JP2004038532A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電子メールのダウンロードを確実且つ容易に行え、ダウンロード後のファイル管理も容易に行える携帯通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の携帯通信端末は、メール管理手段から添付ファイルの容量を記載したメールリストを要求し、該メールリストを受信したときには、添付ファイルの容量に従って電子メールを受信するか否かと、該添付ファイルを格納する記憶部の媒体を決定するダウンロード判断手段と、受信した電子メールから添付ファイルを分離するファイル分離手段と、ファイル分離手段が分離した添付ファイルの管理を行うファイル管理手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メールリストを受信することにより、添付付き電子メールを受信するか否か、また添付付き電子メールを記憶部のどの記憶媒体にダウンロードして格納するかを決定できる携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話やPHS等の携帯通信端末の普及は目覚しい。そして最近の携帯通信端末の利用方法は、本来の電話装置として通話に使う場合よりも、電子メールを送受信したり、インターネットに接続して多くの情報を入手する手段として利用されることが多くなってきている。このとき問題になるのが携帯通信端末の記憶容量である。パソコン等では大きなメモリを備えたものが普及し、今では記憶容量が問題になることはない。しかし、携帯通信端末は小型であるが故に、記憶容量が依然問題である。そこで、このような携帯通信端末において、メモリカードを装着して記憶容量を増すことが提案されている。その中の1つの技術として、制御部が必要とする制御プログラムおよび大容量のデータを格納するため、従来のリニアフラッシュメモリに代えてファイルストレージ用フラッシュメモリを採用し、この制御部が使用するプログラムを格納するとともに、受信データのバッファメモリとして機能するランダムアクセスメモリとしたメモリシステムを構築する携帯通信端末が提案されている(特開2001−25053)。これによって携帯電話で、高速で大容量の受信データ、例えば音楽や画像等を記憶し且つ読み出すことができるようになる。
【0003】
しかし、この従来の携帯電話は、ファイルストレージ用フラッシュメモリによって最終的に音楽や画像等を格納するメモリの記憶容量は大きくすることはできるが、大量のデータが一挙にダウンロードされるときの記憶容量の問題は改善されていない。しかもオーバーフローしたデータはサーバ側で自動的に削除されてしまうため、二度とダウンロードすることはできない。従って、ファイルストレージ用フラッシュメモリとしてメモリカードを採用し、これを携帯通信端末に装着したとしても、携帯通信端末のダウンロード時に発生する記憶容量不足の問題は依然として残るものであった。
【0004】
そして、とくに問題となるのが電子メールである。電子メールには画像や音楽等のマルチメディアのファイルが添付されていることがあり、しかも複数のメールがメールサーバに保存されているときなど、大容量のデータがまとめて一挙にダウンロードされてしまう。このときメモリオーバーが発生する。このため、各ユーザのメール受信量や受信時間帯に応じて着信通知を行い、少ない記憶容量でメールを管理する方法(特開2000−165433)も提案されている。しかし、メールサーバにかかる負担は大きく、上記した記憶容量不足の問題は基本的に解決されていない。
【0005】
そこで、メールサーバから電子メールのヘッダと本文1行を1個ずつ送り、携帯端末でこのリストを作成し、ユーザがこれから読みたい電子メールを1個ずつ指定し、これを1個ずつメールサーバから携帯端末へダウンロードする方法が提案された(特開平11−65962)。携帯端末へダウンロードされた電子メールは、携帯端末のメインメモリのメール保存用メモリに上書きされる。このようなシステムによって、携帯端末に必要なメモリはほぼ1通分の容量で足り、携帯端末のメモリ容量を低減することが可能になる。また、大容量の電子メールの場合は、ダウンロード量を所定値までとし、これを越えるときはダウンロードを一旦打ち切って指示により後で再開することができるものであった。
【0006】
しかし、この方法は、複数の電子メールがある場合には全電子メールの総和の容量を通知するだけのため、どのメールの容量が大きいのか不明で実際には役に立たず、ユーザがリストに記載された送信者名と題名と本文1行とで1つ1つ判断してダウンロードするか否かを決定しなければならない。誤ってダウンロードすると簡単にオーバーフローしてしまうし、再受信できない場合も起こり、2度手間となる。短時間のうちに携帯通信端末でダウンロードするか否かの正確な判断をユーザに期待するのは酷なことである。さらにこの方法は、添付ファイル付き電子メールをダウンロードした後、どのように管理するかについてはまったく対策されていないものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように従来の携帯通信端末は、リニアフラッシュメモリに代えてファイルストレージ用フラッシュメモリを使用するため、全体的に記憶容量を大きくすることができる。しかし、記憶容量が小さいランダムアクセスメモリに対して、大量のデータを一挙にダウンロードしてオーバフローしないようにする問題は解決されていない。そしてオーバーフローしたデータはサーバ側で自動的に削除されてしまうため、二度とダウンロードすることはできない。従って、メモリカード等を携帯通信端末に装着することは、全体の記憶容量を増すことはできるが、携帯通信端末のダウンロード時の容量不足に関しては解決手段にならないものであった。
