JP2004016022A

JP2004016022A - Rice transplanter-loaded type fluid spraying apparatus

Info

Publication number: JP2004016022A
Application number: JP2002171963A
Authority: JP
Inventors: Masahisa Nemoto; 根本　正久
Original assignee: Yamato Nohji Ltd
Current assignee: Yamato Nohji Ltd
Priority date: 2002-06-12
Filing date: 2002-06-12
Publication date: 2004-01-22
Also published as: KR20030096010A; KR100497066B1; TW200400001A; TWI239231B

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce the man-hours of farm working by loading a spraying apparatus for spraying a fluid such as an agrochemical/a fertilizer onto a rice transplanter and spraying the fluid such as the agrochemical/fertilizer on seedlings parallel to the rice transplanting working. SOLUTION: The apparatus is equipped with a storage part 1 for storing the fluid such as the agrochemical/fertilizer, a spraying mechanism 2 for spraying the fluid on the seedlings carried on the rice transplanter and a feed pump 3 for feeding the fluid from the storage part 1 to the spraying mechanism 2. Furthermore, the apparatus is provided with a spraying operation controlling mechanism 4 for intermittently carrying out the fluid spraying with the spraying mechanism 2 synchronously with planting operation of the rice transplanter. COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、田植機に搭載され、田植え作業と平行して農薬・肥料等の流体を散布する田植機搭載型流体散布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
稲作において、苗の発芽から水田への植え付けは、以下の手順により行われることが一般的である。はじめに、苗床を設けた箱の中に種籾をまいて発芽させ、一定の大きさになるまで育てる。ここで、用いられる箱は育苗箱と呼ばれ、一定の規格をもって作られている。次に、育苗箱にて一定の大きさに育てられた苗を田植機に載せて水田に植え付ける。
ところで、苗を水田に植え付ける直前には、病害虫駆除のための顆粒状の農薬が苗の株元に散布される。従来、この農薬散布は、例えば特開平８−２８１１５７号公報に示すように、散布器を用いて苗を田植機に載せる前に行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近では農業従事者の高齢化が進んでいるため、過酷な農作業は敬遠されがちであり、少しでも農作業の作業数を減らすことが望まれている。
しかしながら、上記の従来技術では、育苗箱に入った状態で農薬を散布し、その後に、苗を田植機に載せて水田に植え付けていたため、農業従事者への体力的な負担が大きいという問題があった。
【０００４】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、田植え作業と平行して農薬・肥料等の流体を苗に散布することにより、農作業の作業数を減らすことができる田植機搭載型流体散布装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項１に係る発明は、田植機に搭載され、農薬・肥料等の流体を散布する田植機搭載型流体散布装置であって、前記流体を貯蓄する貯蓄部と、前記流体を前記田植機に載せられた苗に散布する散布機構と、前記貯蓄部から前記散布機構に前記流体を供給する供給ポンプとを備えていることを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【０００６】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、農薬・肥料等の流体が、供給ポンプにより貯蓄部から散布機構に供給され、散布機構によって田植機に載せられた苗に散布される。したがって、田植え作業と平行して農薬・肥料等の流体を苗に散布することが可能となり、農作業の作業数削減を図ることができる。
【０００７】
また、請求項２に係る発明は、請求項１に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記散布機構による流体散布を前記田植機の植え付け動作に同調させて間欠的に行わせる散布動作制御機構を備えることを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【０００８】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、散布機構が、田植機による植え付け動作と同調して間欠的に流体散布を行うため、植え付け速度に関わらず、苗に一定量の流体を散布することができる。
すなわち、例えば、植え付け速度が遅くなった場合には、散布動作制御機構により流体散布の時間間隔を長くし、植え付け速度が速くなった場合には、流体散布の時間間隔を短くすることにより、苗への流体散布量を一定に保持することができる。
【０００９】
また、請求項３に係る発明は、請求項２に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記散布動作制御機構が、田植機に具備される苗載せ台の往復動作に基づいて作動することを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【００１０】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、散布動作制御機構は、苗載せ台の往復動作に基づいて作動する。ここで、苗載せ台の往復動作は、田植機の植え付け動作に同調して作動しているため、例えば、植え付け動作が遅くなると、苗載せ台の往復動作も遅くなり、植え付け動作が速くなると、苗載せ台の往復動作も速くなる。したがって、植え付け速度に関わらず、散布機構により苗に所望の量の流体を散布することができる。
【００１１】
また、請求項４に係る発明は、請求項３に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記散布動作制御機構は、前記田植機に具備される苗載せ台に取り付けられ、該苗載せ台と共に往復移動して前記散布機構の作動の契機となる作動契機部と、前記苗載せ台に向けて田植機本体に取り付けられ、前記苗載せ台の往復動作に伴って移動する作動契機部の接近を検出する近接スイッチと、該近接スイッチによる前記作動契機部の検出を契機として前記散布機構を作動させる制御部とを備えることを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【００１２】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、苗載せ台と共に作動契機部が往復移動する過程で近接スイッチが作動契機部の接近を検出し、近接スイッチが作動契機部の接近を検出する毎にその出力を契機として散布機構が作動する。したがって、散布機構により苗に所望の量の流体を散布することができる。
【００１３】
