JP2004045253A - 圧力センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧力センサ10では、ピン3を管側継手2との係合側とは反対側で溶接した。このため、雌ねじ部11に金属屑が付着することがなく、この金属屑が悪さすることによる連通室34のシール不良や、弁体6の動作不良を防止でき、圧力センサ10および管側継手2双方の機能不良を確実に防止できる。また、ピン3はセンサ側継手1に溶接によって確実に固定されているので、使用中の振動等によって外れたり、位置ずれする心配がなく、圧力センサ10の機能性を確実に維持でき、耐久性に優れている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の圧力を検出し、圧力に応じた信号を出力する圧力センサに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、例えば冷凍機の冷媒や空気などの流体の圧力を測定する圧力センサとして、歪みゲージ式の圧力センサが用いられている。これは、流体が流通する管の途中に設けられた継手部に接続され、管内の流体を圧力室へ導入してその圧力を圧力センサ素子で検出するものである。管の継手部には開口端が設けられているとともに、この開口端を開放・遮断可能なバルブが設けられている。そして、圧力センサには、継手部に接続した際にそのバルブを操作して開口端を開放させる突起部が設けられている。
【0003】
例えば、図3に示されるような圧力センサ70においては、継手部71にねじ部72が形成され、このねじ部72が図示しない管側の継手部と係合する。継手部71のねじ部72が形成される側とは反対側には、圧力センサ素子75が溶接などで固定され、内部に圧力室76を形成している。継手部71には、ねじ部72の内部上端に突起部73が一体的に形成されており、またこの突起部73の周囲から圧力室76に連通する圧力導入孔74が穿設されている。圧力センサ70を管の継手部に螺合すると、突起部73が管側の継手部内に設けられたバルブを押しやり、開口端を開放することで管と圧力室76とが圧力導入孔74を介して連通する。これにより圧力室76に導入された流体の圧力を圧力センサ素子75で検出する。
【0004】
このような構成の圧力センサ70においては、突起部73が中央に形成されているために圧力導入孔74は、突起部73の外周から圧力室76の中心に向かった偏心孔となっている。従って、この形状では偏心孔の加工工程が煩雑になり、作業性が悪い。
【0005】
このような問題を解決するために、図4に示されるような圧力センサ80では、突起部85を継手部82とは別体に設けている。突起部85は、プレス加工によって形成され、継手部82に抵抗溶接や圧入などによって固定されている。また、突起部85の側面には連通孔86が設けられ、管の継手部81の開口端84から流入した流体は、連通孔86を通って圧力室83へ導入される。
あるいは、このような突起部が別体に設けられたものとしては、図5に示されるような管継手90がある。この管継手90では、突起部91の外周にはねじ部92が設けられ、このねじ部92をガスケット93に螺合することによって突起部91を継手部94に固定している。突起部91がバルブ95の一端を押すと開口端96が開放され、内部に流体が流通する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示される圧力センサ80では、突起部85を継手部82に抵抗溶接あるいは圧入によって固定するのであるが、この際に突起部85を継手部81との係合側から固定する必要があるため、突起部85を抵抗溶接によって固定した場合に生じるスパッター金属や、圧入によって取り付ける場合に生じる金属屑等の不純物が継手部81に付着する可能性がある。そして、このような不純物が継手部81に螺合させる際に離脱すると、螺合部分に入り込んで締め付け不良が生じたり、継手部81と弁体との間に挟み込まれて弁体が戻らないといった問題を引き起こす。このため、場合によっては、継手部81,82間のシール性が失われて正確な圧力を検出できなかったり、圧力センサ80を外した場合に流体が流出したりと、機能的に問題が生じる可能性がある。
特に継手部82に雌ねじが刻設されている場合では、この雌ねじ内の奥側で溶接や圧入等を行う必要があり、作業性が悪く、不純物が生じやすいのであるが、仮に継手部82に雄ねじが刻設されていても、継手部81との係合側での溶接や圧入により不純物が生じた場合には、同様な問題が生じて好ましくない。
【0007】
