JP2004042738A - ラッシングレール - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量かつ低コストであって、また好ましくはリサイクルが容易なラッシングレールを提供する。
【解決手段】本発明のラッシングレール10は、貨物を車両の荷台内壁に緊止するために前記荷台内壁に設けられるラッシングレールであって、長手方向に複数の係止孔17が配列形成された係止部11と、該係止部11の幅方向両側に形成された凹溝12と、該凹溝12の外側縁から延出され、凹溝12の平底部12aに対して前記係止部11よりも突出して形成されたサイドレール13とを備えて構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のラッシングレール10は、貨物を車両の荷台内壁に緊止するために前記荷台内壁に設けられるラッシングレールであって、長手方向に複数の係止孔17が配列形成された係止部11と、該係止部11の幅方向両側に形成された凹溝12と、該凹溝12の外側縁から延出され、凹溝12の平底部12aに対して前記係止部11よりも突出して形成されたサイドレール13とを備えて構成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の荷台内壁に設けられ、前記内壁に荷物を緊止するためのラッシングレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラックやコンテナ車などの荷台において、積載した積荷の荷崩れを防止するために設けられる部材として、ラッシングレールが知られている。図8は、従来から用いられているラッシングレールの横断面構造を示す図である。この図に示すラッシングレールは、横断面台形状の突条であるガイドレール103,103を両外側に備えたラッシングホルダー101と、前記ガイドレール103,103に挟まれたラッシングホルダー101の平面部に配設されたラッシングレール本体102とから概略構成されている。ラッシングホルダー101のガイドレール103,103の外側には取り付け用の透孔104が形成されており、また、ガイドレール103,103の内側には、ラッシングレール本体102を固定するための透孔105,105が形成されている。また、ラッシングレール本体102は、横断面略コ字形とされるとともに、その両側縁に透孔106が形成された延出部102a,102aが形成されている。また、ラッシングレール本体102の主面には、係止孔107が形成されている。前記透孔106は、ラッシングレール本体102をラッシングホルダー101のガイドレールに沿って配置した際に、ラッシングホルダー101の透孔105と平面視同一位置に配置可能とされている。
【0003】
そして、車両の荷台などの壁材200に当該ラッシングレール100を取り付ける際には、ラッシングホルダー101の透孔104,104にリベット120を挿入して壁材200に固定するとともに、ラッシングホルダー101の透孔105に対してラッシングレール本体102の透孔105を位置合わせしてリベット121を貫通させ、ラッシングレール本体102とラッシングホルダー101を一体的に壁材200に固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記構成のラッシングレール100は、ラッシングホルダー101とラッシングレール本体102との2部材から構成されいているため、壁面200に取り付けるに際して、ラッシングホルダー101の壁材200への取付作業と、ラッシングレール本体102のラッシングホルダー101及び壁材200への取付作業とを行う必要があるため、取付時の作業量が多く、また、リベット等の取付部材を大量に使用するため、コスト増となるとともに、ラッシングレールの重量が大きくなるという問題があった。
【0005】
また、例えばラッシングホルダー101をアルミニウム合金製とし、ラッシングレール本体102をステンレス製とした構成のラッシングレールも用いられているが、このような異材質で構成されたラッシングレール100は、交換、廃棄の際に分別の手間が掛かるという問題もある。さらには、異材質間での塗膜はがれによる腐食が問題となることもある。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、軽量かつ低コストであって、また好ましくはリサイクルが容易なラッシングレールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のラッシングレールは、積荷を車両の荷台内壁に緊止するために前記内壁に設けられるラッシングレールであって、長手方向に複数の係止孔が配列形成された係止部と、該係止部の幅方向両側に形成された2本の凹溝と、該凹溝の側縁から外側に延出されたサイドレールとが一体に形成されており、前記凹溝の底部に当該ラッシングレールを前記内壁に取り付けるための取付孔が形成され、前記サイドレールの側縁部が前記凹溝の底部と略同一高さとされており、前記サイドレールの前記凹溝の底部に対する突出高さが、前記係止部の突出高さよりも大きくされたことを特徴としている。