また、請求項５に係る発明は、請求項２から請求項４のいずれかに記載の田植機搭載型流体散布装置において、流体を散布する少なくとも１つの散布器と、該散布器と前記供給ポンプとの間に設けられた少なくとも１つの電磁弁とを備え、該電磁弁の開閉は、前記散布動作制御機構により制御されることを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【００１４】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、散布動作制御機構により電磁弁の開閉が制御されるため、植え付け動作と同調させて間欠的に散布器から流体を散布することが可能となる。
【００１５】
また、請求項６に係る発明は、請求項５に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記散布機構は、前記供給ポンプと前記電磁弁との間に設けられ、前記供給ポンプから供給された流体を一時的に保持する保持容器を備え、
少なくとも前記電磁弁が閉じられている状態にて、前記供給ポンプから流体が供給された際に、前記保持容器内の圧力が上昇することを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【００１６】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、少なくとも電磁弁を閉じた状態では、供給ポンプから保持容器に流体が供給されて、保持容器内の圧力が上昇する。この状態から電磁弁を開いた状態にすると、流体が散布器から外方に向けて保持容器内の圧力をもって散布されることになる。このため、供給ポンプの脈動に関係なく安定した圧力で流体が散布されることになり、流体を苗載せ台の所望の位置に散布することが可能となる。
【００１７】
また、請求項７に係る発明は、請求項５または請求項６に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記散布機構は、流体を散布する散布ノズルと、該散布ノズルを揺動させる揺動機構とを備え、該揺動機構の動作は、前記散布動作制御機構により制御されることを特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、揺動機構により散布ノズルを揺動させることにより、一回の散布動作で、広い範囲にわたって流体を散布することができる。
【００１８】
また、請求項８に係る発明は、請求項６または請求項７に記載の田植機搭載型流体散布装置において、前記供給ポンプと前記保持容器との間に、該保持容器内の圧力を一定に保持する圧力調整弁が設けられ、少なくとも該圧力調整弁が閉じた状態で供給ポンプにより吸い上げられた流体を貯蓄部に戻す循環手段が設けられていること特徴とする田植機搭載型流体散布装置を提案している。
【００１９】
この発明に係る田植機搭載型流体散布装置によれば、電磁弁が閉じている状態では、供給ポンプにより流体が保持容器内に供給されると共に保持容器内の圧力が上昇する。そして、保持容器内の圧力が所定の値に到達した際には、圧力調整弁が閉じて保持容器への流体の流入が停止される。したがって、保持容器内の圧力が過剰に上昇することがなく、保持容器の破損を防止することができる。
また、供給ポンプおよび圧力調整弁により保持容器内の圧力が一定に保たれるため、電磁弁が開いた際に散布器から散布される流体の流量が一定となり、容易に所望の流体量を苗に散布することができる。
【００２０】
圧力調整弁が閉じている状態では、供給ポンプから吸い上げられた流体が循環手段により貯蓄部に戻されることになる。また、圧力調整弁が開いている状態でも、供給ポンプを単位時間あたりに通過する流量が、圧力調整弁を単位時間あたりに通過し得る流量よりも大きい場合には、供給ポンプにより吸い上げられた流体の一部が循環手段により貯蓄部に戻されることになる。
このように、貯蓄部に対して流体の流出および流入が行われると、貯蓄部内に流れが発生し、貯蓄部内の流体を攪拌することが可能となる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
図１から図６はこの発明に係る一実施形態を示しており、この実施の形態に係る田植機搭載型流体散布装置（以下、散布装置と略す）は、田植機の苗載せ台Ｓに載せられた苗に農薬液を散布するものである。なお、この農薬液は、顆粒状の農薬を所定の濃度で水に溶解させたものであり、病害虫駆除を目的としたものである。
【００２２】
この散布装置は、田植機に搭載されており、図１に示すように、農薬液を貯蓄する貯蓄槽（貯蓄部）１と、田植え作業と平行して農薬液を散布する散布機構２と、農薬液を貯蓄槽１から散布機構２に供給する供給ポンプ３と、苗載せ台Ｓの往復動作に基づいて作動し、散布機構２による農薬液の散布を田植え作業に同調させて間欠的に行わせる散布動作制御機構４を作動させるための電力を供給する電源機構５とを備えている。
【００２３】
散布機構２は、供給ポンプ３により供給された農薬液を一時的に保持するチャンバー（保持容器）６と、苗載せ台Ｓの下端部に向けて農薬液を散布する複数の散布器７と、チャンバー６の下端部に設けられた複数の電磁弁８と、電磁弁８と散布器７とを接続する複数のホース９とを備えている。
チャンバー６は、供給ポンプ３から農薬液が供給されると、その内部の圧力が上昇する容器であり、電磁弁８を開くことにより、農薬液が、このチャンバー６内の圧力をもって散布器７から散布されることになる。
【００２４】
散布器７は、苗載せ台Ｓの後方に設けられた支持フレーム１０に固定されており、支持フレーム１０は、苗の掻き取り爪Ｐを作動させるギヤボックスＢに固定されている。
電磁弁８は、散布動作制御機構４によりその開閉状態を制御されるものであり、電磁弁８が開いた状態で農薬液がチャンバー６からホース９を通じて散布器７に供給されることになる。
ホース９は、容易に弾性変形させることができるゴムから形成されており、田植機の各部に沿わせて容易に設置できるようになっている。
【００２５】
散布器７は、図２に示すように、苗載せ台Ｓの条数（図中では領域Ｓ１〜Ｓ５に相当）に合わせて複数設けられており、互いに等間隔に配置されている。
電磁弁８は、田植え作業に使用する苗載せ台Ｓの条数を切り換える切換スイッチの数に合わせて複数設けられている。これは、苗載せ台Ｓの領域Ｓ１，Ｓ２および領域Ｓ４，Ｓ５が、それぞれ１つの切換スイッチにて同時に使用状態を切り換えられるためである。したがって、１つの電磁弁８と２つの散布器７，７とを接続するホース９は分岐した形状となっている。
【００２６】
散布器７は、図３，４に示すように、ホース９から供給される農薬液を苗載せ台Ｓに向けて散布する散布ノズル１１と、散布ノズル１１を田植え作業に同調させて間欠的に揺動させる揺動機構１２と、揺動機構１２を収容する収容ケース１３とを備えている。散布ノズル１１は、円筒形の管を略Ｌ字状に形成したものであり、その一端部がホース９に連結されると共に収容ケース１３の底部１３ａから外方に突出している。散布ノズル１１の先端部１１ｂは、農薬液を苗載せ台Ｓの方向（Ｚ方向）に向けて散布できるようになっている。
【００２７】
揺動機構１２は、散布ノズル１１の基端部１１ａに固定された板状部材１４と、板状部材１４の長手方向の一端部に設けられたスプリング１５と、他端部に設けられたソレノイド１６とから構成されている。
スプリング１５は、その一端部が板状部材１４に固定され、その他端部が収容ケース１３に固定されている。
ソレノイド１６は、ソレノイド本体１６ａと、駆動軸１６ｂとからなり、散布動作制御機構４によりその動作を制御されるものである。ソレノイド本体１６ａは、収容ケース１３に固定されている。
【００２８】
ソレノイド１６が作動していない状態においては、スプリング１５の引張力により、駆動軸１６ｂが伸ばされた状態となっている。そして、ソレノイド１６が作動した際には、駆動軸１６ｂが収容ケース１３に固定されたソレノイド本体１６ａの内部に引き込まれることにより、板状部材１４が散布ノズル１１の基端部１１ａとの固定位置を中心に回転し、散布ノズル１１が揺動する。
【００２９】
また、収容ケース１３内に挿入されたホース９の途中には、農薬液が散布ノズル１１側からホース９側に向けて逆流することを防止する逆止弁１７が設けられている。この逆止弁１７は、散布ノズル１１側からホース９に空気が混入することを防止して、各散布器７から散布される農薬液を一定量に保持するためのものである。
【００３０】
散布動作制御機構４は、図１に示すように、苗載せ台Ｓに固定され、散布機構２の動作の契機となる作動契機部２１と、田植機本体Ｍに固定され、作動契機部２１の接近を検出する近接スイッチ２２と、近接スイッチ２２の検出を契機として散布機構２を作動させる制御部２３とを備えている。
