JP2004030554A - 医療事故防止情報収集システムおよび医療事故防止システム - Google Patents

医療事故防止情報収集システムおよび医療事故防止システム Download PDF

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小久保 清三
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Abstract

【課題】予定する医療行為を自動収集し、誤りがあったとき警告を発することができるようにする。
【解決手段】携帯情報入力装置100が入力した予定する医療行為と医療計画情報管理装置200が保持する情報とを照合し、誤りがある場合、警告を発するとともに、医療実績ログ情報10の一部として記憶する。医療事故防止情報収集装置300は、医療実績ログ情報10から医療事故防止の実績情報を抽出し、医療事故防止実績情報20として医療事故防止情報記録装置500に送信し、医療事故防止情報記録装置500は、医療事故情報入力装置400より入力された他のレポートと共通の様式に加工して医療事故防止情報DB600に蓄積する。医療事故分析装置700は医療事故防止実績情報20を適宜読み出し、医療事故発生傾向等を分析する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療事故防止情報収集システムおよび医療事故防止システムに関し、特に、医療事故を防止するために、医療行為上の誤りに関する情報を収集する医療事故防止情報収集システムおよび医療事故防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の医療事故防止情報の収集方法を示している。同図に示すように、従来、医療事故防止情報は、医師、看護婦等が、日常の医療行為の中で医療事故が発生した場合に作成するアクシデントレポートや、事故を未然に防止できた場合に作成するインシデントレポートを、紙面に記入された状態で、またはコンピュータにより入力されたデジタルデータの形態で収集する。そして、集計・分析に当たっては、コンピュータに直接入力されたものについてはそのデータをそのまま利用し、紙面で作成されたインシデントレポートやアクシデントレポート等については画面入力やOCR等によるコンピュータへの読み込みにより、デジタルのデータに変換し、そのデータを利用していた。
【0003】
また、近年、病院評価として医療事故防止対策への取り組みが重要視され、医療事故防止対策のシステム化要望が高まっている。医療事故防止対策としては、インシデント情報を漏れなく収集し、分析することが重要であり、今までコンピュータシステムで自動防止されているインシデント情報も収集し、分析対象とすることにより、高品質の分析と対策の検討を可能とする必要性が増大している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の医療事故防止情報収集システムには、次のような問題点があった。即ち、上記医療事故防止情報収集の問題点は、近年の医療機器の発達により、医療現場での事故を未然に防止する仕組みが導入されつつあるにも拘わらず、医師、看護婦等が日常の多忙な医療業務の中でこの仕組みにより防止できた事故を含めた全てのインシデントレポート等の作成を行わなければならず、その労力は無視できないものであるという点である。
【0005】
また、日常の業務の中では、当然ながら医療行為の継続が優先事項であるため、インシデントレポートの作成はある程度の時間経過後に行われることが多く、その正確性が低下する場合や、インシデントレポートの作成そのものが忘却されてしまう場合もあった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、医療事故防止情報を自動収集することにより、医師や看護婦の負担を軽減し、より正確な情報収集ができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の医療事故防止情報収集システムは、医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集システムであって、予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶手段と、医療現場において予定する医療行為を入力する入力手段と、入力手段によって入力された予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶手段と、入力手段によって入力された予定する医療行為を示すデータと、医療行為計画記憶手段によって記憶された医療行為計画を示すデータとを照合する照合手段とを備え、医療行為記憶手段は、照合手段による照合の結果、予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、予定する医療行為の誤りを示すデータを、予定する医療行為を示すデータとともに記憶することを特徴とする。また、医療行為記憶手段によって記憶された予定する医療行為を示すデータと、予定する医療行為の誤りを示すデータから、予定する医療行為の誤りを示すデータを抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出された予定する医療行為の誤りを示すデータを、医療事故防止実績情報として記憶する医療事故防止実績情報記憶手段とをさらに備えるようにすることができる。
また、医療事故防止実績情報を、別途入力されたレポートと同様の様式に加工し、レポートと統合して医療事故防止実績情報記憶手段に記憶させる統合手段をさらに備えるようにすることができる。
また、照合手段による照合の結果、予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、警告を発する警告手段をさらに備えるようにすることができる。
