JP2004032282A - 変調装置および復調装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】直交変復調方式における耐雑音特性の改善。
【構成】変調装置においては、情報入力ビットストリームを2つに分岐し、一方をIチャネル用インタリーバ、他方をQチャネル用インタリーバに送出する。2つのインタリーバにおいてはそれぞれ異なる順番となるような並べ替えを行った後、直交変調操作をし、送信する。復調装置においては、直交復調の後、復調されたI,Qシンボルを元に、シンボル毎の信頼性情報を計算し、得られた信頼性情報と該当するI,Qシンボルをそれぞれ乗算し、重み付けられたシンボルを得る。その後、I,Q用それぞれのデ・インタリーバにより並べ戻した後、シンボル毎に加算し、復号情報を得る。
【選択図】 図4
【構成】変調装置においては、情報入力ビットストリームを2つに分岐し、一方をIチャネル用インタリーバ、他方をQチャネル用インタリーバに送出する。2つのインタリーバにおいてはそれぞれ異なる順番となるような並べ替えを行った後、直交変調操作をし、送信する。復調装置においては、直交復調の後、復調されたI,Qシンボルを元に、シンボル毎の信頼性情報を計算し、得られた信頼性情報と該当するI,Qシンボルをそれぞれ乗算し、重み付けられたシンボルを得る。その後、I,Q用それぞれのデ・インタリーバにより並べ戻した後、シンボル毎に加算し、復号情報を得る。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
移動を伴う微弱電力無線など信号の位相変動が発生し、雑音が多い環境で運用されるディジタル通信システムの変復調方式として有用である。
【0002】
【従来の技術】
図7は一般的なQPSK変調器の概略図である。
図8は一般的なQPSK復調器の概略図である。
【0003】
従来技術の作用動作の説明
図7に示す従来型QPSK変調器においては、+1,−1から構成されるディジタルビットストリーム1をインタリーバ2にてビット並びを変更する。その後、シリアル−パラレル変換装置S/P 3にて入力ビットを交互に乗算装置4、7に振り分ける。乗算装置4においては、ローカル発振装置5が生成する搬送波とシリアル−パラレル変換装置S/P 3より割り振られたビット波形を乗算し、加算装置8に送出する。乗算装置7においては、位相シフタ6にて、ローカル発振装置5が生成する搬送波をπ/2だけ位相シフトし、シリアル−パラレル変換装置S/P 3より割り振られたビット波形と乗算し、加算装置8に送出する。加算装置8においては乗算装置4、7の出力信号を加算した後、アンテナ9より送信される。
図8に示す従来型QPSK復調器においては、アンテナ10にて受信した無線信号をミキサ11とミキサ12に分岐し、ミキサ11ではローカル発振装置13が生成する搬送波と前記分岐信号を乗算し、パラレル−シリアル変換装置P/S 15に送出する。ミキサ12においては位相シフタ14にてローカル発振装置13が生成する搬送波をπ/2だけ位相シフトし、前記分岐信号と乗算し、パラレル−シリアル変換装置P/S 15に送出する。パラレル−シリアル変換装置P/S 15においてはミキサ11、12より送出されたビット値を交番しながら、デ・インタリーバ16に対して送出する。デ・インタリーバ16においては変調器のインタリーバ2にて並び替えられた順番を元に戻した後、閾値判定装置17に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム18として出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける変調方式の耐雑音特性を改善することを課題とする発明である。
【0005】
【発明考案の目的】
本発明は、図7、図8のような変復調装置を用いた通信システムに対し、新規の信号処理ステージを加えることにより前記の課題を解決し、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける耐雑音能力を向上させることを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、本発明の各請求項においては、以下に述べるような手段を講じた。
まず、請求項1の変調装置において、送信機は、処理フレーム内の符号ビットストリームの順番をそれぞれ異なる順番に並び替える機能を有する2つのインタリーバを具備し、2つのインタリーバ出力の一方をIチャネル、他方をQチャネルとして、直交変調する機能を有する変調装置を備える。
