JP2004022430A - 燃料電池/ガスタービン複合発電プラント - Google Patents

燃料電池/ガスタービン複合発電プラント Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを緊急停止した際に、燃料電池の電解質に機械的応力をかけることなく停止させる。
【解決手段】燃焼電池10とガスタービン発電装置20とを組み合わせた発電プラントである。緊急停止時には、圧縮機21からの圧縮空気を、三方弁V11,バイパスラインL11,燃焼器22を通してタービン23に送り、燃料電池10には送らない。また遮断弁V1,V12,V13を閉じると共に、遮断弁V14,V15を開放する。このため、燃料電池10の燃料流通空間及び空気流通空間は、大気開放となり、両空間の圧力は等しくなる。このため、燃料電池10の燃料流通空間と空気流通空間との間に備えた電解質には、両空間の圧力差に起因する機械的応力は作用せず、電解質がダメージを受けることはない。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池/ガスタービン複合発電プラントに関し、プラントを緊急停止させても、燃料電池内における燃料と空気との圧力差を発生させることなく、安全に停止させることができるように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池は、空気と燃料とを電解質を介して電気化学反応させて発電を行なう装置であり、高い発電効率で電気エネルギーを発生させることができる。この燃料電池から排出される排出空気や排出燃料の温度は高く、この排出空気及び排出燃料の熱を、ガスタービンのトッピングサイクルにより回収して発電に利用することにより、システム損失を小さくすることができ、高い発電効率を得ることができる。特に、高温型燃料電池では、排出空気や排出燃料の温度が高いので、このような高温型燃料電池とガスタービン発電装置とを組み合わせた複合発電プラントでは、高効率で発電ができる。なお、高温型燃料電池としては、運転温度が約1000°Cの固体電解質型燃料電池(SOFC)や、運転温度が約650°Cの溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)がある。
【0003】
図6は、燃料電池とガスタービン発電装置とを組み合わせた燃料電池/ガスタービン複合発電プラントの一般的な例を示している。この燃料電池/ガスタービン複合発電プラントは、固体電解質型燃料電池(SOFC)などの高温型の燃料電池10と、ガスタービン発電装置20とを組み合わせて構成されている。ガスタービン発電装置20は、圧縮機21と燃焼器22とタービン23と発電機24を備えている。
【0004】
圧縮機21にて圧縮した圧縮空気は、圧縮空気ラインL1を通して、燃料電池10に供給される。また、天然ガスなどの燃料は燃料ラインL2を通して、燃料電池10に供給される。燃料ラインL2には、遮断弁V1と調整弁V2が介装されている。燃料電池10では、空気流通空間と燃料流通空間との間に電解質が配置されており、空気流通空間に流れる圧縮空気と燃料流通空間に流れる燃料とが、電解質を介して電気化学反応して発電が行なわれる。
【0005】
定常運転時には、遮断弁V1を開状態にすると共に、空気流通空間に流れる圧縮空気の圧力に合わせて調整弁V2の弁開度を調整することにより、燃料流通空間に流れる燃料の圧力調整をしている。このように、定常運転時には、空気流通空間に流れる圧縮空気の圧力と、燃料流通空間に流れる燃料の圧力を等しくしている。このため、電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。
【0006】
燃料電池10から排出された排出燃料及び排出空気は高温になっており、それぞれ、排出燃料ラインL3及び排出空気ラインL4を通って燃焼器22に送られる。燃焼器22は、排出燃料を排出空気中で燃焼して高温・高圧ガスを発生し、この高温・高圧ガスを高温・高圧ガスラインL5を通してタービン23に送る。高温・高圧ガスはタービン23にて膨張し、タービン23が回転駆動する。タービン23の回転駆動力により圧縮機21及び発電機24が回転し、発電機24が発電をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
緊急停止時には、図7に示すように、遮断弁V1が緊急遮断されると共に、調整弁V2も閉塞される。このように遮断弁V1が緊急遮断されると燃料電池10への燃料供給が直ちに停止されるが、圧縮機21は直ちに停止することはできず燃料電池10への圧縮空気の供給は暫くの間は継続する。このため、燃料電池10の燃料流通空間における燃料の圧力と、空気流通空間における圧縮空気の圧力との間に圧力差が生じ、この圧力差に起因する大きな機械力が電解質に作用する。このため、燃料電池10の電解質がこの機械力で押されて、機械的に大きな応力を受け、ダメージを受ける恐れがある。
【0008】
