JP2004031979A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、発熱体を効率良く冷却しつつ、第2の筐体の過度の温度上昇を防止できる電子機器の提供を目的とする。
【解決手段】電子機器(1)は、発熱体(12)を有する第1の筐体(4)と、第1の筐体に支持された第2の筐体(8)を備えている。第1の筐体の内部に発熱体に熱的に接続された受熱部(31)が収容されている。さらに、電子機器は、発熱体の熱を放出する複数の放熱フィン(88)および放熱フィンに冷却風を送風するファン(90)を有する冷却ユニット(70)と、第1の筐体と第2の筐体との間で冷媒を循環させることで受熱部に伝えられた発熱体の熱を冷却ユニットに伝える循環経路(33)を備えている。循環経路は、受熱部で加熱された冷媒を冷却ユニットに導く第1の管路(50)と、冷却ユニットで冷やされた冷媒を第2の筐体を介して受熱部に戻す第2の管路(51)とを有している。
【選択図】 図2
【解決手段】電子機器(1)は、発熱体(12)を有する第1の筐体(4)と、第1の筐体に支持された第2の筐体(8)を備えている。第1の筐体の内部に発熱体に熱的に接続された受熱部(31)が収容されている。さらに、電子機器は、発熱体の熱を放出する複数の放熱フィン(88)および放熱フィンに冷却風を送風するファン(90)を有する冷却ユニット(70)と、第1の筐体と第2の筐体との間で冷媒を循環させることで受熱部に伝えられた発熱体の熱を冷却ユニットに伝える循環経路(33)を備えている。循環経路は、受熱部で加熱された冷媒を冷却ユニットに導く第1の管路(50)と、冷却ユニットで冷やされた冷媒を第2の筐体を介して受熱部に戻す第2の管路(51)とを有している。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば発熱する半導体パッケージを有するポータブルコンピュータのような電子機器に係り、特にその半導体パッケージを強制的に冷却するための構造に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器は、文字、音声および画像のような多用のマルチメディア情報を処理するためのMPU(Micro Processing Unit)を装備している。この種のMPUは、処理速度の高速化や多機能化に伴って消費電力が増加の一途を辿り、動作中の発熱量もこれに比例して急速に増加する傾向にある。
そのため、MPUの安定した動作を保証するためには、MPUの放熱性を高める必要があり、それ故、ヒートシンクやヒートパイプのような様々な放熱・冷却手段が必要不可欠な存在となる。
従来、発熱量の大きなMPUを搭載したポータブルコンピュータにあっては、MPUが実装された回路基板上にヒートシンクを設置し、このヒートシンクとMPUとをヒートパイプや伝熱シートを介して熱的に接続するとともに、このヒートシンクに電動ファンを介して冷却風を強制的に送風する構成が採用されている。
この従来の冷却方式の場合、空気がMPUの熱を奪う媒体となるので、MPUの冷却性能の多くは、電動ファンの送風能力に依存することになる。ところが、MPUの冷却性能を高めることを意図して冷却風の流量を増やすと、電動ファンの回転数が増大し、大きな騒音を発するといった問題が生じてくる。
しかも、ポータブルコンピュータでは、MPUや電動ファン等を収容する筐体が薄くコンパクトに設計されているので、この筐体の内部に送風能力に優れた大きな電動ファンを収容するスペースや理想的な送風経路を確保することができない。
近い将来、ポータブルコンピュータ用のMPUは、更なる消費電力の増加が予想され、それに伴いMPUの発熱量も飛躍的な増加が見込まれる。したがって、従来の強制空冷による冷却方式では、MPUの冷却性能が不足したり限界に達することが懸念される。
この対策として、例えば空気よりも遥かに高い比熱を有する液体を熱伝導媒体として利用し、MPUの冷却効率を改善しようとする、いわゆる液冷による冷却方式が試されている。(例えば特許文献1および特許文献2参照)
特開平7−142886号公報
特開平6−266474号公報
特許文献1に開示された冷却方式では、筐体の内部にMPUに熱的に接続された受熱ヘッダを設置するとともに、この筐体に支持されたディスプレイハウジングの内部に放熱ヘッダを設置し、これら受熱ヘッダと放熱ヘッダとの間を冷媒液が流れる循環パイプで接続している。
この冷却方式によると、受熱ヘッダと放熱ヘッダとの間で冷媒液を循環させることで、受熱ヘッダに伝えられたMPUの熱を冷媒液を介して放熱ヘッダに運び、ここでディスプレイハウジングへの熱伝導による拡散により空気中に放出するようになっている。そのため、放熱ヘッダは、ディスプレイハウジングに熱的に接続されているとともに、このディスプレイハウジング自体が熱伝導性に優れた金属材料にて構成されている。