【0008】
上記構成を備えた本発明のラッシングレールは、その側縁側に高さのあるサイドレールが形成されているので、積荷を結束したベルトやロープを係止するための係止孔が形成された係止部を、積荷等との接触による破損から保護することができる。
また、上記サイドレールは、係止部及び凹溝と一体に形成されているので、上述の従来のラッシングレールのように2部材をリベットで固定する構造のものに比して軽量化を実現することが可能になっている。
また、高さのあるサイドレールを、取付孔が形成される平底部よりも外側に配置していることで係止部に掛かる応力により取付部分が破損するのを効果的に防止することができるという利点も有している。
また、サイドレール外側端の高さが凹溝の底部と略同一高さとされていることで、ラッシングレールを壁材に取り付けた際にはサイドレール外側端も壁材にほぼ当接される。従って、係止部に係止されたロープ等の引張力によりラッシングレールを固定しているリベット等に引抜力が掛かってもこのサイドレール外側端が突っ張りとなりラッシングレールが壁材から脱落するのを防止することができる。
さらには、本発明に係るラッシングレールは1つの材質で形成されるため、交換、廃棄時の分別作業の必要がなく、リサイクルが容易なものとなっている。
【0009】
次に、本発明に係るラッシングレールにおいては、前記サイドレールが中空状に形成されており、該サイドレールの内壁又は前記凹溝の外側壁に、互いに平行でサイドレール長さ方向に延在する一対の突条が形成されており、前記一対の突条と、前記サイドレール内壁又は前記凹溝の外側壁とに囲まれる空間が、当該ラッシングレールの長手方向終端部において螺孔を形成することが好ましい。
上記構成のラッシングレールによれば、施工時に所定長さとするためにラッシングレールを横断して切断することにより形成された任意のレール終端に螺孔が形成されるようにすることができるため、人体や積荷の保護のためにレール終端にブラケットなどのカバー部材を取り付けるために容易に利用可能な螺孔を有するラッシングレールを提供することができる。
【0010】
次に、本発明に係るラッシングレールは、前記サイドレールが、横断面略コ字形又は横断面略鈎形に形成されており、前記突条が、前記サイドレールの内壁及び前記凹溝の外側壁とを含む壁面の頂部を挟んで両側にそれぞれ形成され、該頂部において前記螺孔を形成する構成とすることもできる。
上記構成によれば、ブラケットなどの取付に利用可能な螺孔がサイドレール内壁及び凹溝外側壁により形成される壁面の頂部に形成されるので、螺孔の強度を高めることができる。
【0011】
次に、本発明に係るラッシングレールは、前記凹溝の底部に形成された各取付孔が、前記各係止孔の側方に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、積荷を結束するロープやベルトなどが係止され、比較的大きな応力が掛かる係止孔に近い位置でラッシングレールを車両の荷台内壁などに固定するので、使用時の応力に対する耐性を高めることができる。
【0012】
次に、本発明に係るラッシングレールは、横断面形状が左右対称とされていても良い。このような構成とすることで、ラッシングレールの取付を上下の向きを考慮することなく取付作業を行うことができるので、使い勝手のよいラッシングレールを提供することができ、またこのような対称形とすることで意匠性にも優れたものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態であるラッシングレールの断面構造図であり、図2は、図1に示すラッシングレールの部分平面図であり、図3は、本発明に係るラッシングレールをトラックの荷台内壁に取り付けた例を示す説明図である。すなわち、図1及び図2に示すラッシングレール10は、図3に示すように、トラック40の荷台41の内壁42に、例えばトラック40走行方向とほぼ平行に設置して用いることができるものである。
【0014】
図1及び図2に示す本実施形態のラッシングレール10は、当該ラッシングレール中央部の平坦部を形成する係止部11と、この係止部11の両側に形成された平底の凹溝12,12と、これらの凹溝12,12の上端側縁から延出された横断面略鈎形のサイドレール13,13とが一体に形成されたものである。本実施形態のラッシングレール10では、図2に示すように、凹溝12,12の平底部12a、12aのそれぞれに複数の取付孔15が配列形成されており、図1に示すように、車両の荷台等の内壁を構成する壁材20に形成された透孔22とこの取付孔15にリベット21を貫通してラッシングレール10を壁材20に取り付けるようになっている。そして、凹溝12の上端から延出されている係止部11は、平底部12a及び壁材20から突出されている。この係止部11には、長方形状の複数の係止孔17がラッシングレールの長さ方向に配列形成されており、これらの係止孔17に積荷を結束したベルトやロープ等を係止できるようになっている。また、平底部12aの取付孔15は、係止部11の各係止孔17の両側の延長上にそれぞれ形成されている。
