JP2004023502A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】動画撮影時の絞りの駆動音の影響を低減できるデジタルカメラを提供する。
【解決手段】絞りモータで駆動される絞り機構によって被写体光の光量を調節しながら動画像を撮像するとともに、外部音声をマイクでアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして記録するデジタルスチルカメラにおいて、アナログ音声信号のサンプリング周期の間に絞りの駆動音が入るように絞りモータを駆動制御する。これにより、絞りの駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【選択図】 図5
【解決手段】絞りモータで駆動される絞り機構によって被写体光の光量を調節しながら動画像を撮像するとともに、外部音声をマイクでアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして記録するデジタルスチルカメラにおいて、アナログ音声信号のサンプリング周期の間に絞りの駆動音が入るように絞りモータを駆動制御する。これにより、絞りの駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラに係り、特に静止画撮影と動画撮影が可能なデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルスチルカメラは、静止画撮影の機能に加えて動画撮影の機能を搭載したものが増えている。そして、動画記録の機能に関しては、音声も同時に録音できるものが主流になっており、ビデオカメラと変わらない状況になってきている。
【0003】
しかし、デジタルスチルカメラは、静止画撮影を主流に考えているため、光量調節用の絞りには、ステッピングモータで駆動される虹彩絞りを用いており、これを用いて動画撮影を行なうと、絞り制御のたびに大きな音が発生し、この音が一緒に録音されてしまうという欠点ある。
【0004】
そこで、特開平7−240864号公報では、このような動画撮影中の不具合を防止すべく、スピーカから位相を反転した音を出力して、モータの駆動音を消音することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−240864号公報の方式では、カメラボディに消音用のスピーカを設置したりしなければならず、このためにカメラボディが大型化するという欠点がある。また、機構的にも複雑化し、製造コストもアップするという欠点がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、動画撮影時の絞りの駆動音の影響を低減できるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は前記目的を達成するために、モータで駆動される絞り機構によって被写体光の光量を調節しながら動画像を撮像するとともに、外部音声をマイクでアナログ音声信号に変換し、このアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして記録するデジタルカメラにおいて、前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記絞り機構の駆動音が入るように前記モータを駆動制御する制御手段を備えたことを特徴とするデジタルカメラを提供する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は前記目的を達成するために、前記モータは、ステッピングモータで構成され、前記制御手段は、前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記モータの駆動パルスのエッジ直後がくるように前記モータを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラを提供する。
【0009】
本発明によれば、アナログ音声信号のサンプリング周期の間、すなわち、あるサンプリング時点と次のサンプリング時点の間に絞り機構の駆動音が入るようにモータを駆動制御するので、絞り機構の駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0011】
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す正面図と背面図である。
【0012】
同図に示すように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の正面には、撮影レンズ12、ファインダー窓14、マイク15等が設けられており、上面には、シャッターボタン16が設けられている。また、背面には、ファインダー18、電源ボタン20、モードレバー22、十字ボタン24、メニュー/OKボタン26、キャンセルボタン28、液晶モニタ30及びスピーカ31等が設けられている。
【0013】
モードレバー22は、電源ボタン20を中心に回動自在に設けられており、その位置を変えることによりカメラのモードを変更する。すなわち、デジタルスチルカメラ10は、このモードレバー22を回動操作することにより、静止画撮影を行う静止画撮影モードと、音声付きの動画撮影を行なう動画撮影モードと、撮影した画像を再生する再生モードとに設定される。
【0014】
十字ボタン24は、それぞれ対応する4方向(上下左右)の指示を入力するボタンとして機能し、この十字ボタン24でメニュー画面からメニュー項目を選択したり、各メニューから各種設定項目を選択する。
