JP2004014839A - Winding machine of toroidal core - Google Patents

Winding machine of toroidal core Download PDF

Info

Publication number
JP2004014839A
JP2004014839A JP2002166862A JP2002166862A JP2004014839A JP 2004014839 A JP2004014839 A JP 2004014839A JP 2002166862 A JP2002166862 A JP 2002166862A JP 2002166862 A JP2002166862 A JP 2002166862A JP 2004014839 A JP2004014839 A JP 2004014839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
toroidal core
toroidal
core
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002166862A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Takaaki Nagai
永 井 隆 昭
Kazuhiro Takeuchi
竹 内 一 浩
Mitsuyoshi Kazama
風 間 光 義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nagata Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagata Seiki Co Ltd filed Critical Nagata Seiki Co Ltd
Priority to JP2002166862A priority Critical patent/JP2004014839A/en
Priority to PCT/JP2003/007218 priority patent/WO2003105166A1/en
Priority to AU2003242256A priority patent/AU2003242256A1/en
Priority to DE10392460T priority patent/DE10392460T5/en
Priority to CNB038131161A priority patent/CN100342465C/en
Publication of JP2004014839A publication Critical patent/JP2004014839A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/08Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a winding machine of a toroidal core for forming a common mode toroidal coil where a counterclockwise wire is wound at the half of the toroidal core and a clockwise wire is wound at the half. <P>SOLUTION: The winding machine of a toroidal core comprises a first wire terminal chucking apparatus 25 for pinching the end of a wire 24, a wire winding apparatus 3 having a roller 28 for moving around a toroidal core pinching apparatus 6 in an elliptical orbit, a second wire terminal chucking apparatus 40 located in the radius direction of an operation region in the roller 28 that moves in an elliptical orbit, and a cutting apparatus for cutting the wire 24 wound around the toroidal core 21 and the wire 24 between the first wire terminal chucking apparatus 25 and the second one 40. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トロイダルコアの半分にワイヤの右巻き部分を設け、半分にワイヤの左巻き部分を設けて構成されるコモンモードトロイダルコイルの製造を可能にするトロイダルコアの巻線機に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子部品として用いられているトロイダルコイルには、トロイダルコアの全部または一部にワイヤを一方向にらせん状に巻き付けたトロイダルコイルと、トロイダルコアの半分にワイヤの右巻き部分を設け、半分にワイヤの左巻き部分を設けたコモンモードトロイダルコイルがある。
【0003】
コモンモードトロイダルコイルは、同相型の信号に対して巻き線がコア内の磁束を互いに強め合うように結線されるので、同相型の高周波電流に対してフロートバランス型のラインフィルターと同じ働きをし、また、差動型の信号に対して巻き線がコア内の磁束を打ち消す方向に結線されるので、差動信号に対して漏れ磁束が発生することを利用して差動型の高周波信号を阻止する働きをすることが分かっている。
【0004】
一般に、トロイダルコイルは、作業員がワイヤを手作業でトロイダルコアに巻き付けることで作られている。トロイダルコアに巻き付けられるワイヤの巻き付け回数は、作業員の目視により行うのが通常である。ワイヤをトロイダルコアに巻き付ける際に、作業員の熟練度が高ければ、トロイダルコアに巻き付けられるワイヤの巻き付け回数のバラツキは回避できるものの、作業員の熟練度が低いと、所定巻き数のトロイダルコイルより巻き数の多いまたは少ないトロイダルコイルも作られてしまう。そのため、トロイダルコイルの巻き数の管理を別作業で行うことが必要となる。
【0005】
また、手作業で作られるトロイダルコイルは、作業員の熟練度が高ければトロイダルコアに巻き付けられるワイヤのピッチを一定にすることはできるものの、作業員の熟練度が低いと、巻き付けられるワイヤのピッチを均等にすることが難しく、均一な品質の確保ができずに不良品をつくってしまう。
【0006】
上記手作業で作られるトロイダルコイルの問題点を解消するために、トロイダルコイルを機械的手段により作るようにしたトロイダルコアの巻線機が開発されている。
【0007】
上記トロイダルコアの巻線機は、たとえば、特開2000−182875号公報に記載されているように、トロイダルコアを挟持するトロイダルコア挟持装置と、ワイヤの端部を挟持するワイヤ端末チャック装置と、トロイダルコアの上面側のワイヤをトロイダルコアの下面側に導くワイヤ係止装置と、トロイダルコアの下面側に導かれたワイヤをトロイダルコアの回りに巻き付けるワイヤ巻回装置とを有する。
【0008】
上記トロイダルコアの巻線機は、所定長さに切断したワイヤの端部を端末チャック装置で挟持し、端末チャック装置に挟持されたワイヤをワイヤ巻回装置により一方向に回動するトロイダルコアに数回巻き付け、端末チャック装置と第1回の巻き部分との間のワイヤをカッター装置により切断し、ワイヤをワイヤ巻回装置により一方向に回動するトロイダルコアに所定回数巻き付け、最終の巻き部分に続くワイヤをカッター装置により切断することでトロイダルコアにワイヤを一方向にらせん状に巻き付けたトロイダルコイルを製造する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記トロイダルコアの巻線機は、ワイヤを一方向に回動するトロイダルコアに連続して巻き付けることでトロイダルコイルを製造するので、作られるトロイダルコイルは、トロイダルコアにワイヤを一方向にらせん状に巻き付けた構成のものに限られ、トロイダルコアの半分にワイヤの右巻き部分を設け、半分にワイヤの左巻き部分を設けたコモンモードトロイダルコイルを製造することができない。