したがって、液冷による冷却方式は、MPUの熱を積極的にディスプレイハウジングに輸送できるとともに、このディスプレイハウジングの隅々まで広く拡散させることができ、MPUを効率良く冷却することができる。
ところで、放熱ヘッダからディスプレイハウジングに伝達されたMPUの熱は、このディスプレイハウジングの表面から自然対流・熱放射により空気中に放出される。このため、ディスプレイハウジングに伝えられる熱量が増加するに従い、このディスプレイハウジングの表面温度が高くなる。
すると、ポータブルコンピュータでは、ディスプレイハウジングに手を触れる機会が多いために、例えばディスプレイハウジングを閉じたり、あるいはコンピュータを持ち運ぶ時にディスプレイハウジングの表面に手が触れると、熱い思いをすることがあり得る。このため、不快感を生じたり、低温火傷の原因となる虞があり、ポータブルコンピュータ特有の使用形態を鑑みた時に、MPUの冷却方式としては不適当なものとなる。
本発明の目的は、発熱体を効率良く冷却しつつ、第2の筐体の過度の温度上昇を防止できる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
発熱体を有する第1の筐体と、
上記第1の筐体に支持された第2の筐体と、
上記第1の筐体内に設けられ、上記発熱体に熱的に接続された受熱部と、
上記発熱体の熱を放出する複数の放熱フィンと、これら放熱フィンに冷却風を送風するファンとを有する冷却ユニットと、
上記受熱部で加熱された冷媒を上記冷却ユニットに導く第1の管路と、上記冷却ユニットで冷やされた冷媒を上記第2の筐体を介して上記受熱部に戻す第2の管路とを有し、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間で上記冷媒が循環されることで上記受熱部に伝えられた上記発熱体の熱を上記冷媒を介して上記冷却ユニットに伝える循環経路と、を具備したことを特徴としている。
発熱体を有する第1の筐体と、
上記第1の筐体に支持された第2の筐体と、
上記第1の筐体内に設けられ、上記発熱体に熱的に接続された受熱部と、
上記発熱体の熱を放出する複数の放熱フィンと、これら放熱フィンに冷却風を送風するファンとを有する冷却ユニットと、
上記受熱部で加熱された冷媒を上記冷却ユニットに導く第1の管路と、上記冷却ユニットで冷やされた冷媒を上記第2の筐体を介して上記受熱部に戻す第2の管路とを有し、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間で上記冷媒が循環されることで上記受熱部に伝えられた上記発熱体の熱を上記冷媒を介して上記冷却ユニットに伝える循環経路と、を具備したことを特徴としている。
本発明によれば、受熱部で加熱された冷媒を第1の筐体と第2の筐体との間で循環させるようにしたにも拘わらず、第2の筐体の過度の温度上昇を抑制することができる。
以下本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面にもとづいて説明する。
図1および図2に示すように、ポータブルコンピュータ1は、機器本体としてのコンピュータ本体2と、このコンピュータ本体2に支持されたディスプレイユニット3とを備えている。
コンピュータ本体2は、合成樹脂製の第1の筐体4を有している。筐体4は、底壁4a、上壁4b、左右の側壁4c、前壁4dおよび後壁4eを有する中空の箱状をなしている。筐体4は、底壁4aを有するベース5と、上壁4bを有するトップカバー6とに分割されている。トップカバー6は、ベース5に取り外し可能に被せられており、このトップカバー6をベース5から取り外すことで、筐体4が上向きに開放されるようになっている。
筐体4の上壁4bの後端部には、上向きに張り出す中空の凸部8が形成されている。凸部8は、キーボード9の後方において、筐体4の幅方向に延びており、この凸部6の両端部に一対のディスプレイ支持部10a,10bが形成されている。ディスプレイ支持部10a,10bは、凸部8の前方、上方および後方に連続して開放するような窪みにて構成され、これらディスプレイ支持部10a,10bの底は、図3に見られるように、上壁4bよりも下方に位置されている。
図2および図3に示すように、筐体4の内部には、回路基板11が収容されている。回路基板11は、筐体4の底壁4aにねじ止めされており、この回路基板11の上面の左端部に発熱体としての半導体パッケージ12が実装されている。
