JP2004046756A - ライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラム - Google Patents

ライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラムを提供する。
【解決手段】ライセンス管理サーバ(10)は、クライアント(16a)からのソフトウェアのライセンス要求時に、クライアント(16a)が正しいか否かを判断して、ライセンスを付与するライセンス付与ステップを有し、クライアントは、最新更新時刻とクライアント固有情報を記録する初期情報記録ステップと、ソフトウェアの使用の際に、記録したライセンスが正しいことと、記録したクライアント固有情報が正しいことと、記録した最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断してソフトウェアを起動させる起動判断ステップとを有する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータソフトウェアのライセンスに関し、特に、ライセンスの管理を行うサーバを用いたライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータソフトウェアの不正な複製や利用は、現在でもかなりの割合で行われている。そのため、ソフトウェアのベンダは、不正な複製や利用を防ぐために、種々の対策を講じている。
【0003】
それらの対策として、小型の装置をUSB(Universal Serial Bus)に接続し、ハードプロテクトを行うタイプや、複製が不可能なように細工されたCD(Compact Disc)でソフトウェアを配布するタイプ、また、フレキシブルディスクを用いるタイプなどがある。
【0004】
また、最近はネットワークを利用したソフトウェアのライセンスサービスも始まっている。この場合の不正防止対策として、例えばソフトウェアのベンダに設けられたサーバが、クライアントであるユーザのコンピュータのオペレーティングシステムのバージョン番号や、デバイスのID番号、ソフトウェアのバージョン番号などのクライアント情報と、ライセンスキーとをネットワークを通じて入手し、組み合わせることによってクライアントのソフトウェアを利用可能にする方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最初に述べたハードプロテクトやフレキシブルディスクを用いる場合は、そのハードウェア自体のコストがかかるだけではなく、それらハードウェアが小型の装置であることから、紛失や破損の可能性があるとともに、USBのポートを塞ぐこともあるため使い勝手が良くない。また、複製が不可能なCDの作成にはコストがかかる。
【0006】
また、ネットワークを用いた不正防止対策であるが、最近のインターネットに関する調査結果によると、個人情報やユーザのコンピュータ独自の情報を含むクライアント情報の流出や濫用を懸念する傾向が最も多いことからも分かるように、自らのパソコンの情報を読み取られることに抵抗があるユーザが多い。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑み、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバと、該ライセンス管理サーバにネットワークを介して接続するクライアントを有するライセンス管理システムにおけるライセンス管理方法であって、前記ライセンス管理サーバは、クライアントからのソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、ライセンスを付与するライセンス付与ステップと、クライアントから定期的に行われるソフトウェアのライセンス更新要求時に、クライアントのライセンスが正しいか否かの確認を行うステップと、前記ライセンスが正しい場合はクライアントに許諾信号を付与する更新ステップとを有し、前記クライアントは、最初にソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾され付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻を最新更新時刻とし、該最新更新時刻とクライアント固有情報を記録する初期情報記録ステップと、前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断ステップと、記録した前記最新更新時刻より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認を行い、ライセンスの更新を行なう確認更新ステップとを有することを特徴とする。
【0009】
請求項1によれば、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法を提供できる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記ライセンス管理サーバは、前記ライセンス付与ステップにおいて、ライセンス付与時の前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を更に付与し、前記クライアントは、前記確認更新ステップにおいて、前記許諾信号に前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を含み、前記初期情報記録ステップにおいて、付与された前記最新更新時刻をライセンス許諾時刻である最新更新時刻として記録することを特徴とする。
