JP2004037683A - 立体視用フィルター装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】立体視用フィルター装置1は、立体視用フィルター2が固定された第1の枠3と、前記第1の枠3をその面内方向に可動に支持する第2の枠4とから成る。立体視用フィルター装置1における左右の縁近傍位置には上下位置調整機構5・5が備えられており、下の縁近傍の中央位置には左右位置調整機構6が備えられている。上下位置調整機構5により、第2の枠4に対して第1の枠3をその左右端において上下方向に移動させる(第1の枠3を傾ける)ことができ、左右位置調整機構6により、第2の枠4に対して第1の枠3を左右方向に移動させることができる。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、通常の液晶ディスプレイなどを眼鏡無し立体映像表示装置とするために当該液晶ディスプレイなどに装着されて用いられる立体視用フィルター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特殊な眼鏡を必要とせずに立体映像表示を実現する方法として、パララックスバリア方式やレンチキュラーレンズ方式などが知られている。パララックスバリアやレンチキュラーレンズは、通常、ディスプレイの画面に貼付固定されることになるが、これではディスプレイが立体視専用の装置になってしまう。そこで、パララックスバリアやレンチキュラーレンズとなる立体視用フィルターをディスプレイに着脱自在に装着できる立体視用フィルター装置が提案されている。ここで、CRT(陰極線管)方式のディスプレイの電磁波対策として電磁波遮蔽用のフィター装置が知られており、かかるフィルター装置は、ディスプレイの筐体上面に支持部材を粘着剤によって貼付し、この支持部材によってフィターを吊り下げる構造が一般的である。従来の立体視用フィルター装置についても、上記電磁波遮蔽用のフィルター装置と同様の構造が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記立体視用フィルターはディスプレイに表示されるストライプ状の左右眼映像の位置に対応して正確に合わせなければならず、上記従来の立体視用フィルター装置では、このような正確な位置決めが難しいという欠点があった。
【0004】
この発明は、上記の事情に鑑み、立体視用フィルターをディスプレイに表示される左右眼映像の位置に対して正確に合わせることが容易である立体視用フィルター装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の立体視用フィルター装置は、上記の課題を解決するために、立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠の縁を上下方向に移動させる位置調整機構が備えられていることを特徴とする。
【0006】
上記構成であれば、例えばディスプレイ上に右眼映像と左眼映像とをストライプ状に交互表示させ、立体視用フィルターとして右眼映像と左眼映像とを分離させるものを設定しておき、第2の枠をディスプレイに固定することによって眼鏡無し立体映像表示装置とすることができる。そして、第2の枠をディスプレイに固定しても、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には位置調整機構が備えられており、かかる位置調整機構にて第1の枠を第2の枠に対して傾ける(回転させる)ことができるので、当該第1の枠に固定された立体視用フィルターにおける映像分離要素(例えば、パララックスバリア)の傾きを液晶ディスプレイ上の左右眼映像に対応させることが可能になる。また、左右の両方の縁に位置調整機構を設ける場合には第1の枠の回転に加えて平行上下移動も可能となる。
【0007】
また、この発明の立体視用フィルター装置は、立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、上又は下の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠を左右方向に移動させる位置調整機構が備えられていることを特徴とする。
【0008】
かかる構成であれば、第2の枠をディスプレイに固定しても、上又は下の縁近傍位置には位置調整機構が備えられており、かかる位置調整機構にて第1の枠を左右に移動させることができるので、当該第1の枠に固定された立体視用フィルターにおける映像分離要素の位置をディスプレイ上のストライプ状の左右眼映像に対応させることが可能になる。
【0009】
前記位置調整機構はねじ部付きの回転部材を有して成り、前記第1の枠の一部が前記ねじ部に螺合され、前記第2の枠の一部が前記回転部材を支持して当該回転部材の軸芯方向の移動を規制するように構成されていてもよい。かかる構成であれば、前記回転部材を操作することで、第1の枠(立体視用フィルター)の傾き/位置調整が行える。
【0010】