作動契機部２１は、図５に示すように、苗載せ台Ｓと共に往復移動するバー２４に取り付けた複数の金属製のボルト２５からなり、このバー２４は、苗載せ台Ｓの裏面に苗載せ台Ｓの移動方向と平行に取り付けられている。
【００３１】
バー２４は、断面コ字状のいわゆるチャネル形状を有し、中央の溝部２４ａを前方に向けた状態で、苗載せ台Ｓの梁部Ｓｘ等にファスニングベルト２６を用いて固定されている。複数のボルト２５は、溝部２４ａの底面に相当する部分に取り付けられており、苗載せ台Ｓの移動幅よりもやや狭い範囲に等間隔に配列されている。
【００３２】
近接スイッチ２２は、バー２４の長さ方向に移動自在に取り付けられ、苗載せ台Ｓの往復動作に伴って移動するボルト２５の接近を磁力線の作用により検出する検出部２２ａを有している。この検出部２２ａは、バー２４に沿って移動可能に取り付けられた台車２７に対して溝部２４ａの底面に向けて固定されている。
【００３３】
台車２７には、両側に車輪２７ａが２個ずつ取り付けられており、これら車輪２７ａをバー２４に設けられたレール部２４ｂに転動可能にかみ合わせることで、バー２４の長さ方向に移動自在となっている。
この近接スイッチ２２は、台車２７と共にバー２４に対して相対移動させて、検出部２２ａがボルト２５の接近を検出する毎にスイッチングされるようになっている。
【００３４】
制御部２３には、図１に示すように、供給ポンプ３を作動させる主スイッチ２３ａと、電磁弁８およびソレノイド１６を動作可能とする切換スイッチ２３ｂとが設けられている。主スイッチ２３ａをＯＮににした状態では、電源機構５から供給ポンプ３に電力が供給され、切換スイッチ２３ｂをＯＮにした状態では、近接スイッチ２２のスイッチングに基づいて電磁弁８およびソレノイド１６が作動できる状態になる。
【００３５】
供給ポンプ３とチャンバー６との間には、チャンバー６内の圧力を一定に保持するための圧力調整弁３１が設けられている。このため、供給ポンプ３が作動し続けても、チャンバー６内の圧力が過剰に増大して、チャンバー６が破損することを防止している。また、供給ポンプ３と圧力調整弁３１との間には、供給ポンプ３により吸い上げられ、チャンバー６内に供給されない農薬液を貯蓄槽１に戻すためのホース（循環手段）３２が設けられている。
【００３６】
以上のように構成された散布装置の使用方法について説明する。
はじめに、育苗箱にて育てた苗の束を苗載せ台Ｓに載せると共に、農薬液を貯蓄槽１に入れる。次いで、主スイッチ２３ａをＯＮにして供給ポンプ３を作動させると共に、切換スイッチ２３ｂをＯＮにして散布機構２が近接スイッチ２２のスイッチングに基づいて作動できる状態にする。
【００３７】
この際には、農薬液が貯蓄槽１から供給ポンプ３を通じてチャンバー６内に農薬液が供給され、チャンバー６内の圧力が上昇する。そして、チャンバー６内の圧力が所定の値に到達した際には、圧力調整弁３１が閉じて農薬液のチャンバー６への供給が停止する。このため、供給ポンプ３により吸い上げられた農薬液は、ホース３２を通じて貯蓄槽１に戻されることになる。
なお、圧力調整弁３１が開いている状態でも、供給ポンプ３を単位時間あたりに通過する流量が、圧力調整弁３１を単位時間あたりに通過し得る流量よりも大きい場合には、供給ポンプ３により吸い上げられた農薬液の一部がホース３２を通じて貯蓄槽１に戻されることになる。
このように、貯蓄槽１に対して農薬液の流出・流入が行われると、貯蓄槽１内に流れが発生し、貯蓄槽１内の農薬液が攪拌されることになる。
【００３８】
そして、田植機による苗の植え付けを開始すると、苗載せ台Ｓは、図６に示すように、掻き取り爪Ｐによる苗の掻き取り動作に同調して、側方（Ｘ方向）に移動する。ここで、掻き取り爪Ｐが一回に掻き取る苗の掻取領域Ｓｂは、苗載せ台Ｓのうち、図中の破線に囲まれた部分であり、苗載せ台Ｓの下端部Ｓａに位置する各掻取領域Ｓｂの苗が、苗載せ台Ｓの移動と共に掻き取り爪Ｐにより順次掻き取られる。その後、下端部Ｓａの苗をすべて掻き取ると、苗の束が苗載せ台Ｓの下端部Ｓａ側にスライドして、苗載せ台ＳがＹ方向に移動しながら掻き取り爪Ｐが順次苗を掻き取ることになる。
【００３９】
以上の植え付け動作の際には、バー２４が苗載せ台Ｓと共に側方に移動し、バー２４に取り付けられた複数のボルト２５が近接スイッチ２２を通過する毎に、近接スイッチ２２が間欠的にスイッチングされる。そして、近接スイッチ２２のスイッチングに同調して散布機構２により苗への農薬液の散布が行われる。
【００４０】
すなわち、近接スイッチ２２がスイッチングされると、電磁弁８が一時的に開いて農薬液が散布ノズル１１から苗載せ台Ｓに向けて散布されると共に、ソレノイド１６の駆動軸１６ａが一回往復移動して散布ノズル１１が揺動する。
この際には、供給ポンプ３の脈動に関係なく、チャンバー６から一定の圧力をもって散布ノズル１１から農薬液が散布されるため、農薬液の散布量は一定となる。そして、散布ノズル１１が揺動した範囲に対応する苗載せ台Ｓの所定部分に農薬液が散布されることになる。ここで、所定部分は、図６に示すように、苗載せ台Ｓの下端部Ｓａの上方側に位置する散布領域Ｓｃを複数に分割した一括散布領域Ｓｃ１〜Ｓｃ４の各領域を示している。
【００４１】
そして、苗載せ台ＳがＸ方向に移動する間には、近接スイッチ２２が検出する毎に、間欠的に農薬液の散布が行われ、農薬液が一括散布領域Ｓｃ１から一括散布領域Ｓｃ４に至るまで順次散布されることになる。
以上の農薬液の散布は、苗載せ台ＳがＹ方向に移動する間にも同様にして行われ、農薬液が、一括散布領域Ｓｃ４から一括散布領域Ｓｃ１に至るまで順次散布されることになる。
【００４２】
田植機による植え付け速度が変化した場合には、苗載せ台Ｓの移動速度が同調して遅くなるため、近接スイッチ２２によるボルト２５の検出の時間間隔が変化する。したがって、近接スイッチ２２のスイッチングに同調する散布機構２による農薬液散布の時間間隔も変化する。
田植機による植え付け動作を続ける間は、上記のような要領で散布機構２から農薬液の散布が間欠的に行われるが、植え付け動作を停止した際には、苗載せ台Ｓの往復移動が停止するため、散布機構２が停止して農薬液の散布が中断されることになる。
【００４３】
上記のように、この田植機搭載型流体散布装置によれば、田植機による田植え作業と平行して農薬液が苗に散布されるため、農作業の作業数削減を図り、農業従事者の体力的な負担を軽減することができる。
【００４４】
また、苗載せ台Ｓと共に作動契機部２１が往復移動する過程で、近接スイッチ２２がボルト２５の接近を検出する毎にその出力を契機として散布機構２の電磁弁８が作動するため、散布機構２が、田植機による植え付け動作と同調して間欠的に農薬液の散布を行うことができる。したがって、植え付け動作の速度に関わらず、散布機構２により苗に所望の量の農薬液を散布することができる。
【００４５】
また、圧力調整弁３１を設けることにより、チャンバー６内の圧力が過剰に上昇することがなく、チャンバー６の破損を防止することができる。
さらに、供給ポンプ３および圧力調整弁３１によりチャンバー６内の圧力が一定に保たれており、電磁弁８が開いた際には、供給ポンプ３の脈動に関係なく、農薬液が散布ノズル１１から外方に向けてこのチャンバー６内の一定の圧力をもって散布されるため、散布器７から散布される農薬液の流量が一定となる。したがって、一定量の農薬液を、容易に苗載せ台Ｓの所望の位置に散布することが可能となる。
【００４６】
さらに、農薬液を散布する際には、揺動機構１２が散布ノズル１１を揺動させるため、一回の散布動作で、苗載せ台Ｓの広い範囲に農薬液を散布することができる。
また、供給ポンプ３およびホース３２により貯蓄槽１内の農薬液が攪拌されるため、農薬液中に含まれる顆粒状の農薬が貯蓄槽１の底部に沈殿することを防ぎ、苗に散布される農薬液の濃度を均一に保つことが可能となる。
【００４７】
なお、上記の実施の形態においては、散布器７は、揺動しながら農薬液を散布する散布ノズル１１を備えたものとしたが、これに限ることはなく、苗載せ台Ｓに載せられた苗に一定量の農薬液を散布できるものであればよい。例えば、農薬液を放射状に散布する散布ノズルを備えたものであってもよく、苗載せ台Ｓの上方から農薬液を間欠的に垂らすものであってもよい。
【００４８】
また、苗載せ台Ｓの条数に合わせて散布器７を複数設けるとしたが、これに限ることはなく、例えば、苗載せ台Ｓの条数に対して１つの散布器だけを設けるとしてもよい。この場合には、１つの散布器に農薬液を散布する散布ノズルを複数設けるとしてもよい。
さらに、田植え作業に使用する苗載せ台Ｓの条数を切り換える切換スイッチの数に合わせて電磁弁８を複数設けるとしたが、例えば、苗載せ台Ｓの条数に合わせて電磁弁８を複数設けるとしてもよい。
【００４９】