【0011】
請求項2によれば、ライセンスにライセンス管理サーバの最新更新時刻を付与したライセンス管理方法を提供できる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバから、ライセンスを受信するライセンス受信クライアントにおけるライセンス管理方法であって、前記ソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾に対応し付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻とクライアント固有情報とを記録する初期情報記録ステップと、前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断ステップと、記録した更新時間より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認を行い、ライセンスの更新を行なう確認更新ステップとを有することを特徴とする。
【0013】
請求項3によれば、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法を提供できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記サーバにライセンスの返還要求をするステップと、前記クライアント情報を消去するステップとを有することを特徴とする。
【0015】
請求項4によれば、ライセンスが必要なくなった場合に、ライセンスを返還することができるため、特定のコンピュータにライセンスが固定されることのないライセンス管理方法を提供できる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、前記起動判断ステップにおいて、前記クライアントの時間が過去に戻された時に前記ソフトウェアを起動させないことを特徴とする。
【0017】
請求項5によれば、時間が過去に戻されるなどの改竄があった場合は、ソフトウェアを起動することのないライセンス管理方法を提供できる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、前記起動判断ステップにおいて、前記クライアントが有する内蔵時計と、前記ライセンス管理サーバが有する内蔵時計との時刻に誤差が生じた場合、予め定められた誤差の範囲であれば前記ソフトウェアを起動することを特徴とする。
【0019】
請求項6によれば、クライアントが有する内蔵時計と、ライセンス管理サーバが有する内蔵時計との時刻が異なり、誤差が生じても、予め定められた誤差の範囲であれば前記ソフトウェアを起動することが可能なライセンス管理方法を提供できる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、前記初期情報記録ステップ、或いは前記確認更新ステップにおいて、ライセンス、ライセンス許諾時刻、クライアント固有情報とをファイル、レジストリの2つのファイルに記録することを特徴とする。
【0021】
請求項7によれば、ライセンス、ライセンス許諾時刻、クライアント固有情報の記録場所としてファイルやレジストリを用いるライセンス管理方法を提供できる。
【0022】
請求項8に記載の発明は、前記確認更新ステップにおけるライセンスの更新は、前記ライセンス管理サーバへ正常に接続可能かどうか判断し、正常に接続できない場合は、ライセンスの更新を行わないことを特徴とする。
【0023】
請求項8によれば、例えば回線の障害やライセンス管理サーバの障害などにより、ライセンス管理サーバに接続できなくなった場合や、接続できたとしてもライセンス管理サーバに障害が発生している場合など、ライセンス管理サーバに正常に接続できない場合にも対応することが可能なライセンス管理方法を提供できる。
【0024】
請求項9に記載の発明は、ネットワークを介してクライアントのソフトウェアの管理を行うライセンス管理サーバにおけるソフトウェア管理方法であって、前記クライアントからの前記ソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を前記クライアントに付与するために許諾信号に前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を含む前記ライセンスを付与するライセンス付与ステップと、前記クライアントから定期的にソフトウェアのライセンス更新要求時に、前記クライアントのライセンスを確認する確認ステップと、前記ライセンスが正しい場合は前記クライアントに許諾信号を付与する更新ステップとを有することを特徴とする。
【0025】
請求項9によれば、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法を提供できる。
【0026】
請求項10に記載の発明は、前記ライセンスの返還要求を受信する返還要求受信ステップと、返還された前記ライセンスを初期化する初期化ステップとを有することを特徴とする。
【0027】
請求項10によれば、ライセンスが必要なくなった場合に、ライセンスを返還することができるため、特定のコンピュータにライセンスが固定されることのないライセンス管理方法を提供できる。
【0028】