半導体パッケージ12は、ポータブルコンピュータ1の中枢となるMPU(Micro Processing Unit)を構成するものである。図7に最も良く示されるように、半導体パッケージ12は、矩形状のベース基板13と、このベース基板13にフリップチップ接続されたICチップ14とを有し、このベース基板13が多数の半田ボール15を介して回路基板11の上面に半田付けされている。そして、この種の半導体パッケージ12は、処理速度の高速化や多機能化に伴って動作中の消費電力が増加しており、それに伴いICチップ14の発熱量も冷却を必要とする程に大きなものとなっている。
ディスプレイユニット3は、第2の筐体としてのディスプレイハウジング17と、このディスプレイハウジング17の内部に収容された液晶表示パネル18とを備えている。ディスプレイハウジング17は、例えば合成樹脂材料にて構成され、表示用の開口部19が開口された前面20と、この前面20と向かい合う背面21とを有する偏平な箱状をなしている。液晶表示パネル18は、文字や画像等を表示する表示画面(図示せず)を有し、この表示画面は、ディスプレイハウジング17の開口部19を通じて外方に露出されている。
図1や図2に示すように、ディスプレイハウジング17は、その一端部から突出する一対の脚部23a,23bを有している。脚部23a,23bは、ディスプレイハウジング17の内部に連なる中空状をなしており、このディスプレイハウジング17の幅方向に互いに離間して配置されている。そして、脚部23a,23bは、筐体4のディスプレイ支持部10a,10bに挿入されており、その右側の脚部23aがヒンジ装置24を介して筐体4に支持されている。
ヒンジ装置24は、第1のブラケット25、第2のブラケット26およびヒンジ軸27を備えている。図4に示すように、第1のブラケット25は、筐体4の底壁4aから上向きに延びる複数のボス部28の上端にねじ止めされており、この第1のブラケット25の前端部がディスプレイ支持部10aの右側方において凸部8の内側に導かれている。第2のブラケット26は、ディスプレイハウジング17の前面20の右端部内面にねじ止めされている。この第2のブラケット26の一端部は、右側の脚部23aの内側に導かれている。
ヒンジ軸27は、第1のブラケット25の前端部と第2のブラケット26の一端部との間に跨っており、脚部23aの側面およびディスプレイ支持部10aの側面を貫通している。このため、ヒンジ軸27は、筐体4やディスプレイハウジング17の幅方向に沿って水平に配置されている。
ヒンジ軸27の一端部は、第1のブラケット25の前端部に回動可能に連結されている。このヒンジ軸27と第1のブラケット25との連結部分には、ヒンジ軸27の自由な回動を制限するばね座金(図示せず)が組み込まれている。また、ヒンジ軸27の他端は、第2のブラケット26の一端部に固定されている。
このため、ディスプレイユニット3は、ヒンジ軸27の軸回り方向に回動可能に筐体4に支持されており、このヒンジ軸27を中心に上記キーボード9を覆うように倒される閉じ位置と、キーボード9や表示画面を露出させる開き位置とに亘って回動し得るようになっている。
図2に示すように、ポータブルコンピュータ1には、半導体パッケージ12のICチップ14を強制的に冷却する液冷式の冷却装置30が一体的に組み込まれている。冷却装置30は、受熱部としての受熱ヘッド31、放熱部としての放熱器32およびこれら受熱ヘッド31と放熱器32とを接続する循環経路33を備えている。
図7や図8に見られるように、受熱ヘッド31は、偏平な箱状をなす熱伝導ケース34を有している。熱伝導ケース34は、例えばアルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、半導体パッケージ12よりも大きな偏平形状を有している。
熱伝導ケース34の内部には、互いに平行をなす複数のガイド壁35が形成されている。これらガイド壁35は、熱伝導ケース34の内部を複数の冷媒通路36に区画している。また、熱伝導ケース34は、冷媒入口37と冷媒出口38とを有している。冷媒入口37は、冷媒通路36の上流端に連なるとともに、冷媒出口38は、冷媒通路36の下流端に連なっている。
このような受熱ヘッド31は、筐体4の内部に収容されており、その熱伝導ケース34の四つの角部がねじ39を介して回路基板11の上面の左端部に支持されている。受熱ヘッド31の熱伝導ケース34は、半導体パッケージ12を間に挟んで回路基板11と向かい合っており、この熱伝導ケース34の下面の中央部と半導体パッケージ12のICチップ14との間に伝熱シート40が介在されている。
熱伝導ケース34は、板ばね41を介してICチップ14に押し付けられており、これにより、伝熱シート40がICチップ14と熱伝導ケース34との間で挟み込まれている。このため、熱伝導ケース34は、伝熱シート40を介してICチップ14に熱的に接続されている。
