JP2004012746A - 読み取り用レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】2枚構成で十分な収差補正を可能とすると共に周辺部の光量を十分確保することができる読み取り用レンズを提供すること。
【解決手段】読み取り用レンズは、物体側より順に、正の前群レンズと絞と後群レンズとから構成され、前群レンズまたは後群レンズの少なくとも1面は、回転非対称非球面からなり且つ下記条件式(1)及び(2)を満足する。なお、(1)式は、周辺光量に関する条件式で、下限を超えると光量が低下し、上限を超えると歪曲収差が大きくなる。(2)式は、Fナンバーに関する条件式であり、この数値以外では球面収差やコマ収差や非点収差が大きくなり性能が著しく低下する。(1)式および(2)式を満足することにより、収差補正を良好にして且つ周辺部の光量を十分に確保することができる。
(1)−0.25<sinω1−sinω2<0.16
(2)2.16<Fナンバー<9.02
【選択図】 図1
【解決手段】読み取り用レンズは、物体側より順に、正の前群レンズと絞と後群レンズとから構成され、前群レンズまたは後群レンズの少なくとも1面は、回転非対称非球面からなり且つ下記条件式(1)及び(2)を満足する。なお、(1)式は、周辺光量に関する条件式で、下限を超えると光量が低下し、上限を超えると歪曲収差が大きくなる。(2)式は、Fナンバーに関する条件式であり、この数値以外では球面収差やコマ収差や非点収差が大きくなり性能が著しく低下する。(1)式および(2)式を満足することにより、収差補正を良好にして且つ周辺部の光量を十分に確保することができる。
(1)−0.25<sinω1−sinω2<0.16
(2)2.16<Fナンバー<9.02
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードスキャナーや、イメージスキャナー、ファクシミリ等の画像読み取り装置に用いられる読み取り用レンズに関し、特に、収差補正が良好な縮小結像レンズ系の読み取り用レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】縮小結像読み取り用レンズは3枚以上の構成のガラスレンズが主流であるが、価格が高いため、安価で高性能なレンズが必要とされている。そこで、最近では、特開平7−181379号や、特許2592033号に記載されるように、2枚構成で少なくとも1面に非球面レンズを備えた読み取り用レンズが提案されている。前者は、収差補正が良好な読み取り用レンズに関する発明であり、後者は、収差補正が良好で且つ読み取り性能の温度依存性を少なくした読み取り用レンズに関する発明である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズの構成枚数を減らして、読み取り用レンズを2枚で構成すると、光量が不足する。この光量不足は、コサイン4乗則により光軸より角度が大きくなるほど顕著に現れるので、周辺部の光量が不足し暗くなるという問題点がある。周辺部の光量不足を補うために、光源ランプの光量を大きくすることも考えられるが、かかる場合には、ランプ寿命を低下させたり、消費電力を増大させる等の問題点がある。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、2枚構成で十分な収差補正を可能とすると共に周辺部の光量を十分確保することができる読み取り用レンズを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の読み取り用レンズは、物体側より順に、正の前群レンズと、絞と、後群レンズとから構成されるものであり、前記前群レンズまたは後群レンズの少なくとも1面は、回転非対称非球面からなり且つ下記条件式(1)及び(2)を満足することを特徴としている。
(1)−0.25<sinω1−sinω2<0.16
(2)2.16<Fナンバー<9.02
但し、ω1は、光軸に対する入射主光線角度の正弦(sin)であり、ω2は、光軸に対する出射光線角度の正弦(sin)である。
【0006】
この請求項1記載の読み取り用レンズによれば、(1)式は、周辺光量に関する条件式で、下限を超えると光量が低下し、上限を超えると歪曲収差が大きくなる。(2)式は、Fナンバーに関する条件式であり、この数値以外では、球面収差やコマ収差や非点収差が大きくなり、性能が著しく低下する。かかる(1)式および(2)式を満足することにより、収差補正を良好にして且つ周辺部の光量を十分に確保することができる。
【0007】
請求項2記載の読み取り用レンズは、請求項1記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面を有するレンズは、1枚のガラスレンズまたはプラスチックレンズで構成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の読み取り用レンズは、請求項1記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、ガラスレンズの表面に透明材料による回転非対称非球面層を接合して形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の読み取り用レンズは、請求項1から3のいずれかに記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、前記後群レンズの1面に形成されていることを特徴としている。よって、回転非対称非球面の設計を容易に行うことができる。
【0010】
請求項5記載の読み取り用レンズは、請求項1から4のいずれかに記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、前記物体より最も離れた最終レンズ面に形成されていることを特徴としている。よって、回転非対称非球面の設計を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。ここで、EFLは焦点距離、FNOはFナンバー、ω1,ω2は半画角(単位:度)である。また、物体(本実施例では、読み取り原稿面)側から数えて第i番目の曲率半径(非球面においては軸上曲率半径)をRDY、面間隔をTIH、開口絞り面をSTO(i=3)、波長587nmでの屈折率をN、アッベ数をνdとする。