請求項5に記載の医療事故防止情報収集方法は、医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集方法であって、予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶ステップと、医療現場において予定する医療行為を入力する入力ステップと、入力ステップにおいて入力された予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶ステップと、入力ステップにおいて入力された予定する医療行為を示すデータと、医療行為計画記憶ステップにおいて記憶された医療行為計画を示すデータとを照合する照合ステップとを備え、医療行為記憶ステップにおいては、照合ステップにおける照合の結果、予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、予定する医療行為の誤りを示すデータを、予定する医療行為を示すデータとともに記憶することを特徴とする。
請求項6に記載の医療事故防止情報収集プログラムは、医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集システムを制御する医療事故防止情報収集プログラムであって、医療事故防止情報収集システムに、予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶ステップと、医療現場において予定する医療行為を入力する入力ステップと、入力ステップにおいて入力された予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶ステップと、入力ステップにおいて入力された予定する医療行為を示すデータと、医療行為計画記憶ステップにおいて記憶された医療行為計画を示すデータとを照合する照合ステップとを実行させ、医療行為記憶ステップにおいて、照合ステップにおける照合の結果、予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、予定する医療行為の誤りを示すデータを、予定する医療行為を示すデータとともに記憶するように制御することを特徴とする。
請求項7に記載の医療事故防止システムは、病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムであって、各コンピュータシステムからインシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込み手段と、取り込み手段によって定期的に取り込まれたインシデント情報を記憶する記憶手段と、インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力手段とを備え、記憶手段は、入力手段によって入力された詳細情報をインシデント情報の詳細情報として記憶することを特徴とする。
また、詳細情報は、インシデントの発生原因を示すデータと、インシデントの発生要因を示すデータと、インシデントの発生による影響を示すデータとからなるようにすることができる。
また、取り込み手段は、職員の勤務状態を管理する所定のコンピュータシステムから、勤務状態を示すデータを取り込み、記憶手段は、取り込み手段によって取り込まれた勤務状態を示すデータを記憶するようにすることができる。
また、コンピュータシステムは、インシデントの発生を検出する検出手段と、検出手段によって検出されたインシデントに関するインシデント情報を出力する出力手段とを備えるようにすることができる。
請求項11に記載の医療事故防止方法は、病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムにおける医療事故防止方法であって、各コンピュータシステムからインシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込みステップと、取り込みステップにおいて定期的に取り込まれたインシデント情報を記憶する記憶ステップと、インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力ステップとを備え、記憶ステップにおいては、入力ステップにおいて入力された詳細情報をインシデント情報の詳細情報として記憶することを特徴とする。
請求項12に記載の医療事故防止プログラムは、病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムを制御する医療事故防止プログラムであって、各コンピュータシステムからインシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込みステップと、取り込みステップにおいて定期的に取り込まれたインシデント情報を記憶する第1の記憶ステップと、インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力ステップと、入力ステップにおいて入力された詳細情報をインシデント情報の詳細情報として記憶する第2の記憶ステップとを医療事故防止システムに実行させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の概要について説明する。本発明は、医療事故防止を目的とする分析・統計処理のため、病院、医療施設、介護施設内等の医療現場で発生した医療行為上の誤りに関する情報を、医療現場において携帯情報入力装置を用いて自動的に収集し、自動的に収集した情報を、別途収集されるインシデントレポート等の情報と統合して記録、管理するものである。
【0009】
図1において、携帯情報入力装置100は、医療計画情報管理装置200との情報照合等により医療行為上の誤りを検出した場合に、その医療行為を停止する旨の警告を発するとともに、医療実績ログ情報10を医療事故防止情報収集装置300に送出する。
