JP2004024482A - 薬液注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンジのシリンダ部材の破壊を防止できる薬液注入装置を提供する。
【解決手段】シリンダ保持部材401のU字状の凹溝402に装着されるシリンダ部材210の末端面の外周部分を後端押圧部材404で押圧し、先端面の外周部分をU字状の先端保持部材405で保持する。薬液を注入するためにシリンジ200のピストン部材220を押圧するとシリンダ部材210にも同一方向に応力が作用するが、この方向ではシリンダ部材210は先端保持部材405により先端面で保持されているので、シリンダ部材210に座屈応力は作用するがシリンダフランジ213に曲げ応力は作用せず、シリンダ部材210が破壊されない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンジから被験者に薬液を注入する薬液注入装置に関し、特に、シリンジがシリンジアダプタを介して注入ヘッドに装着される薬液注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、医療現場で利用されているCT(Computed Tomography)スキャナは、レントゲン撮影の応用により被験者の断層画像を撮像することができ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置は、磁気共鳴効果により被験者の断層画像をリアルタイムに撮像することができ、アンギオ装置は、レントゲン撮影の応用により被験者の血管画像を撮像することができる。
【0003】
上述のような装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。この薬液注入装置は一般的に注入ヘッドを有しており、この注入ヘッドにシリンジが着脱自在に装着される。
【0004】
シリンジは、薬液が充填されるシリンダ部材を有しており、このシリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている。一般的にシリンダ部材は先端面に導管部が形成されており、末端面にピストン部材が挿入されるシリンダ開口が形成されている。さらに、シリンダ部材の末端外周にはシリンダフランジが形成されており、ピストン部材の末端外周にはピストンフランジが形成されている。
【0005】
薬液注入装置を使用する場合、薬液が充填されているシリンジのシリンダ部材を延長チューブで被験者に連結し、そのシリンダ部材を注入ヘッドに装着する。一般的な注入ヘッドは、シリンジのシリンダ部材およびシリンダフランジに対応した形状の凹部がヘッド本体の上面に形成されているので、この凹部にシリンダ部材およびシリンダフランジを挿入すればシリンジが注入ヘッドに保持される。さらに、注入ヘッドはスライダ機構によりピストンフランジをシリンダ部材とは別個に保持し、そのスライダ機構でピストン部材をスライドさせる。これでシリンジから薬液が被験者に注入される。
【0006】
なお、現在ではシリンジとして各種のサイズが利用されているので、各種サイズのシリンジを1個の注入ヘッドに適合させる各種サイズのシリンジアダプタも利用されている。その場合、シリンジにシリンジアダプタを装着してから注入ヘッドに装着することもあるが、通常の医療現場では同一サイズのシリンジを連続的に使用する傾向にあるので、そのような医療現場では、注入ヘッドにシリンジアダプタを装着したまま同一サイズのシリンジが交換されている。
【0007】
また、一般的に樹脂製のシリンダ部材は高強度であるが、ピストン部材をスライドさせるときの摩擦抵抗が大きいので、近年ではシリンダ部材をガラス製としてシリンジが多用されている。さらに、薬液には樹脂と反応するものもあるので、このような薬液を使用する場合にはシリンダ部材をガラス製とする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような薬液注入装置では、注入ヘッドに直接またはシリンジアダプタを介して装着されるシリンジのシリンダ部材をシリンダフランジで保持しているが、これでは薬液の粘性が高いときにシリンダフランジの位置からシリンダ部材が破壊されることがある。
【0009】
つまり、薬液注入装置が薬液を注入するためにシリンジのピストン部材を押圧するとシリンダ部材にも同一方向に応力が作用するが、この方向とシリンダフランジの突出方向とは直交しているので、シリンダフランジは曲げ応力が作用することになって破損しやすい。特に、前述のガラス製のシリンダ部材は機械強度が低く、MRI装置に利用されている造影剤は粘性が高いので、MRI装置の造影剤をシリンダ部材がガラス製のシリンジから注入するときには破壊が発生しやすい。
