JP2004046152A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004046152A JP2004046152A JP2003153991A JP2003153991A JP2004046152A JP 2004046152 A JP2004046152 A JP 2004046152A JP 2003153991 A JP2003153991 A JP 2003153991A JP 2003153991 A JP2003153991 A JP 2003153991A JP 2004046152 A JP2004046152 A JP 2004046152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tempo
- accompaniment
- accompaniment pattern
- electronic musical
- musical instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
【課題】設定されているテンポに最適な伴奏パターンを選択でき、設定されたテンポで自動伴奏を行う電子楽器を提供すること。
【解決手段】本発明の電子楽器は、多数記憶された伴奏パターンの中から演奏を行うテンポに好適な伴奏パターンを検索し、抽出された伴奏パターンが表示画面に表示される。演奏者はその表示画面に表示された伴奏パターンの中から選択して自動伴奏をその設定されたテンポで行う。設定されたテンポ値に所定の範囲を設ける、あるいは伴奏パターンそれぞれに好適なテンポの所定範囲を設定する。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明の電子楽器は、多数記憶された伴奏パターンの中から演奏を行うテンポに好適な伴奏パターンを検索し、抽出された伴奏パターンが表示画面に表示される。演奏者はその表示画面に表示された伴奏パターンの中から選択して自動伴奏をその設定されたテンポで行う。設定されたテンポ値に所定の範囲を設ける、あるいは伴奏パターンそれぞれに好適なテンポの所定範囲を設定する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽器に関し、特に複数の伴奏パターンの中から所望の伴奏パターンを選択して所望のテンポで演奏する電子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器において多数の伴奏パターンを記憶し、演奏者が任意に選択して自動演奏するものが知られている。これらの伴奏パターンは選択しやすようにジャンル(ジャズ、クラシック、ロックなど)毎のグループに分類されて記憶されている。また、各伴奏パターンには、その伴奏パターンが演奏されるべき最適なテンポ値が記憶され、伴奏パターンが選択されるとそのテンポで演奏されたり、すでに所定のテンポで演奏されている場合には、設定されているテンポで演奏される。
【0003】
一方、多数の曲の中から所望の条件に合う曲を選ぶ場合に曲のジャンルや拍子やテンポなどの条件を設定し、演奏曲を検索する装置として、例えば特開2002−244680号公報に記載されている発明が知られている。この装置では各種条件により曲が選択されるが、選択された曲は、曲ごとに設定されているテンポ値で演奏される。
【0004】
【特許文献1】特開2002−244680号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報に記載されている発明では伴奏パターンのようにあるテンポで演奏者が演奏しようとする場合や、あるテンポで演奏している時に、テンポに好適な伴奏パターンを選択することは想定されていない。
【0006】
一方、各伴奏パターンは、所定のテンポで演奏されることを想定して作成されているが演奏者が設定するテンポで演奏されるため、伴奏パターンに想定されているテンポと実際に演奏されるテンポが異なると好ましくない場合がある。例えば速いテンポで演奏されるように作成された伴奏パターンが遅いテンポで演奏されたり、逆に遅いテンポで演奏されるように作成された伴奏パターンが速いテンポで演奏されると違和感があり好ましくない。
【0007】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、演奏するテンポに最適な伴奏パターンを選択することができる電子楽器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1記載の電子楽器は、複数の伴奏パターンをテンポ値とともに記憶する記憶手段と、テンポ値を設定するテンポ設定手段と、そのテンポ設定手段により設定されたテンポ値に基づいて前記記憶手段から伴奏パターンを検索する検索手段と、その検索手段により検索された伴奏パターンを表示する表示手段と、その表示手段に表示された伴奏パターンの中から所望の伴奏パターンを選択する選択手段と、その選択手段により選択された伴奏パターンを前記テンポ設定手段により設定されたテンポで演奏する演奏手段とを備えている。
【0009】
この請求項1記載の電子楽器によれば、演奏者によって設定されるテンポ値に応じた伴奏パターンが、検索手段により検索され、その検索結果が表示手段により表示され、更にその表示された伴奏パターンの中から選択することができるので、設定されているテンポに好適な伴奏パターンを選択することができる。
【0010】