【0015】
サイドレール13,13は、横断面略鈎形の形状とされ、凹溝12,12の外側縁に沿って係止部11に対して左右対称に形成されている。そして、凹溝12の外側上端から係止部11と略平行に延出された平坦部13aが、平底部12a及び壁材20に対して突出されており、その高さ(平坦部13aと壁材20との間隔)は、上記係止部11よりも図1に示す高さdだけ高くなっている。このようにサイドレール13,13が、壁材20に対して係止部11よりも突出するように形成されていることで、積荷などが係止部11に接触して係止部11が破損したり、傷ついたりするのを防止することができるようになっている。
【0016】
サイドレール13の外側面13bは、図1に示すように、ラッシングレール10の外側に向かって傾斜した形状とされており、その先端(サイドレール13外側端)が内側に屈曲されて形成された支持部13cを有している。この支持部13cは、図1に示すように、平坦な壁材20にラッシングレール10が取り付けられた状態では、平底部12a、12aとともに壁材20表面に当接するようになっている。このような形状を備えていることで、係止部11の係止孔17に係止されたロープ等により図示斜め方向の応力が掛かった際に、外側面13b及び支持部13cによりラッシングレール10を支えることができるので、ラッシングレール10を固定しているリベット21に掛かる応力が低減される。すなわち、リベット21に引抜力が作用し、リベット21の固定部を支点とする回転力が斜め方向に作用しようとした場合に、支持部13cが壁材20に突き当たって突っ張りとなり、このような負荷によりラッシングレール10が外れたり、取付孔15が破損するのを効果的に防止することができるようになっている。
【0017】
図1に示すサイドレール13では、その係止部11側の頂部23の内側に、互いに平行にラッシングレール13の長さ方向に延在する突条18a、18bが設けられている。突条18aは頂部23近傍のサイドレール13内壁に形成され、突条18bは頂部23近傍の凹溝12階側壁に形成されており、両者が頂部23のを挟んで対向するように形成されている。そして、本実施形態のラッシングレール10では、これらの突条18a、18b及びサイドレール13の内面により囲まれた孔部19を螺孔として使用することができるようになっている。すなわち、これらの螺孔19を介してラッシングレール10の端部に所望の部材を固定することができるようになっている。
また、これらの突条18a、18b、及びサイドレール13内面により形成される螺孔19は、突条18a、18bがサイドレール13の長さ方向に延在されていることで、ラッシングレール10の任意の横切断面に存在する。従って、ラッシングレール10をどのような長さに切断したとしても切断面には螺孔19が形成されるので、極めて使い勝手の良いものとなっている。
【0018】
尚、本実施形態では、サイドレール13の係止部11側の頂部23にのみ螺孔19を形成した場合について説明したが、本発明に係るラッシングレールにおいて、サイドレール13内面に突条18a、18bを設けることにより形成される螺孔19の位置は、頂部23の内面側に限定されるものではない。すなわち、サイドレール13の他の頂部の内側に形成することもでき、場合によってはサイドレール13の平坦部13aや外側面13bの内面側に、サイドレール13長さ方向に延在する2本の互いに平行な突条を設けて螺孔を形成するようにしてもよい。但し、形成する螺孔の強度の点では、頂部の内側に形成することが好ましい。
【0019】
上記の構成を備えた本実施形態のラッシングレール10は、係止部11及びサイドレール13が、凹溝12の平底部12aに対して突出する形状とされていることで、ラッシングレール10全体の強度を高めており、また、壁材20にラッシングレール10を固定するための取付孔15よりも外側にサイドレール13が設けられていることで、斜め方向の応力に対する耐久性にも優れるラッシングレールとされている。
また、本実施形態のラッシングレール10は、アルミニウム合金やステンレス鋼などを押出加工することにより、同一材質で作製することができるので、交換、廃棄の必要が生じたとしても分別の手間が無く、リサイクルが容易である。また、図8に示す2ピース構造のラッシングレール100に比して使用するリベットの数が少なくなるため、施工コストを低減することができるという利点も有している。
【0020】