【0010】
上述のようにシリンダフランジが破壊されると、そのシリンダフランジが一体に形成されているシリンダ部材の本体部分まで破壊されやすい。このようにシリンダ部材が破壊されると、そこに充填されている薬液が噴出し、精密機器である薬液注入装置が汚損されることになる。
【0011】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、低強度のシリンジから高粘度の薬液を注入してもシリンダ部材を破損しにくい薬液注入装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液注入装置では、シリンダ保持部材のU字状の断面形状の凹溝にシリンジのシリンダ部材が軸心方向と直交する方向から着脱自在に装着されると、そのシリンダ部材の末端面のシリンダ開口より外側の位置を後端押圧部材が弾発的に押圧する。すると、シリンダ部材の先端面の導管部より外側の位置にU字状の先端保持部材が当接するので、これでシリンダ部材は軸心方向に保持される。さらに、凹溝の開口から退避した退避位置に変位していた可動保持部材を凹溝の開口に突出した保持位置に変位させると、この可動保持部材がシリンダ部材の外周面に当接するので、これでシリンダ部材は軸心方向と直交する方向にも保持される。薬液注入装置が薬液を注入するためにシリンジのピストン部材を押圧するとシリンダ部材にも同一方向に応力が作用するが、この方向ではシリンダ部材は先端保持部材により先端面で保持されている。このため、シリンダ部材に座屈応力が作用することになり、シリンダフランジに曲げ応力は作用しない。凹溝に装着されているシリンダ部材は軸心方向に応力が作用すると凹溝から離脱する方向に変位しやすいが、この方向ではシリンダ部材は可動保持部材により保持されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。なお、本形態では図示するように前後上下左右の方向を規定して説明するが、これは各部の相対関係の説明を簡単とするために便宜的に規定したものであり、本発明の装置を実施する場合の製造時および使用時の方向を限定するものではない。
【0014】
図7に示すように、本実施の形態の薬液注入装置100は、MRI装置300の近傍での使用を想定して形成されており、同図および図6に示すように、注入ヘッド101が装置本体102にスタンド103で装着されている。装置本体102の側部にはアーム104が装着されており、このアーム104の先端に注入ヘッド101が装着されている。
【0015】
この注入ヘッド101は、図5に示すように、上面にU字状の断面形状の凹溝106が形成されており、この凹溝106にシリンジ200が直接またはシリンジアダプタ400を介して着脱自在に装着される。より詳細には、本形態では複数種類の薬液ごとに専用のシリンジ200が用意されているが、各種サイズのシリンジ200は外形が様々であるために注入ヘッド101の凹溝106に一様に装着することはできない。
【0016】
しかし、本形態では各種サイズのシリンジ200ごとに専用のシリンジアダプタ400が用意されているので、そのシリンジアダプタ400により各種サイズのシリンジ200が注入ヘッド101の凹溝106に一様に装着される。シリンジ200は、シリンダ部材210とピストン部材220からなり、シリンダ部材210にピストン部材220がスライド自在に挿入されている。
【0017】
シリンダ部材210は、円筒形の中空の本体部211を有しており、この本体部211の閉塞した先端面に導管部212が形成されている。シリンダ部材210の本体部211の末端面は開口されており、この開口から本体部211の内部にピストン部材220が挿入されている。シリンダ部材210の末端外周にはシリンダフランジ213が形成されており、ピストン部材220の末端外周にはピストンフランジ221が形成されている。
【0018】
シリンジアダプタ400は、図1ないし図3に示すように、U字形状に湾曲したシリンダ保持部材401を有しており、このシリンダ保持部材401の断面形状がU字状の凹溝402にシリンジ200のシリンダ部材210が着脱自在に装着される。
【0019】