【0015】
メニュー/OKボタン26は、メニュー画面の表示及び選択内容の確定、実行などに使用され、キャンセルボタン28は、メニューから選んだ項目の取消や一つ前の操作状態に戻らせる時などに使用される。
【0016】
液晶モニタ30は、撮影した画像の再生用モニタとして使用されるとともに、メニューの表示画面として使用される。また、撮影モード時には、画角確認用の電子ビューファインダーとして使用される。
【0017】
図3は本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。同図において、中央処理装置(CPU)32は、本カメラシステムを統括制御する制御部であり、シャッターボタン16、モードレバー22等各操作部の操作情報に基づいて各回路を制御する。
【0018】
モードスイッチ34は、モードレバー22の回動操作に連動して作動し、モードレバー22が「静止画撮影モード」に設定されるとa端子、「再生モード」に設定されるとb端子、「動画撮影モード」に設定されるとc端子に接続される。CPU32は、このモードスイッチ34の接続状態からカメラの設定モードを検出する。
【0019】
カメラのモードを静止画撮影モード又は動画撮影モードを設定すると、撮影レンズ12に入射した被写体光が、絞り36を通って固体撮像素子(CCD)38の受光面に入射され、その光量に応じた量の信号電荷に変換される。CCD38に蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ40から加えられる転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出され、相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)42に加えられる。そして、このCDS/AGC42によって各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされるとともに増幅され、A/D変換器44に加えられる。A/D変換器44は、順次入力されるR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ46に出力する。
【0020】
信号処理回路48は、画像入力コントローラ46を介して入力されたデジタルの画像信号に対してオフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲインコントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理を行い、信号処理された画像データはVRAM50に入力される。
【0021】
VRAM50には、それぞれ1コマ分の画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれており、このA領域とB領域に1コマ分の画像データが交互に書き換えられる。そして、このVRAM50のA領域とB領域から交互に画像データが読み出され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされて液晶モニタ30に表示される。
【0022】
さて、カメラのモードが、静止画撮影モードに設定されている場合、撮影はシャッターボタン16の押下により行なわれる。
【0023】
ここで、このシャッターボタン16は、「半押し(S1 =ON)」と「全押し(S2=ON)」の2段で構成されており、「半押し」でピント合わせ(AF)と露出制御(AE)が作動し、「全押し」で撮影が実行される。
【0024】
シャッターボタン16が半押しされると、まず、A/D変換器44から出力される画像データが、AF検出回路54とAE/AWB検出回路56に入力される。AF検出回路54は、入力された画像データに基づいて画像のコントラスト情報をCPU32に出力する。一方、AE/AWB検出回路56は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU32に出力する。
【0025】
CPU32は、AF検出回路54から入力されたコントラスト情報に基づいてモータドライバ12Aに駆動信号を出力し、被写体にピントが合うように撮影レンズ12を駆動制御する。また、CPU32は、AE/AWB検出回路56から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り値(F値)とシャッタースピードを決定する。
【0026】
以上によりピント合わせと露出制御が行なわれ、この状態からシャッターボタン16が全押しされると、画像の記録が行なわれる。すなわち、CPU32は、モータドライバ35Aに駆動信号を出力して絞りモータ35を駆動し、決定したF値になるように絞り36を制御し、これと同時に決定したシャッタースピードに基づいてCCD38での電荷蓄積時間を制御する。
【0027】
このようにして撮影された1コマ分の画像データは、CCD38から相関二重サンプリング回路/増幅器42、A/D変換器44、画像入力コントローラ46を介してメモリ(SDRAM) 58に入力される。そして、メモリ58から信号処理回路48に読み出され、ここで輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。
【0028】
