JP2004021753A - ウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェブアプリケーションを代理サーバにおいて実行させることによって、前記ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードして実行する必要がないようにする。
【解決手段】ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバ11、及び、該ウェブサーバ11と通信可能なウェブクライアント14と通信する通信部と、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部と、前記ウェブクライアント14からの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアント14に送信させる処理部とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバ11、及び、該ウェブサーバ11と通信可能なウェブクライアント14と通信する通信部と、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部と、前記ウェブクライアント14からの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアント14に送信させる処理部とを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等のネットワークを利用するワールド・ワイド・ウェブ(World Wide Web(以下「WWW」という。))システムが普及し、情報入手のために広く使われるようになっている。そして、前記WWW上には多数のホームページ、情報提供ページ等のウェブページが開設されており、多数のウェブページ利用者が、パーソナルコンピュ−タ、携帯電話機等のインターネットに接続された端末機器から自由にアクセス(訪問)して、各種の情報の収集等を短時間で、かつ、容易に行うことができるようになっている。
【0003】
特に、最近では、比較的安価で、使いやすい携帯電話機のような端末機器の普及、通信回線の高速化、ウェブページのコンテンツ、提供する情報等の充実等に伴い、ウェブページの利便性が高まるとともに、ASP(Application Service Provider)のように、各種のアプリケーションプログラムをウェブ経由で提供するウェブアプリケーション提供サービス事業が盛んになり、ウェブ経由で入手可能なアプリケーションプログラム、すなわち、ウェブアプリケーションを有料又は無料で提供するウェブサイトやウェブページの数や機能が充実し、該ウェブサイトやウェブページにアクセスして所望のウェブアプリケーションを入手する利用者数、回数、時間等が大幅に増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のウェブアプリケーションを提供するシステムにおいて、ウェブアプリケーションを提供するためのウェブサイトやウェブページが開設されているウェブサーバから、ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードし、該端末機器において実行するようになっている。そのため、該端末機器には、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムがあらかじめインストールされている必要がある。
【0005】
しかしながら、前記端末機器が、例えば、低機能のパーソナルコンピュ−タや携帯電話機のように、演算手段や記憶手段の性能が低いものである場合、前記ブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることが不可能である。また、ウェブアプリケーションを実行させるためにも、高性能を有する演算手段や記憶手段を必要とする。そのため、低機能の端末機器においては、ウェブアプリケーションを利用することが困難であった。
【0006】
また、ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードして実行する場合、前記ウェブアプリケーションによって処理する対象としてのコンテンツもウェブサイトやウェブページから端末機器にダウンロードすることが多くなっている。そのため、前記コンテンツにコンピュータウィルス(Computer Virus)やワーム(Worm)が含まれていると前記端末機器がこれらコンピュータウィルスやワームによって汚染されてしまう可能性がある。そして、前記端末機器が演算手段や記憶手段の性能が低いものである場合、ワクチンやウィルス撃退用ソフトをインストールすることが困難であるため、コンピュータウィルスやワームによる被害が大きくなってしまう。
【0007】
本発明は、前記従来のウェブアプリケーションを提供するシステムの問題点を解決して、ウェブアプリケーションを代理サーバにおいて実行させることによって、前記ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードして実行する必要がないウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバ、及び、該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと通信する通信部と、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部と、前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアントに送信させる処理部とを有する。
【0009】
本発明の他のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、さらに、前記処理部は、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを動作させる。
【0010】
本発明の更に他のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、さらに、前記処理部は、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信させる。
【0011】
本発明のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバと、該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと、前記ウェブサーバ及びウェブクライアントに通信可能な代理サーバとを有し、該代理サーバは、前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションをダウンロードして、実行し、処理結果を前記ウェブクライアントに送信する。
【0012】