また、ホース９は、ゴムから形成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、金属製のパイプであってもよい。
さらに、作動契機部２１は、バー２４に取り付けられた金属製のボルト２５から構成されるとしたが、これに限ることはなく、近接スイッチ２２が磁力線の作用により検出できるものであればよい。
【００５０】
また、例えば、複数のボルト２５の代わりにバー２４の溝部２４ａの底面に複数の突起部を形成し、近接スイッチ２２の代わりに、バー２４の溝部２４ａの底面を走行するローラと、ローラが突起部を乗り越える毎に散布機構２を作動させるスイッチとを田植機本体Ｍに設けるとしてもよい。
【００５１】
さらに、使用する農薬液は、顆粒状の農薬を水に溶解したものとしたが、これに限ることはなく、液体状の農薬液であっても良い。また、病虫害駆除用の農薬液に限ることはなく、苗に散布する流体であればよく、例えば、液体状の肥料であってもよい。
【００５２】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【００５３】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に係る発明によれば、田植機に農薬・肥料等の流体を散布する散布機構が搭載されているため、田植え作業と平行して流体を苗に散布することが可能となり、農作業の作業数削減を図り、農業従事者の体力的な負担を軽減することができる。
【００５４】
また、請求項２に係る発明によれば、散布機構が、田植機による植え付け動作と同調して間欠的に流体散布を行うため、植え付け速度に関わらず、苗に一定量の流体を散布することができる。
【００５５】
また、請求項３に係る発明によれば、散布動作制御機構が苗載せ台の往復動作に基づいて作動するため、植え付け速度に関わらず、散布機構により苗に所望の量の流体を散布することができる。
【００５６】
また、請求項４に係る発明によれば、近接スイッチが作動契機部の接近を検出する毎にその出力を契機として散布機構が作動するため、散布機構により苗に所望の量の流体を散布することができる。
【００５７】
また、請求項５に係る発明によれば、散布動作制御機構により電磁弁の開閉が制御されるため、植え付け動作と同調させて間欠的に散布器から流体を散布することが可能となる。
【００５８】
また、請求項６に係る発明によれば、流体が散布器から外方に向けて保持容器内の圧力をもって散布されるため、供給ポンプの脈動に関係なく、安定した圧力で流体が散布されることになり、流体を苗載せ台の所望の位置に散布することが可能となる。
【００５９】
また、請求項７に係る発明によれば、散布ノズルを揺動させることにより、一回の散布動作で、広い範囲にわたって流体を散布することができる。
【００６０】
また、請求項８に係る発明によれば、圧力調整弁を設けることにより、保持容器内の圧力が過剰に上昇することがなく、保持容器の破損を防止することができる。
また、供給ポンプおよび循環手段により貯蓄部内の流体を攪拌するため、貯蓄部内の流体中に含まれる農薬・肥料の有効成分の偏りを防いで、苗に散布される流体の濃度を均一に保つことが可能となる。
また、供給ポンプおよび圧力調整弁により保持容器内の圧力が一定に保たれるため、電磁弁が開いた際に散布器から散布される流体の流量が一定となり、容易に所望の流体量を苗に散布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態に係る田植機搭載型流体散布装置を示す概略構成図である。
【図２】図１の田植機搭載型流体散布装置において、散布機構を示す概略構成図である。
【図３】図１の田植機搭載型流体散布装置において、散布器を示す平面図である。
【図４】図１の田植機搭載型流体散布装置において、散布器を示す側面図である。
【図５】図１の田植機搭載型流体散布装置において、散布動作制御機構を示す斜視図である。
【図６】図１の田植機搭載型流体散布装置において、農薬液を散布する苗載せ台の散布領域を示す概略図である。
【符号の説明】
１…貯蓄槽（貯蓄部）、２…散布機構、３…供給ポンプ、４…散布動作制御機構、６…チャンバー（保持容器）、７…散布器、８…電磁弁、１１…散布ノズル、１２…揺動機構、２１…作動契機部、２２…近接スイッチ、２３…制御部、３１…圧力調整弁、３２…ホース（循環手段）、Ｍ…田植機本体、Ｓ…苗載せ台[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a rice transplanter-mounted fluid spraying device that is mounted on a rice transplanter and sprays fluids such as pesticides and fertilizers in parallel with rice transplanting work.
[0002]
[Prior art]
In rice cultivation, seedlings are generally germinated and planted in rice fields by the following procedure. First, seeds are seeded and germinated in a box provided with a nursery and grown until they reach a certain size. Here, the box used is called a nursery box and is made according to a certain standard. Next, the seedlings grown to a certain size in the nursery box are placed on a rice transplanter and planted in paddy fields.
By the way, immediately before planting a seedling in a paddy field, a granular pesticide for controlling pests is sprayed on the seedling source. Conventionally, this pesticide spraying has been performed before placing seedlings on a rice transplanter using a sprayer, as shown in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-281157.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, recently, the aging of the agricultural workers is progressing, so that severe agricultural work is often avoided, and it is desired to reduce the number of agricultural work as much as possible.
However, in the above-mentioned conventional technology, a pesticide is sprayed in a seedling box, and then the seedlings are placed on a rice transplanter and planted in a paddy field. there were.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and a rice transplanter-mounted type that can reduce the number of agricultural operations by spraying a fluid such as a pesticide / fertilizer onto seedlings in parallel with the rice transplanting operation. It is an object to provide a fluid distribution device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention proposes the following means.