請求項2記載の電子楽器は、請求項1記載の電子楽器において、前記テンポ設定手段は、演奏手段による演奏が停止しているとき前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を設定し、前記演奏手段による演奏が行われている時に前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を無視するものである。
【0011】
請求項3記載の電子楽器は、請求項1又は2記載の電子楽器において、前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値に所定の範囲を設け、その範囲に含まれるテンポ値を有する伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである。
【0012】
請求項4記載の電子楽器は、請求項1又は2記載の電子楽器において、前記記憶手段は、伴奏パターンそれぞれに所定の範囲を有するテンポ値を保有するものであり、前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値が各伴奏パターン毎に設定された所定の範囲のテンポ値に含まれる伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の電子楽器によれば、演奏しようとするテンポに好適な伴奏パターンが抽出され表示されるので演奏者はそのテンポに好適なテンポの伴奏パターンを選択することができる。言い換えれば、そのテンポに好適でない伴奏パターンが選択されることが防止されるという効果がある。
【0014】
請求項2記載の電子楽器によれば、請求項1記載の効果に加え、演奏開始時には所定の伴奏パターンに好適なテンポで演奏が開始され、演奏途中に異なる伴奏パターンが選択されるときにも、テンポに適切な伴奏パターンが表示されているので、適切な伴奏パターンが選択されて引き続き同じテンポで演奏されるという効果がある。
【0015】
請求項3記載の電子楽器によれば、請求項1又は2記載の効果に加え、演奏者により設定されたテンポの所定範囲に含まれる好適な伴奏パターンを検索できるという効果がある。
【0016】
請求項4記載の電子楽器によれば、請求項1又は2記載の効果に加え、演奏者により設定されたテンポに対して、伴奏パターン毎に好適なテンポの範囲を設定できるので、より好ましい抽出を行うことができるという効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例では電子楽器の一例として自動伴奏装置が設けられた電子楽器を用いて説明する。図1は、本電子楽器1の電気的構成を示すブロック図である。
【0018】
電子楽器1には、メインボードと呼ばれる制御回路を搭載するプリント基板である主制御基板2が設けられている。この主制御基板2には、中央演算装置であるCPU5と、そのCPU5により実行される自動伴奏プログラムや検索プログラム等の各種プログラム、複数の伴奏パターン、及び固定値データ等を記憶するROMや、CPU5により実行される処理において演算される値及びテンポ値等を一時記憶するRAMなどにより構成されるメモリユニット3と、テンポを設定するタップテンポスイッチ4と、設定されたテンポ値に対応する伴奏パターンの検索の開始を指示する検索開始スイッチ6と、選択された伴奏パターンや各種パラメータを表示する表示器7と、伴奏パターンのジャンルを選択するための複数のジャンル選択スイッチ8等が搭載されている。また、この主制御基板2の右隣には、音源ボード10が配置されており、主制御基板2のCPU5から、発音開始指示であるノートオン信号や発音停止指示であるノートオフ信号、音色を指示するプログラムチェンジなどのMIDI信号が送信され、音源ボード10は、これらのMIDI信号に応じて指定された音色の楽音の発生、停止を行う。
【0019】
自動伴奏を行うには、演奏者はまず所望の伴奏パターンを選択する。例えばジャンル選択スイッチ8の一つであるロックを選択すると、ロックに含まれる複数の伴奏パターンが表示器7に表示される。この表示器7は、LCDで構成されるとともに、画面にはタッチ位置検出装置が設けられ、演奏者が指等で押圧した位置を検出し、その位置に表示されている情報が選択指定されたものと判定することができる。演奏者が、表示器7上に表示されている伴奏パターンの一つを押すことにより伴奏パターンが選択される。演奏テンポは、演奏者がタップテンポスイッチ4を演奏しようとするテンポの時間間隔で押下することにより設定される。このようにして、伴奏パターンとテンポとが設定され、図示しないスタートスイッチを押すことにより自動伴奏がスタートする。鍵盤9の低音域の2オクターブの鍵域(和音判定鍵域)を押下することによりスタートするようにしてもよい。
【0020】
自動伴奏がスタートすると、選択されている伴奏パターンに含まれるリズム演奏が設定されたテンポで行われるとともに、和音鍵域で指定された和音にしたがって、選択された伴奏パターンに記憶されている伴奏データを和音に合致するよう音高を変更し、かつリズム演奏に同期してベース等の伴奏が行われる。
【0021】
自動伴奏は、演奏開始時にイントロ、続いてオリジナル、変化をつけるためにバリエーションやフィルインなどが図示しないスイッチで選択される。また、演奏途中でテンポは一定のまま他の伴奏パターンへ切り替えることもできる。自動伴奏を停止するには、図示しない停止スイッチを押すか、エンディングのスイッチを押すことにより、エンディングが所定の小節だけ演奏されて停止する。
【0022】
