JP2004034785A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents

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Tomonori Otsubo
大坪 智範
Hirokazu Yamazaki
山崎 博和
Reiji Kikuchi
菊池 礼治
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Abstract

【課題】スライドドアが設けられた車両の後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすること。
【解決手段】車体側部にドア開口が設けられ、ドア開口が車両前後方向に摺動可能に支持されたスライドドアによって開閉される車両のスライドドア構造であって、スライドドアが、ドア開口前方部7aを覆う前部ドア8とドア開口後方部を覆う後部ドア9から構成されるとともに、前部ドア8と後部ドア9が、夫々、独立して車両前後方向に摺動可能に構成され、ドア開口が、前部ドア8と後部ドア9によって閉鎖されている状態から、前部ドア8が、後部ドア9の車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動されることにより、ドア開口前方部7aが開放可能とされている。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワンボックスカー等の車両の車体側部に設けられたドア開口を開閉する車両のスライドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンボックスカー等の車両の車室内には、複数列の座席が設けられ、このうち、最前列を除く後方列の座席に着座する乗員が乗降するためのドア開口が車体側部に設けられている。そして、このドア開口は、ドア開口周辺の車体側部に、車両前後方向に伸びるように配設されたスライドレールに摺動可能に支持されたスライドドアによって、車両前後方向に開閉される構造となっている(例えば、特開2000−160933号公報参照)。
【0003】
このような構造においては、上記ドア開口の下方で、上記ドア開口の下辺に沿って車両前後方向に伸びるスライドレールが、その後方に設けられたリアホイルハウスによってその長さを、例えば、Y寸法に規制されるうえ、上記スライドドア下端部前方を支持するように、上記スライドレールに摺動可能に取付けられた摺動部材が、上記スライドドアの前端部から車両前後方向で、例えば、Z寸法後方の位置に取付けられるため、上記ドア開口を全開とするため上記スライドドアを最大限後方へ移動させたとしても、上記スライドドアは、Z寸法分の、所謂、引き残りを生ずることとなり、結局、上記スライドドアの開閉可能な寸法はY−Z寸法に制限される。
このため、上記スライドドアを、後方側へ十分に開くことが出来ないため、後方列の座席への乗降性や荷物の積み降し性が悪化しているという問題がある。
【0004】
上記問題を解消するため、本出願人らは、スライドドアを、車両後方へ移動させた後、さらに、上記スライドドア前端部を、上記スライドドア後端部を中心として回転させ、上記スライドドア前端部を車体側面から離間させることにより、上記ドア開口を実質的に拡大し、後方列の座席への乗降性や荷物の積み降し性を良好なものとした車両のスライドドア構造を提案している(特願2002−145546号参照)。
【0005】
しかしながら、上記提案によれば、車幅方向の距離の短い場所においては、スライドドア前端部を車体側面から充分に離間させることが出来ないため、上記ドア開口を実質的に拡大し、後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を良好なものとすることが出来ず、この点でさらなる改善が要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、スライドドアが設けられた車両の後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1の構成による車両のスライドドア構造は、車体側部にドア開口が設けられ、該ドア開口が車両前後方向に摺動可能に支持されたスライドドアによって開閉される車両のスライドドア構造であって、上記スライドドアが、上記ドア開口前方部を覆う前部ドアと、上記ドア開口後方部を覆う後部ドアから構成されるとともに、上記前部ドアと上記後部ドアが、夫々、独立して車両前後方向に摺動可能に構成され、上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記前部ドアが、上記後部ドアの車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動されることにより、上記ドア開口前方部が開放可能とされている。
【0008】
上記構成によれば、車体側部に設けられた上記ドア開口前方部が、上記前部ドアを上記後部ドアの車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動することにより開放されるため、上記ドア開口前方部を利用し、車両後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
