JP2004030402A - 画像編集装置及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】3次元CGデータをクライアント上で編集、新規作成を可能にする画像編集装置を提供する。
【解決手段】画像生成装置画面41aの3Dコンテンツ42aで、編集したいテクスチャを、マウス等で指定することにより(ステップ401)、形状・テクスチャ編集部33は、テクスチャ編集画面45aに、編集したいテクスチャ46aを表示し(ステップ402)、テクスチャをレタッチ操作である色47、書式48、大きさ49、入力文字50等を指定することにより、テクスチャの編集を行う。例えば、形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8で入力文字50の「DNP」を「JPN」に変更し、更新ボタン51により、形状・テクスチャ記憶部32の編集したテクスチャデータを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、外部記憶装置7のテクスチャデータを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツを表示する。
【選択図】 図4
【解決手段】画像生成装置画面41aの3Dコンテンツ42aで、編集したいテクスチャを、マウス等で指定することにより(ステップ401)、形状・テクスチャ編集部33は、テクスチャ編集画面45aに、編集したいテクスチャ46aを表示し(ステップ402)、テクスチャをレタッチ操作である色47、書式48、大きさ49、入力文字50等を指定することにより、テクスチャの編集を行う。例えば、形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8で入力文字50の「DNP」を「JPN」に変更し、更新ボタン51により、形状・テクスチャ記憶部32の編集したテクスチャデータを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、外部記憶装置7のテクスチャデータを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツを表示する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像編集装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、コンピュータハードウェアは急速に性能向上してきている。特にグラフィックスハードウェアは、3次元(3D)ゲームに代表されるようめざましい進歩を遂げており、一般的な家庭に導入されているパーソナルコンピュータでも十分に3次元コンピュータグラフィックス(以下3DCGとする)を楽しむ事が可能になった。また、ほとんどの安価なパーソナルコンピュータで高性能なハードウェアを搭載し、高速通信が可能になっている。更に、物体形状を少ないデータ量で写実的にレンダリングする3DCG技術も発展してきている。
【0003】
近年、ネットワーク経由で3DCGデータを配信し、クライアント側で高品位なレンダリングを行い、それを対話的に操作することができるWeb3Dと呼ばれる技術が活用され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のWeb3D技術で表示された3DCG商品カタログやウォークスルーコンテンツは、3DCGにより表現されている物体を対話的に操作したり、3DCGで構築された仮想空間を歩き回るなど、予め用意されている物体形状を操作し観察するだけで、形状やテクスチャの動的な編集や新規作成は不可能であり、対話性に欠けていた。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、3次元CGデータをクライアント上で編集、新規作成を可能にする画像編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために本発明は、ネットワークによりサーバに接続された画像編集装置であって、前記サーバから受け取った物体の形状情報を含む画像を保持する手段と、前記物体の形状情報を編集する編集手段と、編集した形状情報を保持する保持手段と、前記物体の形状情報と、入力した視点情報を基に、前記物体の画像を生成する画像生成手段と、前記物体の画像を表示する表示手段と、を具備することを特徴とする画像編集装置である。
【0007】
物体の形状情報とは、形状データ、質感データ、テクスチャデータを含む物体情報である。形状データは、頂点情報と、これらの頂点情報を用いて定義される面情報である。質感データは、物体表面の材料特性を定義する。テクスチャデータは、形状データに張り付ける(マッピングする)壁紙(テクスチャ)画像を表す。視点情報とは、カメラの視点、注視点、上向きベクトル等である。質感データとテクスチャデータの変更項目は、物体に対する、色、反射特性、輝度、彩度、明度等である。テクスチャデータの変更項目は、物体に対して、入力文字、文字の書体、文字の大きさ等である。形状データの編集項目は、物体の位置、大きさ、形状等である。
【0008】
本発明では、画像編集装置は、サーバから受け取った物体の形状情報を含む画像を保持し、物体の形状情報を編集し、編集した形状情報を保持する。更に、画像編集装置は、視点情報を入力し、物体の形状情報と、視点情報を基に、物体の画像を生成し、物体の画像を表示する。
【0009】
画像編集装置は、さらに、物体の位置、大きさ、形状等の変形により、形状情報の形状データを編集する。画像編集装置は、さらに、物体に対する、色、反射特性、輝度、彩度、明度等の変更により、形状情報の質感データとテクスチャデータを編集する。画像編集装置は、さらに、物体に対する、入力文字、文字の書体、文字の大きさ等の編集により、形状情報のテクスチャデータを編集し、貼り付ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像編集システム1の概略構成を示す図である。画像編集システム1は、ネットワークを介して、3次元コンピュータグラフィックス(以降、3DCGと称す)データを読み込むか、外部記憶装置7から読み込み、クライアント側で表示するシステムにおいて、読み込んだ3DCGデータをユーザが動的に編集、又は新規に作成するものである。尚、3DCGデータとは、形状データ、質感データ、テクスチャデータ等を含む物体情報である。形状データは、頂点情報と、これらの頂点情報を用いて定義される面情報である。質感データは、物体表面の材料特性を定義する。テクスチャデータは、形状データに張り付ける(マッピングする)壁紙(テクスチャ)画像を表す。