次に、図2の模式図を参照してメモリユニット3に記憶されている伴奏パターンの構成について説明する。伴奏パターンは、各ジャンル毎に複数の伴奏パターンを記憶しており、各伴奏パターンのヘッダには、伴奏パターンの名称、拍子、テンポ値、伴奏を構成している複数パートの音色などが記憶されている。このヘッダの次には、自動伴奏データが記憶されていて時間情報とノートオン、ノートオフなどの演奏データにより構成されている。ここでは図示しないが、イントロ、オリジナル、バリエーション、フィルイン、エンディングなどの演奏の経過に応じて変化する部分ごとに記憶し、演奏者が任意に選択するようにしてもよい。
【0023】
次に、図3に示すフローチャートに従って、CPU5が実行する処理について説明する。このフローチャートは、電子楽器1の電源が投入されると起動されるものである。
【0024】
まず、初期設定が行われる(S1)。初期設定としては、テンポ値や、鍵盤9で演奏される楽音の音色や自動伴奏のパターンをデフォルトのものに設定するか、前回電源を切るときにRAMに記憶された設定にするなどの処理が行われ、設定された状態が表示器7に表示される。次に、タップテンポスイッチ4が操作され、テンポの設定が行われたか否かを検出する(S2)。演奏者は、表示器7に設定されているテンポと異なるテンポで演奏を行う場合は、タップテンポスイッチ4を所望の時間間隔で押下する。この操作を検出した場合は(S2:Yes)、その時間間隔に基づいて新たなテンポ値とし、自動伴奏を行うタイマをテンポに対応する値に設定する(S3)。タップテンポスイッチ4が操作されない場合は(S2:No)、テンポ値を変更せずにS4の処理へ進む。
【0025】
S4の処理では、ジャンル選択スイッチ8が操作されたかを検出し、操作されたことを検出した場合は(S4:Yes)、選択されたジャンルに含まれる伴奏パターン名を表示器7に表示する(S5)。ジャンル選択スイッチ8が操作されない場合は(S4:No)、S6の処理へ進む。
【0026】
S6の処理では、検索開始スイッチ6が操作されたかを検出し、操作されたことを検出した場合は(S6:Yes)、検索を行う。ここで、直前にジャンル選択が行われた場合には、そのジャンルに含まれる伴奏パターンの中から、設定されているテンポ値の15%上または下の範囲に入る伴奏パターンが検索されて表示器7に表示される(S7)。ジャンルが特に指定されていない場合は、全てのジャンルの伴奏パターンが選択対象とされる。なお、検索された伴奏パターンの表示される順序は、伴奏パターンの名称のアルファベット順でもよいし、検索された伴奏パターンの中でテンポ値が大きいものから順に、あるいは小さいものから順に大きいものを表示してもよい。また、この表示する順序を演奏者が指定するようにしてもよい。また、設定されているテンポ値の15%の範囲で伴奏パターンが全く検索されなかった場合は、「No Pattern」と表示する(S7)。この場合、自動的に範囲を例えば30%に広げて再度検索を行い、30%で検索した旨と、その範囲で検索された伴奏パターンを表示するようにしてもよい。
【0027】
S8の処理では、伴奏パターンが選択されたかを検出し(S8)、選択された場合は(S8:Yes)、その伴奏パターンの名称を表示器7に表示し所定のメモリ領域に記憶する(S9)。伴奏パターンが選択されなかった場合は(S9:No)、S10の処理へ進む。S10の処理では、鍵が押下されたという信号であるノートオンまたは離鍵されたという信号であるノートオフを検出した場合は(S10:Yes)、その鍵が和音判定鍵域かどうかを判定し(S11)、和音判定鍵域に含まれる場合は(S11:Yes)、その鍵と他の同時に押されている鍵とを含めていずれの和音(和音の根音と種類)が指定されているかを判定する(S12)。
【0028】
一方、その鍵が和音判定鍵域でない場合は(S11:No)、そのノ−トオンまたはノートオフを音源ボード10に送信する(S13)。また、ノートオンおよびノートオフのいずれをも検出しなかった場合は(S10:No)、S14の処理へ進みその他の処理が行われる(S14)。その他の処理としては、例えば自動伴奏の開始や停止の指示を検出して、それに応じた処理を行ったり、音色の変更、各種パラメータの変更などが行われる。その他の処理の後は、S2の処理へ戻る。
【0029】
このように図3のフローチャートに示すように、テンポが設定され、伴奏パターンが選択され、和音が判定される。自動伴奏は、S3の処理で設定されたテンポに応じたタイマが設定され、このタイマにより計時される時間経過に従って選択されている伴奏パターンの演奏情報が読み出される。リズム演奏は、判定された和音とは無関係に音源ボード10に演奏情報が送られて行われ、ベース等の伴奏パートは、判定された和音に応じて音高が変更され、音源ボード10へ発音指示される。したがって、S2の処理で設定されたテンポの値に基づいて伴奏パターンの検索が行われるとともに、このテンポ値で自動伴奏が行われる。この自動伴奏については、公知の技術であるので、詳細な説明は省く。
【0030】
なお、請求項1記載の検索手段としては、図3のフローチャートのS7の処理が該当し、メモリユニット3のROMに記憶された検索プログラムに従って検索処理が行われる。また、請求項1記載の演奏手段としては、上述の自動伴奏に該当し、自動伴奏プログラムに従ってCPU5が実行する。
【0031】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0032】
例えば、上記実施例ではテンポの変更設定は、タップテンポスイッチ4の操作により行うものとしたが、これに代えて、演奏が停止しているときに所定の伴奏パターンが選択された場合には、その伴奏パターンに対応して記憶されているテンポ値が設定されるようにしてもよい。ただし、演奏中に別の新たな伴奏パターンが選択された場合は、その新たな伴奏パターンに対応して記憶されているテンポには、変更しないようにする。
