JP2004046961A - 情報再生方法と情報再生装置とプログラムと記録媒体と光ディスク装置 - Google Patents

情報再生方法と情報再生装置とプログラムと記録媒体と光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ATIP情報とサブQ情報とにずれのある光ディスクでも正常に情報にアクセスできるようにする。
【解決手段】システムコントローラは、S11でシーク(粗シーク,微シーク,トラックジャンプの繰り返し)を行い、S12で追記可能な光ディスクか否かを判断し、追記可能な光ディスクの場合、S13でATIP情報またはSubQ情報でアドレスリードしてアドレスを取得し、追記不可能な光ディスクの場合、S15でSubQ情報でアドレスリードしてアドレスを取得し、S14で取得したアドレスが目標アドレスの手前の所定のセクタ以内か否かを判断し、目標アドレスの手前の所定のセクタ以内であればシークを終了し、そのアドレスのデータを再生する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD,CD−ROM,CD−R/RW,CD+R/RW,DVD−R/RW,DVD−RAM/RAM・WO,DVD+R/RW等の光学的情報記録媒体の情報再生方法と、その光学的情報記録媒体の情報を再生するCDドライブ,CD−ROMドライブ,CD−R/RWドライブ,CD+R/RWドライブ,DVD−R/RWドライブ,DVD−RAM/RAM・WOドライブ,DVD+R/RWドライブ等の情報再生装置と、その情報再生機能をコンピュータに実現させるプログラムと、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体と光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生装置、例えばCD−RドライブはCD−Rディスクが挿入されると、CD−Rディスクの各種情報を取得するためにATIP情報(データの未記録時に予め記録されているアドレス情報)に含まれるスペシャルインフォメーションやアディショナルインフォメーションを読みに行き、CD−Rディスクをアクセスする場合、SubQ情報(記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報)の読み取りが悪い場合のアクセス性能を上げるために、ATIP情報の時間情報に基づいてシーク動作を行う(例えば、特開平9−147381号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の情報再生装置では、ATIP情報を読む機構が無いCD−ROMドライブに比べてマウント時間が遅くなったり、ATIP情報とSubQ情報にずれのある光ディスクの情報にアクセスできなくなったりするという問題があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、光学的情報記録媒体の再生時に生じる上述のような不具合を解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、次の(1)と(2)の情報再生方法を提供する。
(1)データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生方法であって、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生方法。
【0005】
(2)データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生方法であって、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生方法。
【0006】
また、次の(3)と(4)の情報再生装置も提供する。
(3)データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する情報再生装置であって、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手段を備えた情報再生装置。
【0007】
(4)データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する情報再生装置であって、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段を備えた情報再生装置。
【0008】
さらに、次の(5)と(6)のプログラムも提供する。
(5)コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手順を実行させるためのプログラム。
【0009】
(6)コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手順を実行させるためのプログラム。
【0010】
また、次の(7)と(8)の記録媒体も提供する。
(7)コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0011】
(8)コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0012】
さらに、次の(9)〜(13)の光ディスク装置も提供する。
(9)ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して上記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、上記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、上記SubQ情報に基づいて上記光ディスクの情報を再生する情報再生制御手段を備えた光ディスク装置。
(10)ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して前記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、上記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、上記ATIP情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段を備えた光ディスク装置。
【0013】