【0011】
図1に示すように、画像送受信システム1は、画像生成装置2、形状・テクスチャ編集装置3、画像編集装置4、形状編集装置5、データ記憶部6、外部記憶装置7、外部入力装置8、外部表示装置9、画像管理サーバ10、外部記憶装置11、ネットワーク12等からなる。情報送受信システム1は、例えばインターネットなどのネットワーク12を介して、画像生成装置2と、画像管理サーバ10とが接続されて構成される。
【0012】
画像生成装置2は、編集された3DCGデータを外部記憶装置7から読み込むか、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から読み込み、外部入力装置8から入力された視点情報と組み合わせて、CG画像を生成し、外部表示装置9に出力する。
【0013】
形状・テクスチャ編集装置3は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込んだ形状やテクスチャを、外部入力装置8から入力されるテクスチャのレタッチ操作(色や文字の埋め込み等)や形状の変形操作(位置、大きさ、形状等)を基に編集し、外部記憶装置7に記憶する。
【0014】
画像編集装置4は、テクスチャをデータ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込み、色や絵柄、文字の埋め込み等の加工を行い、データ記憶部6、又は外部記憶装置7に記憶するものであり、例えば、レタッチソフトウェア、ペイントソフトウェア等である。
【0015】
形状編集装置5は、形状をデータ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込み、位置や大きさ、形状を編集し、データ記憶部6、又は外部記憶装置7に記憶するものであり、例えば、モデリングソフトウェアである。
【0016】
データ記憶部6は、画像編集装置4で複製されたテクスチャデータや形状編集装置5で複製された形状データ等を記憶したり、記憶されている形状データやテクスチャデータを画像編集装置4、形状編集装置5、形状・テクスチャ編集装置3に複製し、編集するものであり、例えば、クリップボードである。
【0017】
外部記憶装置7は、物体の形状データ、質感データ、テクスチャデータ等を含む物体情報、及び種類、位置、属性等を含む光源情報を記憶するものであり、例えばハードディスクやCD−ROM等である。
【0018】
外部入力装置8は、マウス、キーボード及びジョイスティック等の機器であり、色、絵柄、文字の埋め込み等のテクスチャデータの編集や、3次元位置、大きさ、形状等の形状データの編集を行う。また、物体形状を観察する位置等の視点情報を入力や変更を行う。
【0019】
外部表示装置9は、3CG画像を表示する機器であり、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等である。
【0020】
画像管理サーバ10に接続された外部記憶装置11は、画像管理サーバ10側に用意された3DCGデータを記憶する記憶装置であり、ネットワーク12を介して、画像生成装置2と接続される。画像生成装置2は、外部記憶装置7に3DCGデータが無いときにCGデータ入出力部20が画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から3DCGデータを読み込む。
【0021】
画像生成装置2は、CGデータ入出力部20、CGデータ記憶部21、レンダリング部22、視点情報処理部23等を有する。画像生成装置2は、例えば、一台のコンピュータよりなる。
【0022】
図1において、CGデータ入出力部20は外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが無い場合、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置11から、ネットワーク12を介して、3DCGデータを読み込み、外部記憶装置7と、CGデータ記憶部21に記憶する。
【0023】
CGデータ記憶部21は、CGデータ入出力部20から読み込んだ3DCGデータを記憶する。
【0024】
レンダリング部22は、CGデータ記憶部21から3DCGデータを、視点情報処理部23から視点情報を受け取り、照明効果を考慮したレンダリング処理を行い、物体の画像を生成する。
【0025】
視点情報処理部23は、外部入力装置8によって入力されたパラメタからカメラの視点、注視点、視線方向の上向きベクトル等の視点情報を算出し、レンダリング部22に渡される。
【0026】
また、図1に示すように、形状・テクスチャ編集装置3は、形状・テクスチャ新規作成部30、形状・テクスチャ入出力部31、形状・テクスチャ記憶部32、形状・テクスチャ編集部33等を有する。
【0027】
形状・テクスチャ新規作成部30は、形状・テクスチャ編集部33で編集するための形状やテクスチャを新規に作成する。
【0028】
形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や、外部記憶装置7からの形状データ、テクスチャデータの読み込みか、形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータの読み込みを行い、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する。
【0029】
形状・テクスチャ記憶部32は、形状・テクスチャ入出力部31が読み込んだ形状データ、テクスチャデータを記憶し、また、形状・テクスチャ編集部33が編集したテクスチャデータ、形状データを記憶する。
【0030】
