JP2004032565A - デジタルカメラ - Google Patents

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Kazuyuki Kazami
風見 一之
Akira Omura
大村 晃
Masa Ota
太田 雅
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Abstract

【課題】周辺機器に適合した画像情報を迅速に出力するデジタルカメラを提供する。
【解決手段】複数の周辺機器に対応した複数の特有情報及び前記複数の特有情報に基づいて処理した複数の画像データを通常の画像データ記憶エリアと同一のエリアに記憶する。記憶エリアの残容量表示は特有情報と処理済み画像を除いた容量を表示するか含めた容量を表示する。特有情報とは出力する画像のサイズ、表示色数、解像度、被写体撮影方向、プリンタのカラーマッチング情報、プリンタの最大解像度情報、モニタのガンマ特性等である。
【選択図】  図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周辺機器の入力特性に適合したデータを記録しておくデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からデジタルカメラで被写体を撮影したりあるいはメモリカードに記録されている画像データをパーソナルコンピュータを介さずに直接プリンタに接続してプリント出力を得る手法が行われている。その際には、プリンタの出力特性に適合するようにデジタルカメラはプリンタからカラーマッチング情報を受けこれをもとに画像データを加工してプリンタに出力する。このアプレットプログラムは通常専用の記憶部に記憶される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したプリンタにおいてはカラーマッチング情報以外にもメーカーによって各種の出力条件が異なっていて、デジタルカメラ内に複数のアプレットプログラムを保存しなければならない場合がある。さらに、デジタルカメラにはプリンタ以外にもテレビモニタ、携帯電話、ゲーム機器等の様々な周辺機器が接続される可能性があり、これらの各周辺機器に対しても各周辺機器に適合したアプレットに基づいて処理をした画像データを出力する必要がある。その場合、各周辺機器に対応したアプレットプログラムはそれぞれプログラムの長さも異なる上に、複数のアプレットプログラムを記憶しておくためには前述した専用の記憶部はその容量を予め大きく準備しておかなくてはならない。
【0004】
本発明においてはこの様な、専用の記憶部を備えることなく複数の周辺機器に対応したアプレットプログラムを記憶することの出来るデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】
上記問題点の解決のために、請求項1の発明は、画像データを記憶する画像データ記憶部と、周辺機器に対応した特有情報を前記画像データ記憶部に記憶する記憶制御手段を備えたことを特徴としている。即ち、特有情報を通常の画像データを記憶するエリアと同一のエリアに記憶することにより複数の特有情報を記憶可能としている。
【0006】
請求項2の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部に記憶されている特有情報分の記憶容量も含めた残りの容量を表示することを特徴としている。これによりデジタルカメラでは特有情報が記憶されているエリアも加えた残り容量即ち、撮影画像データが記憶されている以外の残りのエリアの容量を表示し、一方、請求項3の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部に記憶されている特有情報分の記憶容量を除いた残りの容量を表示することを特徴としている。即ち撮影画像データ及び特有情報が記憶されている以外の残りのエリアの容量を表示する。
【0007】
請求項4の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記特有情報を消去する特有情報消去手段を備えることを特徴としている。すなわち撮影画像データの記憶を優先させるため残りの記憶容量が少なくなってきたならば記憶されている特有情報を消去する。そして請求項5の発明では、前記特有情報消去手段は、前記特有情報の中から古い順に選択し消去し、請求項6の発明では前記特有情報消去手段は、前記特有情報の中からユーザが指定した特有情報を選択し消去している。
【0008】
請求項7の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記特有情報に基づいて前記画像データを処理する処理手段を備え、前記記憶位置指定手段は前記処理手段によって処理された画像データを前記画像データ記憶部に記憶することを特徴としている。即ち、通常の画像記憶エリアに前述した特有情報とこの特有情報に基づいて処理された画像も記憶することにより多くの周辺機器が接続された場合にも迅速に処理済み画像を出力することが出来る。
