JP2004032281A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】JPEG圧縮された画像データを復元して得た画像データに対して階調硬調化処理を行う際に、ブロック歪みを抑制し、高画質の処理済み画像データを得る。
【解決手段】読出部10により記録媒体1からJPEG圧縮された画像データS0を読み出し、圧縮クオリティ算出部12において画像データS0の圧縮クオリティQを算出する。階調カーブ決定部16において、圧縮クオリティQに基づいた階調カーブを決定する。その一方で、復元部18により画像データS0を復元して復元画像データS1を得る。補正部20は、階調カーブ決定部16により決定された階調カーブを用いて、復元画像データS1に対して階調補正処理を行って、処理済み画像データS2を得る。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮された画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して画質補正処理を施す画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル画像データ(以下略して画像データという)に対してサービスを提供する様々なシステムが出現している。例えば、ネガフィルムをスキャナでスキャンして得たもの、デジタルカメラにより撮影して得たものなどの画像データの保存、管理を行うシステムや、画像データに対して、望ましい画質になるように画質補正処理を行ってプリントするプリントサービスシステムなどがある。
【0003】
一方、コンピュータなどの端末装置の低価格化およびネットワーク技術の進歩に伴って、インターネットが急激に普及する背景において、上述した様々なシステムの殆どはネットワークを介してサービスを提供している。
【0004】
例えば、上述したプリントサービスシステムとしては、ユーザが端末装置を用いてサーバ装置にアップロードした画像データに対して画質補正処理を行ってからネットワークにより接続されたミニラボなどのプリンタに出力してプリントアウトさせる構成や、画質補正処理を施した画像データをサーバ装置において保持して、保持場所を示すURLなどのアドレスだけをミニラボなどに送信し、ミニラボからアクセスされた時に、プリント対象となる画像データをダウンロードさせる構成などはあるが、サーバ装置と端末装置との間、サーバ装置とプリントアウトを行うプリンタとの間の画像データの受渡しは、ネットワークを介して行われている。
【0005】
また、移動通信の分野において、携帯電話などの携帯端末の普及および携帯端末の機能の充実に伴って、携帯端末を対象とする画像サービスも盛んに行われている。例えば、携帯端末同士間の電子メールを中継する際に、送信側の携帯端末から送信された電子メールに添付された画像データに対して、階調補正や、ホワイトバランス補正、濃度補正、シャープネス処理などの画質補正処理を行ってから受信側の携帯端末に送信したり、受信側の携帯端末が添付ファイルを受信できない場合、画質補正処理を施した画像データを保持して、該画像データの保持場所を示すURLなどのアドレスだけを受信側の携帯端末に送信して、後に受信側の携帯端末からのアクセスを受け付けたときダウンロードさせたりするなど、画質補正機能を有する通信中継サーバ装置がある。これらのサーバ装置も、ネットワークを介して携帯端末と画像データの受渡しを行うものである。
【0006】
一方、ネットワークを介して画像データを受渡しする際に、通信時間の短縮など、端末装置およびネットワークの負担を軽減するように、これらの画像データは圧縮される。特に携帯電話機などの携帯端末の場合、撮影して得た画像データの殆どは他の携帯端末装置またはコンピュータなどに送信されるから、容量制限が厳しく、高圧縮されてから携帯電話機の記憶部に保存されるようになっている。
【0007】
上述した背景および画像データを記憶する記録媒体の容量制限などの理由から、デジタルカメラによって被写体を撮像することによって得られた画像データや、フィルムをスキャナなどによって読み取ることにより得られた画像データは、通常、圧縮されて記録媒体に記録される。
【0008】
すなわち、画像データに対して画質補正処理を行う画像処理装置に入力される画像データが、殆ど圧縮されており、画像処理装置は、圧縮された画像データに対して復元(伸長)処理を行ってから画質補正処理を施すようになっている。また、画質補正処理としては、階調補正処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、鮮鋭度強調、すなわちシャープネス強調処理などがあり、そのうちの階調補正処理においては、階調を立てて硬調化することが通常行われている。また、シャープネス強調処理の方法は種々提案されており、例えば、画像データに対して下記の式によりボケマスク処理を施して鮮鋭度を強調するようにした手法が知られている(画像解析ハンドブック,P.549,東京大学出版会,高木幹雄,下田陽久 監修)。