形状・テクスチャ編集部33は、形状・テクスチャ記憶部32に記憶されている形状データ、テクスチャデータの編集を行う。テクスチャデータの場合、外部入力装置8からの色や文字の埋め込み等のレタッチ操作を行う。また、形状データの場合、位置や大きさ、形状の変形操作を行う。
【0031】
次に、画像編集システム1の処理の流れについて説明する。図2は、画像編集システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
【0032】
図2に示すように、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが存在しない場合、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する(ステップ201)。
【0033】
形状、テクスチャ編集を行わない場合、ステップ205に移行し視点情報入力へ進む。形状、テクスチャ編集を行う場合(ステップ202)、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状データやテクスチャデータ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ203)。
【0034】
形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8からのテクスチャのレタッチ操作や形状の変形操作により、形状・テクスチャ記憶部32から読み込まれた形状やテクスチャを編集し、編集されたデータを記憶する(ステップ204)。
【0035】
視点情報処理部23は、外部入力装置8により入力されたパラメタから、視点情報であるカメラの視点、注視点、上向きベクトル等を算出する(ステップ205)。
【0036】
レンダリング部22は、CGデータ記憶部21の物体の3DCGデータと視点情報処理部23の視点情報から、照光効果等を考慮して物体のレンダリング処理を行いCG画像を生成する(ステップ206)。尚、レンダリング処理は、ビデオカード等のグラフィックスハードウェア、又はソフトウェアにて処理可能である。
【0037】
ステップ206で得られた画像を外部表示装置9に表示する(ステップ207)。
【0038】
以上のステップ202からステップ207を繰り返し行う事で、インタラクティブに3D形状を観察、編集、新規作成等を行う事ができる。
【0039】
次に、形状・テクスチャ編集装置3のステップ202、ステップ203、ステップ203の処理である形状、テクスチャの編集処理の処理手順について詳しく説明する。図3は、形状、テクスチャ編集処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
図3に示すように、画像生成装置2は、画像生成装置画面に表示した3Dコンテンツに対して、外部入力装置8(マウス等)により、編集したいテクスチャ、形状を指定する(ステップ301)。
【0041】
形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状データやテクスチャデータ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ302)。
【0042】
形状・テクスチャ編集部33は、編集したいテクスチャ、又は形状を表示する(ステップ303)。形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8でテクスチャをレタッチする操作である色、入力文字、書式、大きさ等の指定、又は形状の変形することにより、テクスチャ、形状編集を行う(ステップ304)。
【0043】
形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャ、又は形状を表示する(ステップ305)。形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャデータ、又は形状データを、更新ボタンにより、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ306)。形状・テクスチャ入出力部31は、更新したテクスチャデータ、又は形状データを外部記憶装置7、又はデータ記憶部6に記憶する(ステップ307)。
【0044】
次に、テクスチャの編集について、処理の流れを説明する。図4は、テクスチャ編集画面を示す。図5は、編集するテクスチャ指定後の画面を示す。図4に示すように、画像生成装置2は、指定された3Dコンテンツ42aの画像生成画面41aを表示する。例えば、テクスチャ編集を行う場合、表示されている画像生成装置画面41aの3Dコンテンツ42aで、編集したいテクスチャを、マウス等で指定する(ステップ401)。形状・テクスチャ編集部33は、表示されているテクスチャ編集画面45aに、編集したいテクスチャ46aを表示する(ステップ402)。テクスチャ編集画面45aは、指定されたテクスチャ46aと、テクスチャのレタッチ操作を指定する色47、書体48、大きさ49、入力文字50、太字ボタン52、斜体ボタン53、下線ボタン54等と、編集したテクスチャを保持する更新ボタン51等からなる。
【0045】
図5に示すように、例えば、テクスチャの文字を変更する場合、外部入力装置8で入力文字50の「DNP」を「JPN」に変更し(ステップ403)、形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャ46bを表示する(ステップ404)。尚、テクスチャの文字の色47、書体48、大きさ49、太字ボタン52、斜体ボタン53、下線ボタン54等により、テクスチャを編集してもよい。
【0046】
形状・テクスチャ編集部33は、更新ボタン51により、形状・テクスチャ記憶部32の編集したテクスチャ46bを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7のテクスチャデータを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツ42bを表示する(ステップ405)。
【0047】