請求項11に記載の発明は、ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバと、該ライセンス管理サーバにネットワークを介して接続するクライアントを有するライセンス管理システムであって、前記ライセンス管理サーバは、クライアントからのソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、ライセンスを付与するライセンス付与手段と、クライアントからの定期的にソフトウェアのライセンス更新要求時に、クライアントのライセンスが正しいか否かの確認を行う手段と、前記ライセンスが正しい場合はクライアントに許諾信号を付与する更新手段とを有し、前記クライアントは、最初にソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾され付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻を最新更新時刻とし、該最新更新時刻とクライアント固有情報を記録する初期情報記録手段と、前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断手段と、記録した前記最新更新時刻より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認に行い、ライセンスの更新を行なう確認更新手段とを有することを特徴とする。
【0029】
請求項11によれば、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理システムを提供できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0031】
本発明の実施の形態における全体構成図を図1に示す。図1に示されるように、本実施の形態におけるライセンス管理システムは、ライセンス管理サーバ10と、ソフトベンダーサーバ(ダウンロードサーバ)12と、A社のパソコンである16a、16b、16cとそれらが接続するインターネット14と、ソフトウェアが記録された記録媒体18a、18bで構成される。
【0032】
ライセンス管理サーバ10は、ソフトウェアのライセンスの管理を行うサーバである。ソフトベンダーサーバ12は、ソフトウェアをインターネット14を通じて他のパソコンに供給するサーバである。パソコン16a、16b、16cはソフトウェアがインストールされたパソコンである。
【0033】
このインストールは、ソフトウェアの使用に先立ち予め行っておく形態となっており、そのインストール方法は、記録媒体18a、18bを用いても良いし、ソフトベンダーサーバ12を用いても良い。
【0034】
ちなみに、図1の場合は、パソコン16aは記録媒体18aから、パソコン16bは記録媒体18bから、パソコン16cは、ソフトベンダーサーバ12からそれぞれソフトウェアがインストールされている。
【0035】
また、図1におけるライセンス管理サーバ10は、A社用のライセンスを1つ発行可能であり、図1は、そのライセンスがパソコン16aに与えられているために、他のパソコンは使用できない状況を示している。
【0036】
次に、上述したライセンス管理サーバ10、ソフトベンダーサーバ12や、パソコン16などのコンピュータのハードウェア構成図を図2に示す。なお、パソコン16とは、パソコン16a、16b、16cのいずれにも共通する処理などを説明する場合に用いる表現とする。
【0037】
図2に示されるハードウェア構成は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置22と,表示装置23と,ドライブ装置24と,記録媒体25と,補助記憶装置26と,メモリ装置27と,演算処理装置20と,インターフェース装置21とを含むように構成される。
【0038】
入力装置22は、コンピュータシステムの利用者が操作するキーボード及びマウスなどで構成され、コンピュータシステムに各種操作信号を入力するために用いられる。表示装置23は、コンピュータシステムを操作するのに必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。インターフェース装置21は、コンピュータシステムをネットワークに接続する為のインターフェースであり、例えばNIC(Network Interface Card)やモデム等で構成される。
【0039】
そして、上記コンピュータシステムを動作させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体25によって提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。また、記録媒体25は、ドライブ装置24にセットされ、データやプログラムが記録媒体25からドライブ装置24を介して補助記憶装置26にインストールされる。
【0040】
補助記憶装置26は、データやプログラムを格納すると共に、必要なファイル等を格納する。メモリ装置27は、コンピュータシステムの起動時に補助記憶装置26からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置20は、メモリ装置27に読み出され格納されたプログラムに従って処理を実行する。
【0041】
次に、図3を用いて、ライセンス管理システムにおける全体の流れを説明する。まずステップS101で、パソコン16にソフトウェアがインストールされる。次に、ステップS102で、パソコン16は、ライセンス管理サーバ10からキーを取得し、情報の設定を行う。この情報は、ファイル32や、各種の環境設定やドライバの指定、アプリケーションの関連付けなどの情報を保存するファイルであるレジストリ34に設定される。また、それら設定される情報は、PC固有情報36と、時間情報38と、キー情報40で構成される。このうち、PC固有情報は、パソコンのMAC(Media Access Control)アドレス、コンピュータ名、プロセッサ情報、HD(Hard Disk)ボリュームシリアルNO.、そしてOS(Operating System)名、及びバージョン、ソフトウェアのプログラムがインストールされたフォルダの生成日時で構成される。