特に、車室内に3列の座席が設けられ、上記ドア開口を、2列目と3列目に着座する乗員が利用することとした車両においては、上記前部ドアを車両後方へ摺動させることで、上記ドア開口前方部が開放され、これにより、2列目の座席への乗員の乗降性、及び荷物の積降性を良好なものとすることが出来る。
【0009】
本発明の第2の構成による車両のスライドドア構造は、上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記後部ドアが、上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動されることにより、上記ドア開口後方部が開放可能とされている。
【0010】
上記構成によれば、車体側部に設けられた上記ドア開口前方部が、上記前部ドアを上記後部ドアの車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動することにより開放されることに加えて、上記ドア開口後方部が、上記後部ドアを上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動することにより開放されるため、上記ドア開口前方部、又は、上記ドア開口後方部を利用し、車両後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
特に、車室内に3列の座席が設けられ、上記ドア開口を、2列目と3列目に着座する乗員が利用することとした車両においては、上記前部ドアを車両後方へ摺動させることで、上記ドア開口前方部が開放され、これにより、2列目の座席への乗員の乗降性、及び荷物の積降性を良好なものとすることが出来ることに加えて、上記後部ドアを車両前方へ摺動させることで、上記ドア開口後方部が開放され、これにより、3列目の座席への乗員の乗降性、及び荷物の積降性を良好なものとすることが出来る。
【0011】
本発明の第3の構成による車両のスライドドア構造は、車体側部にドア開口が設けられ、該ドア開口が車両前後方向に摺動可能に支持されたスライドドアによって開閉される車両のスライドドア構造であって、上記スライドドアが、上記ドア開口前方部を覆う前部ドアと、上記ドア開口後方部を覆う後部ドアから構成されるとともに、上記後部ドアが、車両前後方向に摺動可能に構成され、上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記後部ドアが、上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動されることにより、上記ドア開口後方部が開放可能とされている。
【0012】
上記構成によれば、車体側部に設けられた上記ドア開口後方部が、上記後部ドアを上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動することにより開放されるため、上記ドア開口後方部を利用し、車両後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
特に、車室内に3列の座席が設けられ、上記ドア開口を、2列目と3列目に着座する乗員が利用することとした車両においては、上記後部ドアの面積を上記前部ドアの面積よりも大きくすることにより、上記後部ドアを車両前方へ摺動させるのみで、上記ドア開口後方部が大きく開放され、これにより、2列目、及び3列目の座席への乗員の乗降性、及び荷物の積降性を良好なものとすることが出来る。
【0013】
本発明の第4の構成による車両のスライドドア構造は、上記前部ドアの車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第1スライドレールが設けられ、該第1スライドレールに、第1摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第1摺動部材の他端が、上記ドア開口の上方車体部に枢動可能に枢支されている。
【0014】
上記構成によれば、上記前部ドアの上方が、車体に対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記前部ドアを簡単な構造により安定して後部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両後方へ移動させることが出来る。
【0015】
本発明の第5の構成による車両のスライドドア構造は、上記前部ドアの車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第2スライドレールが設けられ、該第2スライドレールに、第2摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第2摺動部材の他端が、上記ドア開口の下方車体部に枢動可能に枢支されている。
【0016】
上記構成によれば、上記前部ドアの下方が、車体に対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記前部ドアを簡単な構造により安定して後部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両後方へ移動させることが出来る。