なお、各図において、各弁は、白抜き状態で描いている場合には開状態であり、黒塗り状態で描いている場合には閉状態であることを示している。
【0009】
本発明は、上記従来技術に鑑み、緊急停止をしても燃料電池の電解質に、燃料と圧縮空気の圧力差に起因する機械的応力を作用させることのない燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の構成は、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装されていることを特徴とする。
【0011】
また本発明の構成は、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止時にのみ大気開放となる大気開放系に接続されていることを特徴とする。
【0012】
また本発明の構成は、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止事象が発生した時点から時間遅れして大気開放となる大気開放系に接続されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
<第1の実施の形態>
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態にかかる燃料電池/ガスタービン複合発電プラントは、固体電解質型燃料電池(SOFC)などの高温型の燃料電池10と、ガスタービン発電装置20とを組み合わせて基本的構成が構築されている。ガスタービン発電装置20は、圧縮機21と燃焼器22とタービン23と発電機24を備えている。
【0015】
圧縮機21にて圧縮した圧縮空気は、圧縮空気ラインL1を通して、燃料電池10に供給される。また、天然ガスなどの燃料は燃料ラインL2を通して、燃料電池10に供給される。燃料ラインL2には、遮断弁V1と調整弁V2が介装されている。燃料電池10では、空気流通空間と燃料流通空間との間に電解質が配置されており、空気流通空間に流れる圧縮空気と燃料流通空間に流れる燃料とが、電解質を介して電気化学反応して発電が行なわれる。
【0016】
定常運転時には、遮断弁V1を開状態にすると共に、空気流通空間に流れる圧縮空気の圧力に合わせて調整弁V2の弁開度を調整することにより、燃料流通空間に流れる燃料の圧力調整をしている。このように、定常運転時には、空気流通空間に流れる圧縮空気の圧力と、燃料流通空間に流れる燃料の圧力を等しくしている。このため、電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。
【0017】
燃料電池10から排出された排出燃料及び排出空気は高温になっており、それぞれ、排出燃料ラインL3及び排出空気ラインL4を通って燃焼器22に送られる。燃焼器22は、排出燃料を排出空気中で燃焼して高温・高圧ガスを発生し、この高温・高圧ガスを高温・高圧ガスラインL5を通してタービン23に送る。高温・高圧ガスはタービン23にて膨張し、タービン23が回転駆動する。タービン23の回転駆動力により圧縮機21及び発電機24が回転し、発電機24が発電をする。
【0018】
三方弁V11は、入口孔αと第1の出口孔βと第2の出口孔γを有しており、入口孔αが圧縮機21側に位置し、第1の出口孔βが燃料電池10側に位置する状態で、圧縮空気ラインL1に介装されている。この三方弁V11は、入口孔αと第1の出口孔βを繋ぎ第2の出口孔γを塞ぐ第1の流通モードと、入口孔αと第2の出口孔γを繋ぎ第1の出口孔βを塞ぐ第2の流通モードとが選択される。定常運転時には第1の流通モードが選択され、緊急停止時には第2の流通モードが選択される。
【0019】
三方弁V11の第2の出口孔γと燃焼機22は、バイパスラインL11により接続されている。
【0020】
排出燃料ラインL3には、排出燃料遮断弁V12が介装され、排出空気ラインL4には、排出空気遮断弁V13が介装されている。
【0021】
排出燃料ラインL3のうち燃料電池10と排出燃料遮断弁V12との間には、大気開放ラインL12が接続されている。この大気開放ラインL12は、大気開放遮断弁V14が介装されると共に、大気開放部30に連結されている。
また、排出空気ラインL4のうち燃料電池10と排出空気遮断弁V13との間には、大気開放ラインL13が接続されている。この大気開放ラインL13は、大気開放遮断弁V15が介装されると共に、大気開放部30に連結されている。大気開放部30は、具体的には煙突等の大気に開放している部材である。
そして、大気開放ラインL12,大気開放遮断弁V14,大気開放ラインL13,大気開放遮断弁V15及び大気開放部30により、大気開放系が構成されている。
【0022】
定常運転時には、各弁は図1に示すように、次のように開閉制御されている。(1)遮断弁V1及び調整弁V2が開状態となり、
(2)三方弁V11は第1の流通モードが選択されて、入口孔αと第1の出口孔βとが接続され、
(3)遮断弁V12,V13は開状態となり、
(4)遮断弁V14,V15は閉状態となる。
【0023】