次に、形状の編集について、処理の流れを説明する。図6は、形状編集画面を示す。図7は、編集する形状指定後の画面を示す。図6に示すように、画像生成装置2は、指定された3Dコンテンツ62aの画像生成画面61aを表示する。例えば、形状編集を行う場合、表示されている画像生成装置画面61aの3Dコンテンツ62aで、編集したい形状(例えば、衿)を、マウス等で指定する(ステップ501)。形状・テクスチャ編集部33は、表示されているテクスチャ編集画面65aに、編集したい形状66aを表示する(ステップ502)。テクスチャ編集画面65aは、指定された形状66aと、形状編集のツール群69、衿の型67、袖の型68等の形状編集のメニュ、更新ボタン71等からなる。
【0048】
図7に示すように、例えば、衿の型を変更する場合、外部入力装置8で衿無しの衿の型67−2を指定し(ステップ603)、形状・テクスチャ編集部33は、編集した形状66bを表示する(ステップ604)。
【0049】
尚、本実施の形態では、形状編集のメニュを表示し、メニュから指定したが、形状変更のツール群69を用いて、形状編集画面65b上の形状66bを直接編集してもよい。
【0050】
形状・テクスチャ編集部33は、更新ボタン71により、形状・テクスチャ記憶部32の編集した形状66bを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7の形状データを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツ62bを表示する(ステップ605)。
【0051】
以上説明したように、本実施の形態によれば、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが存在しない場合、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。形状、テクスチャ編集を行う場合、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状やテクスチャ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状、テクスチャを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する。形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8でテクスチャをレタッチする操作である色、入力文字、書式、大きさ等の指定、又は形状の変形することにより、テクスチャ、形状の編集を行い、編集されたデータを形状・テクスチャ記憶部32に記憶し、更に、形状・テクスチャ入出力部31は、更新したテクスチャデータ、形状データを外部記憶装置7、又はデータ記憶部6に記憶する。画像生成装置2は、物体の3DCGデータと視点情報から、物体のレンダリング処理を行いCG画像を生成し、外部表示装置9に表示する。
【0052】
これにより、3DCGデータをクライアント上で形状やテクスチャを編集したり、新規に作成し、リアルタイムに反映させることにより、より対話性の高い高品位な3次元CG画像を得ることができる。
【0053】
尚、本実施の形態では、形状・テクスチャ入出力部31からCGデータ入出力部20に3DCGデータを移す際、外部記憶装置7に記憶してから、CGデータ入出力部20が、読み取っていたが、直接、形状・テクスチャ入出力部31からCGデータ入出力部20に読み込めるような経路を用意しておいてもよい。
【0054】
本実施の形態では、スポーツユニフォームの型、カラーデザイン、ネームデザイン等の形状、テクスチャの編集について説明したが、この限りではない。例えば、自動車の部品(例えば、ホイール等)の型、カラーの編集、また住宅の壁紙等の編集に用いられる。
【0055】
また、図2、3に示す処理を行うプログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
【0056】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、3次元CGデータをクライアント上で編集、新規作成を可能にする画像編集装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像編集システム1を示す図
【図2】画像編集システム1の処理の流れを示すフローチャート
【図3】形状、テクスチャ編集処理の処理手順を示すフローチャート
【図4】テクスチャ編集画面を示す図
【図5】編集するテクスチャ指定後の画面を示す図
【図6】形状編集画面を示す図
【図7】編集する形状指定後の画面を示す図
【符号の説明】
1………画像編集システム
2………画像生成装置
3………形状・テクスチャ編集装置
4………画像編集装置
5………形状編集装置
6………データ記憶部
7………外部記憶装置
8………外部入力装置
9………外部表示装置
11………外部記憶装置
12………ネットワーク
30………形状・テクスチャ新規作成部
31………形状・テクスチャ入出力部
32………形状・テクスチャ記憶部
33………形状・テクスチャ編集部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像編集装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、コンピュータハードウェアは急速に性能向上してきている。特にグラフィックスハードウェアは、3次元(3D)ゲームに代表されるようめざましい進歩を遂げており、一般的な家庭に導入されているパーソナルコンピュータでも十分に3次元コンピュータグラフィックス(以下3DCGとする)を楽しむ事が可能になった。また、ほとんどの安価なパーソナルコンピュータで高性能なハードウェアを搭載し、高速通信が可能になっている。更に、物体形状を少ないデータ量で写実的にレンダリングする3DCG技術も発展してきている。
【0003】