【0017】
本発明の第6の構成による車両のスライドドア構造は、上記後部ドアの車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第3スライドレールが設けられ、該第3スライドレールに、第3摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第3摺動部材の他端が、上記ドア開口の上方車体部に枢動可能に枢支されている。
【0018】
上記構成によれば、上記後部ドアの上方が、車体に対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記後部ドアを簡単な構造により安定して前部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両前方へ移動させることが出来る。
【0019】
本発明の第7の構成による車両のスライドドア構造は、上記後部ドアの車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第4スライドレールが設けられ、該第4スライドレールに、第4摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第4摺動部材の他端が、上記ドア開口の下方車体部に枢動可能に枢支されている。
【0020】
上記構成によれば、上記後部ドアの下方が、車体に対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記後部ドアを簡単な構造により安定して前部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両前方へ移動させることが出来る。
【0021】
本発明の第8の構成による車両のスライドドア構造は、上記前部ドアの車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第5スライドレールが設けられ、該第5スライドレールに、第5摺動部材の一端が、摺動可能、かつ枢動可能に取付けられるとともに、上記第5摺動部材の他端が、上記後部ドアに取付けられている。
【0022】
上記構成によれば、上記前部ドアの車両上下方向中間高さ位置が、後部ドアに対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記前部ドアを簡単な構造により安定して後部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両後方へ移動させることが出来る
【0023】
本発明の第9の構成による車両のスライドドア構造は、上記後部ドアの車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第6スライドレールが設けられ、該第6スライドレールに、上記第5摺動部材の他端が、摺動可能、かつ枢動可能に取付けられている。
【0024】
上記構成によれば、上記後部ドアの車両上下方向中間高さ位置が、前部ドアに対して摺動可能、かつ枢動可能に取付けられることとなるため、上記後部ドアを簡単な構造により安定して前部ドアの車両外方側へ枢動させた後、車両前方へ移動させることが出来る。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、スライドドアが設けられた車両の後方列の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0027】
車両の車室内には、本発明によるスライドドアの前部ドアと後部ドアが閉じた状態の車両の側面斜視図である図1に示されるように、複数列の座席が設けられ、車体側部には、複数列の座席のうち、2列目の座席3と3列目の座席5に着座する乗員が乗降するためのドア開口7が設けられ、ドア開口7は、その車両前方部を前部ドア8によって覆われ、車両後方部を後部ドア9によって覆われている。
【0028】
前部ドア8には、図1に示されるように、車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第1スライドレール11が設けられ、車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第2スライドレール13が設けられ、さらに、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第5スライドレール15が設けられている。
また、同様に、後部ドア9にも、車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第3スライドレール16が設けられ、車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第4スライドレール17が設けられ、さらに、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第6スライドレール18が設けられている。
【0029】