【0012】
撮像素子のカバーガラスcgは、波長587nmでの屈折率が1.516、アッベ数が64.0、厚さが0.7mmのものを使用している。
【0013】
回転対称非球面ASPは、光軸上での頂点からの距離をH、そのHの位置での非球面上での高さをV、光軸上での曲率半径をR、円錐係数をK、4次、6次、8次、10次の非球面係数をそれぞれA4、A6、A8、A10とするとき、
【0014】
【数1】
なる式で与えられる曲線を光軸の回りに回転して得られる曲面である。
【0015】
回転非対称非球面XYPは、光軸上での頂点からの距離をW(Wは(x2+y2)の平方根である。なお、xおよびyは、xy座標の座標点である。)とし、xy座標位置での非球面上での高さをz、光軸上での曲率をC(C=1/R,Rは曲率半径)、円錐係数をK、非球面係数をX4、Y4、X6、Y6、Y8、Y10とするとき、
【0016】
【数2】
なる式で与えられる面が非対称非球面である。
【0017】
実施例1のレンズ系を表1に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図1に、横収差を図2に、更に、その他の諸収差を図3に示す。
【0018】
【表1】
実施例2のレンズ系を表2に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図4に、横収差を図5に、更に、その他の諸収差を図6に示す。
【0019】
【表2】
実施例3のレンズ系を表3に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図7に、横収差を図8に、更に、その他の諸収差を図9に示す。
【0020】
【表3】
実施例4のレンズ系を表4に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図10に、横収差を図11に、更に、その他の諸収差を図12に示す。
【0021】
【表4】
実施例5のレンズ系を表5に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図13に、横収差を図14に、更に、その他の諸収差を図15に示す。
【0022】
【表5】
実施例6のレンズ系を表6に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図16に、横収差を図17に、更に、その他の諸収差を図18に示す。
【0023】
【表6】
実施例7のレンズ系を表7に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図19に、横収差を図20に、更に、その他の諸収差を図21に示す。
【0024】
【表7】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の読み取り用レンズによれば、2枚構成で十分な収差補正を可能とすることができると共に、周辺部の光量を十分確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ系を平面視した構成図である。
【図2】実施例1のレンズ系の横収差を示した図である。
【図3】実施例1のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図4】実施例2のレンズ系を平面視した構成図である。
【図5】実施例2のレンズ系の横収差を示した図である。
【図6】実施例2のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図7】実施例3のレンズ系を平面視した構成図である。
【図8】実施例3のレンズ系の横収差を示した図である。
【図9】実施例3のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図10】実施例4のレンズ系を平面視した構成図である。
【図11】実施例4のレンズ系の横収差を示した図である。
【図12】実施例4のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図13】実施例5のレンズ系を平面視した構成図である。
【図14】実施例5のレンズ系の横収差を示した図である。
【図15】実施例5のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図16】実施例6のレンズ系を平面視した構成図である。
【図17】実施例6のレンズ系の横収差を示した図である。
【図18】実施例6のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図19】実施例7のレンズ系を平面視した構成図である。
【図20】実施例7のレンズ系の横収差を示した図である。
【図21】実施例7のレンズ系の諸収差を示した図である。
【符号の説明】
1 前群レンズ
2 後群レンズ
ASP 回転対称非球面
cg カバーガラス
STO 開口絞り面
S 読み取り用センサ面
XYP 回転非対称非球面
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードスキャナーや、イメージスキャナー、ファクシミリ等の画像読み取り装置に用いられる読み取り用レンズに関し、特に、収差補正が良好な縮小結像レンズ系の読み取り用レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】縮小結像読み取り用レンズは3枚以上の構成のガラスレンズが主流であるが、価格が高いため、安価で高性能なレンズが必要とされている。そこで、最近では、特開平7−181379号や、特許2592033号に記載されるように、2枚構成で少なくとも1面に非球面レンズを備えた読み取り用レンズが提案されている。前者は、収差補正が良好な読み取り用レンズに関する発明であり、後者は、収差補正が良好で且つ読み取り性能の温度依存性を少なくした読み取り用レンズに関する発明である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズの構成枚数を減らして、読み取り用レンズを2枚で構成すると、光量が不足する。