このシリンダ保持部材401の後部には、上下方向および後方に開口した枠状部分403が一体に形成されており、この枠状部分にシリンダ部材210のシリンダフランジ213が位置する。また、この枠状部分403の右側には、後端押圧部材404が一体に形成されており、この後端押圧部材404が、凹溝402に装着されたシリンダ部材210の末端面のシリンダ開口より外側の位置を弾発的に押圧する。
【0020】
さらに、シリンダ保持部材401の前部にはU字状の先端保持部材405が一体に形成されており、この先端保持部材405に、凹溝402に装着されたシリンダ部材210の先端面の導管部212より外側の位置が当接する。より詳細には、図4に示すように、シリンジ200のシリンダ部材210は所定の肉厚で形成されており、例えば、その先端面は本体部211の肉厚に対応する外周部分のみ平坦に形成されているので、シリンジアダプタ400の先端保持部材405は、シリンダ部材210の先端面の平坦な外周部分のみに当接する形状に形成されている。
【0021】
また、図2および図3に示すように、シリンダ保持部材401の凹溝402の中央近傍には、左右方向に連通する矩形断面の凹部406が形成されており、この凹部406に弾性保持部材407が装着されている。この弾性保持部材407は、C字状の断面形状に形成されており、凹溝402に装着されるシリンダ部材210を外周面で弾発的に保持する。
【0022】
さらに、シリンダ保持部材401の上面には、左右両側に平板状のフランジ部408が形成されており、右側のフランジ部408の上面には可動保持部材409が水平方向に回動自在に装着されている。この可動保持部材409は、図1に示すように、手動操作が容易なレバー形状に形成されており、先端下面にはゴムパッド410が装着されている。
【0023】
この可動保持部材409は、図3(a)に示すように、凹溝402の開口から退避した退避位置と、図3(b)に示すように、凹溝402の開口に突出した保持位置とに変位自在であり、この保持位置ではゴムパッド410でシリンダ部材210の外周面に当接する。
【0024】
また、シリンジアダプタ400のフランジ部408の下面には、図1(b)に示すように、シリンジ識別手段として4つの所定位置の少なくとも一部に凸部411が形成されており、この4箇所の凸部411の有無によりシリンジ200の種類ごとの識別データが記録されている。
【0025】
なお、上述のような構造のシリンジアダプタ400の下部は、注入ヘッド101の凹溝106に直接に装着される最大サイズのシリンジ200に類似した外形に形成されており、最大サイズのシリンジ200のシリンダフランジ213に類似したアダプタフランジ412が形成されている。
【0026】
このため、注入ヘッド101の凹溝106には、最大サイズのシリンジ200のシリンダフランジ213およびシリンジアダプタ400のアダプタフランジ412が装着される凹部107が凹溝106に形成されており、最大サイズのシリンジ200およびシリンジアダプタ400は、注入ヘッド101の凹溝106に装着されることでシリンダフランジ213またはアダプタフランジ412により保持される。
【0027】
図5に示すように、この注入ヘッド101の上面前方には、図1に示すシリンジアダプタ400の凸部411に対応した4箇所にシリンジ検出手段として押圧スイッチ116が配置されており、これらの押圧スイッチ116が凸部411の有無を個々に検出する。押圧スイッチ116は、凸部411に押圧されると信号を出力する単純な機械スイッチからなり、非磁性体で形成されている。
【0028】
また、注入ヘッド101の凹溝106の後方には、超音波モータ117を駆動源としたスライダ機構118が形成されており、このスライダ機構118がピストンフランジ221を把持してスライドさせる。図8に示すように、このスライダ機構118には、燐青銅合金などの非磁性体からなるロードセル119が内蔵されており、このロードセル119は、スライダ機構118がピストン部材220を押圧する応力に対応した電気信号を発生する。
【0029】
本形態の薬液注入装置100では、図6に示すように、装置本体102の上部に操作パネル121と液晶ディスプレイ122とが搭載されており、図8に示すように、装置本体102にプロセッサユニット123が内蔵されている。このプロセッサユニット123は、コンピュータプログラムに対応して各種の処理動作を実行することにより、薬液注入装置100の各部を統合制御する各種手段として機能する。
【0030】
