JP2004032225A - 双方向通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】データ伝送帯域を大幅に増やしたり、冗長性を大にすることなく、データが欠落してもほとんど気にならない程度に、映像と音声の途切れを少なくすることができる双方向通信システムを提供する。
【解決手段】ネットワークを介して双方向にデータ伝送可能に接続された各ユーザ宅の通信装置にそれぞれ、送信処理部と受信処理部を備える双方向通信システムであって、送信処理部においてエンコーダ出力、音声二重化、パケット分割、RTP送信などのデータ処理を行い、受信処理部においてRTP受信、データ取出、デコーダ入力などのデータ処理を行うことにより、受信した音声データ/映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない二重化・分割した別のパケットを用いたり、欠落していないパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更して、音声データ/映像データのパケットを再生する。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介した双方向通信システムに関し、特に映像と音声の品質低下を少なくすることを可能とする双方向通信システムに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者が検討したところによれば、IP(Internet Protocol)ネットワークを介した双方向の音声・映像通信システムに関しては、以下のような技術が考えられる。以下においては、本発明者が本発明の前提として検討した双方向通信システム、およびこの双方向通信システムにおける送信/受信処理について説明する。
【0003】
たとえば、双方向通信システムは、IPネットワーク上に接続される複数のユーザ宅の通信装置などから構成される。各ユーザ宅の通信装置には、相手装置に対して映像および音声のデータパケットを送信する送信処理部と、相手装置からの映像および音声のデータパケットを受信する受信処理部などが備えられている。このような双方向通信システムにおいて、送信処理部、受信処理部におけるパケットのデータ処理は、たとえば図13のようにして行われる。
【0004】
まず、送信処理部による送信処理においては、映像データV1〜V7と音声データA1,A2の各パケットのエンコーダ出力、エンコーダ出力とIPネットワークのパケットサイズを整合するための映像データV1〜V7と音声データA1,A2の各パケットの映像データV1a,V1b〜V7a,V7bと音声データA1a,A1b,A2a,A2bの各パケットへのパケット分割、分割された映像データV1a,V1b〜V7a,V7bと音声データA1a,A1b,A2a,A2bの各パケットをRTP1〜RTP18のパケットとしてのRTP(Realtime Transport Protocol)送信などの処理が順に行われる。
【0005】
また、受信処理部による受信処理においては、送信されてきたRTP1〜RTP18のパケットのRTP受信、RTP1〜RTP18からの分割された映像データV1a,V1b〜V7a,V7bと音声データA1a,A1b,A2a,A2bの各パケットのデータ取出、分割された映像データV1a,V1b〜V7a,V7bと音声データA1a,A1b,A2a,A2bの各パケットの結合による映像データV1〜V7と音声データA1,A2のデコーダ入力、データの生成などの処理が順に行われる。
【0006】
なお、このようなネットワークを介した双方向通信システムに関する技術としては、たとえば特開2002−77264号公報に記載される技術などが挙げられる。この公報には、通話中にIPパケット損失により欠落した音声データを完全に補完して録音するようにしたIP電話録音システムに関する技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなネットワークを介した双方向通信システムに関して、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0008】
たとえば、前述した図13に示す、本発明者が本発明の前提として検討した双方向通信システムにおける送信/受信処理において、IPネットワーク上でRTPパケットの消失が発生すると、以下のように映像データ、音声データの再生が精度良く行われないという問題がある。
【0009】
(1)映像データの後半が欠落した場合、パケットのヘッダ情報に記載されているデータサイズと実際のサイズが異なるため、正常にデコードできない。この結果、映像のコマ落ちが発生することにつながる。
【0010】
(2)音声データの後半が欠落した場合、パケットのヘッダ情報に記載されているデータサイズと実際のサイズが異なるため、正常にデコードできない。この結果、音声の途切れが発生することにつながる。
【0011】
(3)音声データの後半と映像データの前半が連続して欠落した場合、音声データの前半と映像データの後半を結合してデコードするため、異常音が発生することがある。
【0012】
特に、映像データ、音声データを用いた双方向通信システムにおいては、リアルタイム性を重視するため、データ再送信制御を行わない場合がある。このとき、データが欠落すると、映像にはブロック状のノイズやコマ落ち、音声には途切れが発生し、コミュニケーションに影響を及ぼすことが考えられる。
【0013】
なお、データ欠落時の補正方法としては、たとえば前記特開2002−77264号公報の音声データのみに関する補完の技術や、CRCを用いる方法などがあるが、冗長性が大になり、データ伝送帯域を圧迫するなどの問題があるので、良好に適用できない。
【0014】