The invention according to claim 1 is a rice transplanter mounted type fluid spraying device that is mounted on a rice transplanter and sprays a fluid such as an agricultural chemical or a fertilizer, wherein a storage unit that stores the fluid, and the fluid is spread on the rice transplanter. There is proposed a rice transplanter-mounted fluid spraying device, comprising: a spraying mechanism for spraying the seedlings placed thereon; and a supply pump for supplying the fluid from the storage section to the spraying mechanism.
[0006]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the fluid spraying apparatus mounted with a rice transplanter according to the present invention, a fluid such as an agricultural chemical or a fertilizer is supplied from the storage unit to the spraying mechanism by the supply pump, and is sprayed on the seedling mounted on the rice transplanter by the spraying mechanism. Therefore, fluids such as pesticides and fertilizers can be sprayed on the seedlings in parallel with the rice planting operation, and the number of agricultural operations can be reduced.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the fluid spraying apparatus of the first aspect, the spraying operation control is performed such that the fluid spraying by the spraying mechanism is intermittently performed in synchronization with the planting operation of the rice transplanter. A rice planter-mounted fluid spraying device characterized by having a mechanism is proposed.
[0008]
According to the rice transplanter-mounted fluid spraying apparatus according to the present invention, since the spraying mechanism intermittently sprays the fluid in synchronization with the planting operation by the rice transplanter, regardless of the planting speed, a certain amount of fluid is applied to the seedlings. Can be sprayed.
That is, for example, when the planting speed is reduced, the time interval of fluid spraying is increased by the spraying operation control mechanism, and when the planting speed is increased, the time interval of fluid spraying is shortened, so that the seedlings are reduced. The amount of the fluid sprayed on the substrate can be kept constant.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, in the rice transplanter-mounted type fluid sprayer according to the second aspect, the spraying operation control mechanism operates based on a reciprocating operation of a seedling mounting table provided in the rice transplanter. A rice planter-mounted fluid spraying device characterized by the following features.
[0010]
According to the fluid spraying device mounted on a rice transplanter according to the present invention, the spraying operation control mechanism operates based on the reciprocating operation of the seedling mounting table. Here, since the reciprocating operation of the seedling mounting is operating in synchronization with the planting operation of the rice transplanter, for example, if the planting operation is slow, the reciprocating operation of the seedling mounting is also slow, and if the planting operation is fast, The reciprocating operation of the seedling mounting table also becomes faster. Therefore, regardless of the planting speed, a desired amount of fluid can be sprayed on the seedlings by the spraying mechanism.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the fluid spraying apparatus of the third aspect, the spraying operation control mechanism is attached to a seedling mounting provided in the rice transplanter. And an operation trigger portion which reciprocates together and serves as a trigger for operation of the spraying mechanism, and an operation trigger portion which is attached to the rice transplanter body toward the seedling mounting table and moves with the reciprocating operation of the seedling mounting table. And a control unit that activates the spraying mechanism in response to detection of the operation trigger unit by the proximity switch.
[0012]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the rice transplanter mounted fluid spraying apparatus which concerns on this invention, a proximity switch detects approach of an operation trigger part in the process of an operation trigger part reciprocating with a seedling mounting table, and a proximity switch detects approach of an operation trigger part. Every time the output is triggered, the spraying mechanism is activated. Therefore, a desired amount of fluid can be sprayed on the seedlings by the spraying mechanism.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the rice transplanter-mounted type fluid spraying device according to any one of the second to fourth aspects, wherein at least one sprayer for spraying the fluid, the sprayer, and the supply pump. And an at least one electromagnetic valve provided between the two, and the opening and closing of the electromagnetic valve is controlled by the spraying operation control mechanism.
[0014]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the rice transplanter mounted type fluid spraying apparatus which concerns on this invention, since opening and closing of a solenoid valve are controlled by a spraying operation control mechanism, it is possible to intermittently spray a fluid from a sprayer in synchronization with a planting operation. Become.
[0015]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fluid spraying apparatus of the fifth embodiment, the spraying mechanism is provided between the supply pump and the solenoid valve, and is supplied from the supply pump. A holding container for temporarily holding the fluid,
At least in a state where the electromagnetic valve is closed, when a fluid is supplied from the supply pump, the pressure in the holding container is increased, the rice transplanter mounted type fluid spraying device characterized by the fact that it is proposed I have.
[0016]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the rice transplanter mounted fluid spraying apparatus which concerns on this invention, a fluid is supplied to a holding container from a supply pump at least in the state which closed the solenoid valve, and the pressure in a holding container rises. When the solenoid valve is opened from this state, the fluid is sprayed outward from the sprayer with the pressure in the holding container. Therefore, the fluid is sprayed at a stable pressure regardless of the pulsation of the supply pump, and the fluid can be sprayed to a desired position on the seedling mounting table.
[0017]
According to a seventh aspect of the present invention, in the fluid spraying apparatus of the fifth or sixth aspect, the spraying mechanism includes a spraying nozzle for spraying a fluid, and a swinging nozzle for swinging the spraying nozzle. And an operation mechanism of the oscillating mechanism is controlled by the spraying operation control mechanism.
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the fluid spraying apparatus mounted with a rice transplanter according to this invention, the spraying nozzle is swung by the swinging mechanism, so that a single spraying operation can spray the fluid over a wide range.
[0018]
The invention according to claim 8 is the rice transplanter-mounted fluid spraying device according to claim 6 or 7, wherein the pressure in the holding container is kept constant between the supply pump and the holding container. A pressure setting valve for holding the pressure setting valve is provided, and a circulating means for returning the fluid sucked up by the supply pump to the storage unit in a state where at least the pressure control valve is closed is provided. is suggesting.
[0019]
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the fluid dispersing apparatus mounted on a rice transplanter according to the present invention, when the electromagnetic valve is closed, the supply pump supplies the fluid into the holding container and increases the pressure in the holding container. Then, when the pressure in the holding container reaches a predetermined value, the pressure regulating valve closes and the flow of the fluid into the holding container is stopped. Therefore, the pressure in the holding container is not excessively increased, and damage to the holding container can be prevented.
Further, since the pressure in the holding container is kept constant by the supply pump and the pressure regulating valve, the flow rate of the fluid sprayed from the sprayer when the solenoid valve is opened becomes constant, and the desired amount of fluid can be easily adjusted. Can be sprayed.
[0020]
When the pressure regulating valve is closed, the fluid sucked from the supply pump is returned to the storage unit by the circulating means. In addition, even when the pressure regulating valve is open, if the flow rate that passes through the supply pump per unit time is larger than the flow rate that can pass through the pressure regulating valve per unit time, the fluid sucked up by the supply pump Is returned to the saving unit by the circulation means.
As described above, when the fluid flows into and out of the storage unit, a flow is generated in the storage unit, and the fluid in the storage unit can be stirred.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 to FIG. 6 show an embodiment according to the present invention. A rice transplanter-mounted fluid spraying device (hereinafter abbreviated as a spraying device) according to this embodiment is mounted on a seedling mounting table S of a rice transplanter. A pesticide solution is sprayed on the obtained seedlings. This pesticide solution is obtained by dissolving a granular pesticide in water at a predetermined concentration, and is intended for controlling pests.