そして、前部ドア8は、詳細について後述する構造により、本発明によるスライドドアの前部ドアが開放された状態の車両の側面斜視図である図2に示されるように、後部ドア9の車両外方側へ重なるようにして、車両後方へ移動され、これにより、2列目の座席3の側方位置となるドア開口前方部7aが開放され、2列目の座席3への乗降、及び荷物の積み降ろしに利用される。
【0030】
また、同様に、後部ドア9は、詳細について後述する構造により、本発明によるスライドドアの後部ドアが開放された状態の車両の側面斜視図である図3に示されるように、前部ドア8の車両外方側へ重なるようにして、車両前方へ移動され、これにより、2列目の座席3の後方で、3列目の座席5の前方側方位置となるドア開口後方部7bが開放され、3列目の座席5への乗降、及び荷物の積み降ろしに利用される。
【0031】
次に、前部ドア8を車両後方へ、後部ドア9を車両前方へ、夫々、移動させるための詳細な構造、及びその動作について説明する。
【0032】
前部ドア8の車室内方側面の上方には、図1のA矢視断面図である図4に示されるように、前方部で車体側部に平行な直線部11aと後方部で車室内方から車両外方に向けて傾斜した傾斜部11bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第1スライドレール11が設けられている。
なお、図4以降の図中において、矢印Fは、車両前方向を示し、矢印INは、車室内方向を示している。
そして、この第1スライドレール11には、第1摺動部材21の一端に取付けられた前ガイドローラ22と後ガイドローラ23が、転動可能となるように遊嵌され、これにより、前ガイドローラ22と後ガイドローラ23が、第1スライドレール11に沿って転動することにより、前部ドア8が、車両前後方向に移動可能とされている。
また、第1摺動部材21の他端は、ドア開口7の上方車体部に取付けられた枢支軸25を中心として、枢動可能に枢支されている。
【0033】
一方、後部ドア9の車室内方側面の上方には、後方部で車体側部に平行な直線部16aと前方部で車室内方から車両外方に向けて傾斜した傾斜部16bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第3スライドレール16が設けられている。
そして、この第3スライドレール16には、第3摺動部材31の一端に取付けられた前ガイドローラ32と後ガイドローラ33が、転動可能となるように遊嵌され、これにより、前ガイドローラ32と後ガイドローラ33が、第3スライドレール16に沿って転動することにより、後部ドア9が、車両前後方向に移動可能とされている。
また、第3摺動部材31の他端は、ドア開口7の上方車体部に取付けられた枢支軸35を中心として、枢動可能に枢支されている。
【0034】
同様に、前部ドア8の車室内方側面の下方には、図1のB矢視断面図である図6に示されるように、前方部で車体側部に平行な直線部13aと後方部で車室内方から車両外方に向けて傾斜した傾斜部13bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第2スライドレール13が設けられている。
そして、この第2スライドレール13には、第2摺動部材41の一端に取付けられた前ガイドローラ42と後ガイドローラ43が、転動可能となるように遊嵌され、これにより、前ガイドローラ42と後ガイドローラ43が、第2スライドレール13に沿って転動することにより、前部ドア8が、車両前後方向に移動可能とされている。
また、第2摺動部材41の他端は、ドア開口7の下方車体部に取付けられた枢支軸45を中心として、枢動可能に枢支されている。
【0035】
一方、後部ドア9の車室内方側面の下方には、後方部で車体側部に平行な直線部17aと前方部で車室内方から車両外方に向けて傾斜した傾斜部17bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第4スライドレール17が設けられている。
そして、この第4スライドレール17には、第4摺動部材51の一端に取付けられた前ガイドローラ52と後ガイドローラ53が、転動可能となるように遊嵌され、これにより、前ガイドローラ52と後ガイドローラ53が、第4スライドレール17に沿って転動することにより、後部ドア9が、車両前後方向に移動可能とされている。
また、第4摺動部材51の他端は、ドア開口7の下方車体部に取付けられた枢支軸55を中心として、枢動可能に枢支されている。
【0036】
さらに、前部ドア8の車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置には、図1のC矢視断面図である図5に示されるように、前方部で車体側部に平行な直線部15aと後方部で車両外方から車室内方に向けて傾斜した傾斜部15bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第5スライドレール15が設けられ、同様に、後部ドア9の車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置には、後方部で車体側部に平行な直線部18aと前方部で車両外方から車室内方に向けて傾斜した傾斜部18bからなり、車両前後方向に伸びるチャンネル形状の第6スライドレール18が設けられている。
