JP2004023384A - 単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インタリーブの関係にある画素配列をすべての格子点に画素が存在する画素配列に変換し、これに対する直交変換と逆変換処理に対応する係数を用いたフィルタ処理によって画素の間に対応する補間信号を生成する。ここで補間信号の生成を行う逆変換には、実在の画素信号から得た周波数係数をそのまま用いるので、補間信号の周波数特性が低下しない。
【選択図】 図1
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、ベイヤ配列の単板カラーカメラにおいて市松状に配された緑色信号等、隣接するライン上の画素位置がライン方向に画素の繰り返し周期の半分だけずれたインタリーブの関係にある信号に対し、欠落した画素の位置に対応する補間信号を生成する単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、普及の速度が著しい電子スチルカメラの多くは、固体撮像素子を1つだけ用いてカラーの画像信号を得る単板カラーカメラで構成されている。単板カラーカメラでは、固体撮像素子の画素ごとに透過光の異なる微小な色フィルタを組み合わせることによってカラー画像の生成に必要なR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の信号を得ている。ここで微小な色フィルタの配列の一例として、電子スチルカメラでの主流である、いわゆる原色形ベイヤ配列を図2に示す。
【0003】
図2に示す原色形ベイヤ配列では、固体撮像素子の各画素に対応する微小フィルタのうち、Gを透過する微小フィルタがすべての水平画素列において水平方向に1画素おきに、なおかつ奇数番目の水平画素列と偶数番目の水平画素列では水平方向に1画素分だけずれた、インタリーブの関係に配置されている。一方、Rを透過する微小フィルタは奇数番目の水平画素列のGの間にある画素に配置され、Bを透過する微小フィルタは偶数番目の水平画素列のGの間にある画素に配置されている。この結果、全体の構成は水平方向2画素、垂直方向2画素の部分が繰り返される構成となっている。
【0004】
単板カラーカメラでは、色フィルタを組み合わせた固体撮像素子からR、G、Bの信号を取り出してカラー画像を得る。このとき、画像の解像度に関わる輝度信号Yは、NTSC方式では次の(1)式の関係で生成される。
【0005】
Y=0.30・R+0.59・G+0.11・B (1)
【0006】
(1)式の関係から、画像の解像度は大きな割合を占めるGの解像度に大きく関わることがわかる。このことから、固体撮像素子のR、Bの画素位置に対応するG信号を補間し、すべての画素に対するG信号が得られれば、画像の解像度向上が達成できる。
【0007】
また、G信号がすべての画素で得られると、GとR、Bの低周波成分の相関を利用してGの画素位置のR、B信号を補間する方法を適用する場合に、補間信号の精度向上が見込める。すなわちR、BとGを同じ画素位置で得られると、たとえば5画素程度の狭い範囲内でもR、BとGに対して帯域の一致したローパスフィルタが構成できるので、両者の低周波成分の比がより高精度で得られる。こうしたGとR、Bの低周波成分の相関を利用してGの位置のR、B信号を補間する方法についてはここでは詳しく説明しないが、たとえば公開特許公報の特開平11−243554が提案されいる。
【0008】
インタリーブの関係にあるGの信号を補間する一般的な方法は、次のとおりである。たとえば図2に示した原色形ベイヤ配列において水平方向の画素位置が(2m+1)、垂直方向の画素位置が(2n+1)であるRの信号をR(2m+1,2n+1)とあらわすものとする(以後、同様)。このとき、実在しないG(2m+1,2n+1)に対する補間信号に、実在するG(2m+1,2n)とG(2m+1,2n+2)の平均値、あるいはG(2m,2n+1)とG(2m+2,2n+1)の平均値、あるいはこれら4画素の平均値を用いる。
【0009】
こうした隣接画素のみの加算平均の演算から得られる信号は、G信号にコサインカーブの周波数特性を持つ狭帯域なローパスフィルタの処理を施したことにほかならないので、補間信号を欠落する画素の位置に組み込んだあとのG信号の解像度は若干低下する。そこで、解像度を低下することなくベイヤ配列の単板カラーカメラで得られるG信号を補間する方法が、公開特許公報の特開平9−84031、特開平10−108209、特開平11−275373等で提案されている。