【0009】
S’=Sorg+k・(Sorg−Sus)
Sorg:原画像信号
Sus:ボケマスク信号
また、画像データを圧縮する形式としては、JPEG、GIF、TIFF等種々の形式が存在するが、近年画像データを解像度また濃度分解能毎に階層的に分解し、各階層毎のデータ(階層データ)を符号化して圧縮保管するファイル形式が提案されている。このファイル形式は、具体的には画像データをウェブレット変換等により複数の解像度毎あるいは濃度分解能毎の階層データに分解し、この分解された各解像度あるいは各濃度分解能毎の階層データを階層順に符号化して1つのファイルとして圧縮して保存するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、JPEG圧縮を含む上述の画像圧縮処理は、程度の差はあるものの、圧縮の度合いが高ければ高いほど画像の画質を劣化させるものであり、復元された画像データにおいて、ブロック歪みや、アーチファクトなどが生じるのは、画像ファイルのサイズを小さくするために避けられない代償と考えられている。しかし、画像処理装置において、圧縮画像データに対して画質補正処理、例えば、階調補正処理を行う際に、圧縮の度合いが低い比較的高画質の画像を再現可能な画像データに設定するような程度の階調硬調化処理を、圧縮の度合いが高い画像データに対して施すと、画像のブロック歪みがより目立ってしまい、画質を一層劣化させてしまうという問題がある。
【0011】
ホワイトバランス補正処理も、濃度補正処理、シャープネス強調処理においても、同様の問題が存在する。
【0012】
シャープネス強調処理の場合、この問題を解決するために、本願出願人による特開2000−149013号に記載されているように、圧縮画像データを復元して得た復元画像データに対して、圧縮画像データの圧縮度合いに基づいてシャープネス強調処理のパラメータを変えることによってアーチファクトの抑制を図る方法が提案されている。しかし、デジタルカメラなどの画像取得デバイスには、画像データを圧縮する前に、シャープネス強調処理を施すものがあり、このシャープネス強調処理の強調度が異なれば、圧縮の度合いが同じでも、圧縮画像データに含まれるアーチファクトの性質や強度も変ってくるので、復元画像データに対して、圧縮の度合いのみに基づいてシャープネス強調処理のパラメータを変えることでは対応しきれない。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、JPEGなどの圧縮画像データを復元することにより取得した復元画像データに対して画質補正を行う際に、画質劣化を軽減することができる画像処理装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の画像処理装置は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理のうち少なくとも1つの処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、該圧縮度合いに基づいて、前記処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
ここで、「圧縮画像データの圧縮度合い」としては、例えば圧縮画像データのタグ情報などの付属情報に含まれる量子化テーブルや、RGB信号を輝度色差信号に変換して圧縮を行った場合におけるクロマのサンプリング情報を参照して判定することができる。
【0016】
また、「処理に用いられるパラメータ」とは、前記処理を行うために用いられる数値、変換式、変換曲線などを意味し、例えば、階調硬調化処理のための階調カーブ、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理に用いられるホワイトバランス補正値、濃度補正値などである。
【0017】
従って、「圧縮度合いに基づいて」前記パラメータを決定することとは、圧縮度合いに基づいて階調カーブを変えることや、ホワイトバランス補正値、濃度補正値を修正することなどとすることができる。
【0018】
本発明の第2の画像処理装置は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対してシャープネス強調処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、
前記復元画像データの高周波成分の強度を取得する高周波強度取得手段と、
前記圧縮度合いおよび前記高周波強度に基づいて、前記シャープネス強調処理の強調度を決定する強調度決定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
ここで、「高周波強度」とは、画像データに含まれる高周波成分の大きさを示す値であり、例えば、画像データの信号から、該画像データに対してボケマスク処理を施して得たボケマスク信号を引いて得た高周波成分の信号から算出することができる。