【0008】
また、メール受信量や受信時間帯に応じて着信通知を行って管理する方法は、メールサーバにかける負担が大きく、実用性に疑問が残る。各ユーザごとにメール受信量や受信時間帯を記録して判断し、更新していかなければならない。
【0009】
さらに、ヘッダを基に携帯端末が作成したリストの中から、ユーザが電子メールを1個ずつ指定してダウンロードする方法は、ユーザがリストに記載された送信者名と題名と本文の最初の1行とで、1つ1つ判断してダウンロードするか否かを決定しなければならない。大容量のものを誤ってダウンロードしてしまうとオーバーフローし、二度と受信できない場合も発生する。そうでなくとも二度手間となる危険があった。ダウンロードするか否かの判断を1件1件携帯通信端末のユーザに求めるのは利便性に欠ける。また、その後の添付ファイルの管理も、本文を読んで一般のファイルと一緒に管理するのでは、利便性に欠け検索するのが面倒なものとなる。もし、添付ファイルのファイル管理のための処理が、ダウンロード時に一度に行えたらファイル管理の効率が向上するはずである。
【0010】
そしてこれは、とくにカラオケ等のマルチメディアのデータをダウンロードするとき等にとくに問題となる。各カラオケのデータはデータ量が大きくばらつきもかなりの幅がある。結果としてデータ量が多すぎたというような場合が発生し、ダウンロード後の管理も煩雑である。
【0011】
そこで本発明は、電子メールのダウンロードを確実且つ容易に行え、ダウンロード後のファイル管理も容易に行える携帯通信端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の携帯通信端末は、添付ファイルの容量を記載したメールリストを受信したときには、メール管理手段が、添付ファイルの容量に従って、電子メールを受信するか否か、さらに受信する場合において該添付ファイルを格納する記憶媒体を決定するダウンロード判断手段と、受信した電子メールから添付ファイルを分離するファイル分離手段と、ファイル分離手段が分離した添付ファイルを記憶媒体に格納するファイル管理手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
これにより、電子メールのダウンロードを確実且つ容易に行え、ダウンロード後のファイル管理も容易に行える携帯通信端末を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載された発明は、無線信号で通信する無線送受信部と、添付ファイル付き電子メールを送受信できるメール管理手段と、複数の記憶媒体から構成された記憶部を備えた携帯通信端末であって、メール管理手段が添付ファイルの容量情報を載せたメールリストを受信したときには、該容量情報に従って、電子メールを受信するか否か、さらに受信する場合において該添付ファイルを格納する記憶媒体を決定するダウンロード判断手段と、受信した電子メールから添付ファイルを分離するファイル分離手段と、ファイル分離手段が分離した添付ファイルを記憶媒体に格納するファイル管理手段を備えたことを特徴とする携帯通信端末であって、メールリストから添付ファイルの容量を検出して、受信するのかしないのか、受信するときには格納する記憶媒体を決定するので、添付付き電子メールのダウンロードを確実且つ容易に行え、ダウンロード判断手段の一定の判断基準で管理ができるからダウンロード後にもファイル管理が容易に行える。
【0015】
本発明の請求項2に記載された発明は、記憶部には、不揮発性のフラッシュメモリと、メモリカードが設けられたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末であって、記憶容量の大きなメモリカードに例えばカラオケのデータ等を格納し、容量の小さなファイルはフラッシュメモリに格納し、ダウンロード後のファイル管理が容易である。
【0016】
本発明の請求項3に記載された発明は、ダウンロード判断手段が、第1容量より大きい容量情報の場合には受信せず、第1容量以下の容量情報のときに受信することを特徴とする請求項1または2記載の携帯通信端末であって、第1容量を越えたときには受信を止め、第1容量以下のときにダウンロードするから、受信の判断が容易である。
【0017】
本発明の請求項4に記載された発明は、ダウンロード判断手段が、第1容量以下で第2容量より大きな容量情報のときにはメモリカードに、また該第2容量以下の容量情報のときにはフラッシュメモリに格納させることを特徴とする請求項2または3の携帯通信端末であって、第1容量以下で第2容量より大きな容量のファイルは記憶容量が大きなメモリカードに収容でき、第2容量以下の小さな容量のときには内蔵のフラッシュメモリに格納できる。カラオケのデータ等は大きな容量のためメモリカードで一括して管理できる。
【0018】
本発明の請求項5に記載された発明は、キー入力部からの入力により、メール管理手段がメールサーバに不要な電子メールを削除させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末であって、不要と判断される電子メールを削除させることができる。
【0019】
本発明の請求項6に記載された発明は、キー入力部からの入力により、メール管理手段が不要な添付ファイルを削除した本文メッセージだけをメールサーバに送信させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末であって、容量が大きい添付ファイルに対して、またこのほかにユーザが不要と判断する添付ファイルを削除して、本文メッセージだけを受信できる。
【0020】