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するために、コモンモードトロイダルコイルを作ることを可能にするトロイダルコアの巻線装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のトロイダルコアの巻線装置は、トロイダルコアを挟持するトロイダルコア挟持装置と、トロイダルコアを周方向両方向に回動させるトロイダルコア回動装置と、トロイダルコア挟持装置の上方に配置されワイヤの端部を挟持する第1ワイヤ端末チャック装置と、トロイダルコアの上方に位置するワイヤをトロイダルコアのコア孔を通してトロイダルコアの下方に導くワイヤ係止装置と、トロイダルコア挟持装置の回りを楕円軌道で運動するローラを有しトロイダルコアの下面側のワイヤをトロイダルコアの上面側に導くワイヤ巻回装置と、楕円軌道で運動するローラの作動領域の半径方向内方に位置し、第1ワイヤ端末チャック装置が挟持したワイヤの端部を受け取って挟持する第2ワイヤ端末チャック装置と、第1ワイヤ端末チャック装置と第2ワイヤ端末チャック装置と間のワイヤを切断するワイヤカッター装置とを有し、ロイダルコアの半分に左巻きワイヤを巻き付け、半分に右巻きワイヤを巻き付けたコモンモードトロイダルコイルの成形を可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は本発明によるトロイダルコア巻線装置の左側面図である。図2は本発明によるトロイダルコア巻線装置の正面図である。
【0013】
本発明によるトロイダルコア巻線装置1は、図1および図2に示すように、ワイヤを供給するワイヤインデックス装置2と、ワイヤをトロイダルコアの回りに巻き付けるワイヤ巻回装置3と、トロイダルコアの上面側に供給されたワイヤをトロイダルコアのコア孔を通してトロイダルコアの下面側に導くワイヤ係止装置4と、ワイヤ係止装置4の下降時にワイヤ係止装置4を下方に押圧する押圧装置5とを有する。
【0014】
上記ワイヤインデックス装置2は、図1ないし図3に示すように、トロイダルコアを挟持するトロイダルコア挟持装置6と、ワイヤを測長するワイヤ測長装置7と、トロイダルコアをトロイダルコアに巻かれるワイヤの1ピッチ分だけ水平方向両方向に回動させる回動装置(図示しない)とを有する。
【0015】
上記トロイダルコア挟持装置6は、図3に示すように、一対のコア挟持部8a,8bと、一対のコア挟持部8a,8bを連結する連結ロッド9と、コア挟持部8a,8bを作動させる駆動手段10とを有する。
【0016】
一対のコア挟持部8a,8bは、ガイド11,11に矢印a方向に移動自在に支持されている。連結ロッド9は、一端側にコア挟持部8aに設けた右ねじ孔に螺合するねじ部9aを有し、他端側にコア挟持部8bに設けた左ねじ孔に螺合するねじ部9bを有する。連結ロッド9に設けたねじ部9bより外方に延びる延長軸9cにベベルギヤ12が装着されている。また、延長軸9cと直交する方向に延びる回転軸13には、延長軸9cに設けたベベルギヤ12に噛み合うベベルギヤ14および歯付きプーリ15が取付けられている。
【0017】
回転軸13と平行に配置された回転軸16には、回転軸13に設けた歯付きプーリ15と同一線上に位置するように歯付きプーリ17が取付けられている。回転軸16に設けた歯付きプーリ17と回転軸13に設けた歯付きプーリ18との間にタイミングベルト18が掛け渡されている。タイミングベルト18の適当位置にエアシリンダ19のピストン20が連結されている。
【0018】
トロイダルコア挟持装置6は、連結ロッド9の回転により一対のコア挟持部8a,8bを矢印aで示す互いに接離する方向に動かすことにより一対のコア挟持部8a,8bでトロイダルコア21を挟持し解除する。一対のコア挟持部8a,8bの運動は、エアシリンダ19の作動により伸縮するピストン20によりタイミングベルト18を矢印b方向に動かすことで回転軸13を介して連結ロッド9を一方向にまたは反対方向に回転させることで行なわれる。
【0019】
トロイダルコア挟持装置6に配置されたトロイダルコア21は、一対のコア挟持部8a,8bがトロイダルコア21から係脱した時、図示しない回動装置によりトロイダルコア21に巻かれるワイヤの1巻きピッチ分に相当する回動量だけ水平面内で一方向に回動する。図示しない回動装置は、トロイダルコア21を巻かれるワイヤの1巻きピッチ分に相当する回動量だけ水平面内で反対方向に回動させることもできる。
【0020】
ワイヤ測長装置7は、図2および図4に示すように、一対の歯車23a,23bと、歯車23a,23bの少なくとも一方を駆動するパルスモータ(図示せず)と、図示しないコイル貯蔵部から引き出されて測長されたワイヤ24の端部を挟持する第1ワイヤ端末チャック装置25とを有する。ワイヤ測長装置7は、第1ワイヤ端末チャック装置25を矢印A方向に動かす作動手段(図示せず)を有する。
【0021】
第1ワイヤ端末チャック装置25は、図4に示すように、一対のクランプ部26,26と、一対のクランプ部26,26を開閉するエア作動手段27とを有し、測長されたワイヤ24の端部を挟持し開放する。
【0022】
第1ワイヤ端末チャック装置25は、矢印A方向に前進した位置(図7)と矢印B方向に後退した位置(図8)との間を移動し、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持されたワイヤ24をトロイダルコア21の上方でトロイダルコア21から一側に離れた位置からトロイダルコア21の上方でトロイダルコア21から他側に離れた位置に移動させる。
【0023】
ワイヤ巻回装置3は、図1および図2に示すように、ワイヤ24を支持するローラ28と、ローラ28をトロイダルコア21の回りで楕円軌道で回転させる駆動装置29とを有する。ローラ28は、図5に示すように、2つのコーン状ローラ28a,28aを小径側で互い接合したダブルコーン形状で、軸線方向中央部分にワイヤ24が入り込む溝28bを形成している。
【0024】
駆動装置29は、図1および図2に示すように、揺動レバー30と、揺動レバー30の下端に設けられた軸部31と、揺動レバー30の上端に設けられたローラ支持軸32と、軸部30を摺動自在に支持する上下方向に延びる案内溝33と、ローラ28をトロイダルコア挟持装置6の回りで楕円軌道で走行させる揺動手段34とを有する。
【0025】
ワイヤ巻回装置3は、図5に示すように、ローラ支持軸32に装着されたローラ28を図2に示す楕円軌道でトロイダルコア挟持装置6に挟持されたトロイダルコア21の回りを走行させることで、トロイダルコア21の下面側のワイヤ24をトロイダルコア21の上面側に導き、ワイヤ24をトロイダルコア21の回りに巻き付ける。
【0026】
ワイヤ係止装置4は、図5に示すように、上端部にフック部35を有するフックロッド36と、フックロッド36を上下動させる図示しない駆動手段を有する。フックロッド36は、トロイダルコア21のコア孔21aを通して上下動し、トロイダルコア21の上面側に位置するワイヤ24をフック部35で引っ掛け、引っ掛けたワイヤ24をトロイダルコア21のコア孔21aを通してトロイダルコア21の下面側に導く。
【0027】
押圧装置5は、図1および図5に示すように、押し込みロッド37と、押し込みロッド37を上下方向に動かす駆動手段38とを有する。押し込みロッド37は、フックロッド36の下降時にフックロッド36に連動してフックロッド36の上端を下方に押圧し、ワイヤ24を係止したフックロッド36をトロイダルコア21のコア孔21aに押し込む。
【0028】
押圧装置5は、押し込みロッド37でフックロッド36下方に押圧する際、押し込みロッド37がフックロッド36のフック部35に引っ掛けられたワイヤ24に続くワイヤ24をトロイダルコア21の上面との間で押さえ、ワイヤ24のたるみをなくし、ワイヤ24をトロイダルコア21の内面に沿うように曲げる。
【0029】
また、トロイダルコア挟持装置6の外側に隣接した位置には、図4に示すように、コモンモードトロイダルコイルの製造に用いられる第2ワイヤ端末チャック装置40が取り付けられている。第2ワイヤ端末チャック装置40は、楕円軌道で走行するローラ28の運動を干渉しないように楕円軌道で走行するローラ28の運動領域の半径方向内側に位置されている。第2ワイヤ端末チャック装置40は、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持されたワイヤの端部を受け取り、そのワイヤの端部を挟持する。
【0030】
第2ワイヤ端末チャック装置40は、図6に示すように、一対のワイヤ押さえ爪41,41と、一対のワイヤ押さえ爪41,41を開閉する方向に動かす押さえ爪開閉手段42とを有する。第2ワイヤ端末チャック装置40は、回転軸43を介してトロイダルコア挟持装置6に取り付けられ、ピストンシリンダ装置44によりトロイダルコア挟持装置6の外側を回転軸43を中心に回動できる。
【0031】
さらに、トロイダルコア挟持装置6の上方に、ワイヤカッター装置45(図10)が配置されている。ワイヤカッター装置45は、一対のカッター部を有する通常構造のものであり、垂直方向および水平方向に移動自在に本体側に取り付けられている。
【0032】