[0022]
This spraying device is mounted on a rice transplanter, and as shown in FIG. 1, a storage tank (storage section) 1 for storing an agricultural chemical liquid, a spraying mechanism 2 for spraying the agricultural chemical liquid in parallel with the rice planting operation, The supply pump 3 for supplying the pesticide solution from the storage tank 1 to the spraying mechanism 2 operates based on the reciprocating operation of the seedling mounting table S, and the spraying of the pesticide solution by the spraying mechanism 2 is performed intermittently in synchronization with the rice planting operation. And a power supply mechanism 5 for supplying electric power for operating the spraying operation control mechanism 4 to be spread.
[0023]
The spraying mechanism 2 includes a chamber (holding container) 6 for temporarily holding the pesticide liquid supplied by the supply pump 3, a plurality of sprayers 7 for spraying the pesticide liquid toward the lower end of the seedling mounting table S, A plurality of solenoid valves 8 provided at the lower end of the chamber 6 and a plurality of hoses 9 connecting the solenoid valve 8 and the sprayer 7 are provided.
The chamber 6 is a container whose internal pressure increases when the pesticide liquid is supplied from the supply pump 3. By opening the solenoid valve 8, the pesticide liquid is supplied from the sprayer 7 with the pressure in the chamber 6. Will be sprayed.
[0024]
The sprayer 7 is fixed to a support frame 10 provided behind the seedling mounting table S, and the support frame 10 is fixed to a gear box B for operating a seedling scraping claw P.
The opening and closing state of the electromagnetic valve 8 is controlled by the spraying operation control mechanism 4, and the pesticide solution is supplied from the chamber 6 to the sprayer 7 through the hose 9 with the electromagnetic valve 8 opened.
The hose 9 is made of rubber that can be easily elastically deformed, and can be easily installed along each part of the rice transplanter.
[0025]
As shown in FIG. 2, a plurality of sprayers 7 are provided in accordance with the number of seedling mounting tables S (corresponding to regions S1 to S5 in the figure), and are arranged at equal intervals.
A plurality of solenoid valves 8 are provided in accordance with the number of changeover switches for changing the number of rows of the seedling mounting tables S used for rice planting work. This is because the use state of the regions S1 and S2 and the regions S4 and S5 of the seedling mounting table S can be simultaneously switched by one switch. Therefore, the hose 9 connecting one electromagnetic valve 8 and the two sprayers 7 has a branched shape.
[0026]
As shown in FIGS. 3 and 4, the sprayer 7 sprays the pesticide solution supplied from the hose 9 toward the seedling mounting table S, and intermittently synchronizes the spray nozzle 11 with the rice planting operation. The swing mechanism 12 includes a swing mechanism 12 for swinging, and a housing case 13 that houses the swing mechanism 12. The spray nozzle 11 is formed by forming a cylindrical tube into a substantially L-shape. One end of the spray nozzle 11 is connected to the hose 9 and protrudes outward from the bottom 13 a of the housing case 13. The tip 11b of the spray nozzle 11 can spray the pesticide solution in the direction of the seedling mounting table S (Z direction).
[0027]
The swing mechanism 12 includes a plate-like member 14 fixed to the base end 11a of the spray nozzle 11, a spring 15 provided at one end in the longitudinal direction of the plate-like member 14, and a solenoid provided at the other end. 16.
The spring 15 has one end fixed to the plate member 14 and the other end fixed to the housing case 13.
The solenoid 16 includes a solenoid main body 16a and a drive shaft 16b, and its operation is controlled by the spraying operation control mechanism 4. The solenoid body 16a is fixed to the housing case 13.
[0028]
When the solenoid 16 is not operated, the drive shaft 16b is extended by the tensile force of the spring 15. When the solenoid 16 is operated, the drive shaft 16b is drawn into the solenoid body 16a fixed to the housing case 13, so that the plate-shaped member 14 is fixed to the base end portion 11a of the spraying nozzle 11. , And the spraying nozzle 11 swings.
[0029]
A check valve 17 is provided in the middle of the hose 9 inserted into the storage case 13 to prevent the pesticide solution from flowing backward from the spray nozzle 11 toward the hose 9. The check valve 17 is for preventing air from being mixed into the hose 9 from the spray nozzle 11 side, and for maintaining a certain amount of the pesticide solution sprayed from each sprayer 7.
[0030]
As shown in FIG. 1, the spraying operation control mechanism 4 is fixed to the seedling mounting table S, and is an operation trigger unit 21 that triggers the operation of the spraying mechanism 2, and is fixed to the rice transplanter main body M, and A proximity switch 22 for detecting approach and a control unit 23 for operating the spraying mechanism 2 in response to the detection of the proximity switch 22 are provided.
As shown in FIG. 5, the operation trigger unit 21 includes a plurality of metal bolts 25 attached to a bar 24 that reciprocates with the seedling mounting table S. The bar 24 is mounted on the back surface of the seedling mounting table S. It is mounted parallel to the direction of movement of the platform S.
[0031]
The bar 24 has a so-called channel shape having a U-shaped cross section, and is fixed to the beam portion Sx of the seedling mounting table S or the like using a fastening belt 26 with the central groove portion 24a facing forward. The plurality of bolts 25 are attached to a portion corresponding to the bottom surface of the groove 24a, and are arranged at equal intervals in a range slightly smaller than the movement width of the seedling mounting table S.
[0032]
The proximity switch 22 is movably attached in the length direction of the bar 24, and has a detection unit 22a that detects the approach of the bolt 25 that moves with the reciprocation of the seedling mounting table S by the action of the magnetic force lines. The detection unit 22a is fixed to a carriage 27 movably mounted along the bar 24 toward the bottom surface of the groove 24a.
[0033]
Two wheels 27a are attached to both sides of the carriage 27, and the wheels 27a are rotatably engaged with the rails 24b provided on the bar 24, so that the wheels 27a are movable in the length direction of the bar 24. It has become.
The proximity switch 22 is moved relative to the bar 24 together with the carriage 27, and is switched each time the detection unit 22a detects the approach of the bolt 25.
[0034]
As shown in FIG. 1, the control unit 23 is provided with a main switch 23a for operating the supply pump 3, and a changeover switch 23b for operating the solenoid valve 8 and the solenoid 16. When the main switch 23a is turned on, power is supplied from the power supply mechanism 5 to the supply pump 3. When the changeover switch 23b is turned on, the solenoid valve 8 and the solenoid 16 operate based on the switching of the proximity switch 22. You can do it.
[0035]
A pressure regulating valve 31 is provided between the supply pump 3 and the chamber 6 for keeping the pressure in the chamber 6 constant. For this reason, even if the supply pump 3 continues to operate, the pressure in the chamber 6 is prevented from being excessively increased and the chamber 6 is prevented from being damaged. A hose (circulation means) 32 is provided between the supply pump 3 and the pressure regulating valve 31 for returning the agrochemical liquid sucked up by the supply pump 3 and not supplied into the chamber 6 to the storage tank 1. .
