JP2004039675A - 電子機器収納用ラック - Google Patents

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JP2004039675A JP2002190664A JP2002190664A JP2004039675A JP 2004039675 A JP2004039675 A JP 2004039675A JP 2002190664 A JP2002190664 A JP 2002190664A JP 2002190664 A JP2002190664 A JP 2002190664A JP 2004039675 A JP2004039675 A JP 2004039675A
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cooling air
front door
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electronic device
door
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Manabu Kinoshita
木下 学
Michio Sato
佐藤 三千雄
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NTT Power and Building Facilities Inc
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NTT Power and Building Facilities Inc
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Abstract

【課題】ラックに搭載される電子機器の奥行の長さに係わらず、搭載された各電子機器に冷却用空気を供給することを可能とする。
【解決手段】一対の側板と、底板3及び天井板4からなる箱体内の空間を底板3及び天井板4に平行に複数の棚板5により仕切ることにより垂直方向に電子機器6を収納するための複数の収納部7を形成し、かつ前記箱体の前面及び背面に扉を設けてなり、天井板4には換気扇8を有する電子機器用収納用ラックにおいて、少なくとも前面扉10は、前面扉10を閉じた際に複数の収納部7に収納された電子機器6と前面扉10との間に冷却用空気通路12Cとなる空間を形成する張出部12を有し、換気扇8を駆動することにより冷却用空気通路12Cを介して冷却用空気を通流させ、前記電子機器に冷却用空気を供給する。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理機器等の電子機器を収納するための電子機器収納用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
IT時代の到来と共に、情報流通拠点としてデータセンタが注目されている。そこで使用される大量のサーバやルータ等の情報処理機器は、電子機器収納用ラックに収納された状態で使用され、管理されるようになっている。
このように、種々の電子機器を収納する電子機器収納用ラックは、システムの中枢を支える重要な機器であるといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子機器収納用ラックを使用して各種電子機器を収納する場合に、例えば、規格化された、ほぼ同寸法のラックに、様々なメーカのサーバ機器やルータ機器を搭載している。奥行が長くない機器は問題がないが、奥行が長い機器では、ラックの前面扉及び背面扉との空間の確保が困難となり、搭載される機器の冷却に支障をきたす場合があるという問題が有った。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ラックに搭載される電子機器の奥行の長さに係わらず、搭載された各電子機器に冷却用空気を供給することができる電子機器収納用ラックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、一対の側板と、底板及び天井板からなる箱体内の空間を前記底板及び天井板に平行に複数の棚板により仕切ることにより垂直方向に電子機器を収納するための複数の収納部を形成し、かつ前記箱体の前面及び背面に扉を設けてなり、前記天井板には換気扇を有する電子機器用収納用ラックにおいて、少なくとも前記前面扉は、該前面扉を閉じた際に前記複数の収納部に収納された電子機器と前記前面扉との間に冷却用空気通路となる空間を形成する張出部を有し、前記換気扇を駆動することにより前記冷却用空気通路を介して冷却用空気を通流させ、前記電子機器に冷却用空気を供給することを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器用ラックにおいて、前記背面扉は、配線用通路と冷却用空気通路とを共用する空間を形成する張出部を有することを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載の電子機器用ラックにおいて、前記張出部の上端部及び下端部をテーパ状に形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態の説明に先立ち、従来の電子機器収納用ラックの構造を図3及び図4を参照して説明する。図3は電子機器収納用ラックの正面図であり、図4は電子機器収納用ラック側面内における冷却空気の流れの様子を示す説明図である。これらの図において、電子機器収納用ラック10は、一対の側板102、102と、底板103及び天井板104からなる箱体内の空間を底板103及び天井板104に平行に複数の棚板105により仕切ることにより垂直方向に電子機器を収納するための複数の収納部107が形成され、これらの収納部107には情報処理装置等の電子機器106が収納されている。
【0009】
また、上記箱体の前面及び背面には前面扉100、背面扉200を有し、天井板104には換気扇108、108を有している。前面扉100はラック内部を見通せるように一部がアクリル板等の透明板100Aにより形成されている。
この前面扉100及び背面扉200は、平板状に形成されており、閉じた時に収納部107に収納された電子機器106の奥行が長い場合には電子機器106と、前面扉100及び背面扉200との間における冷却用空気通路となる空間を確保するのが困難になり、収納された電子機器106の冷却に支障をきたす場合があった。なお、図4中、矢印は冷却空気の流れを示している。
【0010】
次に、本発明の実施形態に係る電子機器収納用ラックの構造を図1及び図2を参照して説明する。これらの図において、本発明の実施形態に係る電子機器収納用ラック1は、一対の側板2、2と、底板3及び天井板4からなる箱体内の空間を底板3及び天井板4に平行に複数の棚板5により仕切ることにより垂直方向に電子機器6を収納するための複数の収納部7が形成され、この複数の収納部7には、情報処理装置等の電子機器6が収納されている。