図2および図3に示すように、上記放熱器32は、ディスプレイハウジング17の内部に収容されている。この放熱器32は、平坦な第1および第2の放熱板43a,43bを有している。これら放熱板43a,43bは、例えばアルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成され、上記液晶表示パネル18と略同じ大きさを有している。
図9に最も良く示されるように、第1の放熱板43aと第2の放熱板43bとは、互いに重ね合わされており、その第2の放熱板43bには、第1の放熱板43aとの合面に開口する凹所44が形成されている。凹所44は、第2の放熱板43bの略全面に亘って蛇行状に形成されており、第1の放熱板43aの合面との間に放熱通路45を構成している。放熱通路45は、冷媒入口46と冷媒出口47とを有している。冷媒入口46は、ディスプレイハウジング17の左側の脚部23bと向かい合う位置に設置されているとともに、冷媒出口47は、ディスプレイハウジング17の右側の脚部23aと向かい合う位置に設置されている。このため、冷媒入口46と冷媒出口47とは、ディスプレイハウジング17の幅方向に互いに離れている。
循環経路33は、第1の管路50と第2の管路51とを備えている。第1および第2の管路50,51は、例えばステンレスのような金属製の丸パイプにて構成されている。
第1の管路50は、受熱ヘッド31の冷媒出口38と放熱器32の冷媒入口46とを接続するためのものである。第1の管路50は、筐体4の内部において左側のディスプレイ支持部10bに向けて延びている。この第1の管路50の先端は、ディスプレイ支持部10bの前面および左側の脚部23bの前面を貫通して脚部23aの内側に導入され、ここからディスプレイハウジング17の内部に導かれている。
第2の管路51は、受熱ヘッド31の冷媒入口37と放熱器32の冷媒出口47とを接続するためのものである。この第2の管路51は、筐体4の内部において、その前壁4dに沿って右側に導かれた後、右側のディスプレイ支持部10aに向けて延びている。そして、第2の管路51の先端は、ディスプレイ支持部10aの前面および右側の脚部23aの前面を貫通して脚部23bの内側に導入され、ここからディスプレイハウジング17の内部に導かれている。
このため、受熱ヘッド31の冷媒通路36と放熱器32の放熱通路45とは、第1および第2の管路50,51を介して接続されており、これら通路36,45、第1および第2の管路50,51を水、あるいはフロロカーボンのような液状の冷媒が循環するようになっている。
図2、図3および図5に示すように、第1および第2の管路50,51のうち、ディスプレイハウジング17の脚部23a,23bに導入された部分は、夫々柔軟性を有する伸縮可能なベローズ管52にて構成されている。ベローズ管52は、ヒンジ軸27を中心に円弧状に彎曲されており、特に右側の脚部23aの内側を通る第2の管路51のベローズ管52は、ヒンジ軸27の後方を通して配管されている。
そのため、第1および第2の管路50,51のベローズ管52は、ヒンジ軸27の軸回り方向に自由に変形し得るようになっており、ディスプレイユニット3を閉じ位置と開き位置とに亘って回動させた時には、この回動に追従して滑らかに変位し、このディスプレイユニット3の回動時に第1および第2の管路50,51に加わる曲げを吸収する。
図1や図3に示すように、ディスプレイハウジング17は、その背面21に開口する装着口54を有している。装着口54は、液晶表示パネル18の背後に位置し、上記放熱器32がきっちりと嵌まり合うような大きさを有している。放熱器32の第1の放熱板43aは、ディスプレイハウジング17の脚部23a,23bに隣接された下縁部と、この下縁部の反対側に位置された上縁部とを有している。第1の放熱板43aの上縁部には、一対の係止爪55a,55bが形成されており、これら係止爪55a,55bは、ディスプレイハウジング17の幅方向に互いに離間して配置されている。
放熱器32は、ディスプレイハウジング17の背面21の方向から装着口54に取り出し可能に嵌め込まれている。この際、放熱器32は、係止爪55a,55bを装着口54の開口縁部に取り外し可能に引っ掛けるとともに、第1および第2の放熱板43a,43bの下縁部の二個所をねじ56を介してディスプレイハウジング17の内面に締め付けることで、ディスプレイハウジング17に取り外し可能に固定されている。このため、放熱器32は、ディスプレイハウジング17に熱的に接続されている。
図3に示すように、放熱器32の第1の放熱板43aは、第2の放熱板43bとは反対側の面が合成樹脂製の薄板状のカバー57で覆われている。カバー57は、放熱器32をディスプレイハウジング17に固定した時に、装着口54を通じてディスプレイハウジング17の外方に露出されるとともに、このディスプレイハウジング17の背面21と同一面上に位置されている。