例えば、プロセッサユニット123は、シリンジ200がシリンジアダプタ400を介して注入ヘッド101に装着されると、その4個の押圧スイッチ116の出力信号からシリンジ200の識別データを検出する。また、プロセッサユニット123は、シリンジ200の各種データが識別データごとに記録されており、上述のように押圧スイッチ116の出力信号からシリンジ200の識別データを検出すると、その識別データでシリンジ200の各種データを読み出して液晶ディスプレイ122にデータ表示させる。
【0031】
さらに、プロセッサユニット123は、シリンジ200が注入ヘッド101に装着されたことを押圧スイッチ116の出力信号から検出すると、超音波モータ117が動作していない初期状態にロードセル119の電気抵抗を取得して保持する。
【0032】
この取得が完了してから操作パネル121に所定操作が実行されると、スライダ機構118の超音波モータ117を駆動してシリンジ200のピストン部材220をスライドさせる。このとき、プロセッサユニット123は、ロードセル119の電気抵抗をリアルタイムに取得し、その電気抵抗と初期状態に保持した電気抵抗との差分から圧力検出手段として薬液の圧力を算出する。
【0033】
ただし、ロードセル119に作用する応力が同一でも、シリンジ200の内径および摺動抵抗、薬液の粘度、等により薬液の圧力は異なるので、プロセッサユニット123は、読み出したシリンジ200の各種データから内径数値などを取得し、その各種データに対応して薬液の圧力を算出する。さらに、プロセッサユニット123は、このように薬液の圧力をリアルタイムに算出するとき、圧力表示手段として圧力の経時グラフをリアルタイムに生成して液晶ディスプレイ122に表示させる。
【0034】
なお、本実施の形態の薬液注入装置100は、図7に示すように、MRI装置300の撮像ユニット301の近傍で使用され、必要によりMRI装置300の制御ユニット302に接続される。この制御ユニット302はコンピュータシステムからなり、撮像ユニット301を動作制御するとともに断層画像を表示する。
【0035】
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本実施の形態の薬液注入装置100を使用する場合、作業者は被験者に注入する薬液に対応して適切なシリンジ200を選択し、そのシリンジ200の導管部212を被験者に延長チューブで連結する(図示せず)。
【0036】
そのシリンジ200がシリンジアダプタ400を使用しない最大サイズの場合、そのシリンダ部材210を注入ヘッド101の凹溝106に直接に装着してシリンダフランジ213を凹部107に保持させ、同時にピストン部材220をスライダ機構118に把持させる。
【0037】
このとき、シリンジアダプタ400に形成されている凸部411はシリンジ200には形成されていないので、最大サイズのシリンジ200が注入ヘッド101に直接に装着されても4個の押圧スイッチ116の全部が凸部411を検出しない。このように注入ヘッド101にシリンジ200が装着されても押圧スイッチ116の全部が凸部411を検出しないと、このことから装置本体102のプロセッサユニット123は最大サイズのシリンジ200の識別データを取得する。
【0038】
また、注入ヘッド101に装着するシリンジ200が最大サイズでなくシリンジアダプタ400を必要とする場合、例えば、注入ヘッド101に適切なサイズのシリンジアダプタ400を装着し、このシリンジアダプタ400にシリンジ200を装着することになる。
【0039】
その場合、シリンジアダプタ400のシリンダ保持部材401が注入ヘッド101の凹溝106で保持されるとともにアダプタフランジ412が注入ヘッド101の凹部107で保持されるので、これでシリンジアダプタ400は注入ヘッド101に固定される。
【0040】
つぎに、図3(a)に示すように、シリンジアダプタ400の可動保持部材409を退避位置に配置しておき、この状態でシリンジアダプタ400の凹溝402にシリンジ200のシリンダ部材210を上方から挿入する。すると、弾性保持部材407がシリンダ部材210を弾発的に保持するので、そのクリック音とクリック感により作業者にはシリンダ部材210が適切な位置まで挿入されたことが認識される。
【0041】
このようにシリンジアダプタ400にシリンジ200のシリンダ部材210を挿入すると、このシリンダ部材210の末端面の外周部分が後端押圧部材404により前方に押圧されるので、シリンダ部材210の先端面の外周部分が先端保持部材405に当接することになる。
【0042】