YC処理が施された画像データは、一旦メモリ58に格納されたのち、メモリ58から圧縮伸長回路60に出力され、ここでJPEG等の所定の形式に従った圧縮処理が施される。圧縮された画像データは、一旦メモリ58に格納され、その後、メディアコントローラ62によってメモリ58から読み出され、カードスロットに装填されたメモリカード64に記録される。
【0029】
一方、カメラのモードが、動画撮影モードに設定されている場合、シャッターボタン16が押されると、音声付き動画像の撮影がスタートし、再びシャッターボタン16が押されることにより終了する。
【0030】
シャッターボタン16が押下されると、CCD38からの信号電荷が、相関二重サンプリング回路/増幅器42、A/D変換器44、画像入力コントローラ46を介してメモリ(SDRAM) 58に入力される。そして、メモリ58から信号処理回路48に読み出され、ここで輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。YC処理が施された画像データは、一旦メモリ58に格納されたのち、メモリ58から圧縮伸長回路60に出力され、ここでモーションJPEG等の所定の形式に従った圧縮処理が施される。圧縮された画像データは、一旦メモリ58に格納された後、メディアコントローラ62によってメモリ58から読み出され、カードスロットに装填されたメモリカード64に記録される。
【0031】
また、この動画像の撮影と同時に外部音声がマイク15によってアナログ音声信号に変換され、そのアナログ音声信号が音声信号処理回路66にてサンプリングされてメモリカード64に記録される。
【0032】
以上のようにして、音声付き動画像がメモリカード64に記録される。この際、CPU32は撮影した動画像が適正露出になるように、絞り36の開口量(F値)を調整しながら、撮影制御を実行する。
【0033】
ここで、この絞り36は虹彩絞りで構成されており、絞りモータ35に駆動されて、その開口量を変化させる。この絞り36を駆動する絞りモータ35は、図4に示すように、二相励磁駆動のステッピングモータで構成され、A相、B相に流れる電流を切り替えることにより(H:順電流、L:逆電流、Z:無通電)、所定のステップで回転する(P0→P1→P2→P3→P0)。そして、この絞りモータ35が所定のステップで回転することにより、絞り36のF値が所定のステップで変化する(F2.9→F3.3→F4.0→F5.6→F8.0→F11)。
【0034】
ところで、このように絞りモータ35で駆動される絞り36は、図4に示すように、駆動時に駆動ノイズが発生する。そして、この駆動ノイズは、動画撮影中に外部音声とともにマイク15でピックアップされて録音される。
【0035】
そこで、この駆動ノイズが外部音声とともに録音されるのを防止すべく、次のように絞りモータ35を駆動制御する。すなわち、マイク15からのアナログ音声信号は、音声信号処理回路66にて所定のサンプリング周波数でサンプリングされるので、このサンプリングの周期の間、すなわち、あるサンプリング時点と次のサンプリング時点の間に駆動ノイズが入るように、絞りモータ35を駆動する( 図5参照)。
【0036】
ここで、図4に示すように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10では、絞りモータ35を2ステップ回転させることにより、絞り36が1段変化するので、絞りモータ35の駆動ノイズが録音されないようにするためには、絞りモータ35を駆動する制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御にする。
【0037】
たとえば、音声信号のサンプリング周波数が8KHzの場合(サンプリング周期125μS)、絞りモータ35の制御パルスは、0.125mS(8000pps)、0.25mS(4000pps)、0.5mS(2000pps)、1mS(1000pps)、2mS(500pps)、4mS(250pps)、…で駆動できる制御にする。
【0038】
なお、あまりに速い速度で絞りモータ35を駆動すると脱調し、正確な制御ができないおそれがあるので、制御パルスは1ms(1000pps)以下とすることが好ましい。
【0039】
このように制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御としたうえで、CPU32は、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせ、サンプリング周期の間に駆動ノイズが入るようにモータドライバ35Aに駆動信号を出力し、絞りモータ35を駆動制御する。
【0040】
ここで、絞り制御時の駆動ノイズは、図4に示すように、絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後に一番大きく発生するので、CPU32は、この絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後が音声信号のサンプリング周期の間にくるように駆動制御する。
【0041】
図5は、絞り36をF2.9からF3.3に絞ったときの駆動例を示している。このとき音声信号処理回路66による音声信号のサンプリング周波数は8KHz(サンプリング周期125μS)とし、絞りモータ35の制御パルスを1mS(1000pps)としている(1パルスで8回サンプリングする)。
【0042】
絞り制御は、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせ、絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後が音声信号のサンプリング周期の間にくるように制御する。これにより、絞りモータ35による絞り36の駆動ノイズが、音声信号処理回路66による音声信号のサンプリング周期の間に入り、外部音声とともに録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0043】
