JP2004011048A - ニップレス - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮性、吸水性に優れ、快適に使用することができ、かつ安価なニップレスを提供する。
【解決手段】軟質ポリウレタンフォームよりなるシート2の一方の面に粘着剤層3を形成してなるニップレス1。
【選択図】 図1
【解決手段】軟質ポリウレタンフォームよりなるシート2の一方の面に粘着剤層3を形成してなるニップレス1。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はニップレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファッションの多様化により、ブラジャーを着用せず、ニップレスを貼着する女性が増加している。ニップレスを用いることにより、ブラジャーの肩紐などを考慮することなく、自由なファッションを楽しむことができる。
【0003】
ニップレスは、直接肌に貼着するものであることから、蒸れを防止する上で、汗を吸収することができるように、吸水性に優れたものであることが要求される。また、装着時に異和感がないように、伸縮性に優れることが要求される。更には、ニップレスは、一般的には使い捨てされ、繰り返し使用されることは殆どないことから、安価であることが要求される。
【0004】
従来のニップレスは、一般に、不織布の一方の面に粘着フィルムを貼り合わせた構成とされている。また、ゲル状物質に粘着性を付与したニップレスも提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
不織布に粘着フィルムを貼り合わせたものは、伸縮性に劣り、取り扱い難く、また、装着した際も不快感がある。ゲル状物質に粘着性を付与したものは値段が高価である。しかも、これらの従来のニップレスは、いずれも吸水性が十分であるとは言えず、特にゲル状物質よりなるものは、吸水性が殆どなく、蒸れ易いという欠点がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題点を解決し、伸縮性、吸水性に優れ、快適に使用することができ、かつ安価なニップレスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のニップレスは、軟質ポリウレタンフォームよりなるシートの一方の面に粘着剤層を形成してなることを特徴とする。
【0008】
本発明のニップレスは、軟質ポリウレタンフォーム製のシートに粘着剤層を形成したものであるため、伸縮性、吸水性に優れ、しかも安価に製造することができる。
【0009】
本発明において、シートを構成する軟質ポリウレタンフォームは、高吸液性フォーム、例えば、
▲1▼密度60kg/m3以上の高密度フォーム及び/又はセル数100個/inch以上の微細セルフォーム
又は
▲2▼軟質ポリウレタンフォームの材料であるポリオールの少なくとも一部が親水性を有する有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むもの
が好ましい。
【0010】
上記▲2▼は特に安価である点からも好ましい。即ち、軟質ポリウレタンフォームの製造原料のポリオールとして、アクリル酸塩、ポリアクリル酸塩等の親水性を有する有機酸金属塩及び/又はその重合体をポリオール中に含んだものを用いることにより、本来、疎水性の軟質ポリウレタンフォームを親水性化して、良好な吸液性を付与することができる。
【0011】
上記▲2▼において、軟質ポリウレタンフォームの製造原料の全ポリオール中の有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールの含有割合は20〜100重量%であることが好ましい。
【0012】
この有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールは、ポリオールに有機酸金属塩を添加、混合し、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合させて、該ポリオール中で該有機酸金属塩の重合体を生成させたものであることが好ましく、また、有機酸金属塩としては、アクリル酸アルカリ金属塩が、また、その重合体としてはポリアクリル酸アルカリ金属塩が好ましい。
【0013】
このような軟質ポリウレタンフォームよりなる本発明のニップレスのシートの厚さは0.1〜3mm程度であることが好ましい。
【0014】
また、本発明のニップレスのシートを構成するフォームは、製造された軟質ポリウレタンフォームを元の厚さの5〜80%に圧縮したものであっても良く、このように軟質ポリウレタンフォームを圧縮することにより、その表面状態を微細化することで毛細管現象を促進させ、吸液性をより一層高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明のニップレスの実施の形態を説明する。