ワイヤカッター装置45は、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第1ワイヤのトロイダルコア21に近い部位を切断する第1位置と、トロイダルコア21のワイヤ巻き終り部分に近い第1ワイヤを切断する第2位置と、第1ワイヤ端末チャック装置25と第2ワイヤ端末チャック装置40との間の第2ワイヤワイヤを切断する第3位置と、第2ワイヤ端末チャック装置40に挟持された第2ワイヤのトロイダルコア21に近い部位を切断する第4位置と、トロイダルコア21のワイヤ巻き終り部分に近い第2ワイヤを切断する第5位置に移動でき、各位置においてワイヤを切断する。
【0033】
つぎに、本発明のトロイダルコアの巻線機を用いて、トロイダルコアの半分に右巻き部分を設け、半分に左巻き部分を設けたコモンモードトロイダルコイルの成形手順を説明する。
【0034】
図示しないワイヤ供給源から導かれる第1ワイヤ24aは、ワイヤ測長装置7によりトロイダルコア21の半分に巻き付けられる右巻き部分に必要な長さに測長される。測長された第1ワイヤ24aは、先端側を図示しない把持手段により把持され、基端側を第1ワイヤ端末チャック装置25により挟持される。この段階では、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第1ワイヤ24aは、図4に示すように、トロイダルコア21の上方でトロイダルコア21から一側に位置される。
【0035】
つぎに、ワイヤ測長装置7を、図7で符号Aで示す方向に前進させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第1ワイヤ24aは、トロイダルコア21の上方をトロイダルコア21の一側から他側に位置される。図7に示す位置においては、第1ワイヤ24aは、トロイダルコア21のコア孔21aを通って上昇するフックロッド36のフック部35の前方に位置される。
【0036】
ついで、ワイヤ測長装置7を、図8で符号Bで示す方向に後退させ、ワイヤ係止装置4のフックロッド36をトロイダルコア21のコア孔21aを通して上昇させ、第1ワイヤ24aの先端側を把持する把持手段を開放すると、第1ワイヤ24aは、一端を第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持されたまま、フックロッド36のフック部35に係止される。これに続いて、フック部35で第1ワイヤ24aを係止したフックロッド36をトロイダルコア21のコア孔21aを通して下降させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第1ワイヤ24aは、トロイダルコア21のコア孔21aを通してトロイダルコア21の下側に導かれる。
【0037】
つぎに、ワイヤ巻回装置3のローラ28を図5で矢印Cに示す方向に楕円運動させ、回動装置を作動させて、トロイダルコア21をコイルの1ピッチに相当する量だけ矢印Dに示す方向に回動させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第1ワイヤ24aは、トロイダルコア21の周面に1回巻き付けられる。第1ワイヤ24aを第1ワイヤ端末チャック装置25で挟持したまま、これを数回繰り返すと、図9に示すように、トロイダルコア21の周面に複数のコイル部が形成される。これにより、トロイダルコア21への第1ワイヤ24aの巻き付け準備段階が終了する。
【0038】
つぎに、ワイヤカッター装置45を図10に示すトロイダルコア21に近い第1切断位置に移動させ、この第1切断位置において、ワイヤカッター装置45を下降させて、トロイダルコア21に巻き付けられたコイル部より第1ワイヤ端末チャック装置25側に位置する第1ワイヤ24aを定寸切断する。定寸切断された残りのワイヤは第1ワイヤ端末チャック装置25を開放することで機外に排出される。
【0039】
ワイヤ24aを定寸切断して第1ワイヤ端末チャック装置25から離れた第1ワイヤ24aは、図11に示すように、トロイダルコア21に一定の送り回動量を与えながら、ワイヤ係止装置4のフックロッド36とワイヤ巻回装置3のローラ28を予め定めた回数だけ作動させることで、トロイダルコア21の周面に設定回数だけ巻き付けられる。
【0040】
第1ワイヤ24aの巻き付け操作を行っている間に、ワイヤ測長装置7によりトロイダルコア21の半分に左巻きワイヤを巻き付けるのに必要な長さの第2ワイヤ24bを測長し、測長した第2ワイヤ24bの端部を第1ワイヤ端末チャック装置25により挟持し、第2ワイヤ24bをその位置に待機させておく。
【0041】
第1ワイヤ24aのトロイダルコア21への巻き付けが所定回数行なわれたら、図12に示すように、ワイヤカッター装置45を右巻き部分の巻き終わり端を切断する第2切断位置に移動させ、ワイヤ24aの右巻き部分の巻き終わり端を定寸切断する。これにより、図13に示すように、トロイダルコア21の半分にワイヤ24aの右巻き部分が成形される。
【0042】
つぎに、第1ワイヤ24aの右巻き部分を有するトロイダルコア21を、図12で示す位置から図14で示す位置に回動する。この回動は、前記送り方向Dと反対方向Eに180度程度空送りすることで行われる。
【0043】
つぎに、ワイヤ測長装置7を、符号Aで示す方向に前進させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第2ワイヤ24aはトロイダルコア21の上方でトロイダルコア21から他側に位置される。第2ワイヤ24aは、この位置では、トロイダルコア21のコア孔21aを通って上昇するフックロッド36のフック部35の前方に位置される。
【0044】
ついで、ワイヤ測長装置7を、図16で矢印Bで示す方向に後退させ、ワイヤ係止装置4のフックロッド36をトロイダルコア21のコア孔21aを通して上昇させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第2ワイヤ24bは、フックロッド36のフック部35に係止される。フック部35に第2ワイヤ24bを係止したフックロッド36をトロイダルコア21のコア孔21aを通して下降させると、第1ワイヤ端末チャック装置25に挟持された第2ワイヤ24bは、他端側がトロイダルコア21の下側に導かれる。
【0045】
つぎに、ワイヤ測長装置7を図17で矢印Aで示す方向に再び前進させ、第1端末チャック装置25に挟持された第2ワイヤ24bの端部を第2ワイヤ端末チャック装置40に挟持される。第2ワイヤ端末チャック装置40が第2ワイヤ24bの端部を挟持したら、ワイヤカッター装置45を図17に示す第2ワイヤ端末チャック位置40に近い第3切断位置に移動させ、この第3切断位置において、ワイヤカッター装置45を下降させて、第1ワイヤ端末チャック装置25と第2ワイヤ端末チャック装置40との間の位置する第2ワイヤ24bを切断する。
【0046】
つぎに、図18に示すように、第1ワイヤ端末チャック装置25を後退させ、第2ワイヤ端末チャック装置40で第2ワイヤ24bの端部を挟持したまま、トロイダルコア21に矢印E方向に一定の回動量を与えながら、トロイダルコア21に第2ワイヤ24bを数回巻き付ける。
【0047】
第2ワイヤ24bをトロイダルコア21に数回巻き付けた後、ワイヤカッター装置45を図19に示すトロイダルコア21に近い第4切断位置に移動させ、第4切断位置において、左巻き部分の巻き始めに続く第2ワイヤ24bを切断する。
【0048】
ワイヤ24bを定寸切断した後、トロイダルコア21に一定の反対方向の送り回動量を与えながら、ワイヤ係止装置4のフックロッド36とワイヤ巻回装置3のローラ28を予め定めた回数だけ作動させる。これにより、図20に示すように、第2ワイヤ24bは、トロイダルコア21の周面に設定回数だけ巻き付けられる。
【0049】
第2ワイヤ24bのトロイダルコア21への巻き付けが所定回数行なわれたら、図21に示すように、ワイヤカッター装置45を左巻き部分の巻き終わり端を切断する第5切断位置に移動させ、ワイヤ24bの左巻き部分の巻き終わり端を定寸切断する。これにより、図22に示すように、トロイダルコア21の半分に右巻き部分、半分に左巻き部分を設けたコモンモードトロイダルコイルが成形される。
【0050】
なお、上記実施の形態では、第1ワイヤ端末チャック装置25と第2ワイヤ端末チャック装置40の両方を用いて、2本のワイヤをトロイダルコア21に別方向に巻き付けたが、1本のワイヤを第1ワイヤ端末チャック装置25を用いてトロイダルコア21に右方向に巻き付ければ、右巻きトロイダルコイルが成形され、1本のワイヤを第2ワイヤ端末チャック装置40を用いてトロイダルコア21に左方向に巻き付ければ、左巻きトロイダルコイルが成形される。
