JP2004040782A - 複数のアンテナを備えた受信機のための反復結合技術 - Google Patents

複数のアンテナを備えた受信機のための反復結合技術 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信において無線信号受信を改善する方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】複数のアンテナを介して無線受信機において受信する無線信号を処理する方法であって、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナと、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメントと、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号が、結合された信号を送出するために結合され、各アンテナ信号に対して、前記アンテナ信号の結合処理を制御するために反復チャンネル評価が行われる。本発明の長所は、アンテナ利得が結合損失を低減することによって増大することにより複数アンテナ無線受信機のエラーレート性能の改善にある。
【選択図】   図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、参照して本明細書に組み込まれる優先権主張の基礎となる欧州特許出願第 02 360 186.7号に基づく。
【0002】
本発明は、複数のアンテナを介して無線受信機において受信される無線信号を処理する方法であって、無線受信機が、少なくとも2つのアンテナ、または、少なくとも2つのアンテナアレーエレメントを有し、アンテナ信号が、空間的または空間時間的結合器によって結合される、方法に関する。本発明は、また複数のアンテナを備えた受信機およびそのような受信機を含む移動通信システムに関する。
【背景技術】
【0003】
リンクの品質を改善するため、すなわち、特定の伝送パワーが与えられた場合の、エラーレートの低減のため、また、あるいは、特定の目標エラーレートが与えられた場合の伝送パワーの低減のために、無線通信システムにおいて複数の受信アンテナがしばしば使用される。複数の受信アンテナは、例えば、線形または円形アレーなどのアンテナアレーを含み、このアンテナアレーでは、隣接するアンテナエレメントが、通常無線半波長分離されているか、または、アンテナが、例えば無線10波長以上、さらに間隔を空けられるダイバーシティ配置になっている。代案となるアンテナ配置は、例えば、ダイバーシティ構成で使用されるいくつかのサブアレーを使用して上記を組み合わせる。我々は、線形有極化されたアンテナに焦点を合わせるが、直交有極化された複数のアンテナ構成も可能である。
【0004】
M個のアンテナ(M>1)を使用する受信機において、M個の受信信号を単一の信号を得るために適切な技術、しばしば、デジタル信号処理技術によって結合しなければならない。適切な結合技術は、個々の伝送フォーマット(例えば、TDMA(時間分割多重アクセス)またはCDMA(コード分割多重アクセス)および個々のアンテナ構成に適合しなければならない。以下に説明するように、一般に結合段は空間的結合段または空間時間的結合段と呼ぶことができる。この空間的または空間時間的結合ユニットの目的は、エラーレート性能を最適化するために受信信号の成分を(位相において)コヒーレントに加算することである。
【0005】
時間分散は無線伝播チャンネルの典型的な特性である。これは、TDMAシステム(例えば、移動通信用グローバルシステム(GSM)または一般のパケット無線サービス(GPRS))において典型的にシンボル間干渉をもたらす帯域制限フィルタによって発生されることがある。移動無線通信において通常遭遇する他の分散効果はマルチパス伝播である。これは、縦軸に受信パワーおよび横軸にパス遅延を示す図4に示すような受信パワー遅延プロファイルをもたらす。マルチパス伝播チャンネルのインパルス応答は、
【数式1】
Figure 2004040782
と書くことができ、ここで、Lはマルチパス成分の数を示し、δ(t)はディラックインパルスを示す。各信号パスは、複素値振幅αおよびパス遅延τを特徴とする。W−CDMA(広帯域CDMA)の特性は、受信機がマルチパスプロファイルに対する分解能を持ち、受信した各パスに対してチャンネル評価を行うことである。この場合、しばしば、以下の(1)に従ってフィンガ(すなわち、マルチパスの成分)の時間的結合を行うレーキ受信機が適用される。
【数式2】
Figure 2004040782
ここで、r(t)は受信信号(M=1の単一アンテナ1Rx受信機を仮定)を示し、重み係数は共役複素チャンネルの評価によって与えられる。チャンネル評価αが各フィンガに対して計算されることに注意が必要である。チャンネル評価は、しばしば専用のパイロットまたはトレーニングシンボルの支援によって実行される。パイロットシンボルは、コヒーレントな検出を可能にするための位相参照を供給する。しばしば、単純な直交相関技術がスロットごとを基本として、または、複数のスロットにわたる平均を取ることによって使用される。本明細書において、他に断りのない限り、用語「チャンネル評価」は常にパイロットシンボル支援チャンネル評価を示すことに注意が必要である。