【0016】
図1は本発明のニップレスの実施の形態を示す断面図である。
【0017】
図1のニップレス1は、軟質ポリウレタンフォーム製シート2の一方の面に粘着剤層3を形成したものである。
【0018】
このシート2を構成する軟質ポリウレタンフォームは、高吸液性のものであることが好ましく、特に、密度60kg/m3以上及び/又はセル数100個/inch以上の高密度及び/又は微細セルフォームであることが好ましい。
【0019】
軟質ポリウレタンフォームの密度が60kg/m3未満ではニップレスとして必要なクッション性を維持することが困難であり、セル数100個/inch未満では十分な吸液性、保液性を得ることができない。軟質ポリウレタンフォームの密度が過度に高いとコスト高となり、また加工性が低下することから、軟質ポリウレタンフォームの密度は300kg/m3未満であることが好ましく、特に軟質ポリウレタンフォームの密度は60〜150kg/m3であることが好ましい。また、セル数が過度に高いものは製造が困難であることから、セル数は300個/inch未満であることが好ましく、特に軟質ポリウレタンフォームのセル数は100〜250個/inchであることが好ましい。
【0020】
本発明において、シート2を構成する軟質ポリウレタンフォームとしては、吸液性、保液性、クッション性に優れ、かつ安価なものが好ましく、以下に述べる製造方法に従って製造された軟質ポリウレタンフォームも好適である。
【0021】
この軟質ポリウレタンフォームは、好ましくはポリオール、イソシアネート、水を主成分とする配合物を発泡して軟質ポリウレタンフォームを製造するに当たり、原料ポリオールの一部又は全部として親水性有機酸金属塩及び/又はその重合体を含有するポリオールを使用することにより製造される。
【0022】
この有機酸金属塩としては、アクリル酸金属塩が好ましく、その重合体としてはポリアクリル酸金属塩が挙げられる。また、金属塩の金属としてはカリウム、マグネシウム、スズ、銅、リチウム、銀等が有効であり、中でも、カリウム、ナトリウムのようなアルカリ金属塩が好ましい。
【0023】
このような有機酸金属塩及び/又はその重合体を含有するポリオールの種類には特に制限はないが、開始剤として、グリセリン、トリメチロールプロパン又はジエチレングリコール等を用い、プロピレンオキサイド又はエチレンオキサイド等を付加したポリエーテルポリオールが挙げられる。なお、このポリオールのOH価は10〜100、特に20〜60であることが好ましい。
【0024】
有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールに含まれる有機酸金属塩及び/又はその重合体の含有量、即ちポリオールと有機酸金属塩及び/又はその重合体との合計に対する有機酸金属塩及び/又はその重合体の割合は5〜50重量%が好ましい。この割合が5重量%未満では有機酸金属塩及び/又はその重合体を用いることによる親水性の向上効果を得ることができず、50重量%を超えると相対的にポリオール量が減少し、ウレタン反応によるフォーム化が困難となる。
【0025】
本発明で用いる有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールは、ポリオール中にアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩を添加、混合した後、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合して、ポリアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩の重合体を生成させたものが好ましい。
【0026】
即ち、単に、軟質ポリウレタンフォームの製造時にポリオール、イソシアネート、水に有機酸金属塩重合体を添加して製造されたフォームでは、使用により、この有機酸金属塩重合体がフォームから脱落して吸水性が経時的に低下する恐れがあり、また、このようにポリオール、イソシアネート及び水に有機酸金属塩重合体を添加した場合、フォーム製造用原料の粘度が高くなり、フォームが製造し難くなる恐れもある。
【0027】