図1に示すように、ディスプレイハウジング17の背面21は、脚部23a,23bに対応する位置に一対の開口部60a,60bを有している。開口部60a,60bは、第1および第2の管路50,51のベローズ管52の挿通経路上に位置されている。これら開口部60a,60bは、一端が脚部23a,23bの先端にまで回り込むとともに、他端が装着口54に連なっており、上記ベローズ管52を取り出すに充分な大きさを有している。
開口部60a,60bは、夫々取り外し可能な合成樹脂製の蓋体61によって覆われている。蓋体61は、開口部60a,60bにきっちりと嵌まり込んでおり、その一端の係止爪62が上記放熱器32に引っ掛かっているとともに、他端がねじ63を介して脚部23a,23bの先端に締め付け固定されている。
そのため、図6に示すように、ねじ63を弛めた後、係止爪62と放熱器32との係合を解除すれば、蓋体61を取り外して開口部60a,60bを開放することができ、これら開口部60a,60bを通じて脚部23a,23bの内側に挿通されたベローズ管52をディスプレイハウジング17の背面21の方向に露出させることができる。
図2や図10に示すように、上記冷却装置30は、第1の管路50の途中に中間冷却ユニット70を備えている。中間冷却ユニット70は、上記放熱器32とは分離された別の部品であり、筐体4の内部に収容されている。中間冷却ユニット70は、回路基板11の左端部の上面にねじ止めされた本体71を有している。
本体71は、例えばアルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成されている。この本体71は、下向きに開放された第1の凹部72を有し、この第1の凹部72の開口端は、底板73によって塞がれている。底板73は、第1の凹部72と協働して冷媒通路74を構成しており、この冷媒通路74は筐体4の奥行き方向に延びている。
中間冷却ユニット70の本体71には、ポンプ76とアキュームレータ77とが一体に組み込まれている。ポンプ76の吸い込み端は、第1の管路50の上流部分を介して受熱ヘッド31の冷媒出口38に連なっているとともに、ポンプ76の吐出端は、アキュームレータ77を介して冷媒通路74に連なっている。そして、このポンプ76は、ポータブルコンピュータ1の電源投入時に駆動され、このポンプ76から送り出された冷媒がアキュームレータ77に供給されるようになっている。
アキュームレータ77は、ポンプ76から吐出された冷媒を貯える蓄圧室78を有している。蓄圧室78は、本体71の一側部に形成されており、この蓄圧室78の周壁の一部は、弾性変形が可能なダイヤフラム79にて構成されている。
そのため、ポンプ76から吐出された冷媒が蓄圧室78に供給されると、ダイヤフラム79が冷媒の吐出圧に応じて弾性変形し、蓄圧室78の容量が変化する。これにより、ポンプ76の駆動に伴う冷媒の脈動が吸収され、吐出圧が一定に調整された冷媒が本体71の連通口80を介して冷媒通路74に供給されるようになっている。
また、本体71は、冷媒出口81を有している。この冷媒出口81は、第1の管路50の下流部分を介して放熱器32の冷媒入口46に接続されている。
したがって、ポンプ76から冷媒通路74に供給された冷媒は、第1の管路50の下流部分を通じて放熱器32に導かれた後、第2の管路51を介して受熱ヘッド31に戻され、ここから第1の管路50の上流部分を介してポンプ76の吸い込み端に送り込まれる。よって、冷媒は、受熱ヘッド31と放熱器32との間で強制的に循環されるようになっている。
図10に示すように、本体71は、上向きに開放された第2の凹部83を有している。第2の凹部83の開口端は、天板84に閉じられている。天板84は、第2の凹部83と協働して冷却風通路85を構成している。冷却風通路85は、本体71を間に挟んで冷媒通路74と向かい合っており、この冷媒通路74と熱的に接続されている。
冷却風通路85は、筐体4の幅方向に沿って延びている。この冷却風通路85は、冷却風出口86を有している。冷却風出口86は、筐体4の左側の側壁4cに開口された排気口87に連なっている。また、第2の凹部83の底には、複数の放熱フィン88が一体に突設されている。これら放熱フィン88は、冷却風通路85に臨むとともに、この冷却風通路85の通路方向に沿って直線状に延びている。
図2に示すように、本体71の右端部には、電動ファン90が一体的に組み込まれている。電動ファン90は、冷却風通路85の冷却風出口86とは反対側に位置されており、この冷却風通路85に冷却風を送風するようになっている。そして、本実施の形態の場合、電動ファン90は、半導体パッケージ12の温度およびディスプレイハウジング17の温度が予め決められた規定値を上回った時に駆動されるようになっている。そのため、半導体パッケージ12に熱的に接続された受熱ヘッド31およびディスプレイハウジング17の放熱器32には、夫々温度センサ91a,91bが配置されており、電動ファン90は、温度センサ91a,91bからの温度信号に基づいて駆動される。