【0010】
こうした公開特許公報に述べられている方法は、いずれも、Gが欠落した画素の位置に対応するG信号を、その周辺の画素の信号から判定した相関の方向性に基づいて、水平方向に隣接するGの画素から生成した補間信号、あるいは垂直方向に隣接するGの画素から生成した補間信号のうちのいづれかを選択して補間に用いるものである。すなわち、図2に示す配列において実在しないG(2m+1,2n+1)を、画像の水平方向の変化が垂直方向の変化よりも小さいと判定したときにはG(2m,2n+1)とG(2m+2,2n+1)の平均値で補間し、画像の垂直方向の変化が水平方向の変化よりも小さいと判定したときにはG(2m+1,2n)とG(2m+1,2n+2)の平均値で補間する。
【0011】
この結果、変化の大きな方向の信号を加算平均するローパスフィルタの処理を行わないので、補間後のG信号の周波数特性が低下するのを緩和できる。このとき補間信号の生成に用いるのは変化の小さい方向の信号であるから、もともと高域の周波数成分は少なく、加算平均することによってローパスフィルタの処理を施しても周波数特性の低下には結びつかない。このように、上記の公開特許公報に述べられている方法によると、画像の方向性の判定が正しくなされれば、解像度を低下させることなくG信号を補間できる。
【0012】
画像の方向性の判定は、特開平10−108209では周辺のGの画素信号から求めることとしている。すなわち、実在しないG(2m+1,2n+1)の補間信号を生成する際は、G(2m,2n+1)とG(2m+2,2n+1)の差から水平方向の変化を検出し、G(2m+1,2n)とG(2m+1,2n+2)の差から垂直方向の変化を検出する。ところが、この差信号の周波数特性は、2画素での位相が等しくなる周波数で出力が零になることから、画素間隔の2倍の逆数に対応する周波数、すなわち画素のサンプリング周波数fsの1/2倍である周波数fs/2周辺で零となる。fs/2の周波数はRとBのサンプリング周波数に等しいので、R信号とB信号からfs/2の周波数成分を正しく得ることも期待できず、画像がfs/2の周波数成分を多く含む場合には補間信号の解像度向上は望めない。
【0013】
特開平9−84013における画像の方向性の判定方法も周辺のGの画素信号を利用するものであり、特開平10−108209と同様の問題点を持つ。また、特開平11−275373では、補間する画素の位置で得られるRあるいはBの画素信号と周辺のGの画素信号から画像の方向性の判定を行うことが述べられている。すなわち、実在しないG(2m+1,2n+1)の補間信号を生成する際は、R(2m+1,2n+1)とG(2m,2n+1)あるいはG(2m+2,2n+1)の差から水平方向の変化を検出し、R(2m+1,2n+1)とG(2m+1,2n)あるいはG(2m+1,2n+2)の差から垂直方向の変化を検出する。こうした隣り合う2画素から求めた差信号には周波数fs/2の周波数成分が含まれるので、広い周波数帯域をもつ画像での方向性の判定に有利であるが、彩度の高い被写体ではRとGの差信号に色彩に起因する差が含まれるので、方向性の判定結果の信頼性は低下する。
【0014】
一方、画素のサンプリング点を補間して増やす一つの方法として、実在するサンプリング点に対して離散コサイン変換(以後”DCT”)を行い、得られた周波数係数を用いて逆変換(以後”IDCT”)する際に、DCTに用いた実在する画素の間隔の半分の周期で画素を再生する方法が知られている。こうした方法では、用いる周波数係数が実在する画素のものなので補間前の信号と補間後の信号の間で周波数帯域が変わらず、周波数特性を低下させることなく画素の補間が達成できる。こうした方法の具体例が、たとえば公開特許公報の特開平11−261807に述べられている。
【0015】
DCTとIDCTによる画素補間の方法の概要を、図3ないし図5を用いて説明する。図3は補間前の画素の配列を示す図であり、DCTの1ブロック分である水平8画素×垂直8画素を示した。水平方向の画素位置を示す番号iは左端から右端へ0から7であり、垂直方向の画素位置を示す番号jは最上部から最下部へ0から7である。ここで、水平方向の画素位置がiで垂直方向の画素位置がjである画素の信号をx(i,j)とおき、DCTによって得られる周波数係数をF(u,v)とおくと、F(u,v)は次の(2)式であることが知られている。ここでuは水平周波数、vは垂直周波数である。
