JP2004046803A - 画像形成装置およびパス指定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体を挿入する記録媒体用スロットを予め決めておく必要がなく、マウントポイントを固定しておく必要がなく、マウントポイントが画像形成装置のディレクトリに拘束されることがない画像形成装置およびパス指定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ハードウェア資源を用いて処理を行うプログラムと、記録媒体126を挿抜可能なスロット125とを有する画像形成装置であって、スロット125に挿入されている記録媒体を第1マウントポイントにマウントする記録媒体起動手段121と、記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パス及び第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得すると共に、設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに絶対パスをマウントするプログラム起動手段52とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】     図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置およびパス指定方法に係り、特にパス指定に応じて記録媒体をマウントポイントにマウントする画像形成装置およびパス指定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。特許文献1には、上記のような融合機の一例が記載されている。
【0003】
このような融合機は、電源投入後に、BIOS(Basic Input/Output System)およびブートローダ(Boot Loader)が起動する。ブートローダは、カーネル(Kernel)およびルートファイルシステムをRAM(Random Access Memory)上に展開してカーネルを起動する。そして、カーネルはルートファイルシステムをマウントする。ここでマウントとは、ファイルシステムや周辺機器などをアクセス可能な状態に起動することをいう。
【0004】
カーネルの起動後、アプリケーション(以下、アプリという)や各種サービスを起動するアプリ/サービス起動プログラムが起動される。アプリ/サービス起動プログラムは融合機で最初に起動されるプロセスであり、所定の設定ファイルに従ってファイルシステムをマウントし、融合機の動作に必要なサービス層およびアプリのプロセスを所定の設定ファイルに従って起動していた。
【0005】
このような従来の融合機では、起動するアプリのプログラムをハードディスク装置やROMなどに記録しておく必要があった。特許文献2には、起動するアプリのプログラムをハードディスク装置やROMなどに追加する画像処理装置の一例が記載されている。
【0006】
また、アプリ/サービス起動プログラムは、例えば記録媒体の一例としてSDカードがスロットに挿入されると、そのSDカードに記録された設定ファイルに従ってファイルシステムをマウントし、SDカードに記録されたアプリのプロセスを所定の設定ファイルに従って起動していた。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−84383号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2001−76125号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の融合機は、起動するアプリに応じた設定ファイルをハードディスク装置やROMなどに記録しておく必要があった。また、SDカードに記録されたアプリのプロセスを起動する場合、従来の融合機は起動するアプリに応じた設定ファイルをSDカードに記録しておく必要があった。
【0010】
ところで、設定ファイルはマウント対象のパス指定と、マウント先を表すマウントポイントのパス指定とを含んでいる。なお、マウント対象のパス指定およびマウントポイントのパス指定は、絶対パスにより行われていた。
【0011】
しかしながら、従来の融合機では同種の記録媒体用スロットが複数設けられている場合がある。例えばSDカード用スロットが複数設けられている場合、一つのSDカード用スロットに挿入されたSDカードのアプリと他のSDカード用スロットに挿入されたSDカードのアプリとは、パスが異なっている。
【0012】
したがって、従来の融合機では同種の記録媒体用スロットが複数設けられていても、その記録媒体を挿入する記録媒体用スロットを一つに決めておき、その記録媒体用スロットに応じた設定ファイルを作成して記録媒体に記録しておく必要があるという問題があった。
【0013】
また、従来の融合機では、マウントポイントのパス指定を絶対パスにより行っていたため、マウントポイントが固定されてしまうと共に、マウントポイントが画像形成装置のディレクトリに拘束されるという問題があった。
【0014】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、記録媒体を挿入する記録媒体用スロットを予め決めておく必要がなく、マウントポイントを固定しておく必要がなく、マウントポイントが画像形成装置のディレクトリに拘束されることがない画像形成装置およびパス指定方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置であって、前記スロットに挿入されている記録媒体を第1マウントポイントにマウントする記録媒体起動手段と、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パス及び前記第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに前記絶対パスをマウントするプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0016】
また、上記課題を解決するため、本発明は、ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置であって、前記スロットに挿入されている記録媒体をマウントする記録媒体起動手段と、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されているディレクトリおよび相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている絶対パスを前記絶対マウントポイントにマウントするプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0017】
また、上記課題を解決するため、本発明は、ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置のパス指定方法であって、前記スロットに挿入されている記録媒体を第1マウントポイントにマウントする第1マウント段階と、前記記録媒体をマウントした前記第1マウントポイントを保存するマウントポイント保存段階と、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パス及び前記保存した第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得する絶対パス取得段階と、前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに前記絶対パスをマウントする第2マウント段階とを有することを特徴とする。
