JP2004036516A - Gas compressor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁クラッチを介して回転駆動される気体圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベーン型気体圧縮機等の機械的回転により気体を圧縮する気体圧縮機においては、エンジン、モータ等から、電磁クラッチを介して回転動力が伝達される。
【0003】
ベーン型気体圧縮機の例を図4を参照して説明する。気体圧縮機1には、一側に電磁クラッチ50が設けられている。この電磁クラッチ50は、リング状の電磁石51、原動プーリ52、軸受53、アーマチュア板54および従動側回転部材55を有する。
【0004】
上記電磁石51の磁束は、原動プーリ52を通過して、アーマチュア板54を吸引し、原動プーリ52の端面52aに吸着する。軸受53は、原動プーリ52を回転自在に上記電磁石51と同心状に保持する。従動側回転部材55は、ロータ軸40に連結され、アーマチュア板54を軸線方向に移動自在に、回転方向には一体的に保持する。
【0005】
そして、エンジン回転中は、上記原動プーリ52は、ベルト60により常時回転駆動されている。
【0006】
上記電磁クラッチ50の電磁石51は、気体圧縮機1のフロントヘッド5に固定され、上記原動プーリ52は、気体圧縮機1のフロントヘッド5に軸受53を介して回転自在に、上記電磁石51と同心状に保持されている。
【0007】
気体圧縮機1を運転するときは、電磁石51に通電して励磁し、電磁力によりアーマチュア板54を原動プーリ52の端面52aに吸着して、端面52aとアーマチュア板54との摩擦力でアーマチュア板54が原動プーリ52と一体となって回転し、圧縮機本体10のロータ軸40を回転する。
【0008】
気体圧縮機1の運転を停止するときは、電磁石51の通電を断つ。アーマチュア板54は、図示省略のバネにより、原動プーリ52の端面52aから離脱して、アーマチュア板54とロータ軸40は回転動力を断たれ、停止する。
【0009】
なお、図4において、圧縮機本体10には、上記ロータ軸40と一体のロータ41、このロータ41の半径方向の溝内に摺動しながらシリンダ室2内を回転するベーン42が備えられていて、ロータ41、ベーン42の回転により、シリンダ室2内の気体が圧縮される。
【0010】
圧縮された気体は、吐出室3に吐出され、吐出ポート3aから図示しないカーエアコン等の配管系に送り出されて吸入ポート4aから吸入室4に戻り、再びシリンダ室2に吸入されるようになっている。
【0011】
圧縮機本体10内では、ロータ41が回転して圧縮運転するとき、ロータ41、ベーン42、サイドブロック6、7、シリンダ室2が互いに摺動し、また、ロータ軸40とその軸受8、9が摺動するから、これらの摺動部分にオイル溜まり3bの潤滑油を供給している。すなわち、吐出室3の気体圧力により、オイル溜まり3bの潤滑油が、油路43を通って圧縮機本体10の摺動部に供給されて潤滑し、シリンダ室2に出て圧縮気体とともに吐出室3に戻り、オイル溜まり3bに戻って循環使用される。
【0012】
圧縮機内は高圧になっているので、ロータ軸40とこのロータ軸40が貫通するフロントヘッド5の開口部との隙間から潤滑油が漏出しないように、メカニカルシール44が設けられている。
【0013】
このメカニカルシール44により、圧縮機本体10から電磁クラッチ50側への潤滑油の漏出は殆ど止められる。しかし、長期間使用による若干の潤滑油漏出は避けられないので、フロントヘッド5の先端部にポケット45を設けて、このポケット45に漏れ出した潤滑油を排油路46から外部へ排出している。
【0014】
しかし、メカニカルシール44の損耗や排油路46の詰まりが長時間運転した場合に起こって、ポケット45、排油路46による漏出潤滑油の排出が間に合わなくなることが起こり得る。こうなると、漏出潤滑油が電磁クラッチの摩擦面52a、54にも流れ出し、クラッチスリップが発生して、正常な運転ができなくなるという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上述の問題点を解決して、電磁クラッチのクラッチ摩擦面に潤滑油が漏れ出さない気体圧縮機を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、この発明は、圧縮機本体を囲うフロントヘッドと、このフロントヘッドの開口部を貫通する上記圧縮機本体のロータ軸と、このロータ軸と上記開口部との隙間を相対回転自在にシールするシール部と、上記ロータ軸と同心に上記フロントヘッドに設けられ、フロントヘッドに回転自在に保持された原動側回転部材、ロータ軸に連結された従動側回転部材、および、上記原動側回転部材と従動側回転部材との間に設けられて電磁力により両回転部材を摩擦結合するアーマチュア板を備えた電磁クラッチと、上記原動側回転部材のアーマチュア板側に放射状に設けたオイル逃がし孔とを具備したことを特徴とする。