したがって、定常運転時には、圧縮空気は、圧縮機21→圧縮空気ラインL1→燃料電池10→排出空気ラインL4→燃焼器22という経路に沿い流れ、燃料は、燃料ラインL2→燃料電池10→排出燃料ラインL3→燃焼器22という経路に沿い流れる。このため、燃料電池10にて発電が行なわれる。
また、燃焼器22では、排出燃料と排出空気とが燃焼されて高温・高圧ガスが発生し、この高温・高圧ガスがタービン23に送られてタービン23が回転駆動する。これにより発電機24により発電が行なわれる。
【0024】
一方、緊急停止時には、各弁は図2に示すように、次のように開閉制御される。この開閉制御(5)〜(8)は、緊急停止事象が発生したら、直ちに、しかも、同時に行なう。
(5)遮断弁V1及び調整弁V2を閉状態とし、、
(6)三方弁V11を第2の流通モードに選択して、入口孔αと第2の出口孔γとを接続し、
(7)遮断弁V12,V13を閉状態とし、
(8)遮断弁V14,V15を開状態とする。
【0025】
このため、緊急停止時には、圧縮空気は、圧縮機21→三方弁V11→バイパスラインL11→燃焼器22→タービン23という経路に沿い流れ、燃料電池10に供給されることはない。また、遮断弁V1が遮断されるため燃料が燃料電池10に供給されることはない。
【0026】
また、燃料電池10内の燃料流通空間は、大気開放ラインL12及び大気開放部30を介して大気開放され、同時に、燃料電池10内の空気流通空間は、大気開放ラインL13及び大気開放部30を介して大気開放される。したがって、燃料電池10内の燃料流通空間の圧力及び空気流通空間の圧力は、緊急停止する事象が発生したら、ほぼ同時に大気圧になる。
この結果、燃料電池10の燃料流通空間と空気流通空間との間に配置された電解質には、燃料と空気との圧力差に起因する機械力が作用することなく、電解質は機械的な応力を受けることはない。したがって、緊急停止をしても、電解質はダメージを受けることが無くなり、安全に緊急停止することができる。
【0027】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、機器構成は第1の実施の形態と同じであるが、大気開放系の動作タイミングが、第1の実施の形態と異なっている。したがって、ここでは緊急停止事象が発生したときにおける第2の実施の形態の動作状態のみを説明する。
【0028】
第2の実施の形態では、緊急停止事象が発生したら、まず各弁を第1ステップの開閉制御をし、その後に第2ステップの開閉制御をする。
【0029】
即ち、緊急停止事象が発生したら、図3に示すように第1ステップの開閉制御(11)〜(14)を、直ちに、しかも、同時に行なう。
(11)遮断弁V1及び調整弁V2を閉状態とし、
(12)三方弁V11を第2の流通モードに選択して、入口孔αと第2の出口孔γとを接続し、
(13)遮断弁V12,V13を閉状態とし、
(14)遮断弁V14,V15の閉状態を維持する。
【0030】
このため、緊急停止時には、圧縮空気は、圧縮機21→三方弁V11→バイパスラインL11→燃焼器22→タービン23という経路に沿い流れ、燃料電池10に供給されることはない。また、遮断弁V1が遮断されるため燃料が燃料電池10に供給されることはない。
【0031】
また、燃料電池10内の燃料流通空間の上流側に配置した遮断弁V1と下流側に配置した遮断弁V12が同時に閉状態になるため、燃料流通空間内の燃料圧力は定常時と略同じ圧力に保持される。一方、燃料電池10内の空気流通空間の上流側に配置した三方弁V11の第1の出口孔βが閉塞されると共に、同時に下流側に配置した遮断弁V13が閉状態になるため、空気流通空間内の空気圧力は定常時と略同じ圧力に保持される。
【0032】
したがって、緊急停止事象が発生して第1ステップの開閉制御をしても、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力を略等しくすることができる。このため、電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から略等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。
【0033】
第1ステップの開閉制御が完了したら、その後に図4に示すように第2ステップの開閉制御をする。第2ステップの開閉制御は、例えば大気開放部30が煙突である場合に、外部環境の空気の流速が一定速度以上であることを条件に開始する。
【0034】
第2ステップの開閉制御(15)〜(18)は、次の通りである。
(15)遮断弁V1及び調整弁V2の閉状態を維持し、
(16)三方弁V11を第2の流通モードに選択して、入口孔αと第2の出口孔γとを接続する状態を維持し、
(17)遮断弁V12,V13の閉状態を維持し、
(18)遮断弁V14,V15を閉状態から開状態に変更する。
【0035】