【0006】
空間的結合とは、例えばWによって示す、M個の複素値重み係数を使用してM個の受信信号の重み付け加算によって、空間領域において実行される結合操作を指す。r(t)が受信信号を、r(t)が結合ブロックの出力信号を示すことにする。空間的結合は以下のように書くことができる。
【数式3】
Figure 2004040782
【0007】
空間的結合の場合、得られる信号r(t)は、1Rx受信機(すなわち、単一の受信アンテナを有する受信機)と同じ方法で処理することができる。空間的結合の応用は、例えばGSMおよびその拡張システムなどのTDMAシステムを含む。
【0008】
空間時間的結合とは、空間および時間の領域の双方において実行される結合操作を指す。空間時間的結合の応用は、例えばUTRA/FDD(すなわち、汎用地上無線アクセス(UTRA)システムの周波数分割二重(FDD)改変版)などのW−CDMAシステムを含む。この場合、空間時間的結合は以下のように書くことができる。
【数式4】
Figure 2004040782
【0009】
m、lによって示す、ML個の重み係数のセットを使用する。出力信号r(t)は、その後、(本明細書において、インターリーブ解除またはレートマッチング解除などの多重分離機能を可能性として含むことを意味する)エラー訂正復号化器に供給される。
【0010】
しばしば、空間的または空間時間的結合のために使用される重み係数はチャンネル評価に基づく。空間的結合の場合、チャンネル評価は各アンテナに対して計算される。W−CDMAのための空間時間的結合の場合、チャンネル評価は各アンテナおよび各フィンガに対して計算される。重み係数をどのように計算するかによって、いくつかの異なる結合技術を区別することができる。
【0011】
・最大比率結合(MRC)はAWGN(付加的ホワイトガウスノイズ)の存在下で最適(ダイバーシティ)の結合技術である。これは、重み係数として共役複素チャンネル評価を使用する。MRCがチャンネル評価の振幅および位相情報の双方を使用することに注意が必要である。これは、通常受信信号の振幅がアンテナ間で異なるアンテナのダイバーシティ構成に使用される。
【0012】
・等利得結合は、アンテナ結合のための全ての重み係数が同じ振幅を有することを仮定しており、そのため、位相情報のみが結合に使用される。位相情報は、MRCと同じ方法でチャンネル評価から得ることができる。この技術は、物理的構造が受信信号の等しい振幅を保証するアンテナアレーにしばしば使用される。
【0013】
・上記の技術は、付加的なチャンネル障害としてのAWGN、ダイバーシティ構成を備えたMRC、および、アンテナアレーとの等利得結合の存在下で最適である。しばしば、受信信号は、TDMAおよびCDMAの双方における共チャンネル干渉の被害を受ける。干渉抑制のためのアンテナ結合技術は最適結合(Optimum Combining)またはMMSE(最小平均二乗エラー)結合を含む。このような技術は、上記技術の場合と同じチャンネル評価に基づく係数を使用することによって実施される。加えて、これらの係数は、測定された他のパラメータと掛け合わせられる。しかし、重要なことは重み係数の計算がチャンネル評価によって支援されることである。
【0014】
従来技術による複数アンテナ受信機の全体的なブロック図を図5に示す。各アンテナのためにチャンネル評価ユニットがある。チャンネル評価は空間的または空間時間的結合ユニットに供給される。結合ユニットはこのチャンネル評価による支援か、または、少なくともチャンネル評価から得られる位相情報による支援によって受信信号の重み付け加算を実行する。結合ユニットの出力はエラー訂正復号化器に供給される。特に、図5は以下の機能ブロックを示す。アンテナ信号を保存するための保存ユニット3−1〜3−M(S1〜SM)。保存ユニットの出力は、この結合器が要件に従って空間的(「SP」)結合器または空間時間的(「SP−T」)結合器であるということを意味する「SP/SP−T COMB」として示される結合器5の入力に結合される。(空間時間的結合のための典型的な応用を、上記に例示した。)複数の信号を結合することの他に、結合器の機能は、例えばTDMAにおいて典型的である等化またはCDMAにおいて典型的であるレーキ結合などの復調機能も含む(詳細な説明については以下を参照)。結合器5の出力信号は復号器(DEC)9によって復号される。復号器はインターリーブ解除またはレートマッチング解除などの多重分離機能も可能性として含む(詳細な説明については以下を参照)。結合器5への入力信号を、通常はアンテナ信号内の、既知の信号の存在に基づいてチャンネル評価を送出する、個々のチャンネル評価器7−1〜7−M(CE−1〜CE−M)にもそれぞれ供給する。チャンネル評価器は、結合器5の個々の入力に制御信号をそれぞれ送出する。本明細書においては、アナログ信号ではなくデジタル信号が処理されることを仮定する。したがって、(おそらく周波数シフトおよび復調の前または後の)アナログアンテナ信号はデジタル化されることを考慮するべきである。これは当業者によく知られているので、図面に示さず、説明もしない。