【0009】
請求項8の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記記憶されている処理された画像データ分の記憶容量も含めた残りの記憶容量を表示することを特徴としている。即ち、撮影画像データが記憶されている以外の残りのエリアの記憶容量を表示し、一方、請求項9の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの記憶容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部に記憶されている処理された画像データ分の記憶容量を除いた残りの記憶容量を表示することを特徴としている。即ち撮影画像データ及び処理済み画像データが記憶されている以外の残りのエリアの容量を表示する。
【0010】
請求項10の発明は、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記処理された画像データを消去する処理済み画像データ手段を備えることを特徴としている。すなわち撮影画像データの記憶を優先させるため残りの記憶容量が少なくなってきたならば記憶されている処理済み画像データを消去する。そして請求項11の発明では、前記処理済み画像データ消去手段は、前記処理された画像データの中から古い順に選択し消去し、請求項12の発明では前記処理済み画像データ消去手段は、前記処理された画像データの中からユーザが指定した処理済み画像データを選択し消去している。更に、請求項13の発明により、前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記特有情報と前記特有情報に基づいて処理された画像データを同時に消去するデータ消去手段を備えることを特徴としている。
【0011】
請求項14の発明は、前記特有情報とは前記周辺機器で出力する画像のサイズ、表示色数、解像度、被写体撮影方向、プリンタのカラーマッチング情報、プリンタの最大解像度情報、モニタのガンマ特性の少なくとも一つであることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムのブロック図である。
【0013】
デジタルカメラ1は通常の記録再生機能として以下の機能を備えている。即ち被写体を撮影する撮像部101、撮影画像をデジタル化し記録再生処理をする記録再生処理部102、この記録再生処理部102ではガンマ補正、ホワイトバランス調整、圧縮・伸長等通常の記録再生に必要な処理を行う。この信号を処理する途中等で画像データを一時的に保持しておくバッファ103、フラッシュメモリ等で構成されたメモリカード104、カード装着部105、撮影条件の設定、再生画像の選択などやメニュー表示に従って種々の設定をする操作釦106、撮影画像や再生画像を表示する表示手段(LCDモニタ)107、これらの動作を制御するCPU108を備えている。ここまで説明した各ブロックは通常のデジタルカメラを構成するのに必要な機能の一部であって、そのほかにもデジタルカメラとして必要な構成要素はあるが、本発明の説明に不要なブロックは省略している。
【0014】
更に本発明を実現するのに必要なブロックを説明する。デジタルカメラ1には携帯電話やゲーム機等の周辺機器2とのデータのやり取りをするインタフェース部109、周辺機器2で動作させるアプリケーションプログラムに関連した特有情報を記憶する特有情報記憶部110、前記特有情報に基づいて所定の処理を行う処理手段111が備わっている。これらインタフェース部109〜処理手段111もCPU106によって制御される。
【0015】
デジタルカメラに接続されデータの授受を行う周辺機器2はインタフェース部201、ゲームソフト等の各種アプリケーションソフトプログラムを記憶しておくアプリケーションプログラム記憶部202、アプリケーションプログラムに関連した特有情報を記憶しておく特有情報記憶部203、アプリケーションプログラムを実行させるプログラム実行手段204、アプリケーションプログラムで使用するデジタルカメラ1から入力した画像データを記憶しておく記憶部205を備えている。ここで、特有情報とは前述したアプリケーションプログラムで使用するキャラクタのサイズ、表示色数、解像度、撮影方向や撮影画面内の被写体の大きさや被写体撮影範囲等の情報をデジタルカメラに伝えるとともにこれらの情報に基づいて画像データを加工処理させるためのアプレットプログラムである。アプリケーションプログラムとは例えば携帯電話やテレビ電話での待ち受け画面やゲーム機、パーソナルコンピュータで使用するゲームソフト等を指す。この周辺機器2においても本発明に関連のない機能や操作部材については省略している。
【0016】