請求項2の復調装置においては、受信機は、送信機で変調された信号を受信し、復調する機能を有する直交復調装置を具備し、復調されたIチャネルデータI(i)、QチャネルデータQ(i)、(i=1,2,・・・N:Nは処理フレーム長)から構成される信号ベクトルr(i)=I(i)+j・Q(i)、(jは虚数単位)をもとに、r(i)の信頼性情報P(i)を計算する機能を有する信頼性評価装置を具備する復調装置を備える。
さらに請求項3に示されるように、請求項2記載のr(i)の実数成分であるIチャネルデータ、虚数成分であるQチャネルデータそれぞれを請求項1記載のインタリーブ前の順番に並べ戻す機能を有する2つのデ・インタリーバと、これらデ・インタリーバと同一順序の並び替え機能を有する2つのデ・インタリーバにより、請求項2のP(i)を2通りに並び替える機能を有する復調装置を構成している。
ここで並び戻されたI、QチャネルデータはそれぞれI’(i),Q’(i)、並び替えられた2つの信頼性情報のうち、Iチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPI(i)、Qチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPQ(i),I=1,2,・・・Nと呼称する。
次に、本発明における復調器の信号処理の最終段として、請求項4に示すように、請求項3において計算されたI’(i),Q’(i),PI(i),PQ(i)を用い、出力信号re(i) ← I’(i)×PI(i)+Q’(i)×PQ(i) とする信号処理機能を有する構成とした。
請求項5においては復調スロットにおける平均受信電力が既知である場合、請求項3、4と同機能を持ちながら、請求項3よりもハードウェアリソースが少ない別構成を示した。信頼性評価装置における該当シンボルに対する信頼性情報の計算中は、受信信号をFIFOメモリに格納しておき、計算完了後、FIFOメモリから読み出し、計算が完了した信頼性情報と乗算する構成とした。
次に、請求項6においては、請求項1記載の特徴を有する変調装置に加え、高速伝送機能を有する直交変調装置の2種類の変調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備する変調装置によって構成した。
最後に、請求項7においては、請求項2、3、4記載の特徴を有する復調装置、もしくは請求項2、3記載の特徴を有する復調装置に加え、高速伝送機能を有する直交復調器の2種類の復調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備する復調装置によって構成した。
【0007】
【作用】
本発明によれば、前記対策を施すことにより、雑音に対するビットエラーレート特性が向上する。また、位相変調方式を採用した事により、BPSKより位相変動に対する対策を講じ易いという特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施例1
図1は実施例1の変調装置図、図2は復調装置図である、
はじめに送信機において実装される図1の変調装置について説明する。
入力信号であり、[+1,−1]の符号値によって構成されるディジタルビットストリーム21を2分岐し、ディジタルビットストリーム21で構成される処理フレーム内の符号ビットの順番をそれぞれ異なる順番に並び替える機能を有する2つのインタリーバI 23、インタリーバQ 24に送出する。並び替え完了後、乗算装置25、26において、ローカル発振装置27によって発生された搬送波、並びに位相シフタ28によってπ/2 rad 位相シフトされた搬送波と乗算され、直交変調される。変調完了後、加算装置29に送出され、波形が重ね合わされた後アンテナ30を通じて送信される。
次に、受信機において実装される図2の復調装置について説明する。
アンテナ40において受信された受信信号を2分岐し、それぞれミキサ41、42において、ローカル発振装置43によって発生された搬送波、並びに位相シフタ44によってπ/2 rad 位相シフトされた搬送波と乗算され、その後、ローパスフィルタLPF 55、56にて不要な高周波成分をろ波されることにより直交復調される。直交復調完了後、I、Qチャネルの同信号を2分岐し、一方はデ・インタリーバに、他方は信頼性評価装置45に送出する。
デ・インタリーバは、変調時のインタリーバに対応するデ・インタリーバI 46、Q49によってもとのデータ並びに戻し、乗算装置50、51に送出する。
