一つの環体とされ得て、その入液孔が導流通路の内周に設けられ、排液孔が導流通路の外周に設けられる。
【0022】
以上の構造を使用する時、本発明は流量が大きい或いは小さい状況のいずれにあっても、管体内に高速回転の噴射渦流を形成でき、処理する液体を十分に攪拌して殺菌効果を増強できると共に、高速回転の液体を利用して石英管の外壁を洗浄し、頻繁に石英管を洗浄する面倒を免除し、これにより本発明は殺菌機能を増強し、メインテナンス回数を減少する。
【0023】
【実施例】
図1、図2及び図3に示されるように、本発明の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器は、管体1内に中空石英管2が設けられ、該中空石英管2内に紫外線殺菌ランプ21が取り付けられ、且つ管体1の上端と下端にそれぞれ入液管11及び出液管12が設けられている。その特徴は、以下のようである。
【0024】
該管体1の上端と入液管11の下方に導流構造3が取り付けられ、該導流構造3は環体31内に複数の導流通路(孔)33が設けられ、且つ該導流通路33の排液孔面積の合計が管体通路14(即ち管体内壁面から石英管外壁面間の環状通路。図2に示されるとおり。)の横断面積より小さく、これにより液体加圧室13が形成されている。
【0025】
図1、2及び図3の実施例中に示されるように、導流構造3は一つの環体31の底縁に隔板31aがあり、該隔板31aに複数の孔形の導流通路33が形成される(図2の如し)か、或いは図3に示されるように、導流構造3は環体31の底縁に隔板31aが設けられ、並びに該隔板31aに複数の傾斜する導流通路33が設けられ、且つ該導流通路33の入液孔33aがその排液孔33bより大きいものとされてなる。また、上述の隔板31aは上向きに突出するか或いは下向きに凹んだ傾斜面或いは円弧面とされうる。
【0026】
以上の構造により、液体が入液管11より導入されて管体1通路上部に流入する時、管体1の上端の導流構造3の通路断面積合計が比較的小さいために自然に、加圧、加速の効果が形成され、即ち液体が更に液体加圧室13より導流構造3の導流通路(孔)33を通過する時、比較的高圧高速の噴射渦流効果を発生し、管体通路14内に流入する液体が十分に攪拌され、液体中の各生命体が紫外線の均等照射時間を得られ、且つ照射が致死総エネルギー量を確保でき、これにより殺菌滅藻効果が高められる。
【0027】
さらに、液体流が導流構造3の調節により加圧され管体通路14に流入した後、その発生する高速噴射渦流が中空石英管2の表面に衝突し、紫外線殺菌ランプ21が内部に置かれた中空石英管2の外壁面に汚濁の堆積を発生させにくく、紫外線透過率を高め、更に一歩殺菌滅藻効果を増強し、中空石英管2外壁面を洗浄する回数を減少する。
【0028】
このほか、上述の実施例の導流構造3は周知の、全体の管体内に複数の螺旋導板を設けたもの(図16)より簡単であり、且つ組立の手間、材料を節約でき、製造コストを節約でき、市場での競争性を高めることができる。
【0029】
以上の構造により、本発明は実施時に導流構造3aとされた環体31内に複数の螺旋状羽根32が設けられ、二つの螺旋羽根32の間に導流通路33が形成され、該導流通路33の入液孔33aが排液孔33bより大きく、螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされ、異なる長さの管体に合わせて射出液流の角度を調節するのに用いられる。図4から図5に示されるように、液体流が入液管より液体加圧室に導入され、さらに導流通路33の上方の比較的口径の大きい入液孔33aより進入し、下方の比較的口径の小さい排液孔33bより排出され、液体流が管体1内で加速回転し渦流を形成し、前述の実施例と同じ目的を達成する。
【0030】
さらに、図6から図8に示される実施例の導流構造3bは下向きに凹んだ錐状体に形成され、各二つの羽根32の間の排液孔33bが管体1の内壁面に向けられる。或いは、図9から図11に示されるように、導流構造3cは上向きに突出する錐状体に形成され、排液孔33bが中空石英管2の外壁面に向けられる。こうして、上述の排液孔33bの傾斜方向により、該導流構造3b、3cを通過する液体の形成する加速回転渦流が、管体1の内壁或いは中空石英管2の外壁面に対して洗浄の機能を発生し、汚垢の堆積を防止する。並びに液体の比重、粘度或いは管体1の長さ、体積及び液体の流量、及び螺旋状羽根32の傾斜角度の違いにより、上述の導流構造3b或いは3cの錐状傾斜角度が設計され、上向き或いは下向きの傾斜角度は1度から89度とされる。
【0031】
別に図12から図13及び図14に示される実施例では、導流構造3dが環体31内に複数の放射状の羽根32を設け、且つ二つの放射状の羽根32の間の導流通路33を設け、該導流通路33の外周の入液孔33aを内周の排液孔33bより大きくしたものとされ(図13)、これにより液体が入液管より導入されて加圧された後、導流通路33の外側の比較的大きな入液孔33aより進入し、内側の比較的小さい口径の排液孔33bの方向に排出され、内向きに衝突する加速回転の渦流を発生する。また、上述の導流構造3dは環体31内に複数の放射状の羽根32を設け、且つ二つの放射状の羽根32の間に導流通路33を設け、該導流通路33の内周の入液孔33aを外周の排液孔33bより大きくしたものとなし得て(図14)、これにより液体に内から外に高圧の渦流を発生させて、同様に上述の機能を達成することができる。
【0032】
【発明の効果】
総合すると、本発明の採用する構造は殺菌処理を行う液体を十分に攪拌し殺菌効果を増強でき、また高速回転の液体で石英管外壁を洗浄し、経常的に石英管を洗浄する面倒を免除でき、これにより本発明は殺菌機能を増強しメインテナンス回数を減少できる。上述の機能は従来にはなく、且つ確実に周知の技術の機能を増進し、特許の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】本発明の組合せ断面図である。