第2ステップの開閉制御では、遮断弁V14,V15を閉状態から開状態に変更するため、燃料電池10内の燃料流通空間は、大気開放ラインL12及び大気開放部30を介して大気開放され、同時に、燃料電池10内の空気流通空間は、大気開放ラインL13及び大気開放部30を介して大気開放される。したがって、燃料電池10内の燃料流通空間の圧力及び空気流通空間の圧力は、第2ステップの開閉制御をすることにより、ほぼ同時に大気圧になる。
【0036】
この結果、燃料電池10の燃料流通空間と空気流通空間との間に配置された電解質には、燃料と空気との圧力差に起因する機械力が作用することなく、電解質は機械的な応力を受けることがなくなる。したがって、緊急停止をしても、電解質はダメージを受けることが無くなり、安全に緊急停止することができる。
また、第2ステップに移行した時には、例えば外部環境の空気流通速度が速いので、外部環境に放出した燃料や空気は容易に拡散する。
【0037】
<第3の実施の形態>
図5は本発明の第3の実施の形態にかかる燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを示す。第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態において、大気開放系を削除した構成となっている。
【0038】
第3の実施の形態では、緊急停止事象が発生したら
(21)遮断弁V1及び調整弁V2を閉状態とし、、
(22)三方弁V11を第2の流通モードに選択して、入口孔αと第2の出口孔γとを接続し、
(23)遮断弁V12,V13を閉状態とする。
【0039】
このため、燃料電池10内の燃料流通空間の上流側に配置した遮断弁V1と下流側に配置した遮断弁V12が同時に閉状態になるため、燃料流通空間内の燃料圧力は定常時と略同じ圧力に保持される。一方、燃料電池10内の空気流通空間の上流側に配置した三方弁V11の第1の出口孔βが閉塞されると共に、同時に下流側に配置した遮断弁V13が閉状態になるため、空気流通空間内の空気圧力は定常時と略同じ圧力に保持される。
【0040】
したがって、緊急停止事象が発生して上述した開閉制御をしても、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力を略等しくすることができる。このため、電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から略等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。
【0041】
【発明の効果】
以上実施の形態と共に具体的に説明したように本発明では、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装されている構成とした。
このため、緊急停止時には、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力は、定常運転時の圧力に略等しくなり、両者の圧力は略一致する。このため燃料電池の電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から略等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。この結果、電解質はダメージを受けることなく、安全に緊急停止することができる。
【0042】
また本発明では、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止時にのみ大気開放となる大気開放系に接続されている構成とした。
このため、緊急停止時には、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力は、直ちに大気圧となり、両者の圧力は略一致する。このため燃料電池の電解質には、燃料と空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。この結果、電解質はダメージを受けることなく、安全に緊急停止することができる。
【0043】
また本発明では、圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止事象が発生した時点から時間遅れして大気開放となる大気開放系に接続されている構成とした。
このため、緊急停止時には、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力は、定常運転時の圧力に略等しくなり、両者の圧力は略一致する。このため燃料電池の電解質は、空気流通空間側と燃料流通空間側から略等しい圧力で均等に押され、電解質には、燃料と圧縮空気との圧力差に起因する機械力が作用することはない。この結果、電解質はダメージを受けることなく、安全に緊急停止することができる。
