JP2004018210A - 薄板鋼板制振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長手方向に向けて走行させられる帯状の鋼板10の振動を抑制する薄板鋼板制振装置1であって、鋼板10の板厚方向の位置情報を検出する位置センサ5と、鋼板10の走行面に向けて配置される電磁石4とを有する制振ユニット2a〜2eを備え、該制振ユニット2a〜2eが、鋼板10の幅方向に間隔をあけて複数配置されると共に、少なくとも鋼板10の幅方向の端部が通過させられる位置の近傍において、走行方向に間隔をあけ、かつ、幅方向にずれた位置に配置されている薄板鋼板制振装置1を提供する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製鉄設備の圧延ライン、表面処理ライン等において、走行させられる鋼板の振動を抑制する薄板鋼板制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄板鋼板制振装置としては、従来、特開平5−246594号公報や特開平245523号公報に記載のように、位置センサと電磁石とから構成される制振ユニットを利用したものがある。これは、図6,7に示すように、E方向に向けて走行する鋼板51の下面51a側に配した電磁石52および位置センサ53と、鋼板51の上面51b側に電磁石52に各々対向配置した電磁石54とからなる複数の制振ユニット55a〜55cを、E方向に直交する鋼板の幅方向(FG方向)に向けて並べたものである。
【0003】
位置センサ53は、鋼板の板厚方向(HI方向)の位置情報を検出するものであり、電磁石52,54は、磁気吸引力を鋼板51に作用させるものである。この薄板鋼板制振装置では、検出された鋼板の位置情報に基づいて磁気吸引力を調整することにより、鋼板51の振動を制御すると共に、鋼板51の反りを矯正することになる。
【0004】
なお、位置センサ53の測定面56全体が鋼板に覆われていない状態では、鋼板51の位置情報が検出されないため、制御装置による鋼板51の振動制御や鋼板51の反りの矯正は行われない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の薄板鋼板制振装置では、例えば、鋼板51の幅方向の端面51cが、図中の位置A1から位置A2の間にある場合には、制振ユニット55a,55bの位置センサ53は、鋼板51の位置情報を検出するが、制振ユニット55cの位置センサ53は、その測定面56が完全に覆われていないため、鋼板51の位置情報を検出できない。
【0006】
したがって、制振ユニット55a,55bは動作して鋼板51の制振制御を行うが、制振ユニット55cは動作しないため、鋼板51の端部51dの振動抑制や反りの矯正が十分に行われない虞があった。
ここで、制振ユニット55a〜55cは、位置センサ53の幅に比べて電磁石の幅が広く、隣り合う位置センサ53同士の間隔が大きくなるため、鋼板51の端部51dにおいて、鋼板51の制振制御および反りの矯正が行われない範囲が広くなるという問題があった。
以上のことから、鋼板51の端部51dにおける表面処理の品質が悪くなるという問題があった。
【0007】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、鋼板端部における振動を抑制すると共に鋼板端部の反りを減少させて、鋼板の表面処理の品質を向上できる薄板鋼板制振装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、長手方向に向けて走行させられる帯状の鋼板の振動を抑制する薄板鋼板制振装置であって、鋼板の板厚方向の位置情報を検出する位置センサと、鋼板走行面を挟んで対向して配置される一対の電磁石とを有する制振ユニットを備え、該制振ユニットが、鋼板の幅方向に間隔をあけて複数配置されると共に、少なくとも鋼板の幅方向の端部が通過させられる位置の近傍において、走行方向に間隔をあけ、かつ、幅方向にずれた位置に配置されている薄板鋼板制振装置を提案している。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、長手方向に向けて走行させられる帯状の鋼板の振動を抑制する薄板鋼板制振装置であって、鋼板の板厚方向の位置情報を検出する位置センサと、鋼板走行面を挟んで対向して配置される一対の電磁石とを有する制振ユニットを備え、該制振ユニットが、鋼板の幅方向に間隔をあけて複数配置され、少なくとも鋼板の幅方向の端部が通過させられる位置の近傍に配される前記制振ユニットには、前記位置センサが幅方向に向けて複数設けられている薄板鋼板制振装置を提案している。
【0010】