【0020】
本発明の第3の画像処理装置は、圧縮画像データを復元することにより得られた復元画像データに対して階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、シャープネス強調処理のうち少なくとも1つの画質補正処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、前記復元画像データに対して前記画質補正処理を施して補正済み画像データを得る画質補正手段と、前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、該圧縮度合いに基づいて決定された大きさのランダムノイズを発生させるノイズ生成手段と、該ランダムノイズを前記補正済み画像データに合成して前記処理済み画像データを得る合成手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
また、本発明の第1、第2、第3の画像処理装置は、携帯端末付属のデジタルカメラにより撮像して得た画像データに適用することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の第1の画像処理装置によれば、JPEGなどの形式で圧縮処理された圧縮画像データを復元して得た復元画像データに対して階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理を施す際に、圧縮画像データの圧縮度合いに応じて処理のパラメータを決定することによって、ブロック歪みの強調などによる画質劣化を抑制し、高画質な処理済み画像データを得ることを可能とする。
【0023】
本発明の第2の画像処理装置によれば、JPEGなどの形式で圧縮処理された画像データを復元して得た復元画像データに対してシャープネス強調処理を施す際に、圧縮画像データの圧縮度合いに加え、復元画像データの高周波成分の強度に基づいてシャープネス強調処理の強調度を調整することによって、アーチファクトを抑制しつつ、好ましいシャープネス感を有する処理済み画像データを得ることができる。
【0024】
本発明の第3の画像処理装置によれば、JPEGなどの形式で圧縮処理された画像データを復元して得た復元画像データに対して、階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、シャープネス強調処理などの画質補正処理を行って得た補正済み画像データに、圧縮画像データの圧縮度合いに基づいて決定された大きさのランダムノイズを合成して、ブロック歪みを目立たなくすることによって、高画質な処理済み画像データを得ることができる。
【0025】
また、携帯電話機などの携帯端末付属のデジタルカメラにより取得した画像データが高圧縮されているため、本発明の第1、第2、第3の画像処理装置は、これらの画像データに適用すれば、上述した画質劣化を軽減する効力をより発揮することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0027】
図1は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Aの構成を示す概略ブロック図である。図示のように、本実施形態の画質補正装置Aは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対して階調硬調化処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、撮像により取得して得た画像データをJPEG形式にて圧縮した画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部10と、種々の圧縮クオリティ係数(以下略して圧縮Q係数という)と量子化テーブルとを対応付けて記憶する量子化テーブル記憶部14と、読出部10により読み出された画像データS0のタグ情報および量子化テーブル記憶部14に記憶された圧縮Q係数と量子化テーブルとを参照して、画像データS0の圧縮クオリティを算出する圧縮クオリティ算出部12と、圧縮クオリティ算出部12により算出された画像データの圧縮クオリティに基づいて階調硬調化処理用の階調カーブを決定する階調カーブ決定手段16と、画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部18と、階調カーブ決定手段16により決定された階調カーブを用いて復元画像データS1に対して階調補正処理を行う補正部20と、処理済みの画像データS2をプリンタなどの再生装置に出力するための出力部22とからなる。
【0028】
画像データS0は例えばデジタルカメラにより被写体を撮像して得たものであり、JPEG形式で圧縮されてメモリカードなどの記録媒体1に記録されて保管されるものである。
【0029】