【0010】
医療事故防止情報収集装置300は、医療実績ログ情報10を医療事故情報入力装置400から入力されるインシデントレポート等の情報と同等の様式に加工し、医療事故防止実績情報20として医療事故防止情報記録装置500に引き渡す。
【0011】
ここで、インシデントレポートとは、医師、看護婦等が医療事故を未然に防止することができた場合に作成する紙面による報告、およびこの紙面による報告内容を電子化したレポートを指し、医療行為上検知した内在的な事故、およびその事故の防止に到る経緯の報告により、事故発生傾向の分析、改善方法の策定等に利用されるものである。
【0012】
医療事故防止情報記録装置500は、医療事故防止実績情報20を他の装置から引き渡されたもの(医療事故情報入力装置400から入力されたインシデントレポート等)と統合して、医療事故防止情報データベース(DB)600に蓄積する。
【0013】
医療事故防止実績情報20は、医療事故防止を担当する医師等による事故発生傾向の分析、改善方法の策定のため、医療事故分析装置700により、適宜、医療事故防止情報記録装置500から読み出され、集計、分析等に使用される。
【0014】
図1を参照すると、本発明の実施の形態は、携帯情報入力装置100と、医療計画情報管理装置200と、医療事故防止情報収集装置300と、医療事故情報入力装置400と、医療事故防止情報記録装置500と、医療事故防止情報データベース600と、医療事故分析装置700とから構成されている。
【0015】
携帯情報入力装置100は、バーコードリーダ、および入力キー等を備えた医療用PDA(personal digital assistant)端末等の携帯型の情報端末である。この携帯情報入力装置100は、医療行為の実施に当たり、バーコードの読み込みやキー入力等により、医療行為を受ける患者、医療行為を行う医師、看護婦、使用する薬剤、および治療、投薬、麻酔等の医療行為(以下では、どの医師、または看護婦が、どの患者に対して、どのような医療行為、治療を行い、どのような薬剤を投与したか等の情報を医療行為と記載する)を入力し、予め医師が処方した医療行為の計画を示すデータと照合し、問題が無い(誤りが無い)場合は、それらの医療行為に関する情報を医療実績ログ情報10として図示せぬ記憶装置に記録する。また、誤りを検出した場合は、例えば警告メッセージを後述する図示せぬ表示装置の画面に表示したり、警告音を後述する図示せぬスピーカから出力するなどして警告を発するとともに、医療実績ログ情報10の一部として、医療行為の誤りを記憶装置に記録する機能を備えている。即ち、携帯情報入力装置100は、バーコードリーダと、キー入力装置と、照合処理等を行うCPU(central processing unit)と、CPUが処理を行う上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)と、医療実績ログ情報10等のデータを記憶するメモリと、医療実績ログ情報10を出力する出力装置と、各種データや警告メッセージ等を表示する表示装置と、警告音を発生するスピーカ等を備えている。
【0016】
また、医師には医師の名前を示すバーコードが貼付され、看護婦には看護婦の名前を示すバーコードが貼付され、患者には患者の名前を示すバーコードが貼付され、薬剤には薬剤の名称を示すバーコードが貼付されている。従って、携帯情報入力装置100のバーコードリーダを用いて、これらのバーコードに対応する情報を入力することができる。
【0017】
医療計画情報管理装置200は、予め医師が処方した医療行為を受ける患者、医療行為を行う医師、看護婦、使用する薬剤、および治療、投薬、麻酔等の医療行為の計画を示すデータを管理し、携帯情報入力装置100等からの要求に応じて適宜、医療行為の計画を示すデータを提供する機能を備えている。
【0018】
医療事故防止情報収集装置300は、携帯情報入力装置100において記録された医療実績ログ情報10を基に、医療事故または医療事故防止の実績情報を抽出し、インシデントレポート等の情報と同等の様式に加工し、医療事故防止実績情報20として医療事故防止情報記録装置500に引き渡す機能を備えている。
【0019】
医療事故情報入力装置400は、キーボード等を用いて入力されたインシデントレポート等の情報を医療事故防止実績情報20として医療事故防止情報記録装置500に引き渡す機能を備えている。
【0020】
医療事故防止情報記録装置500は、医療事故防止実績情報20を医療事故防止情報データベース600に蓄積する機能を備えている。医療事故防止情報データベース600は、医療事故発生についての集計処理および統計処理等のための抽出・分類項目をキー情報として持つ。
【0021】
医療事故分析装置700は、医療事故防止を担当する医師等の要求により、医療事故防止情報記録装置500を介して医療事故防止情報データベース600から医療事故防止実績情報20を読み出し、読み出した医療事故防止実績情報20を基に、医療事故発生傾向の分析、改善方法の策定のための集計、分析等を行う機能を備えている。
【0022】
次に、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。なお、以降の説明では、図1に示した携帯情報入力装置100は、バーコードリーダを備える医療用PDA端末であるとする。
【0023】
図2(a)のフローチャートにおいて、医療行為の開始に当たり、医師または看護婦は、患者や薬剤等に貼付されているバーコード化された医療行為情報を、携帯情報入力装置100のバーコードリーダを用いて読み取り、携帯情報入力装置100に入力する(ステップ1)。
【0024】
次に、携帯情報入力装置100は、医療計画情報管理装置200との間で、ステップ1で読み取った医療行為情報と、医療計画を示すデータとを照合し、医療行為上の誤りの有無をチェックする(ステップ2)。