【0051】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、第1ワイヤ端末チャック装置と第2ワイヤ端末チャック装置の両方を用い、トロイダルコアを両方向に回動することで、トロイダルコアの半分に左巻きワイヤを巻き付け、半分に右巻きワイヤを巻き付けたコモンモードトロイダルコイルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトロイダルコア巻線装置の左側面。
【図2】本発明によるトロイダルコア巻線装置の正面図。
【図3】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコア挟持装置。
【図4】本発明によるトロイダルコア巻線装置の第1ワイヤ端末チャック装置と第2ワイヤ端末チャック装置とトロイダルコア挟持装置に対する位置関係を示す図。
【図5】本発明によるトロイダルコア巻線装置のワイヤ係止装置と押圧装置の作用を示す図。
【図6】本発明によるトロイダルコア巻線装置の第2ワイヤ端末チャック装置をトロイダルコア挟持装置に組み付けた状態を示す斜視図。
【図7】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分の準備第1段階を示す図。
【図8】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分の準備第2段階を示す図。
【図9】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分の準備第3段階を示す図。
【図10】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分を形成する第1段階を示す図。
【図11】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分を形成する第2段階を示す図。
【図12】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの右巻き部分の完成段階を示す図。
【図13】コモンモードトロイダルコイルの右巻き部分の完成した状態を示す図。
【図14】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の準備第1段階を示す図。
【図15】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の準備第2段階を示す図。
【図16】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の準備第3段階を示す図。
【図17】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の準備第4段階を示す図。
【図18】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の準備第5段階を示す図。
【図19】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分を形成する第1段階を示す図。
【図20】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分を形成する第2段階を示す図。
【図21】本発明によるトロイダルコア巻線装置のトロイダルコアの左巻き部分の完成段階を示す図。
【図22】コモンモードトロイダルコイルの完成した状態を示す図。
【符号の説明】
1 トロイダルコア巻線装置
2 ワイヤインデックス装置
3 ワイヤ巻回装置
4 ワイヤ係止装置
5 押圧装置
6 トロイダルコア挟持装置
7 ワイヤ測長装置
21 トロイダルコア
24a,24b ワイヤ
25 第1ワイヤ端末チャック装置
28 ローラ
36 フックロッド
40 第2ワイヤ端末チャック装置
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a toroidal core winding machine which is capable of manufacturing a common mode toroidal coil having a right-handed portion of a wire provided in a half of a toroidal core and a left-handed portion of a wire provided in a half.
[0002]
[Prior art]
The toroidal coil used as an electronic component has a toroidal coil in which a wire is spirally wound in one direction around all or a part of the toroidal core, and a right-handed wire portion in half of the toroidal core, and a wire in half. There is a common mode toroidal coil provided with a left-handed portion.
[0003]
The common mode toroidal coil has the same function as a float balanced line filter for in-phase high-frequency currents because the windings are connected to in-phase type signals so that the windings strengthen the magnetic flux in the core. Also, since the winding is connected in the direction to cancel the magnetic flux in the core for the differential type signal, the differential type high frequency signal is generated by utilizing the fact that the leakage magnetic flux is generated for the differential signal. It is known to act as a deterrent.
[0004]
Generally, a toroidal coil is made by a worker manually winding a wire around a toroidal core. Usually, the number of times of winding the wire wound around the toroidal core is visually checked by an operator. When winding the wire around the toroidal core, if the skill of the worker is high, the variation in the number of windings of the wire wound around the toroidal core can be avoided. Toroidal coils with more or less turns are also produced. Therefore, it is necessary to separately manage the number of turns of the toroidal coil.
[0005]
In addition, toroidal coils made by hand can make the pitch of the wire wound around the toroidal core constant if the skill of the worker is high, but if the skill of the worker is low, the pitch of the wire to be wound is low. It is difficult to make the quality uniform, and uniform quality cannot be ensured, resulting in defective products.
[0006]
In order to solve the problem of the toroidal coil made manually, a toroidal core winding machine has been developed in which the toroidal coil is made by mechanical means.