【0018】
また、上記課題を解決するため、本発明は、ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置のパス指定方法であって、前記スロットに挿入されている記録媒体をマウントする第1マウント段階と、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されているディレクトリおよび相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得する絶対マウントポイント取得段階と、前記設定ファイルに記録されている絶対パスを前記絶対マウントポイントにマウントする第2マウント段階とを有することを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、スロットに挿入されている記録媒体をマウントした第1マウントポイントを保存しておき、記録媒体の設定ファイルに記録された相対パスおよび第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得することができるので、マウント対象のパス指定を相対パスにより指定することが可能である。
【0020】
また、本発明によれば、スロットに挿入されている記録媒体の設定ファイルに記録されたディレクトリおよび相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得することができるので、マウントポイントのパス指定を相対パスにより指定することが可能である。
【0021】
さらに、本発明によれば、スロットに挿入されている記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されたディレクトリを画像形成装置に作成し、作成したディレクトリおよび設定ファイルから読み出した相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得することができるので、新たに作成したディレクトリおよび相対マウントポイントに応じてマウントポイントのパス指定が可能である。
【0022】
したがって、本発明によれば、記録媒体を挿入する記録媒体用スロットを予め決めておく必要がなく、マウントポイントを固定しておく必要がなく、マウントポイントが画像形成装置のディレクトリに拘束されることがない。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示す。融合機1は、白黒レーザープリンタ(B&W LP)11と,カラーレーザープリンタ(ColorLP)12と,スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13と,ソフトウェア群20と,融合機起動部50とを有する。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30とプラットフォーム40とを有する。
【0025】
アプリケーション30は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの画像形成処理にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うものである。
【0026】
アプリケーション30は、ページ記述言語(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ31と,コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ35と,工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36とを有している。
【0027】
また、プラットフォーム40は、アプリケーション30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)43と、オペレーティングシステム(以下、OSという)41とを有するように構成されている。
【0028】
コントロールサービスは、システムコントロールサービス(以下、SCSという)42,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)44,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)45,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)46,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)47,ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)48など、一つ以上のサービスモジュールを有するように構成されている。
【0029】
なお、プラットフォーム40は予め定義されている関数によりアプリケーション30からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。OS41は、ユニックス(UNIX(登録商標))等であって、プラットフォーム40およびアプリケーション30の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
【0030】
SRM43のプロセスは、SCS42と共にシステムの制御およびハードウェア資源の管理を行うものである。例えばSRM43のプロセスは、エンジン,メモリ,HDDファイル,ホストI/O(セントロI/F,ネットワークI/F,IEEE1394 I/F,RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。
【0031】
具体的に、SRM43は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対してハードウェア資源を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施している。
【0032】
SCS42のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,ハードウェア資源管理,割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。ECS44のプロセスは、白黒レーザープリンタ11,カラーレーザープリンタ12,ハードウェアリソース13などのエンジンの制御を行う。
【0033】
MCS45のプロセスは、画像メモリの取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。OCS46のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
【0034】
FCS47のプロセスは、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリ送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミリ受信印刷,融合送受信を行うためのAPIを提供する。
【0035】
NCS48のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
【0036】
例えばNCS48は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
【0037】
融合機1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム40で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。