そして、第5スライドレール15には、第5摺動部材61の一端に枢動可能に取付けられた後ガイドローラ63と、この後ガイドローラ63に連結された前ガイドローラ62とが、転動可能となるように遊嵌され、第6スライドレール18には、第5摺動部材61の他端に枢動可能に取付けられた前ガイドローラ65と、この前ガイドローラ65に連結された後ガイドローラ66とが、転動可能となるように遊嵌されている。
【0037】
また、第5摺動部材61の一端には、前ガイドローラ62が嵌合するように、第1凹部61aと第2凹部61bが設けられ、第5摺動部材61の他端には、後ガイドローラ66が嵌合するように、第3凹部61cと第4凹部61dが設けられている。
【0038】
ドア開口7が、図1に示されるように、前部ドア8と後部ドア9によって閉鎖されている場合には、ドア開口7の上方においては、前部ドア8の上方を支持する第1摺動部材21が、図4に示されるように、枢支軸25を中心として車両前方へ枢動されているとともに、第1摺動部材21の一端に取付けられた前ガイドローラ22と後ガイドローラ23が、第1スライドレール11の傾斜部11bに位置している。また、後部ドア9の上方を支持する第3摺動部材31は、枢支軸35を中心として車両後方へ枢動されているとともに、第3摺動部材31の一端に取付けられた前ガイドローラ32と後ガイドローラ33が、第3スライドレール16の傾斜部16bに位置している。
【0039】
また、ドア開口7の下方においても同様に、前部ドア8の下方を支持する第2摺動部材41が、図6に示されるように、枢支軸45を中心として車両前方へ枢動されているとともに、第2摺動部材41の一端に取付けられた前ガイドローラ42と後ガイドローラ43が、第2スライドレール13の傾斜部13bに位置している。また、後部ドア9の下方を支持する第4摺動部材51は、枢支軸55を中心として車両後方へ枢動されているとともに、第4摺動部材51の一端に取付けられた前ガイドローラ52と後ガイドローラ53は、第4スライドレール17の傾斜部17bに位置している。
【0040】
さらに、ドア開口7の車両上下方向中間高さ位置においては、図5に示されるように、第5摺動部材61の一端に枢支されている後ガイドローラ63と、後ガイドローラ63に連結されている前ガイドローラ62が、第5スライドレール15の傾斜部15bに位置しているとともに、第5摺動部材61の他端に枢支されている前ガイドローラ65と、前ガイドローラ65に連結されている後ガイドローラ66が、第6スライドレール18の傾斜部18bに位置している。
【0041】
ドア開口7が、前部ドア8と後部ドア9によって閉鎖されている状態から、前部ドア8を、図2に示されるように、車両後方へ移動させ、ドア開口前方部7aを開放させる場合には、ドア開口7の上方において、本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図4に対応する図である図7に示されるように、前部ドア8の上方を支持する第1摺動部材21が、図中、矢印で示されるように、枢支軸25を中心として、車両外方、かつ後方へ枢動され、同時に、第1摺動部材21の一端に取付けられた前ガイドローラ22と後ガイドローラ23が、第1スライドレール11の傾斜部11bから直線部11aへと移動する。これにより、前部ドア8は、車体側部から離間し、後部ドア9の車両外方側へと移動する。
そして、前部ドア8を、車両後方へ押すことにより、前ガイドローラ22と後ガイドローラ23が、第1スライドレール11の直線部11aを転動することにより、前部ドア8は、図中、鎖線で示されるように、後部ドア9の車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動され、これにより、ドア開口前方部7aが開放される。
【0042】
また、ドア開口7の下方においても、同様に、本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図6に対応する図である図9に示されるように、前部ドア8の下方を支持する第2摺動部材41が、図中、矢印で示されるように、枢支軸45を中心として、車両外方、かつ後方へ枢動され、同時に、第2摺動部材41の一端に取付けられた前ガイドローラ42と後ガイドローラ43が、第2スライドレール13の傾斜部13bから直線部13aへと移動する。これにより、前部ドア8は、車体側部から離間し、後部ドア9の車両外方側へと移動する。
そして、前部ドア8を、車両後方へ押すことにより、前ガイドローラ42と後ガイドローラ43が、第2スライドレール13の直線部13aを転動することにより、前部ドア8は、図中、鎖線で示されるように、後部ドア9の車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動され、これにより、ドア開口前方部7aが開放される。
【0043】
さらに、車両上下方向中間高さ位置においては、本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図5に対応する図である図8に示されるように、第5摺動部材61が、図中、矢印で示されるように、前ガイドローラ65を中心として、車両外方かつ後方へ枢動され、これにより、後ガイドローラ66と第3凹部61cが嵌合するとともに、前ガイドローラ62と第2凹部61bが嵌合する。