[0007]
The toroidal core winding machine, for example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-182875, a toroidal core clamping device for clamping a toroidal core, a wire terminal chuck device for clamping an end of a wire, It has a wire locking device for guiding the wire on the upper surface side of the toroidal core to the lower surface side of the toroidal core, and a wire winding device for winding the wire guided to the lower surface side of the toroidal core around the toroidal core.
[0008]
The toroidal core winding machine is configured such that the end of a wire cut to a predetermined length is clamped by a terminal chuck device, and the wire clamped by the terminal chuck device is turned into a toroidal core that rotates in one direction by a wire winding device. Winding several times, cutting the wire between the terminal chuck device and the first winding portion by a cutter device, winding the wire around the toroidal core rotating in one direction by the wire winding device a predetermined number of times, the final winding portion Is cut by a cutter device to produce a toroidal coil in which the wire is spirally wound around the toroidal core in one direction.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
Since the toroidal core winding machine manufactures a toroidal coil by continuously winding a wire around a toroidal core that rotates in one direction, the toroidal coil made is formed by spirally winding a wire around the toroidal core in one direction. The common mode toroidal coil in which the right-handed portion of the wire is provided in half of the toroidal core and the left-handed portion of the wire is provided in half cannot be manufactured.
[0010]
An object of the present invention is to provide a toroidal core winding device that enables a common mode toroidal coil to be produced in order to solve the above problems.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The toroidal core winding device of the present invention is a toroidal core holding device for holding the toroidal core, a toroidal core turning device for turning the toroidal core in both circumferential directions, and a wire disposed above the toroidal core holding device. A first wire end chuck device for holding the end portion, a wire locking device for guiding a wire located above the toroidal core through the core hole of the toroidal core to a position below the toroidal core, and an elliptical orbit around the toroidal core holding device. A wire winding device having a moving roller and guiding a wire on the lower surface side of the toroidal core to the upper surface side of the toroidal core; and a first wire terminal chuck located radially inward of an operating area of the roller moving in an elliptical orbit. A second wire terminal chuck device for receiving and clamping the end of the wire clamped by the device; And a wire cutter device for cutting the wire between the hook device and the second wire end chuck device, enabling the formation of a common mode toroidal coil in which a left-handed wire is wound around half of a toroidal core and a right-handed wire is wound around half. I do.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a left side view of the toroidal core winding device according to the present invention. FIG. 2 is a front view of the toroidal core winding device according to the present invention.
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, a toroidal core winding device 1 according to the present invention includes a wire indexing device 2 for supplying a wire, a wire winding device 3 for winding a wire around a toroidal core, and an upper surface of the toroidal core. A wire locking device 4 for guiding the wire supplied to the side through the core hole of the toroidal core to the lower surface side of the toroidal core, and a pressing device 5 for pressing the wire locking device 4 downward when the wire locking device 4 is lowered. Have.
[0014]
As shown in FIGS. 1 to 3, the wire index device 2 includes a toroidal core holding device 6 for holding the toroidal core, a wire length measuring device 7 for measuring the length of the wire, and a wire for winding the toroidal core around the toroidal core. And a rotating device (not shown) for rotating in both horizontal directions by one pitch.
[0015]
As shown in FIG. 3, the toroidal core holding device 6 operates the pair of core holding portions 8a and 8b, the connecting rod 9 connecting the pair of core holding portions 8a and 8b, and the core holding portions 8a and 8b. And a driving unit 10.
[0016]
The pair of core holding portions 8a, 8b are supported by the guides 11, 11 movably in the direction of arrow a. The connecting rod 9 has a screw portion 9a on one end side which is screwed into a right screw hole provided in the core holding portion 8a, and a screw portion 9b which is screwed on the other end side with a left screw hole provided in the core holding portion 8b. Having. A bevel gear 12 is mounted on an extension shaft 9c extending outward from a screw portion 9b provided on the connecting rod 9. Further, a bevel gear 14 and a toothed pulley 15 that mesh with a bevel gear 12 provided on the extension shaft 9c are attached to a rotation shaft 13 extending in a direction orthogonal to the extension shaft 9c.
[0017]
A toothed pulley 17 is attached to the rotary shaft 16 arranged in parallel with the rotary shaft 13 so as to be located on the same line as the toothed pulley 15 provided on the rotary shaft 13. A timing belt 18 is stretched between a toothed pulley 17 provided on the rotating shaft 16 and a toothed pulley 18 provided on the rotating shaft 13. A piston 20 of an air cylinder 19 is connected to an appropriate position of the timing belt 18.
[0018]
The toroidal core holding device 6 holds the toroidal core 21 between the pair of core holding portions 8a and 8b by moving the pair of core holding portions 8a and 8b in the direction of contact and separation indicated by the arrow a by rotating the connecting rod 9. To release. The movement of the pair of core holding portions 8a and 8b is performed by moving the timing belt 18 in the direction of the arrow b by the piston 20 which expands and contracts by the operation of the air cylinder 19 to move the connecting rod 9 in one direction or the opposite direction via the rotary shaft 13. It is performed by rotating to.
[0019]
The toroidal core 21 arranged in the toroidal core holding device 6 has a pitch corresponding to one winding pitch of a wire wound around the toroidal core 21 by a rotating device (not shown) when the pair of core holding portions 8a, 8b is disengaged from the toroidal core 21. In a horizontal plane in one direction. A turning device (not shown) can also turn in the opposite direction in the horizontal plane by a turning amount corresponding to one winding pitch of the wire around which the toroidal core 21 is wound.
[0020]
As shown in FIGS. 2 and 4, the wire length measuring device 7 includes a pair of gears 23a and 23b, a pulse motor (not shown) for driving at least one of the gears 23a and 23b, and a coil storage unit (not shown). And a first wire end chuck device 25 for holding the end of the wire 24 pulled out and measured. The wire length measuring device 7 has an operating means (not shown) for moving the first wire end chuck device 25 in the direction of arrow A.
[0021]
As shown in FIG. 4, the first wire end chuck device 25 has a pair of clamps 26, 26, and air actuating means 27 for opening and closing the pair of clamps 26, 26. Pinch and open.
[0022]
The first wire terminal chuck device 25 moves between a position advanced in the direction of arrow A (FIG. 7) and a position retracted in the direction of arrow B (FIG. 8), and is held by the first wire terminal chuck device 25. The wire 24 is moved from a position above the toroidal core 21 to one side away from the toroidal core 21 to a position above the toroidal core 21 to a position away from the toroidal core 21 to the other side.
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 2, the wire winding device 3 includes a roller 28 that supports the wire 24 and a driving device 29 that rotates the roller 28 in an elliptical orbit around the toroidal core 21. As shown in FIG. 5, the roller 28 has a double-cone shape in which two cone-shaped rollers 28a, 28a are joined to each other on the small diameter side, and has a groove 28b into which the wire 24 enters in the central portion in the axial direction.