次に、半導体パッケージ12を冷却する際のポータブルコンピュータ1の動作について、図11を加えて説明する。
図11に示すように、ステップS1においてポータブルコンピュータ1の電源を投入すると、ステップS2にて冷却装置30のポンプ76が駆動し、冷媒が受熱ヘッド31と放熱器32との間で循環を開始する。
ポータブルコンピュータ1の動作に伴い半導体パッケージ12のICチップ14が発熱すると、このICチップ14の熱は伝熱シート40を介して受熱ヘッド31の熱伝導ケース34に伝えられる。この熱伝導ケース34は、冷媒が流れる冷媒通路36を有するので、熱伝導ケース34に伝えられたICチップ14の熱は、熱伝導ケース34から冷媒通路36を流れる冷媒に移される。ここでの熱交換により加熱された冷媒は、第1の管路50の上流部分、中間冷却ユニット70の冷媒通路74および第1の管路50の下流部分を経てディスプレイユニット3の放熱器32に導かれ、この冷媒の流れに乗じてICチップ14の熱が放熱器32に輸送される。
放熱器32に導かれた冷媒は、蛇行状に屈曲された放熱通路45を流れるので、この流れの過程で冷媒に取り込まれた熱が第1および第2の放熱板43a,43bに伝えられる。第1および第2の放熱板43a,43bは、ディスプレイハウジング17に熱的に接続されているので、これら放熱板43a,43bに伝えられた熱の一部は、ディスプレイハウジング17への熱伝達により拡散され、このディスプレイハウジング17の表面から大気中に放出される。
それとともに、第1の放熱板43aを覆うカバー57は、ディスプレイハウジング17の背面21の装着口54を通じてディスプレイハウジング17の外方に露出されているので、第1の放熱板43aに伝えられた熱の多くは、カバー57の表面から大気中に放出される。
放熱器32での熱交換により冷却された冷媒は、第2の管路52を介してポンプ76の吸い込み端に戻され、このポンプ76で加圧された後、再びアキュームレータ77を介して受熱ヘッド31の冷媒通路36に供給される。
ポータブルコンピュータ1の電源が投入されている状態では、温度センサ91a,91bにより半導体パッケージ12や放熱器32を内蔵したディスプレイハウジング17の温度が監視されている。すなわち、ステップS3においては、半導体パッケージ12の温度がチェックされており、この半導体パッケージ12の温度が規定値を上回ると、ステップS4に進み、中間冷却ユニット70の電動ファン90が駆動を開始する。
電動ファン90が駆動されると、筐体4内の空気が冷却風となって冷却風通路85に送風される。冷却風通路85は、本体71の冷媒通路74に熱的に接続されているので、冷媒通路74を流れる冷媒の熱の一部は、本体71を介して冷却風通路85に伝わるとともに、この冷却風通路85を流れる冷却風に乗じて持ち去られ、冷却風と共に排気口87から筐体4の外方に放出される。そのため、受熱ヘッド31での熱交換により加熱された冷媒は、放熱器32に至る以前に強制的に空冷されることになり、放熱器32に送り込まれる冷媒の温度が低く抑えられる。
ステップS3においてチェックされた半導体パッケージ12の温度が規定値を下回る場合には、ステップS5に進み、ここでディスプレイハウジング17の温度がチェックされる。この際、冷媒を圧送するポンプ76は、ポータブルコンピュータ1の電源が投入されている限り駆動し続けるので、この期間中は、半導体パッケージ12の熱が継続してディスプレイハウジング17に輸送されている。
そのため、半導体パッケージ12の温度が規定値に達していなくとも、ディスプレイハウジング17の温度が規定値を上回ると、再びステップS4に移行し、電動ファン90が駆動を開始する。
この結果、冷媒通路74を流れる冷媒の熱の一部が冷却風通路85を流れる冷却風の流れに乗じて持ち去られので、放熱器32に送り込まれる冷媒の温度が下がり、この放熱器32からディスプレイハウジング17に伝えられる熱量が少なくなる。
電動ファン90が駆動を開始した以降も、ステップS6およびS7で半導体パッケージ12やディスプレイハウジング17の温度が継続してチェックされる。すなわち、ステップS6およびS7においては、電動ファン90の駆動時における半導体パッケージ12およびディスプレイハウジング17の温度をチェックしており、ここで半導体パッケージ12およびディスプレイハウジング17の温度が依然として規定値を上回っている場合に、ステップS8に移行する。このステップS8では、半導体パッケージ12の処理速度を一時的に低下させ、この半導体パッケージ12の消費電力を低減させることでICチップ14の発熱量を抑える。