次に、本実施形態のラッシングレール10は、その終端部に積荷や作業者を保護するためのブラケット(カバー部材)を取り付けることができる。図4は、ラッシングレール10にブラケットを取り付ける例を示す説明図である。この図に示すように、本実施形態のラッシングレール10は、任意の横断面で切断して形成された終端部に螺孔19を有するので、これらの螺孔19に対応する位置に形成された透孔31,31に螺子33,33を挿入し、螺孔19,19に螺合することで、ブラケット30をラッシングレール10の端面に容易に固定することができる。このように、本実施形態のラッシングレール10は、ブラケット30の取付に際して壁材20に加工を施すことがないため、壁材の形状を問わずブラケットの取付が可能である。すなわち、図5に示すように、車両等の壁面が柱状の部材38により構成されている場合にも、ラッシングレール10端部にブラケット30を容易に取り付けることができる。
【0021】
図1及び図2には、ラッシングレール10の係止部11に、平面視略長方形状の係止孔17を配列形成した場合について説明したが、本発明のラッシングレールの係止孔の形状はこれに限定されず、図6及び図7に示す形状の係止孔であってもよい。図6は、本実施形態のラッシングレールに適用可能な係止孔の例を示す平面図であり、図7は、図6に示すA−A線に沿う断面構造図である。
図6に示すように、係止孔27は平面視略長方形状の開口部27aと、この開口部27aの長さ方向端部に形成され、図示左右方向に延在する開口部27b、27bとからなる平面視I形に開口された形状とされている。そして、開口部27aには、図7に示すように、図示下側に向かって両側から係止片28,28が延出されている。このような形状とすることで、係止孔27に対して、バックル等の係止金具を係止する場合に好適なラッシングレールを提供することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のラッシングレールは、長手方向に複数の係止孔が配列形成された係止部と、該係止部の両側に形成された凹溝と、該凹溝の上端側縁から外側に延出されたサイドレールとが一体に形成され、前記凹溝の底部に当該ラッシングレールを前記内壁に取り付けるための取付孔が形成され、前記サイドレールの外側端が前記凹溝の底部と略同一高さに形成されており、前記サイドレールが、前記凹溝の底部に対して前記係止部よりも高く突出された構成とされたことで、強度に優れており、かつ従来のラッシングレールのような2ピース構造のものに比して軽量化を実現している。また、高さのあるサイドレールを、取付孔が形成される平底部よりも外側に配置していることで係止部にかかる応力による取付部分の破損を効果的に防止することができるという利点も有している。さらには、本発明に係るラッシングレールは1種類の構成材料で形成されるため、交換、廃棄時の分別作業の必要もなくまたリサイクルが容易なものとなっている。
【0023】
また、前記サイドレールの内壁に互いに平行な一対の突条が形成されており、前記一対の突条と、前記サイドレール内壁又は前記凹溝の外側壁とに囲まれる空間が、当該ラッシングレールの長手方向終端部において螺孔を形成する構成とするならば、レール横断方向に切断することにより形成された任意のレール終端に螺孔が形成されるようにすることができるため、人体や積荷の保護のためにレール終端にブラケットなどのカバー部材を取り付けるために容易に利用可能な螺孔を有するラッシングレールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態であるラッシングレールの断面構造図である。
【図2】図2は、図1に示すラッシングレールの部分平面図である。
【図3】図3は、本発明に係るラッシングレールをトラックの荷台内壁に取り付けた例を示す説明図である。
【図4】図4は、本実施形態のラッシングレールの端面にブラケットを取り付ける例を示す説明図である。
【図5】図5は、本実施形態のラッシングレールを平坦でない壁面に取り付ける例を示す説明図である。
【図6】図6は、本実施形態のラッシングレールの係止孔の形状の他の例を示す図である。
【図7】図7に示すA−A線に沿う部分断面図である。
【図8】図8は、従来のラッシングレールの断面構造図である。
【符号の説明】
10 ラッシングレール
11 係止部
12 凹溝
12a 平底部
13 サイドレール
15 取付孔
17 係止孔
18a、18b 突条
19 螺孔
21 リベット
23 頂部
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の荷台内壁に設けられ、前記内壁に荷物を緊止するためのラッシングレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラックやコンテナ車などの荷台において、積載した積荷の荷崩れを防止するために設けられる部材として、ラッシングレールが知られている。図8は、従来から用いられているラッシングレールの横断面構造を示す図である。この図に示すラッシングレールは、横断面台形状の突条であるガイドレール103,103を両外側に備えたラッシングホルダー101と、前記ガイドレール103,103に挟まれたラッシングホルダー101の平面部に配設されたラッシングレール本体102とから概略構成されている。