上記の例は絞り36を1段絞ったときの制御例であるが、絞り36を連続的に変化させる場合(たとえば、F2.9→F8.0)も制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御にする。そして、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせて、サンプリング周期の間に駆動ノイズが入るように制御する。これにより、絞り36を連続的に変化させても絞り36の駆動ノイズが録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0044】
以上のようにしてメモリカード64に記録された静止画像及び音声付き動画像は、モードレバー22を再生モードに設定することで液晶モニタ30上に再生表示される。
【0045】
静止画像の場合、メモリカード64に記録された画像データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、メモリ58から圧縮伸張回路60に出力される。そして、この圧縮伸張回路60によって伸張処理されたのち、再びメモリ58に格納され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされたのち、液晶モニタ30に出力されて液晶モニタ30上に表示される。
【0046】
一方、音声付き動画像の場合、メモリカード64に記録された画像データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、メモリ58から圧縮伸張回路60に出力される。そして、この圧縮伸張回路60によって伸張処理されたのち、VRAM50に格納され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされたのち、液晶モニタ30に出力されて液晶モニタ30上に表示される。
【0047】
また、音声データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、D/A変換器68でアナログ信号に変換されたのちスピーカ31に出力されて、動画像ともに再生される。この際、再生される音声は、上記の絞り制御によりノイズの少ない音声が再生される。
【0048】
このように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10では、音声信号のサンプリング周期の間に駆動ノイズが入るように、すなわち、サンプリングの時点を避けて、絞りモータ35を駆動制御することにより、絞り36の駆動ノイズが録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0049】
なお、本実施の形態では、音声のサンプリング周波数を8KHzとしているが、これと異なる周波数でサンプリングする場合は、そのサンプリング周波数に合わせて絞りモータ35を駆動制御する。
【0050】
また、本実施の形態では、絞り36には虹彩絞りを用いているが、他の形式の絞りを用いた場合でも同様に適用することができる。
【0051】
さらに、本実施の形態では本発明をデジタルスチルカメラに適用した例で説明したが、デジタルビデオカメラにも同様に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マイクからのアナログ音声信号のサンプリング周期の間に絞り機構の駆動音が入るように絞りモータを駆動制御するので、絞り機構の駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す正面図
【図2】本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す背面図
【図3】デジタルスチルカメラの内部構成を示したブロック図
【図4】絞り制御と駆動ノイズの関係を示す説明図
【図5】絞りの制御例を示す説明図
【符号の説明】
10…デジタルスチルカメラ、12…撮影レンズ、12A…モータドライバ、14…ファインダー窓、15…マイク、16…シャッターボタン、18…ファインダー、20…電源ボタン、22…モードレバー、24…十字ボタン、26…メニュー/OKボタン、28…キャンセルボタン、30…液晶モニタ、31…スピーカ、32…中央処理装置(CPU)、34…モードスイッチ、35…絞りモータ、35A…モータドライバ、36…絞り、38…固体撮像素子(CCD)、40…タイミングジェネレータ、42…相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)、44…A/D変換器、46…画像入力コントローラ、48…信号処理回路、50…VRAM、52…ビデオエンコーダ、54…AF検出回路、56…AE/AWB検出回路、58…メモリ、60…圧縮伸張回路、62…メディアコントローラ、64…メモリカード、66…音声信号処理回路、68…D/A変換器
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラに係り、特に静止画撮影と動画撮影が可能なデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルスチルカメラは、静止画撮影の機能に加えて動画撮影の機能を搭載したものが増えている。そして、動画記録の機能に関しては、音声も同時に録音できるものが主流になっており、ビデオカメラと変わらない状況になってきている。