【0042】
また、時間情報38は、複数の日時情報で構成される。それらはサーバタイムスタンプと、前回のライセンス更新時間を示す最終タイムと、PCタイムスタンプとなっており、サーバタイムスタンプは、ライセンス管理サーバ10の最新更新時刻を利用している。次のキー情報40は、ライセンス管理サーバ10から取得したシリアル番号で構成される。このキー情報40は、図に示されるように、ライセンス管理サーバ10のキーBANK30で管理されている。
【0043】
これらの情報は、ライセンスを受信した時に、一緒に受信したサーバタイムスタンプと、サーバに更新確認を行う時間間隔を指定する「一定期間」とともに、クライアント情報として設定される。そして、これらの情報は、ステップS103で示されるようなソフトウェアの起動時及び終了時、そしてステップS104のライセンス更新時、さらにステップS105のキー返還時
に参照または更新、或いは削除される。
【0044】
また、ライセンス管理サーバ10は、さらに図4に示されるソフトウェア別更新間隔データベースと、図5に示されるライセンス管理データベースを有する。ソフトウェア別更新間隔データベースは、ライセンスの更新間隔をソフトウェア別に記したデータベースであり、例えばソフトAは、10日ごとにライセンスを更新しなければならないことを示している。
【0045】
ライセンス管理データベースは、ユーザごとにライセンスを管理するデータベースであり、ユーザ名とそれに対応したID番号、パスワード、ソフト名、ライセンス番号、最新更新時間で構成される。ID番号は、ユーザのID番号であり、パスワードは、ユーザの認証に用いられ、ソフト名は、使用するソフトウェアの名前である。また、最新更新時間は、更新を行った最新の時間を表している。
【0046】
次に、図6のフローチャートを用いて、図3のステップS102に対応する処理であるキー情報の取得と情報設定時の処理を説明する。
【0047】
ステップS201で、パソコン16は、上述した自らのPC固有情報を取得し、その情報を暗号化する。この暗号化は、PC固有情報自体を暗号化してもよいし、PC固有情報のハッシュ値(メッセージ認証子)を生成してもよい。そして、パソコン16は、ステップS202で、図に示されるように、ライセンス管理サーバ10内のキーBANK30に接続し、事前にライセンス管理サーバ10に登録されているソフトウェアユーザのID(IDentification)、PW(Pass Word)、ソフトウェアの情報であるソフト情報をライセンス管理サーバ10に送信する。
【0048】
なお、ライセンスキーも、既にライセンス管理サーバに登録してあるものとして説明するが、ユーザで事前に利用するソフトウェアのライセンス数だけを定めてあり、ユーザからの要求時に生成するようにしても良い。
【0049】
これらの情報を受信したライセンス管理サーバ10は、ステップS203でキーBANK30を参照して認証処理を行う。そして、ライセンス管理サーバ10は、認証処理の結果、キーの発行を行えない場合は、パソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS205で、キーの発行が行えないことを示す取得不可表示を行い、処理を終了する。
【0050】
ステップS204の判断処理で、IDとPWとソフトウェア情報を用いた認証処理の結果、キーの発行を行っても良い場合、ライセンス管理サーバ10は、ステップS206で、キーが既に発行されていないかどうかチェックする。このチェックは、最新の更新時刻が西暦0000年00月00日00時00分と一致するかどうかのチェックである。一致した場合、発行していることになり、キーの発行はできないため、パソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS205で、キーの発行が行えないことを示す取得不可表示を行い、処理を終了する。
【0051】
最新の更新時間が西暦0000年00月00日00時00分と一致していない場合、ライセンス管理サーバ10は、ステップS207で、キーの発行を行う際に、発行するキーに該当するキーBANK30(図5参照)の最新更新時刻に現在の時刻を設定し、キーとサーバタイムスタンプをパソコン16に送信する。
【0052】
キー情報とサーバタイムスタンプとを受信したパソコン16は、ステップS208でファイル32及びレジストリ34の2ヶ所に対し、キー情報の設定を行う。次に、パソコン16は、ステップS209で、サーバタイムスタンプと最終タイムとPCタイムスタンプと一定期間からなる時間情報の設定をファイル32とレジストリ34に対して行う。このとき、時間情報内の最終タイムに、先ほど受信したサーバタイムスタンプを代入する。そして、ステップS210で、パソコン16は、ファイル32とレジストリ34に対し、プログラムフォルダ生成日時の設定を行う。次に、パソコン16は、ステップS211で、ファイル32とレジストリ34に対し、PC固有情報の書き込みを行い、キー情報の取得と情報設定時の処理を終了する。
【0053】