【0015】
図5に使用される構成ブロックは、個々の伝送フォーマットに適合しなければならず、以下に簡単に例示する。
【0016】
・TDMA:かなりの量のシンボル間干渉(ISI)が、例えば、GSMおよびその拡張などのTDMAシステムにおいてしばしば特徴的である。しばしば、復号の前にISIを排除するために等化器が使用される。全体的な形態の、この等化器は図5の結合ユニットに一体化される。さらに、時間インターリービングがしばしば適用される。全体的な形態の、インターリーブ解除機能は図5の復号化器ユニットに一体化される。
【0017】
・W−CDMA:例えばUTRA/FDDなどのW−CDMAにおいて、結合ユニットは、しばしば、数式(3)に定義されるように空間時間的レーキ受信機の手段によって実現される。UTRA/FDDはレートマッチングおよび時間インターリービングをさらに使用する。全体的な形態において、レートマッチング解除およびインターリービング解除のための、個々の受信機構成ブロックは図5の復号ユニットに一体化される。
【0018】
これらの例から、我々は結合ユニットの出力を、エラー訂正復号化に適する、すなわち、ISIおよび他の無線伝播効果のないソフトシンボルのシーケンスと定義する。言い換えれば、結合ユニットは全ての復調機能を含む。インターリービング解除またはレートマッチング解除などの多重分離機能は復号化器ユニット内で取り扱われる。
【0019】
正確なチャンネル評価はコヒーレントな結合ユニットの性能を最適化するための重要な要件である。AWGNの存在下において、M個のエレメントを備えたアンテナアレーの使用は、未符号化ビットエラーレート性能の10logMdBの改善を理論的にもたらす。この利得をアンテナ利得と呼ぶ。実際に観察される利得は、しばしば、理論的アンテナ利得よりかなり小さい。我々は、結合損失を理論的な10logMdBアンテナ利得から実際に達成された利得を差し引いた差と定義する。UTRA/FDDの上りリンクにおけるAWGNおよびMRCのコンピュータシミュレーション[1]において、我々は4つのエレメントの、線形アレーの場合に1.5〜2.0dBのオーダーの結合損失を観察した。絶対値dBの項において、結合損失は、受信アンテナ数の増加および信号対雑音比の低下とともに増加する傾向がある。我々のコンピュータシミュレーションにおいて、我々は、チャンネル評価が(スロットごとを基本とした)専用パイロットシンボルを使用する従来の(非反復の)方法で行われると仮定した。
【0020】
【文献1】
K.Kopsa、R.Weinmann、V.BraunおよびM.Tangemann、「Space−Time Combining in the Uplink of UTRA/FDD:UTRA/FDDの上りリンクにおける空間―時間結合」、2000IEEE、Global Communications Conference Globecom’00、第3巻、1844−1848ページ、2000年12月
【文献2】
N.NefedovおよびM.Pukkila、「Iterative Channel Estimation for GPRS:GPRSのための反復チャンネル評価」、Proc.PIMR2000、2000年9月。
【文献1】
米国特許出願公開第0004390号明細書
【考案の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
本発明の目的は、移動通信システムにおいて無線信号の受信を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0022】
この目的は、複数のアンテナを介して無線受信機において受信する無線信号を処理する方法であって、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナと、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメントと、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、アンテナ信号が、結合された信号を送出するために結合され、各アンテナ信号に対して、アンテナ信号の結合処理を制御するために反復チャンネルの評価が行われる方法を使用して達成される。この目的は、無線受信機であって、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、する少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する無線受信機を使用してさらに達成される。
