JP2004048243A - マルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】同期信号を必要とせずに、複数の異なる映像を同期させて再生することが可能なマルチ映像再生装置を提供する。
【解決手段】相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1の手段と、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手段と、前記第2の手段で指定された識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3の手段と、前記第3の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4の手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1の手段と、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手段と、前記第2の手段で指定された識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3の手段と、前記第3の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4の手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムに係わり、特に、複数の異なる映像を同期させて再生するマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、遠隔地にいる複数の相手と相互に顔を見ながらリアルタイムに話が出来るテレビ会議システムや、複数の放送局から1つの番組を異なるカメラで撮影し同時に送信するサービス等によって、複数の映像を1つのコンテンツとして扱うシステムが普及されている。そして、これらのシステムが提供するサービスを充実させるために、上記複数の映像を同期させて再生させる技術も知られている。
複数の映像を同期させて再生させる技術としては、例えば、特開2001−320648号公報に開示されたものが知られている。
図6は、従来のマルチ映像再生装置の一例の概略構成を示すブロック図である。なお、この図6に示すマルチ映像再生装置は、前述の特開2001−320648号公報に開示されたマルチ映像再生装置である。
図6に示すマルチ映像再生装置500は、複数の入力端子510から入力された映像信号からセレクタ520を用いて表示させたい映像信号を選択し、映像生成手段540を介して所定の信号に変換し、表示手段550で画像を表示する。
さらに、表示するための映像信号の同期をとるために、同期信号処理手段530によって映像信号から同期信号を取得し、タイミング制御手段560によって表示される映像の同期をとっている。
この構成により、マルチ映像再生装置500は、入力された映像信号を選択させ、選択された映像信号に基づいて画像表示し、映像の切り替え要求に応じて、画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替える機能を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のマルチ映像再生装置500では、複数の入力端子から入力された映像信号を同期させるために、それぞれの映像信号の入力に対応する同期信号を入力し、入力された同期信号を制御しながら画像表示する必要があるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、同期信号を必要とせずに、複数の異なる映像を同期させて再生することが可能なマルチ映像再生装置、およびマルチ映像制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述のマルチ映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのマルチ映像制御プログラムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
即ち、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1の手段と、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手段と、前記第2の手段で指定された識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3の手段と、前記第3の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4の手段とを備える。
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を格納する記憶手段と、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されたデータを受信する第1の手段と、前記記憶媒体に格納された1の識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2の手段と、前記第2の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3の手段とを備える。
【0005】
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1のステップと、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2のステップと、前記第2のステップで指定された識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3のステップと、前記第3のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4のステップとを有する。
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、伝送路を介して外部の装置から送信された、前記同期多重化されたデータを受信する第1のステップと、予め定められた1の識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2のステップと、前記第2のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3のステップとを有する。
また、本発明は、前述のマルチ映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのマルチ映像制御プログラムである。
【0006】
本発明によれば、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから1の識別子に基づいて、ユーザが指定した映像データを抽出し、当該ユーザが指定した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、映像の切り替え要求に応じて画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替えることが可能である。