画像データS0のタグ情報には、圧縮する際に使用された量子化テーブルが含まれており、画質補正装置Aの読出部10は、記録媒体1から画像データS0を読み出す際に、タグ情報も一緒に読み出して、タグ情報の中に含まれる量子化テーブルT0を抽出して圧縮クオリティ算出部12に提供する。
【0030】
画像データの圧縮度合いとは、画像データが圧縮された程度を示すことができるいかなる定義に基づいたものであってもよく、例えば、画像データの圧縮Q係数もよければ、画像データのファイルサイズと総画素数の比などでも良いが、本実施形態の画質補正装置Aは、画像データの圧縮Q係数を画像データの圧縮度合いとして用いるものである。
【0031】
圧縮クオリティ算出部12は、読出部10により提供された画像データS0の量子化テーブルT0(ここでは、例として、画像データS0が8×8のブロックに分割して離散コサイン変換などを経て圧縮されたものとするので、量子化テーブルT0は8×8のテーブルとなる)と、量子化テーブル記憶部14に記憶されたすべての量子化テーブルTとの類似度Fを算出して、最も類似した、すなわち量子化テーブルT0との類似度が最も小さい量子化テーブルTに対応する圧縮Q係数を画像データS0の圧縮クオリティQとする。
【0032】
なお、圧縮クオリティ算出部12は、下記の式(1)に従って、画像データS0の量子化テーブルT0と、量子化テーブル記憶部14に記憶された各々の量子化テーブルTとの類似度Fを計算する。
【0033】
【数1】
Figure 2004032281
ここで、例として、画像データS0の圧縮クオリティQが80であると算出されたとする。
【0034】
階調カーブ決定部16は、圧縮クオリティ算出部12により算出された画像データS0の圧縮クオリティQに基づいて図2に示すような階調カーブを決定するものである。図2に示す階調カーブにおいて、A(0,0)、C(128,128)、E(255,255)は常に固定であり、階調カーブ決定部16は、下記の式(2)に従って、ポイントB(入力値Xは64のポイント)とポイントD(入力値Xは192のポイント)の夫々における出力値ByとDyを算出し、ポイントAからポイントEまで滑らかにつなぐスプライン曲線を求めて、階調カーブとする。
【0035】
【数2】
Figure 2004032281
ここで、画像データS0の圧縮クオリティが80であるので、ポイントBとポイントDは夫々(64,32)、(192,224)になり、図2に示すような階調カーブが決定される。
【0036】
補正部20は、復元部18により画像データS0を復元して得た復元画像データS1に対して、階調カーブ決定部16により決定された階調カーブを用いて階調補正を行って、処理済み画像データS2を得る。
【0037】
図3は、本実施形態の画質補正装置Aの動作を示すフローチャートである。図示のように、まず、読出部10により記録媒体1から画像データS0を読み出し(S2)、圧縮クオリティ算出部12において画像データS0の圧縮クオリティQを算出する(S4)。そして階調カーブ決定部16において、圧縮クオリティQに基づいた階調カーブが決定される(S6)。その一方で、復元部18において画像データS0が復元されて復元画像データS1が得られる(S8)。ステップS4、S6とステップS8の処理は並列に行ってもよく、ステップS8の処理を先に行ってもよい。次いで、補正部20において、階調カーブ決定部16により決定された階調カーブを用いて、復元画像データS1に対して階調補正処理を行って、処理済み画像データS2を得る(S10)。処理済み画像データS2は出力部22からプリンタに出力されて、プリント画像として再生される(S12)。
【0038】
図4は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Bの構成を示す概略ブロック図である。本実施形態の画質補正装置Bは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対してホワイトバランス補正処理および濃度補正処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、撮像により取得して得た画像データをJPEG形式にて圧縮した画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部23と、種々の圧縮クオリティ係数(以下略して圧縮Q係数という)と量子化テーブルとを対応付けて記憶する量子化テーブル記憶部24と、読出部23により読み出された画像データS0のタグ情報および量子化テーブル記憶部24に記憶された圧縮Q係数と量子化テーブルとを参照して、画像データS0の圧縮クオリティを算出する圧縮クオリティ算出部25と、画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部26と、復元画像データS1に対するホワイトバランス補正値および濃度補正値を算出する補正値算出部28と、圧縮クオリティ算出部22により算出された画像データの圧縮クオリティQに基づいて補正値算出部28により算出されたホワイトバランス補正値および濃度補正値を修正する補正値修正部30と、補正値修正部30により修正されたホワイトバランス補正値および濃度補正値を用いて、復元画像データS1に対してホワイトバランス補正および濃度補正を施す補正部32と、補正部32により処理済みの画像データS2をプリンタなどの再生装置に出力するための出力部34とからなる。