(11)ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して前記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、上記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、ホストコンピュータから上記ATIP情報を読み出すコマンドを受け取っても上記ATIP情報を返送しないようにする手段を備えた光ディスク装置。
(12)上記(10)の光ディスク装置において、上記光ディスクがCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を取得する手段を設けた光ディスク装置。
(13)上記(11)の光ディスク装置において、上記光ディスクが追記禁止のCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を上記ホストコンピュータへ返送する手段を設けた光ディスク装置。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるCD−R/RWドライブの構成を示すブロック図である。図中の矢印は代表的な信号やデータの流れを示すものであり、各ブロックの接続関係を全て表すものではない。
光ディスク1は、CD,CD−ROM,CD−R/RW等の光学的情報記録媒体である。光ディスク1における「データの未記録時に予め記録されているアドレス情報」とは、未記録状態の光ディスクが備えている形状,構造等によるアドレス情報であり、CD−R/RWディスクの場合はATIP情報が相当する。また、光ディスク1における「記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報」とは、ピット等のマークが形成されることによって現れるアドレス情報であり、CD系ディスクの場合はサブコードQチャネル(SubQ情報)が相当する。
【0015】
スピンドルモータ2は、光ディスク1を回転駆動する。モータドライバ3とサーボ処理部4は、スピンドルモータ2を線速度が一定または角速度が一定になるように制御する。その線速度又は角速度は段階的に変更が可能である。
光ピックアップ5は、図示を省略した公知の半導体レーザ光源(LD),光学系,フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,受光素子及びポジションセンサ等を内蔵したものであり、光ディスク1にレーザ光(LD)を照射し、光ディスク1にデータ(情報)を記録したり、光ディスク1に記録されたデータ(情報)を読み取ったりするためのユニットである。また、光ピックアップ5はシークモータによってディスク半径方向に移動可能である。フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,シークモータは、受光素子,ポジションセンサから得られた信号に基づいてモータドライバ3とサーボ処理部4によってレーザ光のスポット(レーザスポット)が光ディスク1の記録面の目的の場所に位置するように制御される。
【0016】
光ディスク1に記録された情報のリード(読み取り,再生)の場合、光ピックアップ5で得られた再生信号をリードアンプ6で増幅して2値化した後、CDデコーダ7に入力してデインターリーブとエラー訂正の処理を施す。続いてそのデータをCD−ROMデコーダ8に入力して、さらにデータの信頼性を高めるために再度エラー訂正の処理を施す。その後、そのデータをバッファメモリマネージャ9によって一旦バッファメモリ(バッファRAM)に蓄えて、セクタデータとして揃ったところでホストインターフェース(ホストI/F)11を通してホストコンピュータへ一気に送る。光ディスク1からデータを読み出す速度はホストコンピュータの指示やホストI/F11の転送レートや光ディスク1の信号品質や機械特性によって適宜変更される。
【0017】
音楽データが記録されている光ディスク1の再生の場合、CDデコーダ7から出力されるデータをD/Aコンバータ12へ送って音楽信号に変換する。そしてアンプ13で増幅し、ヘッドフォン14で音楽を聴くことができる。また、CDデコーダ7から出力されるデータを一旦バッファメモリ10に蓄え、そのバッファメモリ10からD/Aコンバータ12にデータを送る場合もある。
【0018】
光ディスク1に情報をライト(書き込み、記録)する場合、ホストI/F11を通してホストコンピュータから送られてきたデータをバッファメモリマネージャ9によって一旦バッファメモリ10に蓄える。バッファメモリ10にある程度の量のデータが貯まったところでライトを開始するが、その前にレーザースポットを光ディスク1の記録面の書き込み開始地点に位置させなければならない。その地点は予め光ディスクにトラックの蛇行によって刻まれているウォブル信号により求められる。そのウォブル信号にはATIP情報と呼ばれる絶対時間情報が含まれており、ATIPデコーダ15によってATIP情報を取り出す。また、ATIPデコーダ15が生成する同期信号をCDエンコーダ16に入力して正確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。
【0019】
CD−ROMエンコーダ17やCDエンコーダ16は、バッファメモリ10のデータにエラー訂正コードの付加やインターリーブを行い、CDエンコーダ16から記録用EFMに変調された信号となって出力し、LDドライバ18でLD制御を施し、光ピックアップ5によってコントロールされたレーザ光線により光ディスク1に記録される。
光ディスク1へデータを記録する速度はZCLV等の記録方式やホストコンピュータの指示によって適宜変更される。LDドライバ18によるLD制御は、記録用EFMに従ってレーザ光線をライトパワーで発光させり、適切な記録再生が行えるように絶えず発光の状態を制御している。
システムコントローラ(CPU)19は、このCD−R/RWドライブの全体の制御を司り、この発明に係る各種の処理を実行する。
【0020】
そして、システムコントローラ19が、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手段と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段の機能を果たす。
【0021】