また、図5に示される管継手90の場合では、ねじ部92をガスケット93にねじ込むことで突起部91の突出長さが調整可能となっている。しかしながら、製造工程においては逆に突起部91の突出長さを一定にそろえることが難しく、品質にばらつきがでてしまう。また、管継手90の使用中に振動などによってねじ部92が緩む可能性があり、突起部91の位置がずれてしまい、バルブ95が良好に機能しない可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、機能不良を確実に防止できる圧力センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明の圧力センサは、流体流通用の開口部を遮断可能な弁体を備えた第一の継手部材に取り付けられる圧力センサであって、第一の継手部材に係脱可能に設けられる第二の継手部材と、第二の継手部材に設けられ、内部に流体の圧力を導入する圧力導入孔を有し、第一および第二の継手部材の係合時に弁体を操作して開口部を開放状態にする操作部材と、第二の継手部材に設けられ、第一の継手部材から第二の継手部材および操作部材を介して導入される流体の圧力を検出する圧力センサ素子とを備え、操作部材は、第二の継手部材とは別体に設けられるとともに、第一および第二の継手部材の係合側とは反対側から当該第二の継手部材を貫通して挿入され、第二の継手部材に前記係合側とは反対側での溶接により一体に固定されていることを特徴とする。
【0010】
この構成の圧力センサでは、操作部材が第二の継手部材とは別体で形成され、第一および第二の継手部材の係合側とは反対側から挿入されて第二の継手部材に溶接されている。つまり、操作部材を第二の継手部材へ溶接で取り付ける作業は、第一および第二の継手部材の係合側とは反対側から行われる。よって、溶接による金属屑などが第一および第二の継手部材の係合側に付着することがなく、係合部分でのシール不良や弁体側での動作不良が発生しない。また、操作部材が溶接によって第二の継手部材に固定されているので、従来の図5に示されるようなねじ部を有する突起部の固定とは異なり、製造工程において位置決めを行った後に溶接すれば、振動などによっても操作部材の突出長さがずれる心配がない。従って、不純物や部材の位置ずれ等による機能不良が確実に防止され、本発明の目的が達成される。
【0011】
また、この際、圧力センサの操作部材は、第二の継手部材に対して圧力センサ素子と同時に溶接されて固定されていることが望ましい。
この構成の圧力センサでは、一度の溶接で操作部材、第二の継手部材および圧力センサ素子を固定するので、圧力センサの製造工程が簡略化される。
【0012】
さらに、本発明の圧力センサの操作部材は、段部を備えるとともに、この段部において第二の継手部材に位置決めされていることが望ましい。
この構成の圧力センサでは、操作部材が段部によって第二の継手部材に位置決めされるので、操作部材の突出長さが一定となり、品質が安定する。また、段部に当接するだけで操作部材の位置決めが簡単に行われるので、製造工程が簡略化される。特に、圧力センサを自動組立ラインで製造する場合などに有用である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態の圧力センサ10の断面図が、また図2には圧力センサ10が管に組み立てられたときの断面図が示されている。
この図1および図2において、圧力センサ10は、内部に流体が流通する第一の継手部材としての管側継手2に係合されるものである。この圧力センサ10は、第二の継手部材としてのセンサ側継手1と、センサ側継手1に固定された操作部材としてのピン3と、流体の圧力を検出する圧力センサ素子4とを備えている。なお、圧力センサ10はこれらの構成部品以外に圧力センサ素子4を覆うカバー部材や、圧力センサ素子4からの信号を取り出す端子など、その他の部材を備えているが、図1、図2ではそれらの図示を省略している。
【0014】
センサ側継手1は、管側継手2との係合側に雌ねじ部11を備え、雌ねじ部11の最奥部分には凹部12が形成されている。この凹部12の略中央にはセンサ側継手1の他端に貫通する貫通孔13が形成されている。貫通孔13は、径の異なる二つの円筒状の孔で形成されており、凹部12に近い側には小径の円筒部分が、遠い側には大径の円筒部分がそれぞれ形成され、異なる径の円筒部分によって段部13Aが形成されている。
【0015】
ピン3は、段部31を有する段付円筒形であり、センサ側継手1とは別体に形成され、軸方向に貫通した圧力導入孔32を備えている。また、ピン3の小径の円筒部分先端側には径方向に貫通した複数箇所(本実施形態では二箇所)のバイパス孔33が形成されている。
このピン3は、センサ側継手1の雌ねじ部11が形成された側とは反対側から貫通孔13に嵌入され、ピン3の段部31がセンサ側継手1の段部13Aに当接することで、ピン3がセンサ側継手1に位置決めされている。この状態で、ピン3の小径の円筒部分先端は凹部12から雌ねじ部11に突出し、また大径の円筒部分先端はセンサ側継手1から突出している。
【0016】
なお、バイパス孔33の数や寸法は、流体が過度の抵抗を受けずにスムーズに圧力導入孔32に導入されるように、検出する流体の粘度、密度、圧力範囲等を勘案して適宜決定される。また、圧力導入孔32の寸法についても、流体が過度の抵抗を受けずに圧力導入孔32内を流通できるように適宜決定されている。
【0017】