本発明の他のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、さらに、前記代理サーバは、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを備える。
【0013】
本発明の更に他のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、さらに、前記代理サーバは、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバの構成を示す図である。
【0016】
図において、15はネットワーク、14は利用者が使用する端末機器としてのウェブクライアントであり、有線、無線の公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して直接に、又は、他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク15に通信可能に接続されている。
【0017】
ここで、該ネットワーク15は、例えば、インターネットであるが、WWWのようなウェブシステムが利用可能なネットワークであれば、携帯電話回線網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide AreaNetwork)等のいかなるネットワークであってもよい。
【0018】
また、前記ウェブクライアント14は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、タッチパネル、マウスやタブレットのようなポインティングデバイス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、ネットワーク15等に接続して通信を行うための通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える一種のコンピュータであり、前記ネットワーク15に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器である。なお、前記ウェブクライアント14には、必要に応じて、プリンタ等の印刷装置を接続してもよい。この場合、前記ウェブクライアント14は、例えば、パソコン(パーソナルコンピュータ)であるが、電子手帳、携帯電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)、デジタルテレビ、テレビ電話、ゲーム機、インターネット接続端末等いかなる形態のものであってもよい。また、前記入力手段、表示手段、通信インターフェイス等は、ウェブクライアント14と一体的に形成されているものであってもよい。なお、該ウェブクライアント14は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。また、前記ウェブクライアント14の利用者は、一般的には、個人であるが、企業、団体等いかなる者であってもよい。
【0019】
さらに、11は前記ネットワーク15に接続されたウェブサーバであり、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、タッチパネル、タブレット等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える一種のコンピュータである。なお、前記ウェブサーバ11は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。ここで、前記ウェブサーバ11内には、単数又は複数のウェブページ又はウェブサイトが開設され前記ウェブシステムに組み込まれている。これにより、前記ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトは、前記ウェブシステム上に開設された状態となり、ネットワーク15を経由してアクセスすることができる。
【0020】
一般に、前記ウェブシステム上には各種のウェブページ又はウェブサイトが開設され、利用者は前記ウェブクライアント14を操作し、ネットワーク15を経由して、各種のウェブページにアクセスすることができるようになっている。ここで、前記ウェブページ又はウェブサイトは、仮想店舗、電子カタログ等のEC(電子商取引)を行うためのECサイト、娯楽情報、交通情報、科学技術情報、会社案内、金融取引情報、学術情報等の情報を掲示する情報提供サイト、サイト検索サービスを提供するポータルサイト、音楽配信等の各種サービスを提供するASPサイト、個人、企業、団体、政府等のホームページ等である。そして、前記ウェブページ又はウェブサイトは、一般に、演算手段、記憶手段、通信インターフェイス、入出力手段等を有するパソコン、サーバ等のコンピュータに開設され、多数の者が前記ウェブクライアント14から、前記ネットワークを経由してアクセスすることができるようになっている。
【0021】
そして、本実施の形態において、前記ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトは、ネットワーク15のようなウェブ経由で入手可能な各種のアプリケーションプログラム、すなわち、ウェブアプリケーションを有料又は無料で提供する。そのため、前記ウェブサーバ11には、磁気ディスク等の記憶手段から成り、各種のウェブアプリケーションが格納されているウェブアプリケーションデータベース12が接続されている。なお、前記ウェブアプリケーションがウェブサーバ11の記憶手段に格納される場合には、前記ウェブアプリケーションデータベース12を省略することもできる。
【0022】
また、前記ウェブサーバ11は個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。さらに、前記ウェブページ又はウェブサイトは、個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。この場合、前記ウェブサーバ11を運営する者と、ウェブページ又はウェブサイトを運営する者とは、同一であってもよいし、相違する者であってもよい。また、前記ウェブページ又はウェブサイトへのアクセスは、無料、有料、一部有料であってもよく、不特定多数がアクセス可能なものであっても、登録された者や契約を締結した者だけがアクセス可能なものであってもよい。さらに、前記ウェブページ又はウェブサイトは、前記ウェブクライアント14からの情報も受入れることのできる双方向性(インタラクティブ)のものであっても、掲示された情報の全部又は一部を無料又は有料でダウンロードすることができるものであってもよい。
【0023】
ここで、前記ウェブアプリケーションは、例えば、表計算プログラム、ワードプロセッシングプログラム、データベースプログラム、オフィススィートプログラム等のように、個人、企業等が個人用、業務用、その他の処理を実行するためのソフトウェアであるが、いかなる種類の処理を実行するためのものであってもよい。なお、前記ウェブアプリケーションデータベース12には、ウェブアプリケーションとともに該ウェブアプリケーションを起動するための指示が記載されているHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルも格納される。