図3(b)に示すように、このような状態で作業者が可動保持部材409を保持位置まで回動させると、この可動保持部材409はシリンダ部材210の外周面にゴムパッド410で上方から当接する。これでシリンダ部材210は、下方および左右からシリンダ保持部材401で保持され、後方から後端押圧部材404で保持され、前方から先端保持部材405で保持され、上方から可動保持部材409で保持されるので、シリンジアダプタ400に完全に固定されることになる。
【0043】
上述のように注入ヘッド101にシリンジアダプタ400が装着されると、その規定の4箇所の少なくとも一つに位置する凸部411が、注入ヘッド101の4個の押圧スイッチ116の少なくとも1個を押圧するので、図9に示すように、その押圧スイッチ116の出力信号をシリンジ200の識別データとして装置本体102のプロセッサユニット123が取得する(ステップS1)。
【0044】
すると、このプロセッサユニット123は、入力された識別データでデータベースからシリンジ200の各種データを検索して保持し(ステップS2,S3)、その各種データの少なくとも一部を装置本体102の液晶ディスプレイ122に表示させる(ステップS4)。
【0045】
これで液晶ディスプレイ122には、薬液の名称やシリンジ200の容量などが表示されるので、作業者は適切なシリンジ200が装着されていることを確認することができる。そこで、これを確認した作業者が装置本体102の操作パネル121に注入開始を入力すると(ステップS5)、プロセッサユニット123は、超音波モータ117を動作させることなくロードセル119の電気抵抗を取得して保持する(ステップS6,S7)。
【0046】
これが完了すると、プロセッサユニット123は超音波モータ117を作動させるので(ステップS8)、これでスライダ機構118がシリンジ200のピストン部材220をスライドさせ、シリンジ200の薬液が被験者に注入される。このとき、プロセッサユニット123は、ロードセル119の電気抵抗をリアルタイムに取得し(ステップS9)、その電気抵抗と初期状態に保持した電気抵抗との差分から、シリンジ200の内径数値などに対応して薬液の圧力を算出する(ステップS10)。
【0047】
さらに、この圧力からプロセッサユニット123は経時グラフをリアルタイムに生成し、この経時グラフを液晶ディスプレイ122に表示させる(ステップS12)。そして、本形態の薬液注入装置100は、スライダ機構118のストロークなどから薬液の注入完了を検出すると(ステップS13)、超音波モータ117の駆動を停止させて初期状態に復帰する(ステップS14)。
【0048】
なお、薬液の検出圧力が所定の上限圧力に到達すると(ステップS11)、プロセッサユニット123は超音波モータ117の駆動を強制停止させ(ステップS15)、液晶ディスプレイ122に“異常圧力が発生しました、シリンジなどを確認して下さい”等のエラーガイダンスを表示する(ステップS16)。
【0049】
上述のように薬液の注入作業が完了すると、例えば、注入ヘッド101にシリンジアダプタ400を装着したまま、その可動保持部材409を保持位置から退避位置に回動させてシリンジ200から離反させ、シリンジアダプタ400の凹溝402からシリンジ200を取り外す。
【0050】
[実施の形態の効果]
本実施の形態の薬液注入装置100では、各種サイズのシリンジ200ごとに専用のシリンジアダプタ400が用意されているので、様々な外形の各種サイズのシリンジ200を注入ヘッド101に一様に装着することができる。
【0051】
そして、本形態の薬液注入装置100では、前述のように注入ヘッド101にシリンジアダプタ400を介して装着されたシリンジ200のピストン部材220を押圧してシリンダ部材210の薬液を被験者に注入するとき、その圧力によりシリンダ部材210も前方に押圧されるが、この方向ではシリンダ部材210を先端面の外周部分でシリンジアダプタ400の先端保持部材405により保持している。
【0052】
このため、シリンダ部材210に座屈応力は作用するがシリンダフランジ213に曲げ応力は作用しないので、シリンダ部材210が破壊されることを防止できる。従って、ガラス製のシリンダ部材210でも安全に使用することができるので、樹脂と反応する薬液でも使用することができ、ピストン部材220の摺動抵抗を低減して薬液注入装置100の消費電力を削減することもできる。
【0053】
特に、図4に示すように、シリンジアダプタ400は先端保持部材405によりシリンダ部材210の肉厚に対応する先端面の外周部分のみ保持するので、シリンダ部材210の先端面に曲げ応力が作用することもなく、シリンダ部材210の破壊を良好に防止することができる。