同時に、前ガイドローラ65と後ガイドローラ66が、第6スライドレール18の傾斜部18bから直線部18aへと移動するとともに、前ガイドローラ62と後ガイドローラ63が、第5スライドレール15の傾斜部15bから直線部15aへと移動し、これにより、前部ドア8は、車体側部から離間し、後部ドア9の車両外方側へと移動する。
そして、前部ドア8を、車両後方へ押すことにより、前ガイドローラ62と後ガイドローラ63が、第5スライドレール15の直線部15aを転動することにより、前部ドア8は、図中、鎖線で示されるように、後部ドア9の車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動され、これにより、ドア開口前方部7aが開放される。
【0044】
逆に、ドア開口7が、前部ドア8と後部ドア9によって閉鎖されている状態から、後部ドア9を、図3に示されるように、車両前方へ移動させ、ドア開口後方部7bを開放させる場合には、ドア開口7の上方において、本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図4に対応する図である図10に示されるように、後部ドア9の上方を支持する第3摺動部材31が、図中、矢印で示されるように、枢支軸35を中心として、車両外方、かつ前方へ枢動され、同時に、第3摺動部材31の一端に取付けられた前ガイドローラ32と後ガイドローラ33が、第3スライドレール16の傾斜部16bから直線部16aへと移動する。これにより、後部ドア9は、車体側部から離間し、前部ドア8の車両外方側へと移動する。
そして、後部ドア9を、車両前方へ押すことにより、前ガイドローラ32と後ガイドローラ33が、第3スライドレール16の直線部16aを転動することにより、後部ドア9は、図中、鎖線で示されるように、前部ドア8の車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動され、これにより、ドア開口後方部7bが開放される。
【0045】
また、ドア開口7の下方においても、同様に、本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図6に対応する図である図12に示されるように、後部ドア9の下方を支持する第4摺動部材51が、図中、矢印で示されるように、枢支軸55を中心として、車両外方、かつ前方へ枢動され、同時に、第4摺動部材51の一端に取付けられた前ガイドローラ52と後ガイドローラ53が、第4スライドレール17の傾斜部17bから直線部17aへと移動する。これにより、後部ドア9は、車体側部から離間し、前部ドア8の車両外方側へと移動する。そして、後部ドア9を、車両前方へ押すことにより、前ガイドローラ52と後ガイドローラ53が、第4スライドレール17の直線部17aを転動することにより、後部ドア9は、図中、鎖線で示されるように、前部ドア8の車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動され、これにより、ドア開口後方部7bが開放される。
【0046】
さらに、車両上下方向中間高さ位置においては、本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図5に対応する図である図11に示されるように、第5摺動部材61が、図中、矢印で示されるように、後ガイドローラ63を中心として、車両外方かつ前方へ枢動され、これにより、前ガイドローラ62と第1凹部61aが嵌合するとともに、後ガイドローラ66と第4凹部61dが嵌合する。
同時に、前ガイドローラ62と後ガイドローラ63が、第5スライドレール15の傾斜部15bから直線部15aへと移動するとともに、前ガイドローラ65と後ガイドローラ66が、第6スライドレール18の傾斜部18bから直線部18aへと移動し、これにより、後部ドア9は、車体側部から離間し、前部ドア8の車両外方側へと移動する。
そして、後部ドア8を、車両前方へ押すことにより、前ガイドローラ65と後ガイドローラ66が、第6スライドレール18の直線部18aを転動することにより、後部ドア9は、図中、鎖線で示されるように、前部ドア8の車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動され、これにより、ドア開口後方部7bが開放される。
【0047】
なお、上記実施形態においては、車室内に3列の座席が設けられた車両において、ドア開口前方部7aを2列目の座席への着座、又は荷物の積み降ろしのために利用することとし、ドア開口後方部7bを3列目の座席への着座、又は荷物の積み降ろしのために利用することとしたが、上述のスライドドア構造で、後部ドア9の面積を前部ドア8の面積よりも大きくすることにより、ドア開口後方部7bをドア開口前方部7aに比較して大きく開放し、これにより、ドア開口後方部7bを、2列目及び3列目の座席への着座、又は荷物の積み降ろしのために利用することとしても良い。
【0048】