【0025】
医師または看護婦は、上記チェックにより、予定する医療行為に誤りが無いことを確認した後(ステップ2のyes)、医療行為を実施する。一方、予定する医療行為に誤りが検出された場合(ステップ2のno)、直ちに医療行為を中止する。
【0026】
携帯情報入力装置100は、医療行為上の誤りを検出した場合、その行為を停止する旨の警告を発するとともに、医療実績ログ情報10を医療事故防止情報収集装置300に送出する(ステップ3)。
【0027】
医療事故防止情報収集装置300は、携帯情報入力装置100から送信されてきた医療実績ログ情報10を受信すると、この医療実績ログ情報10を医療事故情報入力装置400から入力されるインシデントレポート等の情報と同等の様式に加工し、医療事故防止実績情報20として医療事故防止情報記録装置500に引き渡す(ステップ4)。
【0028】
医療事故防止情報記録装置500は、医療事故防止実績情報20を他の装置から引き渡された情報(医療事故情報入力装置400から供給されたインシデントレポート等)と統合して、医療事故防止情報データベース600に供給し、蓄積する(ステップ5)。
【0029】
また、図2(b)のフローチャートにおいて、医療事故防止を担当する医師等の要求により、医療事故分析装置700は、医療事故防止情報記録装置500を介して医療事故防止情報データベース600に蓄積されている医療事故防止実績情報20を読み出し、集計、分析等の処理を実行する(ステップ6)。
【0030】
医療事故分析装置700は、上記集計、分析等の処理の結果を、付属する図示せぬディスプレイ等の表示装置や、プリンタ等の印刷装置へ出力する(ステップ7)。
【0031】
以上説明したように、本実施の形態により、以下のような効果が得られる。即ち、医療事故防止実績情報20を自動収集することにより、医師、看護婦の医療行為等の情報入力等による作業負荷を軽減するとともに、より正確に医療事故防止実績情報20を収集することができることである。これは,医療事故防止実績情報20を、インシデントレポートの画面入力等によらず、医療現場において入力され、記録された実績ログ情報から直接抽出することにより、人手を介することなく必要な情報を収集することができるためである。
【0032】
次に、本発明の医療事故防止システムについて説明する。図4は、本発明の医療事故防止システムを応用した病院システムの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すように、本実施の形態は、医療事故防止システム800と、各種検査の実施時のチェックおよびエラー情報の管理を行う検査システム801と、電子カルテの管理を行う電子カルテ管理システム802と、患者情報、患者数、看護度等の看護に関する事項を管理する入退院患者管理システム(看護支援システム)803と、各職員の勤務時間や勤務者数等の勤務状態を管理する勤務管理システム804と、検査予約、手術予約等のチェックを行い、エラー情報の管理を行うオーダリングシステム(オーダエントリシステム)805等により構成されている。
【0033】
本実施の形態は、病院内の医療事故防止システム800におけるインシデント情報(事故とならない未然情報)の収集の部分に、病院内で稼動している他のコンピュータシステム(例えば、オーダエントリシステム805、看護支援システム803、検査システム801等の院内コンピュータシステム)より、各コンピュータシステムに実装されている過誤防止機能によって検出されたエラー情報(インシデント情報)を、図示せぬ院内ネットワークを介して自動収集する機能、および、勤務管理システム804より医療従事者(職員)の勤務状態を自動収集する機能を設け、職員が医療行為を実施するときに発生した医療過誤に関するエラー情報(インシデント情報)を一元管理するとともに、インシデント発生時の勤務状態を定量的に管理するものである。
【0034】
従来より、各院内コンピュータシステムにおいて事前にチェックされ、検出されたインシデントに関するインシデント情報は、十分には把握できていなかったが、本実施の形態により、各院内コンピュータシステムよりインシデント情報を定期的に自動取り込みすることができ、事前に過誤が防止されたインシデント情報の収集が可能となる。
【0035】
従って、従来、院内で発生したインシデント件数の把握が不十分であったものが、正確なインシデント件数の把握が可能となるとともに、組織体制の情報を合わせて、インシデント発生の要因分析を行うことにより、適切な組織体制作りに繋がり、最終的には病院経営が改善されるという効果が期待できる。
【0036】
図5は、医療事故防止システム800が、オーダエントリシステム805からインシデント情報を収集する手順を示すフローチャートである。このオーダエントリシステム805は、医療行為防止機能を有している。この医療行為防止機能によって処理されたデータは、エラー管理機能に供給され、蓄積される。その出力はI/F機能で処理され、HL7形式に変換される。医療事故防止システム800に備えられたオーダエントリシステムI/F機能は、このHL7形式に変換されたエラー情報(インシデント情報)を後述するような手順で取り込み、医療事故防止システム800が管理する所定のデータ項目からなる内部フォーマットに変換する。
【0037】
即ち、オーダエントリシステム805においては、ステップ11において、オーダエントリが実施され、ステップ12において、入力情報のチェックが行われ、ステップ13において、インシデント発生の有無が判定される。その結果、インシデント発生が無かったと判定された場合、ステップ16に進み、オーダ登録が完了し、本処理を終了する。
【0038】
一方、インシデント発生があったと判定された場合、ステップ11に戻り、ステップ11以降の処理が繰り返し実行されるとともに、ステップ14に進み、インシデント情報を出力し、ステップ15において、インシデント情報をHL7形式のデータに変換し、医療事故防止システム800に送信する。
