JP2004010604A - 強酸性コーヒーを利用した腸内洗浄法 - Google Patents

Abstract

【課題】コーヒーを利用した腸内洗浄により、腸及び肝臓の機能を改善する。
【解決手段】ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーを利用して、自然落下式腸内洗浄器を用いて腸内洗浄を行う。
【選択図】　なし

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強酸性コーヒーを利用した腸内洗浄液及び自然落下式腸内洗浄器を用いて行う腸内洗浄方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、コーヒーを利用して腸内を洗浄する方法はあったが、使用されるコーヒーのｐｈは６前後であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ｐｈ６前後のコーヒーで腸内洗浄を行う場合、腸内に発生する悪玉菌の繁殖を抑えるには効果が乏しかった。よって腸が本来持つ養分吸収力は改善されにくく、ひいては肝臓の解毒作用にも負担が掛かるものであった。
また、ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーを製造する場合、ｐｈ５．４が等電点であり、それ以下になると成分中の蛋白質が凝固するため困難であった。
本発明は、これらの欠点を解決するために発明されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーを用いて、腸内洗浄すると同時に、悪玉菌の増殖の抑制を図る。また、腸の吸収力改善に合わせ、当該コーヒーに各種栄養素を混入させ、肝機能の改善を図る。
また、上記効果を高めるため、及び腸内壁、肛門への負担を軽減すべく、強酸性コーヒーは自然落下式にて腸内に注入されるよう、自然落下式腸内洗浄器を用いる。
ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーは、増粘多糖類Ｍ−ＫＳ８を添加し、コーヒーの等電点であるｐｈ５．４を下げて製造を実現する。
【０００５】
【発明の実施の形態】
強酸性コーヒーの製造工程を以下に示す。
まず、仕込量の３５％の純水に増粘多糖類Ｍ−ＫＳ８を完成量に対する比率０．０１％の割合で攪拌しながら溶解させる。
別に、残量の純水にオリゴトース１９．６％、乳酸エキス０．４％、天日塩あらじお０．６％、コーヒーエキス１２．０％を溶解させる。
次に上記の二つの溶解水を合わせ、ネイチャーミネラル０．３％、９０％乳酸０．５０９％を溶解させ、ｐｈ３乃至ｐｈ４の間に調整し完成量１００％まで純水を加水する。なお、ｐｈは３．８が好ましい。
最後に９０℃殺菌を行う。
【０００６】
次に腸内洗浄器は吊り下げ自然落下式洗浄器であるが、容量は１０００ｍｌ以上とし、肛門挿入部はオレフィン系エラストマー製で先端部を丸く加工したものを使用し、肛門部の損傷や挿入時の痛みを軽減するものを使用する。
【０００７】
腸内洗浄器に腸内洗浄用強酸性コーヒーを１００ｍｌ入れ、約１０００ｍｌの微温湯で希釈し、自然落下により大腸に直接注入し、自然排便する。
【０００８】
【発明の効果】
本発明により、腸内に残った便の排泄を促進して腸の持つ機能を本来のものに戻すことは元より、当該コーヒーに含まれるカフェインやテオフィリンが腸より吸収され、肝臓の毛細血管を拡張して、肝臓で解毒された老廃物などがスムーズに胆汁とともに十二指腸に排泄され、肝臓の機能を促進する。
また、当該コーヒーに配合された乳酸菌エキスや各種ミネラルにより、腸内の悪玉菌の増殖を抑える一方、有益善玉菌の増殖を促進する。
また、自然落下式腸内洗浄器を用いることで腸内壁や肛門部を傷つけず、時間を掛けて腸内壁へ栄養分を吸収させることができる。

Claims (2)

1. ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーを腸内洗浄液として利用し腸内洗浄を行い、腸及び肝機能を改善する腸内洗浄法。
2. ｐｈ３乃至ｐｈ４の強酸性コーヒーを腸内洗浄液として利用して、自然落下式腸内洗浄器を用いた腸内洗浄法。