【0016】
【数1】
【0017】
(2)式において、NはDCTの処理を施す1ブロックの水平方向および垂直方向の画素数であり、図3では8である。(2)式で得られる周波数係数F(u,v)は、uおよびvがともに0から7までである。(2)式のコサインの項から、u(またはv)=0の周波数は画素によって位相が変わらない直流であり、u(またはv)=1の周波数では1ブロック内にある7画素間隔の間でcos(PI/16)からcos(15・PI/16)まで変化する。ここで、”PI”は円周率である。これは、ブロックの周期の8画素間隔ではちょうどPIの位相変化に対応するので、8画素間隔が1/2周期にあたる周波数fs/16である。u(またはv)=2、3、4、...、7ではその2、3、4、...、7倍であることから、(2)式で得られる周波数係数F(u,v)においてu(またはv)が取る最大の周波数は7・fs/16である。この結果、F(u,v)が存在するのは図4に点で示した周波数の位置となる。図4において、水平方向は水平周波数u、垂直方向は垂直周波数vをあらわし、各点はF(u,v)の大きさはあらわさずに存在する周波数の位置のみをあらわすものとする。
【0018】
また、F(u,v)を用いたIDCTの処理によって、図3に示した各画素位置に対応するもとの画素信号x(i,j)を再生するには、次の(3)式を用いればよいことが知られている。
【0019】
【数2】
【0020】
ここで、(3)式の2・i、2・jをi’、j’に置き換えた次の(4)式にしたがって、それぞれ0から15までのi’およびj’に対するx’(i’,j’)を求めると、図5に示すi’、j’の各位置に画素信号x’(i’,j’)が再生される。
【0021】
【数3】
【0022】
(3)式と(4)式の比較から、i、jの各値におけるx(i,j)は、i’、j’がその2倍の値であるときのx’(i’,j’)に対応する。すなわち、i’=0、2、4、6、8、...、14の画素位置はi=0、1、2、3、4、...、7に対応し、j’=0、2、4、6、8、...、14の画素位置はj=0、1、2、3、4、...、7に対応する。このことから、図5に白抜きの点で示した画素位置は図3に示した元の画素位置に対応し、図5に黒点で示した画素位置は補間された画素である。このとき補間された画素を含めた画素信号の再生には周波数係数F(u,v)を用いているのであるから、周波数特性をほとんど変化させることなく画素の補間が達成される。
【0023】
なお、i’=15あるいはj’=15に対応する画素の補間信号は、画素位置の左方向、あるいは上方向の画素信号のみを用いて生成したものであるから、隣接するブロックの画素信号とつながりにくい場合がある。そこで、特開平11−261807では各ブロックの端の画素列を隣接するブロックの間で重複して用いることで、画素位置の左方向、あるいは上方向の画素信号のみを用いて生成した補間信号を用いないこととして、隣接ブロックとのつながりを改善している。
【0024】
こうした方法をベイヤ配列の単板カラーカメラで得られるGの画素信号にそのまま適用し、欠落する画素のGを補間することはできない。すなわち、図2に示したようにベイヤ配列ではGが画素列ごとにインタリーブした関係にあることから、図3に示した1ブロック内の画素にGのみを当てはめると、たとえば図6のようになる。図6において、白抜きの点で示した画素はGが実在する位置で、黒点で示した位置はGが欠落した位置を示す。元の画素位置で既に欠落した信号は、DCTとIDCTの処理を経ても零としてそのまま再生されるので、画素数を補間したところで欠落したGの補間には効果がない。
【0025】