【0033】
また、上記実施例ではテンポの設定をタップテンポスイッチ4を操作する時間間隔で設定するものとしたが、これに限られることなく、例えば回転式ボリューム、ロータリーエンコーダ、スライドボリューム、インクリメント・デクリメントスイッチ、10キーによる数値入力などによってもよい。
【0034】
また、上記実施例では、伴奏パターンとして指定された和音の種類に応じて伴奏が変化する自動伴奏に使用されるものとしたが、これに限られることなく例えば、リズムパターン、アルペジオパターンなどでもよい。また、上記実施例は、時間情報と演奏データとを記憶しておいて、テンポが変化した場合には、時間の進み方を変化することによりテンポを変化しているが、オーディオデータ(所定のサンプリング周期ごとの振幅値、例えばPCM)で1,2小節の伴奏パターンを記憶し、テンポが変化した場合には、時間圧縮伸張(タイムストレッチ)を行ってテンポを変化してもよい。この場合は、特に大きくテンポを変化するとノイズ等が発生し、より問題点が顕著である。
【0035】
また、上記実施例において、検索されるテンポの範囲を±15%としたが、他の値でもよいし、演奏者が任意に設定するようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施例において、各伴奏パターンは所定の演奏するのに好適なテンポ値を一つ記憶し、検索する際には、設定されているテンポ値に所定の範囲として±15%の範囲に含まれる伴奏パターンを検索するものとしたが、これに代えて伴奏パターンそれぞれに予め好適なテンポ値と許容される範囲を記憶しておき、設定されたテンポがこの範囲に入る伴奏パターンを検索するようにしてもよい。
【0037】
例えば、伴奏パターンとして、ロック1のテンポ値として好適なテンポを150、許容範囲を130から170とし、設定されたテンポがこの範囲に入れば、この伴奏パターン、ロック1が検索され、この範囲外であれば検索されないようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子楽器のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】伴奏パターンの構成例を表す図である。
【図3】動作例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子楽器
2 主制御基板
3 メモリユニット(記憶手段)
4 タップスイッチ(テンポ設定手段)
5 CPU(演奏手段および検索手段)
6 サーチスイッチ
7 表示器(表示手段)
8 ジャンル選択スイッチ
9 鍵盤
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽器に関し、特に複数の伴奏パターンの中から所望の伴奏パターンを選択して所望のテンポで演奏する電子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器において多数の伴奏パターンを記憶し、演奏者が任意に選択して自動演奏するものが知られている。これらの伴奏パターンは選択しやすようにジャンル(ジャズ、クラシック、ロックなど)毎のグループに分類されて記憶されている。また、各伴奏パターンには、その伴奏パターンが演奏されるべき最適なテンポ値が記憶され、伴奏パターンが選択されるとそのテンポで演奏されたり、すでに所定のテンポで演奏されている場合には、設定されているテンポで演奏される。
【0003】
一方、多数の曲の中から所望の条件に合う曲を選ぶ場合に曲のジャンルや拍子やテンポなどの条件を設定し、演奏曲を検索する装置として、例えば特開2002−244680号公報に記載されている発明が知られている。この装置では各種条件により曲が選択されるが、選択された曲は、曲ごとに設定されているテンポ値で演奏される。
【0004】
【特許文献1】特開2002−244680号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報に記載されている発明では伴奏パターンのようにあるテンポで演奏者が演奏しようとする場合や、あるテンポで演奏している時に、テンポに好適な伴奏パターンを選択することは想定されていない。
【0006】
一方、各伴奏パターンは、所定のテンポで演奏されることを想定して作成されているが演奏者が設定するテンポで演奏されるため、伴奏パターンに想定されているテンポと実際に演奏されるテンポが異なると好ましくない場合がある。例えば速いテンポで演奏されるように作成された伴奏パターンが遅いテンポで演奏されたり、逆に遅いテンポで演奏されるように作成された伴奏パターンが速いテンポで演奏されると違和感があり好ましくない。
【0007】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、演奏するテンポに最適な伴奏パターンを選択することができる電子楽器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1記載の電子楽器は、複数の伴奏パターンをテンポ値とともに記憶する記憶手段と、テンポ値を設定するテンポ設定手段と、そのテンポ設定手段により設定されたテンポ値に基づいて前記記憶手段から伴奏パターンを検索する検索手段と、その検索手段により検索された伴奏パターンを表示する表示手段と、その表示手段に表示された伴奏パターンの中から所望の伴奏パターンを選択する選択手段と、その選択手段により選択された伴奏パターンを前記テンポ設定手段により設定されたテンポで演奏する演奏手段とを備えている。