また、この発明の立体視用フィルター装置は、立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠の縁を上下方向に移動させる第1の位置調整機構が備えられ、上又は下の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠を左右方向に移動させる第2の位置調整機構が備えら、前記第1の位置調整機構及び第2の位置調整機構はねじ部付きの回転部材を有して成り、前記第1の枠の一部が前記ねじ部に螺合され、前記第2の枠の一部が前記回転部材を支持して当該回転部材の軸芯方向の移動が規制される一方、前記第1の位置調整機構の回転部材は左右方向の移動が許容され、前記第2の位置調整機構の回転部材は上下方向の移動が許容されるように構成されていることを特徴とする。
【0011】
上記の構成であれば、第2の枠をディスプレイに固定しても、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には位置調整機構が備えられており、更に、上又は下の縁近傍位置にも位置調整機構が備えられており、これら位置調整機構にて第1の枠の傾き(回転)及び左右移動が行えるので、当該第1の枠に固定された立体視用フィルターにおける映像分離要素の位置をディスプレイ上の左右眼映像に確実に対応させることができる。
【0012】
また、この発明の立体視用フィルター装置は、立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、前記第2の枠には、ディスプレイの画面縁を覆っている画面枠部材の下縁に当接する当接支持部が形成されていることを特徴とする。
【0013】
上記の構成であれば、ディスプレイの画面縁を覆っている画面枠部材の下縁を基準にして立体視用フィルター装置をディスプレイに装着することができる。画面枠部材はディスプレイに対して概ね正確に位置しており、かかる画面枠部材の下縁を基準とすることで、第1の枠の移動調整量が少なくて済む。
【0014】
前記第2の枠には突出片部が設けられており、この突出片部が画面枠部材の縁に圧接するように構成されていてもよい。或いは、前記第2の枠には突出片部が設けられており、この突出片部が画面枠部材の縁とディスプレイの画面縁との間の隙間に差し込まれるように構成されていてもよい。また、突出片部が当接支持部を兼ねるように構成されていてもよい。
【0015】
また、前記突出片部を支持する支持体が第2の枠に対して可動に設けられていてもよい。かかる構成において、第2の枠に設けられた調節ねじを回すことによって前記支持体が移動するように構成されていてもよい。或いは、第2の枠に設けられたボタンを押すことによって前記支持体が移動するように構成されていてもよい。
【0016】
また、前記突出片部は弾性を有し、この弾性によって突出片部が第2の枠に対して可動となるように設けられていてもよい。また、前記第1の枠及び第2の枠突は透明材料から成っていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態の立体視用フィルター装置を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0018】
図1はこの発明の実施形態における立体視用フィルター装置1を示した斜視図である。同図(a)に示すように、立体視用フィルター装置1は、例えば液晶ディスプレイ50を眼鏡無し立体映像表示装置とするために当該液晶ディスプレイ50の画面に装着されて用いられる。この立体視用フィルター装置1は、立体視用フィルター2が固定された第1の枠3と、前記第1の枠3をその面内方向に可動に支持する第2の枠4とから成る。立体視用フィルター2としては、例えば、透明基板に左右眼映像分離要素(パララックスバリア或いはレンチキュラーレンズ等)となるフィルムを貼付したものを用いることができる。立体視を行うこときには、例えば、液晶ディスプレイ50上に右眼映像と左眼映像とをストライプ状(縦或いは横など)に交互表示させることになり、この表示形態に応じてフィルター2の左右眼映像分離要素の形態が決まることになる。
【0019】
前記立体視用フィルター装置1における左右の縁近傍位置には上下位置調整機構5・5が備えられており、下の縁近傍の中央位置には左右位置調整機構6が備えられている。
【0020】
上下位置調整機構5は、第2の枠4に対して第1の枠3を上下方向に移動させるものである。図2は、右縁側に配置されている上下位置調整機構5を示しており、同図(a)は正面側から見た一部断面図であり、同図(b)は右側面側から見た断面図である。上下位置調整機構5は、回転部材7を有して成る。この回転部材7は、円柱形状の本体部7aの上面側にねじ部7bを同一軸上に有し、下面側に小円柱部7cを同一軸上に有して成る。本体部7aの位置に対応する第2の枠4の箇所には切欠き4aが形成されることで本体部7aが露呈されており、利用者の指による本体部7aの回動操作が可能になっている。前記ねじ部7bは、第1の枠3の突起部3aに螺合されている。この螺合によって回転部材7は第1の枠3の重量を受けて前記小円柱部7cの下面をを第2の枠4の平面部4bに当てている。すなわち、回転部材7は第1の枠3の重量を利用して軸芯方向移動規制が行われるようになっている。平面部4bは左右方向に平坦であり、回転部材7の左右方向移動を許容する。回転部材7を回動させると、ねじ部7bと突起部3aとの螺合位置が相対変化する一方で小円柱部7cと平面部4bとの当接状態は変わらないため、第1の枠3は第2の枠4に対して上下方向に移動することになる。