【0054】
なお、最大サイズのシリンジ200はシリンジアダプタ400を使用することなく注入ヘッド101に装着されてシリンダフランジ213で保持されるが、最大サイズのシリンジ200は各部の肉厚が大きく高強度なので先端面で保持せずとも破壊されることはない。
【0055】
特に、シリンジアダプタ400は装着されたシリンダ部材210を末端面の外周部分で後端押圧部材404により前方に押圧するので、シリンダ部材210の先端面を先端保持部材405に確実に当接させることができ、シリンダ部材210を前後方向に良好に保持することができる。
【0056】
さらに、シリンジアダプタ400の凹溝402に装着されているシリンダ部材210は、軸心方向に応力が作用すると凹溝402から離脱する方向に変位しやすいが、この方向ではシリンジアダプタ400がシリンダ部材210を可動保持部材409により保持するので、シリンダ部材210が凹溝402から離脱することも防止できる。
【0057】
特に、可動保持部材409はシリンジアダプタ400の上面に位置しているので、その手動操作が容易であり、その手動操作を作業者が失念することも防止できる。また、可動保持部材409の先端下面にはゴムパッド410が装着されているので、シリンダ部材210を損傷することなく良好に保持することができる。
【0058】
しかも、シリンジアダプタ400にシリンジ200を装着するとき、弾性保持部材407がシリンダ部材210を弾発的に保持するので、そのクリック音とクリック感により作業者はシリンダ部材210が適切な位置まで挿入されたことを認識できる。特に、弾性保持部材407はシリンダ保持部材401とは別体に形成されているので、シリンダ保持部材401を硬質な樹脂で形成するとともに弾性保持部材407を柔軟な樹脂で形成するようなことができる。
【0059】
さらに、シリンジ200は複数種類の薬液ごとに用意されているが、そのシリンジ200をシリンジアダプタ400で注入ヘッド101に装着すると、そのシリンジ200の識別データが自動的に検出されるので、作業者はシリンジ200の識別データを操作パネル121に入力する必要がない。
【0060】
しかも、シリンジアダプタ400の規定の4箇所の少なくとも一部に形成された凸部411を注入ヘッド101の押圧スイッチ116が検出することでシリンジ200の識別データが検出されるので、簡単な構造で確実にシリンジ200の識別データを検出することができる。
【0061】
特に、繰り返し使用されるシリンジアダプタ400に凸部411でシリンジ200の識別データが記録されているので、基本的に使い捨てで複数メーカで生産されているシリンジ200に凸部411の形成などを強要する必要がない。しかも、凸部411および押圧スイッチ116は磁場を無用に乱さないので、MRI装置300に悪影響を及ぼすことなくシリンジ200の識別データを検出することができる。
【0062】
さらに、その識別データでシリンジ200の各種データが自動的に検索されて表示されるので、作業者は注入ヘッド101に装着したシリンジ200が適切かを容易に確認することができ、適切でない薬液のシリンジ200が使用される医療事故を良好に防止することができる。
【0063】
なお、シリンジ200がプレフィルドタイプではないディスポーザブルタイプの場合、薬液注入装置100は装着されたシリンジ200がディスポーザブルであることを識別して表示することになる。しかし、そのシリンジ200に医療現場で充填している薬液の各種データをプロセッサユニット123のデータベースに登録しておけば、液晶ディスプレイ122にシリンジ200がディスポーザブルであることともに充填されている薬液の各種データも表示させることができる。
【0064】
また、読み出されたシリンジ200の各種データに対応して被験者に注入される薬液の圧力が自動的に算出されるので、その圧力を間接的でありながらも適切に検出することができる。さらに、シリンジ200のピストン部材220を押圧する応力を非磁性体からなるロードセル119で検出し、その応力から注入する薬液の圧力を検出するので、シリンジ200の内部に圧力センサを配置することなく、MRI装置300の磁場を無用に乱すことなく、薬液の圧力を検出することができる。しかも、このように検出する薬液の圧力が経時グラフとしてリアルタイムに表示されるので、作業者は被験者に注入される薬液の圧力の状態をリアルタイムに確認することができる。
【0065】
[実施の形態の変形例]