【0024】
また、本実施の形態においては、ウェブクライアント14において、ウェブアプリケーションの動作がサポートされていないものとする。すなわち、前記ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができないものとする。または、前記ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができないものとする。もっとも、前記ウェブクライアント14は、HTMLファイルを処理することができる機能、例えば、HTMLファイルをCRT、液晶ディスプレイ等の表示手段に画面として表示させる機能、HTMLファイルに文字列等を記入したり、前記画面においてマウスのクリック等を行う機能等を備えるものとする。また、ウェブクライアント14は、後述される代理サーバ13にアクセスして実行要求を送信し、該代理サーバ13にウェブアプリケーションを起動させて処理を実行させることができる。
【0025】
そして、ウェブアプリケーション対応代理サーバとしての代理サーバ13は、前記ウェブサーバ11及びウェブクライアント14と通信する通信部、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部、ウェブクライアント14からの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアント14に送信させる処理部とを有する。具体的には、前記代理サーバ13は、前記ネットワーク15に接続された一種のコンピュータであり、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、タッチパネル、マウスやタブレットのようなポインティングデバイス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える。なお、前記代理サーバ13は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。
【0026】
ここで、前記代理サーバ13には、ウェブアプリケーションを実行するための仮想マシン(Virtual Machine)13aが実装されている。該仮想マシン13aはコンピュータ上でソフトウェア的に仮想の処理系を実現するためのエミュレーションソフトウェアである。本実施の形態において、前記代理サーバ13は複数の仮想マシン13aを備え、該仮想マシン13aを動作させることによって、前記ウェブアプリケーションデータベース12に格納されているウェブアプリケーションをウェブサーバ11からダウンロードして実行するようになっている。また、前記代理サーバ13は、個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。この場合、前記代理サーバ13を運営する者は、ウェブサーバ11を運営する者及びウェブページ又はウェブサイトを運営する者と、同一であってもよいし、相違する者であってもよい。
【0027】
次に、前記構成の代理サーバの動作について説明する。
【0028】
図2は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバシステムの動作を示す図、図3は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーションの処理結果である画面を変換する動作を示す図である。
【0029】
まず、利用者は、ウェブクライアント14を操作して、ネットワーク15を介して、ウェブサーバ11にアクセスし、該ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトを閲覧する。そして、所望のウェブアプリケーションを見つけ出すと、前記利用者はウェブクライアント14を操作して前記ウェブアプリケーションをダウンロードして実行させる。ここで、該ウェブアプリケーションをウェブクライアント14において実行させる場合には、図2において▲1▼で示されるように、ウェブアプリケーションをウェブクライアント14にダウンロードさせる。しかし、本実施の形態においては、ウェブアプリケーションを代理サーバ13において実行させる場合について説明する。
【0030】
この場合、ウェブクライアント14は、代理サーバ13にウェブアプリケーションの取得要求を送信する。これにより、ウェブクライアント14は、ウェブアプリケーションデータベース12にウェブアプリケーションとともに格納されている該ウェブアプリケーションを起動するための指示が記載されているHTMLファイルを取得する。この場合、該HTMLファイルは、代理サーバ13を経由して、取得される。すなわち、図2において▲1▼’で示されるように、前記ウェブアプリケーションデータベース12に格納されているHTMLファイルは、ウェブサーバ11を介して、まず、代理サーバ13にダウンロードされる。続いて、前記HTMLファイルは、、図2において▲1▼”で示されるように、代理サーバ13からウェブクライアント14に送信される。
【0031】
ここで、前記HTMLファイルにウェブアプリケーションの起動を指示するための識別子としてのタグ(Tag)が含まれていた場合、利用者は、ウェブクライアント14を操作して、前記タグをクリックする等の操作を行う。これにより、ウェブアプリケーションの実行要求が代理サーバ13に送信され、続いて、ウェブアプリケーションデータベース12に格納されている、例えば、表計算プログラム、ワードプロセッシングプログラム、データベースプログラム、オフィススィートプログラム等のウェブアプリケーションが、ウェブサーバ11を介して、代理サーバ13にダウンロードされるようになっている。そして、図2において▲2▼で示されるように、該代理サーバ13における仮想マシン13aによって、前記ウェブアプリケーションのプログラム動作が開始される。これにより、前記ウェブアプリケーションは、代理サーバ13上でソフトウェア的に実現される仮想の処理系によって実行される。
【0032】
また、前記仮想マシン13aは、ウェブアプリケーションのプログラム動作が実際に実行させた時の画面のイメージを、記憶手段としてのメモリ上に展開する。さらに、前記画面のイメージをウェブクライアント14において参照することができる画像形式、すなわち、HTMLファイルとして参照することができる一連のファイルを作成する。
【0033】
ここで、前記ウェブアプリケーションが、該ウェブアプリケーションの利用者に対して、マウスのクリックやデータの入力を求めるものである場合、前記メモリ上に展開された図3(a)に示されるような画面のイメージは、前記仮想マシン13aによって図3(b)に示されるような画像ファイルとしてのHTMLファイルに変換される。この場合、変換されたHTMLファイルには、クリッカブルマップ(Clickable Map)、GIF(Graphics Interchange Format)タグ、フォーム(Form)タグ等が含まれる。
【0034】