また、ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して上記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段と、上記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、上記SubQ情報に基づいて上記光ディスクの情報を再生する情報再生制御手段と、上記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、上記ATIP情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段の機能も果たす。さらに、ホストコンピュータから上記ATIP情報を読み出すコマンドを受け取っても上記ATIP情報を返送しないようにする手段と、上記光ディスクがCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を取得する手段と、上記光ディスクが追記禁止のCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を上記ホストコンピュータへ返送する手段の機能も果たす。
【0022】
この機能を果たすため、システムコントローラ19の図示を省略した内蔵メモリに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か記録不可能かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手順と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手順を実行させるためのプログラムを予めインストールする。また、そのプログラムを記録したフレキシブルディスク等の磁気ディスクやMOディスク,CD−ROMディスク,CD−R/RWディスク等の光ディスク(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)を介して外部のホストコンピュータからインストールするようにしてもよいし、通信網を介して外部のホストコンピュータからネットワーク経由でインストールするようにしてもよい。
【0023】
したがって、システムコントローラ19は、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して上記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生方法であって、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて上記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生方法と、上記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、上記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生方法の処理を実行する。
【0024】
図2は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の基礎となる光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、ステップ(図中「S」で示す)1で光ディスクが挿入されたか否かを判断し、光ディスクが挿入されたと判断したら、ステップ2でサーボ調整処理と称して、ディスクイナーシャの測定,ホーム位置の確定,回路オフセットの調整,LD回路の調整,反射率の測定,信号振幅の調整,トラックピッチの測定などのさまざまな測定や調整を行う。ここでトラッキングができるようになり、光ディスクからの情報が読み出し可能になる。
【0025】
ステップ3で最初にリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、TOC情報リードでTOC情報を読み出す。光ディスクがマルチセッションディスクであれば各セッションのTOC情報を読み出す。そのTOC情報はトラックのスタート時間を示す重要な情報であるが、それ以外にも各種情報を含んでおり、POINT=B0のMIN,SEC,FRAMEには次に記録可能なプログラムエリアのスタート時間が記録されている。また、閉じられた光ディスク、すなわち追記できないマルチセッションディスクの最後のセッションのPOINT=B0はMIN,SEC,FRAMEがFF,FF,FFで記録されている。閉じられたシングルセッションディスクの場合、POINT=B0が無いこともある。
【0026】
そこで、ステップ4でPOINT=B0が無いか否かを、ステップ5でPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFか否かをそれぞれ判断し、POINT=B0が無い場合とPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFの場合には、ステップ10で挿入された光ディスクが追記禁止ディスクであると判定し、POINT=B0が有る場合とPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFではない場合には、ステップ6で挿入された光ディスクが追記可能ディスクであると判定する。
【0027】
ステップ7でファーストセッションのリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、ATIP情報リードでATIP情報を読み出す。ステップ8でATIP情報有りか否かを判断し、有ればステップ9でPMAエリアへシークし、PMA情報リードでPMA情報を読み出す。しかし、ATIP情報リードでATIP情報の同期信号が検出されなかった場合、ステップ8でATIP情報無し(ATIP情報が無い光ディスク)と判断し、PMA情報リードをパスし、この処理を終了する。
【0028】
次に、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項1,3,5,7,9に係る光ディスクマウントシーケンスの処理について説明する。
CD−R/RWドライブの市場は急速に拡大しつつあり、PCに搭載されるドライブもCD−ROMドライブからCD−R/RWドライブに変ろうとしている。CD−R/RWドライブの開発競争は熾烈を極め、CD−Rディスクのライト速度がリード速度に近づいた現在、記録速度以外の新機能による付加価値付けが行われるようになった。そんな新機能の一つにATIP情報の線速度よりも速い線速度で記録する機能がある。これは記録線密度を低くして記録品質を上げるための機能であるが、当然ATIP情報とSubQ情報の時間情報が一致しなくなる。
