JP2004035004A - 定量振出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一回の振り出しで常時略定量の収納物を分取することができ、しかも構造が簡単で、取り扱いも便利であり、充分な気密性を保持することもできる優れた定量振出容器を提案するものである。
【解決手段】押圧板12の押し込みにより開く蓋板11の下面より、容器体頂壁5の窓孔7に基端部を密嵌させたノズル14を垂設した開閉部材3を設け、また、上記ノズル14は蓋板の開き角度により開口面積を変化させる振出口15を筒壁下部に開口した円筒状をなし、押圧板12の押込み幅を規制することによりこの振出口15の開口面積を特定する如く構成した。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は定量振出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
錠剤等を収納して振出口より収納物を分取する如く構成した振出容器が知られている。これ等容器として、例えば、頂壁或いは周壁上部に振出口を開口し、該振出口を閉塞する蓋板をスライド可能に容器体表面に設け、蓋板をスライドさせて振出口を開口し、収納物を振り出す如く構成したものが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの容器は振り出される収納物の量がその振り出し強さ等により一定せず、所定量の収納物を分取するのが困難である。
【0004】
本発明はこの様な点に鑑みてなされたもので、一回の振り出しで常時略定量の収納物を分取することができ、しかも構造が簡単で、取り扱いも便利であり、十分な気密性を保持することもできる優れた定量振出容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の容器は、上記課題を解決するため、容器体2の頂壁5上に載置した蓋板11を開閉可能に容器体2に枢着するとともに、蓋板11後部より開蓋用の押圧板12を押込み可能に垂設し、且つ、上記頂壁5に穿設した窓孔7に基端部を密嵌させて下端を容器体2内に垂下させたノズル14を蓋板11裏面より垂設した開閉部材3を備え、上記ノズル14は振出口15を筒壁下部に開口した円弧筒状をなし、上記押圧板12の押込み幅を規制することにより上記振出口15の開口面積を特定したことを特徴とする定量振出容器として構成した。
【0006】
また、請求項2発明の容器は、上記容器体2の後面上端部を内方へ凹ませた凹部8を凹設するとともに、該凹部8内後部へ上記押圧板12を押込み可能に垂設し、上記凹部8の奥面aへ当接する係止突起16を上記押圧板12内面より突設することにより押圧板12の押込み幅の規制を行ってなる請求項1記載の定量振出容器として構成した。
【0007】
また、請求項3発明の容器は、上記容器体2の後面上端部を内方へ凹ませた凹部8を凹設するとともに、該凹部8内後部へ上記押圧板12を押込み可能に垂設し、上記凹部8の奥面aへ先端部を弾性変形可能に掛け渡した弾性板部17を上記押圧板12内面より突設することにより押圧板12の押込み幅の規制を行ってなる請求項1記載の定量振出容器として構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図面にある如く本発明の定量振出容器は、容器体2と、開閉部材3とを備えている。
【0010】
容器体2は合成樹脂等により形成されたもので、錠剤,顆粒等の収納物を内部に収納する。図示例では、周壁4上端縁より頂壁5を延設した筒状をなすとともに、下端開口には底蓋6を嵌着してここから収納物を充填できる如く構成している。また、頂壁5には開閉部材3の後述するノズルを嵌挿させる窓孔7を穿設しており、更に、開閉部材3の後述する押圧板を垂下するために、後面上端部を前方へ凹ませた凹部8を形成している。また、凹部8の奥面a上端両側より後方へ突設した一対の支持板9先端間に枢着軸10を横設している。
【0011】
開閉部材3も合成樹脂等により形成されたもので、上記頂壁5上に載置した蓋板11を開閉可能に容器体2に枢着するとともに、蓋板11後部より開蓋用の押圧板12を押込み可能に垂設している。
【0012】
図示例では、蓋板11の後端部より下方の上記凹部8後部内へ押圧板12を垂下しており、蓋板11の下面後端部に設けた軸受13を上記枢着軸10を回動可能に嵌合させて容器体2に蓋板11を開閉可能に枢着させるとともに、押圧板12を押し込むことにより蓋板11が開く如く構成している。開閉部材3の容器体2への枢着は上記した要件を満たせば種々の方法を採用でき、例えば、凹部両側に支持壁を立設して該支持壁に両側から突設した枢着軸を枢着させることによっても良く、その他の方法であっても良い。
【0013】
また、蓋板11下面からはノズル14を垂設しており、上記窓孔7に基端部14a を密嵌させて下端を容器体2内上部へ垂下させている。このノズル14は上記蓋板11の開き角度により開口面積を変化させる振出口15を筒壁下部に開口した円弧筒状をなしている。
【0014】
図示例では、蓋板11前部下面より、中心線が枢着軸との間を半径とする円周上に位置し、横断面が円形状をなす円弧筒状をなし、基端部を窓孔7の内周面に摺動可能に密嵌させ、この基端部14a 下方の筒壁側部を半筒状に切り欠いて振出口15を形成している。従って、蓋板11が開いてノズル14が引き出された際に、蓋板11の開蓋角度が大きくなるに従い順次開口面積が増大する。窓孔7の横断面形状は円形に限らず種々の形状が採用できる。尚、図示例に於いて振出口15の方向は側方を向かせているが、前方であってもその他収納物が振り出し易い方向であれば良い。