【0009】
この請求項1記載の電子楽器によれば、演奏者によって設定されるテンポ値に応じた伴奏パターンが、検索手段により検索され、その検索結果が表示手段により表示され、更にその表示された伴奏パターンの中から選択することができるので、設定されているテンポに好適な伴奏パターンを選択することができる。
【0010】
請求項2記載の電子楽器は、請求項1記載の電子楽器において、前記テンポ設定手段は、演奏手段による演奏が停止しているとき前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を設定し、前記演奏手段による演奏が行われている時に前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を無視するものである。
【0011】
請求項3記載の電子楽器は、請求項1又は2記載の電子楽器において、前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値に所定の範囲を設け、その範囲に含まれるテンポ値を有する伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである。
【0012】
請求項4記載の電子楽器は、請求項1又は2記載の電子楽器において、前記記憶手段は、伴奏パターンそれぞれに所定の範囲を有するテンポ値を保有するものであり、前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値が各伴奏パターン毎に設定された所定の範囲のテンポ値に含まれる伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の電子楽器によれば、演奏しようとするテンポに好適な伴奏パターンが抽出され表示されるので演奏者はそのテンポに好適なテンポの伴奏パターンを選択することができる。言い換えれば、そのテンポに好適でない伴奏パターンが選択されることが防止されるという効果がある。
【0014】
請求項2記載の電子楽器によれば、請求項1記載の効果に加え、演奏開始時には所定の伴奏パターンに好適なテンポで演奏が開始され、演奏途中に異なる伴奏パターンが選択されるときにも、テンポに適切な伴奏パターンが表示されているので、適切な伴奏パターンが選択されて引き続き同じテンポで演奏されるという効果がある。
【0015】
請求項3記載の電子楽器によれば、請求項1又は2記載の効果に加え、演奏者により設定されたテンポの所定範囲に含まれる好適な伴奏パターンを検索できるという効果がある。
【0016】
請求項4記載の電子楽器によれば、請求項1又は2記載の効果に加え、演奏者により設定されたテンポに対して、伴奏パターン毎に好適なテンポの範囲を設定できるので、より好ましい抽出を行うことができるという効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例では電子楽器の一例として自動伴奏装置が設けられた電子楽器を用いて説明する。図1は、本電子楽器1の電気的構成を示すブロック図である。
【0018】
電子楽器1には、メインボードと呼ばれる制御回路を搭載するプリント基板である主制御基板2が設けられている。この主制御基板2には、中央演算装置であるCPU5と、そのCPU5により実行される自動伴奏プログラムや検索プログラム等の各種プログラム、複数の伴奏パターン、及び固定値データ等を記憶するROMや、CPU5により実行される処理において演算される値及びテンポ値等を一時記憶するRAMなどにより構成されるメモリユニット3と、テンポを設定するタップテンポスイッチ4と、設定されたテンポ値に対応する伴奏パターンの検索の開始を指示する検索開始スイッチ6と、選択された伴奏パターンや各種パラメータを表示する表示器7と、伴奏パターンのジャンルを選択するための複数のジャンル選択スイッチ8等が搭載されている。また、この主制御基板2の右隣には、音源ボード10が配置されており、主制御基板2のCPU5から、発音開始指示であるノートオン信号や発音停止指示であるノートオフ信号、音色を指示するプログラムチェンジなどのMIDI信号が送信され、音源ボード10は、これらのMIDI信号に応じて指定された音色の楽音の発生、停止を行う。
【0019】
自動伴奏を行うには、演奏者はまず所望の伴奏パターンを選択する。例えばジャンル選択スイッチ8の一つであるロックを選択すると、ロックに含まれる複数の伴奏パターンが表示器7に表示される。この表示器7は、LCDで構成されるとともに、画面にはタッチ位置検出装置が設けられ、演奏者が指等で押圧した位置を検出し、その位置に表示されている情報が選択指定されたものと判定することができる。演奏者が、表示器7上に表示されている伴奏パターンの一つを押すことにより伴奏パターンが選択される。演奏テンポは、演奏者がタップテンポスイッチ4を演奏しようとするテンポの時間間隔で押下することにより設定される。このようにして、伴奏パターンとテンポとが設定され、図示しないスタートスイッチを押すことにより自動伴奏がスタートする。鍵盤9の低音域の2オクターブの鍵域(和音判定鍵域)を押下することによりスタートするようにしてもよい。
【0020】
自動伴奏がスタートすると、選択されている伴奏パターンに含まれるリズム演奏が設定されたテンポで行われるとともに、和音鍵域で指定された和音にしたがって、選択された伴奏パターンに記憶されている伴奏データを和音に合致するよう音高を変更し、かつリズム演奏に同期してベース等の伴奏が行われる。
【0021】
