JP2004036376A - 建築部材 - Google Patents

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JP2004036376A JP2002232158A JP2002232158A JP2004036376A JP 2004036376 A JP2004036376 A JP 2004036376A JP 2002232158 A JP2002232158 A JP 2002232158A JP 2002232158 A JP2002232158 A JP 2002232158A JP 2004036376 A JP2004036376 A JP 2004036376A
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Yuichi Fujita
藤田 裕一
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Panefri Industrial Co Ltd
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Panefri Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】組み合わせ敷居等の構成物において、接合時の継目を上面から見た場合に見えにくくし、すっきりとした構成物を提供すると共に、2種類の部材のみの組み合わせ方法だけで多様な凹溝を有する構成物を作成する。
【解決手段】第1部材1のつば部6の下の側面の長さh1と第2部材10の平面部16を有する側の側面の長さh2を同一にし、第1部材1のつば部6の下の巾w1と第2部材10の平面部16の巾w2を同一にする事で第1部材1のつば部6の下に第2部材10の平面部16が入り込んでしまう事で第2部材10の凹溝13内に接合時の上面側の継目21が位置することで、上面から見た場合に継目21が見えにくくなる。また、第2部材10同士も接合可能な事から多数の凹溝4、13を有する構成物を2種類の部材のみで構成する事が可能となる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、住宅用建築部材における間仕切り、引戸等の設置時に床面に設けられる建築部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としてドアにおいては沓摺り、引戸においては敷居があり、木材・合成樹脂などで形成されており、全体として1つの素材(例えば無垢の木材)からなる場合と2種類以上の部材を接合する組み立て式がある。
【0003】
組み立て式としては特開平10−196233や特開平9−242428等が提案されている。
【0004】
特開平10−196223においては各部材の組み合わせ方法により右開き、左開き、両開きの引戸用敷居として使用できる造作材の提案がされている。
【0005】
また、特開平9−242428においては各部材を組み合わせる事により、全体として1つの素材(例えば無垢の木材)からなる敷居、鴨居等に比較して長手方向の反りを少なくする事が可能な構成材の提案がされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の造作材や構成材は各種部材を接合した時に継目が上面から見えてしまい余りすっきりとしない事と、特開平9−242428においては2本引戸以上の敷居として使用する場合に3種類の部材を必要とし接合パターンが多いことから間違えて接合する可能性がある。
【0007】
そこで本発明は接合時の継目を上面から見えにくくすっきりとさせ、且つ多種類の部材を使用せずに様々な形状に対応する事が可能な建築部材構造を提供する事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次のように構成した事を特徴とする。
【0008】
まず、本願請求項1に記載の発明は、床面に敷設される長尺の建築部材であって、いずれも長手方向に延びる第1部材と第2部材とを接合する構成とされていると共に、少なくとも第2部材の上面には凹溝が設けられており、かつ、第1部材と第2部材との接合面の上面側の継目が第2部材に設けられていた上記凹溝内に位置するように、これらの接合面が形成されている事を特徴とする。
【0009】
この発明により従来の欠点であった上面から見える接合時の継目が第2部材の凹溝内に位置する事で見えにくくする事が可能となる。
【0010】
また、本願請求項2に記載の発明は、第1部材は両側面にそれぞれ第2部材を接合可能とされている特徴とする。
【0011】
この発明によれば第1部材の両側面に第2部材を接合できることで、接合時の混乱を防止できると共に、3本引戸用の敷居として用いる場合でも、第1部材の両側面に第2部材を接合するだけで容易に前記の様な構成を造る事が可能となる。
【0012】
また、本願請求項3に記載の発明は、第2部材は、複数本を隣接させて接合可能とされ、これらの接合面が、その上面側の継目が一方の第2部材の凹溝内に位置するように形成されている事を特徴とする。
【0013】
この発明によれば第1部材に第2部材を接合し、さらに第2部材を接合する事で2本引戸以上の引戸用敷居として使用する場合でも2種類の部材のみで対応する事が可能となると共に、第2部材同士の接合時でも、一方の第2部材の凹溝内に上面側の継目が位置するで上面から継目を見えにくくする事が可能となる。
【0014】
また、本願請求項4に記載の発明は、各部材の接合面には、互いに嵌合して隣接する部材同士を接合する嵌合部が設けられている事を特徴とする。
【0015】
この発明によれば、各部材の接合においてはそれぞれの部材の嵌合部同士を嵌合するだけで接合を容易に行う事が可能となる。
【0016】
尚、各部材を構成する基材としては無垢の木材や各種合成樹脂等を用いる事ができる。
【0017】
またそれらの部材には必要に応じて化粧紙、化粧シート等を接着させたり、印刷、塗装などによる化粧を施す事も可能である。
【0018】
各部材は切削加工、押出加工等によって所定の形状に加工される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
この発明の実施の形態に係る建築部材は敷居として用いるものであって、第1部材1と第2部材10とで構成される様になっている。
【0021】
まず、図1に示すように第1部材1は全体として凹状で左右対称の構成物で両側面5、5の上面にそれぞれ左右に伸びるつば部6、6を有し、その下に接合用の嵌合凹部2、2と嵌合凸部3、3があり、上面中央部に凹溝4を有する。