近年、ネットワーク経由で3DCGデータを配信し、クライアント側で高品位なレンダリングを行い、それを対話的に操作することができるWeb3Dと呼ばれる技術が活用され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のWeb3D技術で表示された3DCG商品カタログやウォークスルーコンテンツは、3DCGにより表現されている物体を対話的に操作したり、3DCGで構築された仮想空間を歩き回るなど、予め用意されている物体形状を操作し観察するだけで、形状やテクスチャの動的な編集や新規作成は不可能であり、対話性に欠けていた。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、3次元CGデータをクライアント上で編集、新規作成を可能にする画像編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために本発明は、ネットワークによりサーバに接続された画像編集装置であって、前記サーバから受け取った物体の形状情報を含む画像を保持する手段と、前記物体の形状情報を編集する編集手段と、編集した形状情報を保持する保持手段と、前記物体の形状情報と、入力した視点情報を基に、前記物体の画像を生成する画像生成手段と、前記物体の画像を表示する表示手段と、を具備することを特徴とする画像編集装置である。
【0007】
物体の形状情報とは、形状データ、質感データ、テクスチャデータを含む物体情報である。形状データは、頂点情報と、これらの頂点情報を用いて定義される面情報である。質感データは、物体表面の材料特性を定義する。テクスチャデータは、形状データに張り付ける(マッピングする)壁紙(テクスチャ)画像を表す。視点情報とは、カメラの視点、注視点、上向きベクトル等である。質感データとテクスチャデータの変更項目は、物体に対する、色、反射特性、輝度、彩度、明度等である。テクスチャデータの変更項目は、物体に対して、入力文字、文字の書体、文字の大きさ等である。形状データの編集項目は、物体の位置、大きさ、形状等である。
【0008】
本発明では、画像編集装置は、サーバから受け取った物体の形状情報を含む画像を保持し、物体の形状情報を編集し、編集した形状情報を保持する。更に、画像編集装置は、視点情報を入力し、物体の形状情報と、視点情報を基に、物体の画像を生成し、物体の画像を表示する。
【0009】
画像編集装置は、さらに、物体の位置、大きさ、形状等の変形により、形状情報の形状データを編集する。画像編集装置は、さらに、物体に対する、色、反射特性、輝度、彩度、明度等の変更により、形状情報の質感データとテクスチャデータを編集する。画像編集装置は、さらに、物体に対する、入力文字、文字の書体、文字の大きさ等の編集により、形状情報のテクスチャデータを編集し、貼り付ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像編集システム1の概略構成を示す図である。画像編集システム1は、ネットワークを介して、3次元コンピュータグラフィックス(以降、3DCGと称す)データを読み込むか、外部記憶装置7から読み込み、クライアント側で表示するシステムにおいて、読み込んだ3DCGデータをユーザが動的に編集、又は新規に作成するものである。尚、3DCGデータとは、形状データ、質感データ、テクスチャデータ等を含む物体情報である。形状データは、頂点情報と、これらの頂点情報を用いて定義される面情報である。質感データは、物体表面の材料特性を定義する。テクスチャデータは、形状データに張り付ける(マッピングする)壁紙(テクスチャ)画像を表す。
【0011】
図1に示すように、画像送受信システム1は、画像生成装置2、形状・テクスチャ編集装置3、画像編集装置4、形状編集装置5、データ記憶部6、外部記憶装置7、外部入力装置8、外部表示装置9、画像管理サーバ10、外部記憶装置11、ネットワーク12等からなる。情報送受信システム1は、例えばインターネットなどのネットワーク12を介して、画像生成装置2と、画像管理サーバ10とが接続されて構成される。
【0012】
画像生成装置2は、編集された3DCGデータを外部記憶装置7から読み込むか、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から読み込み、外部入力装置8から入力された視点情報と組み合わせて、CG画像を生成し、外部表示装置9に出力する。
【0013】
形状・テクスチャ編集装置3は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込んだ形状やテクスチャを、外部入力装置8から入力されるテクスチャのレタッチ操作(色や文字の埋め込み等)や形状の変形操作(位置、大きさ、形状等)を基に編集し、外部記憶装置7に記憶する。
【0014】
画像編集装置4は、テクスチャをデータ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込み、色や絵柄、文字の埋め込み等の加工を行い、データ記憶部6、又は外部記憶装置7に記憶するものであり、例えば、レタッチソフトウェア、ペイントソフトウェア等である。
【0015】
形状編集装置5は、形状をデータ記憶部6、又は外部記憶装置7から読み込み、位置や大きさ、形状を編集し、データ記憶部6、又は外部記憶装置7に記憶するものであり、例えば、モデリングソフトウェアである。
【0016】
データ記憶部6は、画像編集装置4で複製されたテクスチャデータや形状編集装置5で複製された形状データ等を記憶したり、記憶されている形状データやテクスチャデータを画像編集装置4、形状編集装置5、形状・テクスチャ編集装置3に複製し、編集するものであり、例えば、クリップボードである。
【0017】
外部記憶装置7は、物体の形状データ、質感データ、テクスチャデータ等を含む物体情報、及び種類、位置、属性等を含む光源情報を記憶するものであり、例えばハードディスクやCD−ROM等である。
【0018】
外部入力装置8は、マウス、キーボード及びジョイスティック等の機器であり、色、絵柄、文字の埋め込み等のテクスチャデータの編集や、3次元位置、大きさ、形状等の形状データの編集を行う。また、物体形状を観察する位置等の視点情報を入力や変更を行う。
【0019】
外部表示装置9は、3CG画像を表示する機器であり、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等である。
【0020】
画像管理サーバ10に接続された外部記憶装置11は、画像管理サーバ10側に用意された3DCGデータを記憶する記憶装置であり、ネットワーク12を介して、画像生成装置2と接続される。画像生成装置2は、外部記憶装置7に3DCGデータが無いときにCGデータ入出力部20が画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から3DCGデータを読み込む。