次に、図7のフローチャートを用いて、ソフトウェア起動時の処理について説明する。まず、パソコン16は、ステップS301で、自らのPC固有情報を取得する。次に、ステップS302で、パソコン16は、取得したPC固有情報を暗号化する。以降、比較時には復号化して利用しているが省略する。これは、安全性は少し落ちるが暗号化せずに使用しても構わない。そして、パソコン16は、ステップS303でPC固有情報36が記録されているファイル32とレジストリ34とで、先ほど取得したPC固有情報の照査を行う。その結果、取得したPC固有情報と、ファイル32とレジストリ34にそれぞれある2つのPC固有情報36の計3者が一致した場合、次のステップS304へ処理を進める。一致しなかった場合、パソコン16は、ステップS313へ処理を進め、エラーメッセージを表示し、処理を終了する。
【0054】
PC固有情報の照査が終わると、次に、パソコン16は、ステップS305で、ファイル32とレジストリ34とを用いて、キー情報の照査を行う。その結果、パソコン16は、キー情報のうち、ファイル32とレジストリ34からなる2者が一致した場合、次のステップS307へ処理を進める。一致しなかった場合、パソコン16は、ステップS313へ処理を進め、エラーメッセージを表示し、処理を終了する。
【0055】
キー情報の照査が終わると、次に、パソコン16は、ステップS307で、現在の日時情報であるPCタイムの取得を行う。このPCタイムとは、パソコン16の内蔵時計の時刻を示している。パソコン16は、ステップS308で、レジストリ34に記録されている最終タイムと、PCタイムの比較を行う。この場合の最終タイムは、ライセンス管理サーバ10から受信した日時情報または最後にソフトウェアが使用された日時情報を表している。
【0056】
PCタイムと最終タイムとを比較した結果、ステップS309で、PCタイムが最終タイムより大きい場合、次のステップS310へ処理を進める。PCタイムが最終タイム以下の場合、現在の時刻と、最後にソフトウェアを使用した時刻とが矛盾するため、パソコン16は、ステップS313へ処理を進め、エラーメッセージを表示し、処理を終了する。
【0057】
次に、パソコン16は、ステップS310で、レジストリ34の最終タイムを、先ほど取得したPCタイムに更新する。そして、パソコン16は、ステップS311で、フォルダの生成時間と、ファイル32と、レジストリ34からフォルダ情報を取得する。次のステップS312で、フォルダ、ファイル、レジストリのうちの3者が一致しなかった場合、パソコン16は、ステップS313でエラーメッセージを表示する。3者が一致した場合、パソコン16は、ステップS314へ処理を進め、現在時刻であるPCタイムより、指定期間とサーバタイムスタンプを足した値が小さい場合に、ステップS317でソフトウェアを起動する。
【0058】
この処理の具体例を説明する。上記処理は、サーバタイムスタンプが、例えば4月1日の0時0分となっており、指定期間が5日である場合、4月1日の0時0分の5日後である4月6日の0時0分よりもPCタイムが前の時刻であれば、指定期間内であるのでソフトウェアを使用することができるという処理である。
【0059】
また、ステップS314で、PCタイムが例えば4月7日であるような、指定期間を過ぎている場合、そのままでは、ソフトウェアを使用することはできないため、パソコン16は、ステップS315で、ライセンスの更新処理(図8参照)を行い、その更新処理の結果をステップS316で判断し、更新処理が正常終了であれば、ステップS317で、ソフトウェアを起動し、更新処理が異常終了であれば、そのまま処理を終了する。
【0060】
以上で図7のフローチャートの説明を終えるが、上記処理に、さらに1つの処理を加えたフローチャートを、図10を用いて説明をする。図10に示されるフローチャートは、図7のフローチャートに、ステップS616において、正常戻り値が得られなかった場合に行われるステップS617の処理を追加したものである。そして、ステップS601からステップS616までは、図7のフローチャートのステップS301からステップS316と同じ処理であるので、ステップS601からステップS616の説明は省略する。
【0061】
ステップS617の処理は、指定期間が過ぎても、さらに期間βが経過するまでは、ステップS618でソフトウェアを起動し、期間βが経過した後はソフトウェアを起動せずにそのまま終了させる処理である。
【0062】
この処理は、例えばパソコン16の内蔵時計と、ライセンス管理サーバ10の内臓時計に誤差が生じている場合に有効である。パソコン16の内蔵時計と、ライセンス管理サーバ10の内臓時計が異なる時刻であれば、それらに基づく値であるPCタイムとサーバタイムスタンプとの間に誤差が生じ、それによってステップS616で正常戻り値が得られない場合、ソフトウェアを起動できなくなる。
【0063】
そのため、ステップS617を処理に加えることにより、指定期間が過ぎても、さらに期間βが経過するまでは、ステップS618でソフトウェアを起動することが可能となる。
【0064】
次に、図8を用いて、定期的に行われるライセンスの更新処理について説明する。ステップS401で、パソコン16は、ライセンス管理サーバ10内のキーBANK30に接続し、ID、PW、キー、ソフト情報を送信する。接続されたライセンス管理サーバ10は、ステップS402で、キーBANK30を参照して認証処理を行う。そして、ライセンス管理サーバ10は、ステップS403で、ID、PW、キーが同じであれば、ステップS405へ処理を進め、異なっていればパソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS404で、キーの更新が行えないことを示す更新不可表示を行い、処理を終了する。
【0065】