本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、本形態では薬液注入装置100をMRI装置300の近傍で使用することを想定したが、これをCTスキャナやアンギオ装置の近傍で使用することも可能である。
【0066】
また、本形態ではシリンジアダプタ400は先端保持部材405によりシリンジ200を先端面で保持し、注入ヘッド101は最大サイズのシリンジ200またはシリンジアダプタ400をシリンダフランジ213またはアダプタフランジ412で保持することを例示した。しかし、シリンジアダプタ400と同様に注入ヘッドにも先端保持部材を形成し(図示せず)、その注入ヘッドで最大サイズのシリンジ200またはシリンジアダプタ400を先端面で保持することも可能である。
【0067】
さらに、本形態では注入ヘッド101の一つの凹溝106に1個のシリンジ200が1個のシリンジアダプタ400を介して装着されることを例示したが、図10に示すように、注入ヘッド501の複数のホルダ部502に複数のシリンジ200が複数のシリンジアダプタ400を介して装着されることも可能である。
【0068】
また、本形態では注入ヘッド101にシリンジアダプタ400を装着した状態でシリンジ200を着脱することを例示したが、例えば、シリンジアダプタ400を装着したシリンジ200を注入ヘッド101に着脱するようなことも可能である。
【0069】
さらに、本形態ではシリンジアダプタ400が注入ヘッド101の凹溝106に載置されることで保持されることを例示したが、例えば、シリンジアダプタ400と注入ヘッド101とに専用のロック機構(図示せず)を設けて保持を確実とすることも可能である。
【0070】
また、本形態ではシリンジアダプタ400に可動保持部材409が退避位置と保持位置とに回動自在に軸支されていることを例示したが、例えば、退避位置と保持位置とにスライド自在に可動保持部材を形成することも可能である(図示せず)。
【0071】
さらに、本形態ではシリンジアダプタ400の弾性保持部材407がシリンダ保持部材401とは別体に形成されていることを例示したが、例えば、これらを一体に形成することも可能であり、弾性保持部材407を設けないことも可能である。
【0072】
【発明の効果】
本発明の薬液注入装置では、薬液を注入するためにシリンジのピストン部材を押圧するとシリンダ部材にも同一方向に応力が作用するが、この方向ではシリンダ部材を先端保持部材により先端面で保持していることにより、シリンダ部材に座屈応力は作用するがシリンダフランジに曲げ応力は作用しないので、シリンダ部材が破壊されることを防止でき、凹溝に装着されているシリンダ部材は軸心方向に応力が作用すると凹溝から離脱する方向に変位しやすいが、この方向ではシリンダ部材を可動保持部材により保持するので、シリンダ部材が凹溝から離脱することも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の薬液注入装置のシリンジアダプタにシリンジが装着されている状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】シリンジアダプタの組立構造を示す分解斜視図である。
【図3】シリンジアダプタにシリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図4】シリンジアダプタとシリンジとの当接状態を示す横断平面図である。
【図5】注入ヘッドにシリンジアダプタでシリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図6】薬液注入装置の外観を示す斜視図である。
【図7】MRI装置の外観を示す斜視図である。
【図8】薬液注入装置の回路構造を示すブロック図である。
【図9】薬液注入装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】薬液注入装置の変形例で注入ヘッドにシリンジアダプタでシリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100  薬液注入装置
101,501  注入ヘッド
106,402,502  凹溝
200  シリンジ
210  シリンダ部材
212  導管部
220  ピストン部材
300  MRI装置
400  シリンジアダプタ
401  シリンダ保持部材
404  後端押圧部材
405  先端保持部材
407  弾性保持部材
409  可動保持部材

Claims (6)