圧力センサ素子4は、金属ダイアフラム41の上面に酸化シリコン等の絶縁膜を介して歪みゲージを設けた歪みゲージ型の素子(モジュール)である。この金属ダイアフラム41は、筒状部42の一端に一体に形成されている。筒状部42の他端はセンサ側継手1に固定され、筒状部42の内部はピン3のセンサ側継手1から突出した部分に嵌合している。これにより、圧力センサ素子4の内部にはピン3の圧力導入孔32およびバイパス孔33を介して雌ねじ部11側と連通した圧力室43が形成される。
【0018】
圧力センサ素子4、センサ側継手1、およびピン3は、これらが互いに接触する部分で固定されている。実際の圧力センサ10の製造工程においては、圧力センサ素子4とセンサ側継手1との接触面に外側からビーム溶接を施すことで、これらの接触面の全面とピン3の外周面とにわたる溶接部5を形成し、一度の溶接で圧力センサ素子4、センサ側継手1、およびピン3を一体に固定している。ここで、溶接の方法や溶接条件は、圧力センサ素子4の筒状部42やセンサ側継手1の貫通孔13までの肉厚、ピン3のセンサ側継手1からの突出量などを勘案して、一度の溶接でこれら三つの部材が互いに良好に固定されるように適宜決定される。
【0019】
一方、管側継手2は、流体が流通する図示しない管等に取付可能であって、その外周にはセンサ側継手1に係脱可能な雄ねじ部22が形成されている。この管側継手2の中央には、管と連通する流通路21が貫通して設けられている。流通路21には、雄ねじ部22側に円錐台状の継手側当接部24が設けられ、縮径された案内部23が圧力センサ10側の端部で開口している。また、この端部には凹部26が設けられている。
【0020】
流通路21の内部には弁体6が収容されている。この弁体6は、先端側(図1中の上端側)が円柱状に形成され、先端に円柱部分より径の大きなフランジ部61が形成されている。フランジ部61の径は、案内部23の径よりも小さく、かつ圧力導入孔32の径よりも大きく設定されている。そしてこの弁体6の先端側は、流通路21側から挿入され、案内部23に貫通して突出している。
弁体6の基端側には、円錐台状の弁体側当接部62が形成され、弁体側当接部62の傾斜面が継手側当接部24に当接されている。また、弁体6の基端側の端面には、ばね7の一端が当接されている。このばね7の他端は、流通路21内の溝25に嵌合されたCリングなどの係止片8に固定されている。このばね7の付勢力により弁体側当接部62は継手側当接部24に適切な付勢力で押しつけられ、流体の流通を遮断している。ここで、弁体6の長さ寸法およびピン3の雌ねじ部11側への突出量は、センサ側継手1が管側継手2に係合された時にピン3の先端が弁体6に当接され、かつ弁体6をばね7側に所定量押し込めるように、適宜決定されている。
【0021】
このような圧力センサ10においては、例えば図2に示されるようにシール部材9を管側継手2の雄ねじ部22の端部に配置して、センサ側継手1の雌ねじ部11を雄ねじ部22に螺合させていく。すると、シール部材9がセンサ側継手1および管側継手2に押圧されてつぶされ、センサ側継手1と管側継手2とをシールして、凹部12および凹部26によって連通室34を形成する。また、この時ピン3の先端は、ばね7のばね力に抗して弁体6を押しやり、これにより弁体側当接部62が継手側当接部24から離反する。
この状態で、流通路21から流入した流体は、弁体6と流通路21との隙間を通り、案内部23から連通室34に流入する。圧力導入孔32の先端の開口端は弁体6の先端によって塞がれているので、流体はバイパス孔33および圧力導入孔32を通って圧力室43に導入される。この圧力室43内の流体の圧力を圧力センサ素子4が検出して信号を出力する。
【0022】
このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) すなわち、圧力センサ10では、従来の突起部を形成するためのピン3がセンサ側継手1の雌ねじ部11が形成された側とは反対側、つまり管側継手2との係合側とは反対側で溶接されるので、雌ねじ部11に金属屑等の不純物が付着することがない。よって、雌ねじ部11および雄ねじ部22間や、センサ側継手1およびシール部材9間に不純物が入り込む心配がなく、締め付け不良によってシール性を確保できなかったり、シール部材9との密着性が悪くてシール性を確保できないといった不具合が生じない。また、不純物が弁体6および管側継手2間に挟み込まれて弁体6が戻らないといった不具合も生じるおそれがなく、弁体6を常に良好に動作させることができる。従って、流体の圧力がリークして正確な圧力が検出できなかったり、圧力センサ10を取り外した際、流体が管側継手2から流出するといった問題が発生せず、圧力センサ10および管側継手2双方の機能不良を確実に防止できる。
【0023】
(2) また、ピン3はセンサ側継手1に溶接によって確実に固定されているので、使用中の振動等によって外れたり、位置ずれする心配がなく、圧力センサ10の機能性を確実に維持でき、耐久性に優れている。
【0024】
(3) さらに、不純物が雌ねじ部11に付着することがないので、開放された案内部23を通して管内の流体に混入するのを確実に防止でき、不純物が流体に悪影響を及ぼす可能性もない。
【0025】