このようなポータブルコンピュータ1によれば、筐体4の受熱ヘッド31とディスプレイユニット3の放熱器32との間で冷媒を強制的に循環させているので、半導体パッケージ12の熱を冷媒の流れに乗じて効率良くディスプレイハウジング17に伝えて、このディスプレイハウジング17からの自然空冷による拡散により大気中に放出することができる。
このため、従来一般的な強制空冷との比較において、半導体パッケージ12の放熱性を高めることができ、発熱量の増大にも無理なく対応できる。
しかも、上記構成によると、受熱ヘッド31で加熱された冷媒を放熱器32に導く第1の管路50の途中に中間冷却ユニット70を設置したので、受熱ヘッド31での熱交換により加熱された冷媒は、放熱器32に至る以前に中間冷却ユニット70を介して強制的に冷却される。
このため、放熱器32に送り込まれる冷媒温度を下げることができ、その分、放熱器32の熱を受けるディスプレイハウジング17の表面温度の上昇を抑えることができる。よって、例えばディスプレイユニット3の起立角度を調整したり、ポータブルコンピュータ1を持ち運ぶ際に、ディスプレイハウジング17の表面に手が触れても、驚いたり熱い思いをすることはなく、ポータブルコンピュータ1を使用している時の人体への熱影響を問題のないレベルまで低減することができる。
また、ポータブルコンピュータ1の電源を投入すると、ポンプ76が駆動し、冷媒の循環が開始されるので、この冷媒により半導体パッケージ12の熱を放熱器32に伝えてここから放出することができる。このため、半導体パッケージ12の温度があまり高くならない低・中負荷時において、音源となる電動ファン90の運転を停止したり、回転数を低く抑えることができ、静粛な運転が可能となる。
さらに、中間冷却ユニット70の本体71にポンプ76やアキュームレータ77を組み込んであるので、可動部分を有する構造体を一つのユニットとして集約することができる。このため、筐体4の内部への冷却装置30の組み込みを容易に行うことができ、ポータブルコンピュータ1の組み立て時の作業性が良好となる。
加えて、受熱ヘッド31で加熱された冷媒を放熱器32に導く第1の管路50と、この放熱器32で冷却された冷媒を受熱ヘッド31に戻す第2の管路51とは、ディスプレイハウジング17の左右の脚部23a,23bに振り分けて配管されている。このため、第1および第2の管路50,51が筐体4とディスプレイハウジング17とに跨る部分において、これら管路50,51を互いに遠ざけて熱的に遮断することができる。
よって、第1の管路50と第2の管路51との間での不所望な熱交換を防止することができ、冷却装置30を全体として見た時に、受熱ヘッド31から放熱器32への熱の輸送効率を高めることができる。
なお、上記実施の形態においては、半導体パッケージの温度やディスプレイハウジングの表面温度が規定値を上回った時に電動ファンを駆動させるようにしたが、本発明はこれに特定されるものではなく、例えば温度センサからの温度信号に基づいて電動ファンによる冷却風の風量やポンプによる冷媒の流量を増減調整するようにしても良い。
さらに、ポンプやアキュームレータにしても必ずしも中間冷却ユニットと一体化する必要はなく、これらポンプやアキュームレータを第2の管路の途中に設置しても良い。この構成によれば、ポンプやアキュームレータには、放熱器で冷却された冷媒が導かれるので、ポンプやアキュームレータに対する熱影響を少なく抑えることができ、作動の信頼性が向上する。
(B)は、ディスプレイハウジングの開口部を覆う蓋体の斜視図。
コンピュータ本体およびディスプレイユニットに液冷式の冷却装置を組み込んだ状態を概略的に示すポータブルコンピュータの断面図。
ディスプレイユニットを開き位置に回動させた状態において、ヒンジ軸に対する第2の管路の挿通経路を示すポータブルコンピュータの断面図。
コンピュータ本体とディスプレイユニットとの連結部分を示すポータブルコンピュータの断面図。
ディスプレイユニットを閉じ位置に回動させた状態において、ヒンジ軸に対する第2の管路の挿通経路を示すポータブルコンピュータの断面図。
ディスプレイハウジングから蓋体を取り外した状態を示すポータブルコンピュータの断面図。
受熱ヘッドと半導体パッケージとの位置関係を示す断面図。
熱伝導ケースの内部の冷媒通路を示す受熱ヘッドの断面図。
放熱器の断面図。
冷媒通路と冷却風通路との位置関係を示す中間冷却ユニットの断面図。
電動ファンの制御系統を示すフローチャート
2…機器本体(コンピュータ本体)、3…ディスプレイユニット、4…第1の筐体(筐体)、12…発熱体(半導体パッケージ)、17…第2の筐体(ディスプレイハウジング)、31…受熱部(受熱ヘッド)、33…循環経路、50…第1の管路、51…第2の管路、70…冷却ユニット(中間冷却ユニット)、71…本体、88…放熱フィン、90…ファン(電動ファン)。