他方、信頼性評価装置45に送出されたI、Qチャネルの信号から、信頼性情報がシンボル単位で計算される。本発明における各シンボル毎の信頼性情報Rely(i)は、平均振幅の大きさをVectMean、フレームシンボル長をNとして次式(数1)にて与えられるものを使用した。但し、信頼性情報は雑音の確率分布に関する先見情報を予め分析することによって決定するのが望ましく、送受信機の動作環境によってはこれ以外にも好ましい評価式が存在し得る。
【数1】
ただし、
【数2】
平均振幅VectMeanは、通常、信頼性評価装置内部において1フレーム分の受信情報をメモリに保存し、全受信ベクトルのRoot mean squareを算出することにより決定される。また、A,Bは、
【数3】
と算出される。
尚、信頼性評価装置45はASICもしくは、DSP、CPUによって容易に実現可能である。
次に、Rely(i),I=1,2,・・・Nがデ・インタリーバI 47、Q 48に送出される。尚、デ・インタリーバI 47、Q 48はそれぞれ、デ・インタリーバI 46、Q49と同一機能を有する。デ・インタリーバI47、Q48にて信頼性情報の並び替えが行われた後、それぞれ乗算装置50、51に送出され、デ・インタリーバ46,49から送出されたデータと乗算され、重み付けが行われる。
加算装置52においては、乗算装置50,51から送出された値の加算が行われる。その後、閾値判定装置53に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム54が得られる。
【0009】
実施例2
実施例2の直交復調装置を図3を参照して説明する。
アンテナ80、ミキサ81、82、ローカル発振装置83、位相シフタ84、LPF95、96はそれぞれ実施例1の40、41、42、43、44、55、56と同一である。本実施例は信頼性評価装置85へ入力される信号の平均振幅の変動が少なく、また、既知であり、信頼性評価装置内部で、処理フレーム毎に信号の平均振幅の大きさを算出する必要がない場合に特に有効である。
ミキサ81,82から図5の結線に応じて、FIFOメモリ 93、94、信頼性評価装置85に送出される。FIFOメモリ93、94は信頼性評価装置85において1シンボルに対する信頼性情報の計算を完了するまでの間データを保持し、信頼性評価装置85の出力タイミングと同期して出力され、その後、乗算装置86、87に送出される。乗算装置86、87ではそれぞれFIFOメモリ 93 と信頼性評価装置85の出力、FIFOメモリ94と信頼性評価装置85の出力が乗ぜられ、その後デ・インタリーバI 88、デ・インタリーバQ89に送出される。
本実施例の信頼性評価装置85における各シンボル毎の信頼性情報Rely3(i)は、既知である平均振幅の大きさをVectMean3として、次式にて与えられるものを使用した。但し、信頼性情報は雑音の確率分布に関する先見情報を予め分析することによって決定するのが望ましく、送受信機の動作環境によってはこれ以外にも好ましい計算式が存在し得る。
【数4】
ただし、
A3,B3は雑音の程度によって予め決定しておく正定数
【数5】
デ・インタリーバI 88,Q 89の機能は実施例1のデ・インタリーバI 46、デ・インタリーバQ 48と同機能である。デ・インタリーバI,Qで並び戻された後、加算装置90にてシンボル毎に加算され、その後、閾値判定装置91に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム92が出力される。
【0010】
実施例3
実施例3の直交変調装置と直交復調装置を図4、図5を参照して説明する。
先ず変調装置について説明する。
無線周波数機能ブロック115 を構成する、アンテナ112、ミキサ107、108、ローカル発振装置 109、π/2位相シフタ 110、加算装置 111 は、それぞれ実施例1 図 1の 30、25、26、27、28、29と同一機能を有する。
ベースバンド部は高速伝送用変調機能ブロック 113 と、耐雑音伝送用変調機能ブロック 114、それら選択のためのスイッチ 105、106により構成される。
高速伝送用変調機能ブロック 113 はインタリーバ 101 とシリアル/パラレル(S/P)変換装置 102により構成される。インタリーバ 101 はディジタルビットストリーム 100のビット順序を並び替え、S/P変換装置102はインタリーバから送出される並び替えられたビットストリームをICH、QCHに交互に振り分ける機能を有する。
耐雑音伝送用変調機能ブロック 114は実施例 1を示した図1のインタリーバI 23、インタリーバ Q 24と同一機能を有する。
次に、復調装置について説明する。