【0021】
画像生成装置2は、CGデータ入出力部20、CGデータ記憶部21、レンダリング部22、視点情報処理部23等を有する。画像生成装置2は、例えば、一台のコンピュータよりなる。
【0022】
図1において、CGデータ入出力部20は外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが無い場合、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置11から、ネットワーク12を介して、3DCGデータを読み込み、外部記憶装置7と、CGデータ記憶部21に記憶する。
【0023】
CGデータ記憶部21は、CGデータ入出力部20から読み込んだ3DCGデータを記憶する。
【0024】
レンダリング部22は、CGデータ記憶部21から3DCGデータを、視点情報処理部23から視点情報を受け取り、照明効果を考慮したレンダリング処理を行い、物体の画像を生成する。
【0025】
視点情報処理部23は、外部入力装置8によって入力されたパラメタからカメラの視点、注視点、視線方向の上向きベクトル等の視点情報を算出し、レンダリング部22に渡される。
【0026】
また、図1に示すように、形状・テクスチャ編集装置3は、形状・テクスチャ新規作成部30、形状・テクスチャ入出力部31、形状・テクスチャ記憶部32、形状・テクスチャ編集部33等を有する。
【0027】
形状・テクスチャ新規作成部30は、形状・テクスチャ編集部33で編集するための形状やテクスチャを新規に作成する。
【0028】
形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や、外部記憶装置7からの形状データ、テクスチャデータの読み込みか、形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータの読み込みを行い、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する。
【0029】
形状・テクスチャ記憶部32は、形状・テクスチャ入出力部31が読み込んだ形状データ、テクスチャデータを記憶し、また、形状・テクスチャ編集部33が編集したテクスチャデータ、形状データを記憶する。
【0030】
形状・テクスチャ編集部33は、形状・テクスチャ記憶部32に記憶されている形状データ、テクスチャデータの編集を行う。テクスチャデータの場合、外部入力装置8からの色や文字の埋め込み等のレタッチ操作を行う。また、形状データの場合、位置や大きさ、形状の変形操作を行う。
【0031】
次に、画像編集システム1の処理の流れについて説明する。図2は、画像編集システム1の処理の流れを示すフローチャートである。
【0032】
図2に示すように、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが存在しない場合、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する(ステップ201)。
【0033】
形状、テクスチャ編集を行わない場合、ステップ205に移行し視点情報入力へ進む。形状、テクスチャ編集を行う場合(ステップ202)、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状データやテクスチャデータ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ203)。
【0034】
形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8からのテクスチャのレタッチ操作や形状の変形操作により、形状・テクスチャ記憶部32から読み込まれた形状やテクスチャを編集し、編集されたデータを記憶する(ステップ204)。
【0035】
視点情報処理部23は、外部入力装置8により入力されたパラメタから、視点情報であるカメラの視点、注視点、上向きベクトル等を算出する(ステップ205)。
【0036】
レンダリング部22は、CGデータ記憶部21の物体の3DCGデータと視点情報処理部23の視点情報から、照光効果等を考慮して物体のレンダリング処理を行いCG画像を生成する(ステップ206)。尚、レンダリング処理は、ビデオカード等のグラフィックスハードウェア、又はソフトウェアにて処理可能である。
【0037】
ステップ206で得られた画像を外部表示装置9に表示する(ステップ207)。
【0038】
以上のステップ202からステップ207を繰り返し行う事で、インタラクティブに3D形状を観察、編集、新規作成等を行う事ができる。
【0039】
次に、形状・テクスチャ編集装置3のステップ202、ステップ203、ステップ203の処理である形状、テクスチャの編集処理の処理手順について詳しく説明する。図3は、形状、テクスチャ編集処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
図3に示すように、画像生成装置2は、画像生成装置画面に表示した3Dコンテンツに対して、外部入力装置8(マウス等)により、編集したいテクスチャ、形状を指定する(ステップ301)。
【0041】
形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状データやテクスチャデータ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状データ、テクスチャデータを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ302)。
【0042】
形状・テクスチャ編集部33は、編集したいテクスチャ、又は形状を表示する(ステップ303)。形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8でテクスチャをレタッチする操作である色、入力文字、書式、大きさ等の指定、又は形状の変形することにより、テクスチャ、形状編集を行う(ステップ304)。
【0043】