また、その後に大気開放されるため、空気流通空間の圧縮空気の圧力と、燃料流通空間の燃料の圧力は大気圧となり、両者の圧力は略一致し、燃料電池中に残存していた燃料や空気を大気中に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、定常運転の状態で示す構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、緊急停止時の状態で示す構成図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、第1ステップの緊急停止時の状態で示す構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、第2ステップの緊急停止時の状態で示す構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、緊急停止時の状態で示す構成図。
【図6】従来の燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、定常運転の状態で示す構成図。
【図7】従来の燃料電池/ガスタービン複合発電プラントを、緊急停止時の状態で示す構成図。
【符号の説明】
10 燃料電池
20 ガスタービン発電装置
21 圧縮機
22 燃焼器
23 タービン
24 発電機
30 大気開放部
L1 圧縮空気ライン
L2 燃料ライン
L3 排出燃料ライン
L4 排出空気ライン
L5 高温・高圧ライン
L11 バイパスライン
L12,L13 大気開放ライン
V1 遮断弁
V2 調整弁
V11 三方弁
V12 排出燃料遮断弁
V13 排出空気遮断弁
V14,V15 大気開放遮断弁

Claims (3)

  1. 圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
    前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
    前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
    定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
    前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、
    前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装されていることを特徴とする燃料電池/ガスタービン複合発電プラント。
  2. 圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
    前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
    前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
    定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
    前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、
    前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
    前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止時にのみ大気開放となる大気開放系に接続されていることを特徴とする燃料電池/ガスタービン複合発電プラント。
  3. 圧縮機,燃焼器,タービン及び発電機を備えたガスタービン発電装置と、燃料電池とを組み合わせており、
    前記燃料電池は、燃料ラインを通して燃料が供給されると共に前記圧縮機で圧縮された空気が圧縮空気ラインを通して供給され、電気化学反応により発電をし、
    前記燃焼器は、前記燃料電池から排出された排出燃料及び排出空気がそれぞれ排出燃料ライン及び排出空気ラインを通して供給され、排出燃料を燃焼することにより高温・高圧ガスを発生してこの高温・高圧ガスを前記タービンに送るようにしている燃料電池/ガスタービン複合発電プラントにおいて、
    定常時には入口孔と第1の出口孔を繋ぎ第2の出口孔を塞ぐ第1の流通モードにされ、緊急停止時には入口孔と第2の出口孔を繋ぎ第1の出口孔を塞ぐ第2の流通モードにされる三方弁が、入口孔が前記圧縮機側に位置し第1の出口孔が前記燃料電池側に位置する状態にして、前記圧縮空気ラインに介装され、
    前記三方弁の第2の出口孔と前記燃焼器とがバイパスラインにより接続され、
    前記排出燃料ライン及び前記排出空気ラインには、それぞれ、定常時には開状態にされ緊急停止時には閉状態にされる排出燃料遮断弁及び排出空気遮断弁が介装され、
    前記排出燃料ラインのうち燃料電池と排出燃料遮断弁との間の部分と、前記排出空気ラインのうち燃料電池と排出空気遮断弁との間の部分が、緊急停止事象が発生した時点から時間遅れして大気開放となる大気開放系に接続されていることを特徴とする燃料電池/ガスタービン複合発電プラント。
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