そこで、本発明の目的は、データ伝送帯域を大幅に増やしたり、冗長性を大にすることなく、データが欠落してもほとんど気にならない程度に、映像と音声の途切れなどの品質低下を少なくすることができる双方向通信システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、ネットワークを介して双方向にデータ伝送可能に接続された複数の通信装置のそれぞれに、以下のような手段を有することを特徴とするものである。
【0016】
(1)音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、前記多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化した別のパケットを用いて音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有する。これにより、受信した多重化した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化した別のパケットを用いて、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することができるようになる。
【0017】
(2)音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを分割し、この多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、前記多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割した別のパケットを用いて音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有する。さらに、前記受信処理手段は、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットと、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含まない音声データまたは/および映像データのパケットとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットを再生するものである。これにより、受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割した別のパケットを用い、さらには欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットと、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含まない音声データまたは/および映像データのパケットとを結合して、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することができるようになる。
【0018】
(3)音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを分割し、この多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、前記多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更して音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有する。これにより、受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更して、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0020】
図1および図2により、本発明の一実施の形態の双方向通信システムの構成の一例を説明する。図1は本実施の形態の双方向通信システムの構成図、図2は別の双方向通信システムの構成図をそれぞれ示す。
【0021】
本実施の形態の双方向通信システムは、特に限定されるものではないが、たとえばテレビ電話、テレビ会議などに用いられ、図1に示すように、ネットワーク1上に接続される複数のユーザ宅の通信装置2,3(図1ではユーザ宅(A)と(B)の2つの場合を例示)などから構成され、各ユーザ宅の通信装置2,3はネットワーク1を介して双方向にデータ伝送可能に接続されている。
【0022】
各ユーザ宅の通信装置2,3にはそれぞれ、映像を表示する画像表示装置11と、音声を入出力する音声入出力装置12と、映像を入力する画像入力装置13と、映像・音声データを伝送するネットワーク端末14などが備えられている。たとえば、画像表示装置11にはテレビ、音声入出力装置12にはヘッドセット、画像入力装置13にはカメラがそれぞれ用いられる。
【0023】
また、本実施の形態の別の双方向通信システムは、図2に示すように、前記図1の構成に対して、ネットワーク1上にゲートキーパ4とMCU5が追加され、複数地点における双方向通信が可能な構成となっている。ゲートキーパ4には、発呼、受信などの呼制御やIPアドレスと電話番号の対応付けなどを管理するプロトコル制御サーバが備えられている。MCU5には、発信者の音声や映像のデータを複数地点に配信したり、複数地点の音声や映像のデータを混合配信するストリーム処理サーバが備えられている。
【0024】
次に、図3および図4により、前記各ユーザ宅の通信装置を構成するネットワーク端末の構成の一例を説明する。図3はネットワーク端末の構成図、図4は別のネットワーク端末の構成図をそれぞれ示す。
【0025】
ネットワーク端末14は、特に限定されるものではないが、たとえば図3に示すように、自装置の通信装置2(3)の画像入力装置13から出力された映像データ、音声入出力装置12から出力された音声データをそれぞれ入力とし、相手装置の通信装置3(2)に映像・音声データを送信する送信処理部(送信処理手段)21と、相手装置の通信装置3(2)から送信されてきた送信データを入力とし、自装置の通信装置2(3)の画像表示装置11に映像データ、音声入出力装置12に音声データをそれぞれ出力する受信処理部(受信処理手段)22から構成される。