形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャ、又は形状を表示する(ステップ305)。形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャデータ、又は形状データを、更新ボタンにより、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する(ステップ306)。形状・テクスチャ入出力部31は、更新したテクスチャデータ、又は形状データを外部記憶装置7、又はデータ記憶部6に記憶する(ステップ307)。
【0044】
次に、テクスチャの編集について、処理の流れを説明する。図4は、テクスチャ編集画面を示す。図5は、編集するテクスチャ指定後の画面を示す。図4に示すように、画像生成装置2は、指定された3Dコンテンツ42aの画像生成画面41aを表示する。例えば、テクスチャ編集を行う場合、表示されている画像生成装置画面41aの3Dコンテンツ42aで、編集したいテクスチャを、マウス等で指定する(ステップ401)。形状・テクスチャ編集部33は、表示されているテクスチャ編集画面45aに、編集したいテクスチャ46aを表示する(ステップ402)。テクスチャ編集画面45aは、指定されたテクスチャ46aと、テクスチャのレタッチ操作を指定する色47、書体48、大きさ49、入力文字50、太字ボタン52、斜体ボタン53、下線ボタン54等と、編集したテクスチャを保持する更新ボタン51等からなる。
【0045】
図5に示すように、例えば、テクスチャの文字を変更する場合、外部入力装置8で入力文字50の「DNP」を「JPN」に変更し(ステップ403)、形状・テクスチャ編集部33は、編集したテクスチャ46bを表示する(ステップ404)。尚、テクスチャの文字の色47、書体48、大きさ49、太字ボタン52、斜体ボタン53、下線ボタン54等により、テクスチャを編集してもよい。
【0046】
形状・テクスチャ編集部33は、更新ボタン51により、形状・テクスチャ記憶部32の編集したテクスチャ46bを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7のテクスチャデータを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツ42bを表示する(ステップ405)。
【0047】
次に、形状の編集について、処理の流れを説明する。図6は、形状編集画面を示す。図7は、編集する形状指定後の画面を示す。図6に示すように、画像生成装置2は、指定された3Dコンテンツ62aの画像生成画面61aを表示する。例えば、形状編集を行う場合、表示されている画像生成装置画面61aの3Dコンテンツ62aで、編集したい形状(例えば、衿)を、マウス等で指定する(ステップ501)。形状・テクスチャ編集部33は、表示されているテクスチャ編集画面65aに、編集したい形状66aを表示する(ステップ502)。テクスチャ編集画面65aは、指定された形状66aと、形状編集のツール群69、衿の型67、袖の型68等の形状編集のメニュ、更新ボタン71等からなる。
【0048】
図7に示すように、例えば、衿の型を変更する場合、外部入力装置8で衿無しの衿の型67−2を指定し(ステップ603)、形状・テクスチャ編集部33は、編集した形状66bを表示する(ステップ604)。
【0049】
尚、本実施の形態では、形状編集のメニュを表示し、メニュから指定したが、形状変更のツール群69を用いて、形状編集画面65b上の形状66bを直接編集してもよい。
【0050】
形状・テクスチャ編集部33は、更新ボタン71により、形状・テクスチャ記憶部32の編集した形状66bを更新し、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6、又は外部記憶装置7の形状データを更新する。画像生成装置2は、更新した3Dコンテンツ62bを表示する(ステップ605)。
【0051】
以上説明したように、本実施の形態によれば、CGデータ入出力部20は、外部記憶装置7から物体の3DCGデータを読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。外部記憶装置7に3DCGデータが存在しない場合、ネットワーク12、画像管理サーバ10を介して、外部記憶装置11から読み込み、CGデータ記憶部21に記憶する。形状、テクスチャ編集を行う場合、形状・テクスチャ入出力部31は、データ記憶部6や外部記憶装置7に記憶されている形状やテクスチャ、又は形状・テクスチャ新規作成部30で新規に作成した形状、テクスチャを読み込み、形状・テクスチャ記憶部32に記憶する。形状・テクスチャ編集部33は、外部入力装置8でテクスチャをレタッチする操作である色、入力文字、書式、大きさ等の指定、又は形状の変形することにより、テクスチャ、形状の編集を行い、編集されたデータを形状・テクスチャ記憶部32に記憶し、更に、形状・テクスチャ入出力部31は、更新したテクスチャデータ、形状データを外部記憶装置7、又はデータ記憶部6に記憶する。画像生成装置2は、物体の3DCGデータと視点情報から、物体のレンダリング処理を行いCG画像を生成し、外部表示装置9に表示する。
【0052】
これにより、3DCGデータをクライアント上で形状やテクスチャを編集したり、新規に作成し、リアルタイムに反映させることにより、より対話性の高い高品位な3次元CG画像を得ることができる。
【0053】
尚、本実施の形態では、形状・テクスチャ入出力部31からCGデータ入出力部20に3DCGデータを移す際、外部記憶装置7に記憶してから、CGデータ入出力部20が、読み取っていたが、直接、形状・テクスチャ入出力部31からCGデータ入出力部20に読み込めるような経路を用意しておいてもよい。
【0054】
本実施の形態では、スポーツユニフォームの型、カラーデザイン、ネームデザイン等の形状、テクスチャの編集について説明したが、この限りではない。例えば、自動車の部品(例えば、ホイール等)の型、カラーの編集、また住宅の壁紙等の編集に用いられる。
【0055】
また、図2、3に示す処理を行うプログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