図2にデジタルカメラ1とそれに接続される周辺機器の代表的なものを示す。図2においてカード装着部105、操作釦106、LCDモニタ107、インタフェース部109等で構成されているデジタルカメラ1は接続ケーブル20を介して携帯電話21、パーソナルコンピュータ22、ゲーム機23、テレビ電話24等と接続される。デジタルカメラからはそれぞれの周辺機器で動作しているアプリケーションプログラム上で使用される画像データが転送される。 ここで、図2ではUSB(Universal Serial Bus)等を用いた接続ケーブル20を介した接続の例が示されているがIrDA(Infrared Data Association)等の無線接続する方法であっても良い。
【0017】
図3は図1のブロック図で表されるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。図3においてまずステップS101でデジタルカメラ1は周辺機器2が接続されたことを検出する。ステップS102ではアプリケーションプログラムが周辺機器2で起動したことを検出し、ステップS103においてそのプログラムに関連したアプレットプログラムを周辺機器2から読み込む。なお、周辺機器2でアプリケーションが起動した後にデジタルカメラ1と周辺機器2とが接続されたならばその接続時にデジタルカメラ1は動作中のアプリケーションプログラムに関連したアプレットプログラムを読み込む。
【0018】
ステップS104では周辺機器2に出力する画像ファイルを選択する。ここではアプレットプログラムに適合した撮影方向、上半身或いは全身像等の画像データをメモリカード104から選択したり撮影部101で被写体をアプレットプログラムの指示に基づいて撮影する。この選択した画像ファイルに対してステップS105でアプレットプログラムに基づいて所定の画素数、解像度、表示色数となるよう処理をした後にステップS106でインタフェース部107を介して処理済み画像データとして周辺機器2に出力する。
【0019】
図4では図2に更に周辺機器2としてプリンタが接続された場合について説明する。周辺機器2には画像データをプリントするプリント部205が備わっている。ここでは前述したアプリケーションプログラムとしてはプリンタを動作させプリント出力をさせるプログラムを指す。また、特有情報記憶部にはこのプリント部のプリント特性を補正するカラーマッチング情報やプリンタの最大解像度情報も含まれる。図4の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。まず図5のステップS201においてデジタルカメラ1に周辺機器2としてプリンタが接続されているかどうか判定する。もし接続されていなかったならばステップS202において撮影画像に対して通常の記録処理をする。すなわち、撮像部101で被写体を撮影したのち通常のガンマ調整やホワイトバランス等の処理を施した後必要に応じて圧縮してステップS203でメモりカード104に記録する。
【0020】
ステップS201でプリンタが接続されていたならばステップS204でプリンタから特有情報であるアプレットプログラムを読み込む。ステップS205では読み込んだアプレットプログラムに基づいて所定の方向や大きさで被写体を撮影する。ステップS206では撮影画像をメモりカードに記録するかどうか判定する。もし操作釦106で撮影画像を記録しないように設定していたならばステップS207で先程読み込んだアプレットプログラムに基づいてカラーマッチング処理等を施してステップS208でプリンタに処理済み画像を出力する。もしステップS206でメモりカードに記録するよう設定してあったとしたならばステップS207で処理をすると共に元の通常の記録処理を施してある撮影画像をステップS203でメモりカードに記録する。その際メモりカードが一杯になったならば古い画像データから順に上書きする。
【0021】
撮影画像を残しておくという点ではステップS206でメモりカードへの記録設定をしておいた方が望ましいが、例えばカメラとプリンタを街頭に設置して不特定多数の被写体を大量に撮影しプリントするような業務用途等においてはいちいち撮影画像を残しておく必要はない。そのような場合にはメモリカードに記録しないよう設定しておく方が適している。
【0022】
図6には図4で説明したデジタルカメラとプリンタが一体となって構成された場合を示している。この場合には図1や図4における特有情報記憶部110、203はいずれか一方のみが備わっていれば良い。またインタフェース部109、201は適宜の内部通信手段があればよい。これらのことは、プリンタ一体型デジタルカメラに限らず、画像取り込み部を備えたゲーム機やパーソナルコンピュータ等、デジタルカメラと周辺機器とが一体化されている構成の場合であっても同様である。
【0023】
図7は本発明による第2の実施例のブロック図である。図中、デジタルカメラ3は図1と同様に撮像部101、記録・再生部102、バッファ103、操作釦106、表示手段107、CPU108、インタフェース部109を備えている。更に、デジタルカメラ3に接続可能な複数種類の周辺機器4に対応した特有情報を含むアプレットプログラムが特有情報記憶部301に記憶されている。ここで周辺機器とはプリンタ、モニタ、携帯電話等を指し、更には同一種類の機器の中でも例えば機種が異なっているような場合もこれに相当する。
【0024】