これに対して、ポリオール中にアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩を添加、混合した後、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合して、ポリアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩の重合体を生成させた場合には、次のような優れた効果が得られる。アクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩は、通常、ポリオールとは反応しないが、ポリオール中で有機酸金属塩の重合体を生成させることにより、平均粒子径が0.5〜10μm程度の重合体が得られる。これは、通常のポリアクリル酸ナトリウム樹脂等の有機酸金属塩の重合体の平均粒子径が100μm程度であるのに比べて、細粒であり、しかも、ポリオール中で生成させるため、ポリオールに絡まり、ポリオールや製造される軟質ポリウレタンフォームから抜け落ち難いものとなる。このため、吸水性の耐久性に優れ、また、上述のようなフォーム製造原料の粘性の上昇の問題もない。
【0028】
この有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールは、他の通常のポリオール、例えば開始剤のグリセリン、トリメチロールプロパン又はジエチレングリコールなどにプロピレンオキサイド、エチレンオキサイドなどを付加したポリエーテルポリオール、開始剤のジエチレングリコール、トリメチロールプロパン又はグリセリン等にアジピン酸を付加したポリエステルポリオール等とブレンドして使用することができる。この場合、上記有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールは、全ポリオール中20〜100重量%、特に50〜100重量%であることが好ましい。この割合が20重量%未満では、有機酸金属塩及び/又はその重合体を用いることによる吸水性の向上効果が得られず、好ましくない。
【0029】
一方、イソシアネートとしては特に制限されず、軟質ポリウレタンフォームの製造に用いる通常のジイソシアネートを用いることができ、例えばTDI、C−MDIなどを使用することができる。
【0030】
イソシアネートの配合量は、軟質ポリウレタンフォームを製造する場合の常用量で良く、通常、全ポリオール100重量部に対し20〜100重量部、特に50〜100重量部である。
【0031】
水の配合量も常用量で良く、通常、全ポリオール100重量部に対し1〜7重量部、特に1〜5重量部である。
【0032】
フォーム原料には、更に触媒、架橋剤、整泡剤等を配合することが好ましい。即ち、上記有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールを用いて発泡させた場合、反応が通常のポリオールを用いた場合に比べて遅くなり、また、通常の配合処方で得られるフォームより硬度が低くなるため、反応を促進するための触媒や硬度を高めるための架橋剤を使用することができる。また、肌にフォーム内に存在する溶出物が付着することのないようにするために、必要に応じて反応性の触媒又は整泡剤を用いることが望ましい。
【0033】
ここで、触媒としては、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ビス−(ジメチルアミノエチル)エーテル、テトラメチルプロピレンジアミン、トリメチルアミノエチルピペラジン、テトラメチルエチレンジアミン、ジメチルベンジルアミン、メチルモルホリン、エチルモルホリン、トリエチレンジアミン等の軟質ポリウレタンフォームの製造に用いる通常のアミン触媒を使用することができる。特にフォームからの溶出物の防止のためには、反応性を有するアミン触媒、例えば、ジメチルアミノエトキシエトキシエタノール、ジメチルアミノヘキサノールなどの使用が好ましい。上記触媒の使用量は、全ポリオール100重量部に対し0.001〜5重量部、特に0.1〜2重量部とすることが好ましい。
【0034】
また、用途により高硬度のものが望まれる場合に配合する架橋剤としては、トリメチロールプロパン、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジプロピレングリコール等、或いはこれらにプロピレンオキサイド又はエチレンオキサイドを付加させたものなどを用いることができ、その配合量は全ポリオール100重量部に対して0〜10重量部、特に1〜5重量部とすることが好ましい。
【0035】
更に、整泡剤としては、通常、軟質ポリウレタンフォーム発泡に使用されるシリコーン系等の整泡剤が使用され、その配合量は、全ポリオール100重量部に対し0.1〜3重量部、特に0.5〜1.5重量部とすることができる。
【0036】
更に、フォーム原料には必要に応じて顔料等の着色剤を配合しても良い。
【0037】
上記成分が配合された配合物から軟質ポリウレタンフォームを発泡、製造する条件は、通常の条件で良いが、発泡温度は20〜30℃が好ましい。
【0038】