【0039】
ここで、読出部23、圧縮クオリティ算出部25、量子化テーブル記憶部24、復元部26は、図1に示す画質補正装置Aの読出部10と、圧縮クオリティ算出部12と、量子化テーブル記憶部14と、復元部18と同じものであるとするので、ここで説明を省略する。
【0040】
補正値算出部28は、復元画像データS1のRGB値を輝度値Yに変換すると共に、下記の式(3)と式(4)を用いて夫々ホワイトバランス補正値ΔR、ΔBと濃度補正値ΔDを算出する。
【0041】
【数3】
Figure 2004032281
【数4】
Figure 2004032281
なお、式(4)におけるWmidは、画像データのビット数と関連した定数であり、8ビットの画像データの場合、128とすることができる。
【0042】
補正値修正部30は、下記の式(5)に従って、補正値算出部28により算出した各々の補正値に対して修正を行う。
【0043】
【数5】
Figure 2004032281
すなわち、圧縮クオリティQが100である場合、各々の補正値が修正されないが、圧縮クオリティが100以下である場合は、補正を弱める方向に補正値が修正される。
【0044】
補正部32は、補正値修正部30により修正されたホワイトバランス補正値と濃度補正値を用いて、下記の式(6)に従って復元画像データS1に対してホワイトバランス補正および濃度補正を行って処理済み画像データS2を得る。
【0045】
【数6】
Figure 2004032281
なお、補正部32は、式(6)に示す計算を画像データS1の全ての画素に対して行うものである。
【0046】
図5は、本実施形態の画質補正装置Bの動作を示すフローチャートである。図示のように、まず、読出部23により記録媒体1から画像データS0を読み出し(S20)、圧縮クオリティ算出部25において画像データS0の圧縮クオリティQを算出する(S22)。その一方で、復元部26において画像データS0が復元されて復元画像データS1が得られ(S24)、補正値算出部28においてホワイトバランス補正値および濃度補正値が算出される(S26)。ステップS22と、S24、S26の処理は並列に行ってもよく、ステップS24、S26の処理を先に行ってもよい。そして補正値修正部30において、画像データの圧縮クオリティQに応じて各々の補正値が修正される(S28)。次いで、補正部32において、補正値修正部30により修正された補正値を用いて、復元画像データS1に対してホワイトバランス補正処理および濃度補正処理施して、処理済み画像データS2を得る(S30)。処理済み画像データS2は出力部34からプリンタに出力されて、プリント画像として再生される(S32)。
【0047】
このように、上述した実施形態の画質補正装置Aおよび画質補正装置Bにおいて、圧縮画像データを復元して得た復元画像データに対して階調硬調化処理またはホワイトバランス処理、濃度補正処理を行う際に、圧縮画像データの圧縮クオリティに応じて補正のパラメータを決定して補正を行うようにしているので、高圧縮された画像データの復元画像データに対して上述の画質補正処理を行っても、ブロック歪みなどに起因する画質劣化を軽減することができ、高画質な再生画像を得ることを可能とする。
【0048】
図6は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Cの構成を示すブロック図である。本実施形態の画質補正装置Cは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対してシャープネス強調処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、撮像により取得して得た画像データをJPEG形式にて圧縮した画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部40と、種々の圧縮クオリティ係数(以下略して圧縮Q係数という)と量子化テーブルとを対応付けて記憶する量子化テーブル記憶部44と、読出部40により読み出された画像データS0のタグ情報および量子化テーブル記憶部44に記憶された圧縮Q係数と量子化テーブルとを参照して、画像データS0の圧縮クオリティを算出する圧縮クオリティ算出部42と、画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部46と、復元画像データS1から高周波成分を抽出すると共に、この高周波成分の強度Eを算出する高周波強度算出部48と、圧縮クオリティ算出部42により算出された画像データS0の圧縮クオリティQおよび高周波強度算出部48により算出した画像データS1の高周波強度Eとに基づいてシャープネス強調処理のパラメータを決定するパラメータ決定部50と、パラメータ決定部50により決定されたパラメータを用いて復元画像データS1に対してシャープネス強調処理を施す補正部52と、補正部52により処理済みの画像データS2をプリンタなどの再生装置に出力するための出力部54とからなる。