【0015】
また、ノズル14内の頂壁5下面を基端部14a 下端レベルまで下降させて計量した収納物が取り出し易い様に構成している。この様な構成は収納物の形態により選択でき、収納物が比較的大径の錠剤,粒状物等の場合には、図示例の如き湾曲部11a を設けることにより目的は達成でき、また、収納物が粒の細かい粒状物等の場合には基端部14a 下端レベルまで頂壁5下面を下げる如く構成すると良い。
【0016】
また、本発明では、上記押圧板12の押込み幅を規制することにより上記振出口15の開口面積を特定する如く構成している。例えば、押圧板12を押し込んだ際に、その所定押圧角度において容器体2後面に当接係止され、その際、蓋板11が所定の開蓋角度となるとともに、ノズル14の引き出し幅が所定の引き出し幅となり、その結果、振出口15の開口面積が一定となり、振り出される収納物の量が略一定となる如く構成している。
【0017】
また、図示例の如き容器体2に凹部8を横設したものの場合でも、容器体後面としての凹部奥面aに押圧板12の下端部が当接するまで押し込むことにより、常時蓋板11の開き角度が決定し、その結果、同様に振出口15の開口面積が常時一定する如く構成し、振り出される収納物の量が略一定となる如く構成する。
【0018】
また、別形態として、図1に示す如く、容器体後面としての上記凹部奥面aへ当接する係止突起16を押圧板12内面より突設することにより同様に振出口15の開口面積が常時一定する如く構成する。係止突起16の形状としては種々のものが採用できるが、図1の実施例の如く、前面が押圧板12の所定押圧角度で凹部奥面aに当接する傾斜面bに形成した板状の係止突起16の場合には押圧板12の変形等を確実に防止でき、より正確に一定の開蓋角度を常時現出できる。
【0019】
また、更に別形態として、図5に示す如く、押圧板12内面より突設するとともに、先端部を容器体後面としての上記凹部奥面aへ弾性変形可能に掛け渡した弾性板部17を設けることにより同様に振出口15の開口面積が常時一定する如く構成する。
【0020】
上記の如く構成した定量振出容器1は、使用に当たり、例えば、押圧板12を押し込むことにより蓋板11を開いて振出口15を開口させた後、振出口15を上に向けた状態で容器体2を倒立させる如く傾けて収納物1をノズル14内に導入し、そのまま反転させれば所定量の収納物18を振り出すことができる。また、蓋板11を閉じれば、ノズル14の基端部14a が窓孔7に密嵌して充分な気密性を維持することができる。また、図3の実施例の場合には、収納物を振り出した後に押圧板12の押圧を解除すれば、弾性板部17の弾性復元力によりもとの閉蓋状態に自動的に戻る。尚、図示例では、収納物18が一個振り出される場合について説明しているが、収納物の形態や必要量に応じて、蓋板11の開蓋角度や、ノズル14の径、振出口15の開口面積等を適宜選択して対応する。
【0021】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の定量振出容器は、既述構成としたことにより、簡単な操作により常時略一定量の収納物を振り出すことができ、しかも、閉蓋した保管時には充分な密閉性を得られ収納物のより安定した保存を行えるものである。
【0022】
また、請求項2発明の定量振出容器は、押圧板12が突設して邪魔になることがなく、また、係止突起16の存在で凹部8の奥面aとの当接面積を大きくとることができ、押圧板の安定した押込み状態を維持できるものである。
【0023】
また、請求項3発明の定量振出容器は、押し込んだ押圧板12の押圧を解除すれば、自動的に元の閉蓋状態に戻る利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の開蓋状態の縦断面図である。
【図3】同実施例の平面図である。
【図4】同実施例の開閉部材の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図6】同実施例の開蓋状態の縦断面図である。
【図7】同実施例の開閉部材の斜視図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…開閉部材,5…頂壁,7…窓孔,8…凹部,11…蓋板,12…押圧板,14…ノズル,14a …基端部,15…振出口,16…係止突起,17…弾性板部,a…凹部奥面,b…傾斜面

Claims (3)

  1. 容器体2の頂壁5上に載置した蓋板11を開閉可能に容器体2に枢着するとともに、蓋板11後部より開蓋用の押圧板12を押込み可能に垂設し、且つ、上記頂壁5に穿設した窓孔7に基端部を密嵌させて下端を容器体2内に垂下させたノズル14を蓋板11裏面より垂設した開閉部材3を備え、上記ノズル14は振出口15を筒壁下部に開口した円弧筒状をなし、上記押圧板12の押込み幅を規制することにより上記振出口15の開口面積を特定したことを特徴とする定量振出容器。
  2. 上記容器体2の後面上端部を内方へ凹ませた凹部8を凹設するとともに、該凹部8内後部へ上記押圧板12を押込み可能に垂設し、上記凹部8の奥面aへ当接する係止突起16を上記押圧板12内面より突設することにより押圧板12の押込み幅の規制を行ってなる請求項1記載の定量振出容器。
  3. 上記容器体2の後面上端部を内方へ凹ませた凹部8を凹設するとともに、該凹部8内後部へ上記押圧板12を押込み可能に垂設し、上記凹部8の奥面aへ先端部を弾性変形可能に掛け渡した弾性板部17を上記押圧板12内面より突設することにより押圧板12の押込み幅の規制を行ってなる請求項1記載の定量振出容器。
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