また、上記実施形態においては、前部ドア8の、車室内方側面の上方に第1スライドレール11を、車室内方側面の下方に第2スライドレール13を、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に第5スライドレール15を、夫々設け、前部ドア8の上方と中間高さ位置と下方の3ヶ所において、前部ドア8を支持する構造としているが、車室内方側面の下方の第2スライドレール13を廃止し、前部ドア8の上方と中間高さ位置の2ヶ所において支持する構造としても良く、あるいは、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置の第5スライドレール15を廃止し、前部ドア8の上方と下方の2ヶ所において支持する構造としても良い。
【0049】
同様に、上記実施形態においては、後部ドア9の、車室内方側面の上方に第3スライドレール16を、車室内方側面の下方に第4スライドレール17を、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に第6スライドレール18を、夫々設け、後部ドア9の上方と中間高さ位置と下方の3ヶ所において、後部ドア9を支持する構造としているが、車室内方側面の下方の第4スライドレール17を廃止し、後部ドア9の上方と中間高さ位置の2ヶ所において支持する構造としても良く、あるいは、車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置の第6スライドレール18を廃止し、後部ドア9の上方と下方の2ヶ所において支持する構造としても良い。
【0050】
以上のことから、前部ドア8を後部ドア9の車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動させ、ドア開口前方部7aを開放させることにより、車両後方列の座席、特に、車室内に3列の座席が設けられている場合の2列目の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
また、逆に、後部ドア9を前部ドア8の車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動させ、ドア開口後方部7bを開放させることにより、車両後方列の座席、特に、車室内に3列の座席が設けられている場合の3列目の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
【0051】
また、後部ドア9の面積を前部ドア8の面積よりも大きくすることで、後部ドア9を前部ドア8の車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動させ、ドア開口後方部7bを大きく開放させ、これにより、車両後方列の座席、特に、車室内に3列の座席が設けられている場合の2列目、及び3列目の座席への乗降性や荷物の積み降ろし性を、車幅方向の距離の短い場所においても、良好なものとすることが出来る。
【0052】
また、前部ドア8の上方、及び後部ドア9の上方が、ドア開口7の上方車体部に取付けられた枢支軸25、及び枢支軸35を中心として、枢動可能に枢支されるとともに、前部ドア8の下方、及び後部ドア9の下方が、ドア開口7の下方車体部に取付けられた枢支軸45、及び枢支軸55を中心として、枢動可能に枢支され、さらに、前部ドア8と後部ドア9の車両上下方向中間高さ位置が、後ガイドローラ63と前ガイドローラ65によって両端を枢支された第5摺動部材61によって、夫々、枢動可能に連結されているため、前部ドア8、及び後部ドア9を簡単な構造により、安定して車両外方へ枢動させることが出来る。
【0053】
さらに、前部ドア8は、その上方を、第1スライドレール11に沿って摺動可能な第1摺動部材21により、その下方を、第2スライドレール13に沿って摺動可能な第2摺動部材41により、その車両上下方向中間高さ位置を、第5スライドレール15に沿って摺動可能な第5摺動部材61により、支持され、後部ドア9は、その上方を、第3スライドレール16に沿って摺動可能な第3摺動部材31により、その下方を、第4スライドレール17に沿って摺動可能な第4摺動部材51により、その車両上下方向中間高さ位置を、第6スライドレール18に沿って摺動可能な第5摺動部材61により、支持されているため、前部ドア8、及び後部ドア9を簡単な構造により、安定して車両前後方向へ移動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスライドドアの前部ドアと後部ドアが閉じた状態の車両の側面斜視図。
【図2】本発明によるスライドドアの前部ドアが開放された状態の車両の側面斜視図。
【図3】本発明によるスライドドアの後部ドアが開放された状態の車両の側面斜視図。
【図4】図1のA矢視断面図。
【図5】図1のC矢視断面図。
【図6】図1のB矢視断面図。
【図7】本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図4に対応する図。
【図8】本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図5に対応する図。
【図9】本発明によるスライドドアの前部ドアが開放される場合の図6に対応する図。
【図10】本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図4に対応する図。