例えば、図3(a)に示されるような画面において、背景の部分は、図3(b)に示されるように、クリッカブルマップに変換される。また、名前を入れる枠は、図3(b)に示されるように、フォームタグに変換される
なお、前記クリッカブルマップは、ウェブページ中の画像にリンクを持たせたものであり、前記画像中においてクリックした位置に応じてリンク先が変わるようになっている。また、前記フォームは、ウェブに接続されたサーバにおいて外部プログラムを利用するためのインターフェイスであるCGI(Common Gateway Interface)において、入力を受け付けるためのウェブページである。
【0035】
そして、前記仮想マシン13aにおいて変換されたHTMLファイルは、前記ウェブアプリケーションの起動を指示するためのタグが含まれていたHTMLファイルに代えて、図2において▲3▼で示されるように、代理サーバ13からウェブクライアント14に送信される。
【0036】
そして、該ウェブクライアント14においては、前記変換されたHTMLファイルを受信すると、代理サーバ13上で動作しているウェブアプリケーションの画面として表示させる。なお、該画面は、ウェブクライアント14におけるCRT、液晶ディスプレイ等の表示手段に表示され、前記ウェブクライアント14を操作する利用者が視認することができる。
【0037】
また、前記画面がフォームタグ、クリッカブルマップ等に変換された画像ファイルとしてのHTMLファイルであるので、前記利用者がウェブクライアント14の表示手段に表示された画面において、文字列を入力したり、マウスのクリック等を行うと、入力された文字列や画面中のどの位置をクリックしたか等の情報が、図2において▲4▼で示されるように、代理サーバ13に通知される。例えば、前記利用者が、図3(b)に示されるような画面において、名前を入れる枠内に自分の名前を示す文字列××××を入力し、入力完了を意味するボタンをクリックすると、前記名前を示す文字列××××、及び、ボタンの位置をクリックしたことが代理サーバ13に通知される。
【0038】
すると、所定の入力がなされたことを受信した仮想マシン13aは、該入力に基づき、前記ウェブアプリケーションにおいて設定された手順に従って処理を実行し、処理結果としての次画面をメモリ上に展開する。そして、該次画面のイメージが前述されたようにHTMLファイルに変換され、ウェブクライアント14に送信され、表示手段に表示される。以降このような動作が繰り返される。
【0039】
これにより、利用者は、あたかもウェブクライアント14において実行させているようにして、前記ウェブアプリケーションを利用することができる。すなわち、前記ウェブクライアント14において前記ウェブアプリケーションを擬似的に実行させることができる。
【0040】
このように、本発明の実施の形態においては、ウェブクライアント14において、ウェブアプリケーションの動作がサポートされていなくても、該ウェブアプリケーションを代理サーバ13にダウンロードし、ウェブクライアント14から代理サーバ13にアクセスして実行要求を送信し、該代理サーバ13にウェブアプリケーションを起動させて処理を実行させることができる。そして、代理サーバ13は、処理結果をウェブクライアント14において表示可能な形式に変換して、該ウェブクライアント14に送信する。これにより、前記ウェブアプリケーションによる処理結果をウェブクライアント14の表示手段に表示することができ、利用者は、あたかもウェブクライアント14において実行させているようにして、前記ウェブアプリケーションを利用することができる。なお、ウェブクライアント14にプリンタ等の印刷装置を接続すれば、前記処理結果は、印刷装置によって印刷媒体上に印刷させることもできる。
【0041】
したがって、ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができない場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができない場合であっても、利用者は、前記ウェブクライアント14を操作して、ウェブアプリケーションを利用することができる。
【0042】
また、コンピュータウィルス(ワームも含む)は、プログラムファイル等を媒介に感染するファイル感染型のものと、マクロプログラム、アプレットプログラム等を媒介にして感染する実行型のものとの二種類に大別されるが、本実施の形態においては、ウェブアプリケーションがウェブクライアント14にダウンロードされないので、コンピュータウィルスがウェブクライアント14に入り込む余地がない。そのため、前記ウェブクライアント14がコンピュータウィルスに感染する心配がない。
【0043】
もっとも、代理サーバ13がコンピュータウィルスに感染する恐れはあるが、一般的にサーバの場合、ファイアウォール等のウィルス撃退用ツールの性能がウェブクライアント14と比較して遥かに高く、また、管理も厳重であるので、被害を最小限にくい止めることができる。しかも、代理サーバ13がコンピュータウィルスに感染しても、前述されたように、ウェブクライアント14がコンピュータウィルスに感染する心配がないので、コンピュータウィルスによる被害が拡大する恐れがない。
【0044】
なお、本実施の形態においては、ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができない場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができない場合について説明したが、本実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムは、前記ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が高い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができる場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが新しく、ウェブアプリケーションを実行することができる場合にも適用することができるものである。
【0045】
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ウェブアプリケーションをウェブアプリケーション対応代理サーバにおいて実行させることによって、ウェブアプリケーションをウェブクライアントにダウンロードして実行する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバシステムの動作を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーションの処理結果である画面を変換する動作を示す図である。
【符号の説明】
11 ウェブサーバ
13 代理サーバ
13a 仮想マシン
14 ウェブクライアント