自動伴奏は、演奏開始時にイントロ、続いてオリジナル、変化をつけるためにバリエーションやフィルインなどが図示しないスイッチで選択される。また、演奏途中でテンポは一定のまま他の伴奏パターンへ切り替えることもできる。自動伴奏を停止するには、図示しない停止スイッチを押すか、エンディングのスイッチを押すことにより、エンディングが所定の小節だけ演奏されて停止する。
【0022】
次に、図2の模式図を参照してメモリユニット3に記憶されている伴奏パターンの構成について説明する。伴奏パターンは、各ジャンル毎に複数の伴奏パターンを記憶しており、各伴奏パターンのヘッダには、伴奏パターンの名称、拍子、テンポ値、伴奏を構成している複数パートの音色などが記憶されている。このヘッダの次には、自動伴奏データが記憶されていて時間情報とノートオン、ノートオフなどの演奏データにより構成されている。ここでは図示しないが、イントロ、オリジナル、バリエーション、フィルイン、エンディングなどの演奏の経過に応じて変化する部分ごとに記憶し、演奏者が任意に選択するようにしてもよい。
【0023】
次に、図3に示すフローチャートに従って、CPU5が実行する処理について説明する。このフローチャートは、電子楽器1の電源が投入されると起動されるものである。
【0024】
まず、初期設定が行われる(S1)。初期設定としては、テンポ値や、鍵盤9で演奏される楽音の音色や自動伴奏のパターンをデフォルトのものに設定するか、前回電源を切るときにRAMに記憶された設定にするなどの処理が行われ、設定された状態が表示器7に表示される。次に、タップテンポスイッチ4が操作され、テンポの設定が行われたか否かを検出する(S2)。演奏者は、表示器7に設定されているテンポと異なるテンポで演奏を行う場合は、タップテンポスイッチ4を所望の時間間隔で押下する。この操作を検出した場合は(S2:Yes)、その時間間隔に基づいて新たなテンポ値とし、自動伴奏を行うタイマをテンポに対応する値に設定する(S3)。タップテンポスイッチ4が操作されない場合は(S2:No)、テンポ値を変更せずにS4の処理へ進む。
【0025】
S4の処理では、ジャンル選択スイッチ8が操作されたかを検出し、操作されたことを検出した場合は(S4:Yes)、選択されたジャンルに含まれる伴奏パターン名を表示器7に表示する(S5)。ジャンル選択スイッチ8が操作されない場合は(S4:No)、S6の処理へ進む。
【0026】
S6の処理では、検索開始スイッチ6が操作されたかを検出し、操作されたことを検出した場合は(S6:Yes)、検索を行う。ここで、直前にジャンル選択が行われた場合には、そのジャンルに含まれる伴奏パターンの中から、設定されているテンポ値の15%上または下の範囲に入る伴奏パターンが検索されて表示器7に表示される(S7)。ジャンルが特に指定されていない場合は、全てのジャンルの伴奏パターンが選択対象とされる。なお、検索された伴奏パターンの表示される順序は、伴奏パターンの名称のアルファベット順でもよいし、検索された伴奏パターンの中でテンポ値が大きいものから順に、あるいは小さいものから順に大きいものを表示してもよい。また、この表示する順序を演奏者が指定するようにしてもよい。また、設定されているテンポ値の15%の範囲で伴奏パターンが全く検索されなかった場合は、「No Pattern」と表示する(S7)。この場合、自動的に範囲を例えば30%に広げて再度検索を行い、30%で検索した旨と、その範囲で検索された伴奏パターンを表示するようにしてもよい。
【0027】
S8の処理では、伴奏パターンが選択されたかを検出し(S8)、選択された場合は(S8:Yes)、その伴奏パターンの名称を表示器7に表示し所定のメモリ領域に記憶する(S9)。伴奏パターンが選択されなかった場合は(S9:No)、S10の処理へ進む。S10の処理では、鍵が押下されたという信号であるノートオンまたは離鍵されたという信号であるノートオフを検出した場合は(S10:Yes)、その鍵が和音判定鍵域かどうかを判定し(S11)、和音判定鍵域に含まれる場合は(S11:Yes)、その鍵と他の同時に押されている鍵とを含めていずれの和音(和音の根音と種類)が指定されているかを判定する(S12)。
【0028】
一方、その鍵が和音判定鍵域でない場合は(S11:No)、そのノ−トオンまたはノートオフを音源ボード10に送信する(S13)。また、ノートオンおよびノートオフのいずれをも検出しなかった場合は(S10:No)、S14の処理へ進みその他の処理が行われる(S14)。その他の処理としては、例えば自動伴奏の開始や停止の指示を検出して、それに応じた処理を行ったり、音色の変更、各種パラメータの変更などが行われる。その他の処理の後は、S2の処理へ戻る。
【0029】
このように図3のフローチャートに示すように、テンポが設定され、伴奏パターンが選択され、和音が判定される。自動伴奏は、S3の処理で設定されたテンポに応じたタイマが設定され、このタイマにより計時される時間経過に従って選択されている伴奏パターンの演奏情報が読み出される。リズム演奏は、判定された和音とは無関係に音源ボード10に演奏情報が送られて行われ、ベース等の伴奏パートは、判定された和音に応じて音高が変更され、音源ボード10へ発音指示される。したがって、S2の処理で設定されたテンポの値に基づいて伴奏パターンの検索が行われるとともに、このテンポ値で自動伴奏が行われる。この自動伴奏については、公知の技術であるので、詳細な説明は省く。
【0030】
なお、請求項1記載の検索手段としては、図3のフローチャートのS7の処理が該当し、メモリユニット3のROMに記憶された検索プログラムに従って検索処理が行われる。また、請求項1記載の演奏手段としては、上述の自動伴奏に該当し、自動伴奏プログラムに従ってCPU5が実行する。