【図11】本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図5に対応する図。
【図12】本発明によるスライドドアの後部ドアが開放される場合の図6に対応する図。
【符号の説明】
7…ドア開口
7a…ドア開口前方部
7b…ドア開口後方部
8…前部ドア
9…後部ドア
11…第1スライドレール
13…第2スライドレール
16…第3スライドレール
17…第4スライドレール
15…第5スライドレール
18…第6スライドレール
21…第1摺動部材
41…第2摺動部材
31…第3摺動部材
51…第4摺動部材
61…第5摺動部材
22、32、42、52、62、65…前ガイドローラ
23、33、43、53、63、66…後ガイドローラ
25、35、45、55…枢支軸

Claims (9)

  1. 車体側部にドア開口が設けられ、該ドア開口が車両前後方向に摺動可能に支持されたスライドドアによって開閉される車両のスライドドア構造であって、
    上記スライドドアが、上記ドア開口前方部を覆う前部ドアと、上記ドア開口後方部を覆う後部ドアから構成されるとともに、
    上記前部ドアと上記後部ドアが、夫々、独立して車両前後方向に摺動可能に構成され、
    上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記前部ドアが、上記後部ドアの車両外方側へ重なるように車両後方へ摺動されることにより、上記ドア開口前方部が開放可能とされている車両のスライドドア構造。
  2. 上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記後部ドアが、上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動されることにより、上記ドア開口後方部が開放可能とされている請求項1に記載の車両のスライドドア構造。
  3. 車体側部にドア開口が設けられ、該ドア開口が車両前後方向に摺動可能に支持されたスライドドアによって開閉される車両のスライドドア構造であって、
    上記スライドドアが、上記ドア開口前方部を覆う前部ドアと、上記ドア開口後方部を覆う後部ドアから構成されるとともに、
    上記後部ドアが、車両前後方向に摺動可能に構成され、
    上記ドア開口が、上記前部ドアと上記後部ドアによって閉鎖されている状態から、上記後部ドアが、上記前部ドアの車両外方側へ重なるように車両前方へ摺動されることにより、上記ドア開口後方部が開放可能とされている車両のスライドドア構造。
  4. 上記前部ドアの車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第1スライドレールが設けられ、
    該第1スライドレールに、第1摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第1摺動部材の他端が、上記ドア開口の上方車体部に枢動可能に枢支されている請求項1乃至3のいずれか1つに記載の車両のスライドドア構造。
  5. 上記前部ドアの車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第2スライドレールが設けられ、
    該第2スライドレールに、第2摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第2摺動部材の他端が、上記ドア開口の下方車体部に枢動可能に枢支されている請求項1乃至4のいずれか1つに記載の車両のスライドドア構造。
  6. 上記後部ドアの車室内方側面の上方に、車両前後方向に伸びる第3スライドレールが設けられ、
    該第3スライドレールに、第3摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第3摺動部材の他端が、上記ドア開口の上方車体部に枢動可能に枢支されている請求項1乃至5のいずれか1つに記載の車両のスライドドア構造。
  7. 上記後部ドアの車室内方側面の下方に、車両前後方向に伸びる第4スライドレールが設けられ、
    該第4スライドレールに、第4摺動部材の一端が、摺動可能に取付けられるとともに、上記第4摺動部材の他端が、上記ドア開口の下方車体部に枢動可能に枢支されている請求項1乃至6のいずれか1つに記載の車両のスライドドア構造。
  8. 上記前部ドアの車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第5スライドレールが設けられ、
    該第5スライドレールに、第5摺動部材の一端が、摺動可能、かつ枢動可能に取付けられるとともに、上記第5摺動部材の他端が、上記後部ドアに取付けられている請求項1乃至7のいずれか1つに記載の車両のスライドドア構造。
  9. 上記後部ドアの車両外方側面の車両上下方向中間高さ位置に、車両前後方向に伸びる第6スライドレールが設けられ、
    該第6スライドレールに、上記第5摺動部材の他端が、摺動可能、かつ枢動可能に取付けられている請求項8に記載の車両のスライドドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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