【0021】
左右位置調整機構6は、第2の枠4に対して第1の枠3を左右方向に移動させるものである。図3は、左右位置調整機構6を示しており、同図(a)は正面側から見た一部断面図であり、同図(b)は右側面側から見た断面図である。左右位置調整機構6は、回転部材8を有して成る。この回転部材8は、円柱形状の本体部8aの右側にねじ部8bを同一軸上に有し、左側に小円柱部8cを同一軸上に有して成る。本体部8aの位置に対応する第2の枠4の箇所には切欠き4cが形成されることで本体部8aが露呈されており、利用者の指による本体部8aの回動操作が可能になっている。前記ねじ部8bは、第1の枠3の突起部3cに螺合されている。前記小円柱部8cには二つの鍔部が形成されており、この二つの鍔部の間の部分が第2の枠4における板状支持部のU字型溝4dに係合している。このU字型溝4dへの係合によって、回転部材8の左右方向の移動規制(軸芯方向移動規制)が行われるが上下方向には移動が許容されることになる。回転部材8を回動させると、ねじ部8bと突起部3cとの螺合位置が相対変化する一方で小円柱部8cとU字型溝4dとの係合状態は変わらないため、第1の枠3は第2の枠4に対して左右方向に移動することになる。なお、左右位置調整機構6は第2の枠4の上側に設けることも可能である。
【0022】
このように位置調整機構5・6を備えたことで、第2の枠4を液晶ディスプレイ50に固定しても、位置調整機構5・6によって例えば第1の枠3の右側を上方向に移動させ左側を下側に移動させ、更に左右に移動させるなどの調整が行えるので、当該第1の枠3に固定された立体視用フィルター2における映像分離要素の位置/傾きを液晶ディスプレイ50上のストライプ状の左右眼映像に確実に対応させることができる。
【0023】
液晶ディスプレイ50上には一般に縦ストライプ状に左眼映像と右眼映像とが交互に形成される。この縦ストライプ状の左右眼映像に対して、立体視用フィルター2の左右位置ずれは左右位置調整機構6によって調整でき、斜めずれは上下位置調整機構5・5によって調整できる。また、液晶ディスプレイ50上に横ストライプ状に左眼映像と右眼映像きを交互に形成することも考えられ、この場合には、立体視用フィルター2として四角形光透過部或いは四角形状の蒲鉾レンズ部が千鳥配置されたものや縦長光透過部或いは縦長蒲鉾レンズ部が斜め配置されたものを用いることになり、かかる場合においても、上下位置調整機構5・5と左右位置調整機構6の一方或いは両方を存在させることで、立体視用フィルター2の位置/傾きを調整することが可能になる。勿論、二眼式に限らず、多眼式構成においても、立体視用フィルター装置1を適用することができる。
【0024】
図4は立体視用フィルター装置1に4つの係止機構11…を備えた構成例を示している。4つの係止機構11…は立体視用フィルター装置1の左右縁部の上下位置に二個ずつ備えられている。図5は左辺部の上位置に設けられた係止機構11を拡大して示している。係止機構11における突出片部12は薄板形状を成しており、その先端側が左外側に屈曲形成されている。突出片部12における前記屈曲部分が、図6(a)に示すように、液晶ディスプレイ50における画面枠部材50aの縁と画面縁との間の隙間に差し込まれるようになっている。また、左右辺部の下位置の係止機構11・11における突出片部12・12は、画面枠部材50aの下縁に当接する当接支持部を兼ねている。すなわち、下位置の突出片部12・12が、画面枠部材50aの下縁に当接し、画面枠部材50aの下縁と立体視用フィルター装置1との基本的な位置関係を決めることになる。
【0025】
図7(a)(b)及び図8(a)(b)に示すように、突出片部12は第1可動部材13に固定されている。第1可動部材13はガイド部4eによって第2の枠4における左右方向の移動のみが許容される。この第1可動部材13には、その横側に配置された第2可動部材15が傾斜面当接しており、傾斜T溝・傾斜Tナット係合によって互いに離間不能で且つ傾斜摺接動作が行えるようになっている。第2可動部材15はガイド部4fによって第2の枠4における厚み方向の移動のみが許容される。第2可動部材15にはねじ穴15aが形成されており、このねじ穴15aに調節ねじ14のねじ部が螺合している。調節ねじ14は軸芯方向の移動が規制されており、回動するのみである。調節ねじ14の頭部は第2の枠4の表面側に露呈させてある。利用者が調節ねじ14の頭部を回すと、第2可動部材15が第2の枠4における厚み方向に移動し、この移動によって第1可動部材13は左右方向に移動し、この左右方向移動によって突出片部12が左右に移動する。このように、調節ねじ14を回し、突出片部12を移動させることができるので、液晶ディスプレイ50が機種ごとに画面枠部材50aの寸法が多少異なっていても容易に対応できる。