【0031】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0032】
例えば、上記実施例ではテンポの変更設定は、タップテンポスイッチ4の操作により行うものとしたが、これに代えて、演奏が停止しているときに所定の伴奏パターンが選択された場合には、その伴奏パターンに対応して記憶されているテンポ値が設定されるようにしてもよい。ただし、演奏中に別の新たな伴奏パターンが選択された場合は、その新たな伴奏パターンに対応して記憶されているテンポには、変更しないようにする。
【0033】
また、上記実施例ではテンポの設定をタップテンポスイッチ4を操作する時間間隔で設定するものとしたが、これに限られることなく、例えば回転式ボリューム、ロータリーエンコーダ、スライドボリューム、インクリメント・デクリメントスイッチ、10キーによる数値入力などによってもよい。
【0034】
また、上記実施例では、伴奏パターンとして指定された和音の種類に応じて伴奏が変化する自動伴奏に使用されるものとしたが、これに限られることなく例えば、リズムパターン、アルペジオパターンなどでもよい。また、上記実施例は、時間情報と演奏データとを記憶しておいて、テンポが変化した場合には、時間の進み方を変化することによりテンポを変化しているが、オーディオデータ(所定のサンプリング周期ごとの振幅値、例えばPCM)で1,2小節の伴奏パターンを記憶し、テンポが変化した場合には、時間圧縮伸張(タイムストレッチ)を行ってテンポを変化してもよい。この場合は、特に大きくテンポを変化するとノイズ等が発生し、より問題点が顕著である。
【0035】
また、上記実施例において、検索されるテンポの範囲を±15%としたが、他の値でもよいし、演奏者が任意に設定するようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施例において、各伴奏パターンは所定の演奏するのに好適なテンポ値を一つ記憶し、検索する際には、設定されているテンポ値に所定の範囲として±15%の範囲に含まれる伴奏パターンを検索するものとしたが、これに代えて伴奏パターンそれぞれに予め好適なテンポ値と許容される範囲を記憶しておき、設定されたテンポがこの範囲に入る伴奏パターンを検索するようにしてもよい。
【0037】
例えば、伴奏パターンとして、ロック1のテンポ値として好適なテンポを150、許容範囲を130から170とし、設定されたテンポがこの範囲に入れば、この伴奏パターン、ロック1が検索され、この範囲外であれば検索されないようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子楽器のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】伴奏パターンの構成例を表す図である。
【図3】動作例を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子楽器
2 主制御基板
3 メモリユニット(記憶手段)
4 タップスイッチ(テンポ設定手段)
5 CPU(演奏手段および検索手段)
6 サーチスイッチ
7 表示器(表示手段)
8 ジャンル選択スイッチ
9 鍵盤
Claims (4)
- 複数の伴奏パターンをテンポ値とともに記憶する記憶手段と、
テンポ値を設定するテンポ設定手段と、
そのテンポ設定手段により設定されたテンポ値に基づいて前記記憶手段から伴奏パターンを検索する検索手段と、
その検索手段により検索された伴奏パターンを表示する表示手段と、
その表示手段に表示された伴奏パターンの中から所望の伴奏パターンを選択する選択手段と、
その選択手段により選択された伴奏パターンを前記テンポ設定手段により設定されたテンポで演奏する演奏手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。 - 前記テンポ設定手段は、前記演奏手段による演奏が停止しているとき前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を設定し、前記演奏手段による演奏が行われている時に前記選択手段により選択された伴奏パターンのテンポ値を無視するものである請求項1記載の電子楽器。
- 前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値に所定の範囲を設け、その範囲に含まれるテンポ値を有する伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである請求項1又は2記載の電子楽器。
- 前記記憶手段は、伴奏パターンそれぞれに所定の範囲を有するテンポ値を保有するものであり、前記検索手段は、前記テンポ設定手段により設定されたテンポ値が各伴奏パターン毎に設定された所定の範囲のテンポ値に含まれる伴奏パターンを前記記憶手段から検索するものである請求項1又は2記載の電子楽器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT2002BO000450A ITBO20020450A1 (it) | 2002-07-12 | 2002-07-12 | Metodo e dispositivo per la ricerca e la selezione automatica di uno o piu' pattern di dati musicali e riproducibili tramite uno strumento m |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004046152A true JP2004046152A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=11440295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003153991A Pending JP2004046152A (ja) | 2002-07-12 | 2003-05-30 | 電子楽器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004046152A (ja) |