また、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータから、予め定められた1の識別子に基づいて映像データを抽出し、当該抽出した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、同時に進行する複数の映像から予め定められた1の識別子に基づいて抽出された映像を他の映像と同期させて表示させることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係るマルチ映像再生装置は、映像データが同期多重化されているデータを受信し、受信したデータからチャンネル番号等の1の識別子に基づいて映像データを分離し、分離した映像データに基づいて画像を表示するものである。
図1は、本発明の実施の形態1のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態のマルチ映像再生装置100は、受信手段110、チャンネル設定手段120、映像データ抽出手段130、および映像生成手段140とから構成される。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介して外部の装置と接続され、外部の装置から送信された多重化映像データを受信し、受信した多重化映像データを映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
【0008】
ここで、多重化映像データとは、複数の映像データが相互に異なるチャンネル番号等を識別子として同期多重化されたデータであって、例えば、MPEG−2システムにおいて規定されている公知のトランスポートストリーム方式で複数の映像データが多重化されたデータである。
また、多重化映像データは、RTP(Real−Time Transfer Protocol)などに準拠してパケットにカプセル化されて外部の装置から伝送路10を介してストリーム送信される。
チャンネル設定手段120は、受信手段110が受信した多重化映像データのうち、どの映像データを取得するかを1のチャンネル番号等の識別子で指定させ、指定された識別子の情報を映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
ここで、チャンネル設定手段120は、前記多重化映像データに含まれる各々の映像データを識別するためのチャンネル番号等の識別子を含む情報の一覧を予め記憶しておき、記憶された識別子を含む情報の一覧をマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイに一覧表示するなどして、マルチ映像再生装置100に備わったキーボード等の入力手段によって1の識別子を指定させる。
【0009】
また、チャンネル設定手段120は、受信手段110が受信した多重化映像データに含まれる各映像データのチャンネル番号等の識別子を含む情報を取得し、取得した識別子を含む情報をマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイに一覧表示するなどして、マルチ映像再生装置100に備わったキーボード等の入力手段によって1の識別子を指定させるのでもよい。
映像データ抽出手段130は、受信手段110によって出力された多重化映像データとチャンネル設定手段120によって出力された識別子の情報とを入力とし、識別子の情報に基づいて入力された多重化映像データから入力された映像データを分離し、分離した映像データを映像生成手段140に出力するための手段である。
映像生成手段140は、映像データ抽出手段130によって出力された映像データを入力とし、入力された映像データから圧縮伸張またはD/A変換等によって所定の映像信号に変換し、変換された映像信号を表示手段150に出力するための手段である。
表示手段150は、映像生成手段140によって出力された映像信号を入力とし、入力された映像信号に基づいてマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイ等に画像を表示するための手段である。
【0010】
図5に、本実施の形態において、多重化映像データを搬送するパケットの内部構造の一例を示す。
図5に示すパケットは、IPヘッダ30と、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ31と、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダ32と、データ本体33とから構成される。
ここで、データ本体33には、複数の映像チャンネルの映像データ(図5に示す映像1〜映像4)が入っており、各映像データは、チャンネル番号35と、映像データ36とで構成される。
パケットは、伝送路10ヘブロードキャストあるいはマルチキャストのパケットとして送出され、同一のパケットを複数の映像再生装置が同時に受信する。
従って、映像再生装置がどのチャンネルの映像を再生する場合でも、各チャンネルのデータは同一のパケットから同時に取り出され、同時に再生することができる。
【0011】
図2は、図1に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図2に用いて、本実施の形態のマルチ映像制御方法を説明する。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介し、外部の装置から送信された多重化映像データを受信する(ステップS210)。
チャンネル設定手段120は、ステップS210で受信された多重化映像データのうち、どの映像データを取得するかを1のチャンネル番号等の識別子で指定させる(ステップS220)。
映像データ抽出手段130は、ステップS210で受信された多重化映像データからステップS220で指定された識別子の情報に基づいて映像データを分離する(ステップS230)。
映像生成手段140は、分離された映像データから圧縮伸張またはD/A変換等によって所定の映像信号に変換する(ステップS240)。
表示手段150は、ステップS240で変換された映像信号に基づいて画像を表示する(ステップS250)。
【0012】
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法は、マルチ映像再生装置100を用いて実施することができるが、マルチ映像再生装置100の各構成手段は、インタフェイス、演算制御装置、および記憶装置を有する一般的なコンピュータ装置により構成することもできる。
また、前述の説明において、前述のステップS210からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させるためのマルチ映像制御プログラムを生成し、そのプログラムに基づいて、コンピュータに、これらのステップS210からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させることも可能である。
【0013】
以上説明したように、本実施の形態のマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムによれば、相互に異なる識別子を割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから1の識別子に基づいて、ユーザが指定した映像データを抽出し、当該ユーザが指定した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、映像の切り替え要求に応じて画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替えることが可能である。
