JP2004028417A - 加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】噴霧ノズルに水を供給する給水配管内で細菌や雑菌が繁殖しないようにした加湿装置を提供する。
【解決手段】噴霧ノズル2に水を供給する給水配管4の内周壁に抗菌性膜を形成する抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置1が停止したままのときに、給水配管4に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【選択図】 図1
【解決手段】噴霧ノズル2に水を供給する給水配管4の内周壁に抗菌性膜を形成する抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置1が停止したままのときに、給水配管4に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
湿度調整が必要な老人健康施設や製造工場等では、加湿装置により噴霧して予め設定した湿度に自動的に調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、老人健康施設や製造工場等で長期休暇やメンテナンス等により操業を停止する場合には加湿装置も長期に亘り停止する。このとき、噴霧ノズルに水を供給する給水配管内には給水された水が溜まったまま放置されてしまう。このため、溜まったままの水に細菌や雑菌が繁殖して汚染され、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されると、細菌や雑菌が繁殖した汚染水がそのまま噴霧されてしまう。
本発明は上記した点に着目してなされたもので、噴霧ノズルに水を供給する給水配管内で細菌や雑菌が繁殖しないようにした加湿装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の加湿装置は、屋内の所定箇所に噴霧ノズルを配設し、該噴霧ノズルに水と加圧エアーを供給して噴霧し、前記屋内を設定湿度に調整する加湿装置において、前記噴霧ノズルに水を供給する給水配管に抗菌化処理を施したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
上記加湿装置によれば、噴霧ノズルに水を供給する給水配管に抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置が停止したままのときに、給水配管内に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係る加湿装置1について添付図面を参照して説明する。図1は加湿装置1の概略の構成を示したブロック図である。所定箇所に配設される噴霧ノズル2には、上水配管3に接続した給水配管4を介して上水が給水されるとともに、エアー配管5から分岐したエアー管路6を介して噴霧用エアーが、パイロット管路7を介してパイロットエアーが供給されるようになっている。
【0007】
給水配管4には、コック8、ストレーナ9及び圧力調整器10が介装されている。また、エアー管路5には、圧力調整器11が介装れている。さらに、エアー管路6にはコック12と電磁切換弁13が、パイロット管路7にはコック14と電磁切換弁15がそれぞれ介装されている。電磁切換弁13と15は、それぞれ制御盤16からの切換信号により作動し、電磁切換弁13によりエアー管路6が切換えられて噴霧用エアーが供給され、電磁切換弁15によりパイロット管路7が切換えられ、噴霧ノズル2からの噴霧を制御する。
【0008】
各噴霧ノズル2の給水ポートには、圧力調整器10により調整された給水圧が印加されている。制御盤16は、湿度センサ17が検出する湿度に基づいて、予め設定した切換作動プログラムに従って電磁切換弁13及び15に切換信号を出力する。電磁切換弁13を切換えることにより、エアー供給ポートには圧力調整器11により調整されたエアー圧が印加される。そして、パイロット管路7に介装された電磁切換弁15の切換により、噴霧ノズル2から水が微細な粒子として拡散噴霧される。
【0009】
上記給水配管4の内周壁には抗菌化処理が施されている。抗菌化処理は、銀や銅等の抗菌性金属を利用した無機系抗菌剤を有機系接着剤に分散させて、給水配管4の内周壁に塗布して抗菌性膜を形成したり、又は給水配管の製造時に配管材料の中に抗菌剤を配合することで、給水配管内部に抗菌性を持たせることにより行なう。
【0010】
上記加湿装置1は、噴霧ノズル2に水を供給する給水配管4の内周壁に抗菌性膜を形成する抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置1が停止したままのときに、給水配管4に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】加湿装置の概略の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1...加湿装置
2...噴霧ノズル
4...給水配管
5,6...エアー管路
7...パイロット管路
13,15...電磁切換弁
16...制御盤
17...湿度センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、加湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
湿度調整が必要な老人健康施設や製造工場等では、加湿装置により噴霧して予め設定した湿度に自動的に調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、老人健康施設や製造工場等で長期休暇やメンテナンス等により操業を停止する場合には加湿装置も長期に亘り停止する。このとき、噴霧ノズルに水を供給する給水配管内には給水された水が溜まったまま放置されてしまう。このため、溜まったままの水に細菌や雑菌が繁殖して汚染され、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されると、細菌や雑菌が繁殖した汚染水がそのまま噴霧されてしまう。