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等のネットワークを利用するワールド・ワイド・ウェブ(World Wide Web(以下「WWW」という。))システムが普及し、情報入手のために広く使われるようになっている。そして、前記WWW上には多数のホームページ、情報提供ページ等のウェブページが開設されており、多数のウェブページ利用者が、パーソナルコンピュ−タ、携帯電話機等のインターネットに接続された端末機器から自由にアクセス(訪問)して、各種の情報の収集等を短時間で、かつ、容易に行うことができるようになっている。
【0003】
特に、最近では、比較的安価で、使いやすい携帯電話機のような端末機器の普及、通信回線の高速化、ウェブページのコンテンツ、提供する情報等の充実等に伴い、ウェブページの利便性が高まるとともに、ASP(Application Service Provider)のように、各種のアプリケーションプログラムをウェブ経由で提供するウェブアプリケーション提供サービス事業が盛んになり、ウェブ経由で入手可能なアプリケーションプログラム、すなわち、ウェブアプリケーションを有料又は無料で提供するウェブサイトやウェブページの数や機能が充実し、該ウェブサイトやウェブページにアクセスして所望のウェブアプリケーションを入手する利用者数、回数、時間等が大幅に増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のウェブアプリケーションを提供するシステムにおいて、ウェブアプリケーションを提供するためのウェブサイトやウェブページが開設されているウェブサーバから、ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードし、該端末機器において実行するようになっている。そのため、該端末機器には、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムがあらかじめインストールされている必要がある。
【0005】
しかしながら、前記端末機器が、例えば、低機能のパーソナルコンピュ−タや携帯電話機のように、演算手段や記憶手段の性能が低いものである場合、前記ブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることが不可能である。また、ウェブアプリケーションを実行させるためにも、高性能を有する演算手段や記憶手段を必要とする。そのため、低機能の端末機器においては、ウェブアプリケーションを利用することが困難であった。
【0006】
また、ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードして実行する場合、前記ウェブアプリケーションによって処理する対象としてのコンテンツもウェブサイトやウェブページから端末機器にダウンロードすることが多くなっている。そのため、前記コンテンツにコンピュータウィルス(Computer Virus)やワーム(Worm)が含まれていると前記端末機器がこれらコンピュータウィルスやワームによって汚染されてしまう可能性がある。そして、前記端末機器が演算手段や記憶手段の性能が低いものである場合、ワクチンやウィルス撃退用ソフトをインストールすることが困難であるため、コンピュータウィルスやワームによる被害が大きくなってしまう。
【0007】
本発明は、前記従来のウェブアプリケーションを提供するシステムの問題点を解決して、ウェブアプリケーションを代理サーバにおいて実行させることによって、前記ウェブアプリケーションを端末機器にダウンロードして実行する必要がないウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバ、及び、該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと通信する通信部と、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部と、前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアントに送信させる処理部とを有する。
【0009】
本発明の他のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、さらに、前記処理部は、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを動作させる。
【0010】
本発明の更に他のウェブアプリケーション対応代理サーバにおいては、さらに、前記処理部は、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信させる。
【0011】
本発明のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバと、該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと、前記ウェブサーバ及びウェブクライアントに通信可能な代理サーバとを有し、該代理サーバは、前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションをダウンロードして、実行し、処理結果を前記ウェブクライアントに送信する。
【0012】
本発明の他のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、さらに、前記代理サーバは、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを備える。
【0013】
本発明の更に他のウェブアプリケーション対応代理サーバシステムにおいては、さらに、前記代理サーバは、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバの構成を示す図である。
【0016】
図において、15はネットワーク、14は利用者が使用する端末機器としてのウェブクライアントであり、有線、無線の公衆通信回線網又は専用通信回線網を介して直接に、又は、他のネットワークを経由して間接に、前記ネットワーク15に通信可能に接続されている。
【0017】
ここで、該ネットワーク15は、例えば、インターネットであるが、WWWのようなウェブシステムが利用可能なネットワークであれば、携帯電話回線網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide AreaNetwork)等のいかなるネットワークであってもよい。
【0018】
また、前記ウェブクライアント14は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、タッチパネル、マウスやタブレットのようなポインティングデバイス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、ネットワーク15等に接続して通信を行うための通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える一種のコンピュータであり、前記ネットワーク15に通信可能に接続して双方向の情報交換が可能な機器である。なお、前記ウェブクライアント14には、必要に応じて、プリンタ等の印刷装置を接続してもよい。この場合、前記ウェブクライアント14は、例えば、パソコン(パーソナルコンピュータ)であるが、電子手帳、携帯電話機、携帯情報端末、PDA(Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)、デジタルテレビ、テレビ電話、ゲーム機、インターネット接続端末等いかなる形態のものであってもよい。また、前記入力手段、表示手段、通信インターフェイス等は、ウェブクライアント14と一体的に形成されているものであってもよい。なお、該ウェブクライアント14は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。また、前記ウェブクライアント14の利用者は、一般的には、個人であるが、企業、団体等いかなる者であってもよい。