これにより、複数の相互に関連したストーリが同時に進行する番組や、複数のカメラによって撮影されたスポーツ競技等の映像を同時に配信し、本実施の形態のマルチ映像再生装置によって受信することによって、視聴者の要求に応じた映像の切り替え等が実現できる。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御プログラムは、予め決められた記憶媒体に記憶された前述のマルチ映像制御プログラムをコンピュータにロードする方法のほかに、マルチ映像制御プログラムを通信インタフェイスおよびネットワークからファイル形式で取得し、コンピュータで実施する方法によっても同様の効果が得られる。さらに、ネットワークを用いることでプログラムの更新や配布が容易となる。
【0014】
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマルチ映像再生装置は、映像データが同期多重化されているデータを受信し、受信したデータから予め定められた1のチャンネル番号等の識別子に基づいて映像データを分離し、分離した映像データに基づいて画像を表示するものである。
なお、図3に示すマルチ映像再生装置300を構成する構成手段のうち、前述の実施の形態1のマルチ映像再生装置100の構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
マルチ映像再生装置300は、チャンネル格納手段320、受信手段110、映像データ抽出手段130、および映像生成手段140とから構成される。
チャンネル格納手段320は、受信手段110が受信した多重化映像データのうち、映像データを特定するためのチャンネル番号等の識別子を予め格納し、格納された識別子の情報を映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
マルチ映像再生装置300は、チャンネル格納手段320から出力された識別子の情報に基づいて、受信手段110が受信した多重化映像データから1の映像データを抽出し、抽出した映像データを所定の映像信号に変換し、変換した映像信号に基づいて画像を表示手段150に表示する。
【0015】
図4は、図3に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図4に用いて、本実施の形態のマルチ映像制御方法を説明する。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法における処理のうち、前述の実施の形態1のマルチマルチ映像制御方法の処理と同様なものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介して、外部の装置から送信された多重化映像データを受信する(ステップS210)。
映像データ抽出手段130は、予めチャンネル格納手段320に格納された1のチャンネル番号等の識別子の情報を取得する(ステップS420)。
映像データ抽出手段130は、ステップS210で受信された多重化映像データからステップS420で取得された識別子の情報に基づいた映像データを分離する(ステップS230)。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法は、マルチ映像再生装置300を用いて実施することができるが、マルチ映像再生装置300の各構成手段は、インタフェイス、演算制御装置、および記憶装置を有する一般的なコンピュータ装置により構成することもできる。
【0016】
また、前述の説明において、前述のステップS210、S420、およびS230からS250までの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させるためのマルチ映像制御プログラムを生成し、そのプログラムに基づいて、コンピュータに、これらのステップS210,S420、およびS230からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態のマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムによれば、相互に異なる識別子を割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから、予め定められた1の識別子に基づいて映像データを抽出し、当該抽出した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、同時に進行する複数の映像から、予め定められた1の識別子に基づいて抽出された映像を他の映像と同期させて表示させることが可能である。
さらに、本実施の形態のマルチ映像再生装置を複数備えたシステムでは、それぞれの映像を相互に隣接して表示させることにより、複数の画面によって1の画面を構成させて映像を表示させる等の効果を得ることが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、同期信号を必要とせずに、複数の異なる映像を同期させて再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の各実施の形態において、多重化映像データを搬送するパケットの内部構造の一例を説明するための図である。
【図6】従来のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…伝送路、30…IPヘッダ、31…UDPヘッダ、32…RTPヘッダ、33…データ本体、35…チャンネル番号、36…映像データ、100,300,500…マルチ映像再生装置、110…受信手段、120…チャンネル設定手段、130…映像データ抽出手段、140…映像生成手段、150,550…表示手段、320…チャンネル格納手段、510…映像信号入力端子、520…セレクタ、530…同期信号処理手段、540…映像生成手段、560…タイミング制御手段。
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムに係わり、特に、複数の異なる映像を同期させて再生するマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、遠隔地にいる複数の相手と相互に顔を見ながらリアルタイムに話が出来るテレビ会議システムや、複数の放送局から1つの番組を異なるカメラで撮影し同時に送信するサービス等によって、複数の映像を1つのコンテンツとして扱うシステムが普及されている。そして、これらのシステムが提供するサービスを充実させるために、上記複数の映像を同期させて再生させる技術も知られている。
複数の映像を同期させて再生させる技術としては、例えば、特開2001−320648号公報に開示されたものが知られている。
図6は、従来のマルチ映像再生装置の一例の概略構成を示すブロック図である。なお、この図6に示すマルチ映像再生装置は、前述の特開2001−320648号公報に開示されたマルチ映像再生装置である。
図6に示すマルチ映像再生装置500は、複数の入力端子510から入力された映像信号からセレクタ520を用いて表示させたい映像信号を選択し、映像生成手段540を介して所定の信号に変換し、表示手段550で画像を表示する。
さらに、表示するための映像信号の同期をとるために、同期信号処理手段530によって映像信号から同期信号を取得し、タイミング制御手段560によって表示される映像の同期をとっている。