インタリーブの関係にある画素にDCTの処理を施す方法として、公開特許公報の特開平1−256288が提案されているが、補間処理を行うときは周波数特性が著しく低下するので問題である。すなわち、特開平1−256288で述べられている方法は、インタリーブの関係にある画素を奇数行の画素と偶数行の画素に二分して、それぞれ別々にDCTの処理を施すものである。これによると、分割したそれぞれの信号では画素の間隔が撮像素子の画素間隔の2倍になるので、取りうる周波数の帯域はfs/4より低い帯域であり、撮像素子の画素数で決まる周波数帯域の半分になる。IDCTの処理によって元の画素信号を再生し、そのまま2つの信号を合成する場合は、サンプリングに起因する側波帯成分が保存されて有効な周波数帯域が元に戻るので問題ないが、IDCTの処理で画素を補間する場合には、fs/4より高い周波数帯域の側波帯成分が失われるので元に戻らず、周波数特性が著しく低下する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、欠落した画素位置での相関の方向性を判定して、対応する補間信号を選択する従来の単板カラーカメラの市松配列緑色信号の補間方法では、相関の方向性が正しく判定できた場合には周波数帯域を低下させることなく補間信号を生成することが期待できるが、画像が広い周波数帯域を持つ場合、あるいは彩度が高い場合などを含むあらゆる条件での正しい方向性の判定が難しいという問題がある。また、DCTとIDCTの処理の過程で画素を増加する従来の画素の補間方法を単板カラーカメラの市松配列緑色信号にそのまま流用すると、周波数帯域を低下させずに補間信号を生成することができないという問題がある。
【0027】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、あらゆる条件の画像で周波数帯域を低下させることなく欠落した画素位置での補間信号を生成できる、単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法は、二次元の配列をなす複数の画素が、すべての画素列において等しい間隔で配され、かつ、奇数番目の上記画素列における上記画素の位置と偶数番目の上記画素列における上記画素の位置が上記等しい間隔の半分だけ上記画素列の方向にずれた関係にあるときに、上記すべての画素列において上記等しい間隔で配された上記画素のそれぞれ中間の位置に対応する補間信号を生成する単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法において、Nを任意の整数としたとき、任意に選んだ第1の画素列に存在して互いに隣り合う第1の画素および第2の画素の中間の位置である第1の補間位置に対し、上記第1の画素列上にあって上記第1の補間位置から上記第1の画素の方向に向かってN番目に存在する画素である第1の端点画素と、上記第1の画素列上にあって上記第1の補間位置から上記第2の画素の方向に向かってN番目に存在する画素である第2の端点画素と、上記第1の補間位置から上記画素列の方向と垂直に引いた第1の直線上にあって上記第1の補間位置から一方向に向かってN番目に存在する画素である第3の端点画素と、上記第1の直線上にあって上記第1の補間位置から上記第3の端点画素とは反対の方向に向かってN番目に存在する画素である第4の端点画素とを頂点とした四角形内にある複数の画素の信号を取り出し、上記四角形内にある画素から任意に選んだ画素の信号を1、上記四角形内にある上記任意に選んだ画素以外の画素の信号を零と仮定して上記第3の端点画素と上記第2の端点画素を結ぶ第1の軸と上記第3の端点画素と上記第1の端点画素を結ぶ第2の軸に対して直交変換を施して、生成された係数を用いた倍密度の逆変換を上記第1の補間位置に対して行なって得られる信号の大きさを上記任意に選んだ画素に対する係数とすることによって上記四角形内にある画素のそれぞれに対する係数を生成し、上記四角形内にある複数の画素の信号をそれぞれ対応する上記係数を乗算してから加えあわせた信号を上記第1の補間位置に対応する補間信号とする。
【0029】
ここで上記直交変換をDCT処理で行い、その逆変換をIDCT処理で行うと周知の演算式を利用できるので適用が容易である。
【0030】
【作用】
本発明の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法によれば、上記第3の端点画素と上記第2の端点画素を結ぶ第1の軸と上記第3の端点画素と上記第1の端点画素を結ぶ第2の軸を選ぶことで、インタリーブの関係にある画素配列をすべての格子点に画素が存在する画素配列に変換できるので、直交変換と逆変換を利用した補間信号の生成が可能となる。
【0031】