IT (1) | ITBO20020450A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197407A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Casio Comput Co Ltd | 自動演奏装置および自動演奏処理プログラム |
JP2011008136A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Kddi Corp | 同期再生装置、同期再生方法および同期再生プログラム |
-
2002
- 2002-07-12 IT IT2002BO000450A patent/ITBO20020450A1/it unknown
-
2003
- 2003-05-30 JP JP2003153991A patent/JP2004046152A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008197407A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Casio Comput Co Ltd | 自動演奏装置および自動演奏処理プログラム |
JP2011008136A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Kddi Corp | 同期再生装置、同期再生方法および同期再生プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITBO20020450A0 (it) | 2002-07-12 |
ITBO20020450A1 (it) | 2004-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3724376B2 (ja) | 楽譜表示制御装置及び方法並びに記憶媒体 | |
JP2562370B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP2011158854A (ja) | 電子楽器および楽音生成プログラム | |
JPH09292878A (ja) | 演奏支援装置 | |
JP2541074B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP2008089975A (ja) | 電子楽器 | |
JP3239411B2 (ja) | 自動演奏機能付電子楽器 | |
JPH09179559A (ja) | 自動伴奏装置及び自動伴奏方法 | |
JP4670686B2 (ja) | コード表示装置及びプログラム | |
JP2004046152A (ja) | 電子楽器 | |
JPH04274497A (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP2007163710A (ja) | 演奏支援装置及びプログラム | |
JP3455050B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP3632536B2 (ja) | パート選択装置 | |
JP2016161900A (ja) | 音楽データ検索装置及び音楽データ検索プログラム | |
JP2546467B2 (ja) | 電子楽器 | |
JP6554826B2 (ja) | 音楽データ検索装置及び音楽データ検索プログラム | |
US20230035440A1 (en) | Electronic device, electronic musical instrument, and method therefor | |
JP2001188537A (ja) | 音色設定装置および音色設定方法並びに音色設定プログラムを記録した記録媒体 | |
JP2013076908A (ja) | 調判定装置、調判定方法及び調判定プログラム | |
JP2006292954A (ja) | 電子楽器 | |
JPH08314456A (ja) | 自動伴奏装置 | |
JP3630266B2 (ja) | 自動伴奏装置 | |
JPH06337674A (ja) | 電子楽器の自動演奏装置 | |
JP3895139B2 (ja) | 自動演奏装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060418 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080916 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090303 |