【0038】
図2は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラ60と,オペレーションパネル80と,FCU81と,エンジン部82とを含む。コントローラ60は、CPU61と,システムメモリ62と,ノースブリッジ(NB)63と,サウスブリッジ(SB)64と,ASIC66と,ローカルメモリ67と,HDD68と、ネットワークインターフェースカード(NIC)69と,SDカード用スロット70と,USBデバイス71と,IEEE1394デバイス72と,セントロニクス73とを含む。
【0039】
オペレーションパネル80は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU81およびエンジン部82は、コントローラ60のASIC66にPCIバス83で接続されている。
【0040】
コントローラ60は、ASIC66にローカルメモリ67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。コントローラ60は、NB63を介してCPU61とASIC66とを接続することにより、CPU61のインターフェースが公開されていない場合に対応する。なお、ASIC66とNB63とはAGP(Accelerated Graphics Port )65を介して接続されている。
【0041】
このように、図1のアプリケーション30やプラットフォーム40を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスでなくAGP65を介して接続することで、パフォーマンスの低下を防いでいる。
【0042】
CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、OS41上にSCS42,SRM43,ECS44,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ31,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャナアプリ34,ネットファイルアプリ35,工程検査アプリ36を起動して実行させる。
【0043】
NB63は、CPU61,システムメモリ62,SB64,ASIC66,NIC69,SDカード用スロット70,USBデバイス71,IEEE1394デバイス72およびセントロニクス73を接続するためのブリッジである。
【0044】
SB64,NIC69,SDカード用スロット70,USBデバイス71,IEEE1394デバイス72およびセントロニクス73は、PCIバス74を介してNB63に接続されている。なお、SB64は、PCIバス74とROMや周辺デバイス等とを接続するためのブリッジである。
【0045】
システムメモリ62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。ローカルメモリ67はコピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるメモリである。
【0046】
ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD68は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積などを行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
【0047】
NIC69は、融合機1をネットワークに接続するインターフェース機器である。SDカード用スロット70はSDカードを挿抜可能なものであり、SDカードの挿入または抜き出しに応じた割り込みを後述するSDカードアクセスドライバに対して行う。USBデバイス71,IEEE1394デバイス72およびセントロニクス73は、夫々の規格に準じたインターフェースである。
【0048】
また、オペレーションパネル80は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。なお、FCU81はメモリを有している。FCU81が有するメモリは、例えば融合機1の電源がOFFのときに受信したファクシミリデータを一時的に格納するために利用される。
【0049】
図1の融合機起動部50は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、プラットフォーム40やアプリケーション30を起動するものである。図3は、融合機起動部の一例の構成図を示す。融合機起動部50は、ROMモニタ51と,プログラム起動部52とを有する。
【0050】
BIOSおよびブートローダとしてのROMモニタ51は電源投入時に実行されるものであり、ハードウェアの初期化,コントローラ60の診断,ソフトウェアの初期化などを行う。ROMモニタ51は、カーネルおよびルートファイルシステムをシステムメモリ62上に展開してカーネルを起動する。そして、カーネルはルートファイルシステムをマウントする。
【0051】
アプリ/サービス起動プログラムとしてのプログラム起動部52は、カーネルから呼び出されるものであり、システムメモリ62及びローカルメモリ67上にメモリ領域を確保する。プログラム起動部52は、融合機1で最初に起動されるプロセスであって、所定の設定ファイルに従ってファイルシステムをマウントする。
【0052】
プログラム起動部52は、融合機の動作に必要なアプリケーション30およびプラットフォーム40のプログラムを所定の設定ファイルに従ってROMなどから読み出し、読み出した各プログラムをシステムメモリ62及びローカルメモリ67上に確保したメモリ領域に展開してアプリケーション30およびプラットフォーム40のプロセスを起動するものである。
【0053】
更に、プログラム起動部52の処理について説明する。プログラム起動部52は、起動時に所定のマスタ設定ファイルを読み込み、読み込んだマスタ設定ファイルに従ってファイルシステムのマウントおよびプロセスの起動を行う。例えば図4のようなファイルツリーの場合、プログラム起動部52はマスタ設定ファイルとして「/etc/init.conf」を起動時に読み込む。図4は、ファイルツリーの一例の構成図を示す。
【0054】
プログラム起動部52は、読み込んだマスタ設定ファイルにマウントの記述が存在した場合、そのマウントの記述に従ってマウント処理を実行する。例えば図5のようなマスタ設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウントの記述に従ってSDカード0〜3の上のファイルシステムのマウント処理を行う。図5は、マスタ設定ファイルの一例の構成図を示す。
【0055】
また、プログラム起動部52はマウントしたファイルシステムのルートに所定の設定ファイルが存在する場合、又はマウントしたファイルシステムのルートに所定の拡張子のファイルを含む所定のディレクトリが存在する場合、所定の設定ファイル又は所定の拡張子のファイルを読み込んでファイルシステムのマウント処理を行う。
【0056】
例えばマウントしたSDカードのファイルシステムのルートに図6のような設定ファイル「init.conf」又は「init.cnf」が存在する場合、プログラム起動部52は設定ファイルに存在するマウントの記述に従ってマウント処理を実行する。図6は、設定ファイルの一例の構成図を示す。
【0057】
マウントしたSDカードファイルシステムのルートに図7のようなディレクトリ「init.d」が存在し、そのディレクトリに拡張子「conf」,「cnf」のファイルが含まれる場合、プログラム起動部52はそのファイルに存在するマウントの記述に従ってマウント処理を実行する。図7は、SDカードのファイルツリーの一例の構成図を示す。