【0003】
しかし、デジタルスチルカメラは、静止画撮影を主流に考えているため、光量調節用の絞りには、ステッピングモータで駆動される虹彩絞りを用いており、これを用いて動画撮影を行なうと、絞り制御のたびに大きな音が発生し、この音が一緒に録音されてしまうという欠点ある。
【0004】
そこで、特開平7−240864号公報では、このような動画撮影中の不具合を防止すべく、スピーカから位相を反転した音を出力して、モータの駆動音を消音することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−240864号公報の方式では、カメラボディに消音用のスピーカを設置したりしなければならず、このためにカメラボディが大型化するという欠点がある。また、機構的にも複雑化し、製造コストもアップするという欠点がある。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、動画撮影時の絞りの駆動音の影響を低減できるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は前記目的を達成するために、モータで駆動される絞り機構によって被写体光の光量を調節しながら動画像を撮像するとともに、外部音声をマイクでアナログ音声信号に変換し、このアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして記録するデジタルカメラにおいて、前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記絞り機構の駆動音が入るように前記モータを駆動制御する制御手段を備えたことを特徴とするデジタルカメラを提供する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は前記目的を達成するために、前記モータは、ステッピングモータで構成され、前記制御手段は、前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記モータの駆動パルスのエッジ直後がくるように前記モータを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラを提供する。
【0009】
本発明によれば、アナログ音声信号のサンプリング周期の間、すなわち、あるサンプリング時点と次のサンプリング時点の間に絞り機構の駆動音が入るようにモータを駆動制御するので、絞り機構の駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0011】
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す正面図と背面図である。
【0012】
同図に示すように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の正面には、撮影レンズ12、ファインダー窓14、マイク15等が設けられており、上面には、シャッターボタン16が設けられている。また、背面には、ファインダー18、電源ボタン20、モードレバー22、十字ボタン24、メニュー/OKボタン26、キャンセルボタン28、液晶モニタ30及びスピーカ31等が設けられている。
【0013】
モードレバー22は、電源ボタン20を中心に回動自在に設けられており、その位置を変えることによりカメラのモードを変更する。すなわち、デジタルスチルカメラ10は、このモードレバー22を回動操作することにより、静止画撮影を行う静止画撮影モードと、音声付きの動画撮影を行なう動画撮影モードと、撮影した画像を再生する再生モードとに設定される。
【0014】
十字ボタン24は、それぞれ対応する4方向(上下左右)の指示を入力するボタンとして機能し、この十字ボタン24でメニュー画面からメニュー項目を選択したり、各メニューから各種設定項目を選択する。
【0015】
メニュー/OKボタン26は、メニュー画面の表示及び選択内容の確定、実行などに使用され、キャンセルボタン28は、メニューから選んだ項目の取消や一つ前の操作状態に戻らせる時などに使用される。
【0016】
液晶モニタ30は、撮影した画像の再生用モニタとして使用されるとともに、メニューの表示画面として使用される。また、撮影モード時には、画角確認用の電子ビューファインダーとして使用される。
【0017】
図3は本実施の形態のデジタルスチルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。同図において、中央処理装置(CPU)32は、本カメラシステムを統括制御する制御部であり、シャッターボタン16、モードレバー22等各操作部の操作情報に基づいて各回路を制御する。
【0018】
モードスイッチ34は、モードレバー22の回動操作に連動して作動し、モードレバー22が「静止画撮影モード」に設定されるとa端子、「再生モード」に設定されるとb端子、「動画撮影モード」に設定されるとc端子に接続される。CPU32は、このモードスイッチ34の接続状態からカメラの設定モードを検出する。
【0019】