[0024]
As shown in FIGS. 1 and 2, the driving device 29 includes a swing lever 30, a shaft 31 provided at a lower end of the swing lever 30, and a roller support shaft 32 provided at an upper end of the swing lever 30. And a vertically extending guide groove 33 for supporting the shaft portion 30 slidably, and a rocking means 34 for causing the roller 28 to run on an elliptical orbit around the toroidal core holding device 6.
[0025]
As shown in FIG. 5, the wire winding device 3 causes the roller 28 mounted on the roller support shaft 32 to travel around the toroidal core 21 held by the toroidal core holding device 6 in an elliptical orbit shown in FIG. Then, the wire 24 on the lower surface side of the toroidal core 21 is guided to the upper surface side of the toroidal core 21, and the wire 24 is wound around the toroidal core 21.
[0026]
As shown in FIG. 5, the wire locking device 4 includes a hook rod 36 having a hook 35 at an upper end, and a driving unit (not shown) for vertically moving the hook rod 36. The hook rod 36 moves up and down through the core hole 21 a of the toroidal core 21, hooks the wire 24 located on the upper surface side of the toroidal core 21 with the hook 35, and passes the hooked wire 24 through the core hole 21 a of the toroidal core 21. 21 to the lower surface side.
[0027]
As shown in FIGS. 1 and 5, the pressing device 5 includes a pushing rod 37 and a driving unit 38 that moves the pushing rod 37 in the vertical direction. When the hook rod 36 descends, the pushing rod 37 pushes the upper end of the hook rod 36 downward in conjunction with the hook rod 36, and pushes the hook rod 36 holding the wire 24 into the core hole 21 a of the toroidal core 21.
[0028]
When the pressing device 5 presses the hook rod 36 below the pushing rod 37, the pushing rod 37 presses the wire 24 following the wire 24 hooked on the hook portion 35 of the hook rod 36 between the pushing device 37 and the upper surface of the toroidal core 21. Then, the slack of the wire 24 is eliminated, and the wire 24 is bent along the inner surface of the toroidal core 21.
[0029]
As shown in FIG. 4, a second wire terminal chuck device 40 used for manufacturing a common mode toroidal coil is attached to a position adjacent to the outside of the toroidal core holding device 6. The second wire end chuck device 40 is located radially inward of the movement area of the roller 28 running on the elliptical track so as not to interfere with the movement of the roller 28 running on the elliptical track. The second wire end chuck device 40 receives the end of the wire held by the first wire end chuck device 25, and holds the end of the wire.
[0030]
As shown in FIG. 6, the second wire terminal chuck device 40 has a pair of wire pressing claws 41, 41 and a pressing claw opening / closing means 42 for moving the pair of wire pressing claws 41, 41 in the opening and closing direction. The second wire end chuck device 40 is attached to the toroidal core holding device 6 via the rotating shaft 43, and can be rotated around the rotating shaft 43 outside the toroidal core holding device 6 by the piston cylinder device 44.
[0031]
Further, a wire cutter device 45 (FIG. 10) is arranged above the toroidal core holding device 6. The wire cutter device 45 is of a normal structure having a pair of cutter portions, and is attached to the main body movably in the vertical and horizontal directions.
[0032]
The wire cutter device 45 cuts a first position near the toroidal core 21 of the first wire held by the first wire end chuck device 25, and cuts a first wire near the wire winding end portion of the toroidal core 21. And a third position for cutting the second wire wire between the first wire end chuck device 25 and the second wire end chuck device 40, and a second wire held by the second wire end chuck device 40. 4 can be moved to a fourth position where a portion near the toroidal core 21 is cut, and a fifth position where a second wire near the end of wire winding of the toroidal core 21 is cut, and the wire is cut at each position.
[0033]
Next, using the toroidal core winding machine of the present invention, a procedure for forming a common mode toroidal coil in which a right-handed portion is provided in half of the toroidal core and a left-handed portion is provided in half will be described.
[0034]
The first wire 24a guided from a wire supply source (not shown) is measured by the wire length measuring device 7 to a length required for a right-handed portion wound around half of the toroidal core 21. The measured length of the first wire 24a is gripped at its distal end by a gripping means (not shown), and its proximal end is held by the first wire end chuck device 25. At this stage, the first wire 24a sandwiched by the first wire end chuck device 25 is positioned above the toroidal core 21 and on one side from the toroidal core 21, as shown in FIG.
[0035]
Next, when the wire measuring device 7 is advanced in the direction indicated by the symbol A in FIG. 7, the first wire 24a sandwiched by the first wire end chuck device 25 moves the toroidal core 21 above the toroidal core 21. Located from one side to the other. In the position shown in FIG. 7, the first wire 24a is located in front of the hook portion 35 of the hook rod 36 that rises through the core hole 21a of the toroidal core 21.
[0036]
Next, the wire length measuring device 7 is retracted in the direction indicated by the symbol B in FIG. 8, the hook rod 36 of the wire locking device 4 is raised through the core hole 21a of the toroidal core 21, and the distal end side of the first wire 24a is moved. When the gripping means for gripping is released, the first wire 24a is locked to the hook portion 35 of the hook rod 36 with one end held by the first wire end chuck device 25. Subsequently, when the hook rod 36 holding the first wire 24a by the hook portion 35 is lowered through the core hole 21a of the toroidal core 21, the first wire 24a held by the first wire end chuck device 25 becomes The toroidal core 21 is guided to the lower side of the toroidal core 21 through the core hole 21 a.
[0037]
Next, the roller 28 of the wire winding device 3 is made to perform an elliptical motion in the direction indicated by arrow C in FIG. 5, and the rotating device is operated, whereby the toroidal core 21 is indicated by arrow D by an amount corresponding to one pitch of the coil. When rotated in the direction, the first wire 24a sandwiched by the first wire end chuck device 25 is wound once around the peripheral surface of the toroidal core 21. When this is repeated several times while holding the first wire 24a with the first wire end chuck device 25, a plurality of coil portions are formed on the peripheral surface of the toroidal core 21, as shown in FIG. Thereby, the winding preparation stage of the first wire 24a around the toroidal core 21 is completed.
[0038]
Next, the wire cutter device 45 is moved to a first cutting position close to the toroidal core 21 shown in FIG. 10, and at this first cutting position, the wire cutter device 45 is lowered and the coil portion wound around the toroidal core 21 is moved. The first wire 24a located closer to the first wire end chuck device 25 is cut to a fixed size. The remaining wire cut to the fixed size is discharged outside the machine by opening the first wire end chuck device 25.
[0039]
As shown in FIG. 11, the first wire 24a separated from the first wire end chuck device 25 by cutting the wire 24a to a fixed size, while giving a constant feed rotation amount to the toroidal core 21, By operating the hook rod 36 and the roller 28 of the wire winding device 3 a predetermined number of times, the toroidal core 21 is wound around the peripheral surface of the toroidal core 21 a set number of times.