【0026】
送信処理部21には、入力された映像データを圧縮する映像圧縮装置31と、入力された音声データを圧縮する音声圧縮装置32と、映像圧縮装置31および音声圧縮装置32により圧縮された映像・音声データを送信するためにデータ処理する送信データ処理装置33と、送信データ処理装置33によりデータ処理された送信データを送信する送信装置34などが備えられている。たとえば、映像圧縮装置31にはMPEG2方式のエンコーダ、音声圧縮装置32にはMPEG1方式のエンコーダなどがそれぞれ用いられ、また送信データ処理装置33はCPUなどのプログラム制御によるソフトウェアにより実現される。
【0027】
受信処理部22には、送信されてきた送信データを受信する受信装置35と、受信装置35により受信された受信データを解凍するためにデータ処理する受信データ処理装置36と、受信データ処理装置36によりデータ処理された映像データを解凍し、この解凍された映像データを出力する映像解凍装置37と、受信データ処理装置36によりデータ処理された音声データを解凍し、この解凍された音声データを出力する音声解凍装置38などが備えられている。たとえば、映像解凍装置37にはMPEG2方式のデコーダ、音声解凍装置38にはMPEG1方式のデコーダなどがそれぞれ用いられ、また受信データ処理装置36はCPUなどのプログラム制御によるソフトウェアにより実現される。
【0028】
また、別のネットワーク端末は、図4に示すように、前記図3の構成に対して、受信処理部22側にプロトコル制御装置39と切替制御装置40と映像データのファイル41が追加され、待ち受け画面を有する構成となっている。プロトコル制御装置39は、受信装置35における受信をモニタしてプロトコルを制御し、この制御信号を切替制御装置40に出力する。切替制御装置40は、プロトコル制御装置39からの制御信号に基づいて接続経路を切り替える。たとえば、プロトコル制御装置39からの制御信号が双方向通信不可能を示す場合には、ファイル41の映像データを映像解凍装置37に送信して、たとえば「接続処理中」などのメッセージを表示する。そして、プロトコル制御装置39からの制御信号が双方向通信可能を示した時点で、受信データ処理装置36と映像解凍装置37、音声解凍装置38との間を接続し、双方向通信を実行可能にする。
【0029】
次に、図5により、前記送信処理部、受信処理部におけるパケットのデータ処理の一例を説明する。図5は送信処理部、受信処理部におけるパケットのデータ処理の説明図を示す。なお、ここでは、音声データを二重化する例を示すが、映像データについても同様に適用可能である。また、二重化に限らず、三重化以上の多重化とすることも可能であることはいうまでもない。
【0030】
送信処理部21においては、エンコーダ出力、音声二重化、パケット分割、RTP送信などのデータ処理が行われる。これに限定されるものではないが、図5においては、エンコーダ出力は(2KB/packet)、RTP送信は(1KB/packet)を例に示している。
【0031】
この送信処理部21では、まず、エンコーダ出力として、映像データのV1、V2、V3を、音声データのA1を、映像データのV4、V5、V6を、音声データのA2を、さらに映像データのV7を、それぞれ出力する。
【0032】
そして、音声二重化において、音声データのA1、A2をそれぞれ、A1,A1、A2,A2に二重化する。
【0033】
その後、パケット分割において、映像データのV1、V2、V3をそれぞれV1aとV1b、V2aとV2b、V3aとV3bに、音声データのA1,A1をそれぞれA1aとA1b,A1aとA1bに、映像データのV4、V5、V6をそれぞれV4aとV4b、V5aとV5b、V6aとV6bに、音声データのA2,A2をそれぞれA2aとA2b,A2aとA2bに、さらに映像データのV7をV7aとV7bに、それぞれ分割する。
【0034】
そして、RTP送信において、映像データのV1aをRTP1、V1bをRTP2、…、V3aをRTP5、V3bをRTP6とし、音声データのA1aをRTP7、A1bをRTP8、A1aをRTP9、A1bをRTP10とし、映像データのV4aをRTP11、V4bをRTP12、…、V6aをRTP15、V6bをRTP16とし、音声データのA2aをRTP17、A2bをRTP18、A2aをRTP19、A2bをRTP20とし、さらに映像データのV7aをRTP21、V7bをRTP22として、それぞれ送信する。
【0035】
受信処理部22においては、RTP受信、データ取出、デコーダ入力などのデータ処理が行われる。図5においては、前述した送信処理部21に対応して、RTP受信は(1KB/packet)、デコーダ入力は(2KB/packet)を例に示している。
【0036】
この受信処理部22では、映像データのRTP2と、音声データのRTP8、RTP18、RTP19に欠落があり、これらの部分が不連続となる場合を示している。たとえば、映像データを4Mbps、音声データを128Kbpsとした場合に、映像データ:音声データの欠落発生頻度の割合は31:1となる。
【0037】
まず、RTP受信として、映像データのRTP1、RTP3、…、RTP6を、音声データのRTP7、RTP9、RTP10を、映像データのRTP11、…、RTP15、RTP16を、音声データのRTP17、RTP20を、さらに映像データのRTP21、RTP22を、それぞれ受信する。
【0038】
その後、データ取出において、映像データのRTP1からV1a、RTP3からV2a、…、RTP6からV3bを、音声データのRTP7からA1a、RTP9からA1a、RTP10からA1bを、映像データのRTP11からV4a、RTP12からV4b、…、RTP16からV6bを、音声データのRTP17からA2a、RTP20からA2bを、さらに映像データのRTP21からV7a、RTP22からV7bを、それぞれ取り出す。