【0058】
なお、プログラム起動部52がマウントできるファイルシステムは、図5及び図6に記載されているような「gzromfs」などがある。このファイルシステム「gzromfs」は、gzip圧縮されたROMFS形式のファイルをRAM上に展開してマウントする。
【0059】
以下、融合機1の電源を投入したままの状態で、アプリケーションが記録されているSDカードをSDカード用スロットに挿入し、またはSDカード用スロットから抜き出したときの処理について説明していく。
【0060】
図8は、本発明によるパス指定方法の一実施例の説明図を示す。図8の説明図では、融合機1の構成のうち説明に必要な構成を表し、説明に必要のない構成を省略している。
【0061】
SDカード126は、ルートファイルシステム,サービス層,アプリケーション,フォントデータなどが、モジュール情報の格納されたヘッダとROMFS形式のデータから構成されるバイナリファイルとして記録されている。なお、SDカード126は融合機1の電源を投入したままの状態で、いわゆる活線挿抜が可能である。SDカード用スロット125は、SDカード126を挿抜可能なものであり、SDカード126の挿入または抜き出しに応じた割り込みをSDカードアクセスドライバ124に対して行う。
【0062】
SDカードアクセスドライバ124は、SDカード126に対するアクセス制御を行うものであり、SDカード用スロット125からの割り込みに応じてSDカード126の挿入または抜き出しをSDカードステータスモニタドライバ123に通知する。
【0063】
SDカードステータスモニタドライバ123は、SDカード126の挿入,抜き出し,マウント,アンマウントなど、SDカード126のステータス情報を管理するものであり、SDカード126のステータス情報をプログラム起動部52に通知する。
【0064】
プログラム起動部52は、SDカード126の挿入または抜き出しに応じてSDカードチェックプログラム121を起動する。また、プログラム起動部52はSDカードステータスモニタドライバ123からのSDカード126のステータス情報に応じてSDカード126内のプログラムを起動する。
【0065】
SDカードチェックプログラム121は、SDカード126についてパーティションが正しいか,ファイルシステムの状態が正しいかをチェックし、ファイルシステム122として使用可能な状態にするためのものである。SDカードチェックプログラム121は、例えばSDカード126のチェック機能,マウント機能,アンマウント機能,状態通知機能などを有している。
【0066】
次に、本発明によるパス指定方法の処理手順についてフローチャートを参照しつつ説明していく。プログラム起動部52は、融合機1のアプリケーション30およびプラットフォーム40のプロセスを起動したあと、イベント待ち状態となる。図9は、イベント待ち処理の一例のフローチャートを示す。
【0067】
図9中、ステップS1では、プログラム起動部52が、イベントの発生有無を判定する。イベントの発生が無いと判定すると(S1においてNO)、プログラム起動部52はステップS1の処理を繰り返す。イベントの発生が有ると判定すると(S1においてYES)、プログラム起動部52はステップS2に進む。
【0068】
例えばSDカード126がSDカード用スロット125に挿入されると、SDカードアクセスドライバ124はSDカード用スロット125からの割り込みに応じてSDカード126の挿入をSDカードステータスモニタドライバ123に通知する。そして、SDカードステータスモニタドライバ123は、SDカード126の挿入をプログラム起動部52に通知する。プログラム起動部52は、SDカードステータスモニタドライバ123からSDカード126の挿入が通知されたときにイベントの発生があると判定する。
【0069】
また、SDカード126がSDカード用スロット125から抜き出されると、SDカードアクセスドライバ124はSDカード用スロット125からの割り込みに応じてSDカード126の抜き出しをSDカードステータスモニタドライバ123に通知する。そして、SDカードステータスモニタドライバ123は、SDカード126の抜き出しをプログラム起動部52に通知する。プログラム起動部52は、SDカードステータスモニタドライバ123からSDカード126の抜き出しが通知されたときにイベントの発生があると判定する。
【0070】
ステップS2では、プログラム起動部52が、イベントの内容を判定する。イベントの内容がSDカード126の挿入検知である場合、プログラム起動部52はステップS3に進む。ステップS3では、後述するSDカード挿入検知処理が行われる。一方、イベントの内容がSDカード126の抜出検知である場合、プログラム起動部52はステップS4に進む。ステップS4では、後述するSDカード抜出検知処理が行われる。
【0071】
図10は、SDカード挿入検知処理の一例のフローチャートを示す。ステップS11では、プログラム起動部52が、SDカードチェックプログラム121を起動させる。
【0072】
ステップS11に続いてステップS12に進み、SDカードチェックプログラム121はマスタ設定ファイルに従ったSDカード126のマウントを行い、SDカード126のマウントを行った旨をSDカードステータスモニタドライバ123に通知する。例えば図11のようなマスタ設定ファイルの場合、SDカードチェックプログラム121はマウント対象「/dev/sd1」をマウントポイント「/mnt/sd1」にマウントする。
【0073】
ステップS12に続いてステップS13に進み、プログラム起動部52はステップS12でSDカード126をマウントしたマウントポイントを保存する。例えば図11のマスタ設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウントポイント「/mnt/sd1」を保存する。図11は、マスタ設定ファイルの他の一例の構成図を示す。
【0074】
ステップS13に続いてステップS14に進み、プログラム起動部52はSDカードステータスモニタドライバ123からSDカード126がマウントされた旨を通知されると、マウントされたSDカード126から設定ファイルを読み出して解析する。例えばプログラム起動部52は図12のような設定ファイルを読み出す。図12は、マウント対象が相対パス指定されている設定ファイルの一例の構成図を示す。
【0075】
ステップS14に続いてステップS15に進み、プログラム起動部52はステップS14で行った設定ファイルの解析結果に基づき、マウント対象が相対パス指定されているか否かを判定する。マウント対象が相対パス指定されていると判定すると(S15においてYES)、プログラム起動部52はステップS16に進む。例えば図12の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウント対象「gzromfs」のパス指定が相対パス指定「font1.gz」されていると判定する。
【0076】
一方、マウント対象が相対パス指定されていないと判定すると(S15においてNO)、プログラム起動部52はステップS17に進む。例えばプログラム起動部52はマウント対象「gzromfs」のパス指定が「/mnt/sd1/font1.gz」であれば絶対パス指定されていると判定する。
【0077】
ステップS16では、プログラム起動部52が、マウント対象の相対パス指定にステップS13で保存したマウントポイントを付加することでマウント対象の絶対パス指定を取得する。例えば図11のマスタ設定ファイルおよび図12の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウント対象の絶対パス指定「/mnt/sd1/font1.gz」を取得してステップS17に進む。