この発明に係る薄板鋼板制振装置によれば、鋼板の板厚方向の位置情報に基づいて、電磁石から発生する磁気吸引力を鋼板に作用させることにより、鋼板の振動を抑制すると共に、鋼板の反りを矯正することができる。
そして、鋼板の端部が通過させられる位置においては、位置センサが鋼板の幅方向に向けて狭い間隔をもって配されることになるため、鋼板の端部に対して制振ユニットによる制振制御が作用しない範囲が狭くなる。したがって、鋼板端部の振動を抑制すると共に、鋼板端部の反りを減少させることが可能となる。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の薄板鋼板制振装置において、前記複数の位置センサにより検出される前記位置情報のうち、一の位置センサの前記位置情報を選択する制御装置を備えている薄板鋼板制振装置を提案している。
【0012】
この発明に係る薄板鋼板制振装置によれば、複数の位置情報から一つの位置情報を制御装置により選択し、この位置情報に基づいて鋼板端部の制振制御を行うことができる。
このため、複数の位置センサが鋼板により覆われている場合には、鋼板幅方向の端面に近い方の位置センサの位置情報を選択し、この位置情報に基づいて鋼板端部の制振制御を行うことが可能となり、鋼板端部の制振制御および鋼板端部の反りの矯正を最適な状態で行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態に係る薄板鋼板制振装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る薄板鋼板制振装置1は、図1,2に示すように、帯状の鋼板の振動を制御する複数の制振ユニット2a〜2eを備えており、制振ユニット2a〜2cは、鋼板10の幅方向(AB方向)に向けて互いに間隔をあけて配列されている。
また、制振ユニット2d,2eは、互いに隣り合わせにAB方向に向けて互いに間隔をあけて配されると共に、制振ユニット2a〜2cに対して鋼板10の走行方向(C方向)に向けて間隔をあけ、かつ、鋼板10の幅方向にずれた位置に配されている。
【0014】
各制振ユニット2a〜2eは、鋼板10の走行面11から所定の間隔をあけて対称に配置された一対の電磁石3,4および一方の電磁石4の内部に組み込まれた位置センサ5とを備えている。ここで、走行面11は、鋼板10が振動していない状態でC方向に向けて走行する場合の平面を示している。
電磁石3,4は、断面コ字状に形成された鉄心7と、その両脚部7a,7aに巻回されたコイル8とからなり、これらの磁気吸引力を利用して鋼板10の振動を抑制すると共に鋼板10の反りを矯正するようになっている。
【0015】
位置センサ5は、走行面11に対する鋼板10の位置情報を検出するものであり、電磁石4の両脚部7a,7aにより挟まれた位置に配置されている。この位置センサ5は、その測定面6が鋼板10により完全に覆われた状態において、鋼板10の位置情報を検出できるようになっている。
【0016】
すなわち、例えば、鋼板10の端部10dが位置Aaにあった場合には、制振ユニット2a,2b,2dの位置センサ5は動作し、制振ユニット2c,2eの位置センサ5は動作しない。これは、制振ユニット2a,2b,2dの位置センサ5は、鋼板10の検出可能領域内にあり、制振ユニット2c,2eの位置センサ5は、検出可能領域外にあるためである。
【0017】
ここで、制振ユニット2cの位置センサ5が動作するためには、鋼板10の中心位置10eから端面10cまでの長さがA2以上である必要がある。この場合には、制振ユニット2cの位置センサ5が鋼板10により完全に覆われるため、制振ユニット2a〜2dの位置センサ5が動作して鋼板10の位置情報を検出することになる。
【0018】
以上のことから、鋼板10の端面10cの位置と各制振ユニット2b,2c,2dの各位置センサ5の動作状態との関係は、[表1]のようになる。なお、表中のXは、中心位置10eからの端面10cまでの位置を示している。また、表中において、「ON」は位置センサ5が動作している状態を、「OFF」は位置センサ5が動作していない状態をそれぞれ示している。
【0019】
【表1】
【0020】
また、この薄板鋼板制振装置1には、電磁石3,4および位置センサ5に電気的に接続された制御装置9が設けられており、この制御装置9は、位置センサ5により得られた鋼板10の位置情報に基づいて、鋼板10の振動を抑制すると共に鋼板10の反りを矯正するように電磁石3,4の磁気吸引力を制御するものである。
なお、制振ユニット2a〜2eの各電磁石3,4は、それぞれの位置センサ5が動作している状態においてのみ、動作するようになっている。
【0021】
このように構成された薄板鋼板制振装置1の作用について、以下に説明する。はじめに、鋼板10を走行面11に沿ってC方向に向けて走行させた状態で、薄板鋼板制振装置1を起動すると、位置センサ5が鋼板10の位置情報を検出して、この位置情報が制御装置9に伝達される。そして、鋼板10が走行面11からずれている場合には、鋼板10が走行面11に近づくように、制御装置9により電磁石3,4を制御する。