本発明の請求項7に記載された発明は、受信したメールリストからファイル管理に必要な項目を取り出して作成管理リスト一覧を作成するリスト処理手段を備え、ファイル管理手段がこの作成管理リスト一覧に基づいてファイル管理を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯通信端末であって、受信したメールリストで作成管理リスト一覧を作成するから、ファイル管理を行うため改めて他のファイルと同様に管理のためのリストをつくるのではなく、メールリストを受信したときに、同時に作成管理リスト一覧を作成することができる。
【0021】
本発明の請求項8に記載された発明は、リスト処理手段がメモリカードのファイル管理を行うためのメモリカード用作成管理リスト一覧を作成し、ファイル管理手段がこのメモリカード用作成管理リスト一覧をメモリカードのファイル管理部に格納することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末であって、ファイル管理を行うため改めて他のファイルと同様に管理のためのリスト(ディレクトリ)をつくるのではなく、メールリストを受信したときに、同時にメールリストからメモリカード用作成管理リスト一覧を作成することができる。
【0022】
本発明の請求項9に記載された発明は、メールリストがカラオケのメールリストであって、リスト処理手段がカラオケ作成管理リストを作成し、該カラオケ作成管理リストに基づいてファイル管理が行われることを特徴とする請求項8記載の携帯通信端末であって、メールリストから直接カラオケ作成管理リストを作成するから、ダウンロード後のファイル管理が容易に行える。
【0023】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における携帯通信端末について図面に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態1における携帯通信端末を用いる通信システムの構成図、図2(a)は本発明の実施の形態1における携帯通信端末の制御ブロック図、図2(b)は(a)の携帯通信端末で使用するメモリカードの構成図である。
【0024】
図1において、1は、全国に張り巡らされたISDN等のデジタル回線網(以下、通信回線網)である。2a,2bは基地局であり、通信回線網1に所定間隔で設置され、それぞれ電波が到達する範囲(以下、通信圏内)を有している。3a,3bは液晶の表示部が設けられた携帯通信端末である。
【0025】
基地局2a,2bは、それぞれの通信圏内に存在する携帯通信端末3a,3bを無線で通信回線網1に接続する中継局である。携帯通信端末3a,3bは、基地局2a,2bの通信圏内にいるとき、基地局2a,2bと無線交信することで通信回線網1に接続されて、通信回線網1と接続された他の電話機と通信可能になる一方で、基地局2a,2bの通信圏外にいる場合には、近傍に設置されている他の基地局(図示しない)と無線交信することで通信回線網1に接続され、他の電話機と通信できる。
【0026】
4は添付付き電子メールを送受信でき、送信可能なファイルを収めたメールリストを送信できるデータ配信端末、4aは電子メールを送受信できるメール管理手段、4bは送信する添付ファイル付き電子メールを作成するメールリスト作成手段、4cはカラオケ等のデータベース部である。メールリスト作成手段4bは電子メールで送信できるデータベース4cのデータファイルのリストを作成して送信できるものである。
【0027】
5は携帯通信端末3a,3b,データ配信端末4間で電子メールを送受信するときときのメールセンタのメールサーバである。5aはメールセンタに送られてきた添付ファイル付き電子メールのメールリストを作成するメールリスト作成手段、5bは携帯通信端末3a,3b,データ配信端末4からの要求で添付ファイル付き電子メールからファイルを分離して本文だけの電子メールを作成するメール処理手段である。6は添付付き電子メールを送受信できるパソコン、6aは電子メールを送受信できるメール管理手段、6bはパソコンのデータベース部である。なお、メールリスト作成手段4b,5aは携帯通信端末3a,3bからのメールリスト要求によって、メールリストとして一括メールリストまたは一部選択した選択メールリストのいずれかを作成して送信することができる。また、データ配信端末4の中にはパソコン6と同様にメールリスト作成手段4bを備えていないものもあり、この場合パソコン6と同様メールセンタでメールサーバ5によってメールリストが作成され、ダウンロードされる。
【0028】
続いて携帯通信端末の構成について説明する。図2(a)において、11は無線送受信部、12は通信制御部、13は音声処理部である。無線送受信部11は周波数変換部とモデムとから構成されている(図示しない)。周波数変換部の受信部は、アンテナで受信した信号を所定周波数の局部発振信号と混合することにより、中間周波信号(IF信号)に周波数変換する。また、周波数変換部の送信部は、後述するモデムから供給される変調波を所定周波数の局部発振信号と混合することにより周波数変換し、アンテナから輻射する。またモデムの受信部は、周波数変換部から出力されたIF信号を復調し、通信制御部12へ送出する。また、モデムの送信部では、通信制御部12から供給されるデータを変調して、無線送受信部11の周波数変換部へ送出する。
【0029】