【0023】
この目的は、無線受信機を含む無線基地局であって、無線受信機が、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する無線受信機を含む無線基地局を使用してさらに達成される。
【0024】
この目的は、無線受信機を備えた基地局を含む移動通信システムであって、無線受信機が、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する無線受信機を備えた基地局を含む移動通信システムを使用してさらに達成される。
【0025】
反復チャンネルの評価[2]は、チャンネル評価の正確さを改善するための先端技術である。公開されている文献では、単一の受信アンテナを使用する応用について説明されている。反復チャンネルの評価の基本考え方は、従来の復号化操作を2回実行することであり、その場合、中間のエラー訂正済み出力は、拡張トレーニングシーケンスを得るために再復号化される。チャンネル評価を更新するために使用する拡大されたデータベースのために、現在、チャンネル評価はより良好な正確さを有し、したがって、より良好なエラーレート性能を間接的にもたらす。単一の受信アンテナで観測される、得られる利得はかなりのものになることがあり、例えば、GPRS[2]において約1〜1.5dBになることがある。
【0026】
我々は、以前に更新されたチャンネル評価を使用してアンテナ信号の結合が(少なくとも2回)繰り返して行われるように、反復チャンネルの評価技術を複数のアンテナ受信と組み合わせることを提案する。
【発明の効果】
【0027】
本発明の長所は、複数アンテナ無線受信機のエラーレート性能の改善である。なぜなら、結合損失を低減することによりアンテナ利得が増強できるからである。
【0028】
本発明の実施形態によれば、結合器の直後の点から(「短い」ループ)、または、復号化器ユニットの背後の点からのフィードバック情報を、チャンネル評価ユニットにおいて処理するためにループバックする。1つの長所は、より長いトレーニングシーケンスによって増強されたチャンネル評価である。(ループバックが復号化器の背後で開始される)長いループと比較して低減されたエラーレート性能が予想されるが、(結合器の直後でループバックが開始される)「短い」ループはより簡略な方法で実行することができ、有利とすることができる。本発明の他の実施形態に対して、また、本発明による受信機およびシステムに対しても、同様の長所を適用することができる。
【0029】
本発明のさらなる特徴および長所は、本発明のために不可欠な特徴を示す図面に関連し、特許請求の範囲に関連する本発明の好ましい変形および実施形態の以下の説明から明らかになる。個々の特徴は、本発明の実施形態において個別に、または、いかなる組み合わせにおいても実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
反復結合技術を使用する複数アンテナ受信機の全体的なブロック図を図1に示す。
【0031】
図5に示す構成要素と同じ構成要素を、同じ用語で示す。チャンネル評価器17−1〜17−Mは、結合器15の背後の点からフィードバックされるフィードバック信号を受信および評価するように構成される。1つの場合において、フィードバック信号は復号化器9の背後の点からフィードバックされ、この場合、復号化処理はユニット10(ENC)における再符号化によって逆転されなければならない。このフィードバックパスは、参照番号11で示す。他の場合において、フィードバックパス12は結合器の出力から即座に開始され、再符号化は必要ない。2つの場合において、フィードバックされる信号は、所望であれば、例えば量子化されるなどの適切な方法で処理される。フィードバック信号は、全てのチャンネル評価器の制御入力に入力され、評価器が、フィードバック信号のない場合より良好な品質のチャンネル評価を送出するように評価器を制御する。また、図1は、同時に2つの異なる実施形態を示し、1つは空間的結合器(SP COMB)を、および、他は空間時間的結合器(SP−T COMB)を有する。
【0032】
上記と同様に、各アンテナに対してチャンネル評価ユニットが存在する。チャンネル評価は空間的または空間時間的結合ユニットに供給される。結合ユニットはチャンネル評価の支援か、または、少なくともチャンネル評価から得られる位相情報の支援により、受信信号の重み付け加算を実行する。結合器ユニットの出力はエラー訂正復号化器(DEC)9に供給される。「第1の反復」(n=1)(さらに正確には:第1のステップ;何も繰り返し実行されず、フィードバック信号もこのステップでは使用されない)はこの時点で完了し、「第2の反復」(n=2)(または、フィードバック信号が実際に初めて使用される第2のステップ)が続く。エラー訂正済み出力は「延長されたトレーニングシーケンス」(パス11)を得るために再符号化される。