この構成により、マルチ映像再生装置500は、入力された映像信号を選択させ、選択された映像信号に基づいて画像表示し、映像の切り替え要求に応じて、画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替える機能を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のマルチ映像再生装置500では、複数の入力端子から入力された映像信号を同期させるために、それぞれの映像信号の入力に対応する同期信号を入力し、入力された同期信号を制御しながら画像表示する必要があるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、同期信号を必要とせずに、複数の異なる映像を同期させて再生することが可能なマルチ映像再生装置、およびマルチ映像制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述のマルチ映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのマルチ映像制御プログラムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
即ち、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1の手段と、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手段と、前記第2の手段で指定された識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3の手段と、前記第3の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4の手段とを備える。
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を格納する記憶手段と、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されたデータを受信する第1の手段と、前記記憶媒体に格納された1の識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2の手段と、前記第2の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3の手段とを備える。
【0005】
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1のステップと、前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2のステップと、前記第2のステップで指定された識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3のステップと、前記第3のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4のステップとを有する。
また、本発明は、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、伝送路を介して外部の装置から送信された、前記同期多重化されたデータを受信する第1のステップと、予め定められた1の識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2のステップと、前記第2のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3のステップとを有する。
また、本発明は、前述のマルチ映像制御方法を、コンピュータに実行させるためのマルチ映像制御プログラムである。
【0006】
本発明によれば、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから1の識別子に基づいて、ユーザが指定した映像データを抽出し、当該ユーザが指定した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、映像の切り替え要求に応じて画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替えることが可能である。
また、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータから、予め定められた1の識別子に基づいて映像データを抽出し、当該抽出した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、同時に進行する複数の映像から予め定められた1の識別子に基づいて抽出された映像を他の映像と同期させて表示させることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係るマルチ映像再生装置は、映像データが同期多重化されているデータを受信し、受信したデータからチャンネル番号等の1の識別子に基づいて映像データを分離し、分離した映像データに基づいて画像を表示するものである。
図1は、本発明の実施の形態1のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態のマルチ映像再生装置100は、受信手段110、チャンネル設定手段120、映像データ抽出手段130、および映像生成手段140とから構成される。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介して外部の装置と接続され、外部の装置から送信された多重化映像データを受信し、受信した多重化映像データを映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
【0008】
ここで、多重化映像データとは、複数の映像データが相互に異なるチャンネル番号等を識別子として同期多重化されたデータであって、例えば、MPEG−2システムにおいて規定されている公知のトランスポートストリーム方式で複数の映像データが多重化されたデータである。
また、多重化映像データは、RTP(Real−Time Transfer Protocol)などに準拠してパケットにカプセル化されて外部の装置から伝送路10を介してストリーム送信される。
チャンネル設定手段120は、受信手段110が受信した多重化映像データのうち、どの映像データを取得するかを1のチャンネル番号等の識別子で指定させ、指定された識別子の情報を映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
ここで、チャンネル設定手段120は、前記多重化映像データに含まれる各々の映像データを識別するためのチャンネル番号等の識別子を含む情報の一覧を予め記憶しておき、記憶された識別子を含む情報の一覧をマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイに一覧表示するなどして、マルチ映像再生装置100に備わったキーボード等の入力手段によって1の識別子を指定させる。
【0009】
また、チャンネル設定手段120は、受信手段110が受信した多重化映像データに含まれる各映像データのチャンネル番号等の識別子を含む情報を取得し、取得した識別子を含む情報をマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイに一覧表示するなどして、マルチ映像再生装置100に備わったキーボード等の入力手段によって1の識別子を指定させるのでもよい。