無線周波数機能ブロック150を構成する、アンテナ 120、ミキサ 121、122、ローカル発振装置 123、π/2位相シフタ 124、 LPF 125、126 はそれぞれ実施例 1、図2 の40、41、 42、 43、 44、 55、 56と同一機能を有する。
ベースバンド部は高速伝送用復調機能ブロック 145と、耐雑音伝送用復調機能ブロック146、これら機能ブロック選択のためのスイッチ 127、128、140、閾値判定装置 141 から構成される。
高速伝送用復調機能ブロック145はパラレル/シリアル(P/S)変換装置 129、デ・インタリーバ 130、により構成される。ICH とQCH より送出される受信シンボルは P/S変換装置 129 によりシリアルに変換され、その後、デ・インタリーバ 130 によって、変調装置の インタリーバ 101 で並び替えられた順番をもとの並びに戻される。
耐雑音伝送用復調機能ブロック 146 を構成する信頼性評価装置 132、デ・インタリーバI 133、134、デ・インタリーバ Q 135、136、乗算装置 137、138、加算装置 139 は、それぞれ実施例 1 の45、46、47、48、49、50、51、52と同一機能を有する。
閾値判定装置 141 ではスイッチ 140 によって選択された機能ブロックからの出力の閾値判定を行い0より大きい場合は+1を小さい場合は−1を出力して、復号化ディジタルビットストリーム142を得る。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、上述したように、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける変調方式の耐雑音特性を改善することが可能となった。
具体例としては、上述したように、変調方式としてQPSK変調の後、64倍拡散のComplex変調方式を用いた場合、提案方式による構成を採用しなかった場合との比較を行ったところ、図6に示したように、BER 1.0E−4達成時、3dB以上の雑音改善効果を確認することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の直交変調装置である。
【図2】実施例1の直交復調装置である。
【図3】実施例2の直交復調装置である。
【図4】実施例3の直交変調装置図である。
【図5】実施例3の直交復調装置図である。
【図6】本発明における効果を示す図である。
【図7】従来型直交変調装置概略図である。
【図8】従来型直交復調装置概略図である。
【符号の説明】
1、21、100 ディジタルビットストリーム
18、54、142 復号化ディジタルビットストリーム
2、101 インタリーバ
23、103 インタリーバI
24、104 インタリーバQ
16、130 デ・インタリーバ
46、47、88、133、134 デ・インタリーバI
48、49、89、135、136 デ・インタリーバQ
3、102 シリアル/パラレル変換装置
15、129 パラレル/シリアル変換装置
50、51、68、69、86、87、137、138 乗算装置
8、29、52、70、90、139 加算装置、
17、53、91、141 閾値判定装置
93、94 FIFOメモリ
4、7、11、12、25、26、41、42、81、82、107 ミキサ
108、121、122
5、13、27、43、83、109、123 ローカル発振装置
6、14、28、44、84、84、110、124 π/2位相シフタ
9、10、30、40、80、112、120 アンテナ装置
45、85、132 信頼性評価装置
55、56、95、96、125、126 ローパスフィルタ
113 高速伝送用変調機能ブロック
114 耐雑音伝送用変調機能ブロック
115、150 高周波機能ブロック
145 高速伝送用復調機能ブロック
146 耐雑音伝送用復調機能ブロック
【産業上の利用分野】
移動を伴う微弱電力無線など信号の位相変動が発生し、雑音が多い環境で運用されるディジタル通信システムの変復調方式として有用である。
【0002】
【従来の技術】
図7は一般的なQPSK変調器の概略図である。
図8は一般的なQPSK復調器の概略図である。
【0003】
従来技術の作用動作の説明
図7に示す従来型QPSK変調器においては、+1,−1から構成されるディジタルビットストリーム1をインタリーバ2にてビット並びを変更する。その後、シリアル−パラレル変換装置S/P 3にて入力ビットを交互に乗算装置4、7に振り分ける。乗算装置4においては、ローカル発振装置5が生成する搬送波とシリアル−パラレル変換装置S/P 3より割り振られたビット波形を乗算し、加算装置8に送出する。乗算装置7においては、位相シフタ6にて、ローカル発振装置5が生成する搬送波をπ/2だけ位相シフトし、シリアル−パラレル変換装置S/P 3より割り振られたビット波形と乗算し、加算装置8に送出する。加算装置8においては乗算装置4、7の出力信号を加算した後、アンテナ9より送信される。