カメラのモードを静止画撮影モード又は動画撮影モードを設定すると、撮影レンズ12に入射した被写体光が、絞り36を通って固体撮像素子(CCD)38の受光面に入射され、その光量に応じた量の信号電荷に変換される。CCD38に蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ40から加えられる転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出され、相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)42に加えられる。そして、このCDS/AGC42によって各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされるとともに増幅され、A/D変換器44に加えられる。A/D変換器44は、順次入力されるR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ46に出力する。
【0020】
信号処理回路48は、画像入力コントローラ46を介して入力されたデジタルの画像信号に対してオフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲインコントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理を行い、信号処理された画像データはVRAM50に入力される。
【0021】
VRAM50には、それぞれ1コマ分の画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれており、このA領域とB領域に1コマ分の画像データが交互に書き換えられる。そして、このVRAM50のA領域とB領域から交互に画像データが読み出され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされて液晶モニタ30に表示される。
【0022】
さて、カメラのモードが、静止画撮影モードに設定されている場合、撮影はシャッターボタン16の押下により行なわれる。
【0023】
ここで、このシャッターボタン16は、「半押し(S1 =ON)」と「全押し(S2=ON)」の2段で構成されており、「半押し」でピント合わせ(AF)と露出制御(AE)が作動し、「全押し」で撮影が実行される。
【0024】
シャッターボタン16が半押しされると、まず、A/D変換器44から出力される画像データが、AF検出回路54とAE/AWB検出回路56に入力される。AF検出回路54は、入力された画像データに基づいて画像のコントラスト情報をCPU32に出力する。一方、AE/AWB検出回路56は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU32に出力する。
【0025】
CPU32は、AF検出回路54から入力されたコントラスト情報に基づいてモータドライバ12Aに駆動信号を出力し、被写体にピントが合うように撮影レンズ12を駆動制御する。また、CPU32は、AE/AWB検出回路56から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り値(F値)とシャッタースピードを決定する。
【0026】
以上によりピント合わせと露出制御が行なわれ、この状態からシャッターボタン16が全押しされると、画像の記録が行なわれる。すなわち、CPU32は、モータドライバ35Aに駆動信号を出力して絞りモータ35を駆動し、決定したF値になるように絞り36を制御し、これと同時に決定したシャッタースピードに基づいてCCD38での電荷蓄積時間を制御する。
【0027】
このようにして撮影された1コマ分の画像データは、CCD38から相関二重サンプリング回路/増幅器42、A/D変換器44、画像入力コントローラ46を介してメモリ(SDRAM) 58に入力される。そして、メモリ58から信号処理回路48に読み出され、ここで輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。
【0028】
YC処理が施された画像データは、一旦メモリ58に格納されたのち、メモリ58から圧縮伸長回路60に出力され、ここでJPEG等の所定の形式に従った圧縮処理が施される。圧縮された画像データは、一旦メモリ58に格納され、その後、メディアコントローラ62によってメモリ58から読み出され、カードスロットに装填されたメモリカード64に記録される。
【0029】
一方、カメラのモードが、動画撮影モードに設定されている場合、シャッターボタン16が押されると、音声付き動画像の撮影がスタートし、再びシャッターボタン16が押されることにより終了する。
【0030】
シャッターボタン16が押下されると、CCD38からの信号電荷が、相関二重サンプリング回路/増幅器42、A/D変換器44、画像入力コントローラ46を介してメモリ(SDRAM) 58に入力される。そして、メモリ58から信号処理回路48に読み出され、ここで輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。YC処理が施された画像データは、一旦メモリ58に格納されたのち、メモリ58から圧縮伸長回路60に出力され、ここでモーションJPEG等の所定の形式に従った圧縮処理が施される。圧縮された画像データは、一旦メモリ58に格納された後、メディアコントローラ62によってメモリ58から読み出され、カードスロットに装填されたメモリカード64に記録される。
【0031】
また、この動画像の撮影と同時に外部音声がマイク15によってアナログ音声信号に変換され、そのアナログ音声信号が音声信号処理回路66にてサンプリングされてメモリカード64に記録される。
【0032】