次に、ライセンス管理サーバ10は、ステップS405で、キーが返還されていないかどうかチェックする。このチェックは、前回の更新時間が西暦0000年00月00日00時00分と一致するかどうかのチェックである。一致した場合、返還していることになり、キーの更新はできないため、パソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS404で、キーの更新が行えないことを示す更新不可表示を行い、処理を終了する。
【0066】
前回の更新時間が西暦0000年00月00日00時00分と一致していない場合、次に、ライセンス管理サーバ10は、ステップS406で、期間が有効かどうか判断する。この判定は、現在の更新時刻が、前回の更新時刻+一定期間からα(αは予め定められた値)以内かどうかの処理を行う。なお、αを2年、あるいは無限大として事実上制限しないことも可能である。α以内でなければ、ライセンス管理サーバ10は、キーの更新ができないため、パソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS404で、キーの更新が行えないことを示す更新不可表示を行い、処理を終了する。
【0067】
α以内であれば、ステップS407で、ライセンス管理サーバ10は、ライセンスを保持するための更新処理を行う。この更新処理では、キーBANKの該当キーの前回更新時間に、現在の時間を設定する処理が行われ、パソコン16がキーを更新したことの書き込みをキーBANK30に行われるとともに、パソコン16には、サーバタイムスタンプが送信される。
【0068】
サーバタイムスタンプを受信したパソコン16は、ステップS408で、レジストリ34とファイル32に対し、サーバタイムスタンプと最終タイムとPCタイムスタンプからなる時間情報の設定を行い、処理を終了する。
【0069】
以上の処理により、ライセンスを更新することが可能となるが、ライセンス更新処理を確実に行うために、さらに処理を追加したフローチャートを、図11を用いて説明する。図11に示されるフローチャートは、図8のステップS401のキーBANKに接続する処理の前に、予めキーBANKに接続することが可能かどうか確認する処理を追加したものである。
【0070】
そのため、図11のフローチャートでは、まずステップS701で、キーBANKに接続できるかどうかの判断が行われる。その結果、接続できないと判断されると、ステップS702で、パソコン16は、キーBANK接続不可表示を行い、異常終了とする。
【0071】
このステップS701のキーBANKに接続できるかどうかの判断とは、回線が有効か否かとか、ライセンス管理サーバが正常稼働しているか否か等を確認することにより行われる判断である。そして図11ではS701とS703を分けて、接続する処理を明確にしているが、図11でS701とS703を一緒にし、PC側の設定異常等の何らかの理由で、ライセンス更新処理が異常となる時も該当する場合がある。
【0072】
以上の処理により、ライセンスを更新することが可能となるが、ライセンス更新処理を確実に行うために、さらに処理を追加したフローチャートを、図11を用いて説明する。図11に示されるフローチャートは、図8のステップS401のキーBANKに接続する処理の前に、予めキーBANKに接続することが可能かどうか確認する処理を追加したものである。
【0073】
そのため、図11のフローチャートでは、まずステップS701で、キーBANKに接続できるかどうかの判断が行われる。その結果、接続できないと判断されると、ステップS702で、パソコン16は、キーBANK接続不可表示を行い、異常終了とする。
【0074】
このようにすることにより、例えば回線障害などで接続できない場合にも対応することが可能となる。なお、残りのステップであるステップS703から、ステップS710は、図8のステップS401からステップS408に対応するため、説明を省略する。
【0075】
次に、図9のフローチャートを用いて、ライセンスの返還処理について説明する。ステップS501で、パソコン16は、ライセンス管理サーバ10内のキーBANK30に接続し、ID、PW、キー、ソフト情報を送信する。接続されたライセンス管理サーバ10は、ステップS502で、キーBANK30を参照して認証処理を行う。ライセンス管理サーバ10は、ステップS503で、ID、PW、キーが同じであれば、ステップS505へ処理を進め、異なっていればパソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS504で、キーの返還が行えないことを示す返還不可表示を行い、処理を終了する。
【0076】
次に、ライセンス管理サーバ10は、ステップS505で、既にキーが返還されていないかどうかチェックする。このチェックは、前回の更新時間が西暦0000年00月00日00時00分と一致するかどうかのチェックである。一致した場合、既にキーを返還していることになり、キーの返還はできないため、パソコン16に、その旨を送信し、パソコン16は、ステップS504で、キーの返還が行えないことを示す返還不可表示を行い、処理を終了する。なお、返還不可表示を行った後、S507へ進んでも構わない。
【0077】
既に返還されていない場合、ステップS506でライセンス管理サーバ10は、キー返還処理を行う。このキー返還処理は、ライセンス管理データベース(図5参照)の該当する最新更新時間を西暦0000年00月00日00時00分にセットし、キーBANK30に対して、パソコン16がキーを返還したことの書き込みを行うとともに、認証の確認がされたことをパソコン16に送信する。
【0078】