図8に示す従来型QPSK復調器においては、アンテナ10にて受信した無線信号をミキサ11とミキサ12に分岐し、ミキサ11ではローカル発振装置13が生成する搬送波と前記分岐信号を乗算し、パラレル−シリアル変換装置P/S 15に送出する。ミキサ12においては位相シフタ14にてローカル発振装置13が生成する搬送波をπ/2だけ位相シフトし、前記分岐信号と乗算し、パラレル−シリアル変換装置P/S 15に送出する。パラレル−シリアル変換装置P/S 15においてはミキサ11、12より送出されたビット値を交番しながら、デ・インタリーバ16に対して送出する。デ・インタリーバ16においては変調器のインタリーバ2にて並び替えられた順番を元に戻した後、閾値判定装置17に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム18として出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける変調方式の耐雑音特性を改善することを課題とする発明である。
【0005】
【発明考案の目的】
本発明は、図7、図8のような変復調装置を用いた通信システムに対し、新規の信号処理ステージを加えることにより前記の課題を解決し、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける耐雑音能力を向上させることを主目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために、本発明の各請求項においては、以下に述べるような手段を講じた。
まず、請求項1の変調装置において、送信機は、処理フレーム内の符号ビットストリームの順番をそれぞれ異なる順番に並び替える機能を有する2つのインタリーバを具備し、2つのインタリーバ出力の一方をIチャネル、他方をQチャネルとして、直交変調する機能を有する変調装置を備える。
請求項2の復調装置においては、受信機は、送信機で変調された信号を受信し、復調する機能を有する直交復調装置を具備し、復調されたIチャネルデータI(i)、QチャネルデータQ(i)、(i=1,2,・・・N:Nは処理フレーム長)から構成される信号ベクトルr(i)=I(i)+j・Q(i)、(jは虚数単位)をもとに、r(i)の信頼性情報P(i)を計算する機能を有する信頼性評価装置を具備する復調装置を備える。
さらに請求項3に示されるように、請求項2記載のr(i)の実数成分であるIチャネルデータ、虚数成分であるQチャネルデータそれぞれを請求項1記載のインタリーブ前の順番に並べ戻す機能を有する2つのデ・インタリーバと、これらデ・インタリーバと同一順序の並び替え機能を有する2つのデ・インタリーバにより、請求項2のP(i)を2通りに並び替える機能を有する復調装置を構成している。
ここで並び戻されたI、QチャネルデータはそれぞれI’(i),Q’(i)、並び替えられた2つの信頼性情報のうち、Iチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPI(i)、Qチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPQ(i),I=1,2,・・・Nと呼称する。
次に、本発明における復調器の信号処理の最終段として、請求項4に示すように、請求項3において計算されたI’(i),Q’(i),PI(i),PQ(i)を用い、出力信号re(i) ← I’(i)×PI(i)+Q’(i)×PQ(i) とする信号処理機能を有する構成とした。
請求項5においては復調スロットにおける平均受信電力が既知である場合、請求項3、4と同機能を持ちながら、請求項3よりもハードウェアリソースが少ない別構成を示した。信頼性評価装置における該当シンボルに対する信頼性情報の計算中は、受信信号をFIFOメモリに格納しておき、計算完了後、FIFOメモリから読み出し、計算が完了した信頼性情報と乗算する構成とした。
次に、請求項6においては、請求項1記載の特徴を有する変調装置に加え、高速伝送機能を有する直交変調装置の2種類の変調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備する変調装置によって構成した。