【図3】本発明の組合せ断面図である。
【図4】本発明の導流構造を螺旋式羽根とした立体図である。
【図5】図4の導流構造の断面図である。
【図6】本発明のもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図7】図6の導流構造の上面立体図である。
【図8】図6の導流構造の底面立体図である。
【図9】本発明のさらにもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図10】図9の導流構造の上面立体図である。
【図11】図9の導流構造の底面立体図である。
【図12】本発明のさらにまたもう一つの実施例の組合せ断面図である。
【図13】本発明のその他の導流構造実施例の横向き断面図である。
【図14】本発明のその他の導流構造実施例の横向き断面図である。
【図15】周知の技術の組合せ断面図である。
【図16】周知の技術の断面平面図である。
【符号の説明】
1 管体 11 入液管 12 出液管
13 液体加圧室 14 管体通路
2 中空石英管 21 紫外線殺菌ランプ
3、3a、3b、3c、3d 導流構造 31 環体
31a 隔板 32 羽根 33 導流通路
33a 入液孔 33b 排液孔
Claims (10)
- 管体内に中空石英管が設けられ、該中空石英管内に紫外線殺菌ランプが取り付けられ、且つ管体の上端と下端にそれぞれ入液管と出液管が設けられた渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、該管体内部の入液管の下方に導流構造が取り付けられ、該導流構造が環体内に複数の導流通路を設けたものとされると共に、該導流通路の排液孔面積の合計が該管体の通路の横断面積より小さく、これにより上述の管体の上方に液体加圧室が形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の孔状の導流通路が設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造がその環体底縁に隔板を具え、該隔板に複数の傾斜する導流通路が設けられ、且つ導流通路の入液孔が排液孔より大きく形成されたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項1に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が環体内部に螺旋状の複数の螺旋羽根を設け、且つ各二つの羽根間の間隙部分に導流通路を形成してなることを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、螺旋羽根の傾斜角度が91度から179度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が下向きに凹んだ錐状体とされ、その錐状の凹部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造が上向きに突出する錐状体とされ、その錐状の凸部の傾斜角度が1度から89度とされたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の上方に設けられ、排液孔が導流通路の下方に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の外周に設けられ、排液孔が導流通路の内周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
- 請求項4に記載の渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器において、導流構造の入液孔が導流通路の内周に設けられ、排液孔が導流通路の外周に設けられたことを特徴とする、渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN02125522 | 2002-07-17 | ||
TW91216694U TWM244298U (en) | 2002-07-24 | 2002-10-18 | UV sterilization alga-termination liquid treatment device with vortex acceleration |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004050169A true JP2004050169A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31947305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003016143A Pending JP2004050169A (ja) | 2002-07-17 | 2003-01-24 | 渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004050169A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150259A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Techno Core:Kk | 水浄化処理システム |
KR100912084B1 (ko) | 2009-02-18 | 2009-08-13 | (주)헬프텍 | 자외선 살균 장치 |