【0017】
上記発明において、上記オイル逃がし孔の内周側開口部よりもアーマチュア板側の原動側回転部材内周にリングが設けられ、このリングがアーマチュア板側への潤滑油漏出防止壁を形成しているようにすれば、電磁クラッチ摩擦面側への潤滑油の流出がより確実に防止される。
【0018】
更に、オイル逃がし孔が等ピッチ間隔に複数設けられ、隣り合うオイル逃がし孔の内周側開口部を結ぶ線が、上記リングの内周よりも外側にあるようにすれば、原動側回転部材が停止しているときも、潤滑油漏出防止壁を超えて電磁クラッチ摩擦面側へ潤滑油が溢れ出ることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、以下、図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、この発明の一実施の形態を示す気体圧縮機の電磁クラッチ部分の縦断面図、図2は、図1のII−II断面図である。図1および図2において、図4と同一部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。また、図1では、ポケット45から外部に通じる排油路は図示を省略してある。
【0021】
図1および図2の気体圧縮機においては、電磁クラッチ50の右方に駆動源である図示省略のエンジンシャフトが電磁クラッチ50と同軸に配置され、電磁クラッチ50の原動側回転部材56の連結穴56aに、エンジンシャフト側のピンが挿入されて、回転動力が伝達される。
【0022】
フロントヘッド5は、圧縮機本体10の外周と後端側を囲うケース11に図示省略のボルトにより締結されて、ケース11とともに圧縮機本体10を囲っている。メカニカルシール44は、ロータ軸40とフロントヘッド5の開口部との隙間を相対回転自在にシールするシール部となっている。
【0023】
上記原動側回転部材56のアーマチュア板54側には、図2に示すように、原動側回転部材56の中央空間56cから外周に向けて、放射状、等ピッチ間隔に複数のオイル逃がし孔56b、56bが設けられ、以下に詳述するように、シール部44から漏れ出した圧縮機1の潤滑油はこのオイル逃がし孔56bに導かれて排出されるようになっている。
【0024】
上記オイル逃がし孔56b、56bの間には、電磁石51とアーマチュア板54との間に磁気回路を形成するためのスロット56d、56dが設けられている。すなわち、オイル逃がし孔56bは、スロット56dを避けて配設され、オイル逃がし孔56bが上記中央空間56cから外周まで途中開口することなく直接通じている。
【0025】
上記オイル逃がし孔56bの原動側回転部材中央空間56c側開口部56baよりもアーマチュア板54側の原動側回転部材56内周(図1参照)には、リング57が設けられている。リング57は、中央空間56cに漏れ出した潤滑油の電磁クラッチ摩擦面52a、54側への流出を防ぐ潤滑油漏出防止壁を形成している。なぜならば、潤滑油漏出が多くなりやすい原動側回転部材56回転中は、中央空間56c内に漏出した潤滑油は遠心力により原動側回転部材56内周に張り付いて、リング57がこの張り付いた潤滑油を塞き止め、原動側回転部材56停止中は、重力により潤滑油が下面に溜まり、リング57がこの溜まった潤滑油を塞き止めるからである。
【0026】
塞き止められた潤滑油は、オイル逃がし孔56bを通って外部に排出される。原動側回転部材56回転中は、オイル逃がし孔56bの潤滑油は遠心力により強制的に排出される。原動側回転部材56停止中は、下側になったオイル逃がし孔56bから重力により排出される。隣り合うオイル逃がし孔56bと56bの内周側開口部56ba、56baを結ぶ線Xは、リング57の内周57aよりも外側にある(図2参照)ように設定してあり、このため、潤滑油面がリング57の潤滑油漏出防止壁を超える前にオイル逃がし孔56bから排出されてしまう。
【0027】
更に、また、リング57を設けることにより、電磁クラッチの摩擦面52a、54から発生する摩耗粉等の異物がリング57の潤滑油漏出防止壁を超えて中央空間56cに入り込み、潤滑油と一緒にオイル逃がし孔56bに入って孔を塞ぐおそれもなくなる。
【0028】
なお、リング57は、この実施の形態では、原動側回転部材56に圧入されているが、リング57を他の方法で固定したり、原動側回転部材56と一体に形成することもできる。