最後に、請求項7においては、請求項2、3、4記載の特徴を有する復調装置、もしくは請求項2、3記載の特徴を有する復調装置に加え、高速伝送機能を有する直交復調器の2種類の復調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備する復調装置によって構成した。
【0007】
【作用】
本発明によれば、前記対策を施すことにより、雑音に対するビットエラーレート特性が向上する。また、位相変調方式を採用した事により、BPSKより位相変動に対する対策を講じ易いという特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施例1
図1は実施例1の変調装置図、図2は復調装置図である、
はじめに送信機において実装される図1の変調装置について説明する。
入力信号であり、[+1,−1]の符号値によって構成されるディジタルビットストリーム21を2分岐し、ディジタルビットストリーム21で構成される処理フレーム内の符号ビットの順番をそれぞれ異なる順番に並び替える機能を有する2つのインタリーバI 23、インタリーバQ 24に送出する。並び替え完了後、乗算装置25、26において、ローカル発振装置27によって発生された搬送波、並びに位相シフタ28によってπ/2 rad 位相シフトされた搬送波と乗算され、直交変調される。変調完了後、加算装置29に送出され、波形が重ね合わされた後アンテナ30を通じて送信される。
次に、受信機において実装される図2の復調装置について説明する。
アンテナ40において受信された受信信号を2分岐し、それぞれミキサ41、42において、ローカル発振装置43によって発生された搬送波、並びに位相シフタ44によってπ/2 rad 位相シフトされた搬送波と乗算され、その後、ローパスフィルタLPF 55、56にて不要な高周波成分をろ波されることにより直交復調される。直交復調完了後、I、Qチャネルの同信号を2分岐し、一方はデ・インタリーバに、他方は信頼性評価装置45に送出する。
デ・インタリーバは、変調時のインタリーバに対応するデ・インタリーバI 46、Q49によってもとのデータ並びに戻し、乗算装置50、51に送出する。
他方、信頼性評価装置45に送出されたI、Qチャネルの信号から、信頼性情報がシンボル単位で計算される。本発明における各シンボル毎の信頼性情報Rely(i)は、平均振幅の大きさをVectMean、フレームシンボル長をNとして次式(数1)にて与えられるものを使用した。但し、信頼性情報は雑音の確率分布に関する先見情報を予め分析することによって決定するのが望ましく、送受信機の動作環境によってはこれ以外にも好ましい評価式が存在し得る。
【数1】
ただし、
【数2】
平均振幅VectMeanは、通常、信頼性評価装置内部において1フレーム分の受信情報をメモリに保存し、全受信ベクトルのRoot mean squareを算出することにより決定される。また、A,Bは、
【数3】
と算出される。
尚、信頼性評価装置45はASICもしくは、DSP、CPUによって容易に実現可能である。
次に、Rely(i),I=1,2,・・・Nがデ・インタリーバI 47、Q 48に送出される。尚、デ・インタリーバI 47、Q 48はそれぞれ、デ・インタリーバI 46、Q49と同一機能を有する。デ・インタリーバI47、Q48にて信頼性情報の並び替えが行われた後、それぞれ乗算装置50、51に送出され、デ・インタリーバ46,49から送出されたデータと乗算され、重み付けが行われる。
加算装置52においては、乗算装置50,51から送出された値の加算が行われる。その後、閾値判定装置53に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム54が得られる。
【0009】
実施例2
実施例2の直交復調装置を図3を参照して説明する。
アンテナ80、ミキサ81、82、ローカル発振装置83、位相シフタ84、LPF95、96はそれぞれ実施例1の40、41、42、43、44、55、56と同一である。本実施例は信頼性評価装置85へ入力される信号の平均振幅の変動が少なく、また、既知であり、信頼性評価装置内部で、処理フレーム毎に信号の平均振幅の大きさを算出する必要がない場合に特に有効である。
ミキサ81,82から図5の結線に応じて、FIFOメモリ 93、94、信頼性評価装置85に送出される。FIFOメモリ93、94は信頼性評価装置85において1シンボルに対する信頼性情報の計算を完了するまでの間データを保持し、信頼性評価装置85の出力タイミングと同期して出力され、その後、乗算装置86、87に送出される。乗算装置86、87ではそれぞれFIFOメモリ 93 と信頼性評価装置85の出力、FIFOメモリ94と信頼性評価装置85の出力が乗ぜられ、その後デ・インタリーバI 88、デ・インタリーバQ89に送出される。