【0029】
一方、これまでのCD−R/RWドライブはATIP情報とSubQ情報の時間情報が一致していることを前提に設計されており、SubQ情報の読み取りが悪い場合のアクセス性能を上げるために、ATIP情報またはSubQ情報のどちらかの時間情報がCRCチェックOKで読めたらその情報に基づいてシークするようになっている。そして、このようなCD−R/RWドライブへATIP情報とSubQ情報の時間情報がずれたディスクを挿入すると正常にアクセスできない問題が発生する。
そこで、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報とにずれのある光学的情報記録媒体でも正常に情報にアクセスできるようにする。
【0030】
図3は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項1,3,5,7,9に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、ステップ11でシークを行う。このシークは、シークモータによって光ピックアップを大きく移動させる粗シークと対物レンズを移動させる微シークと1トラック移動するトラックジャンプの繰り返しで行われる。それぞれのシークを完了,繰り返すためには現在位置を知る必要があり、ATIP情報やSubQ情報の時間情報が用いられる。アドレスはこの時間情報を変換して得られる。シークで移動距離に応じて粗シーク,微シーク又はトラックジャンプを行う。
【0031】
ステップ12で追記可能な光ディスク(記録可能な光ディスク)か否かを判断し、追記可能な光ディスクの場合、ステップ13でATIP情報またはSubQ情報でアドレスリードしてアドレスを取得し、追記不可能な光ディスク(記録不可能な光ディスク,追記禁止ディスク)の場合、ステップ15でSubQ情報でアドレスリードしてアドレスを取得する。ステップ14で取得したアドレスが目標アドレスの手前の所定のセクタ以内か否かを判断し、目標アドレスの手前の所定のセクタ以内であればシークを終了し、そのアドレスのデータを再生する。そうでなければステップ11へ戻ってシークを繰り返す。
このようにして、ATIP情報とSubQ情報の時間情報がずれた光ディスクでも正常にアクセスしてデータを読み出すことができる。
【0032】
次に、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項2,4,6,8,10に係る光ディスクマウントシーケンスの処理について説明する。
CD−R/RWドライブはCD−RディスクまたはCD−RWディスクが挿入されるとディスクの種類やフォーマット,トラック,セッションの構成や容量,記録の状態を調べるマウント動作においてATIP情報に含まれるスペシャルインフォメーションやアディショナルインフォメーションを読みに行く。CD−ROMドライブは記録装置ではないため、ATIP情報に含まれるスペシャルインフォメーションやアディショナルインフォメーションを読む必要もないし、ATIP情報を読むための機構も搭載されていない。
【0033】
したがって、データが記録された同じCD−RディスクをCD−R/RWドライブとCD−ROMドライブに挿入してマウント時間を測定するとCD−R/RWドライブの方が遅い傾向にある。これはCD−R/RWドライブがCD−ROMドライブに比べてATIP情報を読む余分な動作をする影響が大きいからである。実際、ユーザの使い勝手を考えた場合、再生する上で追記ができないようにセッションが閉じられた光ディスクをCD−R/RWディスクと認識する必要は無く、これをCD−ROMディスクと同等に扱えばマウント時間の向上を図ることができる。そこで、光学的情報記録媒体のマウント時間を短縮する。
【0034】
図4は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項2,4,6,8,10に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、ステップ21で光ディスクが挿入されたか否かを判断し、光ディスクが挿入されたと判断したら、ステップ22でサーボ調整処理と称して、ディスクイナーシャの測定,ホーム位置の確定,回路オフセットの調整,LD回路の調整,反射率の測定,信号振幅の調整,トラックピッチの測定などのさまざまな測定や調整を行う。ここでトラッキングができるようになり、光ディスクからの情報が読み出し可能になる。
【0035】
ステップ23で最初にリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、TOC情報リードでTOC情報を読み出す。光ディスクがマルチセッションディスクであれば各セッションのTOC情報を読み出す。そのTOC情報はトラックのスタート時間を示す重要な情報であるが、それ以外にも各種情報を含んでおり、POINT=B0のMIN,SEC,FRAMEには次に記録可能なプログラムエリアのスタート時間が記録されている。また、閉じられた光ディスク、すなわち、追記できないマルチセッションディスクの最後のセッションのPOINT=B0はMIN,SEC,FRAMEがFF,FF,FFで記録されている。閉じられたシングルセッションディスクの場合、POINT=B0が無いこともある。
【0036】
そこで、ステップ24でPOINT=B0が無いか否かを、ステップ25でPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFか否かをそれぞれ判断し、POINT=B0が無い場合とPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFの場合には、ステップ30で挿入された光ディスクが追記禁止ディスク(記録不可能な光ディスク)であると判定し、この処理を終了してデータを再生する。
一方、ステップ24の判断でPOINT=B0が有る場合と、ステップ25の判断でPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFではない場合には、ステップ26で挿入された光ディスクが追記可能ディスクであると判定し、ステップ27でファーストセッションのリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、ATIP情報リードでATIP情報を読み出す。
【0037】