本発明は上記した点に着目してなされたもので、噴霧ノズルに水を供給する給水配管内で細菌や雑菌が繁殖しないようにした加湿装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の加湿装置は、屋内の所定箇所に噴霧ノズルを配設し、該噴霧ノズルに水と加圧エアーを供給して噴霧し、前記屋内を設定湿度に調整する加湿装置において、前記噴霧ノズルに水を供給する給水配管に抗菌化処理を施したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
上記加湿装置によれば、噴霧ノズルに水を供給する給水配管に抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置が停止したままのときに、給水配管内に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係る加湿装置1について添付図面を参照して説明する。図1は加湿装置1の概略の構成を示したブロック図である。所定箇所に配設される噴霧ノズル2には、上水配管3に接続した給水配管4を介して上水が給水されるとともに、エアー配管5から分岐したエアー管路6を介して噴霧用エアーが、パイロット管路7を介してパイロットエアーが供給されるようになっている。
【0007】
給水配管4には、コック8、ストレーナ9及び圧力調整器10が介装されている。また、エアー管路5には、圧力調整器11が介装れている。さらに、エアー管路6にはコック12と電磁切換弁13が、パイロット管路7にはコック14と電磁切換弁15がそれぞれ介装されている。電磁切換弁13と15は、それぞれ制御盤16からの切換信号により作動し、電磁切換弁13によりエアー管路6が切換えられて噴霧用エアーが供給され、電磁切換弁15によりパイロット管路7が切換えられ、噴霧ノズル2からの噴霧を制御する。
【0008】
各噴霧ノズル2の給水ポートには、圧力調整器10により調整された給水圧が印加されている。制御盤16は、湿度センサ17が検出する湿度に基づいて、予め設定した切換作動プログラムに従って電磁切換弁13及び15に切換信号を出力する。電磁切換弁13を切換えることにより、エアー供給ポートには圧力調整器11により調整されたエアー圧が印加される。そして、パイロット管路7に介装された電磁切換弁15の切換により、噴霧ノズル2から水が微細な粒子として拡散噴霧される。
【0009】
上記給水配管4の内周壁には抗菌化処理が施されている。抗菌化処理は、銀や銅等の抗菌性金属を利用した無機系抗菌剤を有機系接着剤に分散させて、給水配管4の内周壁に塗布して抗菌性膜を形成したり、又は給水配管の製造時に配管材料の中に抗菌剤を配合することで、給水配管内部に抗菌性を持たせることにより行なう。
【0010】
上記加湿装置1は、噴霧ノズル2に水を供給する給水配管4の内周壁に抗菌性膜を形成する抗菌化処理を施したから、長期間加湿装置1が停止したままのときに、給水配管4に溜まった水中で細菌や雑菌が繁殖して汚染されることがなく、操業再開とともに加湿装置の運転が開始されても、細菌や雑菌が繁殖した汚染水が噴霧されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】加湿装置の概略の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1...加湿装置
2...噴霧ノズル
4...給水配管
5,6...エアー管路
7...パイロット管路
13,15...電磁切換弁
16...制御盤
17...湿度センサ
Claims (1)
- 屋内の所定箇所に噴霧ノズルを配設し、該噴霧ノズルに水と加圧エアーを供給して噴霧し、前記屋内を設定湿度に調整する加湿装置において、
前記噴霧ノズルに水を供給する給水配管に抗菌化処理を施したことを特徴とする加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002183828A JP2004028417A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002183828A JP2004028417A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004028417A true JP2004028417A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31179868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002183828A Pending JP2004028417A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004028417A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011122770A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空気清浄装置 |
JP2013096648A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 二流体ノズル装置 |
JP2016020809A (ja) * | 2015-10-05 | 2016-02-04 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 二流体ノズル装置 |
-
2002
- 2002-06-25 JP JP2002183828A patent/JP2004028417A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011122770A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空気清浄装置 |
JP2013096648A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 二流体ノズル装置 |
JP2016020809A (ja) * | 2015-10-05 | 2016-02-04 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 二流体ノズル装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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