【0019】
さらに、11は前記ネットワーク15に接続されたウェブサーバであり、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、タッチパネル、タブレット等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える一種のコンピュータである。なお、前記ウェブサーバ11は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。ここで、前記ウェブサーバ11内には、単数又は複数のウェブページ又はウェブサイトが開設され前記ウェブシステムに組み込まれている。これにより、前記ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトは、前記ウェブシステム上に開設された状態となり、ネットワーク15を経由してアクセスすることができる。
【0020】
一般に、前記ウェブシステム上には各種のウェブページ又はウェブサイトが開設され、利用者は前記ウェブクライアント14を操作し、ネットワーク15を経由して、各種のウェブページにアクセスすることができるようになっている。ここで、前記ウェブページ又はウェブサイトは、仮想店舗、電子カタログ等のEC(電子商取引)を行うためのECサイト、娯楽情報、交通情報、科学技術情報、会社案内、金融取引情報、学術情報等の情報を掲示する情報提供サイト、サイト検索サービスを提供するポータルサイト、音楽配信等の各種サービスを提供するASPサイト、個人、企業、団体、政府等のホームページ等である。そして、前記ウェブページ又はウェブサイトは、一般に、演算手段、記憶手段、通信インターフェイス、入出力手段等を有するパソコン、サーバ等のコンピュータに開設され、多数の者が前記ウェブクライアント14から、前記ネットワークを経由してアクセスすることができるようになっている。
【0021】
そして、本実施の形態において、前記ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトは、ネットワーク15のようなウェブ経由で入手可能な各種のアプリケーションプログラム、すなわち、ウェブアプリケーションを有料又は無料で提供する。そのため、前記ウェブサーバ11には、磁気ディスク等の記憶手段から成り、各種のウェブアプリケーションが格納されているウェブアプリケーションデータベース12が接続されている。なお、前記ウェブアプリケーションがウェブサーバ11の記憶手段に格納される場合には、前記ウェブアプリケーションデータベース12を省略することもできる。
【0022】
また、前記ウェブサーバ11は個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。さらに、前記ウェブページ又はウェブサイトは、個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。この場合、前記ウェブサーバ11を運営する者と、ウェブページ又はウェブサイトを運営する者とは、同一であってもよいし、相違する者であってもよい。また、前記ウェブページ又はウェブサイトへのアクセスは、無料、有料、一部有料であってもよく、不特定多数がアクセス可能なものであっても、登録された者や契約を締結した者だけがアクセス可能なものであってもよい。さらに、前記ウェブページ又はウェブサイトは、前記ウェブクライアント14からの情報も受入れることのできる双方向性(インタラクティブ)のものであっても、掲示された情報の全部又は一部を無料又は有料でダウンロードすることができるものであってもよい。
【0023】
ここで、前記ウェブアプリケーションは、例えば、表計算プログラム、ワードプロセッシングプログラム、データベースプログラム、オフィススィートプログラム等のように、個人、企業等が個人用、業務用、その他の処理を実行するためのソフトウェアであるが、いかなる種類の処理を実行するためのものであってもよい。なお、前記ウェブアプリケーションデータベース12には、ウェブアプリケーションとともに該ウェブアプリケーションを起動するための指示が記載されているHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルも格納される。
【0024】
また、本実施の形態においては、ウェブクライアント14において、ウェブアプリケーションの動作がサポートされていないものとする。すなわち、前記ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができないものとする。または、前記ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができないものとする。もっとも、前記ウェブクライアント14は、HTMLファイルを処理することができる機能、例えば、HTMLファイルをCRT、液晶ディスプレイ等の表示手段に画面として表示させる機能、HTMLファイルに文字列等を記入したり、前記画面においてマウスのクリック等を行う機能等を備えるものとする。また、ウェブクライアント14は、後述される代理サーバ13にアクセスして実行要求を送信し、該代理サーバ13にウェブアプリケーションを起動させて処理を実行させることができる。
【0025】
そして、ウェブアプリケーション対応代理サーバとしての代理サーバ13は、前記ウェブサーバ11及びウェブクライアント14と通信する通信部、ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部、ウェブクライアント14からの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアント14に送信させる処理部とを有する。具体的には、前記代理サーバ13は、前記ネットワーク15に接続された一種のコンピュータであり、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、タッチパネル、マウスやタブレットのようなポインティングデバイス等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段、入出力インターフェイス、通信インターフェイス等のインターフェイス等を備える。なお、前記代理サーバ13は、実際には複数であってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上単数である。