映像データ抽出手段130は、受信手段110によって出力された多重化映像データとチャンネル設定手段120によって出力された識別子の情報とを入力とし、識別子の情報に基づいて入力された多重化映像データから入力された映像データを分離し、分離した映像データを映像生成手段140に出力するための手段である。
映像生成手段140は、映像データ抽出手段130によって出力された映像データを入力とし、入力された映像データから圧縮伸張またはD/A変換等によって所定の映像信号に変換し、変換された映像信号を表示手段150に出力するための手段である。
表示手段150は、映像生成手段140によって出力された映像信号を入力とし、入力された映像信号に基づいてマルチ映像再生装置100に備わったディスプレイ等に画像を表示するための手段である。
【0010】
図5に、本実施の形態において、多重化映像データを搬送するパケットの内部構造の一例を示す。
図5に示すパケットは、IPヘッダ30と、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ31と、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダ32と、データ本体33とから構成される。
ここで、データ本体33には、複数の映像チャンネルの映像データ(図5に示す映像1〜映像4)が入っており、各映像データは、チャンネル番号35と、映像データ36とで構成される。
パケットは、伝送路10ヘブロードキャストあるいはマルチキャストのパケットとして送出され、同一のパケットを複数の映像再生装置が同時に受信する。
従って、映像再生装置がどのチャンネルの映像を再生する場合でも、各チャンネルのデータは同一のパケットから同時に取り出され、同時に再生することができる。
【0011】
図2は、図1に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図2に用いて、本実施の形態のマルチ映像制御方法を説明する。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介し、外部の装置から送信された多重化映像データを受信する(ステップS210)。
チャンネル設定手段120は、ステップS210で受信された多重化映像データのうち、どの映像データを取得するかを1のチャンネル番号等の識別子で指定させる(ステップS220)。
映像データ抽出手段130は、ステップS210で受信された多重化映像データからステップS220で指定された識別子の情報に基づいて映像データを分離する(ステップS230)。
映像生成手段140は、分離された映像データから圧縮伸張またはD/A変換等によって所定の映像信号に変換する(ステップS240)。
表示手段150は、ステップS240で変換された映像信号に基づいて画像を表示する(ステップS250)。
【0012】
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法は、マルチ映像再生装置100を用いて実施することができるが、マルチ映像再生装置100の各構成手段は、インタフェイス、演算制御装置、および記憶装置を有する一般的なコンピュータ装置により構成することもできる。
また、前述の説明において、前述のステップS210からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させるためのマルチ映像制御プログラムを生成し、そのプログラムに基づいて、コンピュータに、これらのステップS210からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させることも可能である。
【0013】
以上説明したように、本実施の形態のマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムによれば、相互に異なる識別子を割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから1の識別子に基づいて、ユーザが指定した映像データを抽出し、当該ユーザが指定した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、映像の切り替え要求に応じて画像表示されている映像と同期しながら進行している他の映像に画像表示を切り替えることが可能である。
これにより、複数の相互に関連したストーリが同時に進行する番組や、複数のカメラによって撮影されたスポーツ競技等の映像を同時に配信し、本実施の形態のマルチ映像再生装置によって受信することによって、視聴者の要求に応じた映像の切り替え等が実現できる。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御プログラムは、予め決められた記憶媒体に記憶された前述のマルチ映像制御プログラムをコンピュータにロードする方法のほかに、マルチ映像制御プログラムを通信インタフェイスおよびネットワークからファイル形式で取得し、コンピュータで実施する方法によっても同様の効果が得られる。さらに、ネットワークを用いることでプログラムの更新や配布が容易となる。
【0014】
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態のマルチ映像再生装置は、映像データが同期多重化されているデータを受信し、受信したデータから予め定められた1のチャンネル番号等の識別子に基づいて映像データを分離し、分離した映像データに基づいて画像を表示するものである。
なお、図3に示すマルチ映像再生装置300を構成する構成手段のうち、前述の実施の形態1のマルチ映像再生装置100の構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
マルチ映像再生装置300は、チャンネル格納手段320、受信手段110、映像データ抽出手段130、および映像生成手段140とから構成される。
チャンネル格納手段320は、受信手段110が受信した多重化映像データのうち、映像データを特定するためのチャンネル番号等の識別子を予め格納し、格納された識別子の情報を映像データ抽出手段130に出力するための手段である。
マルチ映像再生装置300は、チャンネル格納手段320から出力された識別子の情報に基づいて、受信手段110が受信した多重化映像データから1の映像データを抽出し、抽出した映像データを所定の映像信号に変換し、変換した映像信号に基づいて画像を表示手段150に表示する。
【0015】
図4は、図3に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図4に用いて、本実施の形態のマルチ映像制御方法を説明する。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法における処理のうち、前述の実施の形態1のマルチマルチ映像制御方法の処理と同様なものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
受信手段110は、ネットワーク等の伝送路10を介して、外部の装置から送信された多重化映像データを受信する(ステップS210)。
映像データ抽出手段130は、予めチャンネル格納手段320に格納された1のチャンネル番号等の識別子の情報を取得する(ステップS420)。
映像データ抽出手段130は、ステップS210で受信された多重化映像データからステップS420で取得された識別子の情報に基づいた映像データを分離する(ステップS230)。