この光量不足は、コサイン4乗則により光軸より角度が大きくなるほど顕著に現れるので、周辺部の光量が不足し暗くなるという問題点がある。周辺部の光量不足を補うために、光源ランプの光量を大きくすることも考えられるが、かかる場合には、ランプ寿命を低下させたり、消費電力を増大させる等の問題点がある。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、2枚構成で十分な収差補正を可能とすると共に周辺部の光量を十分確保することができる読み取り用レンズを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の読み取り用レンズは、物体側より順に、正の前群レンズと、絞と、後群レンズとから構成されるものであり、前記前群レンズまたは後群レンズの少なくとも1面は、回転非対称非球面からなり且つ下記条件式(1)及び(2)を満足することを特徴としている。
(1)−0.25<sinω1−sinω2<0.16
(2)2.16<Fナンバー<9.02
但し、ω1は、光軸に対する入射主光線角度の正弦(sin)であり、ω2は、光軸に対する出射光線角度の正弦(sin)である。
【0006】
この請求項1記載の読み取り用レンズによれば、(1)式は、周辺光量に関する条件式で、下限を超えると光量が低下し、上限を超えると歪曲収差が大きくなる。(2)式は、Fナンバーに関する条件式であり、この数値以外では、球面収差やコマ収差や非点収差が大きくなり、性能が著しく低下する。かかる(1)式および(2)式を満足することにより、収差補正を良好にして且つ周辺部の光量を十分に確保することができる。
【0007】
請求項2記載の読み取り用レンズは、請求項1記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面を有するレンズは、1枚のガラスレンズまたはプラスチックレンズで構成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の読み取り用レンズは、請求項1記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、ガラスレンズの表面に透明材料による回転非対称非球面層を接合して形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の読み取り用レンズは、請求項1から3のいずれかに記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、前記後群レンズの1面に形成されていることを特徴としている。よって、回転非対称非球面の設計を容易に行うことができる。
【0010】
請求項5記載の読み取り用レンズは、請求項1から4のいずれかに記載の読み取り用レンズにおいて、前記回転非対称非球面は、前記物体より最も離れた最終レンズ面に形成されていることを特徴としている。よって、回転非対称非球面の設計を容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。ここで、EFLは焦点距離、FNOはFナンバー、ω1,ω2は半画角(単位:度)である。また、物体(本実施例では、読み取り原稿面)側から数えて第i番目の曲率半径(非球面においては軸上曲率半径)をRDY、面間隔をTIH、開口絞り面をSTO(i=3)、波長587nmでの屈折率をN、アッベ数をνdとする。
【0012】
撮像素子のカバーガラスcgは、波長587nmでの屈折率が1.516、アッベ数が64.0、厚さが0.7mmのものを使用している。
【0013】
回転対称非球面ASPは、光軸上での頂点からの距離をH、そのHの位置での非球面上での高さをV、光軸上での曲率半径をR、円錐係数をK、4次、6次、8次、10次の非球面係数をそれぞれA4、A6、A8、A10とするとき、
【0014】
【数1】
なる式で与えられる曲線を光軸の回りに回転して得られる曲面である。
【0015】
回転非対称非球面XYPは、光軸上での頂点からの距離をW(Wは(x2+y2)の平方根である。なお、xおよびyは、xy座標の座標点である。)とし、xy座標位置での非球面上での高さをz、光軸上での曲率をC(C=1/R,Rは曲率半径)、円錐係数をK、非球面係数をX4、Y4、X6、Y6、Y8、Y10とするとき、
【0016】
【数2】
なる式で与えられる面が非対称非球面である。
【0017】
実施例1のレンズ系を表1に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図1に、横収差を図2に、更に、その他の諸収差を図3に示す。
【0018】
【表1】
実施例2のレンズ系を表2に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図4に、横収差を図5に、更に、その他の諸収差を図6に示す。
【0019】
【表2】
実施例3のレンズ系を表3に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図7に、横収差を図8に、更に、その他の諸収差を図9に示す。
【0020】
【表3】
実施例4のレンズ系を表4に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図10に、横収差を図11に、更に、その他の諸収差を図12に示す。
【0021】
【表4】
実施例5のレンズ系を表5に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図13に、横収差を図14に、更に、その他の諸収差を図15に示す。
【0022】
【表5】
実施例6のレンズ系を表6に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図16に、横収差を図17に、更に、その他の諸収差を図18に示す。
【0023】
【表6】
実施例7のレンズ系を表7に示すと共に、そのレンズ系を平面視した構成図を図19に、横収差を図20に、更に、その他の諸収差を図21に示す。
【0024】