【0078】
ステップS17では、プログラム起動部52が、設定ファイルおよび絶対パス指定に応じたマウントを行う。例えば図12の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウント対象の絶対パス指定「/mnt/sd1/font1.gz 」をマウントポイント「/prt/font1」にマウントする。そして、ステップS17に続いてステップS18に進み、プログラム起動部52はSDカード126に記録されているプログラムのプロセスを起動する。
【0079】
図10のSDカード挿入検知処理では、マウントされたSDカード126に記録されている図6のような設定ファイル又は図7のようなファイル,又はアプリケーション30やプラットフォーム40等のプログラムを全て読み出してマウントしていたが、SDカード126の不正コピーを防止するため電子認証チェックを行うようにしてもよい。
【0080】
図13は、電子認証チェック機能を有するSDカード挿入検知処理の一例のフローチャート(1/2)である。図14は、電子認証チェック機能を有するSDカード挿入検知処理の一例のフローチャート(2/2)である。
【0081】
ステップS21〜S23は、図10のフローチャートの処理と同様であり、説明を省略する。SDカードステータスモニタドライバ123からSDカード126がマウントされた旨を通知されると、プログラム起動部52はステップS24に進み、マウントされたSDカード126から設定ファイルを検索する。ステップS25に進み、プログラム起動部52はマウントされたSDカード126に設定ファイルが存在すれば(S25においてYES)、ステップS26に進む。なお、マウントされたSDカード126に設定ファイルが存在しなければ(S25においてNO)、プログラム起動部52はステップS33に進む。ステップS26では、プログラム起動部52が、電子認証チェック用ライブラリを用いて設定ファイルの認証チェックを行う。
【0082】
例えば設定ファイルの認証チェックは、図15に表したフローチャートのように行われる。図15は、設定ファイルの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【0083】
ステップS41では、プログラム起動部52が、SDカード126に設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在するか否かを判定する。設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルは、設定ファイルと、設定ファイルおよびSDカードのシリアルIDのメッセージダイジェスト(以下、MDという)から作成された電子署名ファイルとを含む。
【0084】
図16は、SDカードに記録された対象ファイルの一例のイメージ図である。図16の例では、「printer.cnf」が設定ファイルを表し、「printer.lic」が設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表し、「printer.mod」がマウント対象のモジュールファイルを表し、「printer.mac」がマウント対象モジュールの認証チェックに利用する電子署名ファイルを表す。
【0085】
設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在すると判定すると(S41においてYES)、プログラム起動部52はSDカード126から設定ファイルおよび設定ファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを取得してステップS42に進む。
【0086】
ステップS42では、プログラム起動部52が、SDカード126のシリアルIDをSDカード126から取得する。ステップS43に進み、プログラム起動部52はステップS41で取得した設定ファイルと、ステップS42で取得したSDカード126のシリアルIDとのMD1を作成する。ステップS43に続いてステップS44に進み、プログラム起動部52はステップS41で取得した電子署名ファイルを公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0087】
ステップS45に進み、プログラム起動部52はステップS43で作成したMD1とステップS44で作成したMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S45においてYES)、プログラム起動部52はステップS46に進み、設定ファイルの認証チェックがOKと判定する。
【0088】
一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S45においてNO)、プログラム起動部52はステップS47に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。MD1とMD2とが等しくなければ、SDカード126に記録されているファイルは不正にコピーされた可能性が高いためである。
【0089】
なお、設定ファイルの認証チェックに利用する対象ファイルが存在しないと判定すると(S41においてNO)、プログラム起動部52はステップS47に進み、設定ファイルの認証チェックがNGと判定する。
【0090】
図13に戻り、プログラム起動部52は設定ファイルの認証チェックがOKであれば(S26においてYES)、ステップS27に進み、図17のような設定ファイルの解析を行う。なお、プログラム起動部52は設定ファイルの認証チェックがNGであれば(S26においてNO)、ステップS24に進む。
【0091】
図17は、設定ファイルの一例のイメージ図である。設定ファイルは、相対パス指定「printer.mod」されているgzip圧縮されたROMFS形式のモジュールファイルをマウントポイント「/mnt/printer」へマウントし、マウントしたモジュールファイルを実行する処理を表している。
【0092】
ステップS27に続いてステップS28に進み、EOF(End Of File )を検索したか否かを判定する。EOFを検索したと判定すると(S28においてYES)、プログラム起動部52はステップS24に戻る。一方、EOFを検索していないと判定すると(S28においてNO)、プログラム起動部52はステップS29に進む。
【0093】
ステップS29では、プログラム起動部52が、設定ファイルにマウントの記述があれば、電子認証チェック用ライブラリを用いてマウント対象のモジュールの認証チェックを行う。
【0094】
例えばマウント対象モジュールの認証チェックは、図18に表したフローチャートのように行われる。図18は、マウント対象モジュールの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【0095】
ステップS51では、プログラム起動部52が、SDカード126にマウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在するか否かを判定する。マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルは、マウント対象のモジュールファイルと、モジュールファイルのMDから作成された電子署名ファイルとを含む。
【0096】
マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在すると判定すると(S51においてYES)、プログラム起動部52はSDカード126からマウント対象のモジュールファイルおよびマウント対象のモジュールファイルの認証チェックに利用する電子署名ファイルを取得してステップS52に進む。