【0039】
そして、デコーダ入力において、映像データのV1aはヘッダ(データ量)を変更してパケットを半再生してV1’とし、音声データのA1aとA1aとA1bは二重化した後半のパケットを採用してA1とし、音声データのA2aとA2bは前半の半分と後半の半分を結合してパケットを再生してA2として、それぞれ入力する。他の映像データのV2aとV2bはV2、…、V7aとV7bはV7としてそれぞれ入力する。
【0040】
次に、図6により、前記送信処理部における送信処理を詳細に説明する。図6は送信処理部における送信処理手順のフロー図を示す。
【0041】
送信処理は、まず、映像データと音声データを入力し(ステップS11)、それぞれのデータを圧縮する(ステップS12)。その後、圧縮したデータのパケットを受け取り(ステップS13)、音声データか否かを判定する(ステップS14)。
【0042】
この判定の結果、音声データの場合(YES)は、この音声データを二重化した後に(ステップS15)、データを分割する(ステップS16)。一方、判定の結果が音声データでない場合(NO)には、そのままデータを分割する処理に進む。
【0043】
その後、シーケンス番号を付加し(ステップS17)、RTP送信のためにパケット化して(ステップS18)、このRTPパケットを送信する(ステップS19)。
【0044】
以上の処理を、全てのパケットに対して繰り返して行うことにより、全ての映像データと音声データの入力から全てのRTPパケットを送信するまでの送信処理が終了する。
【0045】
次に、図7〜図12により、前記受信処理部における受信処理を詳細に説明する。図7は受信処理部で受信する、送信処理部からの前提となる送信データの説明図、図8は受信処理部における映像データの各パターンの説明図、図9〜図11は受信処理部における音声データの各パターンの説明図、図12は受信処理部における受信処理手順のフロー図をそれぞれ示す。
【0046】
図7に示すように、受信処理部22で受信する、送信処理部21からの前提となる送信データに関して、MPEG方式(今回の事例では2KB/packet)のヘッダ情報を含む映像データは、分割後のRTP送信(今回の事例では1KB/packet)において、シーケンス番号1でヘッダ情報を含む分割映像データとシーケンス番号2でヘッダ情報を含まない分割映像データとする。
【0047】
また、MPEG方式の繰り返しにより二重化されたヘッダ情報を含む音声データは、分割後のRTP送信において、一方がシーケンス番号3でヘッダ情報を含む分割音声データとシーケンス番号4でヘッダ情報を含まない分割音声データとし、他方がシーケンス番号5でヘッダ情報を含む分割音声データとシーケンス番号6でヘッダ情報を含まない分割音声データとする。
【0048】
図8に示すように、受信処理部22における映像データのパターンに関しては、(a)のような正常なパターン1、(b)のような1個欠落のパターン2などがある。
【0049】
(a)のような正常なパターン1の場合には、シーケンス番号1でヘッダ情報を含む分割映像データとシーケンス番号2でヘッダ情報を含まない分割映像データとを結合して、元のヘッダ情報を含む映像データを再生する。
【0050】
(b)のような1個欠落のパターン2の場合、シーケンス番号2でヘッダ情報を含まない分割映像データが欠落した場合には、シーケンス番号1でヘッダ情報を含む分割映像データを用い、ヘッダ(データサイズ)を変更し、パケットを半再生して、ヘッダ情報を含む映像データを再生する。
【0051】
図9〜図11に示すように、受信処理部22における音声データのパターンに関しては、(a)のような正常なパターン1、(b)のような前半1個欠落のパターン2、(c)のような前半2個欠落のパターン3、(d)のような後半1個欠落のパターン4、(e)のような後半2個欠落のパターン5、(f)のような3個欠落のパターン6、(g)のような真中2個欠落のパターン7などがある。
【0052】
(a)のような正常なパターン1の場合には、シーケンス番号3でヘッダ情報を含む分割音声データとシーケンス番号4でヘッダ情報を含まない分割音声データとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データを再生する。この場合に、後半のシーケンス番号5とシーケンス番号6の分割音声データは無視する。
【0053】
(b)のような前半1個欠落のパターン2の場合には、シーケンス番号3でヘッダ情報を含む分割音声データは無視し、後半を採用し、シーケンス番号5でヘッダ情報を含む分割音声データとシーケンス番号6でヘッダ情報を含まない分割音声データとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データを再生する。
【0054】
(c)のような前半2個欠落のパターン3の場合には、後半を採用し、シーケンス番号5でヘッダ情報を含む分割音声データとシーケンス番号6でヘッダ情報を含まない分割音声データとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データを再生する。
【0055】
(d)のような後半1個欠落のパターン4の場合には、前述した(a)の正常なパターン1の場合と同様であり、この場合には後半のシーケンス番号6の分割音声データは無視する。
【0056】
(e)のような後半2個欠落のパターン5の場合には、前述した(a)の正常なパターン1の場合と同様である。
【0057】
(f)のような3個欠落のパターン6の場合には、シーケンス番号3でヘッダ情報を含む分割音声データを用い、ヘッダ(データサイズ)を変更し、パケットを半再生して、ヘッダ情報を含む音声データを再生する。
【0058】