【0039】
医療事故防止システム800においては、ステップ17において、医療事故防止システム800に備えられたオーダエントリシステムI/F機能により、オーダエントリシステム805から送信されてきたHL7形式のインシデント情報が取り込まれ、ステップ18において、HL7形式(HL7フォーマット)のインシデント情報が、内部フォーマットのデータに変換される。次に、ステップ19において、内部フォーマットに変換されたインシデント情報が、医療事故防止システム800が備えるインシデント情報登録機能に供給され、インシデント情報として、医療事故防止システム800が管理するインシデントデータベース(インシデントDB)810に登録される。次に、ステップ20において、職員により図示せぬ入力装置からインシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報の入力が行われ、インシデントDB810に登録されたインシデント情報が更新される。
【0040】
上述した、医療事故防止システム800が備えるオーダエントリシステムI/F機能は、以下のような処理手順を実行するように構成されている。
即ち、
▲1▼オーダエントリシステムデータ取り込み処理(インシデントデータ取り込み)
▲2▼HL7データ変換処理(HL7フォーマットから内部フォーマットへの変換処理)
▲3▼インシデント情報登録処理
▲4▼インシデント情報詳細情報入力処理
【0041】
なお、図5のオーダエントリシステム805は、当業者にとってよく知られており、また、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。
【0042】
以下、本実施の形態の具体的な動作について詳細に説明する。まず、オーダエントリシステム805の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、オーダエントリシステム805において、与薬オーダエントリを実施する動作について説明する。
▲1▼患者Aに対してB薬剤の与薬指示入力を行う(ステップ21)。
▲2▼事前に患者Aに対して禁止薬剤として登録されている薬剤情報とのチェックを行う(ステップ22)。
▲3▼B薬剤が登録済禁止薬剤と合致したとき、オーダエントリシステム805では、与薬不可とされ、B薬剤の入力は実施できなくなる。また、このとき、インシデント発生と判断され、インシデント情報がファイル出力される(ステップ23)。
▲4▼インシデント情報として、患者ID、患者氏名、およびインシデント内容(本例では、与薬、指示、禁止薬剤、薬剤名、オーダミス、担当医名、日時)が標準フォーマットであるHL7準拠のフォーマットで出力される(ステップ23)。
オーダエントリシステム805から出力されたインシデント情報は、後述するように、医療事故防止システム800により定期的に取り込まれる。
【0043】
一方、医療事故防止システム800において行われるセーフティマネージメントシステム動作は、図6のフローチャートに従って実行される。
即ち、
▲1▼オーダインシデント情報の取り込み(ステップ24)
オーダエントリシステム805において作成されたインシデント情報を取り込む。
▲2▼インシデント情報の格納(ステップ25)
取り込んだインシデント情報を医療事故防止システム800内のインシデントDB810へ格納する。
▲3▼インシデント情報の詳細情報入力(ステップ26)
取り込んだインシデント情報に、インシデントの当事者が補足すべき項目(発生原因、発生要因、事象による影響等)を図示せぬ表示装置の専用画面から図示せぬ入力装置を用いて入力し、インシデントレポートを完成させ、インシデントDB810に登録する。
【0044】
以上説明したように、従来、インシデント発生時には、当事者または発見者によって自発的にその旨、報告されるため、オーダエントリシステム805等のシステムの操作ミスによるインシデント情報を十分に収集することができず、医療過誤の実態の把握が不十分であったが、本実施の形態により、インシデント情報の自動収集を行うことができるため、院内コンピュータシステムにおいて防止された全てのインシデント情報の収集が可能となる。
【0045】
しかも、各院内コンピュータシステムから取り込まれる情報には、オーダ情報、実施情報、勤務情報等があり、収集されたこれらの情報に対する総合的な分析が可能となる。これにより、分析結果に基づいてインシデント発生の防止に有効な対策を検討することができるという効果が得られる。
【0046】
また、院内コンピュータシステムでの事前防止情報(インシデント情報)を収集し、分析することにより、コンピュータシステムそのものの問題点が認識可能となることにより、コンピュータシステムの事故防止機能を充実させることが可能となる。
【0047】
また、勤務状態とインシデントの発生時間帯を総合して分析することにより、各部署間での各職員の負荷の問題点等も把握することが可能となる。これにより、職員の各部署への適正配置が可能となる。このように、インシデント情報を、組織、体制の見直し等のための人事情報として活用することも可能である。また、インシデント情報に基づいて、総合的に院内における医療事故防止対策を向上させることにより、質の高い、適切な医療および看護を実現するとともに、無駄なコストを削減し、病院経営の効率化に貢献できるという効果もある。
【0048】
さらに、従来より、インシデントレポートを手動入力し、手動入力されたインシデントレポートを管理するコンピュータシステムは存在するが、ネットワーク接続されている他のコンピュータシステムよりインシデント情報を自動収集し、自動収集したインシデント情報を管理するものは無かった。本実施の形態では、医療事故防止システム800において設定されたデータインタフェースに従えば、他のコンピュータシステムの種類を選ばず、各種コンピュータシステムからインシデント情報の収集が可能となる。