次に、通信制御部12は、フレーム同期とスロットのデータフォーマット処理を行う。通信制御部12の受信側は、無線送受信部11のモデムから供給される受信データから所定のタイミングで1スロット分のデータを取り出し、このデータの中から同期信号を抽出してフレーム同期信号を生成し、スクランブル等を解除した後、制御データを後述の制御部16へ送出し、音声データを音声処理部13へ送出する。また、通信制御部12の送信側は、音声処理部13から供給される音声データに制御データ等を付加するとともに、スクランブル等を付与した後に同期信号を付加して、1スロット分の送信データを作成し、所定タイミングでフレーム内の所定スロットに挿入して無線送受信部11のモデムに送出する。
【0030】
次に、音声処理部13は、受信側では通信制御部12から供給される音声信号を復号化することにより伸張し、D/A変換によりアナログ音声信号へ変換してスピーカ14から出力する。音声処理部13の送信側では、マイク15から入力されたアナログ音声信号をA/D変換によりデータ信号に変換し、符号化することにより圧縮して通信制御部12へ送出する。
【0031】
次に、16は制御部、17はROM(リードオンリーメモリ)、17aはROM17に設けられたプログラム格納部、18は制御部16のメインメモリとなるRAM(ランダムアクセスメモリ)、19は記憶部を構成する複数の記憶媒体の1つの不揮発性のフラッシュメモリである。19aはフラッシュメモリ19に設けられたファイルメモリ域、19bはファイル管理を行うためのファイル管理テーブル、19cは電子メールに添付されていたファイルを管理するために後述するリスト処理手段29が作成した作成管理リスト一覧を格納する作成管理リスト一覧格納部である。作成管理リスト一覧には後述するメモリカード用作成管理リスト一覧のデータも包含される。また、ファイル管理テーブル19bは、作成管理リスト一覧以外の一般のファイル管理に使われる。当然に両者間でファイル移動が可能である。ROM17,RAM18,フラッシュメモリ19が内蔵記憶部を構成する。20はキー入力部、21は液晶ディスプレイ等を動作させる表示部である。23は記憶部を構成する複数の記憶媒体の1つであり、ファイルストレージ用フラッシュメモリであるメモリカード、24はメモリカード23の入出力のインタフェースとなるメモリカード入出力部である。メモリカード23は増設する記憶部であり、SDカードやスマートカード等が好適である。内蔵記憶部とメモリカード23は一体となって携帯通信端末の記憶部を構成する。なお制御部16は、ROM17のプログラム格納部17aに格納されている制御プログラムを中央処理装置(CPU)のメインメモリにロードして各機能を実現する機能実現手段として構成され、これにより各機能により装置全体を制御する。また、後述する通信管理部22、メール管理手段26、ファイル分離手段27、ダウンロード判断手段28、リスト処理手段29、ファイル管理手段30も、ブラウザ手段31同様に制御プログラムを中央処理装置または所定のプロセッサにロードして各機能を実現する機能実現手段として構成されるものである。
【0032】
キー入力部20は、相手先の電話番号を入力する数値キーやファンクションキー等からの入力を受け付け制御部16に伝える。また表示部21は、キー入力部20からの入力等で液晶ディスプレイ等に表示をさせるドライバであり、さらにスイッチ等のオン/オフ等を示すLED、及びこれらのドライバから構成されている。
【0033】
次に図2(b)に基づいてメモリカード23の説明を行う。23aはメモリカード23の制御を行うメモリカード制御部、23bは認証等でセキュリティを確保したりメモリカード23のファイル管理を行うファイル管理部、23bはリスト処理手段29が作成したメモリカード用作成管理リストを格納するメモリカード用作成管理リスト一覧格納部である。23cは電子メールに添付されていたファイルを格納するメールデータ部、23c,23c,23c・・は2kバイト単位のファイルメモリ領域である。電子メールに添付されていたファイルのうち、大容量のファイルはこのファイルメモリ領域23c,23c,23c・・にそれぞれ格納される。ファイル管理はファイル管理部23bで行われるが、メールデータ部23cに格納されている電子メールに添付されていたファイルはメモリカード用作成管理リスト一覧格納部23bで管理される。23dはメールデータ部23c以外のデータ部、23eはメモリカード入出力部24に接触または非接触で接続する接続部である。
【0034】
続いて25は画像処理部であり、画像データのフォーマットを別の形式に変換したり、さらに表示するときのサイズを拡大、縮小する。26は、携帯通信端末から基地局を介してISPのゲートウェイとの間にPPP接続し、SMTPでインターネット上に電子メールを送受信するメール管理手段である。メール管理手段26によって、添付ファイル付きの電子メールの送受信が可能になる。添付ファイルはプロトコルMIMEに従ってBase64でエンコードされて送受信される。27は添付ファイル付き電子メールの添付ファイルをメールから分離するファイル分離手段、28はメールセンタのメールサーバ5から添付ファイル付き電子メールのメールリストをダウンロードし、各添付ファイルのデータ量からダウンロードするのか否か、またダウンロード先をどこにするかを判断するダウンロード判断手段である。29は、表示部21によって表示される入力画面から入力することにより、メールサーバ5にメールリストを送信するように要求し、このメールリストを基にファイル管理に利用する作成管理リスト一覧を作成するリスト処理手段、30は添付ファイルを管理するファイル管理手段である。31はインターネットとHTTPで接続してウェブページを閲覧するためのブラウザ手段である。「iモード」「ezウェブ」等のホームページを閲覧することができる。
【0035】
ところで上述したメールセンタから送られるメールリストと、これを基にリスト処理手段29が作成する作成管理リスト一覧について説明する。図3(a)は本発明の実施の形態1における携帯通信端末にダウンロードされるメールリスト図、図3(b)は(a)の携帯通信端末のファイル管理に利用する作成管理リスト一覧図、図3(c)は(a)の携帯通信端末のメモリカード用のカラオケ作成管理リスト一覧図である。