【表7】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の読み取り用レンズによれば、2枚構成で十分な収差補正を可能とすることができると共に、周辺部の光量を十分確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ系を平面視した構成図である。
【図2】実施例1のレンズ系の横収差を示した図である。
【図3】実施例1のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図4】実施例2のレンズ系を平面視した構成図である。
【図5】実施例2のレンズ系の横収差を示した図である。
【図6】実施例2のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図7】実施例3のレンズ系を平面視した構成図である。
【図8】実施例3のレンズ系の横収差を示した図である。
【図9】実施例3のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図10】実施例4のレンズ系を平面視した構成図である。
【図11】実施例4のレンズ系の横収差を示した図である。
【図12】実施例4のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図13】実施例5のレンズ系を平面視した構成図である。
【図14】実施例5のレンズ系の横収差を示した図である。
【図15】実施例5のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図16】実施例6のレンズ系を平面視した構成図である。
【図17】実施例6のレンズ系の横収差を示した図である。
【図18】実施例6のレンズ系の諸収差を示した図である。
【図19】実施例7のレンズ系を平面視した構成図である。
【図20】実施例7のレンズ系の横収差を示した図である。
【図21】実施例7のレンズ系の諸収差を示した図である。
【符号の説明】
1 前群レンズ
2 後群レンズ
ASP 回転対称非球面
cg カバーガラス
STO 開口絞り面
S 読み取り用センサ面
XYP 回転非対称非球面
Claims (5)
- 物体側より順に、正の前群レンズと、絞と、後群レンズとから構成される読み取り用レンズにおいて、前記前群レンズまたは後群レンズの少なくとも1面は、回転非対称非球面からなり且つ下記条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とする読み取り用レンズ。
(1)−0.25<sinω1−sinω2<0.16
(2)2.16<Fナンバー<9.02
但し、ω1は、光軸に対する入射主光線角度の正弦(sin)であり、ω2は、光軸に対する出射光線角度の正弦(sin)である。 - 前記回転非対称非球面を有するレンズは、1枚のガラスレンズまたはプラスチックレンズで構成されていることを特徴とする請求項1記載の読み取り用レンズ。
- 前記回転非対称非球面は、ガラスレンズの表面に透明材料による回転非対称非球面層を接合して形成されていることを特徴とする請求項1記載の読み取り用レンズ。
- 前記回転非対称非球面は、前記後群レンズの1面に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の読み取り用レンズ。
- 前記回転非対称非球面は、前記物体より最も離れた最終レンズ面に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の読み取り用レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002165229A JP2004012746A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | 読み取り用レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002165229A JP2004012746A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | 読み取り用レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004012746A true JP2004012746A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30433116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002165229A Pending JP2004012746A (ja) | 2002-06-06 | 2002-06-06 | 読み取り用レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004012746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006350276A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-12-28 | Enplas Corp | 撮像レンズ |
JP2007047309A (ja) * | 2004-10-19 | 2007-02-22 | Enplas Corp | 撮像レンズ |
-
2002
- 2002-06-06 JP JP2002165229A patent/JP2004012746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006350276A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-12-28 | Enplas Corp | 撮像レンズ |
JP2007047309A (ja) * | 2004-10-19 | 2007-02-22 | Enplas Corp | 撮像レンズ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081118 |