[0036]
A method of using the spraying device configured as described above will be described.
First, a bundle of seedlings grown in the seedling raising box is placed on the seedling mounting table S, and the pesticide solution is put into the storage tank 1. Next, the main switch 23a is turned on to operate the supply pump 3, and the changeover switch 23b is turned on so that the spraying mechanism 2 can be operated based on the switching of the proximity switch 22.
[0037]
At this time, the pesticide solution is supplied into the chamber 6 from the storage tank 1 through the supply pump 3, and the pressure in the chamber 6 increases. When the pressure in the chamber 6 reaches a predetermined value, the pressure regulating valve 31 closes and the supply of the pesticide solution to the chamber 6 stops. Therefore, the pesticide solution sucked up by the supply pump 3 is returned to the storage tank 1 through the hose 32.
In addition, even when the pressure regulating valve 31 is open, if the flow rate that passes through the supply pump 3 per unit time is larger than the flow rate that can pass through the pressure regulating valve 31 per unit time, the supply pump 3 Part of the sucked-up pesticide liquid is returned to the storage tank 1 through the hose 32.
When the outflow / inflow of the pesticide liquid is performed into the storage tank 1 in this manner, a flow is generated in the storage tank 1 and the pesticide liquid in the storage tank 1 is stirred.
[0038]
Then, when the planting of the seedlings by the rice transplanter is started, the seedling mounting table S moves to the side (X direction) in synchronization with the operation of scraping the seedlings by the scraping nails P as shown in FIG. Here, the scraping area Sb of the seedling that the scraping nail P scrapes at one time is a portion of the seedling mounting S surrounded by a broken line in the drawing, and is located at the lower end Sa of the seedling mounting S. The seedlings in each of the scraping areas Sb are sequentially scraped off by the scraping claws P as the seedling mounting table S moves. Thereafter, when all the seedlings at the lower end portion Sa are scraped, the bundle of seedlings slides toward the lower end portion Sa of the seedling mounting base S, and while the seedling mounting base S moves in the Y direction, the scraping claws P sequentially remove the seedlings. I will scrape it.
[0039]
In the above planting operation, the bar 24 moves sideways together with the seedling mounting table S, and each time a plurality of bolts 25 attached to the bar 24 pass through the proximity switch 22, the proximity switch 22 is intermittently moved. Is switched. Then, the spraying mechanism 2 sprays the pesticide solution on the seedlings in synchronization with the switching of the proximity switch 22.
[0040]
That is, when the proximity switch 22 is switched, the electromagnetic valve 8 is temporarily opened to spray the pesticide liquid from the spray nozzle 11 toward the seedling mounting table S, and the drive shaft 16a of the solenoid 16 reciprocates once. Then, the spray nozzle 11 swings.
In this case, regardless of the pulsation of the supply pump 3, the pesticide liquid is sprayed from the spray nozzle 11 with a constant pressure from the chamber 6, so that the spray amount of the pesticide liquid is constant. Then, the pesticide solution is sprayed on a predetermined portion of the seedling mounting table S corresponding to the range in which the spray nozzle 11 swings. Here, the predetermined portion indicates, as shown in FIG. 6, each of the collective application areas Sc 1 to Sc 4 obtained by dividing the application area Sc located above the lower end portion Sa of the seedling mounting table S into a plurality.
[0041]
Then, while the seedling mounting table S moves in the X direction, each time the proximity switch 22 detects, the pesticide liquid is intermittently sprayed, and the pesticide liquid moves from the collective spray area Sc1 to the collective spray area Sc4. Will be sprayed sequentially.
The above-described spraying of the pesticide liquid is performed in the same manner while the seedling mounting table S moves in the Y direction, and the pesticide liquid is sequentially sprayed from the collective spraying area Sc4 to the collective spraying area Sc1. .
[0042]
When the planting speed by the rice transplanter changes, the moving speed of the seedling mounting table S is synchronously reduced, so that the time interval for detecting the bolt 25 by the proximity switch 22 changes. Therefore, the time interval of the spraying of the pesticide liquid by the spraying mechanism 2 synchronized with the switching of the proximity switch 22 also changes.
While the planting operation by the rice transplanter is continued, the spraying of the pesticide liquid from the spraying mechanism 2 is performed intermittently as described above. Therefore, the spraying mechanism 2 is stopped, and the spraying of the pesticide liquid is interrupted.
[0043]
As described above, according to this rice transplanter-mounted fluid spraying device, the pesticide solution is sprayed on the seedlings in parallel with the rice transplanting operation by the rice transplanter, so that the number of agricultural operations is reduced, and Burden can be reduced.
[0044]
In addition, in the process in which the operation trigger unit 21 reciprocates together with the seedling mounting table S, the output of the proximity switch 22 detects the approach of the bolt 25 to trigger the electromagnetic valve 8 of the spraying mechanism 2, so that the spraying mechanism is activated. 2 can intermittently spray the agrochemical solution in synchronization with the planting operation by the rice transplanter. Therefore, regardless of the speed of the planting operation, the spraying mechanism 2 can spray a desired amount of the pesticide solution on the seedlings.
[0045]
Further, by providing the pressure adjusting valve 31, the pressure in the chamber 6 does not excessively increase, and the damage of the chamber 6 can be prevented.
Further, the pressure in the chamber 6 is kept constant by the supply pump 3 and the pressure regulating valve 31, and when the electromagnetic valve 8 is opened, the pesticide solution is sprayed from the spray nozzle 11 regardless of the pulsation of the supply pump 3. Since the water is sprayed outward at a constant pressure in the chamber 6, the flow rate of the agricultural chemical liquid sprayed from the sprayer 7 is constant. Therefore, it is possible to easily spray a certain amount of the pesticide solution to a desired position on the seedling mounting table S.
[0046]
Further, when spraying the pesticide solution, the swing mechanism 12 swings the spray nozzle 11, so that a single spraying operation can spray the pesticide solution over a wide range of the seedling mounting table S.
Further, since the pesticide solution in the storage tank 1 is stirred by the supply pump 3 and the hose 32, the granular pesticide contained in the pesticide liquid is prevented from settling at the bottom of the storage tank 1, and is sprayed on the seedlings. It is possible to keep the concentration of the pesticide solution uniform.
[0047]
In the above-described embodiment, the sprayer 7 is provided with the spray nozzle 11 for spraying the pesticide solution while swinging. However, the sprayer 7 is not limited to this, and is mounted on the seedling mounting table S. What is necessary is just to be able to spray a fixed amount of pesticide solution to seedlings. For example, it may be provided with a spray nozzle for spraying a pesticide solution radially, or may be a type intermittently dropping a pesticide solution from above the seedling mounting table S.
[0048]
In addition, a plurality of sprayers 7 are provided in accordance with the number of seedling platforms S. However, the present invention is not limited to this. For example, only one sprayer may be provided for the number of seedling platforms S. Good. In this case, a single sprayer may be provided with a plurality of spray nozzles for spraying the pesticide liquid.