【0022】
次に図2に示すように第2部材10は全体として凹状の構成物で片方の側面14aの上面に側方に伸びるつば部15を有し、その下には嵌合凹部12aと嵌合凸部11aを有し、もう一方の側面14bの上面にはつば部15の厚みt2の分だけ低くなった平面部16を有し、その側面14bには嵌合凸部11bと嵌合凹部12bを有し、上面中央部には凹溝13を有しており、つば部15を有する側の側面14aは第1部材1の側面5、5の形状と一致する。
【0023】
そして、側面5、5、14aと側面14bとを合せた時にそれぞれの嵌合凹部2、2、12aと嵌合凸部11bが嵌合し、嵌合凸部3、3、11aが嵌合凹部12bと嵌合する事で容易に接合する事が可能となっている。
【0024】
ここで図3に示す様に第1部材1と第2部材10を接合した場合、第1部材1のつば部6の下の側面の長さh1と第2部材10の平面部16を有する側の側面14bの長さh2が一致し、且つ、第1部材1のつば部6の下の巾w1が第2部材10の平面部16の巾w2と一致する事で第2部材10の平面部16を有する側の側面14bが第1部材1のつば部6の下に入り込み結果としてて接合時の上面側の継目21が第2部材10の凹溝13の内側面に位置し、結果として上面から接合時の継目21が見えにくくなる。
【0025】
よって、図3の様に床板20に接合した構成物を敷設する事で2本引戸用の敷居として使用可能となる。
【0026】
また、前記した様に第1部材1は左右対称な形状をしている事から、どちら側の側面5にでも第2部材10を接合する事が可能で、どちら側の側面5に第2部材10を接合しても接合時の上面側の継目21は、第2部材10の凹溝13の内側面に位置する事になる。
【0027】
よって、図4に示す様に第1部材1のどちら側の側面5にでも第2部材10を接合可能である事から、第1部材1のそれぞれの側面5、5に第2部材10を接合する事で3つの溝を有する構成物を作ることが可能となり、3本引戸用の敷居として使用できる。
【0028】
次に図5に示す様に第2部材10同士を接合する場合、第2部材10のつば部15を有する側の側面14aは第1部材1の側面5、5の形状と一致する事から第2部材10のつば部15を有する側の側面14aに別の第2部材10の平面部16を有する側の側面14bを接合する事で第2部材10同士を接合する事が可能となり、且つ、接合時の上面側の継目21は第1部材1と第2部材10を接合した場合と同様に第2部材10の凹溝13の内側面に位置する事で、上面からの接合時の継目21は第2部材10同士の接合の場合でも見えにくくなる。
【0029】
よって第1部材1に第2部材10を接合した場合も、第2部材10同士を接合した場合も接合時の上面側の継目21は第2部材10の凹溝13の内側面に位置する事で上面から見た場合に継目21は見えにくくなる。
【0030】
これにより、第2部材10に別の第2部材10を多数接合する事で無限に凹溝4、13を有した構成物を容易に作成できる。
【0031】
よって、第1部材1と第2部材10の2種類の部材だけで多数の凹溝4、13を有した構成物を容易に作成できる。
【0032】
また、片引用の敷居として使用する場合は第1部材1に凹溝4を設けずに作成し、それに第2部材10を接合する事で片引用の敷居として使用することができる。
【0033】
なお、第1部材1と第2部材10のそれぞれに配置されているつば部6、6、15の厚みは3.0mm以内とし、つまづきを防止すると共にバリアフリー用途に活用できる。
【0034】
なお、接合する際には接着剤、両面テープ等での補強をしても良い。
【0035】
これら2種類の部材を嵌合させたものを敷居として使用する場合、凹溝4、13にレールを嵌め込んで使用することがある。この場合のレールの抜けやズレを防止するために凹溝4、13の側面に長手方向に向かってローレットの様な凹凸を配設しても良い。
【0036】
また、この嵌合された部材を敷居として使用する場合は戸枠とビスで通常固定する。本部材にはその時の固定作業をスムースにする事を目的としたビス止め用誘導穴7、7、17を配設しても良い。
【0037】
【発明の効果】
以上の様に本発明によれば少なくとも2つの部材において構成され、少なくともその片方の部材には凹溝が設けられており、2つの部材を接合した時の継目が凹溝を有した方の部材の凹溝の中にあり、表面からは見えにくくなり、すっきりとした建築部材を提供できる。
【0038】
また、この部材を敷居として使用する場合、2種類の部材を嵌合させるだけで3本引戸以上の引戸用敷居として使用することが可能となり、接合時の間違いを少なくできると共に、在庫や生産等の管理面でも容易になる。
【0039】
更に、嵌合に関してはそれぞれの部材に設けられたそれぞれの嵌合凹部と嵌合凸部を嵌合するだけで、容易に嵌合が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態における第1部材の構成を示す断面図である。
【図2】本願発明の実施の形態における第2部材の構成を示す断面図である。
【図3】第1部材と第2部材を接合した時の、実際の使用例に当る斜視図である。
【図4】第1部材と第2部材の接合パターンを示す断面図である。
【図5】第2部材同士の接合を示す断面図である。
【符号の説明】
1   第1部材
2   嵌合凹部
3   嵌合凸部
4   凹溝
5   側面
10  第2部材
11a、11b  嵌合凸部
12a、12b  嵌合凹部
13  凹溝
14a、14b  側面
21  継目

Claims (4)

  1. 床面に敷設される長尺の建築部材であって、いずれも長手方向に伸びる第1部材と第2部材とを接合する構成とされていると共に、少なくとも第2部材の上面には凹溝が設けられており、且つ、第1部材と第2部材との接合面の上面側の継目が第2部材に設けられた上記凹溝内に位置するように、これらの接合面が形成されている事を特徴とする建築部材。
  2. 第1部材は、両側面にそれぞれ第2部材を接合可能とされている事を特徴とする請求項1に記載の建築部材。
  3. 第2部材は、複数本を隣接させて接合可能とされ、これらの接合面が、その上面側の継目が一方の第2部材の凹溝内に位置するように形成されている事を特徴とする請求項1に記載の建築部材。
  4. 各部材の接合面には、互いに嵌合して隣接する部材同士を結合する嵌合部が設けられている事を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の建築部材。
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