この延長されたトレーニングシーケンスは従来のトレーニングシーケンスまたはパイロットシーケンスより大きなデータベースを提供し、したがって、より正確なチャンネル評価を提供することができる。延長されたトレーニングシーケンスを使用してチャンネル評価を更新するために、初期チャンネル評価を計算するためのアルゴリズムとは異なるアルゴリズムを使用することができることに注意が必要である。さらに、再符号化ユニットは、伝送フォーマットによってはレートマッチングまたはインターリービングのための機能を可能性として含むことができることに注意が必要である。拡張されたトレーニングシーケンスを使用して、チャンネル評価が更新されるが、その際、初期値のためのものとは異なるチャンネル評価アルゴリズムをおそらく使用する。空間的または空間時間的結合が繰り返されるが、今度は、チャンネル評価の更新によって支援され、最後に、結合ユニットの出力が復号化される。実行された反復の数は少なくともn=2でなければならないが、これより大きくてもよい。2より大きい場合、図1のフィードバックパスは2回以上行われる。
【0033】
反復結合方式の複雑さが低減された実施形態では、拡張されたトレーニングシーケンスは結合ユニットの出力から直接に得ることができ(図1に点線で示すパス12)、したがって、第1の反復における復号化および再符号化の操作を回避する。大きな複雑さを持つ上述の解決策の場合と比較して、この技術はエラーレート性能に関して有利ではないであろう。しかし、アンテナゲインが拡張されたトレーニングシーケンスを得るために利用されるため、性能の劣化は大きな複雑さを持つ解決策に対して適度なものにすることができる。
【0034】
一般に、我々は、反復結合技術が、我々のコンピュータシミュレーションにおいて観察された結合損失の大きな部分を補償することを予想している。加えて、単一アンテナ受信機によって与えられる絶対参照性能も改善する。したがって、UTRA/FDD上りリンクにおいて、4エレメントのアンテナアレーを使用する時に、我々は約1.5〜2.5dBの総合利得を予想することができる(この場合、我々は参照性能の、約0.5〜1dBの改善および結合損失の約1〜1.5dBの低減を想定している)。
【0035】
一般に、反復結合技術は、いかなる無線伝送フォーマット、例えばTDMA、CDMA,TDMA−CDMAの組み合わせ(TD−CDMA(時間分割CDMA)または同期TD−CDMA(TD−SCDMA)など)、または、OFDM(直交周波数分割多重)で使用することができる。反復結合技術は、いかなる複数アンテナの構成、例えば、(アンテナエレメントが通常数メータ離れて間隔を空けられる)ダイバーシティ構成、または、アンテナアレー(例えば、線形または円形アレー)に適用することができる。さらに、(例えば、TDMAにおける)純粋な空間的結合技術または(例えば、CDMAにおける空間時間的レーキ受信機を使用する)空間時間的結合に、および、(アンテナアレーにしばしば使用されるような)等利得結合、(アンテナのダイバーシティ構成にしばしば使用される)最大比率結合、または、(アンテナアレーまたはダイバーシティ構成のいずれかによる干渉抑制のための)最適結合などの様々な結合アルゴリズムに使用することができる。
【0036】
本発明の特徴として、本結合技術は、チャンネル評価から導出される情報、少なくとも位相情報をコヒーレントな結合を可能にするために利用しなければならない。加えて、結合は、例えば、最大比率結合または最適結合を実施するために、チャンネル評価の振幅情報を利用することができる。
【0037】
UTRA/FDD上りリンクのための完成された例として、図2はUTRA/FDD上りリンクに適用された時の反復結合技術に基づく複数アンテナ受信機のブロック図を示す。
【0038】
図2において、結合器25は、本例においては個々のアンテナの信号であるが、本発明の他の実施形態においては複数のアンテナアレーの信号であってもよい、全てのアンテナ信号の全ての「フィンガ」(=異なる時間に到着する信号)1〜Lにわたる結合を行う空間時間的結合器である。図2における各チャンネル評価器の参照番号27−1〜27−Mは、複数の評価器(チャンネル評価器27−1に対してチャンネル見積もり器CE1は1からLまで)として理解され、Lはフィンガの数である。したがって、実在のデバイスまたは計算処理における実施するもののいずれかとして、L×M個のチャンネル評価器が存在する。結合器25は全てのチャンネル評価器の出力信号を制御信号として受信する。
【0039】
図2において、我々は、結合器ユニットが(3)に定義した空間時間的レーキ受信機を実施するものと仮定し、ここで、m番目のアンテナの、l番目のフィンガに対する重み係数をwm、lで示す。MRCについては、重みがwm、l=α m、lによって与えられ、ここで、α m、lは、m番目のアンテナの、l番目のフィンガに対するチャンネル評価を示す。
【0040】