  1. 先端面に導管部が形成されているシリンダ部材に末端面のシリンダ開口からピストン部材がスライド自在に挿入されているシリンジの前記シリンダ部材と前記ピストン部材とを別個に保持して相対移動させる薬液注入装置であって、
    前記シリンダ部材が軸心方向と直交する方向から着脱自在に装着されるU字状の断面形状の凹溝が形成されているシリンダ保持部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の末端面の前記シリンダ開口より外側の位置を弾発的に押圧する後端押圧部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の先端面の前記導管部より外側の位置に当接するU字状の先端保持部材と、
    前記凹溝の開口に突出して前記シリンダ部材の外周面に当接する保持位置と前記シリンダ部材の外周面から離反して前記凹溝の開口から退避した退避位置とに変位自在な可動保持部材と、
    を有している薬液注入装置。
  2. 前記シリンダ保持部材に各種サイズのシリンジの一部が直接に装着されるとともに一部がシリンジアダプタを介して装着され、
    前記シリンジアダプタが、
    前記シリンダ部材が軸心方向と直交する方向から着脱自在に装着されるU字状の断面形状の凹溝が形成されているシリンダ保持部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の末端面の前記シリンダ開口より外側の位置を弾発的に押圧する後端押圧部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の先端面の前記導管部より外側の位置に当接するU字状の先端保持部材と、
    前記凹溝の開口に突出して前記シリンダ部材の外周面に当接する保持位置と前記シリンダ部材の外周面から離反して前記凹溝の開口から退避した退避位置とに変位自在な可動保持部材と、
    を有している請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 先端面に導管部が形成されているシリンダ部材に末端面のシリンダ開口からピストン部材がスライド自在に挿入されているシリンジの少なくとも一部の前記シリンダ部材がシリンジアダプタを介して着脱自在に装着され、このシリンジアダプタを介して保持した前記シリンダ部材とは別個に前記ピストン部材を保持して相対移動させる薬液注入装置であって、前記シリンジアダプタが、
    前記シリンダ部材が軸心方向と直交する方向から着脱自在に装着されるU字状の断面形状の凹溝が形成されているシリンダ保持部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の末端面の前記シリンダ開口より外側の位置を弾発的に押圧する後端押圧部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の先端面の前記導管部より外側の位置に当接するU字状の先端保持部材と、
    前記凹溝の開口に突出して前記シリンダ部材の外周面に当接する保持位置と前記シリンダ部材の外周面から離反して前記凹溝の開口から退避した退避位置とに変位自在な可動保持部材と、
    を有している薬液注入装置。
  4. C字状の断面形状に形成されていて前記シリンダ部材を外周面で弾発的に保持する弾性保持部材が前記凹溝の位置に配置されている請求項1ないし3の何れか一項に記載の薬液注入装置。
  5. 前記先端保持部材が前記シリンダ部材の先端面の外周部分に当接する請求項1ないし4の何れか一項に記載の薬液注入装置。
  6. 請求項2または3に記載の薬液注入装置のシリンジアダプタであって、
    前記シリンダ部材が軸心方向と直交する方向から着脱自在に装着されるU字状の断面形状の凹溝が形成されているシリンダ保持部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の末端面の前記シリンダ開口より外側の位置を弾発的に押圧する後端押圧部材と、
    前記凹溝に装着された前記シリンダ部材の先端面の前記導管部より外側の位置に当接するU字状の先端保持部材と、
    前記凹溝の開口に突出して前記シリンダ部材の外周面に当接する保持位置と前記シリンダ部材の外周面から離反して前記凹溝の開口から退避した退避位置とに変位自在な可動保持部材と、
    を有しているシリンジアダプタ。
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