ラッシングホルダー101のガイドレール103,103の外側には取り付け用の透孔104が形成されており、また、ガイドレール103,103の内側には、ラッシングレール本体102を固定するための透孔105,105が形成されている。また、ラッシングレール本体102は、横断面略コ字形とされるとともに、その両側縁に透孔106が形成された延出部102a,102aが形成されている。また、ラッシングレール本体102の主面には、係止孔107が形成されている。前記透孔106は、ラッシングレール本体102をラッシングホルダー101のガイドレールに沿って配置した際に、ラッシングホルダー101の透孔105と平面視同一位置に配置可能とされている。
【0003】
そして、車両の荷台などの壁材200に当該ラッシングレール100を取り付ける際には、ラッシングホルダー101の透孔104,104にリベット120を挿入して壁材200に固定するとともに、ラッシングホルダー101の透孔105に対してラッシングレール本体102の透孔105を位置合わせしてリベット121を貫通させ、ラッシングレール本体102とラッシングホルダー101を一体的に壁材200に固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記構成のラッシングレール100は、ラッシングホルダー101とラッシングレール本体102との2部材から構成されいているため、壁面200に取り付けるに際して、ラッシングホルダー101の壁材200への取付作業と、ラッシングレール本体102のラッシングホルダー101及び壁材200への取付作業とを行う必要があるため、取付時の作業量が多く、また、リベット等の取付部材を大量に使用するため、コスト増となるとともに、ラッシングレールの重量が大きくなるという問題があった。
【0005】
また、例えばラッシングホルダー101をアルミニウム合金製とし、ラッシングレール本体102をステンレス製とした構成のラッシングレールも用いられているが、このような異材質で構成されたラッシングレール100は、交換、廃棄の際に分別の手間が掛かるという問題もある。さらには、異材質間での塗膜はがれによる腐食が問題となることもある。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、軽量かつ低コストであって、また好ましくはリサイクルが容易なラッシングレールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のラッシングレールは、積荷を車両の荷台内壁に緊止するために前記内壁に設けられるラッシングレールであって、長手方向に複数の係止孔が配列形成された係止部と、該係止部の幅方向両側に形成された2本の凹溝と、該凹溝の側縁から外側に延出されたサイドレールとが一体に形成されており、前記凹溝の底部に当該ラッシングレールを前記内壁に取り付けるための取付孔が形成され、前記サイドレールの側縁部が前記凹溝の底部と略同一高さとされており、前記サイドレールの前記凹溝の底部に対する突出高さが、前記係止部の突出高さよりも大きくされたことを特徴としている。
【0008】
上記構成を備えた本発明のラッシングレールは、その側縁側に高さのあるサイドレールが形成されているので、積荷を結束したベルトやロープを係止するための係止孔が形成された係止部を、積荷等との接触による破損から保護することができる。
また、上記サイドレールは、係止部及び凹溝と一体に形成されているので、上述の従来のラッシングレールのように2部材をリベットで固定する構造のものに比して軽量化を実現することが可能になっている。
また、高さのあるサイドレールを、取付孔が形成される平底部よりも外側に配置していることで係止部に掛かる応力により取付部分が破損するのを効果的に防止することができるという利点も有している。
また、サイドレール外側端の高さが凹溝の底部と略同一高さとされていることで、ラッシングレールを壁材に取り付けた際にはサイドレール外側端も壁材にほぼ当接される。従って、係止部に係止されたロープ等の引張力によりラッシングレールを固定しているリベット等に引抜力が掛かってもこのサイドレール外側端が突っ張りとなりラッシングレールが壁材から脱落するのを防止することができる。
さらには、本発明に係るラッシングレールは1つの材質で形成されるため、交換、廃棄時の分別作業の必要がなく、リサイクルが容易なものとなっている。
【0009】
次に、本発明に係るラッシングレールにおいては、前記サイドレールが中空状に形成されており、該サイドレールの内壁又は前記凹溝の外側壁に、互いに平行でサイドレール長さ方向に延在する一対の突条が形成されており、前記一対の突条と、前記サイドレール内壁又は前記凹溝の外側壁とに囲まれる空間が、当該ラッシングレールの長手方向終端部において螺孔を形成することが好ましい。