本発明において、製造された軟質ポリウレタンフォームは、これをそのままニップレスのシートとして裁断加工しても良いが、更にプレス機等を用いて圧縮させても良い。例えば、熱プレス等によりフォームに熱圧縮を与えて該フォームの表面状態を微細化させることにより、毛細管現象を促進させ、或いはフォーム密度を高めることにより、吸水力を更に高めることができ、より一層高吸水性のシートを得ることができる。
【0039】
この場合、圧縮の程度は、元のフォームの厚さの5〜80%に圧縮することが好ましく、特に、20〜70%に圧縮することが好ましい。フォームの圧縮が5%未満では、圧縮による吸水性の向上効果が十分でなく、また、80%を超えると十分な吸水性が得られないため好ましくない。なお、フォームを圧縮する方向はいずれの方向でも良い。ただし、ニップレス用シートとしては、一度に大量の水分を吸収する必要はないため、一般的には、このような吸水性向上のための圧縮処理は不要である。
【0040】
ニップレス1の軟質ポリウレタンフォーム製シート2の厚さや寸法については特に制限はないが、一般的には、厚さ0.05〜5mm、好ましくは0.1〜3mmで、直径15〜50mm程度の円形に裁断加工される。
【0041】
なお、軟質ポリウレタンフォーム製シート2に形成される粘着剤層3は、例えば、ウレタン系、アクリル系粘着剤を軟質ポリウレタンフォーム製シート2に塗布することにより形成され、この粘着剤層3には剥離紙が貼着されて製品とされる。
【0042】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0043】
実施例1
表1に示す配合処方にて、軟質ポリウレタンフォームを製造した。
【0044】
【表1】
【0045】
この軟質ポリウレタンフォームについて各々密度及びセル数を調べ、結果を表2に示した。また、5mm×40mm×120mmのサンプルについて下記方法に従って、吸水特性を調べ、結果を表2に示した。
【0046】
[試験方法]
(1)吸水スピード
サンプルに水を1滴たらしたとき、吸水されるまでの時間を測定した。
(2)吸水量
サンプルを3時間水に浮かべた後の吸水重量を測定した。この数値は大きいほど性能が良い。
(3)保水量
上記(2)で吸水したサンプルを吊り下げ水滴が落ちなくなるまで放置(約15分)し、その後の吸水重量を測定した。この数値は大きいほど性能が良い。
【0047】
実施例2
表2に示す密度及びセル数の高密度微細セル軟質ポリウレタンフォームについて、実施例1と同様にして、吸水特性を調べ、結果を表2に示した。
【0048】
【表2】
【0049】
表2より、実施例1,2の軟質ポリウレタンフォームシートは吸水性に優れることがわかる。
【0050】
実施例1,2の軟質ポリウレタンフォームシートを直径30mm、厚さ1mmに加工し、一方の面にアクリル系粘着剤層を形成してニップレスを製造した。
【0051】
このニップレスと、比較例1として市販のニップレス(不織布に粘着フィルムを貼り合わせたもの)とについて、伸縮性(1kg/cm2(約0.1MPa)の荷重をかけたときの伸び率)と、モニターA,Bによる装着感(異和感及び蒸れの有(×),無(○)を調べ、結果を表3に示した。
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、伸縮性、吸水性に優れ、従って、肌に直接貼着した際の異和感や蒸れがなく、快適に使用することができ、かつ安価なニップレスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のニップレスの実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ニップレス
2 軟質ポリウレタンフォーム製シート
3 粘着剤層
【発明の属する技術分野】
本発明はニップレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファッションの多様化により、ブラジャーを着用せず、ニップレスを貼着する女性が増加している。ニップレスを用いることにより、ブラジャーの肩紐などを考慮することなく、自由なファッションを楽しむことができる。
【0003】
ニップレスは、直接肌に貼着するものであることから、蒸れを防止する上で、汗を吸収することができるように、吸水性に優れたものであることが要求される。また、装着時に異和感がないように、伸縮性に優れることが要求される。更には、ニップレスは、一般的には使い捨てされ、繰り返し使用されることは殆どないことから、安価であることが要求される。
【0004】
従来のニップレスは、一般に、不織布の一方の面に粘着フィルムを貼り合わせた構成とされている。また、ゲル状物質に粘着性を付与したニップレスも提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