[0040]
While performing the winding operation of the first wire 24a, the second wire 24b having a length necessary for winding the left-handed wire around half of the toroidal core 21 by the wire length measuring device 7 was measured, and the length was measured. The end of the two wires 24b is held by the first wire end chuck device 25, and the second wire 24b is kept at that position.
[0041]
After the first wire 24a is wound around the toroidal core 21 a predetermined number of times, as shown in FIG. 12, the wire cutter 45 is moved to a second cutting position for cutting the winding end of the right-handed portion, and the wire 24a is cut. Cut the fixed end of the right-hand part of the roll. As a result, as shown in FIG. 13, the right-handed portion of the wire 24a is formed in half of the toroidal core 21.
[0042]
Next, the toroidal core 21 having the right-handed portion of the first wire 24a is rotated from the position shown in FIG. 12 to the position shown in FIG. This rotation is performed by performing the idle feed in the direction E opposite to the feed direction D by about 180 degrees.
[0043]
Next, when the wire measuring device 7 is advanced in the direction indicated by the symbol A, the second wire 24a sandwiched by the first wire end chuck device 25 is positioned above the toroidal core 21 and on the other side from the toroidal core 21. Is done. In this position, the second wire 24a is located in front of the hook portion 35 of the hook rod 36 that rises through the core hole 21a of the toroidal core 21.
[0044]
Next, when the wire measuring device 7 is retracted in the direction indicated by the arrow B in FIG. 16 and the hook rod 36 of the wire locking device 4 is raised through the core hole 21 a of the toroidal core 21, the first wire terminal chuck device 25 is moved. The second wire 24b sandwiched between the hook rods 36 is engaged with the hook portion 35 of the hook rod 36. When the hook rod 36 holding the second wire 24b at the hook portion 35 is lowered through the core hole 21a of the toroidal core 21, the other end of the second wire 24b held by the first wire end chuck device 25 is a toroidal core. 21 is guided to the lower side.
[0045]
Next, the wire measuring device 7 is advanced again in the direction indicated by the arrow A in FIG. 17, and the end of the second wire 24 b held by the first terminal chuck device 25 is held by the second wire terminal chuck device 40. You. When the second wire end chuck device 40 clamps the end of the second wire 24b, the wire cutter device 45 is moved to a third cutting position close to the second wire end chuck position 40 shown in FIG. In, the wire cutter device 45 is lowered to cut the second wire 24b located between the first wire end chuck device 25 and the second wire end chuck device 40.
[0046]
Next, as shown in FIG. 18, the first wire terminal chuck device 25 is retracted, and the end of the second wire 24 b is held by the second wire terminal chuck device 40 while the toroidal core 21 is fixed in the direction of arrow E. The second wire 24b is wound around the toroidal core 21 several times while giving the amount of rotation.
[0047]
After winding the second wire 24b around the toroidal core 21 several times, the wire cutter device 45 is moved to a fourth cutting position close to the toroidal core 21 shown in FIG. The second wire 24b is cut.
[0048]
After the wire 24b is cut to a fixed size, the hook rod 36 of the wire locking device 4 and the roller 28 of the wire winding device 3 are actuated a predetermined number of times while giving the toroidal core 21 a constant amount of feed rotation in the opposite direction. Let it. Thereby, as shown in FIG. 20, the second wire 24b is wound around the peripheral surface of the toroidal core 21 a set number of times.
[0049]
After the second wire 24b is wound around the toroidal core 21 a predetermined number of times, as shown in FIG. 21, the wire cutter 45 is moved to a fifth cutting position for cutting the winding end of the left-handed portion, and Cut the fixed end of the left-hand wound part. As a result, as shown in FIG. 22, a common mode toroidal coil having a right-handed portion in half of the toroidal core 21 and a left-handed portion in half is formed.
[0050]
In the above-described embodiment, the two wires are wound around the toroidal core 21 in different directions by using both the first wire end chuck device 25 and the second wire end chuck device 40. If it is wound rightward around the toroidal core 21 using the first wire end chuck device 25, a right-handed toroidal coil is formed, and one wire is wound leftward around the toroidal core 21 using the second wire end chuck device 40. To form a left-handed toroidal coil.
[0051]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the left-handed wire is wound around half of the toroidal core by rotating the toroidal core in both directions using both the first wire end chuck device and the second wire end chuck device. Thus, a common mode toroidal coil having a right-handed wire wound in half can be manufactured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view of a toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 3 is a toroidal core clamping device of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a positional relationship of a toroidal core winding device according to the present invention with respect to a first wire terminal chuck device, a second wire terminal chuck device, and a toroidal core clamping device.
FIG. 5 is a diagram showing an operation of a wire locking device and a pressing device of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a state where the second wire end chuck device of the toroidal core winding device according to the present invention is assembled to the toroidal core holding device.
FIG. 7 is a diagram showing a first stage of preparation of a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a second stage of preparation of a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a third stage of preparation of a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a first stage of forming a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing a second stage of forming a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing a completed stage of a right-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing a completed state of a right-handed portion of the common mode toroidal coil.
FIG. 14 is a diagram showing a first stage of preparation of a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 15 is a diagram showing a second stage of preparation of a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 16 is a diagram showing a third stage of preparation of a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 17 is a diagram showing a fourth stage of preparation of the left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 18 is a diagram showing a fifth stage of preparation of the left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 19 is a diagram showing a first stage of forming a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 20 is a diagram showing a second step of forming a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 21 is a diagram showing a completed stage of a left-handed portion of the toroidal core of the toroidal core winding device according to the present invention.