【0036】
図3(a)において、40はメールセンタのメールサーバ5に蓄積された電子メールの総件数、41はメール番号、42はメールID、43は送信者である。送信者43にはドメイン名、例えば「taro(at mark)aaa.co.jp」(at markはメールのアドレス表示のための記号)がセットされている。44はメールの題目、45はメールサーバ5が受信した蓄積時間、46は添付されたファイルサイズ(本発明の容量情報)、47はファイル形式である。ファイルサイズ46には例えば1024バイト等のバイト数がセットされ、ファイル形式47にはJPEG形式、MPEG形式等が拡張子からセットされる。なお、添付されたファイルが複数の場合は、ファイルサイズ46とファイル形式47がファイルの数だけ繰り返される。メールリストには、これらの事項がメール番号1からメール番号Nまで連記され、メールセンタから携帯電話端末に送信される。
【0037】
次に、このメールリストを基にリスト処理手段29が作成する作成管理リスト一覧について説明する。図3(b)において、48は作成管理リスト一覧の管理するファイル番号、49はファイル番号48のファイルのタイトルである。タイトル49はリスト処理手段29がダウンロードしたメールリストの題目44を切り出して作成する。50は電子メールのメッセージ本文の最初の一行である。これは、メールリストのファイルサイズ46に基づき、ダウンロード判断手段28によってどの記憶媒体に格納するかが決定された後に、添付ファイル付き電子メールを受信して格納される。すなわち、電子メールを受信した後に、リスト処理手段29がメッセージ本文の最初の一行を切り出して格納する。51は情報元、52は時刻情報、53はファイル名である。情報元51と時刻情報52はリスト処理手段29がメールリストの送信者43と蓄積時間45を切り出して作成する。なお、作成管理リスト一覧格納部19cは、ダウンロード先の記憶媒体ごとにディレクトリ等が形成され、これらが携帯通信端末全体の作成管理リスト一覧のほかに、個別の作成管理リスト一覧を格納している。また、蓄積時間45は携帯通信端末がダウンロードした時刻等の他の時刻でもよい。
【0038】
ファイル名53は上記の添付ファイル付き電子メールを受信した後に、リスト処理手段29が添付ファイルのファイル名を切り出して格納する。このようにして作成された作成管理リスト一覧は、ファイル管理手段30によってフラッシュメモリ19の作成管理リスト一覧格納部19cに格納され、ファイル管理に供される。上述したようにこの作成管理リスト一覧格納部19c内には、ファイル管理手段30がメモリカード23のためのディレクトリ等を形成し、ファイル名53や情報元51、タイトル49等でソートさせることにより、メモリカード23のためのメモリカード用作成管理リスト一覧が格納される。本実施の形態1においては、このメモリカード用作成管理リスト一覧によってメモリカードのファイル管理が可能になる。なお、このメモリカード用作成管理リスト一覧はメモリカード23のリスト一覧格納部23bに複写転送されて格納され、携帯通信端末を離れて独自に読出しを可能にする。
【0039】
図3(c)に示すカラオケ作成管理リスト一覧は、このメモリカード用作成管理リスト一覧の中の情報元51からカラオケ配信元のドメイン名「karaoke(at mark)bbb.co.jp」を検索して作成したものである。これらはメモリカード用作成管理リスト一覧とは別に、ディレクトリ等を形成してリスト一覧格納部23bに格納されてカラオケのデータとして管理される。図3(c)において、54はカラオケ番号、55はタイトル種別、56は曲名である。カラオケ番号1のタイトル種別55には、リスト処理手段29によってタイトル49にセットされた「民謡」が書き込まれ、曲名56にはファイル名「ソーラン節.jpeg」の拡張子を除いた「ソーラン節」が切り出されてセットされる。同様に、カラオケ番号2にはタイトル種別「民謡」と曲名「江差追分」が書き込まれる。以下カラオケ番号54とともにタイトル種別55、曲名56が書き込まれることが繰り返される。これによってメールデータ部23cの2kバイト単位のファイルメモリ領域23c,23c,23c・・に1単位または複数単位にまたがって格納されたカラオケデータが、カラオケ作成管理リスト一覧で管理することが可能になる。
【0040】
本実施の形態1では、曲名56のようにファイル名53から拡張子を除いて切り出して使用するので、例えば曲名の一覧表を表示させる際において、曲名ごとのファイルから都度曲名を読み出す必要がなく、ダウンロードとともにファイルの一覧表示が直ちに行え、ファイル管理のスピードアップが可能になる。さらにカラオケ作成管理リスト一覧は、通常は上述したようにメモリカード23のリスト一覧格納部23bに格納され(パソコン等でも使用できる)、カラオケのデータとして管理されるが、場合によっては携帯通信端末で表示させたい時点に、ファイル管理手段30が作成管理リスト一覧を基にメモリカード23にダウンロードしたファイル名をカラオケデータを示す拡張子に基づいて検索してカラオケ作成管理リスト一覧を作成して表示させることもできる。このとき作成管理リスト一覧を検索するので、フラッシュメモリ19とメモリカード23格納のすべてのカラオケデータの一覧を表示させることができる。なお、作成管理リスト一覧とメモリカード用作成管理リスト一覧とカラオケ作成管理リスト一覧は、新しくメールリストをダウンロードするごとに、リスト処理手段29によって古いバージョンの一覧がそれぞれ更新される。
【0041】