【0029】
図1および図2の実施の形態では、この発明を同軸駆動型の気体圧縮機に適用したものであるが、この発明はベルト駆動型の気体圧縮機にも適用することができる。
【0030】
図3に、ベルト駆動型の気体圧縮機の実施の形態を示す。図3は、ベルト駆動型気体圧縮機の電磁クラッチ部分の縦断面図である。図3において、図1および図4と同一部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0031】
原動側回転部材はプーリ58となっていて、このプーリ58と図示省略のエンジンシャフトとの間にベルトが巻き掛けられ、エンジンの回転動力がプーリ58に伝達されるようになっている。
【0032】
この実施の形態では、放射状、等ピッチ間隔のオイル逃がし孔58b、58bよりもアーマチュア板54側に設けるリング58eは、プーリ58と一体に削り出してある。
【0033】
図3の実施の形態においても、図1および図2の実施の形態同様、シール部44から漏出した潤滑油が中央空間58cに流れ出た場合、その流れ出た潤滑油は、オイル逃がし孔58bから排出され、リング58eの潤滑油漏出防止壁を超えて電磁クラッチの摩擦面52a、54側へ流れ出すことはない。また、電磁クラッチの摩擦面52a、54から発生する摩耗粉等の異物がリング58eの潤滑油漏出防止壁を超えて中央空間58cに入り込み、潤滑油と一緒にオイル逃がし孔58bに入って孔を塞ぐおそれもなくなる。
【0034】
なお、上述の実施の形態において設けたリングは、予想される潤滑油の漏出速度が遅くて、オイル逃がし孔が潤滑油排出に充分なゆとりがある場合は、省略することもできる。
【0035】
上述の実施の形態では、原動側回転部材にオイル逃がし孔を穿設したが、回転部材のアーマチュア板側の端面にオイル逃がし孔となる溝を刻設し、この端面に、電磁クラッチの摩擦面を備えた薄いディスクを固定して、この溝付き回転部材とディスクとで原動側回転部材を形成することもできる。この場合、溝付き回転部材とディスクに連通する磁気回路形成用スロットを設ける。
【0036】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、この発明においては、フロントヘッドとロータ軸との隙間をシールするシール部から圧縮機の潤滑油が漏れて電磁クラッチ内まで流れ出したとき、漏れ出した潤滑油をオイル逃がし孔に導いて排出するようにしたから、アーマチュア板と原動側回転部材との間のクラッチ摩擦面への潤滑油の漏出が阻止され、オイルによるクラッチスリップ発生を防止することができる。
【0037】
更に、上記オイル逃がし孔の内周側開口部よりもアーマチュア板側の原動側回転部材内周に潤滑油漏出防止壁を形成するリングを設ければ、オイル逃がし孔から排出される前の漏出潤滑油が、回転中の原動側回転部材の遠心力により原動側回転部材内周面に円環状に集まり、一層クラッチ摩擦面へ漏出しにくくなるとともに、電磁クラッチの摩擦面から生じる摩耗粉等の異物がオイル逃がし孔に入り込んで孔を塞ぐことも防ぐことができる。
【0038】
また、隣り合うオイル逃がし孔の内周側開口部を結ぶ線が、上記リングの内周よりも外側にあるようにすれば、原動側回転部材が停止している場合にも、オイル逃がし孔から排出される前の漏出潤滑油がリングの壁を乗り越えてクラッチ摩擦面へ漏出することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す要部縦断面図(図2のI−I断面)。
【図2】図1のII−II矢視図。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す要部縦断面図。
【図4】従来の気体圧縮機を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 気体圧縮機
5 フロントヘッド
10 圧縮機本体
11 ケース
40 ロータ軸
44 メカニカルシール(シール部)
45 ポケット
50 電磁クラッチ
51 電磁石
53 軸受
54 アーマチュア板
55 従動側回転部材
56 原動側回転部材
56b オイル逃がし孔
56ba 開口部
56c 中央空間
56d スロット
57 リング
57a リング内周
58 プーリ(原動側回転部材)
58b オイル逃がし孔
58c 中央空間
58e リング
X 内周側開口部56ba、56baを結ぶ線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas compressor that is driven to rotate via an electromagnetic clutch.