【0022】
すなわち、例えば、制振ユニット2d近傍の鋼板10が電磁石4側にずれている場合には、電磁石3のコイル8に給電して、この電磁石3から発生する磁気吸引力により、鋼板10を電磁石4側から引き離し、鋼板10が走行面11に近づくように誘導する。
したがって、制振ユニット2a〜2eの各電磁石3,4を制御装置9により制御することにより、鋼板10の振動を抑制すると共に、鋼板10の反りを矯正することになる。
【0023】
上記のように、本実施形態に係る薄板鋼板制振装置1によれば、鋼板10の端部10dが通過させられる位置の近傍に、AB方向に向けて位置センサ5が狭い間隔をもって配されることになるため、鋼板10の端部10dに対して制振ユニット2a〜2eによる制振制御の作用しない範囲が狭くなる。したがって、鋼板10の端部10dの振動を抑制すると共に反りを減少させて、鋼板10の表面処理の品質を向上させることができる。
【0024】
なお、本実施形態においては、鋼板10の端部10dが通過させられる位置の近傍にのみ、制振ユニット10d,10eを配置するとしたが、この構成に限られることはなく、例えば、一列に配された複数の制振ユニット10a〜10cの全ての隙間に配するように、制振ユニットを複数配置してもよい。
この場合には、鋼板10の全体にわたって細かな制振制御が可能になるため、鋼板の振動や反りに対して精度の高い制御が可能となり、鋼板10の表面処理の品質をさらに向上させることができる。
【0025】
また、制振ユニットは、鋼板10の進行方向(C方向)に向けて2列配置されるとしたが、これに限ることはなく、3列以上配置されるとしてもよい。
さらに、制振ユニットの数、および各制振ユニットの配置方向は、これに限ることはなく、複数の制振ユニットが配置されていればよい。
【0026】
次に、本発明の第2の実施形態に係る薄板鋼板制振装置について、以下に説明する。
なお、本実施形態に係る薄板鋼板制振装置の説明において、上述した第1の実施形態に係る薄板鋼板制振装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して、説明を省略することにする。
【0027】
本実施形態に係る薄板鋼板制振装置21は、図3に示すように、制振ユニット2a〜2cがAB方向に沿って配された構成となっており、制振ユニット2cには、AB方向に向けて位置センサ5a,5が設けられている。
なお、位置センサ5は、電磁石4のAB方向に沿った幅寸法の中心位置に配されている。また、位置センサ5aは、位置センサ5に対してA方向またはB方向にずれた位置に配されており、位置センサ5と同様に、鋼板10により完全に覆われた状態で鋼板10の位置情報を検知することができるものである。
【0028】
さらに、この実施の形態においては、図1,2に示す第1の実施形態と同様に制御装置9を備えており、この制御装置9は、制振ユニット2cに設けられた2つの位置センサ5,5aが検出する位置情報のうち、一方の位置情報を選択する機能も有する。
例えば、鋼板10の端面10cが図中の位置Aaから位置A2の間にある場合には、制振ユニット2cにおいて、位置センサ5aのみが動作して鋼板10の位置情報を検出するため、この位置情報に基づいて制振ユニット2cにより鋼板10の端部10dの制振制御および反りの矯正が行われる。この際には、位置センサ5は、鋼板10の検出可能領域外にあるため、動作しない。
【0029】
一方、鋼板10の端面10cが位置A2よりもB方向側に位置している場合には、2つの位置センサ5,5aが動作して鋼板10の位置情報を検出するが、制御装置9により、位置センサ5により検出された位置情報を選択し、この位置情報に基づいて鋼板10の端部10dの制振制御および反りの矯正が行われる。
【0030】
以上のことから、鋼板10の端面10cの位置と制振ユニット2cの各位置センサ5,5aが検出する位置情報との関係は、下記の[表2]のようになる。なお、表中の「ON」は、各位置センサ5,5aが動作すると共に鋼板10の制振制御のために各位置センサ5,5aの位置情報を利用する状態を示し、「OFF」は、各位置センサ5,5aが動作しない状態、もしくは、各位置センサ5,5aの位置情報を利用しない状態を示している。
【0031】
【表2】
【0032】
上記のように、本実施形態に係る薄板鋼板制振装置21によれば、鋼板10の端部10dが通過させられる位置の近傍に配置された制振ユニット2cに、AB方向に沿って位置センサ5,5aが設けられるため、位置センサ5,5aの間隔が狭くなる。このため、鋼板10の幅方向に対して制振制御の作用しない範囲が狭くなり、鋼板10の端部10dの振動を抑制すると共に反りを減少させて、鋼板10の表面処理の品質を向上させることができる。