【0026】
上記の例では、突出片部12を液晶ディスプレイ50における画面枠部材50aの縁と画面縁との間の隙間に差し込むこととしたが、これに限らず、図6(b)に示しているように、画面枠部材50aに垂直立ち上がり部分が存在するのであれば、この垂直立ち上がり部分を押圧する形状の突出片部12′を用いることができる。また、係止機構11…においては、調節ねじ14を回すことで突出片部12を移動させることとしたが、図9に示すように、第2の枠4の側面にボタン16を配置し、このボタン16の押下によって突出片部12(或いは突出片部12′)が移動する係止機構を採用してもよい。かかる係止機構の具体的構造例としては、例えば、突出片部12が固定される可動部材を図示しないばねによって外方向に付勢しておき、前記ボタン16の押下で可動部材が前記ばねの付勢に抗して内方向に移動する構造が挙げられる。また、突出片部12(或いは突出片部12′)に弾性を持たせ、この弾性によって突出片部が第2の枠3に対して可動となるようにしてもよい。また、前述した回転部材7による構造と前記ボタン16の構造の組み合わせにより、画面枠部材50aの寸法ばらつき対応と共に立体視用フィルター装置1の着脱時の突出片部12の簡単操作が行える構成としてもよい。また、下側2カ所の突出片部12が画面枠部材50aの下縁に当接する当接支持部を兼ねる構成を示したが、下側2カ所の突出片部12を無くし(上側2カ所の突出片部12だけとし)、第2の枠4の下縁中央に当接支持部を設けることとしてもよい。この場合、当接支持部の左右方向の長さを長くし、画面枠部材50aの下縁の当たり領域を多く採るのがよい。また、立体視用フィルター装置1の左右の両方に上下位置調整機構5・5を設けたが、片側のみに上下位置調整機構5を設け、他方の側はヒンジ構造とする、或いは、フリーとすることによっても、第1の枠3の傾き調整が可能である。また、位置調整機構5・6としては回転部材7・8を用いる構造を示したが、これに限るものではなく、他の構造を採用し得る。前記第1の枠3及び第2の枠突4を透明プラスチック等にて構成すれば、画面隅のアイコン等の視認が可能になる。また、前記第1の枠3及び第2の枠突4を画面枠部材50aの色や材質や模様等と同じにすれば、当該立体視用フィルター装着の違和感を無くすことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、例えばディスプレイ上に右眼映像と左眼映像とを交互表示させ、立体視用フィルターとして右眼映像と左眼映像とを分離させるものを設定しておき、第2の枠をディスプレイに固定することによって眼鏡無し立体映像表示装置とすることができる。そして、第2の枠をディスプレイに固定しても、位置調整機構にて第1の枠の傾き(回転)や左右位置調整が行えるので、第1の枠に固定された立体視用フィルターにおける映像分離要素を液晶ディスプレイ上の左右眼映像に対応させることが可能になる。
【0028】
ディスプレイの画面縁を覆っている画面枠部材の下縁に当接する当接支持部が形成されている構成であれば、ディスプレイの画面縁を覆っている画面枠部材の下縁を基準にして立体視用フィルター装置をディスプレイに装着することができる。画面枠部材はディスプレイに対して概ね正確に位置しており、かかる画面枠部材の下縁を基準とすることで、第1の枠の移動調整量が少なくて済む。
【0029】
突出片部が可動に設けられている構成であれば、ディスプレイにおける画面枠部材の寸法ばらつき対応や立体視用フィルター装置の着脱の容易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示した図であって、同図(a)は立体視用フィルター装置及び液晶ディスプレイを示した斜視図であり、同図(b)は立体視用フィルター装置の第1の枠と第2の枠を分離して示した斜視図である。
【図2】右縁側に配置されている上下位置調整機構を示しており、同図(a)は正面側から見た一部断面図であり、同図(b)は右側面側から見た断面図である。
【図3】左右位置調整機構を示しており、同図(a)は正面側から見た一部断面図であり、同図(b)は右側面側から見た断面図である。
【図4】立体視用フィルター装置に係止機構を備えた構成例を示した斜視図である。
【図5】左辺部の上位置に設けられた係止機構を拡大して示した斜視図である。
【図6】突出片部による立体視用フィルター装置の係止を示した断面図であり、同図(a)は突出片部が液晶ディスプレイにおける画面枠部材の縁と画面縁との間の隙間に差し込まれるタイプを示し、同図(b)は突出片部が液晶ディスプレイにおける画面枠部材の立ち上がり部に圧接するタイプを示している。
【図7】同図(a)(b)は係止機構を示した断面図である。
【図8】同図(a)(b)は係止機構を示した斜視図である。
【図9】左辺部の上位置に設けられた他の構成例の係止機構を拡大して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 立体視用フィルター装置
2 立体視用フィルター
3 第1の枠