ステップ28でATIP情報有りか否かを判断し、有ればステップ29でPMAエリアへシークし、PMA情報リードでPMA情報を読み出す。しかし、ATIP情報リードでATIP情報の同期信号が検出されなかった場合、ステップ28でATIP情報無し(ATIP情報が無い光ディスク)と判断し、PMA情報リードをパスし、この処理を終了する。
このようにして、追記禁止ディスクと判定した場合、CD−ROMドライブと同じ動作をするのであれば、ATIP情報とPMA情報は必ずしも必要でないので、ATIP情報,PMA情報をリードせずにマウントを終了し、データを再生するので、CD−Rディスクのマウント時間が向上し、データ再生時間を短縮することができる。
【0038】
次に、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項11に係る光ディスクマウントシーケンスの処理について説明する。
アプリケーション上、CD−ROMドライブでは動作するがCD−R/RWドライブでは動作しないといったCD−Rディスクがある。現状、CD−R/RWドライブはCD−Rディスクが挿入されるとATIP情報を読み出し、ホストコンピュータからリードトック(Read TOC),PMA,ATIPコマンドのようなATIP情報を読み出すコマンドが来ると要求された情報を返すようにしている。それに対し、CD−ROMドライブはATIP情報を読み出す機構を持たないため、Read TOC,PMA,ATIPコマンドのようなATIP情報を読み出すコマンドに対してエラーを返す。
【0039】
このように、CD−ROMドライブとCD−R/RWドライブでホストコンピュータに対する反応の違いがドライブ互換性を失わせている。
そこで、追記ができないようにセッションが閉じられた光ディスクの場合は、上記のようなコマンドに対する反応をCD−ROMドライブと同じにすることにより、CD−ROMドライブとの互換性を向上させる。
【0040】
図5は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項11に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、光ディスクのマウント時、ステップ31でホストコンピュータからリードトック(Read TOC),PMA又はATIPコマンドを受信したか否かを判断し、受信したらステップ32でPMA情報又はATIP情報を要求するコマンドか否かを判断し、PMA情報又はATIP情報を要求するコマンドでなければ、ステップ36で通常の処理をしてこの処理を終了する。
【0041】
一方、ステップ32でPMA情報又はATIP情報を要求するコマンドであると判断したら、ステップ33で挿入された光ディスクが追記禁止ディスク(記録不可能な光ディスク)か否かを判断する。追記禁止ディスクであればドライブがこの情報の返送に対応していないということでPMA情報及びATIP情報を返送せず、ホストコンピュータへエラーを返すエラー処理を実行し、この処理を終了する。また、ステップ33の判断で追記禁止ディスクでなければ、ステップ34でPMA情報及びATIP情報をホストコンピュータへ返送し、この処理を終了する。このようにして、CD−ROMドライブとの再生互換性が向上する。
【0042】
次に、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項12に係る光ディスクマウントシーケンスの処理について説明する。
追記ができないようにセッションが閉じられた光ディスクであってもCD−RWディスクの場合は消去が可能である。そのためには、マウント時にATIP情報に含まれるスペシャルインフォメーションやアディショナルインフォメーションを読み込んだほうが都合が良い。CD−Rディスクよりも価格の高いCD−RWディスクをCD−ROMの代わりとして使用するケースは少ないと考えられ、マウント時間の短縮メリットよりもデメリットのほうが強調されるため、CD−RディスクのときにはATIP情報を読むようにする。
【0043】
図6は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項12に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、ステップ41で光ディスクが挿入されたか否かを判断し、光ディスクが挿入されたと判断したら、ステップ42でサーボ調整処理と称して、ディスクイナーシャの測定,ホーム位置の確定,回路オフセットの調整,LD回路の調整,反射率の測定,信号振幅の調整,トラックピッチの測定などのさまざまな測定や調整を行う。ここでトラッキングができるようになり、光ディスクからの情報が読み出し可能になる。ステップ43で反射率に基づいて光ディスクの種類を判別する。CD−RWディスクは反射率がCD−Rディスク,CD−ROMディスクに比べて低い。この反射率の高低に基づいてマウントされた光ディスクがCD−RWディスクか否かを判別する。
【0044】
ステップ44では、最初にリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、TOC情報リードでTOC情報を読み出す。光ディスクがマルチセッションディスクであれば各セッションのTOC情報を読み出す。そのTOC情報はトラックのスタート時間を示す重要な情報であるが、それ以外にも各種情報を含んでおり、POINT=B0のMIN,SEC,FRAMEには次に記録可能なプログラムエリアのスタート時間が記録されている。また、閉じられた光ディスク、すなわち追記できないマルチセッションディスクの最後のセッションのPOINT=B0はMIN,SEC,FRAMEがFF,FF,FFで記録されている。閉じられたシングルセッションディスクの場合、POINT=B0が無いこともある。
【0045】
そこで、ステップ45でPOINT=B0が無いか否かを、ステップ46でPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFか否かをそれぞれ判断し、POINT=B0が無い場合とPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFの場合には、ステップ51で挿入された光ディスクが追記禁止ディスク(記録不可能な光ディスク)であると判定し、ステップ52でステップ43の判別結果に基づいて光ディスクがCD−RWディスクか否かを判断し、CD−RWディスクでなければこの処理を終了してデータを再生し、CD−RWディスクならステップ48へ進む。一方、ステップ45の判断でPOINT=B0が有る場合と、ステップ46の判断でPOINT=B0がMIN,SEC,FRAME=FF,FF,FFではない場合には、ステップ47で挿入された光ディスクが追記可能ディスクであると判定し、ステップ48へ進む。ステップ48ではファーストセッションのリードイン領域(Lead−inエリア)へシークし、ATIP情報リードでATIP情報を読み出す。