不織布に粘着フィルムを貼り合わせたものは、伸縮性に劣り、取り扱い難く、また、装着した際も不快感がある。ゲル状物質に粘着性を付与したものは値段が高価である。しかも、これらの従来のニップレスは、いずれも吸水性が十分であるとは言えず、特にゲル状物質よりなるものは、吸水性が殆どなく、蒸れ易いという欠点がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題点を解決し、伸縮性、吸水性に優れ、快適に使用することができ、かつ安価なニップレスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のニップレスは、軟質ポリウレタンフォームよりなるシートの一方の面に粘着剤層を形成してなることを特徴とする。
【0008】
本発明のニップレスは、軟質ポリウレタンフォーム製のシートに粘着剤層を形成したものであるため、伸縮性、吸水性に優れ、しかも安価に製造することができる。
【0009】
本発明において、シートを構成する軟質ポリウレタンフォームは、高吸液性フォーム、例えば、
▲1▼密度60kg/m3以上の高密度フォーム及び/又はセル数100個/inch以上の微細セルフォーム
又は
▲2▼軟質ポリウレタンフォームの材料であるポリオールの少なくとも一部が親水性を有する有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むもの
が好ましい。
【0010】
上記▲2▼は特に安価である点からも好ましい。即ち、軟質ポリウレタンフォームの製造原料のポリオールとして、アクリル酸塩、ポリアクリル酸塩等の親水性を有する有機酸金属塩及び/又はその重合体をポリオール中に含んだものを用いることにより、本来、疎水性の軟質ポリウレタンフォームを親水性化して、良好な吸液性を付与することができる。
【0011】
上記▲2▼において、軟質ポリウレタンフォームの製造原料の全ポリオール中の有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールの含有割合は20〜100重量%であることが好ましい。
【0012】
この有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールは、ポリオールに有機酸金属塩を添加、混合し、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合させて、該ポリオール中で該有機酸金属塩の重合体を生成させたものであることが好ましく、また、有機酸金属塩としては、アクリル酸アルカリ金属塩が、また、その重合体としてはポリアクリル酸アルカリ金属塩が好ましい。
【0013】
このような軟質ポリウレタンフォームよりなる本発明のニップレスのシートの厚さは0.1〜3mm程度であることが好ましい。
【0014】
また、本発明のニップレスのシートを構成するフォームは、製造された軟質ポリウレタンフォームを元の厚さの5〜80%に圧縮したものであっても良く、このように軟質ポリウレタンフォームを圧縮することにより、その表面状態を微細化することで毛細管現象を促進させ、吸液性をより一層高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明のニップレスの実施の形態を説明する。
【0016】
図1は本発明のニップレスの実施の形態を示す断面図である。
【0017】
図1のニップレス1は、軟質ポリウレタンフォーム製シート2の一方の面に粘着剤層3を形成したものである。
【0018】
このシート2を構成する軟質ポリウレタンフォームは、高吸液性のものであることが好ましく、特に、密度60kg/m3以上及び/又はセル数100個/inch以上の高密度及び/又は微細セルフォームであることが好ましい。
【0019】
軟質ポリウレタンフォームの密度が60kg/m3未満ではニップレスとして必要なクッション性を維持することが困難であり、セル数100個/inch未満では十分な吸液性、保液性を得ることができない。軟質ポリウレタンフォームの密度が過度に高いとコスト高となり、また加工性が低下することから、軟質ポリウレタンフォームの密度は300kg/m3未満であることが好ましく、特に軟質ポリウレタンフォームの密度は60〜150kg/m3であることが好ましい。また、セル数が過度に高いものは製造が困難であることから、セル数は300個/inch未満であることが好ましく、特に軟質ポリウレタンフォームのセル数は100〜250個/inchであることが好ましい。
【0020】
本発明において、シート2を構成する軟質ポリウレタンフォームとしては、吸液性、保液性、クッション性に優れ、かつ安価なものが好ましく、以下に述べる製造方法に従って製造された軟質ポリウレタンフォームも好適である。
【0021】