(4) センサ側継手1、圧力センサ素子4、およびピン3が一度の溶接で互いに固定されているので、製造工程を大幅に簡略化できる。
【0026】
(5) ピン3がセンサ側継手1とは別体に設けられているので、従来の図3に示されるような突起部の一体成形とは異なり、簡単で安価に形成、製造できる。また、ピン3がセンサ側継手1の管側継手2との係合側とは反対側から挿入されているので、雌ねじ部11が邪魔になることがなく、作業時に取付位置にアクセスしやすい。よって、ピン3の組立作業を容易にでき、組立作業を自動化した時など、製造工程を簡略化でき、作業性を向上させることができる。
【0027】
(6) ピン3の挿入、圧力センサ素子4の設置および溶接作業を全てセンサ側継手1の管側継手2との係合側とは反対側から行うので、圧力センサ10を裏返すことなく連続して作業できる。このため、作業工程を簡略化でき、特に組立作業の自動化にあたっては、製造工程を一層簡略化でき、製造時間を短縮できる。
【0028】
(7) ピン3が段部31においてセンサ側継手1の段部13Aに固定されるので、ピン3を貫通孔13に挿入してセンサ側継手1の段部13Aに当接させるだけでピン3を簡単に位置決めできる。よって、製造工程においても簡単に正確な組立作業を行うことができ、高い品質を確保できる。
【0029】
(8) 圧力導入孔32は、従来の図3に示すものとは異なってピン3の軸中心に形成されているので、雌ねじ部11の奥側を小径に形成することができ、これにより圧力センサ10全体の小型化を促進できる。また、圧力導入孔32がピン3の軸に沿って形成されているので、従来の図3に示されるような偏心孔とは異なり、圧力導入孔32を簡単に形成でき、圧力センサ10のコスト削減を図ることができる。
【0030】
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述の実施形態では圧力導入孔32にバイパス孔33が穿設されていたが、これに限らず本発明では、例えばピン3の先端に圧力導入孔32に連通したすり割り状の横溝を形成してもよい。要するに、連通室34に導入された流体が圧力導入孔32に流入するように構成されていればよい。
【0031】
センサ側継手1および管側継手2は、センサ側継手1に雌ねじ部11が、また、管側継手2に雄ねじ部22が形成されていたが、これに限らず逆に設けられていてもよい。つまり、センサ側継手1に雄ねじが、管側継手2に雌ねじが形成されていてもよく、両者が互いに係脱可能に設けられていればよい。
【0032】
圧力センサ素子4は、本実施形態では歪みゲージによる抵抗式の素子であったが、これに限らず例えば静電容量式の圧力センサ素子であってもよい。
【0033】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0034】
【発明の効果】
このような本発明によれば、圧力センサ側およびこれが取り付けられる管側双方の機能不良を確実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる圧力センサの一部を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる圧力センサが管側継手に組み立てられたときの圧力センサの一部を示す断面図である。
【図3】従来の圧力センサの一部を示す断面図である。
【図4】従来の圧力センサを示す断面図である。
【図5】従来の管継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1…第二の継手部材としてのセンサ側継手、2…第一の継手部材としての管側継手、3…操作部材としてのピン、4…圧力センサ素子、5…溶接部、6…弁体、10…圧力センサ、31…段部、32…圧力導入孔。
Claims (3)
- 流体流通用の開口部を遮断可能な弁体を備えた第一の継手部材に取り付けられる圧力センサであって、
前記第一の継手部材に係脱可能に設けられる第二の継手部材と、
前記第二の継手部材に設けられ、内部に流体の圧力を導入する圧力導入孔を有し、前記第一および第二の継手部材の係合時に前記弁体を操作して前記開口部を開放状態にする操作部材と、
前記第二の継手部材に設けられ、前記第一の継手部材から第二の継手部材および操作部材を介して導入される流体の圧力を検出する圧力センサ素子とを備え、
前記操作部材は、前記第二の継手部材とは別体に設けられるとともに、前記第一および第二の継手部材の係合側とは反対側から当該第二の継手部材を貫通して挿入され、前記第二の継手部材に前記係合側とは反対側での溶接により一体に固定されている
ことを特徴とする圧力センサ。 - 請求項1に記載の圧力センサにおいて、
前記操作部材は、前記第二の継手部材に対して前記圧力センサ素子と同時に溶接されて固定されている
ことを特徴とする圧力センサ。 - 請求項1または請求項2に記載の圧力センサにおいて、
前記操作部材は、段部を備えるとともに、この段部で前記第二の継手部材に位置決めされている
ことを特徴とする圧力センサ。
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