なお、本実施の形態のマルチ映像制御方法は、マルチ映像再生装置300を用いて実施することができるが、マルチ映像再生装置300の各構成手段は、インタフェイス、演算制御装置、および記憶装置を有する一般的なコンピュータ装置により構成することもできる。
【0016】
また、前述の説明において、前述のステップS210、S420、およびS230からS250までの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させるためのマルチ映像制御プログラムを生成し、そのプログラムに基づいて、コンピュータに、これらのステップS210,S420、およびS230からS250までの各ステップでの処理を含むマルチ映像制御動作を実行させることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態のマルチ映像再生装置、マルチ映像制御方法、およびマルチ映像制御プログラムによれば、相互に異なる識別子を割り当てられた複数の異なる映像データが、同期多重化されているデータを伝送路経由で受信し、同期多重化されているデータから、予め定められた1の識別子に基づいて映像データを抽出し、当該抽出した映像データを表示するようにしたので、同期信号を必要とせずに、同時に進行する複数の映像から、予め定められた1の識別子に基づいて抽出された映像を他の映像と同期させて表示させることが可能である。
さらに、本実施の形態のマルチ映像再生装置を複数備えたシステムでは、それぞれの映像を相互に隣接して表示させることにより、複数の画面によって1の画面を構成させて映像を表示させる等の効果を得ることが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、同期信号を必要とせずに、複数の異なる映像を同期させて再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すマルチ映像再生装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の各実施の形態において、多重化映像データを搬送するパケットの内部構造の一例を説明するための図である。
【図6】従来のマルチ映像再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…伝送路、30…IPヘッダ、31…UDPヘッダ、32…RTPヘッダ、33…データ本体、35…チャンネル番号、36…映像データ、100,300,500…マルチ映像再生装置、110…受信手段、120…チャンネル設定手段、130…映像データ抽出手段、140…映像生成手段、150,550…表示手段、320…チャンネル格納手段、510…映像信号入力端子、520…セレクタ、530…同期信号処理手段、540…映像生成手段、560…タイミング制御手段。
Claims (6)
- 相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、
伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1の手段と、
前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手段と、
前記第2の手段で指定された識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3の手段と、
前記第3の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4の手段とを備えることを特徴とするマルチ映像再生装置。 - 相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像再生装置であって、
前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を格納する記憶手段と、
伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されたデータを受信する第1の手段と、
前記記憶媒体に格納された1の識別子に基づいて、前記第1の手段で受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2の手段と、
前記第2の手段で抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3の手段とを備えることを特徴とするマルチ映像再生装置。 - 相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、
伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信する第1のステップと、
前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2のステップと、
前記第2のステップで指定された識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されているデータから映像データを抽出する第3のステップと、
前記第3のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第4のステップとを有することを特徴とするマルチ映像制御方法。 - 相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法であって、
伝送路を介して外部の装置から送信された、前記同期多重化されたデータを受信する第1のステップと、
予め定められた1の識別子に基づいて、前記第1のステップで受信した同期多重化されたデータから映像データを抽出する第2のステップと、
前記第2のステップで抽出された映像データに基づいて画像を表示する第3のステップとを有することを特徴とするマルチ映像制御方法。 - コンピュータに、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法を実行させるためのマルチ映像制御プログラムであって、
前記マルチ映像制御プログラムは、伝送路を介して外部の装置から送信される前記同期多重化されているデータを受信させる第1の手順と、
前記映像データ毎に割り当てられた識別子のうち1の識別子を指定させる第2の手順と、
前記第2の手順で指定させた識別子に基づいて、前記第1の手順で受信させた同期多重化されているデータから映像データを抽出させる第3の手順と、
前記第3の手順で抽出された映像データに基づいて画像を表示させる第4の手順とを、コンピュータに実行させることを特徴とするマルチ映像制御プログラム。 - コンピュータに、相互に異なる識別子が割り当てられた複数の映像データが、同期多重化されているデータから1つの映像データを抽出・表示するマルチ映像制御方法を実行させるためのマルチ映像制御プログラムであって、
前記マルチ映像制御プログラムは、伝送路を介して外部の装置から送信された、前記同期多重化されたデータを受信させる第1の手順と、
予め記憶装置に格納された1の識別子に基づいて、前記第1の手順で受信させた同期多重化されたデータから映像データを抽出させる第2の手順と、
前記第2の手順で抽出させた映像データに基づいて画像を表示させる第3の手順とを、コンピュータに実行させることを特徴とするマルチ映像制御プログラム。
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