この軟質ポリウレタンフォームは、好ましくはポリオール、イソシアネート、水を主成分とする配合物を発泡して軟質ポリウレタンフォームを製造するに当たり、原料ポリオールの一部又は全部として親水性有機酸金属塩及び/又はその重合体を含有するポリオールを使用することにより製造される。
【0022】
この有機酸金属塩としては、アクリル酸金属塩が好ましく、その重合体としてはポリアクリル酸金属塩が挙げられる。また、金属塩の金属としてはカリウム、マグネシウム、スズ、銅、リチウム、銀等が有効であり、中でも、カリウム、ナトリウムのようなアルカリ金属塩が好ましい。
【0023】
このような有機酸金属塩及び/又はその重合体を含有するポリオールの種類には特に制限はないが、開始剤として、グリセリン、トリメチロールプロパン又はジエチレングリコール等を用い、プロピレンオキサイド又はエチレンオキサイド等を付加したポリエーテルポリオールが挙げられる。なお、このポリオールのOH価は10〜100、特に20〜60であることが好ましい。
【0024】
有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールに含まれる有機酸金属塩及び/又はその重合体の含有量、即ちポリオールと有機酸金属塩及び/又はその重合体との合計に対する有機酸金属塩及び/又はその重合体の割合は5〜50重量%が好ましい。この割合が5重量%未満では有機酸金属塩及び/又はその重合体を用いることによる親水性の向上効果を得ることができず、50重量%を超えると相対的にポリオール量が減少し、ウレタン反応によるフォーム化が困難となる。
【0025】
本発明で用いる有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールは、ポリオール中にアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩を添加、混合した後、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合して、ポリアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩の重合体を生成させたものが好ましい。
【0026】
即ち、単に、軟質ポリウレタンフォームの製造時にポリオール、イソシアネート、水に有機酸金属塩重合体を添加して製造されたフォームでは、使用により、この有機酸金属塩重合体がフォームから脱落して吸水性が経時的に低下する恐れがあり、また、このようにポリオール、イソシアネート及び水に有機酸金属塩重合体を添加した場合、フォーム製造用原料の粘度が高くなり、フォームが製造し難くなる恐れもある。
【0027】
これに対して、ポリオール中にアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩を添加、混合した後、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合して、ポリアクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩の重合体を生成させた場合には、次のような優れた効果が得られる。アクリル酸ナトリウム等の有機酸金属塩は、通常、ポリオールとは反応しないが、ポリオール中で有機酸金属塩の重合体を生成させることにより、平均粒子径が0.5〜10μm程度の重合体が得られる。これは、通常のポリアクリル酸ナトリウム樹脂等の有機酸金属塩の重合体の平均粒子径が100μm程度であるのに比べて、細粒であり、しかも、ポリオール中で生成させるため、ポリオールに絡まり、ポリオールや製造される軟質ポリウレタンフォームから抜け落ち難いものとなる。このため、吸水性の耐久性に優れ、また、上述のようなフォーム製造原料の粘性の上昇の問題もない。
【0028】
この有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールは、他の通常のポリオール、例えば開始剤のグリセリン、トリメチロールプロパン又はジエチレングリコールなどにプロピレンオキサイド、エチレンオキサイドなどを付加したポリエーテルポリオール、開始剤のジエチレングリコール、トリメチロールプロパン又はグリセリン等にアジピン酸を付加したポリエステルポリオール等とブレンドして使用することができる。この場合、上記有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールは、全ポリオール中20〜100重量%、特に50〜100重量%であることが好ましい。この割合が20重量%未満では、有機酸金属塩及び/又はその重合体を用いることによる吸水性の向上効果が得られず、好ましくない。
【0029】