【0049】
ここで、読出部40、圧縮クオリティ算出部42、量子化テーブル記憶部44、復元部46は、図1に示す画質補正装置Aの読出部10と、圧縮クオリティ算出部12と、量子化テーブル記憶部14と、復元部18と同じものであるとするので、ここで説明を省略する。
【0050】
高周波強度算出部48は、まず、復元画像データS1の画素毎のRGB値を輝度値Yに変換し、下記の式(7)に従って、輝度値Yに対してボケマスクを適用してアンシャープマスキング輝度値Yusを得る。
【0051】
【数7】
Figure 2004032281
次いで高周波強度算出部48は、画素毎に輝度値Yとアンシャープマスキング輝度値Yusとの差を算出して復元画像データS1の高周波成分Yhとし、下記の式(8)に従って、画像データS1の高周波成分強度Eを算出する。
【0052】
【数8】
Figure 2004032281
パラメータ決定部50は、圧縮クオリティ算出部42により算出された圧縮クオリティQおよび高周波強度算出部48により算出された高周波強度Eに基づいてシャープネス強調処理のパラメータを決定するものである。なお、本実施形態において補正部52は、画像データのコントラストに依存してシャープネス処理を行うもの、すなわち図7に示すように、低コントラスト部(所定の低コントラスト閾値C以下のコントラストを有する部分)に対して固定のシャープネスゲインαを、高コントラスト部(所定の高コントラスト閾値Ch以上のコントラストを有する部分)に対して固定のシャープネスゲインαを、中間コントラスト部(CとChとの間のコントラストを有する部分)に対しては、αとαとの間にコントラストに依存して直線的に変化するシャープネスゲインαを用いるようにしてシャープネス強調処理を行うものであるため、パラメータ決定部50は、図7に示すように、コントラストCに依存したシャープネスゲインαを決定するものである。
【0053】
パラメータ決定部50には、パラメータ決定テーブルを記憶する、図示しない記憶部を有し、このパラメータ決定テーブルは、画像データの圧縮クオリティQと高周波強度Eとの組合せに対応したαとαを決定するもので、図8はその1例を示している。
【0054】
パラメータ決定部50は、図8に示すテーブルを参照し、画像データS0の圧縮クオリティQおよび画像データS1の高周波強度Eとに基づいて、シャープネスゲインαおよびαを決定すると共に、図7に示すように、CとChの間のコントラストを有する部分のシャープネスゲインαを決定する。
【0055】
補正部52は、パラメータ決定部50により決定されたシャープネスゲインαを用いて、下記の式(9)に従ってシャープネス強調処理を行う。
【0056】
【数9】
Figure 2004032281
図9は、本実施形態の画質補正装置Cの動作を示すフローチャートである。図示のように、まず、読出部40により記録媒体1から画像データS0を読み出し(S40)、圧縮クオリティ算出部42において画像データS0の圧縮クオリティQを算出する(S42)。その一方で、復元部46において画像データS0が復元されて復元画像データS1が得られ(S44)、高周波強度算出部48において復元画像データS1の高周波強度Eが算出される(S46)。ステップS42と、S44、S46の処理は並列に行ってもよく、ステップS44、S46の処理を先に行ってもよい。そしてパラメータ決定部50において、画像データS0の圧縮クオリティQおよび画像データS1の高周波強度Eに応じてシャープネス強調処理のパラメータが決定される(S48)。次いで、補正部52において、パラメータ決定部50により決定されたパラメータを用いて、復元画像データS1に対してシャープネス強調処理を施して、処理済み画像データS2を得る(S50)。処理済み画像データS2は出力部54からプリンタに出力されて、プリント画像として再生される(S52)。
【0057】
このように、本実施形態の画質補正装置Cによれば、圧縮画像データの圧縮クオリティに加え、復元画像データの高周波成分の強度に基づいてシャープネス強調処理のパラメータを決定するようにしているので、圧縮画像データが圧縮される前にシャープネス処理が施されたものであっても、アーチファクトを抑制しつつ、好ましいシャープネス感を有する処理済み画像データを得ることができる。
【0058】