特有情報とはこれら各周辺機器で表示したりプリントする際の画素数、最大の解像度、表示色数、カラーマッチング情報、プリンタの最大解像度情報、モニタのガンマ特性等の情報をデジタルカメラ3に伝えるとともにこれらの情報に基づいて画像データを加工処理させるためのアプレットプログラムである。操作釦106は画像データ記憶部304の中から画像を選択したり特有情報記憶部301の中から必要なアプレットプログラムを選択する。なおアプレットプログラムは、後述する周辺機器識別手段305の識別結果に基づいて特有情報記録部301から特有情報選択手段302によっても選択される。
【0025】
処理手段303は選択されたアプレットプログラムに基づいてこれら選択された画像に対して所定の処理を施す。処理後の画像データは画像データ記憶部304に記憶する。この時管理手段310により選択画像と処理後の画像は関連付けて管理される。周辺機器識別手段305はデジタルカメラ3に周辺機器が接続された時にその周辺機器のメーカー名、製品名、製品番号等を識別するとともにその周辺機器に対応したアプレットプログラム名を識別する。この識別結果に基づいて特有情報選択手段302は同一のアプレットプログラムを特有情報記憶部301から選択する。
【0026】
もし、同一のアプレットプログラムが記憶されていなかった場合や古いアプレットプログラムが記憶されていた場合には周辺機器4から新しいアプレットプログラムを入手して特有情報記憶部301に記憶する。複数の周辺機器が同時にデジタルカメラ3に接続された場合にはこの周辺機器識別手段305の識別結果に基づいて各周辺機器毎に最適の処理済み画像データを出力する。
【0027】
特有情報記憶部301と画像データ記憶部304とは共通のデータ記憶エリア306内にあって、特有情報と画像データはCPU108によってそれぞれの記録エリアが指定される。この共通のデータ記憶エリアとは例えばメモリカード内の画像や音声データの記録エリアを指す。また、この画像データ記憶部304には記録・再生手段102により通常の記録処理を行った画像データと処理手段303によって特有情報に応じて処理された画像データの両方が記憶される。この共通の記録エリアの残容量は表示手段であるLCDモニタ107に表示される。
【0028】
周辺機器識別手段305によって識別されたアプレットプログラム名と特有情報選択手段302によって選択されたアプレットプログラムは比較手段307によって両社が一致しているかどうか比較される。一致していない場合には音声警告手段308で警告する。消去手段309はデータ記憶エリア306内の不要データを消去する。周辺機器4はインタフェース部401、この周辺機器に関連した特有情報を含むアプレットプログラムを記憶しておく特有情報記憶部402を備えている。
【0029】
図8〜図14は図7に示したデジタルカメラの動作の一例を示したフローチャートおよびモニタ表示の一例である。まず図8のステップS401で操作釦106を操作してメモリカード内の特有情報記憶部301に記憶されているアプレットプログラム名をLCDモニタ107に表示し、そこから希望するアプレットプログラムを選択する。ステップS402でも同様にして今度はメモリカード内の画像データ記憶部304から画像を読み出しLCDモニタ107表示してデジタルカメラ3から出力したい画像を選択する。その後ステップS403では選択したアプレットプログラムを基に出力機器に適合するよう所定の処理を施す。
【0030】
ステップ404ではCPU108の指示により管理手段310で前述した選択画像と処理後の画像の関連づけを行い、ステップS405で処理済みのデータをバッファ103あるいはメモリカード内の画像データ記憶部304に記憶する。もし複数種類の周辺機器に同時に出力したい場合には、複数の周辺機器に対応したアプレットプログラムを複数選択しこれらのアプレットプログラムによって処理された画像を画像データ記憶部304に記憶すると共に選択画像と複数の周辺機器に対応した処理済み画像データを関連付けておく。
【0031】
この関連付けについて図9を基に説明する。図9はLCDモニタ107における画像再生の一例で、ここでは画面の四分の一の大きさで画像内容とその画像ファイル名が同時に表示されている。ここから操作釦106を操作して画像を選択すると画像データ記憶部に記憶されている通常記憶用に処理された画像データに対して、図8ステップS401で予め選択しておいた特有情報に応じた処理が施される。この様にしてLCDモニタ107に表示された画像或いは画像ファイル名と処理済み画像との間を管理手段310は関連付ける。表示されている画像あるいは画像ファイル名と画像データ部の処理前の画像ももちろん関連づけられている。もしも複数の出力機器に対応した処理済み画像がある場合には更に処理済み画像間の関連付けも行う。こうすることにより例えば、デジタルカメラにプリンタと外部モニタとを同時に接続し、この外部モニタに表示されている画像あるいは画像ファイル名を選択した場合にもプリンタからプリンタに関連付けて管理されている処理済み画像データに基づいたプリントを出力することが出来る。
【0032】