【0011】
上記箱体の前面及び背面には、前面扉10及び背面扉20を有し、天井板4には換気扇8、8を有している。また、前面扉10は、前面扉10を閉じた際に複数の収納部7に収納された電子機器6と、前面扉10との間に冷却用空気通路となる空間を形成する張出部12を有している。
また、背面扉20は、配線用通路と冷却用空気通路とを共用する空間を形成する張出部22を有している。
【0012】
前面扉10及び背面扉20の張出部12、22における上端部12A、22A,下端部12B、22Bは、テーパ状に形成されている。ここで、前面扉10及び背面扉20の張出部12、22における上端部12A、22Aをテーパ状に形成したのは、収納部7に収納した電子機器6と前面扉10との間に形成される冷却用空気通路12Cと、収納部7に収納した電子機器6と背面扉20との間に形成されている冷却用空気通路(配線用通路を兼用)22Cとにおいて冷却用空気の通流を良好にするためである。
【0013】
また、前面扉10及び背面扉20の張出部12、22における下端部12B、22Bをテーパ状に形成したのは、ラックが設置された通路を通る通路歩行者または保守者が前面扉10または、背面扉20に接触した場合に負傷しないように足下の安全性を確保するためである。
さらに、図1に示すように、張出部12の前面扉10の端部からの距離X1は、前面扉10を開放時に隣接するラックに接触しないように、十分な長さをとるようにし、かつ張出部12の水平方向の幅X2は、前面扉10を開放時に隣接するラックに接触しないような幅とする。
【0014】
さらに、張出部12の張出寸法Yは、前面扉10を開放時に隣接するラックに接触しないようにし、かつラック内の冷却効果が十分に得られるような寸法とする。例えば、張出寸法Yは100mm程度にすると冷却効果が十分に得られることが実験により確認されている。
また、背面扉20の張出部22の各寸法についても上述した前面扉10と同様である。
【0015】
上記構成において、換気扇8、8を駆動することにより冷却用空気は、図2において矢印で示すようにラック1の下部から吸入された冷却用空気は、前面扉10、背面扉20の張出部12、22における冷却用空気通路12C、22Cを介してラック内の上方及び収納部7の水平方向に分岐して収納部7に収納された電子機器6からの発熱を奪いながら、上方に移動するように通流し、換気扇8、8により天井板4から外部に排出される。
なお、本実施形態では、ラック1の前面扉10及び背面扉20の両方に張出部を設けたが、前面扉10のみに張出部を設けるようにしてもよい。
【0016】
以上に説明したように、本発明の実施形態に係る電子機器収納用ラックによれば、少なくとも前面扉は、該前面扉を閉じた際に複数の収納部に収納された電子機器と前面扉との間に冷却用空気通路となる空間を形成する張出部を有し、天井板に設けられた換気扇を駆動することにより張出部により形成された冷却用空気通路を介して冷却用空気を通流させ、前記電子機器に冷却用空気を供給するようにしたので、ラックに搭載される電子機器の奥行の長さに係わらず、搭載された各電子機器に冷却用空気を供給することができる。
【0017】
また、本発明の実施形態に係る電子機器収納用ラックによれば、張出部12、または張出部22の上端部12A,22A及び下端部12B,22Bをテーパ状に形成したので、冷却用空気の通流を良好にすることが出来ると共に、ラックが設置された通路を通る通路歩行者または保守者が前面扉10または、背面扉20に接触した場合に負傷しないように足下の安全性を確保することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明に係る電子機器収納用ラックによれば、少なくとも前面扉は、該前面扉を閉じた際に複数の収納部に収納された電子機器と前記前面扉との間に冷却用空気通路となる空間を形成する張出部を有し、天井板に設けられた換気扇を駆動することにより張出部により形成された冷却用空気通路を介して冷却用空気を通流させ、前記電子機器に冷却用空気を供給するようにしたので、ラックに搭載される電子機器の奥行の長さに係わらず、搭載された各電子機器に冷却用空気を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子機器収納用ラックの構造を示し、その正面図並びに、前面扉の側面図及び平面図。
【図2】図1に示した電子機器収納用ラック側面内における冷却空気の流れの様子を示す説明図。
【図3】従来の電子機器収納用ラックの構造を示し、その正面図並びに、前面扉の側面図及び平面図。
【図4】図3に示した電子機器収納用ラック側面内における冷却空気の流れの様子を示す説明図。
【符号の説明】
1…電子機器収納用ラック、2…側板、3…底板、4…天井板、5…棚板、6…電子機器、7…収納部、8…換気扇、10…前面扉、12、22…張出部、12A、22A…上端部、12B,22B…下端部、12C、22C…冷却空気用通路

Claims (3)

  1. 一対の側板と、底板及び天井板からなる箱体内の空間を前記底板及び天井板に平行に複数の棚板により仕切ることにより垂直方向に電子機器を収納するための複数の収納部を形成し、かつ前記箱体の前面及び背面に扉を設けてなり、前記天井板には換気扇を有する電子機器用収納用ラックにおいて、
    少なくとも前記前面扉は、該前面扉を閉じた際に前記複数の収納部に収納された電子機器と前記前面扉との間に冷却用空気通路となる空間を形成する張出部を有し、前記換気扇を駆動することにより前記冷却用空気通路を介して冷却用空気を通流させ、前記電子機器に冷却用空気を供給することを特徴とする電子機器用ラック。
  2. 前記背面扉には、配線用通路と冷却用空気通路とを共用する空間を形成する張出部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器用ラック。
  3. 前記張出部の上端部及び下端部をテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電子機器用ラック。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009057129A1 (de) * 2009-12-08 2011-06-09 Itimco Gmbh Belüftungsvorrichtung für Komponenten eines Elektronik- oder Computerschranks

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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