KR100971177B1 (ko) | 2010-04-07 | 2010-07-20 | (주)유브이플러스 | 자외선 투과율이 낮은 유체를 살균하는데 적합한 자외선 유체 살균기 |
JP2014076422A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Eagle Industry Co Ltd | 殺菌装置 |
CN107010692A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-08-04 | 广东韦博科技有限公司 | 一种紫外线杀菌器 |
JP2018149490A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | ウシオ電機株式会社 | 水処理装置 |
CN110566687A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-12-13 | 江苏威仕盾环保科技有限公司 | 端进水杀菌水龙头 |
JP2021000425A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | ハイテコン エージー | Uv光によって流体を殺菌するためのデバイス及び方法 |
KR102342509B1 (ko) * | 2021-06-01 | 2021-12-23 | 정인식 | 저수조의 부패 방지 장치 |
KR20220049894A (ko) * | 2020-10-15 | 2022-04-22 | 주식회사 포스코건설 | 막여과공정의 uv처리장치 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2267635A (en) * | 1992-05-29 | 1993-12-08 | Brasfilter Ind Comercio | Filter apparatus and purifying and sterilising device incorporating the filter apparatus |
JPH06304553A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-11-01 | Amway Corp | 家庭用の利用点水処理装置 |
JPH07251164A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-10-03 | Orion Mach Co Ltd | 揮発性物質の除去装置 |
JP2002186850A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-02 | Kurabo Ind Ltd | 有機化合物類分解システム |
JP2003230879A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | Yamasho Eng Kk | 流動水の殺菌方法及び殺菌装置 |
JP2004512905A (ja) * | 2000-11-13 | 2004-04-30 | バイエル アクチェンゲゼルシャフト | 紫外線放射を用いて流体中の微生物を不活性化する方法 |
-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003016143A patent/JP2004050169A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2267635A (en) * | 1992-05-29 | 1993-12-08 | Brasfilter Ind Comercio | Filter apparatus and purifying and sterilising device incorporating the filter apparatus |
JPH06304553A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-11-01 | Amway Corp | 家庭用の利用点水処理装置 |
JPH07251164A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-10-03 | Orion Mach Co Ltd | 揮発性物質の除去装置 |
JP2004512905A (ja) * | 2000-11-13 | 2004-04-30 | バイエル アクチェンゲゼルシャフト | 紫外線放射を用いて流体中の微生物を不活性化する方法 |
JP2002186850A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-02 | Kurabo Ind Ltd | 有機化合物類分解システム |
JP2003230879A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | Yamasho Eng Kk | 流動水の殺菌方法及び殺菌装置 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006150259A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Techno Core:Kk | 水浄化処理システム |
JP4629418B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-02-09 | 株式会社テクノコア | 水浄化処理システム |