このようにして関連付けられた処理済み画像データはCPU108によりバッファ103あるいはメモリカード内の画像データ記憶部304に記憶される。ステップS406では処理したい画像データの全てについて終了したかどうか判別し、終了していなかったらステップS401に戻りこれまでの処理を繰り返す。特有情報が複数選択された場合も同様にこの処理を繰り返す。この様にしてデジタルカメラ3内には複数の特有情報に対応して処理された複数の画像データが所定の関連付けをされた後に記憶される。この関連付けするタイミングはここで述べた例に限らず、任意の時点で処理済み画像に対して関連付けしたり逆に関連を解除したりすることは管理手段310で容易に行うことが出来る。
【0033】
図10はデジタルカメラ3で予め図8の手順に基づいて処理された複数の画像データがバッファ103あるいはメモリカード内の画像データ記憶部304に記憶された後に周辺機器が接続された場合のフローを示している。図10において、デジタルカメラの電源を入れるとステップS501でメモリカード内の残コマ数がLCDモニタ107に表示される。図11に残コマ表示の一例を示す。図11において100コマという数字はメモリカード内のアプレットプログラムあるいは処理済み画像データが記憶されているエリアを除いた残りの記録可能コマ数で、( )内の105という数字はデータ記憶エリアに現在記憶されているアプレットプログラムあるいは処理済み画像データを全て消去した場合の残りの記憶可能コマ数を表している。
【0034】
この残コマ表示のステップS501の詳細について図12と図13を使用してまず始めに説明する。図12においてステップS5011で残コマ数が少なくなって例えば10コマとなったならばステップS5012に進み、メモリカード内にアプレットプログラムあるいは処理済み画像が記録されているかどうかLCDモニタ107に表示する。もしアプレットプログラムあるいは処理済み画像が何も記録されていなかった場合には通常画像のみが記録されているので次のステップS5013でLCD107に残コマが少ないという警告表示(不図示)をして終了する。
【0035】
もしいくつかのアプレットプログラムあるいは処理済み画像が記憶されていたならば次のステップS5014でこれらを消去しても良いかどうかを図13に示すごとくLCDモニタ107に表示する。消去不可の場合はステップS5013に進み先程と同様に残コマが少ないという警告表示をして終了する。消去しても良いデータがある場合にはステップS5015に進み操作釦106を使って消去データを選択する。図13の表示例では特有情報記憶部301には現在4種類のアプレットプログラムが記憶されていて、画像データ記憶部にはこれら4種類のアプレットプログラムの中で2種類のアプレットプログラムを使った処理済み画像が記憶されていることを示している。さらにここでは図13に示すように3種類のアプレットプログラムを消去する為チェックしている。
【0036】
このあとYESを選択するとステップS5016でこれら選択されたデータが消去されステップS5011に戻る。ステップS5011で残容量が充分であるときにはステップS5017で図11に示した表示をする。また、図13ではアプレットと処理済み画像データを一体として消去するよう扱ったがアプレットと処理済み画像データを別々に選択できるようにしても良い。更に処理済み画像データも1画面ずつ選択できるようにしても良い。
【0037】
この様にして残コマ表示と残コマ処理が終了すると次に図10のステップS502で周辺機器識別手段305により接続された周辺機器の種類を識別する。ステップS503では特有情報選択手段302によって周辺機器識別手段305の識別結果に基づいて所定のアプレットプログラムが選択されLCDモニタ107にこれを表示する。
【0038】
図14にモニタ表示の一例を示す。図14の例では、周辺機器識別手段305はデジタルカメラ3に接続された機器をA社製プリンタで、型名はXYZ、そしてこのプリンタに記憶されているアプレットのバージョンがVer.3.0であると識別したことを示している。一方、特有情報選択手段302はこの識別された機器に最も近いアプレットプログラムとして特有情報記憶部301からA社プリンタ、型名XYZ、Ver.2.0というアプレットプログラムを選択したことを示している。この場合、A社製のプリンタで型名までは一致しているがバージョンが古いものが記憶されている。この様な場合にブザー等の音声警告手段308で注意を促すと効果的である。
【0039】
次にステップS504でこの選択が正しいかどうかユーザが判定する。ここでもしバージョンが違っていても問題ないと判断しYESを選択するとステップS505で処理済みの画像データを選択し、ステップS506でインタフェース109から出力する。もし処理済み画像がなかったならば図8に示したステップで処理済み画像を作成する。
【0040】
図14でNOを選択するとステップS507に進み、そこでは図15に示すように他の処理アプレットを選択させるための表示がされる。図15の表示例においては3通りの選択枝が示されている。第1番目は接続周辺機器から新たにアプレットプログラムを読み込む方法、2番目はデジタルカメラ3に予め記憶されている所定のアプレットプログラムで処理する方法、3番目はデジタルカメラ3に現在記憶されている他のアプレットプログラムから選択して処理する方法である。これらから適宜選択して実行しステップS504に戻る。この場合においても処理済み画像がなかったならば図8に説明した手順で処理済み画像を作成する。