UTRA/FDD上方リンクにおいて、我々は、この技術をマルチユーザ検出(MUD)に対する代案または追加技術として考える。
【0041】
いくつかの実施態様を説明する。一般に、実施態様はエラーレート性能においてかなりの損失をもたらすことなく計算の複雑さを低減することを目的とする。
【0042】
・上記に説明したように、結合ユニットは等化またはレーキ結合などの全ての復調機能を含む。結合ユニットに含めることができる他の復調技術は、例えば、(例えば、W−CDMAまたはTD−SCDMAにおける)マルチユーザ受信機構造がある。結合ユニットの計算の複雑さを低減するために、復調動作は、特に第1の反復において、低減した複雑さで実施することができる。例として、第1の反復において複雑さの低い等化器(または、マルチユーザ検出)アルゴリズムを使用し、第2の反復においてさらに複雑なアルゴリズムを使用する。
【0043】
・エラー訂正符号化は、例えば、ブロック符号、たたみこみ符号、または、ターボ符号などの連結符号の手段によって実現することができる。反復結合方式の計算の複雑さを低減するために、第1の反復における復号化は低減した複雑さで実現することができる。例として、第1の反復におけるターボ復号化は1回または2回の反復に限られるが、通常は約8回の反復が事実上の最適性能を達成するために要求される。
【0044】
他の実施態様は、従来の反復チャンネル評価技術[2]から知られているものと同様である。例として、速く動く送信局(または、複数アンテナ受信機局)のための受信性能を改善するため、または、いくつかのユーザによるタイムスロットの共有を可能にするために、拡張トレーニングシーケンスはいくつかの部分に分割することができる[2]。
【0045】
提案した技術のいくつかの他の応用例について簡単に述べる。
【0046】
・現在まで、我々は、複数の受信アンテナが単一のセルまたはセルセクタ内で使用されることを仮定した。マクロダイバーシティ技術は複数の受信アンテナを使用し、各アンテナが異なるセルまたはセルセクタに位置する。これらのセルは同じ基地局または異なる基地局に所属することができる。UTRAの用語においては、前者はよりソフトなハンドオーバと呼び、後者をソフトなハンドオーバと呼ぶ。受信信号が共通の受信機ユニットにおいて利用可能であることを条件に、一般に、提案した技術はいずれの場合にも適用できる。UTRAにおいては、これは、受信信号がノードBのサイトで利用可能である、よりソフトなハンドオーバとともに応用することができる。
【0047】
・上りリンクでは、空間ダイバーシティ利得がアンテナ利得に加えて得られるため、ダイバーシティ構成におけるアンテナサブアレーの使用(例えば、ダイバーシティ構成で2つのサブアレーを使用する4アンテナ構成で、各サブアレーが半波長の間隔を持つ2つのエレメントで構成されるもの)は有用である。基本的に、上りリンクにおいてアンテナ結合を行うために2つの可能性がある。
【0048】
・計算は、全てのアンテナについて同じ方法、例えば、チャンネル評価に基づく結合を使用して実行される。この場合、提案した反復結合技術は、上記に説明したように適用することができる。図1を参照。
【0049】
・アンテナ結合は2つの段階で実現できる。第1の段階においては、同じサブアレーの受信信号が結合される。第2の段階においては、サブアレーの出力信号が結合される。段階1および段階2においては、異なる結合アルゴリズム、例えば、段階1において到着方向(DOA)に基づく結合が、および、段階2においてチャンネル評価に基づく結合が使用される。もし段階の1つがチャンネル評価に基づく結合を行うなら、提案した反復結合技術が適用できる。通常、チャンネル評価に基づく結合は、ダイバーシティ利得を達成するために(少なくとも)段階2において実行される。したがって、反復結合技術は図3に示す構造を有する。図1との比較は、N個のサブアレーが等価なアンテナとして考えられることを示し、ここでM=NMと仮定し、Mはサブアレー当りのエレメントの数を示す。
【0050】
図3はN個のアンテナサブアレーに関連する反復結合の応用例を示す。
【0051】
図3は、単一アンテナエレメントの代わりに複数のアンテナアレーSA1〜SANが存在する点で、図1とは区別される。この図のチャンネル評価器は参照番号37−1〜37−Nを有する。各アンテナアレーは1つの出力信号を送出し、これは、1つの実施形態では、受信信号の到着方向(DOA)から導出される位相情報を使用して得られる。当業者には、例えば、バットラ(Butler)マトリクスが、方向依存性の出力信号を準備するために使用できることが知られている。これは、アレーのアンテナエレメントによって受信される信号に対する結合処理の第1の段階として考えることができる。
【0052】
受信信号の結合は2つの段階において実行され、上記に詳細に説明したように、第2の段階における結合は反復チャンネルの評価に基づく。
【0053】
第1の段階における結合は、例えば、DOAに基づく代わりにブラインドチャンネル評価を使用して、および、例えば直前に述べたバトラ(Butler)マトリクスを使用して実施することができる。