以上のようにして、音声付き動画像がメモリカード64に記録される。この際、CPU32は撮影した動画像が適正露出になるように、絞り36の開口量(F値)を調整しながら、撮影制御を実行する。
【0033】
ここで、この絞り36は虹彩絞りで構成されており、絞りモータ35に駆動されて、その開口量を変化させる。この絞り36を駆動する絞りモータ35は、図4に示すように、二相励磁駆動のステッピングモータで構成され、A相、B相に流れる電流を切り替えることにより(H:順電流、L:逆電流、Z:無通電)、所定のステップで回転する(P0→P1→P2→P3→P0)。そして、この絞りモータ35が所定のステップで回転することにより、絞り36のF値が所定のステップで変化する(F2.9→F3.3→F4.0→F5.6→F8.0→F11)。
【0034】
ところで、このように絞りモータ35で駆動される絞り36は、図4に示すように、駆動時に駆動ノイズが発生する。そして、この駆動ノイズは、動画撮影中に外部音声とともにマイク15でピックアップされて録音される。
【0035】
そこで、この駆動ノイズが外部音声とともに録音されるのを防止すべく、次のように絞りモータ35を駆動制御する。すなわち、マイク15からのアナログ音声信号は、音声信号処理回路66にて所定のサンプリング周波数でサンプリングされるので、このサンプリングの周期の間、すなわち、あるサンプリング時点と次のサンプリング時点の間に駆動ノイズが入るように、絞りモータ35を駆動する( 図5参照)。
【0036】
ここで、図4に示すように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10では、絞りモータ35を2ステップ回転させることにより、絞り36が1段変化するので、絞りモータ35の駆動ノイズが録音されないようにするためには、絞りモータ35を駆動する制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御にする。
【0037】
たとえば、音声信号のサンプリング周波数が8KHzの場合(サンプリング周期125μS)、絞りモータ35の制御パルスは、0.125mS(8000pps)、0.25mS(4000pps)、0.5mS(2000pps)、1mS(1000pps)、2mS(500pps)、4mS(250pps)、…で駆動できる制御にする。
【0038】
なお、あまりに速い速度で絞りモータ35を駆動すると脱調し、正確な制御ができないおそれがあるので、制御パルスは1ms(1000pps)以下とすることが好ましい。
【0039】
このように制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御としたうえで、CPU32は、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせ、サンプリング周期の間に駆動ノイズが入るようにモータドライバ35Aに駆動信号を出力し、絞りモータ35を駆動制御する。
【0040】
ここで、絞り制御時の駆動ノイズは、図4に示すように、絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後に一番大きく発生するので、CPU32は、この絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後が音声信号のサンプリング周期の間にくるように駆動制御する。
【0041】
図5は、絞り36をF2.9からF3.3に絞ったときの駆動例を示している。このとき音声信号処理回路66による音声信号のサンプリング周波数は8KHz(サンプリング周期125μS)とし、絞りモータ35の制御パルスを1mS(1000pps)としている(1パルスで8回サンプリングする)。
【0042】
絞り制御は、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせ、絞りモータ35の制御パルスのエッジ直後が音声信号のサンプリング周期の間にくるように制御する。これにより、絞りモータ35による絞り36の駆動ノイズが、音声信号処理回路66による音声信号のサンプリング周期の間に入り、外部音声とともに録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0043】
上記の例は絞り36を1段絞ったときの制御例であるが、絞り36を連続的に変化させる場合(たとえば、F2.9→F8.0)も制御パルスを音声信号のサンプリング周期の倍数で駆動できる制御にする。そして、音声信号のサンプリングのタイミングと絞りモータ35の駆動のタイミングの位相を合わせて、サンプリング周期の間に駆動ノイズが入るように制御する。これにより、絞り36を連続的に変化させても絞り36の駆動ノイズが録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0044】
以上のようにしてメモリカード64に記録された静止画像及び音声付き動画像は、モードレバー22を再生モードに設定することで液晶モニタ30上に再生表示される。
【0045】
静止画像の場合、メモリカード64に記録された画像データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、メモリ58から圧縮伸張回路60に出力される。そして、この圧縮伸張回路60によって伸張処理されたのち、再びメモリ58に格納され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされたのち、液晶モニタ30に出力されて液晶モニタ30上に表示される。
【0046】