Claims (12)
- 発熱体を有する第1の筐体と、
上記第1の筐体に支持された第2の筐体と、
上記第1の筐体内に設けられ、上記発熱体に熱的に接続された受熱部と、
上記発熱体の熱を放出する複数の放熱フィンと、これら放熱フィンに冷却風を送風するファンとを有する冷却ユニットと、
上記受熱部で加熱された冷媒を上記冷却ユニットに導く第1の管路と、上記冷却ユニットで冷やされた冷媒を上記第2の筐体を介して上記受熱部に戻す第2の管路とを有し、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間で上記冷媒が循環されることで上記受熱部に伝えられた上記発熱体の熱を上記冷媒を介して上記冷却ユニットに伝える循環経路と、を具備したことを特徴とする電子機器。 - 請求項1の記載において、上記冷却ユニットは、上記受熱部で加熱された冷媒が流れる冷媒通路を有することを特徴とする電子機器。
- 請求項1又は請求項2の記載において、上記冷却ユニットは、上記第1の筐体に収容されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1の記載において、上記冷却ユニットは、熱伝導性を有する本体と、上記本体に形成され、上記受熱部で加熱された冷媒が流れる冷媒通路とを備えていることを特徴とする電子機器。
- 請求項4の記載において、上記放熱フィンは、上記本体に形成されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項4の記載において、上記冷却ユニットは、上記ファンから送られる冷却風が流れる冷却風通路を有し、この冷却風通路は上記冷媒通路に熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
- 発熱体を有する第1の筐体と、
上記第1の筐体に支持された第2の筐体と、
上記第1の筐体内に設けられ、上記発熱体に熱的に接続された受熱部と、
上記第1の筐体内に設けられ、上記発熱体の熱を放出する複数の放熱フィンと、これら放熱フィンに冷却風を送風するファンとを有する冷却ユニットと、
上記受熱部で加熱された冷媒を上記冷却ユニットに導く第1の管路と、この第1の管路と分離され、上記放熱ユニットで冷やされた冷媒を上記第2の筐体を経由して上記受熱部に戻す第2の管路とを有し、上記第1の筐体と上記第2の筐体との間に跨るように上記冷媒が循環されることで上記受熱部に伝えられた上記発熱体の熱を上記冷媒を介して上記冷却ユニットに伝える循環経路と、を具備したことを特徴とする電子機器。 - 請求項7の記載において、上記冷却ユニットは、熱伝導性を有する本体と、上記本体に形成され、上記受熱部で加熱された冷媒が流れる冷媒通路と、上記本体に形成され、上記冷却風が流れる冷却風通路とを備え、上記冷媒通路と上記冷却風通路は互いに熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
- 発熱体を有する機器本体と、
上記機器本体に回動可能に支持されたディスプレイユニットと、
上記機器本体に収容され、上記発熱体に熱的に接続された受熱部と、
上記機器本体と上記ディスプレイユニットとの間に跨るように配置され、これら機器本体とディスプレイユニットとの間で冷媒が強制的に循環されるとともに、この冷媒を用いて上記受熱部に伝えられた上記発熱体の熱を吸収する循環経路と、
上記循環経路に設けられ、上記冷媒が流れる冷媒通路を有する熱伝導性の本体と、この本体に形成された複数の放熱フィンと、これら放熱フィンに冷却風を送風するファンとを含む冷却ユニットと、を具備し、
上記循環経路は、上記受熱部で加熱された冷媒を上記冷却ユニットの冷媒通路に導く第1の管路と、上記冷却ユニットで冷やされた冷媒を上記ディスプレイユニットを経由して上記受熱部に戻す第2の管路とを有し、上記第1および第2の管路は、上記冷却ユニットと上記受熱部との間で分離されていることを特徴とする電子機器。 - 請求項9の記載において、上記冷却ユニットの本体は、上記ファンから送られる冷却風が流れる冷却風通路を有し、この冷却風通路は、上記冷媒通路に熱的に接続されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1、請求項7および請求項9のいずれかの記載において、上記冷媒を上記循環経路内で強制的にて循環させるポンプを有することを特徴とする電子機器。
- 請求項11の記載において、上記ポンプは上記冷却ユニットに設けられることを特徴とする電子機器。
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-
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