【0049】
なお、上記実施の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係る医療事故防止情報収集システムによれば、予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶し、医療現場において予定する医療行為を入力し、入力された予定する医療行為を示すデータを記憶し、入力された予定する医療行為を示すデータと、記憶された医療行為計画を示すデータとを照合し、照合の結果、予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、予定する医療行為の誤りを示すデータを、予定する医療行為を示すデータとともに記憶するようにしたので、医療現場において自動収集した予定する医療行為の誤りを検出することができ、医療事故を未然に防止するとともに、医師や看護婦の作業負荷を軽減することができる。
請求項7に記載の医療事故防止システムによれば、各コンピュータシステムからインシデント情報の取り込みを定期的に行い、定期的に取り込まれたインシデント情報を記憶し、インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力し、入力された詳細情報をインシデント情報の詳細情報として記憶するようにしたので、インシデント情報を定期的に自動収集することができる。
また、職員の勤務状態を管理する所定のコンピュータシステムから、勤務状態を示すデータを取り込み、記憶するようにすれば、インシデント情報と勤務状態とから職員を各部署へ適正配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療事故防止情報収集システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来の医療事故防止情報の収集方法を示す図である。
【図4】本発明の医療事故防止システムを応用した病院システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図5】図4のオーダエントリシステムと医療事故防止システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】与薬オーダエントリを実施する動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 医療実績ログ情報
20 医療事故防止実績情報
100 携帯情報入力装置
200 医療計画情報管理装置
300 医療事故防止情報収集装置
400 医療事故情報入力装置
500 医療事故防止情報記録装置
600 医療事故防止情報データベース(DB)
700 医療事故分析装置
800 医療事故防止システム
801 検査システム
802 電子カルテ管理システム
803 入退院患者管理システム
804 勤務管理システム
805 オーダエントリシステム
810 インシデントデータベース(インシデントDB)

Claims (12)

  1. 医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集システムであって、
    予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶手段と、
    医療現場において予定する医療行為を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された前記予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶手段と、
    前記入力手段によって入力された前記予定する医療行為を示すデータと、前記医療行為計画記憶手段によって記憶された前記医療行為計画を示すデータとを照合する照合手段と
    を備え、
    前記医療行為記憶手段は、前記照合手段による照合の結果、前記予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、前記予定する医療行為の誤りを示すデータを、前記予定する医療行為を示すデータとともに記憶する
    ことを特徴とする医療事故防止情報収集システム。
  2. 前記医療行為記憶手段によって記憶された前記予定する医療行為を示すデータと、前記予定する医療行為の誤りを示すデータから、前記予定する医療行為の誤りを示すデータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記予定する医療行為の誤りを示すデータを、医療事故防止実績情報として記憶する医療事故防止実績情報記憶手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医療事故防止情報収集システム。
  3. 前記医療事故防止実績情報を、別途入力されたレポートと同様の様式に加工し、前記レポートと統合して前記医療事故防止実績情報記憶手段に記憶させる統合手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療事故防止情報収集システム。
  4. 前記照合手段による照合の結果、前記予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、警告を発する警告手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の医療事故防止情報収集システム。
  5. 医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集方法であって、