図10は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Dの構成を示すブロック図である。本実施形態の画質補正装置Dは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対して階調補正処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、シャープネス強調処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、撮像により取得して得た画像データをJPEG形式にて圧縮した画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部60と、種々の圧縮クオリティ係数(以下略して圧縮Q係数という)と量子化テーブルとを対応付けて記憶する量子化テーブル記憶部64と、読出部60により読み出された画像データS0のタグ情報および量子化テーブル記憶部64に記憶された圧縮Q係数と量子化テーブルとを参照して、画像データS0の圧縮クオリティを算出する圧縮クオリティ算出部62と、圧縮クオリティ算出部62により算出された圧縮クオリティに基づいてランダムノイズを生成するノイズ生成部68と、画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部66と、復元画像データS1に対して階調補正処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、シャープネス強調処理を施して補正済み画像データS1’を得る補正部70と、補正済み画像データS1’に、ノイズ生成部68により生成されたランダムノイズを合成して処理済み画像データS2を得る合成部72と、処理済みの画像データS2をプリンタなどの再生装置に出力するための出力部74とからなる。
【0059】
ここで、読出部60、圧縮クオリティ算出部62、量子化テーブル記憶部64、復元部66は、図1に示す画質補正装置Aの読出部10と、圧縮クオリティ算出部12と、量子化テーブル記憶部14と、復元部18と同じものであるとするので、ここで説明を省略する。
【0060】
補正部70は、従来の画質補正方法を用いて復元画像データS1に対して画質補正を行うものであってもよいし、上述した画質補正装置A、B、Cに用いられた夫々の画質補正方法を用いて画質補正を行うものであってもよい。
【0061】
ノイズ生成部72は、3×n(n:画像データS0の総画素数)個のノイズを発生させるものであり、これらのノイズの分布は平均0で、分散は下記の式(10)に示すように、σのガウス分布に従うものである。
【0062】
【数10】
Figure 2004032281
式(10)から分かるように、画像データS0の圧縮クオリティQが小さいほど分散σが大きく(ノイズのサイズが大きい)、画像データS0の圧縮クオリティQが大きいほど分散σが小さくなる(ノイズのサイズが小さい)。
【0063】
図11は、本実施形態の画質補正装置Dの動作を示すフローチャートである。図示のように、まず、読出部60により記録媒体1から画像データS0を読み出し(S60)、圧縮クオリティ算出部62において画像データS0の圧縮クオリティQを算出する(S62)。ノイズ生成部68において、圧縮クオリティQに応じて決められた大きさのランダムノイズが生成される(S64)。その一方で、復元部66において画像データS0が復元されて復元画像データS1が得られ(S66)、補正部70において復元画像データS1に対して画質補正処理を施し補正済み画像データS1’を得る(S68)。ステップS62、S64と、S66、S68の処理は並列に行ってもよく、ステップS66、S68の処理を先に行ってもよい。そして合成部72において、補正済み画像データS1’とノイズ生成部68により生成されたランダムノイズとが合成され、処理済み画像データS2が得られる(S70)。処理済み画像データS2は出力部74からプリンタに出力されて、プリント画像として再生される(S72)。
【0064】
このように、本実施形態の画質補正装置Dによれば、圧縮画像データを復元して得た復元画像データに対して画質補正を施して得た補正済み画像データに対して、圧縮画像データの圧縮クオリティに応じて決められた大きさのランダムノイズを合成することによって、画質補正から起因するブロック歪みなどの画質劣化を軽減することができ、高画質の処理済み画像データを得ることができる。
【0065】
上述において、本発明の画像処理の望ましい実施形態について説明したが、本発明の画像処理装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を変えない限り、様々な変更を加えることができる。
【0066】
例えば、上述した画質補正装置A、B、Cは夫々階調硬調化処理、ホワイトバランス補正および濃度補正処理、シャープネス強調処理を個別に行うものであるが、本発明の画像処理装置は、上記各々の画質補正処理を単独に行うものは勿論、これらの画質補正処理を複数組み合わせて処理を行うものであってもよい。
【0067】
また、上述した実施形態においては、圧縮画像データとしてJPEG形式で圧縮された画像データとしたが、本発明の画像処理装置はJPEGの他の圧縮方式で圧縮された画像データを復元して得た復元画像データに対して画質補正を行う装置としても適用することができる。