【0041】
ここまではLCDモニタ107の表示結果に基づいてユーザが適宜の方法で処理済みの画像データを出力する方法について説明してきたが、この表示をもとにユーザが選択することと同様のことを比較手段307に自動的に行わせるように設定しても良い。アプレットプログラムを選択して以降の手順は前述したユーザが表示を見ながら処置を決定する場合と同様であるので説明は省略する。その際、比較結果が一致していなかった場合の処置については操作釦106を使用して予め設定しておく。
【0042】
図16は本発明による第3の実施例の場合のデジタルカメラと周辺機器との接続を示す概略図である。図中、デジタルカメラ3は図7に示すブロック図と同様であるが、前述した画像データ記憶部304には画像データと音声データが記憶されている。
【0043】
図16においてデジタルカメラ3はLCDモニタ107、音声警告手段であるブザー308、シャッタ釦111、各種選択をする操作釦106、インタフェース部109等で構成されている。インタフェース部109からは接続ケーブル20を介して音声と画像データを再生するテレビモニタ25、音声専用再生機26、プリンタ27に接続される。
【0044】
ここで、接続方法は前述したように有線・無線方式の何れであっても良い。図17のフローチャートを基に本実施例の動作を説明する。まずデジタルカメラ3と周辺機器とが接続されるとステップS601において周辺機器識別手段305によって周辺機器が識別され、それに基づいてCPU106が出力形態を3通りに選択する。出力形態1とはステップS602に示すように画像・音声両方選択する場合であってテレビモニタ25が接続された場合に相当する。出力形態2とはステップS602に示す画像ファイルを選択する場合でプリンタ27が接続された場合である。出力形態3とはステップS604に示す音声ファイルを選択する場合であってラジオ等の音声専用再生機26が接続された場合である。
【0045】
ステップS605ではこれらのデータ選択後出力が終了するまで図18に示すように出力データの形態をLCDモニタ107に表示する。図18では画像と音声の両方が選択されたあるいは出力されている場合を示している。バッテリの消耗を軽減するために所定時間後にLCDモニタ107をオフするようにしても良い。この実施例における周辺機器への出力データもこれまで説明してきたのと同様、アプレットプログラムに対応した処理を受けている。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では周辺機器に対応したアプレットプログラム及びこのアプレットプログラムに基づいて処理された画像データを、通常の画像データ記憶エリアに記憶するようにしたので周辺機器が接続された場合に迅速に特有情報に基づいた処理済み画像データを出力することが出来るとともに様々な周辺機器が接続された場合にも迅速に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルカメラシステムのブロック図である。
【図2】デジタルカメラに接続される周辺機器の説明図である。
【図3】本発明によるデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図4】周辺機器がプリンタの場合のデジタルカメラシステムのブロック図である。
【図5】図4のデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図6】プリント部一体型デジタルカメラのブロック図である。
【図7】本発明によるデジタルカメラシステムの第2の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7のデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図9】モニタ上での画像再生の一例を示す図である。
【図10】図7のデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図11】モニタ上での残コマ表示の一例を示す図である。
【図12】図7のデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図13】特有情報を消去する際のモニタ表示の一例を示す図である。
【図14】接続周辺機器を判定する際のモニタ表示の一例を示す図である。
【図15】特有情報を選択する際のモニタ表示の一例を示す図である。
【図16】第3の実施例のデジタルカメラに接続される周辺機器の説明図である。
【図17】図16のデジタルカメラの動作を説明するフローチャートである。
【図18】図16のデジタルカメラの動作時のモニタ表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1   デジタルカメラ