KR100912084B1 (ko) | 2009-02-18 | 2009-08-13 | (주)헬프텍 | 자외선 살균 장치 |
KR100971177B1 (ko) | 2010-04-07 | 2010-07-20 | (주)유브이플러스 | 자외선 투과율이 낮은 유체를 살균하는데 적합한 자외선 유체 살균기 |
WO2011126192A1 (ko) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | (주)유브이플러스 | 자외선 투과율이 낮은 유체를 살균하는데 적합한 자외선 유체 살균기 |
US8525126B2 (en) | 2010-04-07 | 2013-09-03 | Sung Chul Lee | UV fluid sterilizer suitable to sterilize fluid having poor UV transmission |
JP2014076422A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Eagle Industry Co Ltd | 殺菌装置 |
JP2018149490A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | ウシオ電機株式会社 | 水処理装置 |
CN107010692A (zh) * | 2017-05-04 | 2017-08-04 | 广东韦博科技有限公司 | 一种紫外线杀菌器 |
JP2021000425A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | ハイテコン エージー | Uv光によって流体を殺菌するためのデバイス及び方法 |
CN110566687A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-12-13 | 江苏威仕盾环保科技有限公司 | 端进水杀菌水龙头 |
KR20220049894A (ko) * | 2020-10-15 | 2022-04-22 | 주식회사 포스코건설 | 막여과공정의 uv처리장치 |
KR102516932B1 (ko) * | 2020-10-15 | 2023-03-31 | 주식회사 포스코건설 | 막여과공정의 uv처리장치 |
KR102342509B1 (ko) * | 2021-06-01 | 2021-12-23 | 정인식 | 저수조의 부패 방지 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101882424B1 (ko) | 플라즈마를 이용한 수처리장치 | |
US9308504B2 (en) | Micro-bubble generating device | |
US6570167B1 (en) | Apparatus for treating a liquid | |
KR101602657B1 (ko) | 살균정화 샤워기 | |
JP2004050169A (ja) | 渦流加速紫外線殺菌滅藻液体処理器 | |
KR101238349B1 (ko) | 마이크로 버블 발생유닛을 이용한 의료기구 세정장치 | |
KR102255048B1 (ko) | 분산 및 세척의 복합 기능을 갖는 분산구조를 구비한 세척장치를 포함하는 관로형 자외선소독장치 | |
KR102221730B1 (ko) | 하폐수 처리용 무동력 회전 반사형 탈취 소독기 | |
JP4980765B2 (ja) | 微細気泡発生装置及びそれを用いた洗浄装置、シャワリング装置、生簀 | |
WO1999052566A1 (en) | Water disinfection system using ultraviolet light | |
KR102256064B1 (ko) | 오존가스를 병용한 자외선 수질 정화장치 | |
AU709610B2 (en) | An apparatus for treating a liquid | |
KR101860451B1 (ko) | 비타민c를 이용한 염소 제거 필터 | |
EP1382572B1 (en) | Ultraviolet-radiation sterilizing fluid apparatus | |
US20160176727A1 (en) | Apparatus for uv disinfection of a liquid | |
JP4527849B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
KR100641065B1 (ko) | 자외선과 미세기포를 이용한 살균장치 | |
JP3834735B2 (ja) | 流動水の殺菌装置 | |
KR101942915B1 (ko) | 비타민을 공급하는 유수 절수 장치 | |
JP5799197B2 (ja) | バラスト水処理装置 | |
KR101365470B1 (ko) | 돈,축사 오폐수 처리장치 | |
TWM244298U (en) | UV sterilization alga-termination liquid treatment device with vortex acceleration | |
KR100955301B1 (ko) | 자외선램프를 이용한 물 살균장치 | |
KR102342509B1 (ko) | 저수조의 부패 방지 장치 | |
JP2005144354A (ja) | 殺菌浄水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061226 |