このとき実在の画素信号から得た周波数係数をそのまま用いるので、補間信号の周波数特性がほとんど低下することはない。また、補間信号の生成を行う実際の演算処理は、あらかじめ直交変換とその逆変換を行った場合に対応する係数を求めておくことで、比較的簡単な2次元のフィルタ処理で達成できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0033】
図1は、ベイヤ配列の単板カラーカメラの信号処理のうち、本発明の実施の形態によるG信号の補間処理に関わる部分を示すブロック図である。図1において、固体撮像素子1から得られる画素信号はA/D変換器2でディジタル信号に変換される。ここで、固体撮像素子1には図2に示したベイヤ配列のフィルタが組み合わされているものとする。A/D変換器2から得られたディジタルの画素信号はプロセッサ3に加えられる。プロセッサ3は、A/D変換器2から加えられた画素信号をメモり4へ順次記録する。なおかつプロセッサ3は、Gが欠落する画素位置の補間信号生成を目的としたDCTの処理に必要なGの画素信号を、メモリ4から読み出すことで同時化して補間処理演算器5に加える。補間処理演算器5は、プロセッサ3から受け取ったDCTの処理に必要なGの画素信号に2次元の係数を用いたフィルタ処理を施すことによって補間信号を生成する。補間処理演算器5で生成された補間信号は合成器6に加えられる。これに加えて、合成器6には補間信号との空間的な位置関係が一致するよう遅延回路7によって時間調整されたプロセッサ3からのG信号が加えられる。ここで合成器6は、遅延回路7から実在する画素のG信号が得られるときはこれを出力し、実在する画素のG信号が得られないときは補間処理演算器5から得られる補間信号を出力するよう動作する。
【0034】
ここで、プロセッサ3から補間処理演算器5に加える画素信号は、たとえばベイヤ配列のGの画素のみを抜き出した図7における画素位置(2m+1,2n+1)の補間信号を生成する際には、図7において実線100で示した範囲内にある16画素分の信号とする。
【0035】
補間処理演算器5は、加えられた16画素の信号を次のように置き換える。すなわち、図7における(2m+1,2n−2)と(2m+4,2n+1)を結ぶ方向にk軸を取り、(2m+1,2n−2)と(2m−2,2n+1)を結ぶ方向にl軸を取ってz(k,l)に対して次の置き換えを行う。
【0036】
z(0,0)=x(2m+1,2n−2) (5)
【0037】
z(1,0)=x(2m+2,2n−1) (6)
【0038】
z(2,0)=x(2m+3,2n) (7)
【0039】
z(3,0)=x(2m+4,2n+1) (8)
【0040】
z(0,1)=x(2m,2n−1) (9)
【0041】
z(1,1)=x(2m+1,2n) (10)
【0042】
z(2,1)=x(2m+2,2n+1) (11)
【0043】
z(3,1)=x(2m+3,2n+2) (12)
【0044】
z(0,2)=x(2m−1,2n) (13)
【0045】
z(1,2)=x(2m,2n+1) (14)
【0046】
z(2,2)=x(2m+1,2n+2) (15)
【0047】
z(3,2)=x(2m+2,2n+3) (16)
【0048】
z(0,3)=x(2m−2,2n+1) (17)
【0049】
z(1,3)=x(2m−1,2n+2) (18)
【0050】
z(2,3)=x(2m,2n+3) (19)
【0051】
z(3,3)=x(2m+1,2n+4) (20)
【0052】
これらの画素信号に対してDCT処理を施すと、次の(21)式の関係の周波数係数F(a,b)が得られる。ここでNは4である。
【0053】
【数4】
【0054】
このとき得られるF(a,b)を用いた次の(22)式に示すIDCT処理で、補間信号z’(k’,l’)を生成する。
【0055】
【数5】
【0056】
従来例の説明における(3)式と(4)式の関係からわかるように、k’=3、l’=3とおいたとき(22)式で得られる補間信号z’(3、3)は、4つの画素信号z(1,1)、z(2,1)、z(1,2)、z(2,2)の中間の画素に対応する。z(1,1)、z(2,1)、z(1,2)、z(2,2)は、それぞれ(10)、(11)、(14)、(15)式の関係にあるので、結局、補間信号z’(3,3)は図7における画素位置(2m+1,2n+1)に対応したものとなる。
【0057】