一方、イソシアネートとしては特に制限されず、軟質ポリウレタンフォームの製造に用いる通常のジイソシアネートを用いることができ、例えばTDI、C−MDIなどを使用することができる。
【0030】
イソシアネートの配合量は、軟質ポリウレタンフォームを製造する場合の常用量で良く、通常、全ポリオール100重量部に対し20〜100重量部、特に50〜100重量部である。
【0031】
水の配合量も常用量で良く、通常、全ポリオール100重量部に対し1〜7重量部、特に1〜5重量部である。
【0032】
フォーム原料には、更に触媒、架橋剤、整泡剤等を配合することが好ましい。即ち、上記有機酸金属塩及び/又はその重合体含有ポリオールを用いて発泡させた場合、反応が通常のポリオールを用いた場合に比べて遅くなり、また、通常の配合処方で得られるフォームより硬度が低くなるため、反応を促進するための触媒や硬度を高めるための架橋剤を使用することができる。また、肌にフォーム内に存在する溶出物が付着することのないようにするために、必要に応じて反応性の触媒又は整泡剤を用いることが望ましい。
【0033】
ここで、触媒としては、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ビス−(ジメチルアミノエチル)エーテル、テトラメチルプロピレンジアミン、トリメチルアミノエチルピペラジン、テトラメチルエチレンジアミン、ジメチルベンジルアミン、メチルモルホリン、エチルモルホリン、トリエチレンジアミン等の軟質ポリウレタンフォームの製造に用いる通常のアミン触媒を使用することができる。特にフォームからの溶出物の防止のためには、反応性を有するアミン触媒、例えば、ジメチルアミノエトキシエトキシエタノール、ジメチルアミノヘキサノールなどの使用が好ましい。上記触媒の使用量は、全ポリオール100重量部に対し0.001〜5重量部、特に0.1〜2重量部とすることが好ましい。
【0034】
また、用途により高硬度のものが望まれる場合に配合する架橋剤としては、トリメチロールプロパン、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジプロピレングリコール等、或いはこれらにプロピレンオキサイド又はエチレンオキサイドを付加させたものなどを用いることができ、その配合量は全ポリオール100重量部に対して0〜10重量部、特に1〜5重量部とすることが好ましい。
【0035】
更に、整泡剤としては、通常、軟質ポリウレタンフォーム発泡に使用されるシリコーン系等の整泡剤が使用され、その配合量は、全ポリオール100重量部に対し0.1〜3重量部、特に0.5〜1.5重量部とすることができる。
【0036】
更に、フォーム原料には必要に応じて顔料等の着色剤を配合しても良い。
【0037】
上記成分が配合された配合物から軟質ポリウレタンフォームを発泡、製造する条件は、通常の条件で良いが、発泡温度は20〜30℃が好ましい。
【0038】
本発明において、製造された軟質ポリウレタンフォームは、これをそのままニップレスのシートとして裁断加工しても良いが、更にプレス機等を用いて圧縮させても良い。例えば、熱プレス等によりフォームに熱圧縮を与えて該フォームの表面状態を微細化させることにより、毛細管現象を促進させ、或いはフォーム密度を高めることにより、吸水力を更に高めることができ、より一層高吸水性のシートを得ることができる。
【0039】
この場合、圧縮の程度は、元のフォームの厚さの5〜80%に圧縮することが好ましく、特に、20〜70%に圧縮することが好ましい。フォームの圧縮が5%未満では、圧縮による吸水性の向上効果が十分でなく、また、80%を超えると十分な吸水性が得られないため好ましくない。なお、フォームを圧縮する方向はいずれの方向でも良い。ただし、ニップレス用シートとしては、一度に大量の水分を吸収する必要はないため、一般的には、このような吸水性向上のための圧縮処理は不要である。
【0040】
ニップレス1の軟質ポリウレタンフォーム製シート2の厚さや寸法については特に制限はないが、一般的には、厚さ0.05〜5mm、好ましくは0.1〜3mmで、直径15〜50mm程度の円形に裁断加工される。
【0041】
なお、軟質ポリウレタンフォーム製シート2に形成される粘着剤層3は、例えば、ウレタン系、アクリル系粘着剤を軟質ポリウレタンフォーム製シート2に塗布することにより形成され、この粘着剤層3には剥離紙が貼着されて製品とされる。
【0042】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0043】
実施例1
表1に示す配合処方にて、軟質ポリウレタンフォームを製造した。
【0044】
【表1】
【0045】
この軟質ポリウレタンフォームについて各々密度及びセル数を調べ、結果を表2に示した。また、5mm×40mm×120mmのサンプルについて下記方法に従って、吸水特性を調べ、結果を表2に示した。