【0068】
また、上述した実施形態において、圧縮画像データの圧縮度合いとして圧縮Q係数を用いたが、圧縮クオリティの定義、求め方など、これに限られるものではなく、圧縮画像データの圧縮度合いを表すことができるいかなるものであってもよい。
【0069】
また、上述した実施形態の画質補正装置は、処理済みの画像データがプリンタに出力されるシステムに適用されているが、処理済みの画像データを再圧縮してネットワーク介して送信したり、ハードディスクなどの記憶装置に保存したりするなどのシステムにも適用することができる。
【0070】
勿論、ネットワークを介して受信した圧縮画像データに対して画質補正処理を行うシステムにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態となる画質補正装置Aの構成を示すブロック図
【図2】図1に示す画質補正装置Aの階調カーブ決定部16の動作を説明するための図
【図3】図1に示す画質補正装置Aの動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態となる画質補正装置Bの構成を示すブロック図
【図5】図4に示す画質補正装置Bの動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態となる画質補正装置Cの構成を示すブロック図
【図7】図6に示す画質補正装置Cの補正部52の動作を説明するための図
【図8】図6に示す画質補正装置Cのパラメータ決定部50が有するパラメータ決定テーブルの1例を示す図
【図9】図6に示す画質補正装置Cの動作を示すフローチャート
【図10】本発明の実施形態となる画質補正装置Dの構成を示すブロック図
【図11】図10に示す画質補正装置Dの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1  記録媒体
10,23,40,60  読出部
12,25,42,62  圧縮クオリティ算出部
14,24,44,64  量子化テーブル記憶部
16  階調カーブ決定部
18,26,46,66  復元部
20,32,52,70  補正部
22,34,54,74  出力部
28  補正値算出部
30  補正値修正部
48  高周波強度算出部
50  パラメータ決定部
68  ノイズ生成部
72  合成部
S0  圧縮画像データ
S1,S1’,S2  RGB画像データ
Q  圧縮クオリティ
α  シャープネスゲイン

Claims (4)

  1. 圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理のうち少なくとも1つの処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、
    前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、
    該圧縮度合いに基づいて、前記処理に用いられるパラメータを決定するパラメータ決定手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対してシャープネス強調処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、
    前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、
    前記復元画像データの高周波成分の強度を取得する高周波強度取得手段と、
    前記圧縮度合いおよび前記高周波強度に基づいて、前記シャープネス強調処理の強調度を決定する強調度決定手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 圧縮画像データを復元することにより得られた復元画像データに対して階調硬調化処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、シャープネス強調処理のうち少なくとも1つの画質補正処理を施して処理済み画像データを得る画像処理装置であって、
    前記復元画像データに対して前記画質補正処理を施して補正済み画像データを得る画質補正手段と、
    前記圧縮画像データの圧縮度合いを取得する圧縮度合い取得手段と、
    該圧縮度合いに基づいて決定された大きさのランダムノイズを発生させるノイズ生成手段と、
    該ランダムノイズを前記補正済み画像データに合成して前記処理済み画像データを得る合成手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記圧縮画像データが、携帯端末付属のデジタルカメラにより撮像して得たものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像処理装置。
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