【0097】
ステップS53に進み、プログラム起動部52はステップS51で取得したモジュールファイルのMD1を作成する。ステップS54に進み、プログラム起動部52はステップS51で取得した電子署名ファイルを公開鍵で復号化してMD2を作成する。
【0098】
ステップS55に進み、プログラム起動部52はステップS53で作成したMD1とステップS54で作成したMD2とが等しいか否かを判定する。MD1とMD2とが等しいと判定すると(S55においてYES)、プログラム起動部52はステップS56に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがOKと判定する。
【0099】
一方、MD1とMD2とが等しくないと判定すると(S55においてNO)、プログラム起動部52はステップS57に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。MD1とMD2とが等しくなければ、SDカード126に記録されているファイルはコピーや改竄などの不正を受けた可能性が高いためである。
【0100】
なお、マウント対象モジュールの認証チェックに利用する対象ファイルが存在しないと判定すると(S51においてNO)、プログラム起動部52はステップS57に進み、マウント対象モジュールの認証チェックがNGと判定する。
【0101】
図14に戻り、プログラム起動部52はマウント対象モジュールの認証チェックがOKであれば(S29においてYES)、ステップS30に進み、マウント対象が相対パス指定されているか否かを判定する。マウント対象が相対パス指定されていると判定すると(S30においてYES)、プログラム起動部52はステップS31に進む。
【0102】
ステップS31では、プログラム起動部52が、マウント対象の相対パス指定にステップS23で保存したマウントポイントを付加することでマウント対象の絶対パス指定を取得してステップS32に進む。一方、マウント対象が相対パス指定されていないと判定すると(S30においてNO)、プログラム起動部52はステップS32に進む。
【0103】
ステップS32では、プログラム起動部52が、設定ファイルおよび絶対パス指定に応じたマウントを行ったあとステップS27に戻る。また、マウント対象モジュールの認証チェックがNGであれば(S29においてNO)、プログラム起動部52はステップS27に戻る。なお、プログラム起動部52はSDカード126に記録されている全ての設定ファイルの認証チェックを行うまで、ステップS24〜S32の処理を繰り返す。
【0104】
SDカード126に記録されている全ての設定ファイルの認証チェックを行ったあと、プログラム起動部52はマウントされたSDカード126に設定ファイルが存在しないと判定して(S25においてNO)、ステップS33に進む。ステップS33では、プログラム起動部52が、ステップS32でマウントしたモジュールを実行する。なお、マウント対象モジュールの認証チェックがNGであるモジュールは、ステップS32でマウントされないため、ステップS33で実行されない。
【0105】
なお、図10,図13及び図14のSDカード挿入検知処理が全て終了した時点で、プログラム起動部52がアプリケーション30やプラットフォーム40のプロセスへ通知する機能を設けてもよい。なお、プログラム起動部52は例えば図4のようなファイルツリーにSDカード挿入検知処理が全て終了したことを表すファイル「/tmp/init.done 」を作成しておくことで、SDカード挿入検知処理が全て終了した旨をアプリケーション30やプラットフォーム40のプロセスへ通知するようにしてもよい。
【0106】
SDカード挿入検知処理が全て終了した時点で、プログラム起動部52がアプリケーション30やプラットフォーム40のプロセスへ通知する機能は、例えばフォントデータを必要とするプリンタアプリ31がフォントデータのマウント終了を待つときに利用できる。
【0107】
なお、SDカード126が突然抜かれた場合、SDカード126をアンマウントする必要があるため、プログラム起動部52はSDカードチェックプログラム121を起動してSDカード126のアンマウント処理を行わせる。
【0108】
したがって、融合機1では設定ファイルにおけるマウント対象のパス指定を相対パス指定することができ、SDカード126に格納されているアプリによりSDカード126を挿入するSDカード用スロット125を予め決めておく必要がない。そして、SDカード126上のモジュールは、SDカード126を挿入するSDカード用スロット125によらずに同じマウントポイントにマウントされることとなる。
【0109】
なお、融合機1では電源を投入したままの状態でSDカード126を挿入したとしても、SDカード126に記録されているアプリケーションのプロセスを自動的に起動することができる。例えば図1の融合機1では、アプリケーション30の一つとしてSDカード126内のアプリが追加される。
【0110】
図19は、SDカード抜出検知処理の一例のフローチャートを示す。なお、SDカード抜出検知処理を行う前に、プログラム起動部52は、ステップS18またはS33で起動したプログラムを停止することも考えられる。SDカード126の抜き出しが検知されたときにSDカード126から読み出して起動したアプリケーションのプロセスを停止することにより、アプリケーションの不正使用を防止できる。
【0111】
ステップS61では、プログラム起動部52が、SDカードステータスモニタドライバ123にSDカード126のステータス情報を問い合わせてSDカード126のマウント状態をチェックする。
【0112】
ステップS61に続いてステップS62に進み、プログラム起動部52はステップS61のマウント状態のチェック結果に応じてSDカード126がマウントされているか否かを判定する。マウント状態のチェック結果からSDカード126がマウントされていると判定すると(S62においてYES)、プログラム起動部52はステップS63に進み、SDカードチェックプログラム121を起動させる。なお、マウント状態のチェック結果からSDカード126がマウントされていないと判定すると(S62においてNO)、プログラム起動部52は処理を終了する。
【0113】
ステップS63に続いてステップS64に進み、SDカードチェックプログラム121はSDカード126のアンマウントを行い、SDカード126のアンマウントを行った旨をSDカードステータスモニタドライバ123に通知して処理を停止する。
【0114】
したがって、融合機1では電源を投入したままの状態でSDカード126を抜き出したとしても、SDカード126のアンマウント処理を自動的に行うことができる。
【0115】
図20は、SDカード挿入検知処理の他の一例のフローチャートを示す。ステップS71では、プログラム起動部52が、SDカードチェックプログラム121を起動させる。
【0116】
ステップS71に続いてステップS72に進み、SDカードチェックプログラム121はマスタ設定ファイルに従ったSDカード126のマウントを行い、SDカード126のマウントを行った旨をSDカードステータスモニタドライバ123に通知する。例えば図11のようなマスタ設定ファイルの場合、SDカードチェックプログラム121はマウント対象「/dev/sd1」をマウントポイント「/mnt/sd1」にマウントする。
【0117】
ステップS72に続いてステップS73に進み、プログラム起動部52はSDカードステータスモニタドライバ123からSDカード126がマウントされた旨を通知されると、マウントされたSDカード126から設定ファイルを読み出して解析する。例えばプログラム起動部52は図21のような設定ファイルを読み出す。図21は、マウントポイントが相対パス指定されている設定ファイルの一例の構成図を示す。