ところで、以上はファイル管理のために用いる作成管理リスト一覧について説明した。そこで、どのような基準で電子メールを受信するのか、受信するにしても、フラッシュメモリ19にダウンロードするのか、またメモリカード23にダウンロードするのか、という点をどのような基準で判断するかについて説明する。本実施の形態1のダウンロード判断手段28は、図3(a)のメールリストのファイルサイズ46が示す容量からダウンロードの処理を決定する。すなわち、500kバイト(本発明の第1容量)より大きい容量であれば、ダウンロード判断手段28は電子メールのダウンロードは行わない。これは例えばRAM18の記憶容量等で決定される。500kバイト以下で100kバイト(本発明の第2容量)より大きければダウンロード判断手段28はダウンロードを行い、メモリカード23に格納する。100kバイト以下であればフラッシュメモリ19に格納する。なお、500kバイトより大きい容量の場合、メール管理手段26からの要求でメールサーバ5のCGIに起動をかけ、添付ファイルを削除させることもでき、このとき本文だけの電子メールをダウンロードする。そして、このほかにユーザが不要と思う添付ファイル付き電子メールを削除させることも可能である。また、予め特定の送信者からの電子メールは自動的に削除するようにメールサーバ5に設定しておくことができる。なお、メール管理手段26はバッファとしてのRAM18に受信し、フィル分離手段27が添付ファイルを抽出してデコードし、これをファイル管理手段30がダウンロード判断手段28の判断に従い、フラッシュメモリ19に転送するか、メモリカードへのデータ入力管理を行ってメモリカード23に移送する。メモリカード23では、ファイル管理部23bがメモリカード用作成管理リスト一覧格納部23bに格納されたメモリカード用作成管理リスト一覧またはカラオケだけのリストであるカラオケ作成管理リスト一覧と各ファイルメモリ領域23c,23c,23c・・のデータとを対応付けて格納するものである。
【0042】
次に、携帯通信端末3aがメールセンタもしくはデータ配信端末4からメールリストを受信して処理する流れについて説明する。図4は本実施の形態1における携帯通信端末とメールセンタ間のメール受信シーケンス図、図5は本実施の形態1における携帯通信端末のメール受信処理のフローチャートである。
【0043】
まず、携帯通信端末3aとメールセンタとの間のメール受信シーケンスについて説明する。このシーケンスは携帯通信端末3aとデータ配信端末4との間でも同様である。図4において、携帯通信端末3aでメールセンタを接続先として指定する(S1)。メール受信接続処理を開始(S2)し、呼設定メッセージを送信し(S3)、応答メッセージを受信する(S4)。電子メール受信するためのサービスチャンネルが確立された後(S5)、携帯通信端末3aからメールセンタへ1回目の選択メールリスト要求を行う(S6)。メールセンタから1回目の選択メールリストが送信され、これを携帯通信端末3aが受信する(S7)。一括メールリストの場合は、図示はしないが一括メールリスト要求を行い(S6)、一括メールリストを受信する。
【0044】
次に、メールリストの総蓄積件数40、例えば「100件」を確認することにより、受信したメールリスト掲載のメール件数を確認する(S8)。続いてメールリストから受信した電子メールの有効確認を行う(S9)。電子メールの受信を希望しないものや、500kバイトを越える添付ファイルを添付された場合には、キー入力部20からの入力またはダウンロード判断手段28の判断で、メールの削除要求を通知する(S10)。但し、添付ファイルのデータ量が大きいためファイルの受信はしないが、本文メッセージだけは見たいという場合には添付ファイル除去要求をすればよい。これに対し、メールセンタからは削除通知または添付ファイル除去通知が通知される(S11)。
【0045】
不要な電子メールや添付ファイルを削除したのを確認すると(S12)、携帯通信端末3aからメールセンタへメール要求を行い(S13)、メールセンタからはメールが送信され、携帯通信端末3aがこれを受信する(S14)。ファイルサイズによってフラッシュメモリ19またはメモリカード23へ格納し(S15)、設定に従ってメールリストからファイル管理用の作成管理リスト一覧を作成する(S16)。場合によってはメモリカード用作成管理リスト一覧を作成することになる。ほかの添付付き電子メールのダウンロードを希望する場合はS13〜S15を繰り返す(S17)。
【0046】
受信したメールリストの全件数が処理されたことを確認し(S18)、他に選択メールリストを受信したいときは2回目の選択メールリスト要求を行い(S19)、メールセンタから2回目のメールリストを受信する(S20)。その後S15〜S16を繰り返し、さらに3回目以上の選択メールリスト要求を行う場合はS6〜S15を繰り返す(S21)。その後、全選択メールリストの受信確認を行い(S22)、終了処理を行う(S23)。なお、作成管理リスト一覧,メモリカード用作成管理リスト一覧は、2回目以降の選択メールリストで更新される。
【0047】
続いて、以上説明したシーケンスの中で、携帯通信端末3aが行う処理の詳細について図5のフローチャートに基づいて説明する。図5において、携帯通信端末3aは受信するメールリストが選択メールリストか一括メールリストかをチェックする(step31)。選択メールリストの場合選択メールリスト要求をメールセンタに行い(step32)、一括メールリストの場合一括メールリスト要求を行う(step33)。
【0048】