4 第2の枠
5 上下位置調整機構
6 左右位置調整機構
7 回転部材
8 回転部材
11 係止機構
12 突出片部
12′突出片部
14 調節ねじ
50 液晶ディスプレイ
50a画面枠部材
Claims (13)
- 立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠の縁を上下方向に移動させる位置調整機構が備えられていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、上又は下の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠を左右方向に移動させる位置調整機構が備えられていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の立体視用フィルター装置において、前記位置調整機構はねじ部付きの回転部材を有して成り、前記第1の枠の一部が前記ねじ部に螺合され、前記第2の枠の一部が前記回転部材を支持して当該回転部材の軸芯方向の移動を規制するように構成されていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、左右の両方若しくは右又は左の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠を上下方向に移動させる第1の位置調整機構が備えられ、上又は下の縁近傍位置には第2の枠に対して第1の枠を左右方向に移動させる第2の位置調整機構が備えら、前記第1の位置調整機構及び第2の位置調整機構はねじ部付きの回転部材を有して成り、前記第1の枠の一部が前記ねじ部に螺合され、前記第2の枠の一部が前記回転部材を支持して当該回転部材の軸芯方向の移動が規制される一方、前記第1の位置調整機構の回転部材は左右方向の移動が許容され、前記第2の位置調整機構の回転部材は上下方向の移動が許容されるように構成されていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 立体視用フィルターが固定された第1の枠と、前記第1の枠をその面内方向に可動に支持する第2の枠とから成り、前記第2の枠には、ディスプレイの画面縁を覆っている画面枠部材の下縁に当接する当接支持部が設けられていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項5に記載の立体視用フィルター装置において、前記第2の枠には突出片部が設けられており、この突出片部が画面枠部材の縁に圧接するように構成されたことを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項5に記載の立体視用フィルター装置において、前記第2の枠には突出片部が設けられており、この突出片部が画面枠部材の縁とディスプレイの画面縁との間の隙間に差し込まれるように構成されたことを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項6又は請求項7に記載の立体視用フィルター装置において、突出片部が当接支持部を兼ねるように構成されたことを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の立体視用フィルター装置において、前記突出片部を支持する支持体が第2の枠に対して可動に設けられていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項9に記載の立体視用フィルター装置において、第2の枠に設けられた調節ねじを回すことによって前記支持体が移動するように構成されたことを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項9に記載の立体視用フィルター装置において、第2の枠に設けられたボタンを押すことによって前記支持体が移動するように構成されたことを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の立体視用フィルター装置において、前記突出片部は弾性を有し、この弾性によって突出片部が第2の枠に対して可動となるように設けられていることを特徴とする立体視用フィルター装置。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の立体視用フィルター装置において、前記第1の枠及び第2の枠突は透明材料から成ることを特徴とする立体視用フィルター装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010088749A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Kenji Yoshida | 遊技ゲーム機 |
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2002
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