【0118】
ステップS73に続いてステップS74に進み、プログラム起動部52は設定ファイルの記述に従いマウントポイントを環境変数ROOTとして設定する。例えば図21の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はsetenvコマンドで指定されたディレクトリ「/printer」を環境変数ROOTにセットする。
【0119】
ステップS74に続いてステップS75に進み、プログラム起動部52は環境変数ROOTにセットしたディレクトリを新規に作成する。例えば図21の設定ファイルの場合、プログラム起動部52は環境変数ROOTにセットしたディレクトリ「/printer」を新規に作成する。
【0120】
ステップS75に続いてステップS76に進み、プログラム起動部52はステップS73で行った設定ファイルの解析結果に基づき、マウントポイントが相対パス指定されているか否かを判定する。マウントポイントが相対パス指定されていると判定すると(S76においてYES)、プログラム起動部52はステップS77に進む。例えば図21のマスタ設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウント対象「gzromfs」をマウントする先のマウントポイントのパス指定が相対パス指定「font1」されていると判定する。
【0121】
一方、マウントポイントが相対パス指定されていないと判定すると(S76においてNO)、プログラム起動部52はステップS78に進む。例えばプログラム起動部52はマウントポイントのパス指定が「/printer/font1」であれば絶対パス指定されていると判定する。
【0122】
ステップS77では、プログラム起動部52が、マウントポイントの相対パス指定にステップS74で設定した環境変数ROOTのディレクトリをマウントポイントに付加することでマウントポイントの絶対パス指定を取得する。例えば図21の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウントポイントの絶対パス指定「/printer/font1」を取得してステップS78に進む。
【0123】
ステップS78では、プログラム起動部52が、設定ファイルおよびマウントポイントの絶対パス指定に応じたマウントを行う。例えば図21の設定ファイルの場合、プログラム起動部52はマウント対象「gzromfs」の絶対パス指定「/mnt/sd1/font1.gz」をマウントポイントの絶対パス指定「/printer/font1」にマウントする。ステップS78に続いてステップS79に進み、プログラム起動部52はSDカード126に記録されているプログラムのプロセスを起動する。
【0124】
なお、SDカード126が突然抜かれた場合、SDカード126をアンマウントする必要があるため、プログラム起動部52はSDカードチェックプログラム121を起動してSDカード126のアンマウント処理を行わせる。
【0125】
また、図20のSDカード挿入検知処理では、図13及び図14のSDカード挿入検知処理と同様に電子認証チェックを行うようにしてもよい。なお、電子認証チェックの処理は、図15及び図18と同様であるため説明を省略する。
【0126】
したがって、融合機1では設定ファイルにおけるマウント対象をマウントするマウント先のパス指定を相対パス指定することができ、マウントポイントを固定する必要がない。また、融合機1では設定ファイルの記述によりディレクトリが作成されるため、融合機1側のディレクトリ構造によらずにマウントポイントのパス指定が可能である。
【0127】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、記録媒体を挿入する記録媒体用スロットを予め決めておく必要がなく、マウントポイントを固定しておく必要がなく、マウントポイントが画像形成装置のディレクトリに拘束されることがない。
【0128】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による融合機の一実施例の構成図である。
【図2】本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図である。
【図3】融合機起動部の一例の構成図である。
【図4】ファイルツリーの一例の構成図である。
【図5】マスタ設定ファイルの一例の構成図である。
【図6】設定ファイルの一例の構成図である。
【図7】SDカードのファイルツリーの一例の構成図である。
【図8】本発明によるパス指定方法の一実施例の説明図である。
【図9】イベント待ち処理の一例のフローチャートである。
【図10】SDカード挿入検知処理の一例のフローチャートである。
【図11】マスタ設定ファイルの他の一例の構成図である。
【図12】マウント対象が相対パス指定されている設定ファイルの一例の構成図である。
【図13】電子認証チェック機能を有するSDカード挿入検知処理の一例のフローチャート(1/2)である。
【図14】電子認証チェック機能を有するSDカード挿入検知処理の一例のフローチャート(2/2)である。
【図15】設定ファイルの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【図16】SDカードに記録された対象ファイルの一例のイメージ図である。
【図17】設定ファイルの一例のイメージ図である。
【図18】マウント対象モジュールの認証チェックの処理の一例のフローチャートである。
【図19】SDカード抜出検知処理の一例のフローチャートである。
【図20】SDカード挿入検知処理の他の一例のフローチャートである。
【図21】マウントポイントが相対パス指定されている設定ファイルの一例の構成図である。
【符号の説明】
1  融合機
11  白黒レーザープリンタ
12  カラーレーザープリンタ
13  ハードウェアリソース
20  ソフトウェア群
30  アプリケーション
31  プリンタアプリ
32  コピーアプリ
33  ファックスアプリ
34  スキャナアプリ
35  ネットファイルアプリ
36  工程検査アプリ
40  プラットフォーム
41  オペレーティングシステム(OS)
42  システムコントロールサービス(SCS)
43  システムリソースマネージャ(SRM)
44  エンジンコントロールサービス(ECS)
45  メモリコントロールサービス(MCS)
46  オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)
47  ファックスコントロールサービス(FCS)
48  ネットワークコントロールサービス(NCS)
50  融合機起動部
51  ROMモニタ
52  プログラム起動部
62  システムメモリ
67  ローカルメモリ
68  ハードディスク装置(HDD)
70,125  SDカード用スロット
80  オペレーションパネル
82  エンジン部
121  SDカードチェックプログラム
122  ファイルシステム
123  SDカードステータスモニタドライバ
124  SDカードアクセスドライバ
126  SDカード

Claims (22)

  1. ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置であって、
    前記スロットに挿入されている記録媒体を第1マウントポイントにマウントする記録媒体起動手段と、