メールセンタから選択メールリストか一括メールリストを受信すると、メールリストの総件数40を確認することにより、受信したメールリスト掲載のメール件数を確認する(step34)。次いで、メールリストの中で受信するファイルか否かを選択する(step35)。受信する場合には、そのファイルサイズが500kバイトよりも大きいか否かをチェックする(step36)。step36で500kバイト以上のときにはメール全体を削除するかどうか検討し(step37)、削除する場合はメール削除要求をメールセンタに送信する(step38)。step35においてファイルを受信しない場合もstep37にすすんで、メール全体を削除するかどうか検討する。step37でメール全体を削除しない場合は本文メッセージだけを受信する(step39)。
【0049】
step36において、ファイルサイズが500kバイト以下の場合、ファイルサイズが100kバイトより大きいか、100kバイト以下かをチェックする(step40)。step40においてファイルサイズが100kバイト〜500kバイトの場合、メール要求を行い(step41)、ダウンロードされた電子メールから添付ファイルを分離してメモリカード23に格納する(step42)、step40においてファイルサイズが100kバイト以下の場合も、同じくメール要求を行い(step43)、ダウンロードされた電子メールから添付ファイルを分離してフラッシュメモリ19に格納する(step44)。格納後、リスト処理手段29は、受信したメールリストから作成管理リスト一覧,メモリカード用作成管理リスト一覧を作成して作成管理リスト一覧格納部19c,23bに格納する(step45)。メモリカード用作成管理リスト一覧のような場合は、リスト処理手段29が目的に応じさらに項目を絞って作成リストを作成してファイル管理に供する。
【0050】
リスト一覧を作成した後、メールリストの全メールの処理が終了したかどうかがチェックされ(step46)、終了していない場合にはstep35に戻る。終了した場合、選択メールリストの場合は他の選択メールリストが存在するか否かが検討される(step47)。他の選択メールリストが存在する場合はstep32に戻り、存在しない場合及び一括メールリストの場合は処理を終了する。
【0051】
このように実施の形態1の携帯通信端末は、500kバイトを越えたときには受信を止め、500kバイト以下のときにダウンロードするから、受信の判断が容易である。従って500kバイト以下で100kバイトより大きな容量のファイルは記憶容量が大きなメモリカードに収容でき、100kバイト以下の小さな容量のときには内蔵のフラッシュメモリに格納できる。カラオケのデータ等は大きな容量のためメモリカードで一括して管理できる。不要と判断される電子メールを削除させることができる。同様に不要な添付ファイルを削除して本文メッセージだけを受信できるため、容量が大きい添付ファイルに対して、またこのほかにユーザが不要と判断する添付ファイルの本文メッセージだけを受信できる。
【0052】
受信したメールリストで作成管理リスト一覧を作成するから、ファイル管理を行うため他のファイルと同様に管理のためのリストを改めてつくるのではなく、メールリストを受信したときに同時に作成管理リスト一覧を作成することができ、ファイル管理がきわめて容易である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯通信端末によれば、メールリストから添付ファイルの容量を検出して、受信するのかしないのか、受信するときには格納する記憶媒体を決定するので、添付付き電子メールのダウンロードを確実且つ容易に行え、ダウンロード判断手段の一定の判断基準で管理ができるからダウンロード後にもファイル管理が容易に行える。記憶容量の大きなメモリカードに例えばカラオケのデータ等を格納し、容量の小さなファイルはフラッシュメモリに格納し、ダウンロード後のファイル管理が容易である。
【0054】
そして第1容量より大きい容量のファイルの場合には受信せず、第1容量以下のときに電子メールを受信することを特徴とする請求項1または2記載の携帯通信端末であって、第1容量を越えたときには受信を止め、第1容量以下のときにダウンロードするから、受信の判断が容易である。従って第1容量以下で第2容量より大きな容量のファイルは記憶容量が大きなメモリカードに収容でき、第2容量以下の小さな容量のときには内蔵のフラッシュメモリに格納できる。カラオケのデータ等は大きな容量のためメモリカードで一括して管理できる。
【0055】
メールリストの中から選択することにより、不要な電子メールを削除するから、不要と判断される電子メールを削除させることができる。同様に不要な添付ファイルを削除して本文メッセージだけを受信するから、容量が大きい添付ファイルに対して、またこのほかにユーザが不要と判断する添付ファイルを削除して、本文メッセージだけを受信できる。
【0056】
ファイル管理手段が作成管理リスト一覧に基づいてファイル管理を行うから、受信したメールリストで作成管理リスト一覧を作成するから、ファイル管理を行うため改めて他のファイルと同様に管理のためのリストをつくるのではなく、メールリストを受信したときに、同時に作成管理リスト一覧を作成することができる。メモリカードのファイル管理を行うための作成管理リスト一覧を作成し、該メモリカードのファイル管理部に格納するから、ファイル管理を行うため改めて他のファイルと同様に管理のためのリスト(ディレクトリ)をつくるのではなく、メールリストを受信したときに、同時にメールリストからメモリカード用作成管理リスト一覧を作成することができる。カラオケ作成管理リストを作成し、ダウンロード後のファイル管理が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯通信端末を用いる通信システムの構成図
【図2】(a)本発明の実施の形態1における携帯通信端末の制御ブロック図