(g)のような真中2個欠落のパターン7の場合には、前半の半分のシーケンス番号3でヘッダ情報を含む分割音声データと、後半の半分のシーケンス番号6でヘッダ情報を含まない分割音声データとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データを再生する。
【0059】
図12に示すように、受信処理部22における受信処理手順は、以下のようになる。ここでは、代表的にパターン7における受信処理手順を示すが、他のパターンについても、同様の考え方により受信処理を行うことができる。
【0060】
パターン7における受信処理は、まず、1パケット目を受信し(ステップS21)、続く2パケット目を受信する(ステップS22)。その後、1パケット目と2パケット目は不連続データか否か、すなわち欠落の有無を判定する(ステップS23)。
【0061】
このステップS23の判定の結果、1パケット目と2パケット目が不連続データの場合(YES:欠落あり)には、続けて1パケット目のデータは音声データか否かを判定する(ステップS24)。一方、判定の結果が不連続データでない場合(NO:欠落なし)は、他のパターンにおける受信処理に進む。
【0062】
このステップS24の判定の結果、1パケット目のデータが音声データの場合(YES)には、続けて1パケット目と2パケット目のシーケンス番号差は3か否かを判定する(ステップS25)。一方、判定の結果が音声データでない場合(NO)は、他のパターンにおける受信処理に進む。
【0063】
このステップS25の判定の結果、1パケット目と2パケット目のシーケンス番号差が3の場合(YES)には、1パケット目と2パケット目のデータを結合する(ステップS26)。一方、判定の結果が3でない場合(NO)は、他のパターンにおける受信処理に進む。
【0064】
そして、音声データをデコードする(ステップS27)。以上により、パターン7における、1パケット目と2パケット目の受信から音声データのデコードまでの受信処理が終了する。
【0065】
以上説明したように、本実施の形態の双方向通信システムによれば、映像圧縮装置31、音声圧縮装置32、送信データ処理装置33および送信装置34などからなる送信処理部21においてエンコーダ出力、音声二重化、パケット分割、RTP送信などのデータ処理を行い、受信装置35、受信データ処理装置36、映像解凍装置37および音声解凍装置38などからなる受信処理部22においてRTP受信、データ取出、デコーダ入力などのデータ処理を行うことにより、以下のような効果を得ることができる。
【0066】
(1)受信した音声データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない二重化・分割した別のパケットを用いることにより、音声データのパケットを再生することができる。
【0067】
(2)受信した音声データのパケットに欠落がある場合には、欠落していないパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更することにより、音声データのパケットを再生することができる。
【0068】
(3)前記(1)と同様に、映像データに適用した場合にも、受信した映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない二重化・分割した別のパケットを用いることにより、映像データのパケットを再生することができる。
【0069】
(4)前記(2)と同様に、映像データに適用した場合にも、受信した映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していないパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更することにより、映像データのパケットを再生することができる。
【0070】
なお、前記実施の形態においては、パケットを多重化した後に分割する場合を例に説明したが、たとえば単にパケットを多重化して送信/受信することも可能である。この場合にも、受信した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化した別のパケットを用いることにより、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することができるようになる。
【0071】
【発明の効果】
(1)本発明によれば、受信した多重化した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化した別のパケットを用いることにより、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することが可能となる。
【0072】
(2)本発明によれば、受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割した別のパケットを用い、さらには欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットと、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含まない音声データまたは/および映像データのパケットとを結合することにより、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することが可能となる。
【0073】
(3)本発明によれば、受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更することにより、音声データまたは/および映像データのパケットを再生することが可能となる。
【0074】