    予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶ステップと、
    医療現場において予定する医療行為を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された前記予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された前記予定する医療行為を示すデータと、前記医療行為計画記憶ステップにおいて記憶された前記医療行為計画を示すデータとを照合する照合ステップと
    を備え、
    前記医療行為記憶ステップにおいては、前記照合ステップにおける照合の結果、前記予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、前記予定する医療行為の誤りを示すデータを、前記予定する医療行為を示すデータとともに記憶する
    ことを特徴とする医療事故防止情報収集方法。
  6. 医療行為を行う現場での医療事故を防止するために、医療事故防止情報を収集する医療事故防止情報収集システムを制御する医療事故防止情報収集プログラムであって、
    前記医療事故防止情報収集システムに、
    予め医師が処方した医療行為計画を示すデータを記憶する医療行為計画記憶ステップと、
    医療現場において予定する医療行為を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された前記予定する医療行為を示すデータを記憶する医療行為記憶ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された前記予定する医療行為を示すデータと、前記医療行為計画記憶ステップにおいて記憶された前記医療行為計画を示すデータとを照合する照合ステップとを実行させ、
    前記医療行為記憶ステップにおいて、前記照合ステップにおける照合の結果、前記予定する医療行為に誤りがあることが判明したとき、前記予定する医療行為の誤りを示すデータを、前記予定する医療行為を示すデータとともに記憶するように制御する
    ことを特徴とする医療事故防止情報収集プログラム。
  7. 病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムであって、
    各コンピュータシステムから前記インシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込み手段と、
    前記取り込み手段によって定期的に取り込まれた前記インシデント情報を記憶する記憶手段と、
    前記インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力手段と
    を備え、
    前記記憶手段は、前記入力手段によって入力された前記詳細情報を前記インシデント情報の詳細情報として記憶する
    ことを特徴とする医療事故防止システム。
  8. 前記詳細情報は、前記インシデントの発生原因を示すデータと、前記インシデントの発生要因を示すデータと、前記インシデントの発生による影響を示すデータとからなる
    ことを特徴とする請求項7に記載の医療事故防止システム。
  9. 前記取り込み手段は、職員の勤務状態を管理する所定のコンピュータシステムから、勤務状態を示すデータを取り込み、
    前記記憶手段は、前記取り込み手段によって取り込まれた前記勤務状態を示すデータを記憶する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の医療事故防止システム。
  10. 前記コンピュータシステムは、前記インシデントの発生を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記インシデントに関するインシデント情報を出力する出力手段と
    を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の医療事故防止システム。
  11. 病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムにおける医療事故防止方法であって、
    各コンピュータシステムから前記インシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込みステップと、
    前記取り込みステップにおいて定期的に取り込まれた前記インシデント情報を記憶する記憶ステップと、
    前記インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力ステップと
    を備え、
    前記記憶ステップにおいては、前記入力ステップにおいて入力された前記詳細情報を前記インシデント情報の詳細情報として記憶する
    ことを特徴とする医療事故防止方法。
  12. 病院内に設置されたコンピュータシステムと接続され、各コンピュータシステムが検出したインシデントに関するインシデント情報の収集および管理を行う医療事故防止システムを制御する医療事故防止プログラムであって、
    各コンピュータシステムから前記インシデント情報の取り込みを定期的に行う取り込みステップと、
    前記取り込みステップにおいて定期的に取り込まれた前記インシデント情報を記憶する第1の記憶ステップと、
    前記インシデント情報に対して追加補足すべき詳細情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された前記詳細情報を前記インシデント情報の詳細情報として記憶する第2の記憶ステップとを前記医療事故防止システムに実行させる
    ことを特徴とする医療事故防止プログラム。
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