【0046】
[試験方法]
(1)吸水スピード
サンプルに水を1滴たらしたとき、吸水されるまでの時間を測定した。
(2)吸水量
サンプルを3時間水に浮かべた後の吸水重量を測定した。この数値は大きいほど性能が良い。
(3)保水量
上記(2)で吸水したサンプルを吊り下げ水滴が落ちなくなるまで放置(約15分)し、その後の吸水重量を測定した。この数値は大きいほど性能が良い。
【0047】
実施例2
表2に示す密度及びセル数の高密度微細セル軟質ポリウレタンフォームについて、実施例1と同様にして、吸水特性を調べ、結果を表2に示した。
【0048】
【表2】
【0049】
表2より、実施例1,2の軟質ポリウレタンフォームシートは吸水性に優れることがわかる。
【0050】
実施例1,2の軟質ポリウレタンフォームシートを直径30mm、厚さ1mmに加工し、一方の面にアクリル系粘着剤層を形成してニップレスを製造した。
【0051】
このニップレスと、比較例1として市販のニップレス(不織布に粘着フィルムを貼り合わせたもの)とについて、伸縮性(1kg/cm2(約0.1MPa)の荷重をかけたときの伸び率)と、モニターA,Bによる装着感(異和感及び蒸れの有(×),無(○)を調べ、結果を表3に示した。
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、伸縮性、吸水性に優れ、従って、肌に直接貼着した際の異和感や蒸れがなく、快適に使用することができ、かつ安価なニップレスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のニップレスの実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ニップレス
2 軟質ポリウレタンフォーム製シート
3 粘着剤層
Claims (10)
- 軟質ポリウレタンフォームよりなるシートの一方の面に粘着剤層を形成してなることを特徴とするニップレス。
- 請求項1において、該軟質ポリウレタンフォームが高吸水性フォームであることを特徴とするニップレス。
- 請求項2において、該軟質ポリウレタンフォームが密度60kg/m3以上の高密度フォームであることを特徴とするニップレス。
- 請求項2又は3において、該軟質ポリウレタンフォームがセル数100個/inch以上の微細セルフォームであることを特徴とするニップレス。
- 請求項2において、該軟質ポリウレタンフォームの材料であるポリオールの少なくとも一部が親水性を有する有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むことを特徴とするニップレス。
- 請求項5において、該有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールの全ポリオールに対する含有割合が20〜100重量%であることを特徴とするニップレス。
- 請求項5又は6において、該有機酸金属塩及び/又はその重合体を含むポリオールが、ポリオールに有機酸金属塩を添加、混合し、このポリオール中で該有機酸金属塩を重合させて、該ポリオール中で該有機酸金属塩の重合体を生成させたものであることを特徴とするニップレス。
- 請求項5ないし7のいずれか1項において、該有機酸金属塩がアクリル酸アルカリ金属塩であり、その重合体がポリアクリル酸アルカリ金属塩であることを特徴とするニップレス。
- 請求項1ないし8のいずれか1項において、該軟質ポリウレタンフォーム製シートの厚さが0.1〜3mmであることを特徴とするニップレス。
- 請求項1ないし9のいずれか1項において、該シートは、製造された軟質ポリウレタンフォームを元の厚さの5〜80%に圧縮してなるフォームよりなることを特徴とするニップレス。
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JP2002164570A JP2004011048A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | ニップレス |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045997A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Kurabo Ind Ltd | 軟質ポリウレタンフォームおよび化粧用部材 |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164570A patent/JP2004011048A/ja active Pending
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