【0056】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、3次元CGデータをクライアント上で編集、新規作成を可能にする画像編集装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像編集システム1を示す図
【図2】画像編集システム1の処理の流れを示すフローチャート
【図3】形状、テクスチャ編集処理の処理手順を示すフローチャート
【図4】テクスチャ編集画面を示す図
【図5】編集するテクスチャ指定後の画面を示す図
【図6】形状編集画面を示す図
【図7】編集する形状指定後の画面を示す図
【符号の説明】
1………画像編集システム
2………画像生成装置
3………形状・テクスチャ編集装置
4………画像編集装置
5………形状編集装置
6………データ記憶部
7………外部記憶装置
8………外部入力装置
9………外部表示装置
11………外部記憶装置
12………ネットワーク
30………形状・テクスチャ新規作成部
31………形状・テクスチャ入出力部
32………形状・テクスチャ記憶部
33………形状・テクスチャ編集部
Claims (9)
- ネットワークによりサーバに接続された画像編集装置であって、
前記サーバから受け取った物体の形状情報を含む画像を保持する手段と、
前記物体の形状情報を編集する編集手段と、
編集した形状情報を保持する保持手段と、
前記物体の形状情報と、入力した視点情報を基に、前記物体の画像を生成する画像生成手段と、
前記物体の画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする画像編集装置。 - 前記物体の形状情報は、形状データ、質感データ、テクスチャデータ等を含む物体情報であることを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
- 前記編集手段は、前記物体の位置、大きさ、形状等の少なくとも1つの変形により、前記形状情報の形状データの編集項目を編集することを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
- 前記形状データの編集項目は、位置、大きさ、形状等の少なくとも1つであることを特徴とする請求項3記載の画像編集装置。
- 前記編集手段は、前記物体に対する、色、反射特性、輝度、彩度、明度等の少なくとも1つの変更により、前記形状情報の質感データとテクスチャデータの変更項目を編集することを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
- 前記質感データとテクスチャデータの変更項目は、色、反射特性、輝度、彩度、明度等の少なくとも1つであることを特徴とする請求項5記載の画像編集装置。
- 前記編集手段は、前記物体の形状情報であるテクスチャに関して、入力文字、文字の書体、文字の大きさ等の少なくとも1つを編集し、貼り付けることを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
- コンピュータを請求項1記載の画像編集装置として機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項1記載の画像編集装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002188079A JP2004030402A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 画像編集装置及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002188079A JP2004030402A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 画像編集装置及び記憶媒体 |
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JP2004030402A true JP2004030402A (ja) | 2004-01-29 |
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Family Applications (1)
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JP2002188079A Pending JP2004030402A (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 画像編集装置及び記憶媒体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004030402A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536404A (ja) * | 2006-05-05 | 2009-10-08 | マイクロソフト コーポレーション | 3次元グラフィック中のテキスト編集 |
US8451290B2 (en) | 2007-12-03 | 2013-05-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for converting color of an image |
-
2002
- 2002-06-27 JP JP2002188079A patent/JP2004030402A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009536404A (ja) * | 2006-05-05 | 2009-10-08 | マイクロソフト コーポレーション | 3次元グラフィック中のテキスト編集 |
US8451290B2 (en) | 2007-12-03 | 2013-05-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for converting color of an image |
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