【0026】
ここで、前記代理サーバ13には、ウェブアプリケーションを実行するための仮想マシン(Virtual Machine)13aが実装されている。該仮想マシン13aはコンピュータ上でソフトウェア的に仮想の処理系を実現するためのエミュレーションソフトウェアである。本実施の形態において、前記代理サーバ13は複数の仮想マシン13aを備え、該仮想マシン13aを動作させることによって、前記ウェブアプリケーションデータベース12に格納されているウェブアプリケーションをウェブサーバ11からダウンロードして実行するようになっている。また、前記代理サーバ13は、個人、企業、団体等いかなる者によって運営されていてもよい。この場合、前記代理サーバ13を運営する者は、ウェブサーバ11を運営する者及びウェブページ又はウェブサイトを運営する者と、同一であってもよいし、相違する者であってもよい。
【0027】
次に、前記構成の代理サーバの動作について説明する。
【0028】
図2は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバシステムの動作を示す図、図3は本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーションの処理結果である画面を変換する動作を示す図である。
【0029】
まず、利用者は、ウェブクライアント14を操作して、ネットワーク15を介して、ウェブサーバ11にアクセスし、該ウェブサーバ11内に開設されたウェブページ又はウェブサイトを閲覧する。そして、所望のウェブアプリケーションを見つけ出すと、前記利用者はウェブクライアント14を操作して前記ウェブアプリケーションをダウンロードして実行させる。ここで、該ウェブアプリケーションをウェブクライアント14において実行させる場合には、図2において▲1▼で示されるように、ウェブアプリケーションをウェブクライアント14にダウンロードさせる。しかし、本実施の形態においては、ウェブアプリケーションを代理サーバ13において実行させる場合について説明する。
【0030】
この場合、ウェブクライアント14は、代理サーバ13にウェブアプリケーションの取得要求を送信する。これにより、ウェブクライアント14は、ウェブアプリケーションデータベース12にウェブアプリケーションとともに格納されている該ウェブアプリケーションを起動するための指示が記載されているHTMLファイルを取得する。この場合、該HTMLファイルは、代理サーバ13を経由して、取得される。すなわち、図2において▲1▼’で示されるように、前記ウェブアプリケーションデータベース12に格納されているHTMLファイルは、ウェブサーバ11を介して、まず、代理サーバ13にダウンロードされる。続いて、前記HTMLファイルは、、図2において▲1▼”で示されるように、代理サーバ13からウェブクライアント14に送信される。
【0031】
ここで、前記HTMLファイルにウェブアプリケーションの起動を指示するための識別子としてのタグ(Tag)が含まれていた場合、利用者は、ウェブクライアント14を操作して、前記タグをクリックする等の操作を行う。これにより、ウェブアプリケーションの実行要求が代理サーバ13に送信され、続いて、ウェブアプリケーションデータベース12に格納されている、例えば、表計算プログラム、ワードプロセッシングプログラム、データベースプログラム、オフィススィートプログラム等のウェブアプリケーションが、ウェブサーバ11を介して、代理サーバ13にダウンロードされるようになっている。そして、図2において▲2▼で示されるように、該代理サーバ13における仮想マシン13aによって、前記ウェブアプリケーションのプログラム動作が開始される。これにより、前記ウェブアプリケーションは、代理サーバ13上でソフトウェア的に実現される仮想の処理系によって実行される。
【0032】
また、前記仮想マシン13aは、ウェブアプリケーションのプログラム動作が実際に実行させた時の画面のイメージを、記憶手段としてのメモリ上に展開する。さらに、前記画面のイメージをウェブクライアント14において参照することができる画像形式、すなわち、HTMLファイルとして参照することができる一連のファイルを作成する。
【0033】
ここで、前記ウェブアプリケーションが、該ウェブアプリケーションの利用者に対して、マウスのクリックやデータの入力を求めるものである場合、前記メモリ上に展開された図3(a)に示されるような画面のイメージは、前記仮想マシン13aによって図3(b)に示されるような画像ファイルとしてのHTMLファイルに変換される。この場合、変換されたHTMLファイルには、クリッカブルマップ(Clickable Map)、GIF(Graphics Interchange Format)タグ、フォーム(Form)タグ等が含まれる。
【0034】
例えば、図3(a)に示されるような画面において、背景の部分は、図3(b)に示されるように、クリッカブルマップに変換される。また、名前を入れる枠は、図3(b)に示されるように、フォームタグに変換される
なお、前記クリッカブルマップは、ウェブページ中の画像にリンクを持たせたものであり、前記画像中においてクリックした位置に応じてリンク先が変わるようになっている。また、前記フォームは、ウェブに接続されたサーバにおいて外部プログラムを利用するためのインターフェイスであるCGI(Common Gateway Interface)において、入力を受け付けるためのウェブページである。
【0035】
そして、前記仮想マシン13aにおいて変換されたHTMLファイルは、前記ウェブアプリケーションの起動を指示するためのタグが含まれていたHTMLファイルに代えて、図2において▲3▼で示されるように、代理サーバ13からウェブクライアント14に送信される。
【0036】
そして、該ウェブクライアント14においては、前記変換されたHTMLファイルを受信すると、代理サーバ13上で動作しているウェブアプリケーションの画面として表示させる。なお、該画面は、ウェブクライアント14におけるCRT、液晶ディスプレイ等の表示手段に表示され、前記ウェブクライアント14を操作する利用者が視認することができる。
【0037】
また、前記画面がフォームタグ、クリッカブルマップ等に変換された画像ファイルとしてのHTMLファイルであるので、前記利用者がウェブクライアント14の表示手段に表示された画面において、文字列を入力したり、マウスのクリック等を行うと、入力された文字列や画面中のどの位置をクリックしたか等の情報が、図2において▲4▼で示されるように、代理サーバ13に通知される。例えば、前記利用者が、図3(b)に示されるような画面において、名前を入れる枠内に自分の名前を示す文字列××××を入力し、入力完了を意味するボタンをクリックすると、前記名前を示す文字列××××、及び、ボタンの位置をクリックしたことが代理サーバ13に通知される。
【0038】
すると、所定の入力がなされたことを受信した仮想マシン13aは、該入力に基づき、前記ウェブアプリケーションにおいて設定された手順に従って処理を実行し、処理結果としての次画面をメモリ上に展開する。そして、該次画面のイメージが前述されたようにHTMLファイルに変換され、ウェブクライアント14に送信され、表示手段に表示される。以降このような動作が繰り返される。