【0046】
ステップ49でATIP情報有りか否かを判断し、有ればステップ50でPMAエリアへシークし、PMA情報リードでPMA情報を読み出す。しかし、ATIP情報リードでATIP情報の同期信号が検出されなかった場合、ステップ49でATIP情報無し(ATIP情報が無い光ディスク)と判断し、PMA情報リードをパスし、この処理を終了する。
このように、CD−RWディスクは追記禁止ディスクであってもそれを解除したり、ディスクやセッションを消去可能であるから、追記禁止ディスクだからと言って無条件にATIPやPMAをリードしないのは都合が悪い。
そこで上述のように、光ディスクが追記禁止ディスクと判定された後、CD−RWディスクなら、ATIP情報やPMA情報をリードし、CD−RWディスクでなければATIP情報やPMA情報をリードせずにマウントを終了するので、CD−RWディスクが消去できない問題を解消することができる。
【0047】
次に、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項13に係る光ディスクマウントシーケンスの処理について説明する。
CD−RWディスクにおいて、ホストコンピュータから要求されたATIP情報を返さないと、ホストコンピュータ上で動作するアプリケーションはCD−R/RWドライブにマウントされている光ディスクを消去できないディスクと判定する場合が有る。そこで、CD−RディスクのときにATIP情報をホストコンピュータへ返送しないようにする。
【0048】
図7は、図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項13に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
システムコントローラ19は、光ディスクのマウント時、ステップ61でホストコンピュータからリードトック(Read TOC),PMA又はATIPコマンドを受信したか否かを判断し、受信したらステップ62でPMA情報又はATIP情報を要求するコマンドか否かを判断し、PMA情報又はATIP情報を要求するコマンドでなければ、ステップ67で通常の処理をしてこの処理を終了する。
【0049】
一方、ステップ62でPMA情報又はATIP情報を要求するコマンドであると判断したら、ステップ63で追記禁止ディスクか否かを判断し、追記禁止ディスクであればステップ65でCD−RWディスクか否かを判断し、CD−RWディスクでなければ(すなわちCD−Rディスクなら)、ドライブがこの情報の返送に対応していないということでPMA情報及びATIP情報を返送せず、ホストコンピュータへエラーを返すエラー処理を実行し、この処理を終了する。
また、ステップ63の判断で追記禁止ディスクでない場合と、ステップ65の判断でCD−RWディスクである場合は、ステップ64でPMA情報及びATIP情報をホストコンピュータへ返送し、この処理を終了する。このようにして、CD−RWディスクが消去できない問題を解消することができる。
【0050】
なお、上述の実施形態では、CD−R/RWディスクを記録再生するCD−R/RWドライブについて説明したが、CD+R/RWドライブ,DVD−R/RWドライブ,DVD−RAM/RAM・WOドライブ,DVD+R/RWドライブにおいても同様に実施することができる。
【0051】
その場合、CD+R/RW,DVD−R/RW,DVD−RAM/RAM・WO,DVD+R/RW等の光学的情報記録媒体における「データの未記録時に予め記録されているアドレス情報」とは、未記録状態の光ディスクが備えている形状,構造等によるアドレス情報であり、DVD−R/RWディスクの場合はLPP(Land Pre−Pit)情報が、DVD+R/RWディスクの場合はADIP(ADdress In Pre−groove)情報が、DVD−RAM/RAM・WOディスクの場合はCAPA(Complimentary Allocated Pit Addressing)情報がそれぞれ相当する。また、「記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報」とは、ピット等のマークが形成されることによって現れるアドレス情報であり、DVD−RAM系以外のDVD系ディスクの場合は記録単位に含まれる物理アドレス情報が相当する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の情報再生方法と情報再生装置と光ディスク装置によれば、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報とにずれのある光学的情報記録媒体でも正常に情報にアクセスできるようにし、光学的情報記録媒体のマウント時間を短縮することができる。また、この発明のプログラムと記録媒体によれば、コンピュータにこの発明に係る処理機能を容易に実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるCD−R/RWドライブの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の基礎となる光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【図3】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項1,3,5,7,9に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【図4】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項2,4,6,8,10に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【図5】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項11に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【図6】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項12に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【図7】図1のシステムコントローラ19によるこの発明の請求項13に係る光ディスクマウントシーケンスの処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1:光ディスク     2:スピンドルモータ