上記構成のラッシングレールによれば、施工時に所定長さとするためにラッシングレールを横断して切断することにより形成された任意のレール終端に螺孔が形成されるようにすることができるため、人体や積荷の保護のためにレール終端にブラケットなどのカバー部材を取り付けるために容易に利用可能な螺孔を有するラッシングレールを提供することができる。
【0010】
次に、本発明に係るラッシングレールは、前記サイドレールが、横断面略コ字形又は横断面略鈎形に形成されており、前記突条が、前記サイドレールの内壁及び前記凹溝の外側壁とを含む壁面の頂部を挟んで両側にそれぞれ形成され、該頂部において前記螺孔を形成する構成とすることもできる。
上記構成によれば、ブラケットなどの取付に利用可能な螺孔がサイドレール内壁及び凹溝外側壁により形成される壁面の頂部に形成されるので、螺孔の強度を高めることができる。
【0011】
次に、本発明に係るラッシングレールは、前記凹溝の底部に形成された各取付孔が、前記各係止孔の側方に配置されていることが好ましい。
上記構成によれば、積荷を結束するロープやベルトなどが係止され、比較的大きな応力が掛かる係止孔に近い位置でラッシングレールを車両の荷台内壁などに固定するので、使用時の応力に対する耐性を高めることができる。
【0012】
次に、本発明に係るラッシングレールは、横断面形状が左右対称とされていても良い。このような構成とすることで、ラッシングレールの取付を上下の向きを考慮することなく取付作業を行うことができるので、使い勝手のよいラッシングレールを提供することができ、またこのような対称形とすることで意匠性にも優れたものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態であるラッシングレールの断面構造図であり、図2は、図1に示すラッシングレールの部分平面図であり、図3は、本発明に係るラッシングレールをトラックの荷台内壁に取り付けた例を示す説明図である。すなわち、図1及び図2に示すラッシングレール10は、図3に示すように、トラック40の荷台41の内壁42に、例えばトラック40走行方向とほぼ平行に設置して用いることができるものである。
【0014】
図1及び図2に示す本実施形態のラッシングレール10は、当該ラッシングレール中央部の平坦部を形成する係止部11と、この係止部11の両側に形成された平底の凹溝12,12と、これらの凹溝12,12の上端側縁から延出された横断面略鈎形のサイドレール13,13とが一体に形成されたものである。本実施形態のラッシングレール10では、図2に示すように、凹溝12,12の平底部12a、12aのそれぞれに複数の取付孔15が配列形成されており、図1に示すように、車両の荷台等の内壁を構成する壁材20に形成された透孔22とこの取付孔15にリベット21を貫通してラッシングレール10を壁材20に取り付けるようになっている。そして、凹溝12の上端から延出されている係止部11は、平底部12a及び壁材20から突出されている。この係止部11には、長方形状の複数の係止孔17がラッシングレールの長さ方向に配列形成されており、これらの係止孔17に積荷を結束したベルトやロープ等を係止できるようになっている。また、平底部12aの取付孔15は、係止部11の各係止孔17の両側の延長上にそれぞれ形成されている。
【0015】
サイドレール13,13は、横断面略鈎形の形状とされ、凹溝12,12の外側縁に沿って係止部11に対して左右対称に形成されている。そして、凹溝12の外側上端から係止部11と略平行に延出された平坦部13aが、平底部12a及び壁材20に対して突出されており、その高さ(平坦部13aと壁材20との間隔)は、上記係止部11よりも図1に示す高さdだけ高くなっている。このようにサイドレール13,13が、壁材20に対して係止部11よりも突出するように形成されていることで、積荷などが係止部11に接触して係止部11が破損したり、傷ついたりするのを防止することができるようになっている。
【0016】
サイドレール13の外側面13bは、図1に示すように、ラッシングレール10の外側に向かって傾斜した形状とされており、その先端(サイドレール13外側端)が内側に屈曲されて形成された支持部13cを有している。この支持部13cは、図1に示すように、平坦な壁材20にラッシングレール10が取り付けられた状態では、平底部12a、12aとともに壁材20表面に当接するようになっている。このような形状を備えていることで、係止部11の係止孔17に係止されたロープ等により図示斜め方向の応力が掛かった際に、外側面13b及び支持部13cによりラッシングレール10を支えることができるので、ラッシングレール10を固定しているリベット21に掛かる応力が低減される。すなわち、リベット21に引抜力が作用し、リベット21の固定部を支点とする回転力が斜め方向に作用しようとした場合に、支持部13cが壁材20に突き当たって突っ張りとなり、このような負荷によりラッシングレール10が外れたり、取付孔15が破損するのを効果的に防止することができるようになっている。