本実施例の信頼性評価装置85における各シンボル毎の信頼性情報Rely3(i)は、既知である平均振幅の大きさをVectMean3として、次式にて与えられるものを使用した。但し、信頼性情報は雑音の確率分布に関する先見情報を予め分析することによって決定するのが望ましく、送受信機の動作環境によってはこれ以外にも好ましい計算式が存在し得る。
【数4】
ただし、
A3,B3は雑音の程度によって予め決定しておく正定数
【数5】
デ・インタリーバI 88,Q 89の機能は実施例1のデ・インタリーバI 46、デ・インタリーバQ 48と同機能である。デ・インタリーバI,Qで並び戻された後、加算装置90にてシンボル毎に加算され、その後、閾値判定装置91に送出され、ここで、0値と比較され、大きければ+1、小さければ−1を出力し、復号化ディジタルビットストリーム92が出力される。
【0010】
実施例3
実施例3の直交変調装置と直交復調装置を図4、図5を参照して説明する。
先ず変調装置について説明する。
無線周波数機能ブロック115 を構成する、アンテナ112、ミキサ107、108、ローカル発振装置 109、π/2位相シフタ 110、加算装置 111 は、それぞれ実施例1 図 1の 30、25、26、27、28、29と同一機能を有する。
ベースバンド部は高速伝送用変調機能ブロック 113 と、耐雑音伝送用変調機能ブロック 114、それら選択のためのスイッチ 105、106により構成される。
高速伝送用変調機能ブロック 113 はインタリーバ 101 とシリアル/パラレル(S/P)変換装置 102により構成される。インタリーバ 101 はディジタルビットストリーム 100のビット順序を並び替え、S/P変換装置102はインタリーバから送出される並び替えられたビットストリームをICH、QCHに交互に振り分ける機能を有する。
耐雑音伝送用変調機能ブロック 114は実施例 1を示した図1のインタリーバI 23、インタリーバ Q 24と同一機能を有する。
次に、復調装置について説明する。
無線周波数機能ブロック150を構成する、アンテナ 120、ミキサ 121、122、ローカル発振装置 123、π/2位相シフタ 124、 LPF 125、126 はそれぞれ実施例 1、図2 の40、41、 42、 43、 44、 55、 56と同一機能を有する。
ベースバンド部は高速伝送用復調機能ブロック 145と、耐雑音伝送用復調機能ブロック146、これら機能ブロック選択のためのスイッチ 127、128、140、閾値判定装置 141 から構成される。
高速伝送用復調機能ブロック145はパラレル/シリアル(P/S)変換装置 129、デ・インタリーバ 130、により構成される。ICH とQCH より送出される受信シンボルは P/S変換装置 129 によりシリアルに変換され、その後、デ・インタリーバ 130 によって、変調装置の インタリーバ 101 で並び替えられた順番をもとの並びに戻される。
耐雑音伝送用復調機能ブロック 146 を構成する信頼性評価装置 132、デ・インタリーバI 133、134、デ・インタリーバ Q 135、136、乗算装置 137、138、加算装置 139 は、それぞれ実施例 1 の45、46、47、48、49、50、51、52と同一機能を有する。
閾値判定装置 141 ではスイッチ 140 によって選択された機能ブロックからの出力の閾値判定を行い0より大きい場合は+1を小さい場合は−1を出力して、復号化ディジタルビットストリーム142を得る。
【0011】
【発明の効果】
本発明によれば、上述したように、位相雑音を伴うディジタル通信システムにおける変調方式の耐雑音特性を改善することが可能となった。
具体例としては、上述したように、変調方式としてQPSK変調の後、64倍拡散のComplex変調方式を用いた場合、提案方式による構成を採用しなかった場合との比較を行ったところ、図6に示したように、BER 1.0E−4達成時、3dB以上の雑音改善効果を確認することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の直交変調装置である。
【図2】実施例1の直交復調装置である。
【図3】実施例2の直交復調装置である。
【図4】実施例3の直交変調装置図である。
【図5】実施例3の直交復調装置図である。
【図6】本発明における効果を示す図である。
【図7】従来型直交変調装置概略図である。
【図8】従来型直交復調装置概略図である。
【符号の説明】
1、21、100 ディジタルビットストリーム
18、54、142 復号化ディジタルビットストリーム