パソコン16は、ステップS507でファイル32及びレジストリ34に対し、キー情報の消去を行う。次に、パソコン16は、ステップS508で、時間情報の消去をレジストリ34に対して行う。そして、ステップS509で、パソコン16は、ファイル32とレジストリ34に対し、プログラムフォルダ生成日時の消去を行う。次に、パソコン16は、ステップS510で、ファイル32とレジストリ34に対し、PC固有情報の消去を行い、キー情報の返還処理を終了する。
【0079】
このようにライセンスを返還することが可能なため、複数の人数が有するそれぞれのパソコンでライセンスを共有することができる。例えば、2人が1つのライセンスを共有する場合、1人がライセンスを使い終えてライセンスを返還すると、残りの1人は、その返還されたライセンスにより自分のパソコン上でソフトウェアを実行することが可能となる
また、1人の場合でも、出張などの際に、自分のデスクトップパソコンで使用しているライセンスを、一旦ライセンス管理サーバ10に返還し、出張用のノートパソコンに先ほど返還したライセンスを新たに取得して用いることが可能となるなど、ライセンスを柔軟に使用することができる。
【0080】
固有情報は上記に拘らず、パソコンを特定できる情報ならばなんでも良い。一定期間後に、パソコンよりライセンスを確認するに必要な最新更新時刻、一定期間もサーバで記録せず、パソコン側で保持ようにしても良い。指定期間もサーバ持たなくても良い。
【0081】
また、上記実施の形態において、ファイルやレジストリに書き込みを行う処理は、安全性は少し落ちるが、ファイルまたはレジストリの2ヶ所への書き込みではなく、どちらか1ケ所でも構わない。
【0082】
さらに、サーバでライセンス発行の管理を最新更新時刻のみで行う例としたが、ライセンス発行の管理用にライセンス管理フラグを別に持つことでライセンス管理確認を明確にしても良い。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、ハードウェアを用いたりCDに細工したりせずに不正な複製や利用を防ぐとともに、コンピュータの情報がネットワークに流出することのないライセンス管理方法、ライセンス管理システム、ライセンス管理プログラムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における全体構成図である。
【図2】コンピュータのハードウェア構成図である。
【図3】全体の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】ソフトウェア別更新間隔データベースを示す図である。
【図5】ライセンス管理データベースを示す図である。
【図6】キー取得処理と情報設定処理を示すフローチャートである。
【図7】ソフトウェア起動時の処理を示すフローチャートである。
【図8】ライセンス更新時の処理を示すフローチャートである。
【図9】ライセンス返還時の処理を示すフローチャートである。
【図10】ソフトウェア起動時の処理を示すフローチャートである。
【図11】ライセンス更新時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ライセンス管理サーバ
12…ソフトベンダーサーバ
14…インターネット
16、16a、16b、16c…パソコン
18a、18b…記録媒体
20…演算処理装置
21…インターフェース装置
22…入力装置
23…表示装置
24…ドライブ装置
25…記録媒体
26…補助記憶装置
27…メモリ装置
30…キーBANK
32…ファイル
34…レジストリ
36…PC固有情報
38…時間情報
40…キー情報

Claims (12)

  1. ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバと、該ライセンス管理サーバにネットワークを介して接続するクライアントを有するライセンス管理システムにおけるライセンス管理方法であって、
    前記ライセンス管理サーバは、クライアントからのソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、ライセンスを付与するライセンス付与ステップと、
    クライアントから定期的に行われるソフトウェアのライセンス更新要求時に、クライアントのライセンスが正しいか否かの確認を行うステップと、
    前記ライセンスが正しい場合はクライアントに許諾信号を付与する更新ステップとを有し、
    前記クライアントは、最初にソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾され付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻を最新更新時刻とし、該最新更新時刻とクライアント固有情報を記録する初期情報記録ステップと、
    前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断ステップと、
    記録した前記最新更新時刻より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認を行い、ライセンスの更新を行なう確認更新ステップとを有することを特徴とするライセンス管理方法。
  2. 前記ライセンス管理サーバは、前記ライセンス付与ステップにおいて、ライセンス付与時の前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を更に付与し、
    前記クライアントは、前記確認更新ステップにおいて、前記許諾信号に前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を含み、
    前記初期情報記録ステップにおいて、付与された前記最新更新時刻をライセンス許諾時刻である最新更新時刻として記録することを特徴とする請求項1に記載のライセンス管理方法。