【0033】
また、2つの位置センサ5,5aが鋼板10により完全に覆われている場合には、制御装置9によって鋼板10の端面10cに近い方の位置センサ5の位置情報が選択され、この位置情報に基づいて鋼板10の端部10dの制振制御を行うことになる。したがって、端部10dにおける制振制御、および端部10dの反りの矯正を最適な状態で行うことができ、鋼板10の端部10dにおける表面処理の品質をさらに向上させることが可能となる。
【0034】
なお、本実施形態においては、2つの位置センサ5,5aが検出する位置情報から一方の位置情報を制御装置9により選択するとしたが、これに限ることはなく、例えば、2つの位置センサ5,5aが鋼板10の位置情報を検出した時点で、不要となる一方の位置センサ5aの動作を停止するとしても良い。
【0035】
また、位置センサ5,5aは、対向して配置された一対の電磁石のうち、一方の電磁石4のみに設けられるとしたが、これに限ることはなく、対向配置された電磁石に設けられるとしてもよい。すなわち、例えば、図4に示すように、位置センサ5を一方の電磁石4に設置し、位置センサ5aを他方の電磁石3に設置してもよい。
また、例えば、図5に示すように、一方の電磁石4に設けられた各位置センサ5,5aに対向させるように、他方の電磁石3に位置センサ5,5aを設置するとしてもよい。
【0036】
さらに、制振ユニット2cに2つの位置センサ5,5a設けるとしたが、これに限ることはなく、複数の位置センサをAB方向に沿って設けていればよい。
また、制振ユニット2cに複数の位置センサを設けることに限ることはなく、全ての制振ユニット2a〜2cに複数の位置センサを設けるとしてもよい。
【0037】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1および請求項2に係る発明によれば、鋼板端部における振動を抑制すると共に、鋼板端部の反りを減少させることができるため、鋼板の表面処理の品質を向上させることが可能となる。
【0039】
また、請求項3に係る発明によれば、複数の位置センサが鋼板により覆われている場合に、鋼板幅方向の端面に近い方の位置センサの位置情報を選択し、この位置情報に基づいて鋼板端部の制振制御を行うことが可能となる。したがって、鋼板端部の制振制御および反りの矯正を最適な状態で行うことができ、鋼板の表面処理の品質をさらに向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る薄板鋼板制振装置を示す平面図である。
【図2】図1のN−N矢視断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る薄板鋼板制振装置を示す平面図である。
【図4】本発明の他の実施形態にかかる薄板鋼板制振装置を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】本発明の他の実施形態にかかる薄板鋼板制振装置を示しており、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】従来の薄板鋼板制振装置の一例を示す平面図である。
【図7】図6の薄板鋼板制振装置の拡大側面図である。
【符号の説明】
1,21 薄板鋼板制振装置
2a〜2e 制振ユニット
3,4 電磁石
5,5a 位置センサ
9 制御装置
10 鋼板
10d 端部
11 走行面
Claims (3)
- 長手方向に向けて走行させられる帯状の鋼板の振動を抑制する薄板鋼板制振装置であって、
鋼板の板厚方向の位置情報を検出する位置センサと、鋼板走行面を挟んで対向して配置される一対の電磁石とを有する制振ユニットを備え、
該制振ユニットが、鋼板の幅方向に間隔をあけて複数配置されると共に、少なくとも鋼板の幅方向の端部が通過させられる位置の近傍において、走行方向に間隔をあけ、かつ、幅方向にずれた位置に配置されている薄板鋼板制振装置。 - 長手方向に向けて走行させられる帯状の鋼板の振動を抑制する薄板鋼板制振装置であって、
鋼板の板厚方向の位置情報を検出する位置センサと、鋼板走行面を挟んで対向して配置される一対の電磁石とを有する制振ユニットを備え、
該制振ユニットが、鋼板の幅方向に間隔をあけて複数配置され、
少なくとも鋼板の幅方向の端部が通過させられる位置の近傍に配される前記制振ユニットには、前記位置センサが幅方向に向けて複数設けられている薄板鋼板制振装置。 - 前記複数の位置センサにより検出される前記位置情報のうち、一の位置センサの前記位置情報を選択する制御装置を備えている請求項2に記載の薄板鋼板制振装置。
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