2、101 インタリーバ
23、103 インタリーバI
24、104 インタリーバQ
16、130 デ・インタリーバ
46、47、88、133、134 デ・インタリーバI
48、49、89、135、136 デ・インタリーバQ
3、102 シリアル/パラレル変換装置
15、129 パラレル/シリアル変換装置
50、51、68、69、86、87、137、138 乗算装置
8、29、52、70、90、139 加算装置、
17、53、91、141 閾値判定装置
93、94 FIFOメモリ
4、7、11、12、25、26、41、42、81、82、107 ミキサ
108、121、122
5、13、27、43、83、109、123 ローカル発振装置
6、14、28、44、84、84、110、124 π/2位相シフタ
9、10、30、40、80、112、120 アンテナ装置
45、85、132 信頼性評価装置
55、56、95、96、125、126 ローパスフィルタ
113 高速伝送用変調機能ブロック
114 耐雑音伝送用変調機能ブロック
115、150 高周波機能ブロック
145 高速伝送用復調機能ブロック
146 耐雑音伝送用復調機能ブロック
Claims (7)
- 処理フレーム内の符号ビットストリームの順番をそれぞれ異なる順番に並び替える機能を有する2つのインタリーバを具備し、2つのインタリーバ出力の一方をIチャネル、他方をQチャネルとして、直交変調する機能を有する変調装置。
- 送信機で変調された信号を受信し、復調する機能を有する直交復調器を具備し、復調されたIチャネルデータI(i)、QチャネルデータQ(i)、(i=1,2,・・・N:Nは処理フレーム長)から構成される信号ベクトルr(i)=I(i)+j・Q(i)、(jは虚数単位)をもとに、r(i)の信頼性情報P(i)を計算する機能を有する信頼性評価装置を具備する復調装置。
- 請求項2記載のr(i)の実数成分であるIチャネルデータ、虚数成分であるQチャネルデータそれぞれを請求項1記載のインタリーブ前の順番に並べ戻す機能を有する2つのデ・インタリーバと、これらデ・インタリーバと同一順序の並び替え機能を有する2つのデ・インタリーバにより、請求項2のP(i)を2通りに並び替える機能を有する復調装置。
ここで、並び戻されたI、QチャネルデータはそれぞれI’(i),Q’(i)、並び替えられた2つの信頼性情報のうち、Iチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPI(i)、Qチャネル用デ・インタリーバによって並び替えられたものをPQ(i), i=1,2,・・・Nと呼称する。 - 請求項3において計算されたI’(i),Q’(i),PI(i),PQ(i)を用い、
出力信号re(i) ← I’(i)×PI(i)+Q’(i)×PQ(i) とする信号処理機能を有する復調装置。 - 請求項3において、シンボルの信頼性情報P(i)の計算完了後、reI(i)←I(i)×P(i)、reQ(i)←Q(i)×P(i)の乗算を直ちにそれぞれ実行し、reI(i),reQ(i) をそれぞれ前記デ・インタリーバI、デ・インタリーバQにて元の順番に並び戻した後、シンボル単位で順番に加算し、復号データとして出力する機能を具備することにより請求項3では4個使用したデ・インタリーバを2個に削減した構成を特徴とする復調装置。
- 請求項1記載の特徴を有する直交変調装置に加え、高速伝送機能を有する直交変調装置の2種類の変調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備した変調装置。
- 請求項2、3、4記載の特徴を有する直交復調装置、もしくは請求項2、3記載の特徴を有する直交復調装置に加え、高速伝送機能を有する直交復調装置の2種類の復調装置を具備し、いずれか一方を選択使用する機能を具備した復調装置。
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JP2002184537A JP2004032282A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 変調装置および復調装置 |
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KR100860504B1 (ko) | 2005-06-09 | 2008-09-26 | 삼성전자주식회사 | 이동통신 시스템에서 송수신 장치 및 방법 |
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