【0017】
図1に示すサイドレール13では、その係止部11側の頂部23の内側に、互いに平行にラッシングレール13の長さ方向に延在する突条18a、18bが設けられている。突条18aは頂部23近傍のサイドレール13内壁に形成され、突条18bは頂部23近傍の凹溝12階側壁に形成されており、両者が頂部23のを挟んで対向するように形成されている。そして、本実施形態のラッシングレール10では、これらの突条18a、18b及びサイドレール13の内面により囲まれた孔部19を螺孔として使用することができるようになっている。すなわち、これらの螺孔19を介してラッシングレール10の端部に所望の部材を固定することができるようになっている。
また、これらの突条18a、18b、及びサイドレール13内面により形成される螺孔19は、突条18a、18bがサイドレール13の長さ方向に延在されていることで、ラッシングレール10の任意の横切断面に存在する。従って、ラッシングレール10をどのような長さに切断したとしても切断面には螺孔19が形成されるので、極めて使い勝手の良いものとなっている。
【0018】
尚、本実施形態では、サイドレール13の係止部11側の頂部23にのみ螺孔19を形成した場合について説明したが、本発明に係るラッシングレールにおいて、サイドレール13内面に突条18a、18bを設けることにより形成される螺孔19の位置は、頂部23の内面側に限定されるものではない。すなわち、サイドレール13の他の頂部の内側に形成することもでき、場合によってはサイドレール13の平坦部13aや外側面13bの内面側に、サイドレール13長さ方向に延在する2本の互いに平行な突条を設けて螺孔を形成するようにしてもよい。但し、形成する螺孔の強度の点では、頂部の内側に形成することが好ましい。
【0019】
上記の構成を備えた本実施形態のラッシングレール10は、係止部11及びサイドレール13が、凹溝12の平底部12aに対して突出する形状とされていることで、ラッシングレール10全体の強度を高めており、また、壁材20にラッシングレール10を固定するための取付孔15よりも外側にサイドレール13が設けられていることで、斜め方向の応力に対する耐久性にも優れるラッシングレールとされている。
また、本実施形態のラッシングレール10は、アルミニウム合金やステンレス鋼などを押出加工することにより、同一材質で作製することができるので、交換、廃棄の必要が生じたとしても分別の手間が無く、リサイクルが容易である。また、図8に示す2ピース構造のラッシングレール100に比して使用するリベットの数が少なくなるため、施工コストを低減することができるという利点も有している。
【0020】
次に、本実施形態のラッシングレール10は、その終端部に積荷や作業者を保護するためのブラケット(カバー部材)を取り付けることができる。図4は、ラッシングレール10にブラケットを取り付ける例を示す説明図である。この図に示すように、本実施形態のラッシングレール10は、任意の横断面で切断して形成された終端部に螺孔19を有するので、これらの螺孔19に対応する位置に形成された透孔31,31に螺子33,33を挿入し、螺孔19,19に螺合することで、ブラケット30をラッシングレール10の端面に容易に固定することができる。このように、本実施形態のラッシングレール10は、ブラケット30の取付に際して壁材20に加工を施すことがないため、壁材の形状を問わずブラケットの取付が可能である。すなわち、図5に示すように、車両等の壁面が柱状の部材38により構成されている場合にも、ラッシングレール10端部にブラケット30を容易に取り付けることができる。
【0021】
図1及び図2には、ラッシングレール10の係止部11に、平面視略長方形状の係止孔17を配列形成した場合について説明したが、本発明のラッシングレールの係止孔の形状はこれに限定されず、図6及び図7に示す形状の係止孔であってもよい。図6は、本実施形態のラッシングレールに適用可能な係止孔の例を示す平面図であり、図7は、図6に示すA−A線に沿う断面構造図である。
図6に示すように、係止孔27は平面視略長方形状の開口部27aと、この開口部27aの長さ方向端部に形成され、図示左右方向に延在する開口部27b、27bとからなる平面視I形に開口された形状とされている。そして、開口部27aには、図7に示すように、図示下側に向かって両側から係止片28,28が延出されている。このような形状とすることで、係止孔27に対して、バックル等の係止金具を係止する場合に好適なラッシングレールを提供することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のラッシングレールは、長手方向に複数の係止孔が配列形成された係止部と、該係止部の両側に形成された凹溝と、該凹溝の上端側縁から外側に延出されたサイドレールとが一体に形成され、前記凹溝の底部に当該ラッシングレールを前記内壁に取り付けるための取付孔が形成され、前記サイドレールの外側端が前記凹溝の底部と略同一高さに形成されており、前記サイドレールが、前記凹溝の底部に対して前記係止部よりも高く突出された構成とされたことで、強度に優れており、かつ従来のラッシングレールのような2ピース構造のものに比して軽量化を実現している。また、高さのあるサイドレールを、取付孔が形成される平底部よりも外側に配置していることで係止部にかかる応力による取付部分の破損を効果的に防止することができるという利点も有している。さらには、本発明に係るラッシングレールは1種類の構成材料で形成されるため、交換、廃棄時の分別作業の必要もなくまたリサイクルが容易なものとなっている。