(b)(a)の携帯通信端末で使用するメモリカードの構成図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における携帯通信端末にダウンロードされるメールリスト図
(b)(a)の携帯通信端末のファイル管理に利用する作成管理リスト一覧図
(c)(a)の携帯通信端末のメモリカード用のカラオケ作成管理リスト一覧図
【図4】本実施の形態1における携帯通信端末とメールセンタ間のメール受信シーケンス図
【図5】本実施の形態1における携帯通信端末のメール受信処理のフローチャート
【符号の説明】
1 デジタル回線網
2a,2b 基地局
3a,3b 携帯通信端末
4 データ配信端末
4a,6a メール管理手段
4b,5a メールリスト作成手段
4c,6b データベース部
5 メールサーバ
5b メール処理手段
6 パソコン
11 無線送受信部
12 通信制御部
13 音声処理部
14 スピーカ
15 マイク
16 制御部
17 ROM
17a プログラム格納部
18 RAM
19 フラッシュメモリ
19a ファイルメモリ域
19b ファイル管理テーブル
19c 作成管理リスト一覧格納部
20 キー入力部
21 表示部
22 通信管理部
23 メモリカード
23a メモリカード制御部
23b ファイル管理部
23b メモリカード用作成管理リスト一覧格納部
23c メールデータ部
23c,23c,23c ファイルメモリ領域
23d データ部
23e 接続部
24 メモリカード入出力部
25 画像処理部
26 メール管理手段
27 ファイル分離手段
28 ダウンロード判断手段
29 リスト処理手段
30 ファイル管理手段
31 ブラウザ手段
40 総件数
41 メール番号
42 メールID
43 送信者
44 題目
45 蓄積時間
46 ファイルサイズ
47 ファイル形式
48 ファイル番号
49 タイトル
50 本文の最初の一行
51 情報元
52 時刻情報
53 ファイル名
54 カラオケ番号
55 タイトル種別
56 曲名

Claims (9)

  1. 無線信号で通信する無線送受信部と、添付ファイル付き電子メールを送受信できるメール管理手段と、複数の記憶媒体から構成された記憶部を備えた携帯通信端末であって、
    前記メール管理手段が添付ファイルの容量情報を載せたメールリストを受信したときには、該容量情報に従って、電子メールを受信するか否か、さらに受信する場合において該添付ファイルを格納する記憶媒体を決定するダウンロード判断手段と、
    受信した電子メールから添付ファイルを分離するファイル分離手段と、
    前記ファイル分離手段が分離した添付ファイルを前記記憶媒体に格納するファイル管理手段を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記記憶部には、不揮発性のフラッシュメモリと、メモリカードが設けられたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記ダウンロード判断手段が、第1容量より大きい容量情報の場合には受信せず、第1容量以下の容量情報のときに受信することを特徴とする請求項1または2記載の携帯通信端末。
  4. 前記ダウンロード判断手段が、第1容量以下で第2容量より大きな容量情報のときにはメモリカードに、また該第2容量以下の容量情報のときにはフラッシュメモリに格納させることを特徴とする請求項2または3の携帯通信端末。
  5. キー入力部からの入力により、メール管理手段がメールサーバに不要な電子メールを削除させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末。
  6. キー入力部からの入力により、メール管理手段が不要な添付ファイルを削除した本文メッセージだけをメールサーバに送信させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末。
  7. 受信したメールリストからファイル管理に必要な項目を取り出して作成管理リスト一覧を作成するリスト処理手段を備え、
    前記ファイル管理手段がこの作成管理リスト一覧に基づいてファイル管理を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯通信端末。
  8. 前記リスト処理手段がメモリカードのファイル管理を行うためのメモリカード用作成管理リスト一覧を作成し、前記ファイル管理手段がこのメモリカード用作成管理リスト一覧を前記メモリカードのファイル管理部に格納することを特徴とする請求項7記載の携帯通信端末。
  9. 前記メールリストがカラオケのメールリストであって、前記リスト処理手段がカラオケ作成管理リストを作成し、該カラオケ作成管理リストに基づいてファイル管理が行われることを特徴とする請求項8記載の携帯通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100641208B1 (ko) 2005-07-26 2006-11-02 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 이메일 전송장치 및 방법
JP2012160153A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Gaia Holdings Corp メール端末装置、メッセージ取得方法、メッセージ送信方法およびメールクライアントプログラム
KR101276879B1 (ko) * 2006-08-22 2013-06-19 엘지전자 주식회사 메일 관리 방법 및 이를 이용한 이동통신 단말기

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