上述のように、DCTおよびIDCTの処理でブロックの中央に対応する補間信号z’(center、center)のみを生成する場合には、k’=3、l’=3としたときの値を(22)式から得ればよい。このとき、(22)式におけるコサインの項が奇数の周波数a,bに対して零となることから、aあるいはbが奇数である周波数係数の演算を必要としない。これにより、(22)式は次の(23)式のように書き改めることができる。
【0058】
【数6】
【0059】
(23)式に(21)式を組み込むことによって、次の(24)式が得られる。
【0060】
【数7】
【0061】
(24)式が示すように、ブロックの中央に対応する補間信号であるz’(center、center)と各画素信号z(k,l)とは一次の結合であるから、これらの関係は次の(25)式で表すことができる。
【0062】
【数8】
【0063】
(25)式における係数coef(k,l)をすべてのkとlに対して求めておけば、DCTとIDCTによる中央の画素位置に対応する補間信号の生成が、二次元のフィルタ演算で達成できる。ここで、たとえばz(0,0)のみが1で、他の画素信号が零であるときのz’(center、center)を(24)式から求めれば、coef(0,0)が得られる。同様に、z(k,l)のみが1で、他の画素信号が零であるときのz’(center、center)を(24)式から求めれば、coef(k,l)が得られる。
【0064】
こうして求めた係数の値の一例を図8に示す。図8は(24)式においてNを4として求めた係数で、画素位置300に対応する補間信号を生成するには、たとえば画素301の信号は0.011倍して加え、画素302の信号は0.062倍して差し引き、画素303の信号は0.364倍して加える等の演算を行えばよいことを示している。
【0065】
以上述べたように図1における補間処理演算器5によれば、プロセッサ3から受け取ったDCTの処理に必要なGの画素信号に、上述した方法で求めた2次元の係数を用いたフィルタ処理を施すことによって、DCTとIDCTの処理に比べて遙かに簡単な演算で、ブロックの中央に対応するDCTとIDCTの処理に基づいた補間信号を生成できる。このときの処理に用いる周波数係数F(a,b)は元の画素から得たものであるから、補間信号の周波数特性は元の画素の周波数特性とほとんど変わらない。この結果、実在する画素のG信号と欠落した画素位置の補間信号が合成された合成器6の出力信号は、周波数特性が実在の画素のものと変わらず、固体撮像素子1の全画素に対応したGの画素信号となる。
【0066】
同様に、図7における(2m+3,2n+1)に対応した補間信号を得るには、点線101で示した範囲内の16の画素信号をプロセッサ3から補間処理演算器5に加え、これに2次元の係数を用いたフィルタ処理を施せばよい。
【0067】
また、上述の説明では、説明を簡単にするためにDCTの処理を横方向4画素、縦方向4画素の合計16画素を用いて行うものとした。しかし、一般的なJPEGなどのDCTのプロセッサと同様に、横方向8画素、縦方向8画素の合計64画素など、他の画素数を用いても良いことは明らかである。64画素を用いるとき、図7に示す画素位置(2m+1,2n+1)に対応する補間信号を生成する際には、図7に細線102で示した範囲内の画素信号を用いればよい。
【0068】
また、上述の説明は、ベイヤ配列の単板カラーカメラにおいて市松状に配置されたGの画素信号に対して、欠落した位置に対応する補間信号を生成する場合を例にとった。しかし、広く、隣接するライン間で画素が互いにインタリーブの関係にある画像信号に対して欠落した位置の画素信号を生成する場合に適用できることは明らかである。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法によれば、隣接するライン間で画素が互いにインタリーブの関係にある画像信号に対して、周波数特性を実在の画素から得られるものとほとんど変えることなく、あらゆる条件の画像に対して欠落した位置の画素信号を簡単な演算で生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法による実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本発明に関わる単板カラーカメラに使用される色フィルタの配列の一例を示す図である。