FIG. 22 is a diagram showing a completed state of the common mode toroidal coil.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 toroidal core winding device 2 wire indexing device 3 wire winding device 4 wire locking device 5 pressing device 6 toroidal core clamping device 7 wire length measuring device 21 toroidal cores 24a, 24b wire 25 first wire end chuck device 28 roller 36 Hook rod 40 second wire end chuck device

Claims (3)

トロイダルコアを挟持するトロイダルコア挟持装置と、トロイダルコアを周方向両方向に回動させるトロイダルコア回動装置と、トロイダルコア挟持装置の上方に配置されワイヤの端部を挟持する第1ワイヤ端末チャック装置と、トロイダルコアの上方に位置するワイヤをトロイダルコアのコア孔を通してトロイダルコアの下方に導くワイヤ係止装置と、トロイダルコア挟持装置の回りを楕円軌道で運動するローラを有しトロイダルコアの下面側のワイヤをトロイダルコアの上面側に導くワイヤ巻回装置と、楕円軌道で運動するローラの作動領域の半径方向内方に位置し、第1ワイヤ端末チャック装置が挟持したワイヤの端部を受け取って挟持する第2ワイヤ端末チャック装置と、第1ワイヤ端末チャック装置と第2ワイヤ端末チャック装置と間のワイヤを切断するワイヤカッター装置とを有することを特徴とするトロイダルコアの巻線機。A toroidal core clamping device for clamping the toroidal core, a toroidal core rotating device for rotating the toroidal core in both circumferential directions, and a first wire terminal chuck device disposed above the toroidal core clamping device for clamping an end of a wire A wire locking device for guiding a wire located above the toroidal core below the toroidal core through a core hole of the toroidal core, and a roller moving in an elliptical orbit around the toroidal core holding device, and a lower surface side of the toroidal core. A wire winding device that guides the wire to the upper surface side of the toroidal core, and a wire winding device that is located radially inward of an operation area of a roller that moves in an elliptical orbit and receives the end of the wire held by the first wire end chuck device. Second wire terminal chuck device to be clamped, first wire terminal chuck device, and second wire terminal chuck device Winding machine of the toroidal core and having a wire cutting device for cutting the wire between. ワイヤは、あらかじめ測長された2本であり、1本のワイヤは、第1ワイヤ端末チャック装置に挟持されて一方向に回動するトロイダルコアに巻き付けられ、1本のワイヤは、第2ワイヤ端末チャック装置に挟持されて反対方向に回動するトロイダルコアに巻き付けられ、コモンモードトロイダルコイルを成形することを特徴とする請求項1に記載のトロイダルコアの巻線機。The wires are two length-measured in advance, and one wire is wound around a toroidal core that rotates in one direction while being held by a first wire end chuck device, and one wire is a second wire The winding machine for a toroidal core according to claim 1, wherein the common mode toroidal coil is formed by being wound around a toroidal core that is held in a terminal chuck device and rotates in the opposite direction. 押し込みロッドを有する押圧装置が設けられ、押し込みロッドとトロイダルコア1の上面との間でワイヤ押さえることで、トロイダルコアに巻き付けられるワイヤのたるみをなくすことを特徴とする請求項1または2に記載のトロイダルコアの巻線機。The pressing device having a pushing rod is provided, and the wire is wound between the pushing rod and the upper surface of the toroidal core 1 so as to eliminate slack of the wire wound around the toroidal core. Toroidal core winding machine.
JP2002166862A 2002-06-07 2002-06-07 Winding machine of toroidal core Pending JP2004014839A (en)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002166862A JP2004014839A (en) 2002-06-07 2002-06-07 Winding machine of toroidal core
PCT/JP2003/007218 WO2003105166A1 (en) 2002-06-07 2003-06-06 Machine for winding wire on toroidal core
AU2003242256A AU2003242256A1 (en) 2002-06-07 2003-06-06 Machine for winding wire on toroidal core
DE10392460T DE10392460T5 (en) 2002-06-07 2003-06-06 Toroid winding machine
CNB038131161A CN100342465C (en) 2002-06-07 2003-06-06 Machine for winding wire on toroidal core

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002166862A JP2004014839A (en) 2002-06-07 2002-06-07 Winding machine of toroidal core

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004014839A true JP2004014839A (en) 2004-01-15

Family

ID=29727645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002166862A Pending JP2004014839A (en) 2002-06-07 2002-06-07 Winding machine of toroidal core

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2004014839A (en)
CN (1) CN100342465C (en)
AU (1) AU2003242256A1 (en)
DE (1) DE10392460T5 (en)
WO (1) WO2003105166A1 (en)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105857A (en) * 2011-11-11 2013-05-30 Disco Abrasive Syst Ltd Housing cover mechanism

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012128123A2 (en) * 2011-03-18 2012-09-27 株式会社エス・エッチ・ティ Automatic winding machine, and air core coil and winding method therefor
CN102360938B (en) * 2011-09-22 2013-01-23 江苏五洲电磁线有限公司 Spindle-shaped coil winding method
JP6639045B2 (en) 2016-05-19 2020-02-05 Nittoku株式会社 Work support for winding device
CN112117122B (en) * 2020-08-12 2022-08-02 无锡晶磊电子有限公司 Device for uniformly winding inductor

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4699184A (en) * 1986-05-15 1987-10-13 Kuhlman Corporation Apparatus and method for fabricating a high voltage winding for a toroidal transformer
JPS6367714A (en) * 1986-09-09 1988-03-26 Tohoku Metal Ind Ltd Winding of annular magnetic core coil
JPS63161606A (en) * 1986-12-25 1988-07-05 Toshiba Corp Manufacture of toroidal coil
JPH02235314A (en) * 1989-03-08 1990-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Winding of choke coil for common mode
JPH0614493B2 (en) * 1990-03-26 1994-02-23 鈴木機械株式会社 Toroidal core winding device
JPH06151222A (en) * 1992-11-04 1994-05-31 Fuji Xerox Co Ltd Toroidal coil winding method and winding machine
JP3399744B2 (en) * 1996-06-10 2003-04-21 永田精機株式会社 Toroidal core winding machine
CN1203496C (en) * 2000-05-31 2005-05-25 永田精机株式会社 Annual core winder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105857A (en) * 2011-11-11 2013-05-30 Disco Abrasive Syst Ltd Housing cover mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
DE10392460T5 (en) 2005-04-07
AU2003242256A1 (en) 2003-12-22
WO2003105166A1 (en) 2003-12-18
CN100342465C (en) 2007-10-10
CN1659665A (en) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009055711A (en) Spindle bobbin machine
JP5363804B2 (en) Multiple coil winding method and apparatus
KR930007709B1 (en) Method and apparatus for forming double-layer motor coil
JP6578227B2 (en) Winding device and method for binding wire rod to terminal
JP2004014839A (en) Winding machine of toroidal core
JP3547620B2 (en) Amateur coil winding device and amateur coil winding method
DE2722340C3 (en) Method and device for winding arcuate segments of electrical coils
JP2760190B2 (en) Winding machine
JP2007082340A (en) Method and apparatus for parallel winding
JP2003164123A (en) Winding method and winding device
JPS60257746A (en) Various type coil automatically programed winding machine
US2742238A (en) Coil winding machine
JP3771337B2 (en) Toroidal winding device
JP2004200545A (en) Winding apparatus for air-core coil
JP5180017B2 (en) Winding core winding core
JP2002354762A (en) Coil-winding device and winding method
JPS63161606A (en) Manufacture of toroidal coil
US6948676B1 (en) Method of winding electrical and electronic components
JP2002262526A (en) Winding machine
JP7536627B2 (en) Winding device and winding method
JPH0579927U (en) Ring coil manufacturing equipment
JP5309593B2 (en) Coil assembly braiding machine for rotating electrical machines
JP2002270452A (en) Winding machine for toroidal core
US2912186A (en) Coil winding machine
JP2994573B2 (en) Line filter winding device and winding method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080801

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02