【0054】
まとめ
反復結合と呼ぶ複数アンテナ受信機の構造を提示した。提案した技術は、反復チャンネル評価を複数アンテナの結合と組み合わせ、アンテナ信号の結合が(少なくとも2回)繰り返して実行され、その際前に更新されたチャンネル評価を使用する。この基本的な受信機構造は、例えばTDMAまたはCDMAなどのいかなる伝送フォーマットにも、および、例えばアンテナアレーまたはダイバーシティアンテナなどのいかなる受信アンテナ構成にも適用することができる。従来の受信機と比較して、復調および復号化のために必要な計算の複雑さは約2倍になる。一般的な実施態様を説明し、専用システムの実施例を提示した。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】反復結合に基づく複数アンテナ受信機の全体的なブロック図である。
【図2】UTRA/FDD上りリンクに適合された反復結合に基づく複数アンテナ受信機を示す図である。
【図3】N個のアンテナサブアレーを伴う反復結合の応用例を示す図である。
【図4】マルチパスチャンネルの出力で観測される典型的な出力プロファイルを示す図である。
【図5】従来の複数アンテナ受信機の全体的なブロック図である。
【符号の説明】
【0056】
5、15、25、35 結合器
7、17、27、37 チャンネル評価器
9 復号化器
10 再符号化器
11、12 フィードバックパス

Claims (9)

  1. 複数のアンテナを介して無線受信機において受信する無線信号を処理する方法であって、無線受信機が、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナと、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメントと、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号が、結合された信号を送出するために結合され、
    各アンテナ信号に対して、前記アンテナ信号の結合処理を制御するために反復チャンネルの評価が行われる方法。
  2. 結合器の背後に位置する点からフィードバック情報を、前記反復チャンネル評価において処理するためにループバックする請求項1に記載の方法。
  3. アンテナエレメントを備えたアンテナアレーが設けられ、
    前記アンテナエレメントがサブアレーにまとめられ、前記サブアレーからの受信信号が結合され、
    各サブアレーに対して、反復チャンネル評価が行われる請求項1に記載の方法。
  4. アンテナエレメントを備えたアンテナアレーが設けられ、
    前記アンテナエレメントがサブアレーにまとめられ、前記サブアレーからの受信信号が結合され、
    各受信信号に対して、反復チャンネル評価が行われる請求項1に記載の方法。
  5. 無線受信機であって、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、前記アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する無線受信機。
  6. アンテナエレメントを備えたアンテナアレーを有し、前記アンテナエレメントがサブグループにまとめられる請求項5に記載の無線受信機。
  7. 各アンテナから複数の「フィンガ」を含む信号を受信し、各アンテナ信号に対して、複数のチャンネル評価器および前記信号を結合するための空間時間的結合器を含み、前記結合器が、全てのチャンネル評価器の出力信号で制御される請求項5に記載の無線受信機。
  8. 無線受信機を含む無線基地局であって、無線受信機が、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、前記アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する無線基地局。
  9. 無線受信機を備えた基地局を含む移動通信システムであって、無線受信機が、各々が使用中にアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナ、および/または、各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーエレメント、および/または、各々が複数のアンテナエレメントを有し、かつ各々がアンテナ信号を送出する、少なくとも2つのアンテナアレーとのうちの少なくとも1つを有し、前記アンテナ信号を結合し、結合信号を送出する、少なくとも1つの信号結合モジュールをさらに有し、また各アンテナ信号に対して、前記アンテナ信号の結合処理を制御するための反復チャンネルの評価を行う、少なくとも1つのチャンネル評価モジュールを有する移動通信システム。
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