【0039】
これにより、利用者は、あたかもウェブクライアント14において実行させているようにして、前記ウェブアプリケーションを利用することができる。すなわち、前記ウェブクライアント14において前記ウェブアプリケーションを擬似的に実行させることができる。
【0040】
このように、本発明の実施の形態においては、ウェブクライアント14において、ウェブアプリケーションの動作がサポートされていなくても、該ウェブアプリケーションを代理サーバ13にダウンロードし、ウェブクライアント14から代理サーバ13にアクセスして実行要求を送信し、該代理サーバ13にウェブアプリケーションを起動させて処理を実行させることができる。そして、代理サーバ13は、処理結果をウェブクライアント14において表示可能な形式に変換して、該ウェブクライアント14に送信する。これにより、前記ウェブアプリケーションによる処理結果をウェブクライアント14の表示手段に表示することができ、利用者は、あたかもウェブクライアント14において実行させているようにして、前記ウェブアプリケーションを利用することができる。なお、ウェブクライアント14にプリンタ等の印刷装置を接続すれば、前記処理結果は、印刷装置によって印刷媒体上に印刷させることもできる。
【0041】
したがって、ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができない場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができない場合であっても、利用者は、前記ウェブクライアント14を操作して、ウェブアプリケーションを利用することができる。
【0042】
また、コンピュータウィルス(ワームも含む)は、プログラムファイル等を媒介に感染するファイル感染型のものと、マクロプログラム、アプレットプログラム等を媒介にして感染する実行型のものとの二種類に大別されるが、本実施の形態においては、ウェブアプリケーションがウェブクライアント14にダウンロードされないので、コンピュータウィルスがウェブクライアント14に入り込む余地がない。そのため、前記ウェブクライアント14がコンピュータウィルスに感染する心配がない。
【0043】
もっとも、代理サーバ13がコンピュータウィルスに感染する恐れはあるが、一般的にサーバの場合、ファイアウォール等のウィルス撃退用ツールの性能がウェブクライアント14と比較して遥かに高く、また、管理も厳重であるので、被害を最小限にくい止めることができる。しかも、代理サーバ13がコンピュータウィルスに感染しても、前述されたように、ウェブクライアント14がコンピュータウィルスに感染する心配がないので、コンピュータウィルスによる被害が拡大する恐れがない。
【0044】
なお、本実施の形態においては、ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が低い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができない場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが古く、ウェブアプリケーションを実行することができない場合について説明したが、本実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバ及びウェブアプリケーション対応代理サーバシステムは、前記ウェブクライアント14が、演算手段や記憶手段の性能が高い装置であり、ウェブアプリケーションに対応するブラウザプログラム等のプログラムをインストールすることができる場合や、ウェブクライアント14が実装している仮想マシンのバージョンが新しく、ウェブアプリケーションを実行することができる場合にも適用することができるものである。
【0045】
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、ウェブアプリケーションをウェブアプリケーション対応代理サーバにおいて実行させることによって、ウェブアプリケーションをウェブクライアントにダウンロードして実行する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーション対応代理サーバシステムの動作を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるウェブアプリケーションの処理結果である画面を変換する動作を示す図である。
【符号の説明】
11 ウェブサーバ
13 代理サーバ
13a 仮想マシン
14 ウェブクライアント
Claims (6)
- (a)ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバ、及び、該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと通信する通信部と、
(b)ダウンロードしたウェブアプリケーションを格納する記憶部と、
(c)前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションを実行し、処理結果を前記通信部からウェブクライアントに送信させる処理部とを有することを特徴とするウェブアプリケーション対応代理サーバ。 - 前記処理部は、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを動作させる請求項1に記載のウェブアプリケーション対応代理サーバ。
- 前記処理部は、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信させる請求項1又は2に記載のウェブアプリケーション対応代理サーバ。
- (a)ウェブアプリケーションを提供するウェブサーバと、(b)該ウェブサーバと通信可能なウェブクライアントと、
(c)前記ウェブサーバ及びウェブクライアントに通信可能な代理サーバとを有し、
(d)該代理サーバは、前記ウェブクライアントからの実行要求に応じて、前記ウェブアプリケーションをダウンロードして、実行し、処理結果を前記ウェブクライアントに送信することを特徴とするウェブアプリケーション対応代理サーバシステム。 - 前記代理サーバは、前記ウェブアプリケーションを実行する仮想マシンを備える請求項4に記載のウェブアプリケーション対応代理サーバシステム。
- 前記代理サーバは、前記処理結果を前記ウェブクライアントにおいて表示可能な形式に変換して送信する請求項4又は5に記載のウェブアプリケーション対応代理サーバシステム。
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2002
- 2002-06-19 JP JP2002177856A patent/JP2004021753A/ja not_active Withdrawn
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