【図3】DCTの処理の説明に用いる画素位置をあらわす図である。
【図4】DCTの処理で得られる周波数係数の周波数領域での位置を表す図である。
【図5】DCTおよび倍密度のIDCTの処理で得られる画素の位置を表す図である。
【図6】インタリーブの関係にある画素信号とDCTの画素位置との対応をあらわす図である。
【図7】本発明の実施の形態における画素配列の変換を説明する図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるブロック内の画素に対する係数の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 固体撮像素子
2 A/D変換器
3 プロセッサ
4 メモリ
5 補間処理演算器
6 合成器
7 遅延回路
Claims (5)
- 二次元の配列をなす複数の画素が、すべての画素列において等しい間隔で配され、かつ、奇数番目の上記画素列における上記画素の位置と偶数番目の上記画素列における上記画素の位置が上記等しい間隔の半分だけ上記画素列の方向にずれた関係にあるときに、上記すべての画素列において上記等しい間隔で配された上記画素のそれぞれ中間の位置に対応する補間信号を生成する単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法において、
Nを任意の整数としたとき、任意に選んだ第1の画素列に存在して互いに隣り合う第1の画素および第2の画素の中間の位置である第1の補間位置に対し、上記第1の画素列上にあって上記第1の補間位置から上記第1の画素の方向に向かってN番目に存在する画素である第1の端点画素と、上記第1の画素列上にあって上記第1の補間位置から上記第2の画素の方向に向かってN番目に存在する画素である第2の端点画素と、上記第1の補間位置から上記画素列の方向と垂直に引いた第1の直線上にあって上記第1の補間位置から一方向に向かってN番目に存在する画素である第3の端点画素と、上記第1の直線上にあって上記第1の補間位置から上記第3の端点画素とは反対の方向に向かってN番目に存在する画素である第4の端点画素とを頂点とした四角形内にある複数の画素の信号を取り出し、
上記四角形内にある画素から任意に選んだ画素の信号を1、上記四角形内にある上記任意に選んだ画素以外の画素の信号を零と仮定して上記第3の端点画素と上記第2の端点画素を結ぶ第1の軸と上記第3の端点画素と上記第1の端点画素を結ぶ第2の軸に対して直交変換を施して、生成された係数を用いた倍密度の逆変換を上記第1の補間位置に対して行なって得られる信号の大きさを上記任意に選んだ画素に対する係数とすることによって上記四角形内にある画素のそれぞれに対する係数を生成し、
上記四角形内にある複数の画素の信号をそれぞれ対応する上記係数を乗算してから加えあわせた信号を上記第1の補間位置に対応する補間信号とすることを特徴とした単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法。 - 上記二次元の配列をなす複数の画素が、撮像面に2次元状に配置された複数の画素の各々に分光感度特性の異なる複数種の微小フィルタを一定の繰り返し周期で、なおかつ、特定の種類の上記微小フィルタがすべての画素列において1画素おきに、しかも隣り合う画素列では互いに補間する関係に配置された固体撮像素子における上記特定の種類の上記微小フィルタに対応する画素であることを特徴とした請求項1記載の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法。
- 上記任意の整数であるNは2であることを特徴とした請求項1あるいは請求項2記載の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法。
- 上記任意の整数であるNは4であることを特徴とした請求項1あるいは請求項2記載の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法。
- 上記直交変換は離散コサイン変換であることを特徴とした請求項1ないし請求項4記載の単板カラーカメラの市松配列緑色信号等インタリーブの関係にある画素信号の補間方法。
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