【0023】
また、前記サイドレールの内壁に互いに平行な一対の突条が形成されており、前記一対の突条と、前記サイドレール内壁又は前記凹溝の外側壁とに囲まれる空間が、当該ラッシングレールの長手方向終端部において螺孔を形成する構成とするならば、レール横断方向に切断することにより形成された任意のレール終端に螺孔が形成されるようにすることができるため、人体や積荷の保護のためにレール終端にブラケットなどのカバー部材を取り付けるために容易に利用可能な螺孔を有するラッシングレールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態であるラッシングレールの断面構造図である。
【図2】図2は、図1に示すラッシングレールの部分平面図である。
【図3】図3は、本発明に係るラッシングレールをトラックの荷台内壁に取り付けた例を示す説明図である。
【図4】図4は、本実施形態のラッシングレールの端面にブラケットを取り付ける例を示す説明図である。
【図5】図5は、本実施形態のラッシングレールを平坦でない壁面に取り付ける例を示す説明図である。
【図6】図6は、本実施形態のラッシングレールの係止孔の形状の他の例を示す図である。
【図7】図7に示すA−A線に沿う部分断面図である。
【図8】図8は、従来のラッシングレールの断面構造図である。
【符号の説明】
10 ラッシングレール
11 係止部
12 凹溝
12a 平底部
13 サイドレール
15 取付孔
17 係止孔
18a、18b 突条
19 螺孔
21 リベット
23 頂部
Claims (3)
- 積荷を車両の荷台内壁に緊止するために前記内壁に設けられるラッシングレールであって、
長手方向に複数の係止孔が配列形成された係止部と、該係止部の幅方向両側に形成された2本の凹溝と、該凹溝の外側縁から外側に延出されたサイドレールとが一体に形成されており、
前記凹溝の底部に当該ラッシングレールを前記内壁に取り付けるための取付孔が形成され、前記サイドレールの外側端が前記凹溝の底部と略同一高さに形成されており、
前記サイドレールの前記凹溝の底部に対する突出高さが、前記係止部の突出高さよりも大きくされたことを特徴とするラッシングレール。 - 前記サイドレールが中空状に形成されており、該サイドレールの内壁又は前記凹溝の外側壁に、互いに平行でサイドレール長さ方向に延在する一対の突条が形成されており、
前記一対の突条と、前記サイドレール内壁又は前記凹溝の外側壁とに囲まれる空間が、当該ラッシングレールの長手方向終端部において螺孔を形成することを特徴とする請求項1に記載のラッシングレール。 - 前記サイドレールが、横断面略コ字形又は横断面略鈎形に形成されており、
前記突条が、前記サイドレールの内壁及び前記凹溝の外側壁とを含む壁面の頂部を挟んで両側にそれぞれ形成され、該頂部において前記螺孔を形成することを特徴とする請求項2に記載のラッシングレール。
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Cited By (4)
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JP2006168543A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Ankura Japan Kk | レール部材 |
JP2009107635A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Ankura Japan Kk | 防護材の支持具 |
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EP3248837B1 (de) * | 2016-05-25 | 2020-08-12 | Schmitz Cargobull AG | Kofferaufbau eines nutzfahrzeugs mit ladungssicherungsschiene |
-
2002
- 2002-07-10 JP JP2002201389A patent/JP2004042738A/ja not_active Withdrawn
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