[0002]
[Prior art]
In a gas compressor that compresses gas by mechanical rotation, such as a vane-type gas compressor, rotational power is transmitted from an engine, a motor, or the like via an electromagnetic clutch.
[0003]
An example of a vane type gas compressor will be described with reference to FIG. The
[0004]
The magnetic flux of the
[0005]
During the rotation of the engine, the
[0006]
The
[0007]
When the
[0008]
When the operation of the
[0009]
In FIG. 4, the
[0010]
The compressed gas is discharged into the
[0011]
In the
[0012]
Since the inside of the compressor is at a high pressure, a
[0013]
The leakage of the lubricating oil from the
[0014]
However, when the
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-mentioned problems and provides a gas compressor in which lubricating oil does not leak to a clutch friction surface of an electromagnetic clutch.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a front head surrounding a compressor body, a rotor shaft of the compressor body penetrating an opening of the front head, and a gap between the rotor shaft and the opening. A sealing portion for rotatably sealing the rotor shaft, a driving-side rotating member provided on the front head concentrically with the rotor shaft and rotatably held by the front head, a driven-side rotating member connected to the rotor shaft, and An electromagnetic clutch provided between the driving side rotating member and the driven side rotating member, the armature plate frictionally coupling the two rotating members with each other by electromagnetic force, and radially provided on the armature plate side of the driving side rotating member. And an oil escape hole.
[0017]
In the above invention, a ring is provided on the inner periphery of the driving side rotating member closer to the armature plate than the inner peripheral opening of the oil escape hole, and this ring forms a wall for preventing lubricating oil from leaking to the armature plate side. By doing so, it is possible to more reliably prevent the lubricating oil from flowing out to the friction surface side of the electromagnetic clutch.
[0018]
Furthermore, if a plurality of oil escape holes are provided at equal pitch intervals, and a line connecting the inner peripheral side openings of adjacent oil escape holes is located outside the inner periphery of the ring, the driving side rotating member is Even when stopped, the lubricant does not overflow to the frictional surface side of the electromagnetic clutch beyond the lubricant leakage prevention wall.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an electromagnetic clutch part of a gas compressor showing an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II of FIG. 1 and 2, the same parts as those of FIG. 4 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted. Also, in FIG. 1, the oil discharge passage from the
[0021]
In the gas compressor of FIGS. 1 and 2, an engine shaft (not shown) serving as a driving source is disposed coaxially with the
[0022]
The
[0023]
As shown in FIG. 2, on the
[0024]
[0025]
A
[0026]
The blocked lubricating oil is discharged outside through the
[0027]
Further, by providing the
[0028]
In this embodiment, the
[0029]
In the embodiments shown in FIGS. 1 and 2, the present invention is applied to a coaxial drive type gas compressor, but the present invention can also be applied to a belt drive type gas compressor.
[0030]
FIG. 3 shows an embodiment of a belt-driven gas compressor. FIG. 3 is a longitudinal sectional view of an electromagnetic clutch portion of the belt-driven gas compressor. 3, the same parts as those in FIGS. 1 and 4 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0031]
The driving-side rotating member is a
[0032]
In this embodiment, a ring 58e provided on the
[0033]
In the embodiment of FIG. 3, similarly to the embodiments of FIGS. 1 and 2, when the lubricating oil leaked from the
[0034]
It should be noted that the ring provided in the above-described embodiment may be omitted if the expected leakage speed of the lubricating oil is low and the oil escape hole has sufficient clearance for discharging the lubricating oil.