  3. ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバから、ライセンスを受信するライセンス受信クライアントにおけるライセンス管理方法であって、
    前記ソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾に対応し付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻とクライアント固有情報とを記録する初期情報記録ステップと、
    前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断ステップと、
    記録した更新時間より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認を行い、ライセンスの更新を行なう確認更新ステップとを有することを特徴とするライセンス管理方法。
  4. 前記サーバにライセンスの返還要求をするステップと、
    前記クライアント情報を消去するステップとを有することを特徴とする請求項3に記載のライセンス管理方法
  5. 前記起動判断ステップにおいて、前記クライアントの時間が過去に戻された時に前記ソフトウェアを起動させないことを特徴とする請求項3に記載のライセンス管理方法。
  6. 前記起動判断ステップにおいて、前記クライアントが有する内蔵時計と、前記ライセンス管理サーバが有する内蔵時計との時刻に誤差が生じた場合、予め定められた誤差の範囲であれば前記ソフトウェアを起動することを特徴とする請求項3に記載のライセンス管理方法。
  7. 前記初期情報記録ステップ、或いは前記確認更新ステップにおいて、ライセンス、ライセンス許諾時刻、クライアント固有情報とをファイル、レジストリの2つのファイルに記録することを特徴とする請求項3に記載のライセンス管理方法。
  8. 前記確認更新ステップにおけるライセンスの更新は、前記ライセンス管理サーバへ正常に接続可能かどうか判断し、正常に接続できない場合は、ライセンスの更新を行わないことを特徴とする請求項3から7に記載のライセンス管理方法。
  9. ネットワークを介してクライアントのソフトウェアの管理を行うライセンス管理サーバにおけるライセンス管理方法であって、
    前記クライアントからの前記ソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を前記クライアントに付与するために許諾信号に前記ライセンス管理サーバの最新更新時刻を含む前記ライセンスを付与するライセンス付与ステップと、
    前記クライアントから定期的にソフトウェアのライセンス更新要求時に、前記クライアントのライセンスを確認する確認ステップと、
    前記ライセンスが正しい場合は前記クライアントに許諾信号を付与する更新ステップとを有することを特徴とするライセンス管理方法。
  10. 前記ライセンスの返還要求を受信する返還要求受信ステップと、
    返還された前記ライセンスを初期化する初期化ステップとを有することを特徴とする請求項9に記載のライセンス管理方法。
  11. ソフトウェアのライセンスを管理するライセンス管理サーバと、該ライセンス管理サーバに接続するクライアントを有するライセンス管理システムであって、
    前記ライセンス管理サーバは、クライアントからのソフトウェアのライセンス要求時に、クライアントが正しいか否かを判断して、ライセンスを付与するライセンス付与手段と、
    クライアントからの定期的にソフトウェアのライセンス更新要求時に、クライアントのライセンスが正しいか否かの確認を行う手段と、
    前記ライセンスが正しい場合はクライアントに許諾信号を付与する更新手段とを有し、
    前記クライアントは、最初にソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾され付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻を最新更新時刻とし、該最新更新時刻とクライアント固有情報を記録する初期情報記録手段と、
    前記ソフトウェアの使用の際に、記録した前記ライセンスが正しいことと、記録した前記クライアント固有情報が正しいことと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとを判断して前記ソフトウェアを起動させる起動判断手段と、
    記録した前記最新更新時刻より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認に行い、ライセンスの更新を行なう確認更新手段とを有することを特徴とするライセンス管理システム。
  12. コンピュータに、
    ソフトウェアのライセンスを要求時に使用許諾に対応し付与されるライセンスとライセンス付与時のライセンス許諾時刻とクライアント固有情報とを記録する初期情報記録ステップと、
    前記ソフトウェアの使用の際に、前記書き込んであるライセンスキーが正しく、記録した前記クライアント固有情報が、正しいこと、記録した前記最新更新時刻より一定期間以内であることとならばソフトウェアを起動させる起動判断ステップと、
    記録した更新時間より一定期間毎に前記ライセンス管理サーバにライセンスの確認を行い、ライセンスの更新を行なう確認更新ステップとを実行させるためのライセンス管理プログラム。
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