(4)前記(1),(2),(3)により、データ伝送帯域を大幅に増やしたり、冗長性を大にすることなく、データが欠落してもほとんど気にならない程度に、映像と音声の途切れを少なくすることができる双方向通信システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の双方向通信システムを示す構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の別の双方向通信システムを示す構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態において、ネットワーク端末を示す構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、別のネットワーク端末を示す構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態において、送信処理部、受信処理部におけるパケットのデータ処理を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態において、送信処理部における送信処理手順を示すフロー図である。
【図7】本発明の一実施の形態において、受信処理部で受信する、送信処理部からの前提となる送信データを示す説明図である。
【図8】(a),(b)は本発明の一実施の形態において、受信処理部における映像データの各パターンを示す説明図である。
【図9】(a),(b),(c)は本発明の一実施の形態において、受信処理部における音声データの各パターンを示す説明図である。
【図10】(d),(e),(f)は本発明の一実施の形態において、受信処理部における音声データの別の各パターンを示す説明図である。
【図11】(g)は本発明の一実施の形態において、受信処理部における音声データのさらに別の各パターンを示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態において、受信処理部における受信処理手順を示すフロー図である。
【図13】本発明の前提として検討した双方向通信システムにおいて、送信処理部、受信処理部におけるパケットのデータ処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク、2,3…通信装置、4…ゲートキーパ、5…MCU、11…画像表示装置、12…音声入出力装置、13…画像入力装置、14…ネットワーク端末、21…送信処理部、22…受信処理部、31…映像圧縮装置、32…音声圧縮装置、33…送信データ処理装置、34…送信装置、35…受信装置、36…受信データ処理装置、37…映像解凍装置、38…音声解凍装置、39…プロトコル制御装置、40…切替制御装置、41…映像データのファイル。

Claims (5)

  1. ネットワークを介して双方向にデータ伝送可能に接続された複数の通信装置を有し、
    前記複数の通信装置のそれぞれは、
    音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、
    前記多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化した別のパケットを用いて音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有することを特徴とする双方向通信システム。
  2. ネットワークを介して双方向にデータ伝送可能に接続された複数の通信装置を有し、
    前記複数の通信装置のそれぞれは、
    音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを分割し、この多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、
    前記多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割した別のパケットを用いて音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有することを特徴とする双方向通信システム。
  3. 請求項2記載の双方向通信システムにおいて、
    前記受信処理手段は、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットと、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含まない音声データまたは/および映像データのパケットとを結合して、元のヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットを再生することを特徴とする双方向通信システム。
  4. ネットワークを介して双方向にデータ伝送可能に接続された複数の通信装置を有し、
    前記複数の通信装置のそれぞれは、
    音声データまたは/および映像データのパケットを多重化し、この多重化した音声データまたは/および映像データのパケットを分割し、この多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを送信する送信処理手段と、
    前記多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットを受信し、この受信した多重化・分割した音声データまたは/および映像データのパケットに欠落がある場合には、欠落していない多重化・分割したヘッダ情報を含む音声データまたは/および映像データのパケットのヘッダ情報のデータサイズを変更して音声データまたは/および映像データのパケットを再生する受信処理手段と、を有することを特徴とする双方向通信システム。
  5. 請求項1、2、3または4記載の双方向通信システムにおいて、
    前記音声データまたは/および映像データのパケットの送信および受信は、RTPを使用することを特徴とする双方向通信システム。
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