Further, a plurality of solenoid valves 8 are provided in accordance with the number of changeover switches for switching the number of seedling mountings S used for rice planting work. For example, a plurality of electromagnetic valves 8 are provided in accordance with the number of seedling mountings S. It may be provided.
[0049]
The hose 9 is made of rubber, but is not limited to this, and may be, for example, a metal pipe.
Furthermore, although the actuation trigger unit 21 is configured by the metal bolt 25 attached to the bar 24, the invention is not limited to this, and it is sufficient if the proximity switch 22 can be detected by the action of the magnetic force lines.
[0050]
Also, for example, a plurality of protrusions are formed on the bottom surface of the groove 24a of the bar 24 instead of the plurality of bolts 25, and a roller that runs on the bottom surface of the groove 24a of the bar 24 instead of the proximity switch 22; The rice transplanter main body M may be provided with a switch that activates the spraying mechanism 2 every time the vehicle crosses the section.
[0051]
Further, the pesticide solution used is a solution obtained by dissolving a granular pesticide in water, but is not limited to this, and may be a liquid pesticide solution. Further, the liquid is not limited to the pesticide liquid for controlling pests and insects, and may be any fluid that is sprayed on the seedlings. For example, a liquid fertilizer may be used.
[0052]
As described above, the embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings. However, the specific configuration is not limited to this embodiment, and includes a design change or the like without departing from the gist of the present invention.
[0053]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, since the rice transplanter is provided with the spraying mechanism for spraying the fluid such as pesticides and fertilizers, the fluid is sprayed on the seedlings in parallel with the rice transplanting operation. It is possible to reduce the number of farming operations and reduce the physical burden on farmers.
[0054]
According to the second aspect of the present invention, since the spraying mechanism intermittently sprays the fluid in synchronization with the planting operation by the rice transplanter, it is possible to spray a certain amount of fluid to the seedlings regardless of the planting speed. Can be.
[0055]
According to the third aspect of the invention, since the spraying operation control mechanism operates based on the reciprocating operation of the seedling mounting table, the spraying mechanism sprays a desired amount of fluid on the seedlings regardless of the planting speed. Can be.
[0056]
According to the invention according to claim 4, the spraying mechanism is triggered by the output each time the proximity switch detects the approach of the operating trigger, so that the spraying mechanism sprays the seedling with a desired amount of fluid. be able to.
[0057]
According to the fifth aspect of the invention, since the opening and closing of the electromagnetic valve is controlled by the spraying operation control mechanism, it is possible to intermittently spray the fluid from the sprayer in synchronization with the planting operation.
[0058]
According to the invention of claim 6, since the fluid is sprayed outward from the sprayer with the pressure in the holding container, the fluid is sprayed at a stable pressure regardless of the pulsation of the supply pump. That is, it is possible to spray the fluid to a desired position on the seedling mounting table.
[0059]
Further, according to the invention of claim 7, the fluid can be sprayed over a wide range by one spraying operation by swinging the spray nozzle.
[0060]
According to the eighth aspect of the invention, by providing the pressure adjusting valve, the pressure in the holding container does not excessively increase, and the holding container can be prevented from being damaged.
In addition, since the fluid in the storage unit is agitated by the supply pump and the circulating means, the concentration of the fluid sprayed on the seedlings is kept uniform by preventing the active components of the pesticides and fertilizers contained in the fluid in the storage unit from being biased. Becomes possible.
Further, since the pressure in the holding container is kept constant by the supply pump and the pressure regulating valve, the flow rate of the fluid sprayed from the sprayer when the solenoid valve is opened becomes constant, and the desired amount of fluid can be easily adjusted. Can be sprayed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a rice transplanter-mounted fluid spraying apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a spraying mechanism in the rice transplanter-mounted fluid spraying apparatus of FIG.
FIG. 3 is a plan view showing a sprayer in the fluid sprayer mounted on the rice transplanter of FIG. 1;
FIG. 4 is a side view showing a sprayer in the fluid transplanter mounted on the rice transplanter shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a perspective view showing a spraying operation control mechanism in the fluid spraying apparatus mounted on the rice transplanter of FIG. 1;
FIG. 6 is a schematic view showing a spray area of a seedling mounting table for spraying an agrochemical solution in the fluid spraying apparatus mounted on the rice transplanter of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Storage tank (storage part), 2 ... Spraying mechanism, 3 ... Supply pump, 4 ... Spraying operation control mechanism, 6 ... Chamber (holding container), 7 ... Sprayer, 8 ... Solenoid valve, 11 ... Spraying nozzle, 12 ... Oscillating mechanism, 21... Trigger part, 22... Proximity switch, 23... Control part, 31... Pressure regulating valve, 32. Hose (circulation means), M.

Claims

A rice transplanter-mounted fluid spraying device that is mounted on a rice transplanter and sprays fluids such as pesticides and fertilizers,
A storage unit that stores the fluid, a spraying mechanism that sprays the fluid on seedlings mounted on the rice transplanter, and a supply pump that supplies the fluid from the storage unit to the spraying mechanism. Fluid sprayer mounted on rice transplanter.

2. The rice transplanter-mounted fluid spraying apparatus according to claim 1, further comprising a spraying operation control mechanism that intermittently performs fluid spraying by the spraying mechanism in synchronization with the planting operation of the rice transplanter. 3.

The rice transplanter-mounted fluid sprayer according to claim 2, wherein the spraying operation control mechanism operates based on a reciprocating operation of a seedling mounting table provided in the rice transplanter.

The spraying operation control mechanism is attached to a seedling mounting provided in the rice transplanter, and reciprocates with the seedling mounting to actuate the spraying mechanism to actuate the operation trigger unit,
A proximity switch attached to the rice transplanter main body toward the seedling mounting table, and detecting an approach of an operation trigger portion moving with the reciprocating operation of the seedling mounting table,
The rice transplanter-mounted type fluid spraying apparatus according to claim 3, further comprising: a control unit that operates the spraying mechanism in response to detection of the operation trigger by the proximity switch.

The spraying mechanism includes at least one sprayer for spraying a fluid, and at least one solenoid valve provided between the sprayer and the supply pump,
5. The fluid spraying apparatus according to claim 2, wherein opening and closing of the solenoid valve is controlled by the spraying operation control mechanism. 6.

The spraying mechanism includes a holding container that is provided between the supply pump and the electromagnetic valve and temporarily holds a fluid supplied from the supply pump, and in a state where at least the electromagnetic valve is closed. The rice transplanter-mounted type fluid spraying apparatus according to claim 5, wherein the pressure in the holding container increases when fluid is supplied from the supply pump.

The spraying mechanism includes a spraying nozzle that sprays a fluid, and a swing mechanism that swings the spraying nozzle,
The operation of the rocking mechanism is controlled by the spraying operation control mechanism. The rice transplanter-mounted type fluid spraying apparatus according to claim 5 or 6, wherein the operation is controlled by the spraying operation control mechanism.

A pressure regulating valve is provided between the supply pump and the holding container to keep the pressure in the holding container constant,
9. The rice transplanter mounted type according to claim 6, further comprising a circulating means for returning the fluid sucked up by the supply pump to the storage section at least in a state where the pressure regulating valve is closed. Fluid spraying device.