    前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パス及び前記第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに前記絶対パスをマウントするプログラム起動手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体起動手段は、所定のマスタ設定ファイルに記録されているパスおよび第1マウントポイントに応じて、前記パスを前記第1マウントポイントにマウントすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記プログラム起動手段は、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パスと前記第1マウントポイントとを組み合わせて絶対パスを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに前記絶対パスをマウントすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記プログラム起動手段は、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている絶対パスを前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントにマウントすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記プログラム起動手段は、前記スロットへの記録媒体の挿入が通知されると、前記記録媒体起動手段を起動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記設定ファイルに記録されている相対パスおよび絶対パスは、前記記録媒体で利用されるファイルシステムのパス指定を行うものであることを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 前記プログラム起動手段は、前記記録媒体に記録されている設定情報の認証チェックを行い、その認証チェックの結果が正常であるときに設定情報を前記記録媒体から読み出すことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記プログラム起動手段は、前記相対パスで指定されたマウント対象の認証チェックを行い、その認証チェックの結果が正常であるときにマウント対象をマウントすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記プログラム起動手段は、前記スロットに挿入された記録媒体に対する処理が終了すると、起動されているプログラムに処理が終了した旨を通知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記記録媒体の活線挿抜が可能であることを特徴とする請求項1乃至9何れか一項記載の画像形成装置。
  11. ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置であって、
    前記スロットに挿入されている記録媒体をマウントする記録媒体起動手段と、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されているディレクトリおよび相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている絶対パスを前記絶対マウントポイントにマウントするプログラム起動手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記記録媒体起動手段は、所定のマスタ設定ファイルに記録されているパスおよびマウントポイントに応じて、前記パスを前記マウントポイントにマウントすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記プログラム起動手段は、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されているディレクトリを作成し、前記ディレクトリと前記設定ファイルに記録されている相対マウントポイントとを組み合わせて絶対マウントポイントを取得すると共に、前記設定ファイルに記録されている絶対パスを前記絶対マウントポイントにマウントすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  14. 前記プログラム起動手段は、前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている絶対マウントポイントに前記設定ファイルに記録されている絶対パスをマウントすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  15. 前記プログラム起動手段は、前記スロットへの記録媒体の挿入が通知されると、前記記録媒体起動手段を起動することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  16. 前記設定ファイルに記録されている絶対パスは、前記記録媒体で利用されるファイルシステムのパス指定を行うものであることを特徴とする請求項11乃至15何れか一項記載の画像形成装置。
  17. 前記プログラム起動手段は、前記記録媒体に記録されている設定情報の認証チェックを行い、その認証チェックの結果が正常であるときに設定情報を前記記録媒体から読み出すことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  18. 前記プログラム起動手段は、前記絶対パスで指定されたマウント対象の認証チェックを行い、その認証チェックの結果が正常であるときにマウント対象をマウントすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  19. 前記プログラム起動手段は、前記スロットに挿入された記録媒体に対する処理が終了すると、起動されているプログラムに処理が終了した旨を通知することを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  20. 前記記録媒体の活線挿抜が可能であることを特徴とする請求項11乃至19何れか一項記載の画像形成装置。
  21. ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置のパス指定方法であって、
    前記スロットに挿入されている記録媒体を第1マウントポイントにマウントする第1マウント段階と、
    前記記録媒体をマウントした前記第1マウントポイントを保存するマウントポイント保存段階と、
    前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されている相対パス及び前記保存した第1マウントポイントに応じて絶対パスを取得する絶対パス取得段階と、
    前記設定ファイルに記録されている第2マウントポイントに前記絶対パスをマウントする第2マウント段階と
    を有することを特徴とするパス指定方法。
  22. ハードウェア資源を用いて画像形成に係る処理を行うプログラムと、記録媒体を挿抜可能なスロットとを有する画像形成装置のパス指定方法であって、
    前記スロットに挿入されている記録媒体をマウントする第1マウント段階と、
    前記マウントした記録媒体から設定ファイルを読み出し、その設定ファイルに記録されているディレクトリおよび相対マウントポイントに応じて絶対マウントポイントを取得する絶対マウントポイント取得段階と、
    前記設定ファイルに記録されている絶対パスを前記絶対マウントポイントにマウントする第2マウント段階と
    を有することを特徴とするパス指定方法。
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