3:モータドライバ   4:サーボ処理部
5:光ピックアップ   6:リードアンプ
7:CDデコーダ    8:CD−ROMデコーダ
9:バッファメモリマネージャ
10:バッファメモリ  11:ホストインターフェース
12:D/Aコンバータ 13:アンプ
14:ヘッドフォン   15:ATIPデコーダ
16:CDエンコーダ  17:CD−ROMエンコーダ
18:LDドライバ   19:システムコントローラ(CPU)

Claims (13)

  1. データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生方法であって、
    前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて前記光学的情報記録媒体の情報を再生することを特徴とする情報再生方法。
  2. データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生方法であって、
    前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行うことを特徴とする情報再生方法。
  3. データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する情報再生装置であって、
    前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて前記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手段を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  4. データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する情報再生装置であって、
    前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  5. コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて前記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手順を実行させるためのプログラム。
  6. コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手順を実行させるためのプログラム。
  7. コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記記録されたデータの構造内のアドレス情報に基づいて前記光学的情報記録媒体の情報を再生する情報再生制御手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. コンピュータに、データの未記録時に予め記録されているアドレス情報と記録されたデータの構造内に含まれるアドレス情報との2つのアドレス情報を有する光学的情報記録媒体に対して前記2つのアドレス情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手順と、前記光学的情報記録媒体が記録可能か否かを判断し、記録不可能と判断した場合、前記データの未記録時に予め記録されているアドレス情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手順を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して前記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、
    前記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、前記SubQ情報に基づいて前記光ディスクの情報を再生する情報再生制御手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  10. ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して前記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、
    前記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、前記ATIP情報の取得を禁止して情報の再生を行う情報再生制御手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  11. ATIP情報とSubQ情報の2つの情報を有する光ディスクに対して前記2つの情報のいずれかに基づいて情報の再生を行う情報再生手段を有する光ディスク装置であって、
    前記光ディスクが追記可能か否かを判断し、追記不可能と判断した場合、ホストコンピュータから前記ATIP情報を読み出すコマンドを受け取っても前記ATIP情報を返送しないようにする手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  12. 請求項10記載の光ディスク装置において、前記光ディスクがCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を取得する手段を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 請求項11記載の光ディスク装置において、前記光ディスクが追記禁止のCD−RWディスクの場合、そのATIP情報を前記ホストコンピュータへ返送する手段を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
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