一方、音声付き動画像の場合、メモリカード64に記録された画像データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、メモリ58から圧縮伸張回路60に出力される。そして、この圧縮伸張回路60によって伸張処理されたのち、VRAM50に格納され、ビデオエンコーダ52でエンコーディングされたのち、液晶モニタ30に出力されて液晶モニタ30上に表示される。
【0047】
また、音声データは、メディアコントローラ62を介してメモリカード64からメモリ58に読み込まれ、D/A変換器68でアナログ信号に変換されたのちスピーカ31に出力されて、動画像ともに再生される。この際、再生される音声は、上記の絞り制御によりノイズの少ない音声が再生される。
【0048】
このように、本実施の形態のデジタルスチルカメラ10では、音声信号のサンプリング周期の間に駆動ノイズが入るように、すなわち、サンプリングの時点を避けて、絞りモータ35を駆動制御することにより、絞り36の駆動ノイズが録音されるのを効果的に抑制することができる。
【0049】
なお、本実施の形態では、音声のサンプリング周波数を8KHzとしているが、これと異なる周波数でサンプリングする場合は、そのサンプリング周波数に合わせて絞りモータ35を駆動制御する。
【0050】
また、本実施の形態では、絞り36には虹彩絞りを用いているが、他の形式の絞りを用いた場合でも同様に適用することができる。
【0051】
さらに、本実施の形態では本発明をデジタルスチルカメラに適用した例で説明したが、デジタルビデオカメラにも同様に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マイクからのアナログ音声信号のサンプリング周期の間に絞り機構の駆動音が入るように絞りモータを駆動制御するので、絞り機構の駆動音が同時に記録されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す正面図
【図2】本発明が適用されたデジタルスチルカメラの一実施形態を示す背面図
【図3】デジタルスチルカメラの内部構成を示したブロック図
【図4】絞り制御と駆動ノイズの関係を示す説明図
【図5】絞りの制御例を示す説明図
【符号の説明】
10…デジタルスチルカメラ、12…撮影レンズ、12A…モータドライバ、14…ファインダー窓、15…マイク、16…シャッターボタン、18…ファインダー、20…電源ボタン、22…モードレバー、24…十字ボタン、26…メニュー/OKボタン、28…キャンセルボタン、30…液晶モニタ、31…スピーカ、32…中央処理装置(CPU)、34…モードスイッチ、35…絞りモータ、35A…モータドライバ、36…絞り、38…固体撮像素子(CCD)、40…タイミングジェネレータ、42…相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)、44…A/D変換器、46…画像入力コントローラ、48…信号処理回路、50…VRAM、52…ビデオエンコーダ、54…AF検出回路、56…AE/AWB検出回路、58…メモリ、60…圧縮伸張回路、62…メディアコントローラ、64…メモリカード、66…音声信号処理回路、68…D/A変換器
Claims (2)
- モータで駆動される絞り機構によって被写体光の光量を調節しながら動画像を撮像するとともに、外部音声をマイクでアナログ音声信号に変換し、このアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして記録するデジタルカメラにおいて、
前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記絞り機構の駆動音が入るように前記モータを駆動制御する制御手段を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記モータは、ステッピングモータで構成され、前記制御手段は、前記アナログ音声信号のサンプリング周期の間に前記モータの駆動パルスのエッジ直後がくるように前記モータを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
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CN102572263A (zh) * | 2010-11-26 | 2012-07-11 | 佳能株式会社 | 摄像设备和音频处理设备 |
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- 2002-06-18 JP JP2002176642A patent/JP2004023502A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005094065A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Seiko Precision Inc. | 絞り装置およびこれを用いたデジタルカメラ |
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US9288370B2 (en) | 2010-11-26 | 2016-03-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus and audio processing apparatus |
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