[0035]
In the above-described embodiment, the oil release hole is formed in the driving side rotating member. However, a groove serving as an oil release hole is formed in the end surface of the rotating member on the armature plate side, and the friction surface of the electromagnetic clutch is formed on this end surface. The driving side rotating member can be formed by fixing the thin disk provided with the grooved rotating member and the disk. In this case, a slot for forming a magnetic circuit, which communicates with the grooved rotating member and the disk, is provided.
[0036]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, when the lubricant of the compressor leaks from the seal portion sealing the gap between the front head and the rotor shaft and flows out into the electromagnetic clutch, the leaked lubricant is removed by the oil. Since the oil is guided to the escape hole and discharged, the leakage of the lubricating oil to the clutch friction surface between the armature plate and the driving side rotating member is prevented, and the occurrence of clutch slip due to the oil can be prevented.
[0037]
Further, if a ring forming a lubricating oil leakage preventing wall is provided on the inner periphery of the driving side rotating member on the armature plate side than the inner peripheral side opening of the oil releasing hole, leakage lubrication before the oil is discharged from the oil releasing hole. Oil collects in an annular shape on the inner peripheral surface of the driving-side rotating member due to the centrifugal force of the rotating driving-side rotating member, thereby making it more difficult for oil to leak to the friction surface of the clutch, and foreign matters such as abrasion powder generated from the friction surface of the electromagnetic clutch. Can be prevented from entering the oil escape hole and closing the hole.
[0038]
In addition, if the line connecting the inner peripheral side openings of the adjacent oil release holes is located outside the inner periphery of the ring, even when the driving side rotating member is stopped, the oil release hole The leaked lubricating oil before being discharged does not cross the ring wall and leak to the clutch friction surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view (a II section in FIG. 2) of a main part showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrows II-II in FIG.
FIG. 3 is a vertical sectional view of a main part showing another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a conventional gas compressor.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
45
58b
Claims (3)
このフロントヘッドの開口部を貫通する上記圧縮機本体のロータ軸と、
このロータ軸と上記開口部との隙間を相対回転自在にシールするシール部と、
上記ロータ軸と同心に上記フロントヘッドに設けられ、フロントヘッドに回転自在に保持された原動側回転部材、ロータ軸に連結された従動側回転部材、および、上記原動側回転部材と従動側回転部材との間に設けられて電磁力により両回転部材を摩擦結合するアーマチュア板を備えた電磁クラッチと、
上記原動側回転部材のアーマチュア板側に放射状に設けたオイル逃がし孔と、
を具備したことを特徴とする気体圧縮機。A front head surrounding the compressor body,
A rotor shaft of the compressor body penetrating through the opening of the front head,
A seal portion for sealing the gap between the rotor shaft and the opening so as to be relatively rotatable;
A driving-side rotating member provided on the front head concentrically with the rotor shaft and rotatably held by the front head, a driven-side rotating member connected to the rotor shaft, and the driving-side rotating member and the driven-side rotating member An electromagnetic clutch provided with an armature plate provided between and for frictionally coupling the two rotating members by an electromagnetic force,
An oil escape hole radially provided on the armature plate side of the driving side rotating member,
A gas compressor comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002195574A JP2004036516A (en) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | Gas compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002195574A JP2004036516A (en) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | Gas compressor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004036516A true JP2004036516A (en) | 2004-02-05 |
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ID=31703912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002195574A Withdrawn JP2004036516A (en) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | Gas compressor |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004036516A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112590024A (en) * | 2020-10-27 | 2021-04-02 | 赵东 | Recoverable building materials cutting device that accords with energy-conserving building materials requirement |
-
2002
- 2002-07-04 JP JP2002195574A patent/JP2004036516A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112590024A (en) * | 2020-10-27 | 2021-04-02 | 赵东 | Recoverable building materials cutting device that accords with energy-conserving building materials requirement |
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