2   周辺機器
3   デジタルカメラ
4   周辺機器
20  接続ケーブル
21  携帯電話
22  パーソナルコンピュータ
23  ゲーム機器
24  テレビ電話
25  画像・音声再生機
26  音声再生機
27  プリンタ
101 撮像部
102 記録・再生処理部
103 バッファ
104 メモリカード
105 カード装着部
106 操作釦
107 LCDモニタ
108 CPU
109 インタフェース
110 特有情報記憶部
111 処理手段
112 プリント部
201 インタフェース
202 アプリケーションプログラム記憶部
203 特有情報記憶部
204 プログラム実行手段
205 記憶部
206 プリント部
301 特有情報記憶部
302 特有情報選択手段
303 処理手段
304 画像データ記憶部
305 周辺機器識別手段
306 データ記憶エリア
307 比較手段
308 音声警告手段
309 消去手段
310 管理手段
401 インタフェース
402 特有情報記憶手段

Claims (14)

  1. 画像データを記憶する画像データ記憶部と、
    周辺機器に対応した特有情報を前記画像データ記憶部に記憶する記憶制御手段を備えたデジタルカメラ。
  2. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部に記憶されている特有情報分の記憶容量も含めた残りの記憶容量を表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部に記憶されている特有情報分の記憶容量を除いた残りの記憶容量を表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記特有情報を消去する特有情報消去手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記特有情報消去手段は、前記特有情報の中から古い順に選択し消去することを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記特有情報消去手段は、前記特有情報の中からユーザが指定した特有情報を選択し消去することを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ。
  7. 前記デジタルカメラは更に、前記特有情報に基づいて前記画像データを処理する処理手段を備え、
    前記記憶位置指定手段は前記処理手段によって処理された画像データを前記画像データ記憶部に記憶することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  8. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記記憶されている処理された画像データ分の記憶容量も含めた残りの記憶容量を表示することを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
  9. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部に記録可能な残りの容量を表示する表示手段を備え、前記表示手段には前記画像データ記憶部記憶されている処理された画像データ分の記憶容量を除いた残りの記憶容量を表示することを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
  10. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記処理された画像データを消去する処理済み画像データ消去手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
  11. 前記処理済み画像データ消去手段は、前記前記処理された画像データの中から古い順に選択し消去することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ。
  12. 前記処理済み画像データ消去手段は、前記前記処理された画像データの中からユーザが指定した処理された画像データを選択し消去することを特徴とする請求項10に記載のデジタルカメラ。
  13. 前記デジタルカメラは更に、前記画像データ記憶部の残りの記憶容量が所定量に達したならば前記特有情報と前記特有情報に基づいて処理された画像データを同時に消去するデータ消去手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
  14. 前記特有情報とは前記周辺機器で出力する画像のサイズ、表示色数、解像度、被写体撮影方向、プリンタのカラーマッチング情報、プリンタの最大解像度情報、モニタのガンマ特性の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載のデジタルカメラシステム。
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